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2020.08.24 (Mon)

透明人間 10

幸太郎が次の獲物を狙って街をさ迷っている頃、
大学の研究室で失神させられていた聖子が
ようやく目を覚ました。
「ここは…」
いつもは立って眺める研究室も
フロアに横たわりながら見てみると
一瞬どこなのかわからなかった、
体を起こそうとして、自分が裸であることに気づき、
思わず右手で胸を、左手で股間を覆い隠した。
「私なぜ裸なの?」
最初は自分が置かれている状況に戸惑ったが、
しばらくすると失神前の事が鮮明に思い出された。
「そうだわ。先生はどうされたのかしら?」
研究室に脱ぎ散らかされた衣服を拾い上げ、
身にまといながら、もっとよく思い出そうと額に手をやった。
『確か大きな爆発音がして…
先生の無事を確かめにここへ来たんだったわ
先生の声はしたけど…』
そこでようやく教授の白衣だけが宙に浮かんでいたのを
ハッキリと思い出した。

そんなことを考えながら、
おっぱいをブラのカップにちゃんと納めようと
乳房に手をやって、
乳房がやけにぬめっていることに気づいた。

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拭き取られた形跡はあるけれど、
拭き忘れた部分がヌルっとした液体が
付着していることに違和感を覚えた。
聖子はヌメリの液体を指で拭うと、
クンクンと香りを嗅いでみた。
ツンと鼻をつく栗の花の香り…
これは…そう確かにザーメンの香りだ。
もう一度研究室のフロアをよくよく見てみると、
見覚えのある白衣と男物の下着が脱ぎ捨てられていた。
『私…気を失って…
その後、先生に抱かれたの?』
聖子は無性に腹が立ってきた。
抱かせて欲しいと告白されたら受け入れる用意は出来ていた。
聖子は幸太郎に惚れていたからだ。
それを意識がないのを良いことに、
こっそりとセックスされたことが腹立たしかった。
それにしても先生はどこへ行ったのだろう?
脱ぎ捨てた衣服をまとめると、
シャツやパンツといった下着類も脱ぎ捨ててあった。
『まさかオールヌードで外へ?』
不可解な気持ちがどんどん膨れ上がる。

そして何気に実験台のフラスコに目を留めた。
中にはガスらしきものが充満していた。
「先生ったら、片付けもしないで…」
洗浄室へ持っていこうとフラスコを持ち上げると
栓が緩んだのかプシューとガスが漏れた。
「いっけな~い」
聖子はあわててフラスコの栓を閉じたが、
その時にほんのちょっぴりだけどガスを吸い込んだ。
たちまち襲い来る強烈な吐き気!
同時にめまいが襲ってくる。
聖子はあわてて洗面台へと移動して
ちょっぴりだけリバースしてしまった。
水道水で口を漱ぎ、
顔を上げて何気に洗面台のミラーを覗き込んだ。
「何、これ…」
鏡の中の姿を見て聖子は腰が抜けるほど驚いた。
艶々とした黒髪が老婆のように真っ白になり、
とび色の瞳もピンク色に変わってしまっていた。
おまけに元来、白かった肌はより一層に白さを増していた。
『アルビノ?』
元来、アルビノは先天性のものだ。
『あ、もしかして、さっきのガスが…』
そう、考えられるのは先ほど吸い込んだガスが
聖子本来の色素を破壊したのかもしれなかった。
「元に戻るのかしら…」
戻せるとすれば、
あの薬を開発した教授以外に考えられなかった。
『先生…どこへ行ってしまったんですか?』
早く戻ってきて欲しいと聖子は涙を流した。

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助手の聖子の身に異変が起きているとも知らずに
幸太郎は街をさ迷っていた。
女を求めていたが、誰でもいいというわけでもなかった。
早く目ぼしい女を見つけて愛液をすすらなければ
喉が渇いて死にそうだった。
ふと目に留まったのは
「私立 正史学園高等部」と書かれた校門があった。
よし、次はここだ!若いJKを頂くとするか…
幸太郎は意気揚々と校門をくぐり抜けた。
放課後の教室はガランとしていた。
校庭では部活の生徒達だろう陸上トラックを必死に駆けていた。
生徒達の姿を見て幸太郎はハッと気づいた。
『ここは男子校だった!』
意気消沈しかけたが、
若い男の尻穴を掘るのも悪くはないかと、
どいつにしようかと狙いを定めていると
薄暗い廊下を重い足取りで歩いてくる女性教師に目が止まった。
女がいた!幸太郎は忍び足で女教師の後を追いかけた。


