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2017.08.03 (Thu)

バツイチと呼ばないで 1

『康介…おまえの場合、これ以上タイムを縮めるのは難しいんじゃないか?』 
水泳部の顧問から浴びた言葉が頭の中でグルグル渦巻いていた。 
7歳から始めた水泳で康介は12歳ごろからメキメキと頭角を現した。 
ゴールドメダリストと同名ということでマスコミにも何度か取り上げられて 
いつしか五輪の晴れ舞台で表彰台に上がるのが康介の夢だった。 

だが、高 校 生になると順調に伸びてきたタイムがピタリと止まった。 
著名なコーチのもとに出向き何度か指導を受けたが思うようにタイムは伸びなかった。 
五輪の夢が遙か彼方に消えかけたとき、顧問からとどめの一言を浴びせられた。 

頭を垂れてとぼとぼと帰路の道すがら、自然と己の股間に目がいった。 
誰も口にして言わなかったがタイムの伸び悩みの原因を自分で把握していた。 
股間の膨らみ…
それが水の抵抗を生み、タイムが出ないのが明白だった。 
高 校 に進学するとアソコが異様に発達した。 
日に日に成長するイチモツは体の成長を遙かに凌駕した。 
高 校 二 年 生 にしては小柄な体格の康介であったが、 
イチモツだけはネットで見た黒人の巨大コックのようだった。

 
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自分の持ち物が異様にデカいと知らしめられたのは昨年の夏合宿だった。 
みんなと入浴するときに仲間から「康介のってめちゃくちゃデカいよな」とからかわれた。 
いや、仲間にしてみればそのデカさに羨望しての一言だったのだが 
自分はみんなと違うのだと知ったあの日、康介はかなり落ち込んだ。 

「俺もみんなと同じサイズがいい…」ふと漏らした言葉に 

「何言ってんだ。それだけデカけりゃ女が寄って集って来るぜ」と言われたが、 
水泳一筋の康介にとっては女などどうでもよかった。 

そんなことを考えながらとぼとぼと歩いていると 
我が家に引っ越し業者のトラックが停車してるのが見えた。 
歩みを進めるうちにそのトラックが我が家ではなく
隣の家の前に横付けされているのだとわかった。 

『そういえばずっと空き家だったお隣に引っ越して来る人がいると昨夜母さんが言ってたっけ…』 

まあ、俺にはどうでもいい話だと思いながら 
トラックの横をすり抜けて我が家の玄関に入ろうとすると後ろから女性の声に呼び止められた。

 「こちらのお宅の方ですか?」 

はあ、そうですが何か? 
エプロン姿に軍手をした年の頃は30代前半といったところか… 

「あ、ごめんなさい、私、今日ここへ引っ越してきた赤坂と言います。 
引っ越しの挨拶をと思って…それで、お父さんかお母さんいる?」 

「父は海外赴任なのでいません。母は夜の8時ぐらいに帰ってくると思いますが…」 

童顔で小柄な康介を中 学 校 に通っている男の子とでも思ったのか、 
問いかけの言葉が子供に話しかけるようだったので康介は少しムッとしながら答えた。

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「そうなんだ~。じゃあ、8時ごろ訪ねてみるね。
あ、私、希美子。赤坂希美子よ、よろしくね」 

