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2018.05.21 (Mon)

揉ませていただきます 6

翌日、房子の態度は体の関係を結ぶ前と何ら変わることなく
躾の厳しい仲居頭として健斗に接した。
健斗としてもその方が有り難く、
妙に二人の関係をとりだたされる心配もなく、
仕事に打ち込むことができた。
ただ、2夜連続で射精したものだから
腰がなんとなく気怠いのだけは難儀した。

「週末だから今夜あたりご指名があるかもよ」
頑張りなさいよと女将は健斗の尻を叩いた。
『よしっ!指名があれば本業で頑張るぞ!』
唇をキュッと引き締めて気合いを入れる健斗に向かって
「そうそう、言っておくけどお客様から心付けを渡されても受け取ってはダメよ。
当館ではサービス料として別途頂戴していますからね」と釘を刺された。
言われなくてもわかっていたが、小遣い稼ぎが出来ないのは少し残念だった。

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夜も更けた頃、健斗の元へ指名の連絡があった。

「出番よ、頑張って頂戴。606号室よ。お部屋を間違わないでね。あ、それと…」

女将は少し言いよどみ、健斗の耳もとへ顔を近づけ

「女性の一人客なの…予約なしのタヌキさんだから訳ありかもしれないわ…
それとなく聞いてみてね」

タヌキ?
怪訝そうな顔をしていると「夕食抜きのお客様の事よ」と房子が教えてくれた。
なるほど夕食抜きでタヌキか…

「あ、でも、なぜ夕食抜きだから訳ありかもとなるんですか?」

「うちのような温泉旅館は温泉を楽しみたいだけの方は日帰りを利用するわ。
女性のひとり客で食事がいらないというのは訳ありが多いのよ」 

なるほどね… では、それとなく理由も聞いてみましょう。  
なんだかとてつもない任務を得た気分で意気揚々と606号室に出向いた。 

「失礼いたします。マッサージ師でございます」
 
声をかけると部屋の中から「お待ちしてました。どうぞ」と若い女の声がした。 
てっきり熟女だとばかり思っていた健斗はびっくりした。 
部屋に入ってみると、やはり20代半ばのうら若き女性がお布団に体を横たえていた。
 
「この度はご指名いただき…」そんな他愛ない挨拶を済ませ「では早速始めさせていただきます」と浴衣姿の女性に日本手ぬぐいを掛けた。 
揉み始めて気づいたのだが、やはり若い躰はどこにもコリはなかった。 
強く揉むと揉み返しがあって施術後に痛みが出るのでなるべくソフトに揉んだ。
 
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「ひとり旅ですか?」 

頃合いを見て健斗は問いかけてみたが返事はなかった。
 尻近くの大腿部に差し掛かると、女は少しずつ脚を開き始めた。
 
「鼠径部もお願いしていいかしら?」 

女は健斗の返答も待たずに寝返りを打ち、仰向けになった。 
浴衣の下には下着をつけておらず浴衣がはだけて黒い翳りが顔を覗かせた。

 「す、すいません」健斗は慌てて手ぬぐいを女の股間に掛けて隠そうとした。
 
「そのままでいいの…」 

「いや、しかし…」
ふとした瞬間に指先が大事な部分に触れてしまうかもしれないし… 

「ううん、できれば触ってもらいたいの…
私ね、死に場所を探しにこの地へ来たの…
だから最期にもう一度だけ男の人に触れてもらいたくて…」

 やはり訳ありだったか… 

 話を聞くと、どうやら彼女は子供が出来ない体なのだそうだ。
 結婚後にそれがわかって旦那に離縁されたと言った。 
なんでも由緒ある家系なので血を途切れさせることは許されないことなのだそうだ。
 
「私…女はおろか人間としても失格の烙印を押されたようで…」
 
「そんなことはない!あなたは素敵な女性ですよ!」 

健斗は知らず知らずのうちに彼女の翳りを撫でていた。
 
「あなたの手で私のマイナス思考を揉み消して下さいませんか?」 

女は健斗の手を草むらの下の沼地へと導いた。
 
「わかりました。生きていることがこんなにも素晴らしいと思ってもらえるように努力します」 

誘われるままに指を沼地に沈めた。
  
「ああン!…」 

指を挿してやると女はか細い指でシーツを鷲掴んで可憐に喘いだ。

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『いい女ではないか…』 

子供を産めないというだけで手放すとはバカな男がいたものだ。 
女の体は正直に健斗の指の動きにあわせて身悶えた。 
健斗を呼び寄せる前に温泉に浸かったのだろう、
微かな硫黄臭が女体自身の体臭と混ざり合いいやらしい匂いをさらに濃厚にさせていた。
 