飯島栄子は職員室の自分の席に着くと
はぁ~っと大きなため息をついた。
この学園に赴任して2年…
教師という職業がこんなにも多忙とは思いもよらなかった。
偏差値の低い生徒達…
授業中、いくら注意してもスマホを弄ったり、
マンガ本を読み漁ったり、
ひどいときにはエロ本を堂々と回し読みしていた。
沈んだ気持ちのまま、栄子は試験の採点を始めた。
これは冗談のつもりで書いたのかしら…
小 学 生 のような稚拙な文字で
正解からは程遠い解答が書き連なっていた。

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採点しながら、ふと、自分に向けられる視線を感じた。
顔を上げて職員室を見回しても、
他の教師はそれぞれが自分の仕事に没頭していた。
『ホントに疲れてるのかしら…』
気分転換を兼ねて、栄子はお手洗いに向かった。
下着を降ろして
ヒンヤリとした便座に腰を降ろして小用を足した。
シャーと勢いよく小水が尿道口から迸った。
他に誰も入っていない女子トイレは
ペーパーを取り出すカラカラという音が虚しく響く。
栄子はハッとして個室の上を見上げた。
誰かが上から自分を見下ろしている気配を感じたからだ。
だがやはりそこには何もなく天井が見えるだけだった。
まったく、今日の私はどうかしているわ…
昨夜、彼氏と電話で喧嘩したから
精神状態が不安定になっているのかもしれない…
栄子は下着を上げて身なりを整えると個室を出た。
その途端!口を塞がれた感覚におちいり、
再び個室の中に押し込められた。
『えっ?なに?』
現状を理解する間もなく、
履きあげたばかりの下着が
何か見えない力で膝元までずり降ろされた。

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2020.08.21 (Fri)

透明人間 9

「セックスをしたからといって悪魔の子を宿すというのは無いですよね?」
ふん、バカげている…ホラー映画の見すぎじゃないのか?
「安心しろ」
そう言いながらも、勢いに任せて中だしをしてしまったら勘弁しろよと
幸太郎は心の中で笑った。
さあ、いざ挿入するぞとペニスの先を麻衣子の陰唇に添えると
「待って!ムリよ、大きすぎるわ」と
麻衣子は怖じけずいた。
無理もなかった、
幸太郎自身も短時間でここまでペニスが巨大化するとは思わなかった。
しかし、挿入したい欲望を抑えることなどできなかった。
「裂けるほどの大きさでもあるまい、絶対にムリだと言うのなら
そこでのびているオヤジに憑依してセックスしてもいいんだぞ」と嘘ぶいた。
「店長と?そっちの方がムリ!
わたし、ハゲオヤジとはセックスしない事にしてるから」
それに幽霊とセックスするなんて滅多にないから
少しワクワクしているのよと、麻衣子は妖しく微笑んだ。

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ならば、しっかり堪能しろ!とばかりに
握りこぶしのような亀頭をメリメリと麻衣子のおまんこに埋めた。
「うアァぁ~!」
セックスフレンドが何人かいるけれど、
これほどまでのデカチンは初体験だったので、
麻衣子は麻衣子は歓喜の声よりも
驚きと苦痛の声をあげた。
「ほら、一番デカイ部分が入ったぞ、
あとはスルスルと呑み込めるさ」
幸太郎がそう言ったけれども、
まるで電動マッサージ器のヘッド部分を埋め込まれたようで、
グイグイと押し込まれると膣が裂けていくような感覚に襲われる。
「ダメ…やっぱりムリ!!」
麻衣子自身、デカチン好みではあるが、
ここまでデカイと官能よりも苦痛ばかりで、まったく気持ちよくない。
「そんなことを言わずに俺を満足させろ!」
幸太郎は麻衣子の脚を肩に担ぐと腰を思いっきり前に突き出して
麻衣子をちんぽで串刺しにした。
「オラオラ!気持ちいいだろ?」
ドスドスとペニスを打ち付けられると、
不思議と膣が延びはじめ、痛みが薄らいできた。
「イヤン…私、ガバガバになっちゃう~~」
次第におまんこが潤いはじめ、
ペニスの注送が滑りのお陰でどんどんスムーズになってゆく。

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こうなってしまうと、麻衣子にもデカチンを楽しむ余裕が出来てくる。
腰を微調整してペニスの先が一番気持ち良いところに当ててみた。
「いいぃぃ~!」
麻衣子の全身がビリビリと痺れた。
無理だ、ダメだと拒んでいたのが嘘のように
麻衣子は腕を幸太郎の腰を抱き、
幸太郎が打ちこむタイミングで
自ら幸太郎の腰をグイっとおまんこに向かって引き寄せた。
「ほら、気持ちよくなってきたろう?」
幸太郎は自分がセックスの伝道師になったような感覚におちいった。
なにせ、抱く女すべてが最初は拒んでいても
挿入してしまえば泣いてよがるのだから痛快だった。
「気持ちいい…私、あなたのデカチンの虜になってしまうかも」
麻衣子はそう言いながら、
キスをして欲しいのか舌を出しておねだりし始めた。
よし、よし、待ってろ。今すぐブチュ~と吸ってやるよ
幸太郎は肩に担いでいた麻衣子の脚を降ろした。
今までは脚を伸ばしてハメると結合が浅く
いまいち気持ちよさに欠けたのだが、
長く太くなったペニスは半分ほどしか埋没していなくても
亀頭の先は、しっかりと子宮口を叩いてくれた。
まさかこの体位で子宮を叩かれるなんて初めてだったので、
麻衣子の官能は絶頂に向かって急カーブを描いた。
「逝きそう!ねえ、逝きそうなの!」
麻衣子は目をつぶり、眉間にシワを寄せて喘いだ。
股間を覗いてみるとクリトリスが激しく勃起して
包皮を脱いで上下にヒクヒクしていた。
幸太郎は親指の腹で飛び出しているクリトリスを
グリグリと押し込むように揉んでやった。