「康介です。八木康介」 

「康介君か~。いい名前ね。何年生?」 

「S高 校 2年です」 
高 校 生であることを強調して、学校名をことさらはっきりと言った。

 「そっか、高 校 生なんだ~」 
高 校 生だとわかっても口調は変わらない。 
もしかしたらこの人はこういう話し方なのだろうなと理解した。 

 『高 校 生なんだ~…やけに幼く感じたなあ…』 
でも変にぐれてなくてピュアないい感じの男の子だわ。 
希美子は第一印象で康介に好意を抱いた。 

その夜、約束通りに8時に希美子が康介の自宅に挨拶に来た。 
母は小躍りして希美子を迎え入れた。 

「あなたのような若い女性が越してきてくれて嬉しいわ。 
ほら、この居住区って年配者が多いでしょう?話し相手ができて大助かりよ~」 

「そんな…若くもないんです。もう38ですから…」 

康介は希美子をもっと若いのかなと思っていた。 
そう思えるほど均整のとれたプロポーションだった。 

希美子は5年前にご主人と別れたのだそうだ。 
美大を卒業して画家として生計を立てることができるので
ノビノビと暮らしてるのだそうだ。 

「荷物整理は片付きました?」 

「一通りは…でもまだまだ片付けないと…
アトリエにしようと考えてたリビングが荷物の山なんです」 

「じゃあ、うちの康介を使えばいいわ。小柄だけどスタミナはあるから」 

本人の了解なしに母は話を進めた。 

「そんな申し訳ないわ」 

「いいのよ。明日から夏休みなんだし、
どうせ勉強もしないでブラブラするだけなんだから」 
母は完璧に部活のことを忘れているようだ。 
まあ、顧問からダメ出しも食らったことだし康介自身も退部しようと思っていたのでどうでもいいが… 

その夜、自室でカーテンのすき間から何気なくお隣さんを見ていた。 
どうやら康介の自室の向かい側の部屋が希美子の寝室のようだ。 
灯りはついていなかったが
月明かりが大きめの窓に差し込んで無造作に設置されたベッドを浮かび上がらせていた。 
まだ引っ越しが完了していないのだろう。 
窓にはカーテンがなく希美子の寝室が丸見えだった。 

『このままカーテンなしにしてくれたらいいのに…』
そうすれば希美子の寝姿を毎晩拝むことができるのにと 
そんなことを想像していると股間の巨大なイチモツがムクムクと勃ち始めた。 

『うそっ!!俺、希美子さんのことを想像して欲情してる?』 

まさか自分がはるか年上の女性を意識していることに驚いていると
ベッドルームに灯りがついた。

 
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2017.08.05 (Sat)

バツイチと呼ばないで 2

康介がベッドの中で身じろぎもせずに息を殺して隣を凝視した。
我が家の自分の部屋なのだから気にすることもないのだが、
お隣の部屋を覗き見しているという罪悪感がそうさせた。
やがてバスタオルを躰に巻いただけの希美子が現れた。
康介の心臓が破裂しそうなほどバクバク心拍数が上昇している。
康介に見られている事に気付かずに希美子がバスタオルを外した。
残念ながらこちらに背を向けていたがそれでも見事な桃のようなヒップを拝める事ができた。
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康介は堪らずに股間に手を伸ばした。
そこには今まで以上にカチカチに勃起したシンボルが…
これまでネットのアダルトサイトで何度も女性のヌードを見てきたが
これほどまでに勃起したのは初めてだった。
希美子は裸のままベッドに体を横たえた。
ベッドの位置的に康介の部屋から見えるのが脚側だったので
希美子の顔を見ることが出来なかったがアンダーヘアとバストはハッキリと見てとれた。
豊満なバストは横に崩れることなく綺麗なラインを保ったまま天井に向かってそびえ立っている。
アンダーヘアは手入れをしていないのか広範囲にわたって茂っていた。
その眺めはまるで三保の松原から富士山を拝観しているようだった。
『我慢できねえ!』
康介はタオルケットを蹴っ飛ばし、トランクスからエレクトしたシンボルを抜き出し、
その堅いモノを無我夢中で右手で扱いた。
こちらは消灯していて暗くてあちらからは見えないだろうと
しかも脚をこちらに向けて寝ているので気づかれるはずはないという安心感が康介を大胆にさせていた。
やがて希美子の手がその豊満なバストを揉み始めた。
『な、なんだ?!』
こ、これってもしかして彼女はオナニーを始めたのか?
康介の予想は的中した。
希美子の躰が妖しく身悶えし始めると、
康介に向かって真っ直ぐに伸びていた脚が少しずつM字に開き始めた。
少し距離があるので細部までハッキリとは見えないが、
真っ白な肌の両脚の真ん中に少し褐色になったクレバスが現れた。
胸を揉んでいた一方の手が股間に伸びる。
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ネットで何度もオナニーシーンは見ていたが生のオナニーショーは初めてだ。
無音で女のあえぎ声さえ聞こえず、
己のシンボルを扱くシコシコという音の中で康介は終焉を迎えようとしていた。
ティッシュボックスに手を伸ばしたその時、希美子の動きが止まった。
かすかに電話の着信音が聞こえる。
やがて希美子はベッドから起き上がり別室に消えた。
おそらく電話は固定回線で受話器を取りに行ったのだろう。
数分後、部屋に戻ってきた希美子は黒のタンクトップと白いショーツを身に着けていた。
康介は着衣のオナニーショーを期待していたが、やがて希美子は寝室の灯りを消してベッドに潜り込んだ。

