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2020.05.03 (Sun)

彼女のお母さん 1

ゴールデンウィークだというのに
世界的に流行してしまったウィルス感染のために
何処にも外出できないので
大杉瑠璃子はボーイフレンドの坂本雄一とデートも出来ずにいた。
いや、実際にはデートと呼べるドライブや
ショッピングに行けていないだけで
彼氏とは毎日のようにお互いの家を行き来して逢瀬を楽しんでいた。

気候もよくなってきたので、
瑠璃子は部屋のガラクタとも言える数々のアイテムを断捨離してみようという気になった。
というのも瑠璃子の母親が長年シングルマザーだったのだが
昨年、どのような縁があったのか同じマンションの住人の宗像というかなり年配男とデキてしまい、母子の部屋を瑠璃子に譲り宗像の部屋へ転がり込んでしまったのだ。

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必要最小限のモノだけを持って行ったので
残された部屋には瑠璃子が必要としないものがイヤと言うほどあった。
「さっさと持って行きなさいよ」事あるごとに瑠璃子は母親の美登里に促したのだが、
「その部屋のものはいらないものばかりなの、時間があるときに捨てておいて」と取り付く島もないセリフを返されてしまった。
『まったく、冗談じゃないわよ…自分は一回りも年下の男の部屋に転がりこんで母親を放棄しちゃうんだから…』
瑠璃子はため息をつきながら、どこから手をつければいいのか途方に暮れていた。

「断捨離?へえ~、面白そうじゃん。俺、手伝うよ」
彼女の家の私物に興味を持った雄一は自ら手伝いを申し出てくれた。
「言っておくけど、お宝なんて出てきませんからね」
瑠璃子は雄一に下心があるような気がして釘を刺した。
「わかってるって、純粋に手伝ってやろうという男心がわかんないかなあ」
雄一はそう言ってみたが、もしかしたら使い古した瑠璃子の母親の下着でも出てこないかなと期待していた。
男とデキてしまうだけあって、
瑠璃子の母親の美登里は色香の匂ういい女だった。
早くに離婚してシングルマザーだったが
おそらく男には不自由していなかったのではないかと思っていた。
もちろん、そんな母親の血を引いている瑠璃子も
街を歩けばみんなが振り返るほどの美貌の持ち主で
そんな瑠璃子の体の隅々を知っている雄一も鼻高々であった。

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瑠璃子の母親の美登里の下着を探し出そうという魂胆であったが、あいにくとその手のものは見つからなかった。
ガラクタと呼べるような品々を黙々と段ボール箱に詰め込んだ。
やがて押し入れの奥から一本のビデオテープを見つけた。
「何だろう?」
ラベルには何も書かれていなかった。
雄一は猛烈にビデオテープを再生してみたくなった。
「これ、もらってもいいかな?」
「別にいいけど…再生するビデオデッキなんてないでしょ?」
「あるのさ、俺の家に骨董品のようなビデオデッキがさ」
面倒な断捨離ではあるが、このように興味がわいてくるお宝がまだまだ眠っているようで、雄一は俄然やる気を出しはじめた。
そんな彼氏の態度に男って変な生き物だわと瑠璃子は冷めた目で彼氏を見つめていた。

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その夜、雄一は瑠璃子を自宅に招いた。
瑠璃子を泊めてもいいだろ?と両親に打ち明けると
父親の清は、外出自粛要請も政府から発令されていることだし、ストレスも溜まるだろうと快く許可してくれた。
母親の聡美はあまりいい顔をしなかった。
自室に消えた二人を見送って、聡美は渋い顔をした。
「あなた…幼 児 のお泊まり保育じゃないのだ、淫行に及んではいけないわ」と危惧した。
そんな聡美を清が諭した。
「SEXなんざとっくにやりまくってるだろうよ、
俺たちだって付き合っていた学生の頃から…」
そう言われるとぐうの音も出なかった。
『避妊だけはしっかりとして頂戴ね』と心の中で祈った。