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途端に「ダメッ!逝くぅぅ~!」と麻衣子は叫んだ。
「俺も逝きそうだよ」と言ってやると、
「出して!ねえ、中に出して!」とおねだりした。
こうして中出しをねだると言うことはピルでも飲んでいるのだろう。
中に出してもいいと言うのなら遠慮はいらない。
幸太郎は高速で腰を振り、思いっきり麻衣子の中に射精した。
精液の激流が膣をパンパンに膨れあがらせた。
「あアァぁぁ~!」
膣が破裂するような初めての衝撃に
麻衣子は絶頂を向かえると共に気を失った。
気絶しても麻衣子の体は絶頂の余韻からか、
何度も何度も体をビクンビクンと痙攣させていた。

射精しても幸太郎のペニスは勃起したままであった。
幸太郎は麻衣子とのセックスの余韻に浸ることなく
別の女とハメたい衝動に駆られた。
ペニスを抜くと、いつもはトロリと流れ出る精液が
まるで滝のように吹き上がった。
コンビニを後にする前に、幸太郎にいたずら心が湧いた。
麻衣子のおまんこから流れ出た精液を
ノックダウンしている店長のちんぽに
たっぷりと塗りたくってやった。
「さて、どちらが先に目を覚ますかな?
店長が先に目覚めたら
記憶にはないけどバイトの女とヤっちまったと
後悔するかな?
女が先に目覚めたら
夢うつつの状態で
一番嫌いなタイプだと言っていた
ハゲオヤジとセックスしてしまったと嘆くだろうか?
あはは!楽しみだねえ。
どっちに転んでも、
この二人の関係はギクシャクするだろうねえ」
クククッとニタニタ笑いながら
幸太郎は次のターゲットを求めて外に飛び出した。

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2020.08.19 (Wed)

透明人間 8

射精したあとも幸太郎のペニスは萎えることがなかった。
そして一人の女を何度も抱くという欲求はなくなっていた。
もっといろんな女を抱きたいという欲望が
時間が経つにつれ激しくなってきているような気がする。
幸太郎は元来、体育系ではなかったので
性欲旺盛でもなく、オナニーで一発抜けばそれで満足して
その後、一週間は性欲など沸いてこなかった。
それが今はどうだ。
片っ端から好みの女を抱いて何度でも射精したい衝動に駆られる。

『これが透明人間になる薬の副作用なのか?』
性欲だけではない、気性もイライラと荒くなっている気がする。
気づけば次の女を求めて幸太郎はスーパー銭湯を飛び出していた。
来るときは灼けたアスファルトが嫌で日陰ばかりを選んで歩いたが
今は熱さなど微塵も感じなくなっていた。
おまけに体育会系でない幸太郎は
100mも走ればバテバテになっていたのに
今では呼吸を乱すことなくいつまでも全力疾走できた。
『もしかしたら俺は超人になったかもしれん』
自信が漲ると共に、
性的興奮がなくても勃起を意のままに操ることができた。

『次の獲物はここで見つけよう』
幸太郎は派手に7の文字が掲げられているコンビニの
レジの女に目を着けた。
店の前に立つと透明化されていてもセンサーが感知するのか
自動ドアが開いたので中に飛び込んだ。
二つ並んでいるレジのひとつに店長らしき男が立っていて
見向きもせずにドアの開く音に反応して
「いらっしゃいませ」と声を出した。
そしてもう片方のレジに立つバイトらしき女の子に向かって
「麻衣子ちゃん、お客さまがいらっしゃったら挨拶しなさい」と
小声でたしなめた。
「店長、誰も来てませんよ」
諌められたことが不服なのか
ややムッとした声で麻衣子という女の子は言い訳をした。
「そんなはずはないだろう」
ドアが開いたじゃないかと言いながら店長は店内を見渡した。
確かに麻衣子の言うように店内はガランとしていた。
「変だなあ、ドアの故障かな?」
店長はレジカウンターから出てドアを確認しに行った。
その隙に幸太郎はレジカウンターに忍び込んだ。
カウンター内には唐揚げが揚がるいい匂いがしていた。
いい匂いだと思いながらも
不思議と幸太郎は食欲を感じなかった。
いや、そもそも空腹感などこれっぽっちもないのだ。
食欲も睡眠欲も欲と言う欲が
すべて性欲に回されているようだった。