「貴方のモノも握らせて…」 

女性客とよからぬ関係はご法度と女将に釘を刺されてはいたが、これは人助けなのだ。 
この一時間というマッサージタイムで彼女を女としての自信を取り戻し、
明日への活力にしてあげるのが今の自分に与えられた使命だと感じた。 

「ほら、貴女が素敵な女性だから私のモノはすでにこうなってしまってます」 

健斗は施術着のズボンをパンツと一緒に膝までズリ下げると脈打つペニスを女に握らせた。 
恥ずかしい事に亀頭の先からは透明の我慢汁が滲み出ていた。 
女は指先でその雫を拾い上げ、肉棒の竿に塗りたくり扱きはじめた。 
スナップの効いたほどよいリズムの扱きに我慢汁は次から次へと湧いて出た。 
負けじと健斗も指の抜き差しにリズムを付け、クチュクチュと淫らな音を奏でてやった。 

「ああン…気持ちイイ!…はしたない女と思われそうですけど…
おちんちんを吸ってもいいですか?」 

「思う存分に吸って下さい」 

健斗は女の顔を跨いで赤く紅を引いた口をおまんこに見立てて深々と突き刺した。 

「うぷッ!」 
まさかいきなり喉の奥まで突っ込まれるとは思ってもいなかったのだろう。 
苦悶の表情を見せながらも女は舌の根っこで亀頭を優しくマッサージした。

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09:23  |  揉ませていただきます  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

2018.05.24 (Thu)

揉ませていただきます 7

少し腰を引いてやると女は健斗の我慢汁を味わうかのように
ちゅうちゅうと赤子が乳を吸うようにペニスを吸い始めた。 
おそらく旦那に子供が産めないと知られてから相手してもらってなかったのだろう。 
ヤリタイ盛りの女体にセックスレスは拷問のような日々だったろう。 
女は空白の時間を埋めるように健斗を求めた。 
指で弄られているおまんこからはおびただしいほどの愛液が溢れはじめた。
 
『はっ!いかん!』 
失礼しますと女に断りを入れて、一旦行為を中断して女の尻にバスタオルを敷いた。 

「実は女性客との戯れは旅館の方針でご法度なんです。なので痕跡を残すことが出来ないんです」 

「まあ!それなのに私ったら無理なお願いをしてしまって…」
 
「いえ、貴女の心をほぐすのもマッサージ師の勤めかと…」 

嬉しい…
健斗の言葉に女は喜び健斗に抱きついた。 
力強く抱きしめると豊満な乳房が健斗の胸で押し潰された。 
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「あらためてよろしくお願いします」 

女は抱擁を解くと布団の上に正座して三つ指をついて深々と頭を下げた。
 
「あ、いや、こちらこそ」 

慌てて健斗も正座してその礼儀に応えた。 
その姿はまるで童貞と処女の初夜のようであった。 
四つ折りバスタオルの上に尻を降ろすと「来て…」と女は脚を開いた。 
早々に挿入したい欲情に襲われながらも健斗はまず女を味わいたくて花園に唇を寄せた。 
温泉に浸かったであろう体からは女の香りが弱々しかったが、
それ以上に肥大した陰唇に健斗は驚いた。 
先ほど指で弄ったときから陰唇が大きな女性と感じてはいたが、
これほど肥大した陰唇は初めてだった。 

「私のアソコ…グロテスクでしょ?」 

彼女自身も陰唇の大きさを気にしているのだろう、あまり見ないでと身をくねらせた。 

「いえ、とても興奮させるおまんこですよ」
 
黒く色づいた陰唇を捲り上げると、
秘穴のピンク色が一層強調され、健斗は興奮しまくり痛いほど勃起させた。 
『では、味合わせていただこうか』 
舌先を伸ばし、ピンク色に濡れそぼるクレバスに沿って丁寧に舐めあげた。 

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「ウゥ~っ…気持ちイイ!」 

1オクターブ高い声で女は喘いだ。 
慌てて健斗は女の口を手でふさいだ。 
古めかしい純和風の温泉旅館は壁が薄く、あまり大きな声を上げると隣に筒抜けになってしまう。 
手で押さえていても女は「ううぅッ~」という声を鼻から漏らし続けた。 
元来、喘ぎ声が大きい女なのだろう。 
防音のしっかりした部屋でなければ男女の秘め事もやりにくかったろうと
健斗は離縁した旦那に少しだけ同情した。