さて、このエレクトしたシンボルをどう慰めようか…
起き出した康介はPCを起ち上げてアダルトサイトをネットサーフィンした。
しかし、生のオナニーショーほどの刺激をうけることもできず、
いつしか康介のシンボルも力なく萎れてしまった。

暗いベッドルームで希美子は眠れずにいた。
かかってきた電話は画廊オーナーの笹崎からだった。
画家として駆け出しの頃、
右も左もわからない希美子に親切丁寧に指導してくれたのが笹崎だった。
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2017.08.07 (Mon)

バツイチと呼ばないで 3

当初、笹崎はそれこそ紳士であった。
元夫との離婚調停中も親身に相談に乗ってくれて的確なアドバイスもくれた。
50過ぎの年齢ということもあり、希美子は笹崎を父親のように慕っていた。
「どうだいシングルになった記念に食事でも」
晴れて離婚が成立し、シングルとして再起する希美子は笹崎から食事に誘われた。

洒落たフレンチレストラン・・・
個室だったのでプライベートな会話もゆっくりできた。
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「笹崎さん、今回は本当にお世話になりました」
「いや、私としては当然の事をしたまでだ」
希美子の離婚原因は夫の不貞行為であった。
もともと女性関係に乱れている男であったが、
結婚して男に尽くせば女癖の悪さも改善してくれるものと考えていた。

しかし、希美子を心底愛してくれたのは最初の1年だけであった。
外泊することも度々でついに3年目に耐えきれなくなり希美子から離婚を申し出たのだった。
だが、世間体を気にする夫はなかなか首を縦に振ってはくれなかった。
それどころか希美子への愛情も薄れ、いつしか希美子に手を上げるようになった。
そんなとき、仕事の関係で懇意にしてくれる笹崎が弁護士を手配してくれた。
「有能な弁護士先生で本当に助かりました」
「いやいや、彼もきっとあなたが美しいからいつも以上に力を発揮出来たのでしょう」
そんな穏やかな雰囲気の中で食事会の時間は過ぎていった。
夜も更けてそろそろ帰れましょうということになって笹崎と二人でタクシーに乗り込んだあたりから状況は一変した。
希美子は睡魔に襲われはじめていた。
楽しい食事会でついついお酒を飲み過ぎてしまったからか…
やがて希美子の意識が朦朧としてきた。
笹崎の声が遠くなってゆく。
問いかけに相槌を打つことさえ億劫になってきた次の瞬間に希美子は深い眠りに堕ちた。