「暑くてボケてきちゃったかな」
先ほど麻衣子を叱りつけたものだから、
バツが悪そうに店長はそう言いながら
定位置のレジの前に陣取った。
こう暑くては来客など見込めそうにないな…
暇そうに店長は隣の麻衣子の尻を眺めた。
『いつもながらいいケツしてやがるなあ
うちの古女房と段違いだ』
いいケツだと幸太郎も思った。
いかにも触ってくれと言わんばかりのプリプリの尻だった。
幸太郎は麻衣子の背後に立ってその尻を撫でた。
「きゃっ!」
小さな悲鳴をあげて麻衣子は店長を睨んだ。
てっきり店長がタッチしてきたと思ったからだ。
しかし、店長は数メートル離れたレジの前でジッとしていた
店長の言うように暑さで私もボケちゃったかな?
麻衣子は気を取り直して唐揚げを油から掬い上げた。
そんな麻衣子の胸を背後から幸太郎は強く揉んだ。
「ちょっ、ちょっと!」
麻衣子は思わず身もだえた。
「麻衣子ちゃん、油の前でバタバタしちゃ危ないよ」
店長は体をくねらせる麻衣子を見て思わず舌なめずりをした。
『もしかしたら、この子、俺を誘ってんのか?』
自惚れもいいとこだが、店長はニヤニヤした。

『おいおい、中年オヤジがニヤけちまっているよ』
それならば互いに良い思いをしませんかと
幸太郎はコンビニのユニフォームごと彼女のTシャツを捲り上げた。
「きゃあ~!」
麻衣子は何が起きたのか検討もつかず、悲鳴を上げた。
「どうした?」
彼女の方を振り向いた店長が麻衣子の痴態に驚いて凍りついた。
麻衣子は必死に「見ないで下さい!」と懇願しながら
シャツを降ろそうとしたが
薬の副作用でとんでもない力を得た幸太郎に抗えなかった。
『ほらほら、もっと見せてやりな』
幸太郎はブラジャーをグッと手繰り上げた。
可憐な乳房が露になり麻衣子は何故こんなことが起きるのか
訳がわからず泣きはじめた。

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「泣いても止めてあげないよ」
耳元でそう言ってやると
「店長!お化けです!お化けが私の体に抱きついてます!」と
店長に助けを求めた。
「お化け?そんなもんいるはずないだろ」
店長は麻衣子に近づくとピンク色の乳首にしゃぶりついた。
『おいおい…防犯カメラに写ってるんだぜ
あとで問題になっても知らないからな』
幸太郎は店長の変貌ぶりが可笑しくてたまらなかった。
おっぱいだけじゃないぜ、こっちも堪能しなと
ジーンズとショーツをまとめて引き降ろした。
「な、なんと!いいのかい?麻衣子ちゃん、俺を誘ってるんだね?」
店長はいそいそとズボンとパンツを脱ぎはじめた。
「はい。あんたはそこまで~」
幸太郎が店長のみぞおち辺りにパンチを入れると
店長は泡を吹いてひっくり返った。

「て、店長~~!」
ひっくり返った店長のペニスは勃起していたが
あっという間に萎れて情けなくノックダウンした。
「あら~、のびちゃったね。でもあのままほっておいたら
あんた、店長に抱かれてたよ」
あんなオヤジより俺の方がいいだろ?
幸太郎は麻衣子を押し倒すと麻衣子の胸の上に馬乗りになった。
ほらほら、俺があんたを逝かせてやるよ
そう言いながら幸太郎は勃起したペニスでペタペタと麻衣子の頬を叩いた。
「やめてください!何でも言うことをききますから!」
悪い霊に憑りつかれたと思ったのか、麻衣子は命だけは救って下さいと何度も何度も哀願した。
「何でも言うことを聞くんですね?
ではお店のカーテンを閉じて閉店にしてください」
幸太郎が命じると麻衣子は素直にカーテンを閉じて店の明かりを消した。
「いい子だ。さあ、全裸になって横たわりなさい」
強盗が押し入ったときのマニュアルはあるが、
まさか目に見えない幽霊のようなものが襲ってきたときのマニュアルがないので麻衣子はパニックになり、幸太郎の言いなりだった。
「これでいいですか?」
麻衣子のヌードを見て幸太郎は興奮した。
今時の若者らしく陰毛は処理され、きれいなハート型を施していた。
「俺とセックスするんです。俺は満足したら成仏して貴女の前から消えますから」
あくまでも幽霊だと信じこませるために幸太郎はそのように言った。
「セックス…ですか?」
麻衣子の目に疑惑の影がちらついた。
「いいから、言うことを聞け!
憑りついて殺されてもいいのか!」
できる限りの低音ボイスで幸太郎は脅した。
「わかりました。じゃあ、早くヤって下さい」
覚悟を決めたのか、麻衣子は脚をM字に開いた。
早く挿入したいのはやまやまだが、濡れていないとギシギシと痛いだけで気持ちよくない。
幸太郎は指をペロリと舐めて麻衣子の大事な部分を愛撫し始めた。