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クンニリングスを施しただけでこれほど喘ぐのだから
挿入したときはもっと大きな声を上げるに違いない。 
健斗は女の浴衣の帯び紐を解くと、それで彼女に猿ぐつわを噛ませた。
 
「すいません、我慢してください。でも、これで心おきなく喘いでも大丈夫ですよ」 

女は、そうされることでレ〇プされてる気分にでもなったのか、ますます乱れはじめた。

興奮しまくりの女は股間をグイグイと健斗の顔に押しつけてきた。 
健斗は腰を抱きかかえ、女の要望に応えるべく、
舌を伸ばして割れ目を掻き分けてなるべく奥の方まで舐め尽くしてやった。 
そろそろ挿入して欲しいのか女の尻はクイクイっと前後に揺れはじめたが
健斗は無視して割れ目から溢れる雫をたっぷりと堪能し続けた。 
猿ぐつわをされていても女の喘ぎはボルテージを上げて激しくなり、
女の手はいつしか己の股間に伸びて自らの指でクリトリスを刺激しはじめた。
 
「逝ぐぅ~!逝ぐぅ~!!」

猿ぐつをされているので、その声はこもっていたが確かに女は「逝く」と叫んだ。
そして女の腰の動きはヘコヘコと激しくなり、
やがて尻をプルプルと震わせ大きな波にのまれた。

『逝ったか』
ピンと硬直した四肢がやがて弛緩し、荒い呼吸のために女の腹は大きく波打っていた。
建斗は放心状態の女をうつ伏せにさせると腰を抱いて尻を高々と突き出させた。
逝ったあとのアソコは敏感になりすぎて
クリトリスやヴァギナへ刺激を与えると大暴れするかもしれないので、
建斗はヴァギナに近いアナルを舐めることにした。

舌先を蕾にねじ込むと放心状態だった女は我に返り、
そこはイヤとばかりに激しく首を振った。

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「大丈夫。愛撫するだけでここに挿入するわけではありませんから」

そう言ってやると女は安心したのか、さらに腰をぐっと高くせり出した。
『いい子だ』
高々と突き出してもらったことでアナルへの愛撫がしやすくなった。
建斗は優しくやさしく丁寧に蕾を味わった。
やがて絶頂から落ち着きを取り戻した女は健人の舌の動きに合わせて体をくねらせ始めた。

『よし、いい頃合だ』
建斗は素早く立て膝の体制に移り、己のコックを女の秘穴へ照準を合わせた。
熱い亀頭がおまんこに触れた瞬間、
いよいよ挿入されるのだと悟った女は目を閉じてその瞬間を待ちわびた。
だが、建斗は挿入を焦らした。
2,3度、亀頭でぬかるみを掻き混ぜてはスっと腰を引いた。

「いやん…いじわるぅ~~」

猿ぐつわでくぐもった声は確かにそう言った。
女は羞恥をかなぐり捨てて自ら腰を振ってペニスを挿入させようと建斗の下半身に迫った。

『おいおい、そんなに欲しいのかよ…』 
それならばと健斗は腰を前に突き出して深々と硬いペニスを突き刺してあげた。 

「イイ!すごくイイわ!!」
 
女は若い力で強張りをキュ~ッと締めつけた。 
『おお!なんて締まりのいいおまんこだ』 
こんな上玉を捨てるなんて世の中わかんねえもんだなと健斗は思った。
 じっくり味わいたいところだが、如何せんマッサージ時間の終了が迫っていた。 

「お客さま、私のペニスをゆっくり味わっていただきたいのですが、
終了時間が迫って参りました。少しペースを速めさせていただきますね」 

そのように断りを入れると、健斗は腰を高速でピストンをはじめた。 
いきなりのトップギアに女の淫らな気持ちも一気に上昇し始める。 
健斗に組みしだかれながらも下から腰をリズムをあわせてクイクイっと揺らす。 
健斗が突き出すと同時に女が迎えるものだからお互いの結合部は奥深くまで密着した。 
その度に亀頭の先が子宮口にハードにぶつかり合い、互いにとんでもない快感を得た。 