「本当に再生できるのかしら?」
ホコリまみれのビデオデッキを掃除しながら、
瑠璃子は半信半疑でそう呟いた。
「オンボロだけど当時としては高級な型番だったんだぜ
まだまだ現役に違いないさ」
さあ、再生するぞとテープをセットした。
再生ボタンを押すと、何だか艶めかしい音楽が鳴り始めた。
画面はノイズがひどかったが鑑賞に堪えなくもなかった。
BGMがフェーズアウトするとともにタイトルが現れた。
〈モリマンの女〉
タイトルをみた途端、雄一は『これってもしかしたら…』とワクワクし始めた。
瑠璃子と言えばモリマンの意味がわからずに興味なさそうに画面を見続けていた。

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08:04  |  彼女のお母さん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

2020.05.04 (Mon)

彼女のお母さん 2

〈モリマンの女〉ピンク色の背景に赤い手書きの文字が艶めかしい。
やがてタイトルが消えてラブホの部屋が映し出された。
メルヘンチックなラブホの部屋が画面に現れると
それまで興味なさそうに画面を見ていた瑠璃子が
俄然興味を持ちだして食い入るように画面を見始めた。
数秒後、一人の男が画面右手から現れた。
後ろ姿ではあったが、かなり体格の良い男だと見受けられた。
ぷりぷりの男の尻に
「まあ!これってもしかしたらエッチなビデオなのかしら?」と言った瑠璃子の声は
心なしか震えていた。
「そう。でもおそらく普通のアダルトビデオじゃないと思うよ」
雄一がそう言った次の瞬間、裸の男はクルリと画面に向かって振り返った。
「キャッ!!」
画面を見ていた瑠璃子が小さく悲鳴を上げた。
それもそのはず、振り返った男の股間にはモザイクが掛かっておらず、
男のシンボルがぶらりと垂れ下がっていたのだから…

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「えっ?えっ?これってまさか…?」
鈍い瑠璃子もモロ出しのペニスを見れば
これが正規のアダルトビデオではなく
いわゆる裏モノだということを理解したようだ。
「そうみたいだね。こういうものを見ていたなんて
お母さんもやっぱり女だったと言う訳か…」
「お母さんをふしだらな女みたいに言わないで!
別れたお父さんが残していったものかもしれないし」
母親を淫乱な女と思いたくないのは理解できた。
だが、瑠璃子の一縷(いちる)の望みも次のシーンで打ち砕かれた。
[さあ、早く勃起させてくれよ]
画面の男はそう言ってベッドに横たわった。
そして一人の女が現れて男のペニスに手をかけた。
カメラワークがゆっくりとターンして女の顔を映し始めた。
その女の顔を見て、雄一と瑠璃子は唖然として固まってしまった。
その女の顔は間違いもなく瑠璃子の母である若き日の美登里だったからだ。
「お…お母さん?」
見せてはいけないものを見せてしまったと
雄一は慌てて再生停止ボタンを押したがビデオデッキが壊れているのか、
停止ボタンが機能しない…
『どうすりゃいいんだ…』
そうだ、テレビの電源をオフにすればいいんだと
テレビのリモコンに手を伸ばそうとしたが、
その手を瑠璃子が遮った。
「お母さん、AV女優だったんだ…」
目をそらすどころか画面を食い入るように見つめた。
「わ…若気の至りって奴じゃないかな…」
ペニスにモザイクが掛かっていないんだから単なるAV女優ではないということだ。
見たくなかったらテレビを消そうかと言いかけた雄一のセリフを
瑠璃子の言葉が押しとどめた。
「お母さん、フェラチオが上手…」
そう、画面の美登里は男の勃起していないペニスを咥えて
あっという間に勃起させてしまった。
[気持ちいいぞ]
男は、ウットリとした顔をして手を伸ばして美登里の胸を揉み始めた。
美登里も気持ちいいのだろう、腰をくねらせて自らの指で女性自身を弄りはじめた。
アップで見せなければ購買者に申し訳ないとばかりに
カメラはズームアップしておまんこを映し始めた。
今度は雄一が画面に魅入ってしまった。
『なんていやらしいおまんこなんだ…』
プックリとした陰唇…
ほどよく勃起して飛び出たクリトリス…
しゃぶりつきたくなるほどのおまんこの持ち主である瑠璃子の母親の美登里に
惚れてしまいそうだった。