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若くて経験が未熟なせいか、それとも恐怖心のためか
10代の女の子はちょっとやそっとでは濡れてこなかった。
『仕方ない、舐めてやるか』
薬の副作用で前戯というか、
女体を楽しむということが億劫になり
ひたすら挿入できればそれでいいのだと思うようになっていた。
ペロリと秘部に舌を這わすと「ひぃ~~!」とおののき、
すぐじょわ~~っとお漏らしをしてしまった。
愛液を舐めとることに食傷気味だった幸太郎にとって
小水はご馳走だった。
ゴクゴクと喉を鳴らして一滴も溢さずに飲み干した。
「うまい!小 便 がこれほどに旨いとは!」
まるでエネルギーチャージしたかのように
ペニスがますます硬く大きくなった。
さあ、挿入するぞと、自分のペニスに手を添えて幸太郎は驚いた。
一回りもふた回りもペニスが巨大化していたのだから…

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2020.08.17 (Mon)

透明人間 7

幸太郎のペニスは激しく勃起している。
前戯もそこそこに挿入したくてたまらなかった。
「挿入していいか?」
幸太郎は声を出してそう言ってみた。
「あなたの姿が見えないんだけど、
ちゃんとおちんちんはついてるのかしら?」
彩子はその声が幻聴でもいい。
キスの感覚も幻覚でいい。
とにかく欲求を満たしてくれるのであれば
なんでも構わないと思っていた。
「ついてますよ…ほら!」
幸太郎は彩子の手を取って股間に導く。
ペニスに辿り着いた彩子の指先は何もない空間を
まるで盲目の方が撫でて確認するように
愛しそうに見えないペニスをこねくり回した。

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はっきりとそれがペニスだと認識すると
「ねえ…おしゃぶりしてもいいかしら?」と言って、
幸太郎がいいよとも、ダメだとも言う前に
彩子はしゃがみこんで
一気に喉奥までちんぽを呑み込んでしまった。
「うわっ!即フェラかよ!」
幸太郎は驚いて腰を引いてしまった。
もし、幸太郎の体が可視化していたら何とも滑稽な体勢だったので、
きっと彩子は吹き出していたに違いない。
「いきなり咥える女ってやっぱり敬遠されますか?」
ペニスを口から放して上目遣いで彩子は尋ねた。
見えないペニスの先と彩子の唇の間に唾液の吊り橋が見事だった。
「いえ、そんなことはないですよ
貴女は素敵な女だ」
ちんぽの先から我慢汁が溢れだし、
唾液の吊り橋をつたい粘度を増し、
さらに強度の高い吊り橋へと変貌させた。
「じゃあ、いきなりおしゃぶりをしても
変態なんかじゃないんですね」
彩子はそう言うと、
唾液と我慢汁の混じった吊り橋ごと再びペニスを呑み込んだ。
しかし、男性経験が少ないのだろう、
舌遣いの基本がまったく出来ていなかった。
ならば口まんこを楽しんでやろうと
幸太郎は彩子の側頭部をむんずと鷲掴み、
遮二無二腰を振り始めた。
とびっきり太くも大きくもない標準サイズのペニスとはいえ、
喉奥を突かれるのは慣れていないと苦痛以外の何ものでもない。
腰を引く度に彩子は「ゲホッ、ゲホッ!」とむせた。
上手ではないが、初々しさが興奮を高める。
うっかりすると、このまま口の中で射精しそうな予感が走る。

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「今度は僕に舐めさせて下さい」
そう言って彩子に前傾姿勢を取らすと
バックに回り込んで下着を脱がすのももどかしくて
ショーツをグイッと横にずらした。
たちまちムアッと女の臭気が尻を覗き込んだ幸太郎に襲いかかる。
『散々、仕事で動き回り洗っていないから匂いは強烈だな』
だが、幸太郎は汗と尿の入り交じったこの匂いが一番好きだと思った。
まずは尻穴だ!
幸太郎は尻の谷間に顔を埋めた。
尻肉の白さに比べて皺しわのすぼみは褐色に色素沈着し、
おまんこへ幸太郎を誘おうとして膣を蠢かそうとしているのだろう
括約筋が連動するものだから尻穴も一緒にキュッきゅっと
すぼんだり飛び出したりしている。
「良い眺めですよ」
幸太郎の本心だった。
尻の穴は女にとって、おまんこよりも見せたくない器官かもしれない。
それをこうして間近に見れるのは何とも言えず興奮させた。