次に目覚めたとき、希美子はX字の板に張り付けにされていた。
手枷足枷で固定され身動きの取れぬ状態だった。
「ようやくお目覚めかな?」
慇懃な笹崎の声がした。
「ここは?」
そう問いかけながら気づいた。自分は一糸まとわぬ素っ裸だということに…
「この部屋は人気のある部屋でね。偶然空室になっていてラッキーだったよ」
「い、いったい私をどうするつもりですか!」
「そんな目で私をにらまないでいただきたいものですなあ。
ここに来たいと申し出たのはあなたなのですよ」
たしかに希美子にはSM願望があった。
だが、それは恋愛関係の男からソフトなもので遊びたいとは思っているが
父親のように慕っている笹崎に酔っていたとはいえ自分から誘うことなど考えられなかった。
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「こういうことをするのは好きではないのだが君が望むなら心を鬼にして愉しませてあげますよ」
そう言って希美子の胸を鷲づかみした。
「痛い!私、こういうの好きじゃありません!」
「恥ずかしがらなくていいんだ。ここは君と私だけの世界なのだから本当の自分をさらけ出していいんだよ」
そう言うとどこから取り出したのか鞭を手にすると希美子の胸にピシャリと打ち付けた。
「あうっ!!」
白い乳房が真っ赤に腫れ上がった。
「白い肌が赤くなるのは綺麗なものだ」
そう言いながら笹崎は赤いラインに沿って舌を這わせた。
「やめてください!もう帰して!帰してください!!」
痛みと恐怖で涙声になっていた。
「帰る?もったいない楽しみはこれからだというのに。そうか、もっと刺激が欲しいんだね」
笹崎は鞭のグリップを希美子の股間にグリグリと押し当てた。
相思相愛のパートナーとならばこんな淫らなシチュエーションも甘美な刺激になって悶えたかもしれない。
だが、尊敬し恩義を感じていた男とはいえ
これっぽっちの恋愛感情のない男からこういうことをされるのは単なる拷問に過ぎなかった。
やがて鞭のグリップが希美子の秘所にねじ込まれてゆく。
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「いやぁ~!!もう堪忍してください!」
グリップは滑り止めのために細かい突起が施されていた。
男にされている行為が屈辱なのにそのブツブツが希美子を妖しい世界に誘いはじめる。
軽やかなリズムでグリップを抜き差しされる度に否応なしに腰がクネクネと反応する。
「そう。それでいいんだ。君は女なのだ。頭で拒否しようと考えるな。子宮の望むままに身を委ねれればいいのだよ」
ぶち込まれたグリップを前後運動に加えて微妙にローリングさせられると堪ったものではなかった。
「ああン、だめッ!」
いつしか秘所は濡れそぼり淫らな汁がポトリポトリと床にこぼれた。
「もっとすごいのを挿入してあげよう」
グリップが引き抜かれ、笹崎は鞄から巨大バイブを取り出した。
「さて、このデカいのは君の小さいアソコに入るかな?」
スィッチを入れるとブーンとモーター音がしてバイブは蛇が這うようにクネクネと動き出した。
「む、むりです!そんなの大きすぎます!」
「大丈夫、赤ん坊の頭が出てくるところなんだからこの太さは楽勝さ」
笹崎はぺッと唾をバイブの亀頭部分に吐きかけ手のひらで潤滑油代わりに塗りたくった。
バイブの先がおま×こに押し当てられた。
冷たい無機質のシリコンゴムが恐怖感を与える。
「こ、怖い…」
「さあ、力を抜いてごらん」
メリメリと…そう例えるのならばまさにメリメリとぶち込まれてゆく。
「いやッ!だめェ~無理よ無理ィ!!痛いィ~!!」
「最初だけ、最初だけだから。すぐに慣れるから」
言葉だけを聞いているとまるで処女喪失のようなセリフが交わされる。
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前夫のペニスは女たらしのくせにそれほど大きくはなかった。
ただ亀頭のカリの部分が異様に張りだしていて抜き差しされるとなんともいえない心地良さだったのは間違いない。

こんなバイブではなく生身のペニスが欲しい…
バイブを拒否する秘肉の抵抗も虚しく膣奥まで貫かれた希美子。
その抵抗がやがて心の片隅に追いやられ、苦痛が快感に変わってゆく。
「もうだめン、壊れちゃうゥ…頭がおかしくなりそう」
注そうを滑らかにするべくイヤラシいお汁が次から次へと湧き出る。
それは子宮が流す嬉し涙のようだった。
「もう我慢できないよ」バイブが引く抜かれ張り付けにされたまま笹崎のペニスが代わりに侵入してくる。
しかしお世辞にも大きいと言いがたいペニスは無理な体勢のため
希美子の秘所の浅いところで遊んでいるだけだった。
『も、もっと奥まで…』
腰を前に押し出そうにも張り付けにされた躰は自由が効かない。
だが興奮しまくっている笹崎はものの数分で「イク!!」と短く叫び
少量のスペルマを秘所の入り口付近に垂れ流した。

そんな関係があってから、笹崎とは月に二、三度の逢瀬を強要されている。
しかし、早漏の笹崎との性交は快感よりも躰の疼きを増幅させるばかりだった。
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2017.08.09 (Wed)

バツイチと呼ばないで 4

朝から夏の太陽が照りつける。
毎年夏休みは合宿で水泳三昧だったが今年はパスした。
いや、それどころか退部願いを提出しようと康介は
机に向かって便せんにペンを走らせようとしていた。
母親は部活に行こうとしない康介を心配するどころか
パートタイマーの出勤時間が迫っていることでバタバタしていた。