「イグう!イグう!!」 

女が昇りつめると同時に健斗にも射精したい衝動がやって来た。 

「お客さま、私もイキそうです」
 
「出して!中に出して!!」
私、妊娠しないから思いっきり出して!と女はせがんだ。 
中出しが出来ると思った瞬間、健斗も昇りつめた。 
「うっ!!」と呻き、心おきなく精を女の中に吐出した。

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枕元のティッシュを用いて女の秘所から流れ出る己の精液と愛液を丁寧に拭ってやり、
その痕跡を丸めて白衣のポケットにしまった。 
清掃の仲居さんに見つかりでもすれば業務違反がバレてしまうからだ。 

「あなた、とても上手だったわ」 

「ありがとうございます、今後とも当旅館とマッサージをご贔屓くださいませ」 
身支度を整えた二人は、何事もなかったかのように客と整体師に戻った。


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21:20  |  揉ませていただきます  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2018.05.28 (Mon)

揉ませていただきます 8

あれから2週間がすぎた。 
初日に美味しい思いをしたが、
それ以降はあまりご指名がなく、
たまの指名客も泥酔したハゲオヤジだったり、
揉めば骨が折れそうな老衰ババアだったりと散々だった。
 
有り余る精力は仲居頭の房子にぶつけた。 
若い精力を子宮に浴びてるせいか、
房子は日を追うごとに肌艶もよくなり若がえりはじめた。 
逆に健斗は精力を奪われ、見た目にもやつれていくのがわかった。 
『年季の入った女体もいいが、たまには若い女体を味わいたいものだな…』 

房子と肉体関係を結んだ翌日から健斗は房子の家に居候していた。 
生活費の一部を負担したいと申し出たが、
房子は頑として受け取ろうとはしなかった。 

「いいのよ、その代わりといっては何だけど、
たまに私の体を揉んでくれたらいいんだから」 

この場合の揉んでくれはマッサージではなく、抱いてくれという意味だった。 
なので本業の指圧が閑古鳥だったので、
昼は旅館の掃除をして夜は房子の情夫という二足のわらじの生活をするようになった。 
女将も二人の関係を薄々気づいているようだったが、
最古参の房子には甘く、口を挟むような事はなかった。
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そんなある日の夜、珍しく指圧のご指名があった。 
健斗は気合い充分に客室を訪ねた。 
指名してくれた客は健斗と同い年ぐらいの男性客であった。 
非常に体格が大きく格闘系のスポーツでもしていたのかかなりの筋肉質の男だった。
世間話をしながら指圧を続けていると男性客はポツリと言った。
 
「隣さあ、どうやら新婚さんみたいなんだよね」
 
「さようでございますか」 

「夕食が終わってからずっとなんだよね…」 

何のことかと尋ねると
「この旅館、壁が薄いだろ?ほら、耳を澄ませてみなよ」 
客の言うように聴き耳を立てると、
隣の部屋から女の喘ぎ声が聞こえてきた。 

「俺さあ…悶々としちゃってさあ…」
なあ、頼むよと男は健斗の手を取って己の股間に導いた。 
そこにはカチカチに勃起している握り慣れたものがあった。 

「お、お客様?な、なにを…?!」 

「頼むよ、口か手で抜いてくれよ!」 

ご冗談を…と笑ってかわそうとしたが、
男は切実な表情で
「俺…男が好きなんだ」とせがんだ。 

「あんたがするのがイヤなら俺に咥えさせてくれないか?」 

瞬く間に体位を入れ換えられ、健斗は男に組みしだかれた。 
69の体位をとり、男は健斗の顔に尻を落とした。 
男特有の汗に混じった体臭が健斗を襲う。 

「やめてください!」
力なくそう拒むのがやっとだった。 
健斗の体にのし掛かりながら、男はあっという間に健斗のズボンとパンツを脱がせた。 
恐怖のあまり萎縮しているペニスを摘まむと、さも当然というふうに口に頬張った。 

「あう!や、やめろ…」 

脚を使って男の脳天に膝蹴りする事も可能だったが、男の舌技の巧みさに負けた。 

「イヤだ…やめてください!」 

言葉では拒んでも男の舌の動きの上手さに、健斗のペニスは瞬く間に充血して勃起しはじめた。 

「いいチンポだよ。大きさも匂いも味も…」 
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男はアイスキャンデーを食べているかのようにペロペロちゅうちゅうとしゃぶった。 
男も勃起しているようで、硬い強張りが健斗の鼻先を突いた。 
目を瞑っていれば女にフェラチオされているのと変わらないとその場を我慢しようとしたが、
さすがに「あんたもしゃぶってくれよ」とペニスを口に押し当てられると吐き気を催し、
勃起しているペニスが萎えた。 