幸太郎は尻の穴に鼻を近づけて、たっぷりと匂いを嗅いだ。
「すごくいい匂いがしているよ」
そう言ってやると、彩子はおまんこの香りだと勘違いしたのだろう、
「舐めてもいいのよ」と、指で割れ目を開いた。
とたんに亀裂から愛液が溢れだし、
トロリと濃厚な蜜が太ももをつたい落ちた。
彩子がおまんこを押し開いたものだから、
尻穴よりもおまんこの香りが強くなってしまった。
それはそれで嬉しいのだが、
幸太郎としては普段嗅ぐことの出来ない洗っていない尻穴の匂いを
もっと楽しみたかった。
舐めてもいいと彩子が言ってくれたので、
幸太郎は遠慮なく尻の穴のすぼみに舌先を突っ込んだ。
「あっ!そこはイヤよ!!
洗っていないもの…」
ウォシュレットの付いていない個室で用を足したのだろう。
幸太郎の舌先にピリリと塩辛さとアノ香りが襲ってきた。
『うほっ!こりゃレアな体験だ!』
幸太郎は自分がウォシュレットになったつもりで
尻の穴を隅々まできれいにした。

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恥ずかしさと気持ちよさの洪水が押し寄せて来るのだろう。
彩子は今まで経験したかとのないほどにおまんこを濡らした。
ソコは汚いからとイヤがっていた彩子だったが、
執拗なアナル責めにいつしか尻を突き出して体をくねらせて喘ぎ始めた。
おまけに尻の穴を弛緩させて
さらに奥深くまで舌を潜り込ませてほしいと哀願しているようだった。
しかしながら舌では限界がある。
それに、おまんこも味わってみたい。
トロトロに濡れまくっているおまんこは美味に違いない。
幸太郎は尻肉を手のひらで揉みながら、親指をアナルに突き刺した。
そして舌先は蟻の戸渡を滑り降りて
愛液で満たされた女の泉にダイビングさせた。
「ううぅぅ…」
下着がもどかしいと、彩子は脱ごうとする。
だがその行為を制止させて、
ひたすらショーツの脇から彼女の股間を責めた。
「ダメ…出ちゃう!」
そう言い終わらぬうちに、
おまんこを舐める幸太郎の口の中に洪水が押し寄せる。
『潮吹きか…』
幸太郎は大きく口を開けてゴクゴクと潮を飲み干した。
う、うまい!

これほどに甘露とは思いもしなかった。
おまけに女の潮は媚薬作用でもあるのか
幸太郎のちんぽをはち切れんばかりに膨張させていた。
お互いに前戯の限界だった。
幸太郎は女の腰を抱いて照準を合わせて一気にズブリと貫いた。
「おお‥キツいね」
アソコの狭さは助手の聖子といい勝負だった。
「ごめん、出そうなんだ」
彩子を抱く前に散々熟女二人と戯れたものだから、
早く射精したくてたまらなかった。
喘いでいた彩子が、しばし沈黙のあと「いいよ…中に出しても…」と言った。
おそらく安全日の計算をしていたのだろう。
安全日であるなら遠慮なしに中にぶちまけていただこう。幸太郎はなるべく奥まで突き刺そうと腰をグッと前に突きだし
根本までしっかりと繋がると、
ありったけの精液を彼女のおまんこに注ぎ込んだ。

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2020.08.15 (Sat)

透明人間 6

さて、他にいい女はいないかと
幸太郎は辺りを見回して物色してみたが
女湯に忍び込んだときと同様に老人会のような有様だった。
幸太郎の女性選びのストライクゾーンは広めだが
やはり還暦オーバーの女では
ペニスのアンテナが反応しそうにもなかった。
美熟女さまと彩子を執拗に追いかけ回すのも良いが
せっかく透明人間になれたのだから
いろんな女と接触したいと思った。
『仕方ない、場所を変更するか…』
移動が徒歩しか手段がないので
気が重かったが
贅沢も言ってられない。

出口に向かおうと館内をうろついていると、
先ほど露天風呂エリアの休憩室で
熟女二人をたしなめた女性が
従業員専用更衣室に入っていくところだった。
『おっと!獲物を見つけたぜ』
幸太郎は閉じられようとする更衣室のドアの隙間から飛び込んだ。
誰かが部屋に入ったような気配を杏子は感じ取ったが
見回してみても更衣室には杏子一人だった。