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美登里のおまんこはあっという間に濡れ始めた。
雄一とて普通の男だったのでモザイク無しの画像はネットで飽きるほど見てきたが、
これほどまでに男を魅了させる女性器にはお目に掛かった事がなかった。

[おまんこ舐めてやろうか?]
男は露骨に美登里を口説いた。
答える代わりに美登里は男の顔の上に跨がった。
画面いっぱいに女性器のアップが映し出される。
だが、残念なことにテープの劣化が激しいのか、
かなりノイズが入り始めた。
「この男優さんもクンニが上手だわ…」
『そこはお世辞でも俺の方が上手いと言ってくれよ…』
ラブホで一緒にAVを見たことがあったが
モザイクが掛かっているため男優の舌の動きまでハッキリ見たことがなかったせいで、
こうしてまともに男の舌の動きを見せられれば、
その男のクンニが見事だと思わずにいられないのだろう。

やがて「あっ…あんっ…ダメ…」という美登里の色っぽい声が出始めた。
いや、声だけで終わらず、
美登里の腰がクイックイッと小刻みに動き始め、
男の口もとをおまんこでピッタリと封印するように押しつけた。
負けてなるものかと男優も己の腰を迫り上げて
美登里の喉の奥までフル勃起のちんぽを美登里に呑み込ませた。
「ウグッ…ううっ…」
苦しそうに呻きながらも美登里は微かな微笑を浮かべていた。

「お母さん…美味しそうにフェラチオしてる…」
母親の見てはならぬ秘め事を見ているという高揚で
瑠璃子の手は雄一の股間を撫で始めた。
「雄一…勃ってるわ…」
そう、彼もまた恋人の母親のおまんこを食い入るように見つめ、
これ以上ないほど勃起していた。
「お母さんのようにしゃぶってくれよ」
わかったわと答える代わりに、瑠璃子は無言で雄一のデニムを脱がし始めた。

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15:31  |  彼女のお母さん  |  Trackback(0)  |  Comment(1)

2020.05.12 (Tue)

彼女のお母さん 3

いつもならシャワーを済ませないとしゃぶってくれないのに
今日は積極的にペニスを咥えてくれた。
「おいおい…洗ってないけどいいのかい?」
雄一は驚いて尋ねた。
「いいの…欲しいの…」
瑠璃子はそう言いながらペニスをしゃぶりながら
チラチラとテレビの画面に目をやる。
どうやら母親の美登里に対抗意識でもあるのだろう。
私の方が上手なんだと、
美登里が深くペニスを呑み込めば
同じようにかなり根元まで咥えてくれた。
だが、経験値の違いか
ビデオ画面の美登里と同年代にもかかわらず、
美登里はジュポジュポと喉の奥まで咥えながらも
唾液をすすりあげて淫らな音を立てて
ペニスを口で扱(しご)いた。
対する娘の瑠璃子は奥深くまで呑み込む度に
「うげっ!おえッ!」と嘔吐(えず)いた。
そんな苦しそうにされると
Sっ気のない雄一のペニスが萎み始める。
『おっと…いけない!』
ここで萎えてしまうと
瑠璃子に母親よりもフェラチオが下手なんだと
劣等感を抱かせてしまう。