「どうしたんだい?射精してもよかったのに」 

男は仕方ないなあと呟きながらハンドクリームを取り出した。 
「あんたのチンポがダメなら俺に責めさせてもらうね」と言いながら、
健斗の尻穴にクリームを塗りつけた。 

「待ってろよ、今すぐ天国に連れて行ってやるからよ」 

男がコンドームを装着するのに健斗から離れた一瞬の隙を見計らって、
健斗は一目散に部屋を飛び出した。


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22:00  |  揉ませていただきます  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

2018.05.31 (Thu)

揉ませていただきます 9

「一体どういうことなの?説明して頂戴」
女将の険しい目が健斗を射貫いた。

男の部屋を一目散で飛び出したのはいいが、
ズボンとパンツを剥ぎ取られていたので健斗は下半身丸出しの状態だった。
そこに出くわしたのが女将だった。

「運よく別のお客様の所へバスタオルの替えを持って行くところだったから慌ててあなたの下半身を包み隠したけど、もし、私が何も持っていなかったら…ううん、それ以上に下半身丸出しのあなたが他のお客様に見られたらどうなっていたことか…」

本当に女将がバスタオルを持っていたのは不幸中の幸いだった。
健斗は体を小さく丸めながら客の男との経緯を話し始めた。



「まあ!そんなことが…」

若い仲居が泥酔客に尻を触られたり、口説かれたりしたときの対処法は心得ていたが、
まさか男性従業員が男の客に言い寄られるなんて初めての事なので、
健斗になんて言ってあげればいいのか困った。

「なんにせよ、下半身丸出しで廊下に飛び出したのはまずかったわね…」

そうこうしているうちに当の男性客から苦情の電話がカウンターに入った。

「女将さん、マッサージを依頼されたお客様からすごい剣幕で苦情が来てます…」
どうしましょ?と額から脂汗を流しながら困り果てた顔で番頭さんが女将さんに報告にやって来た。

「私が対処します」
女将は意を決すると苦情がでた男性客の部屋へ出向いた。

「とんでもない目に合いましたな」
陰で事の成り行きを聴いていた番頭が同情してくれた。

「あのようなとき、僕はどうしたらよかったんでしょうか?」

「そうですなあ…私なら、愛する旅館の看板を汚さないためにも、
黙って尻の穴ぐらい男に差し出しますけどね」

「えっ?」

「まあ、それは冗談ですが、それぐらいの覚悟がないと客商売など出来ないと言うことですわ」
冗談だと言いながら、番頭の目は客が望むなら黙って抱かれろと言っていた。

数分後、女将が帰ってきた。
「上手く治まりましたか?」
番頭がやきもきしながら問うと

「宿泊費をロハにすると言ったら鬼の形相がたちまち仏の顔になったわ。
番頭さん、あの客をブラックリストに載せておいてね」

女将は、あの男にはもう二度とこの旅館の敷居は跨がせないとかなりのご立腹だった。

「ご迷惑おかけしました」

「いいの、いいの。あの客の宿泊費はあなたのお給料から引いておくから」

冗談なのか本気なのか、女将はそう言うとにっこり笑った。
そして「後で私の休憩室へいらっしゃい」と真顔に戻って告げた。

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健斗は女将さんが取り戻してくれた下着とズボンを穿き、
身支度を整えて女将の休憩室へ出向いた。
おそらくお灸をすえられるに違いない。
先ほどは近くに番頭さんがいたから穏便に澄ませてくれたけど、
二人きりになればかなりの雷を覚悟せねばなるまい。


「失礼します」

ドアをノックし、なるべく失意に打ちひしがれている暗い声を発した。

「入って…」

頭ごなしのお入りなさいでもなく、甘い声で返事が返ってきたので健斗は調子が狂った。
部屋は消灯されていて、ベッド脇にかろうじて人影を見つけることが出来た。

「ドアを締めて鍵を掛けて頂戴ね」

指示どおりにドアを締めると部屋は真っ暗闇となった。

「こっちへいらっしゃい」

女将がベッド脇のスタンドを灯してくれたので仄かな灯りが点灯した。
その仄かな灯りに浮かび上がった女将さんのシルエットは一糸まとわぬ全裸であった。
呆然と立ち尽くす健斗の元へ女将は歩み寄り、
健斗の手を取って「来て…」とベッドに誘った。