「じやあ母さん行ってくるわね」と言ったのと玄関のチャイムが鳴ったのと同時だった。
あら、誰かしらと母がインターホンのボタンを押すと
「朝早くからすいません、隣の赤坂です」と涼やかな声がスピーカーから流れた。
母が出かける準備をしてそのまま玄関でなにやら希美子と会話していた。
数分後「康介、ちょっといらっしゃい」と階下から呼ばれた。
なんだよもう!と思いながら渋い表情で降りていくと
昨日とはまた違ったパステルカラーのワンピースに身を包んだ希美子がいた。
「赤坂さん、あんたに引っ越しの荷解きの手伝いをしてほしいそうよ」
「すいません、昨夜いつでも声をかけていいとおっしゃってくださったので図々しくお願いに参りました」
別段やることもなく暇だったので身支度が整ったら伺いますと答えた。
自分の部屋に戻り、きっと力仕事をさせられるのだろうと短パンにTシャツといった軽装でお隣さんのドアをノックした。

「無理言ってごめんなさいね」
散らかっているけど適当に座ってちょだいという言葉に甘えてソファの片隅に腰を下ろした。
「飲み物、何がいい?」
そう聞かれても水泳に明け暮れていたので炭酸は飲んだことがないので「お水でいいです」と答えた。
麦茶でいいかしら?コップ二つを手にして希美子は康介の隣に腰を下ろした。
鼻腔を爽やかな香りが突き抜けた。なんという香水だろう…すごくいい香りで大人の女性という感じがした。
「で、何を運べばいいんですか?」麦茶を一気に飲み干し、さっさと片付けて帰ろうと思った。
そうでないと希美子の色気にノックダウンしそうだった。

「そんなに重くはないんだけどね。いえ、むしろ軽いんだけどね。
何度も階段を昇り降りするのっていやじゃない。だから康介君にお願いしたの」
まあ、自由にこき使っていいと言ったのは母さんだし、
康介自身も時間があるのでそういう事はお安いご用だった。
「これ、ランジェリーが入ってるんだけどね、
この3ケースを二階の寝室にお願い」
水泳で鍛えた康介にしてみればまるで空箱を運ぶようなものだった。
よいしょっと箱を持ち上げた途端、艶めかしい匂いがした。
抱え上げた一番上の箱だけガムテープが剥がされていた。
たぶん昨夜着替えるために開封したにちがいない。
そう考えると康介の脳裏に昨夜の黒いショーツ姿の希美子が甦った。
おまけに階段を登るたびに箱の蓋がパコパコと口を開き、
中の色とりどりなショーツが目に飛び込んできた。
すると思春期の男の子特有のちょっとしたエロチックなことで下半身が素直に反応した。
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寝室に運び込むと希美子が二階に上がってくる気配がないことを確かめて
開封してある箱からショーツを一枚抜き取りベッドに寝転がり枕の匂いとショーツの匂いを交互に嗅いだ。
康介の股間の前ははち切れんばかりに脹れあがっていた。
『このベッドで希美子さんはオナニーを…』
今夜もオナニーショーを繰り広げてくれないだろうか。
昨夜は射精できずに終わったので今夜あたり思いっきりスペルマを放出させたいと思った。
短パンの中のペニスが痛い。
露出して解放させてやりたい気分だった。
だがそんな気分を階段を昇ってくる希美子の足音が理性を取り戻させた。
康介は慌ててベッドから飛び降りてショーツを箱に入れた。
股間の腫れは危険回避のためにあっという間に萎んだ。
「それが終わったらもう一つ頼みたい事があるの…」
寝室に入った希美子は少し狼狽する康介を不審に感じた。
箱をよくよく見ればショーツの端っこが箱から顔を出していた。
『はは~ん、そういう事ね…まあ、若いんだもんね』
希美子にバレているとも知らずに必死に何食わぬ顔をしている康介が可笑しくもあり可愛かった。
「この部屋は暑いでしょ?まだカーテンを付けてないから・・・
下へいらっしゃい冷たいフルーツを用意してあるの」
そう言われればたしかにエアコンを稼働させてあるにもかかわらず汗ばむほどの室温だった。
1階のリビング謙アトリエで二人はカットフルーツを食べた。
「康介君はフルーツでは何が好きなの?」
「桃が好きです」
そう答えながら脳裏で昨夜の希美子の桃のようなヒップを思い出していた。
「私はねえ、バナナよそれも大きくて堅いやつが好き」そう言って康介を見つめて妖しく微笑んだ。
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ドギマギしてる康介に追い打ちをかけるように
「さっき私のショーツを見て愉しんでいたでしょ?
ううん、それだけじゃないわ昨夜も…私のヌードと行為を見てたでしょ?」
バレている!なにもかもバレている…
その通りですごめんなさいと素直に頭を下げるんだと心の警鐘がなるのに
康介は耳を真っ赤にしてうつむいて黙りこくってしまった。
『かわいい』
希美子はもう少しこの純情な青年を虐めてみようと決めた。
「さっきさあ、もう一つ頼みたい事があると言ったでしょう?」
「お、俺、何でもやります!」
「じゃあ、モデルをしてくれないかしら」
「モデル…ですか?」
「私、こう見えても画家なのよ、そんなに売れてる訳ではないけど
ある方の力で何とか食べていけるだけの稼ぎはあるわ。
でも、そのある方にお世話になりっぱなしってイヤなのよ」
希美子の言う『ある方』というのは言わずと知れた笹崎のことだ。
希美子の描く絵が本当に売れているのかどうかわからないが
笹崎からはことあるごとに作品代としてお手当てを頂いていた。
そういう恩義があるが故に笹崎からのベッドへのお誘いを断れずにいた。
このままでは堕落してしまいそうなので引っ越しを機に笹崎のもとを離れて一人でやっていこうと決めたのだ。
その記念すべき第一作のモデルに康介を指名した。
「こんな僕でいいんですか?」
「シャツの上からだけど、あなた素敵な筋肉があるようだし、きっと素敵な裸体が描けそうな気がするの」
「ら、裸体?ヌードなんですか?」
「イヤとは言わないでしょね。あなたは私のヌードを見てるんだからこれでおあいこでしょ?」
見たと言ってもカーテンのない部屋でヌードになったあなたが悪いんじゃないか…
そう小声でブツブツと抵抗しても許してくれそうもなかった。
なりよりもさきほどショーツを箱から引っ張り出して匂いを嗅いだという負い目が心の底にあった。
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2017.08.11 (Fri)