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「瑠璃子、とても気持ちイイよ」と
瑠璃子に賛辞を送りながらも
雄一の目は画面の美登里を凝視する。
何度か会ったことのある瑠璃子の母親の美登里…
今でも美貌は健在だが、
若き日の美登里は雄一を虜にさせるに充分だった。
『美登里…美登里…とても素敵だよ』
瑠璃子にフェラチオをされながら、
心の中で雄一は美登里の名を何度も呼んだ。
「ねえ…雄一も私のを舐めて…」
クンニを催促する瑠璃子の声に現実に戻される。
「いいよ、舐めてあげる」
そう言って雄一は上体を倒して横になってあげた。
すかさず瑠璃子がショーツを脱ぎ捨てて
雄一の顔を跨いで尻を落としてくる。
テレビの画面では
母親の美登里のおまんこが大写しになっていた。
美登里のおまんこは陰唇が肥大して黒くて卑猥だった。
陰唇のビラビラが大きいせいか、
やけにクリトリスが小振りに感じる。
それに比べて娘の瑠璃子のおまんこは
陰唇が薄くて桜色で、クリトリスはかなりデカかった。
顔の似ている母娘でもアソコは違うんだな…
雄一は目の前の瑠璃子のおまんこと
画面の母親の美登里のおまんこを交互に鑑賞した。
可憐な瑠璃子のおまんこよりも、
どちらかを選べと言われれば
卑猥な美登里のおまんこが雄一の好みであった。

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「ねえ~、早くぅ~」
おまんこを鑑賞して舌を伸ばしてこない雄一に焦れて
瑠璃子は催促しながら尻を振った。
『おっと、いけねえ…』
今抱いているのは若き日の美登里ではなく、
相思相愛の瑠璃子なのだ。
意識を瑠璃子のおまんこに戻して
雄一は瑠璃子にしゃぶりついた。
いつもはシャワーを終えてからのクンニだったので
おまんこ特有の女の匂いと味だったのだが、
なにせ今日はシャワーをしていないものだから
少し小便臭くて味も微かだがしょっぱかった。
それがいつもと違うことで妙に新鮮で
瑠璃子でなく別の女のおまんこを想像してしまった。
そう…例えるのなら画面の中の美登里…
今では熟女となってしまった美登里。
熟女のおまんこというのはきっと
今の瑠璃子のおまんこのように匂いが強くて
味も濃いのだろうか?
そう思うとペニスはいつも以上にカチカチになった。
それを瑠璃子は
自分のフェラチオの技巧のせいだと勘違いしたのか
「ねえ、私のフェラって気持ちイイ?」と問いかけた。
「ああ…上手だ!それにおまんこの味も最高だ!」
雄一はがむしゃらにクンニを施した。
陰唇の裏側には白い恥垢も確認できたが、
それさえも特上のチーズのように思えて
舌先で綺麗に舐めとった。
いつも以上に執拗なクンニに瑠璃子は喘ぎ、
「挿(い)れてえ~!」と挿入をねだった。
画面では母親の美登里が
極太のペニスに貫かれようとしていた。
『美登里、今すぐ挿入してやるぞ!!』
画面の男と同じように体を反転させて
瑠璃子の脚を担ぎ上げて無防備になったおまんこに
深々とペニスを貫いた。

[あああ~っ!!]
「あ~ん!太っいぃ~~!!」
シンクロしたかのように
画面の美登里と瑠璃子は同時に喘いだ。
さすがに母子だけあってその声はよく似ていた。
ただ、瑠璃子だけはご近所さんに聞こえはしまいかと
ラブホで喘ぐ時よりもかなり抑えた声だった。
『もっと乱れろよ!』
そう、画面の美登里のように髪を振り乱さんばかりに
喘いで欲しいと雄一は切望した。