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「疲れているのかしら…」
先ほど、熟女二人の痴態を目にしたから
どうにも気分がすぐれない。
店のマネージャーに早退を申し出て、
許可をもらったので
帰宅するつもりで制服を脱ぐ準備に取りかかった。
制服のポロシャツを脱いだときに、どうも誰かの視線を感じた。
そんなに大きな更衣室ではないので
誰かが更衣室にいればすぐわかりそうなものなのだが
見渡してみても誰もいない。
「ほんとに疲れているのかしら…」
つぶやきながら杏子はジャージズボンも脱いだ。
そして、下着姿となった自分の体を見下ろす。
白い肌に真っ赤な下着が燃えるように大事な所を覆い隠している。
「この姿を男に見せる日って来るのかしら…」
容姿端麗の杏子であったが、
向こう気の強い性格と、思ったことをズバズバ言ってしまうので
声をかけてくれる男性はいてもすぐに離れて行ってしまう。

杏子は左手でブラジャーの上から乳房を揉んでみた。
カップの上からでも乳首がツンと固くなったいるのがわかる。
『気持ちいい…』
自分で揉んでもこんなに気持ちいいのだから
男に揉んでもらえたらどれほど気持ちいいのだろう…
やがて杏子の手はスベスベの体を滑り降りて鼠径部へと辿り着く。
もっと奥をさわって欲しいとばかりに自然と脚が開いて行く。

20200815001026408.jpeg

そんな杏子の恥態を幸太郎は更衣室の片隅で息を殺して見つめていた。
下半身の欲情は痛いほどに滾っている。
熟女二人に挿入はしたものの
フィニッシュまで辿り着けていないのだから
射精の快感が欲しくてたまらなかった。
杏子の小さな独り言を聞いたが
どうやら男に縁がなくて魅力的な体をもて余しているのがわかった。
『それならばお手伝いしてもらおうか』
大胆にも幸太郎は杏子の真正面から抱きつき、
杏子が悲鳴をあげる前にキスで可憐な唇を塞いだ。
ひっ!杏子は何が自分の体に起こったのか理解できなかった。
誰もいないのに確かに抱きすくめられている感触があるし、
何よりも唇を塞がれているのは錯覚でもなく
まぎれでもなくキスそのものだったからだ。
むふー、ムフーと男の鼻息が感じられた。
『見えないけれど確実に誰かがいる!』
杏子は確信した。
その証拠にブラのカップを押し上げられて乳房が揉まれ始めた。
ムニムニと乳房を揉む感触は紛れもなく人の手だった。
手を押し出すと温かい人肌があり、
撫でると見えないが確かにそれは男の体だった。

20200815001703717.jpeg

筋肉質ではない。
かと言ってガリガリなどではなく中肉中背といったところか
杏子は目を閉じて幸太郎の体を撫でた。
こうして目を閉じてしまえば怪奇な現象だろうと関係なかった。
疲れている幻覚なのか…それとも頭がおかしくなってしまったのか…
でも、そんなことはどうでもよかった。
今このとき、男に抱かれる感覚を楽しもうと思った。
杏子は幸太郎の背に腕を回してしっかりと抱きしめた。
『そうかい、俺を受け入れてくれるのかい』
恐怖と快感にうち震える女を抱くのもいいが
こうして受け入れてくれるのも一興だと幸太郎の責めは大胆になる。
手でブラのカップを押し上げると
こぼれでたおっぱいを鷲掴みながら舌を杏子の口の中に潜り込ませた。
少しだけイヤイヤと小さく首を降ったが杏子は男の舌を迎え入れた。

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2020.08.13 (Thu)

真夏の夜の夢 3

吉備の国(現在の岡山県)に井沢正太夫という富豪が住んでいた。
そこの息子の正太郎という男はこれまた性欲の強い男で
毎晩のように花街に遊びに出掛けては女を買い、
それこそこのままでは穀潰しになるのではないかと
父親の正太夫は心配した。
「どうしたものかねえ‥」
正太夫は妻のお近に相談してみた。
「所帯を持てば女遊びも控えるかもしれませんわ」
なるほど、それは妙案だと隣の国に磯良という器量良しの娘がいたので
縁談を持ちかけた。

そのような両親の親心も知らず
正太郎は今宵も花街のお袖という女に入れ込んでいた。
「ねえ…ほんとにわたいを嫁にしてくれるのかえ?」
お袖は正太郎の逞しいへのこを弄りながら甘えるようにそう言った。
「おう、待ってろ、そのうち伴侶に迎え入れてやるさ」
正太郎もお袖のお万こに指を突き刺しながらそう答えた。
「嬉しい…もっと万こしておくれよ」
お袖は正太郎にのし掛かると、へのこをおまんこにあてがうと
そのまま一気に咥え込んだ。
「おお!たまらん!お前の万こはこの世で一番じゃ!」
下からこれでもかと突き上げながらお袖の体を堪能した。