バツイチと呼ばないで 5

「さあ、あの踏み台の上に立って」
希美子がリビングの片隅にある踏み台を指差した。
どうやらこのリビングがアトリエと兼用で使うのだろう。
まだ開封されていない段ボール箱に絵の具とか筆といった絵画用のタグが貼られている。
康介は希美子に言われたとおり踏み台の上に立った。
スケッチブックを用意していた希美子が康介に目をやると
「服を着たままだとヌードが描けないでしょう」と言ってクスクスと笑った。
「あ、そうか…」
だが狼狽えて手が震えるのと汗ばんでしまっているせいでTシャツが上手く脱げない。
「もう、手がかかる子ね。おばさんが脱ぐのを手伝ってあげるわ」そう言いながら希美子は康介の前に立った。
踏み台の上に立っているものだから自然と希美子を見下ろすポジションとなっている。
「さあ、万歳してごらん」お母さんが小さい子の着せ替えをさせるような口調で希美子が言った。
希美子が康介のシャツを脱がしはじめる。
だが、希美子の躯から立ちのぼる甘い香りとタンクトップからのぞく胸の谷閒が刺激的で
康介のシンボルは素直に反応してしまった。
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「まあ…康介君ったら…」
短パンを突き破るように勃起している下半身に希美子はビックリした。
『この子のって…大きいわ…』
「す、すいません!!」
「若いから仕方ないか~、生理現象だもんね…
でも、勃起した裸体を描いたりしたらわいせつ画になっちゃうわ」
「すいません!すいません!」
何とか萎ませたいのだがここまでカチカチに勃起してしまったペニスは脳からの指令など無視する。
いや、それどころか羞恥心がかえって興奮度をアップさせ尚も海綿体を充血させた。