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「廊下であなたの下半身丸出しを見てから…欲しくなっちゃた…」

「てっきり僕は今夜の事でお叱りを受けるものだとばかり…」

「バカね、客商売をしていたらあんなトラブルは日常茶飯事よ。
でもね、やっぱりストレスは溜まるわ…そして私のストレス発散がセックスなの…」

早くに逝去した先代夫婦の後を継ぎ、
若くして女将となり経営してきたので婚期を逃した彼女にとって唯一の楽しみは
若い従業員を捉まえてこの別室でセックスする事だった。

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2018.06.02 (Sat)

揉ませていただきます 10

40代半ばとはいえ、
出産していない女将の体は瑞々しかった。
乳房も張りがあり垂れてはいなかった。
その綺麗な膨らみの頂点にピンク色の乳首が勃起していた。

「女将さん…」

「女に恥をかかせないで頂戴」

あなたも早く全裸になりなさいと女将は急かした。
据え膳食わぬは男の恥と言うが、
よもや雇用主を抱く事になろうとは…
健斗は無我夢中で衣服を脱ぎ捨てた。
すでに健斗のペニスは臨戦態勢で痛いほど勃起していた。

「やはりセックスするなら若い男に限るわね」

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女将は健斗を抱き寄せ、勃起したペニスを扱きはじめた。
たまらずに健斗は腕を回して女将を抱きしめようとした。
だが、その行為を女将は断った。

「勘違いしないで頂戴。あなたと愛し合いたい訳じゃないの。
あなたのペニスが欲しいだけなんだから」

健斗を突き飛ばし、
布団に横たわらせて健斗の両手を胸紐で縛り上げた。

「お、女将さん何を…」

「言ったでしょ、あなたと愛し合いたい訳じゃないの、
あなたは今から私の性処理の道具になるのよ。
欲しいのはあなた自身ではなく、あなたのペニスだけなの」

大人のおもちゃでもいいんだけど、
あの無機質は虚しすぎるのよねと言いながら女将は健斗の体に跨がってきた。
女将のアソコはすでにグシュグシュに濡れていた。
潤滑油たっぷりの秘穴にそそり立つペニスは
いとも簡単に呑み込まれた。

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「はあぁぁぁ~ン…気持ちいいわぁ~…」

出産していないだけあって、
女将のおまんこは狭く、
締めつけ具合が心地良くて思わず健斗は腰を突こうとした。

「こら!あなたはジッとしてなさい。私が好きに動くんだから!」

そんな機械扱いされれば萎えてしまうと思ったが、
健斗の体の上で身をくねらせ、腰をグラインドさせる美熟女を下から眺めるのも悪くなかった。
『まるでオナニーショーを生で鑑賞しているようだ』
おまけにペニスにはしっかりと挿入の刺激が与えられ、健斗自身も生身のオナニーホールでオナニーしている気分だった。
外に声が漏れないように唇を噛みしめ、苦悶に満ちた表情もこれまた背徳感を与えられ、己の手で女体を弄れず腰を動かせない以外は極楽であった。

「あっ…あっ…あっ…」

女将は小さな声で喘ぎながら己の左手で乳房を揉みしだき、
右手を股間に持ってゆきクリトリスを捏ねた。
やがて大きく背を仰け反らせ、体をブルブルと震わせた後、
グッタリとなって健斗の体に覆い被さった。

『これが彼女のセックスなんだ…』
可哀相だと健斗は感じずにはおれなかった。
彼女に本当のセックスを教えてやりたい…
そう思うと健斗は気をヤってしまってる女将の隙を見て、
歯で胸紐で縛られた手首の結びを解きはじめた。
今までの男たちは従順な男ばかりだったのだろう。
縛りを解くはずなどないと縛りが緩かったので胸紐はすぐにとけた。
荒い呼吸が収まり、女将が体を起こそうとした瞬間、
健斗は女将の体を抱きしめて素早く体勢を入れ換えて上にのしかかった。

「きゃっ!」

思いがけない健斗の行動に女将は小さな悲鳴を上げたものの、
すぐに我に返って「やめなさい!」と健斗を叱り飛ばした。

「女将さん、気持ち良かったですか?
でもあれはセックスなんかじゃないです。
あれは生身の肉棒を使ったオナニーです」

今から本当のセックスをして差し上げます。
そう言って女将の股を開かせ、その中心部に顔を埋めた。

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