ビデオのAV男優は美登里の変化を楽しむように
いきなりの腰フリ全開ではなく、
ペニスを出し入れする音を視聴者に楽しませるかのように
スローに出し入れをはじめた。
性欲に任せてガンガンに突きたいのを我慢して
雄一も同じようになるべくゆっくりとピストン運動した。
すると、いつもはベッドの軋み音で気付かなかったが
グシュ…じゅぽ…と腰を挿したり引いたりする度に
ものすごくいやらしい音が結合部から響いた。
「いやん…雄一ったら…いやらしい腰の動かし方するぅ~」
いまやビデオ画面を見ることを忘れ
自分が挿入されている現実に酔うかのように
目を閉じて感じている瑠璃子は
雄一がビデオ男優の真似事をしているとは
露にも思っていないようだった。

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2020.05.14 (Thu)

彼女のお母さん 4

瑠璃子との結合部から聞こえてくる
いやらしい音を心地良く聴きながら
雄一はビデオ画面の中で喘ぐ美登里に見とれていた。
若き日の美登里も素敵なのだが、
やはり年齢を重ねて熟した今の美登里が好きだった。
『あああ…美登里…あなたを抱きたい…』
雄一の心は次第に禁断の園に脚を踏み入れようとしていた。
今までいろんな男と性交してきたんだろうから
頼み込めば一度ぐらいなら
セックスしてくれるかもしれないな…
もはや雄一の心は美登里を抱くことで一杯になっていた。
「ああんもう!いつものようにいっぱい突いてよぉ~」
荒々しいセックスに慣れている瑠璃子には
スローセックスがお気に召さない。
だが、雄一は逆にスローセックスの虜になりつつあった。
いつも以上に瑠璃子の陰部の具合が
ビンビンにペニスに伝わってきていた。
おまんこをただの穴だと思っていた雄一にとっては
かなり新鮮な発見だった。
『おまんこってこんなにも中で凹凸があるんだ…
キュ~っと絞まるのは膣口だけかと思っていたけど
いろんな角度から締めつけてくるじゃないか!』

もっと激しくとねだる瑠璃子を無視して
雄一はひたすらゆっくりと腰を振り、
瑠璃子の陰部を堪能した。
「もう!こんなふうに突いてよ!」
下から瑠璃子がクイックイッと腰を突き上げてきた。

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「あっ…ああっ!!ダメだ!!」
なんてことだ。
主導権が瑠璃子に渡った途端、
雄一のペニスにたちまち限界が来た。
スッと腰を引いて結合を解くと同時に
いつも以上に熱い精液が
ドピュ、ドピュっと何度も噴き上がった。
いつもは胸元辺りまで届けば上出来だった飛距離は
思いがけずに瑠璃子の口元にまで届いた。
「すごい…雄一、溜まっていたの?」
瑠璃子は口元にまで飛んだ精液を
指で拭うとペロリと舐めとった。
雄一はと言うと「凄く良かったよ」とも
「ありがとう」とも言えず、
全力疾走し終わったかのように
ハアハアと荒い呼吸を繰り返していた。
『こんなに満足したセックスは童貞を捨てた時以来だ…』
雄一は申し訳ないが
瑠璃子を擬似美登里として抱いたからこそ
得られた満足感なのだと勝手に解釈した。
これが、もし美登里を本当に抱けたのなら、
まさしく昇天してしまいそうな快感が
得られるに違いないと思った。

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何も言わずに考え込む雄一に
「ごめんなさい…気持ちよくなかった?」と
瑠璃子は塞ぎ込む雄一に声をかけた。
「ん?あ…いや…そんなことはないさ。
それに気持ちよくなければ射精してないしね…
ものすごく気持ちよかったから
掛ける言葉が見つからなかっただけさ」
そのように弁解しながら、
再びビデオの映像に目を向けた。
男優は射精の兆しも見せずに、
今度は美登里を四つん這いにして後ろからハメ始めていた。
瑠璃子以上に豊満な乳房が
男優の腰の動きにあわせてぶるんぶるんと揺れている。
「お母さん…気持ち良さそう…」
「っていうかさあ、この男優さんも凄いよな
かれこれ一時間近く挿入したままじゃん」
まったく男として羨ましいよと小声で呟くと
「あら?雄一だっていつもはけっこう長持ちよ
たまたま今日は早かったけどね」
同情?俺は彼女に同情されてるのか?
そう思うと雄一は顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
彼女を逝かせてあげられなかった悔しさというか
自分自身の不甲斐なさに沸々と怒りにも似た感情が湧き起こっていた。