「ね、出しちゃったら満足して萎むかしら?」
「えっ?」
「射精させればいいんでしょ?」
どういう事なのだ。
希美子の言葉が頭の中でグルグル回るが緊張と羞恥心で理解することができない。
「手伝ってあげる…」
希美子の手が慣れた手つきでベルトを緩め、ボタンとチャックをあっという間に下ろした。
固い布地から解放されてさらに角度を上げてペニスはそそり立った。
今にもブリーフを突き破らんばかりだった。
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「康介君はブリーフ派なのね」
希美子は平静を心がけようとしたが声が微妙に震えていた。
「短パンの時はブリーフじゃないと横からハミチンしちゃうんで…」
「そっか~、おばさん、男の子の事あまりよく知らないから…」
ブリーフの腰ゴムをグッと前にしてからおもむろにブリーフをズリ下げた。
そうしないと勃起したペニスが引っ掛かるので脱がすことができなかった。
自由になったペニスが硬度を増し、ビタンと康介の下腹部を打った。
『大きいだけじゃなく角度も凄いわ』
勃起しても下を向き加減でほんのりと柔らかさの残る笹崎のぺにすとは雲泥の差だった。
「康介のって…凄い…」
昨夜は康介に裸を見られ、そして今、彼の裸体を見たことで男と女という意識からか
希美子はいつしか康介と呼び捨てにしていた。
「おばさんがすぐ楽にしてあげるわね」
「希美子さんはおばさんなんかじゃないです!素敵な女性です!」
「ありがとう…じゃあ、希美子って呼び捨てにして…」
「うん…希美子…どうやって射精させてくれるんだい?」
昨日出会ったばかりの年上の女性を呼び捨てにしてしまった。
かぁ~っと頭に血が逆流し、興奮し過ぎて精液の前に鼻血が出そうだった。
「康介はフェラチオしてもらったことがある?」
それどころか女の子の手さえ握ったことのない康介は首がちぎれるほど横に振った。
「もしかして…童貞くん?」
今度は首が抜けるほど縦に振った。
「初フェラが私でいいかしら?」
OKだという合図にペニスの先から先走り液をタラリと零した。
「じゃあ…いただきます」
希美子の半開きの口元からチロリと悩ましげな舌が見えた。
希美子の顔が股間に近づいてきたとおもった瞬間、ペニスは希美子のエロい口の中に吸い込まれた。
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希美子はまるでキャンデーを舐めるように舌を使ってペニスの裏筋を舐めてくれた。
『こ、これがフェラチオ…』なんという甘美な心地良さだ。自分のペニスが希美子の口を犯している。
『気、気持ちいい…』
いつしか康介の手は希美子の頭を鷲づかみにしていた。
ウットリした表情の希美子が上目遣いで康介を見つめた。
「あ!ご、ごめんなさい」
年上の女性になんという失礼な事をしてしまったのだと反省した。
「いいの…私の頭を鷲づかみにしていいのよ…そしてセックスしていると思って腰を…振って下さい」
年下の男という意識はなかった。
康介を一人の男性として腰を振って欲しいと懇願した。
言われるままに康介は一旦腰を引いてからゆっくりと前に出した。
「あひィ~ッ!」
快感が脳天を突き抜けた!
引いては差し、引いては差しを繰り返した。
その都度、えもいえぬ快感の波が押し寄せた。
「うぐッ!あぐッ!」腰の動きに合わせて希美子の口からはくぐもったあえぎ声が出ていた。
それと同時に希美子の唾液がペニスにまとわりついてジュポジュポとイヤラシい音を立てた。
康介の興奮度は更にヒートアップした。
希美子の頭を両手でホールドし腰を思いっきり振った。
「あぐォ!うぐぐッ!!」
のど元を貫いてペニスの亀頭は希美子の気道を攻めていた。
希美子は白目を向いて失神する一方手前だった。
やがて精液の波動が康介の尿道を土石流のようなエネルギーとなって希美子の喉に噴出した。
大量のスペルマは食道と気道を攻めた。
気道に入ってしまったスペルマは希美子の鼻から逆流した。
希美子の尋常ではない躯の震えに我に返った康介は慌ててペニスを抜いた。
「ゲホッ!ぐほッ!!」希美子が咳き込む。
「希美子ごめん!大丈夫?」
「だ、大丈夫よ…康介ったら凄いんだもの…」
鼻からドロリと精液が流れた。
栗の花の匂いが希美子を幸せな気分にさせていた。
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