。。。。。。。。

ビデオテープを発見してから
雄一は毎晩のように美登里のセックスを眺めては
せっせとオナニーに励んだ。
毎回、男優よりも長持ちさせてやるぞと誓ってビデオを再生させるのだが、画面を見てると興奮してきて
ペニスをしごく手についつい力が入ってしまい、
ものの数分で射精してしまっていた。
『こんな早漏野郎なんか熟女さまは相手になんかしてくれないよなあ…』
瑠璃子の母親である美登里とは数回挨拶を交わしただけであったが、今度、あう機会があればアプローチする気満々だった。
「過去にこんな仕事をしていたんだから、頼み込めば絶対に一発させてもらえるに違いないよな」
鏡の中の自分の顔に向かって雄一は呟いた。
ビデオテープの男優よりもイケメンだと自負していた。
奴より劣っているとするならばペニスの大きさと持久力だけだなと思った。
『それって…一番大事なとこじゃないのか?…』
男としての自信と喪失が交互に雄一の胸に去来した。

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2020.05.20 (Wed)

彼女のお母さん 5

瑠璃子に「このビデオテープをくれないか?」と
図々しくお願いしてみたところ
「いいわよ。うちにはビデオデッキもないし、
どのみちそれを捨てようと思ってたから」と
あっさりと了解してくれた。
「お母さんのセックスを見てオナニーするつもりでしょ」
そう瑠璃子が予測したとおり、
ビデオテープを見つけたあの日から
毎晩見続けてついにはテープがすり切れてしまった。

もう美登里さんのセックスを見れない…
そう思うと気が狂いそうだった。
雄一はそれほどまでに美登里に惚れ込んでしまっていた。
画面にどアップで映し出された女陰…
あの画像は美登里が20代前半のようだったから
かれこれ四半世紀前のボディだ。
今でも、あの乳房の張りは健在だろうか?
きっと少しばかりは垂れているに違いないが
それこそ熟年の色艶が重なり、
素敵なボディになっているだろう。

いても立っても出来なくなった雄一は、
感染病で不要不急の外出を自粛しなければいけないというのに瑠璃子と美登里が住むマンションを目指して原付バイクを走らせていた。

恋人の瑠璃子から合鍵を渡せてもらっていたので
それでマンションのオートロックは難なく解除できた。
意気揚々とエレベーターに乗り込むと、
通い慣れた瑠璃子の住んでいるフロアよりも階上のフロアを選んだ。
そう、そのフロアこそ美登里とかなり年配のおっさんが住んでいる部屋のフロアだった。

フロアに降り立ち、雄一は困ってしまった。
この階に住んでいると瑠璃子から教えられていたものの、
何号室が美登里の部屋なのか皆目見当がつかないからだ。
防犯上、このマンションには表札が掲げられていない。
いや、表札があったところで年配のおっさんと入籍してしまった美登里の姓がわからないので辿り着けるはずもなかった。
『何やってんだ…俺って奴は…』
美登里に会いたいという衝動にかられてマンションに来てみたものの、自分の浅はかさにつくづくバカだと思い知った。

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女とセックスがしたいという欲情ではない。
ただセックスがしたいだけなら瑠璃子の部屋に行けば
喜んで股を開いてくれるだろう。
美登里に触りたい…
美登里の声が聴きたい…
美登里の匂いを嗅ぎたい…
思春期の男の子のように憧れの女性に近づきたいという想いだけが雄一を突き動かせていた。

『仕方ない…それとなく瑠璃子に美登里の部屋番号を聞いてみよう…』
きっと瑠璃子は怪訝に思うだろう。
部屋を訪ねるのなら私も一緒に行くわと着いてくるかもしれない…
それでもかまわなかったが、
出来れば美登里と二人だけの時間を持ちたいと願った。

瑠璃子の部屋へ行こうとエレベーターホールへ行くと
ちょうどエレベーターが上昇してくるところだった。
雄一のいるフロアでエレベーターが停止し、
ドアが開いて降りてくる人影を見て雄一は卒倒しそうになった。
雄一の祈りが天に届いたのか、
なんと降りてきたのは美登里だったのだ。



「あら?雄一くん?」
美登里は再婚して部屋を出て行く前に、
瑠璃子とお付き合いをしていると挨拶をしただけの雄一の名前と顔を覚えていた。
『お、覚えてくれていた…』
雄一は有頂天になった。
まるでそれはアイドルの握手会で一度だけ挨拶した程度のファンをアイドルが覚えてくれていたという喜びにも似ていた。
「雄一くん、どうしたの?こんなところで…」
瑠璃子の部屋ならもっと下のフロアよ、そんな意味合いを込めて美登里は雄一に尋ねた。
「あ…いえ…ちょっとボーッとしてたら乗り越してしまって…」
雄一は慌てて取り繕った。
まさか、貴女に会いに来たのだとは口が裂けても言えなかった。
「そう、でもちょうど良かったわ、手伝ってくれる?」
有無を言わさない態度で美登里は雄一を部屋に招き入れた。
『部屋番号は…803…』
雄一はチラッとドアに掲げられているプレートに目をやって
心のメモにしっかりと部屋番号を覚え込ませた。
「主人がね…テレワークで最近はずっと家にいたんだけど、
何だか書類にハンコを押さなきゃいけないと出勤しちゃったのよ…退屈だし、一緒にお茶しない?」
そう言いながら美登里はコンビニでケーキを買ってきたのよとレジ袋を雄一の目の前に突き出した。

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雄一は、そんなものを手で払いのけて美登里に抱きつきたい衝動をグッと堪えた。
「あの…手伝いというのは?」
雄一は美登里に尋ねた。
「そうそう、あのね、シーリングライトの蛍光灯を換えて欲しいのよ」
このマンションは少しばかり古いので
備え付けのシーリングライトはいまだに蛍光灯タイプだったのだ。
「そろそろLEDに代えなきゃと主人とも話してるんだけどね」
そんなことならお安い御用ですよと
雄一は椅子の上に立ってシーリングライトのカバーを外した。
「助かるわ~、さすが男の子ね」
美登里はカバーを雄一から受け取り、
フロアに置くためにしゃがみ込んだ。
ローライズのデニムを履いていたものだから
しゃがみ込むと腰から尻にかけてかなり際どく肌を露出させた。
『美登里…やけにエロいパンティを履いてるじゃねえか!』
そう、その日、美登里はTバックショーツを身に着けていたのだ。
白い肌に黒いTバック…
そのコントラストが見事で雄一は凝視してしまった。
それだけではない、その光景に欲情してしまい、
素直に下半身が反応していた。

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「じゃあ、蛍光灯を外して頂戴」
立ち上がった美登里の視界に飛び込んできたのは
テントを張った雄一の股間だった。
椅子の上に立つ雄一の股間は美登里の真ん前だった。
『まあ!この子ったら…』
生理現象だから仕方がないわねと美登里は見て見ぬ振りを決め込んだ。
まさか己の腰から尻にかけての露出が原因とは思ってもみなかった。

無事に蛍光灯を交換し終わると、
「さあ、お茶にしましょう」と
美登里は雄一をテーブルに着かせた。
先ほどから雄一は押し黙ったままだった。
雄一の顔を見て美登里はハッとなった。
青年の純粋な目が、いつしか欲情に飢えたギラギラとした男の目になっていた。

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