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さて、縁談をもらった磯良の親は、この縁談が吉と出るか凶と出るか
長年の風習である「お釜払い」を神社の神主に頼んだ。
釜の湯が沸き上がるときに牛の鳴き声のような音がしたら吉、
何の音もしなければ凶ということだった。
はたして、その時の湯の音はと言うと
なんとも不吉な無音で湯が沸き上がったのだった。
「これは迷信、静かに湯が沸くこともあろう」
大富豪に嫁にもらうのだから、これ以上の玉の輿はないと
磯良の親は「お釜払い」の結果を見てみぬふりを決め込んだ。

さて、正太郎はと言うと、
嫁に来た女が大層な器量良しだったので祝言の宴もそこそこに
白無垢の磯良をさっさと寝間に連れ込み磯良を四つん這いにさせると
白無垢の裾を捲りあげ、自慢の一物を深々と突き刺した。
磯良は親から初夜の段取りを聞かされていたのだが、
このようなことになろうとは思わなかった。
正太郎の一物は並外れて大きかったので破瓜の痛みも尋常ではなかった。
土方が川岸に杭を打つごとくドシン、ドシンと磯良の万こに大きな穴を開けた。
一物がでかいゆえ破瓜の証も尋常ではなく
まるで殺戮があったかのように白無垢を瞬く間に深紅の着物に染め上げたのだった。
磯良を抱きながら正太郎は興ざめしていた。女郎のあまたの技巧に慣れ親しんだ体は生娘の純情さがもどかしかったのである。

202008132252209d8.jpeg

磯良は両親から女はおしとやかにしておきなさいと命じられていたから
婚姻後一年経っても夜枕の夫婦の営みで喘ぐこともせず
正太郎に抱かれても自ら進んで腰を振ることもなく
ただひたすらになすがままの営みを繰り返した。
これでは男としては次第に磯良から心が離れてゆき
やがて家を抜け出して馴染みの花街のお袖と駆け落ちしてしまった。
自分よりも他の女を選んだのだと磯良は落ち込み、
やがて体を壊して寝込んでしまった。
正太郎の親は申し訳ないと手厚く看護したが
甲斐なく磯良は痩せ細って遂には息を引き取った。
そうとは知らず正太郎とお袖は幸せな日々を送っていた。
お袖との夜の営みは至福のひとときであった。
あ・うんの呼吸で即座に正太郎のハメたい体位に移行するお袖。
遊女として夜の相手はお手のものであっただけに
夜毎正太郎のへのこを蕩けさせてくれた。
四十八手もそつなくこなすお袖…

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しかし、そんな幸せも長くは続かなかった。
お袖が家の中に誰かが居ると言い出したのだ。
ある日、夕げの支度をしていたお袖が急に包丁を振り回し始めた。
「お袖!どうしたのじや!」
包丁を取り上げようにも包丁を正太郎に向かって振り下ろすものだから
近づくこともままならない。
やがて、お袖が「こうか?こうすることがお前の望みか?」と口走ると
包丁の刃を己の首に当て、力強く引き抜いた。
こぼれ刃の古い包丁であったが、その刃はお袖の首をものの見事に切り裂いた。
流れ出た血は瞬く間に白い割烹着を真っ赤に染めた。
まるで磯良との初夜で白無垢を紅く染めたことを思い出させた。

正太郎は近くの菩提寺にお袖を懇ろに弔った。
ある日のこと「毎日ご苦労さまでございます」と
墓で度々出会う女中に声をかけられた。
これも何かの縁と、木陰でしばし歓談してみた。
正太郎は惚れていた女が死んで寂しい日々を送っていると正直に話した。
「まあ、奇遇ですわね、うちの奥さまも旦那様を亡くされて寂しがっております」
その奥方というのが大層な美人だと聞いたので
「どうだろう、寂しいもの同士なのだから慰めあおうではありませんか」と提案した。
「それはようございます。奥さまも喜びになることでしょう」
二人は夕闇迫る道を急いだ。
家に着くと奥の間に通された。
「はるばるとお越しくださいましてありがとうございます」
顔を覗かせた未亡人の顔を見て正太郎は「うわっ!」と声をあげた。
なんと奥から出てきた未亡人は痩せ細った磯良だったからだ。

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慌ててその家を飛び出した正太郎は菩提寺の住職に助けを求めた。
「これはいかん!」
正太郎の顔を見るなり住職は
「そなたに悪霊が憑いておる!」と言い切った。
そして「よいか、この御札を出入りできるありとあらゆる場所に張り、
三日三晩お経を唱えなさい」と言って御札をくれた。
住職が言うように戸や窓に御札を張り付け、一心不乱にお経を唱えた。

その夜…お経を唱えて居ると、戸をこんこんと叩く音がした。
「あなた、そこにいるんでしょ?
開けてくださいな…何故か御札が邪魔をしてそこにいけないのです」
地の底から聞こえるような、なんとも、恐ろしい恨み声であった。
何度も何度も正太郎を呼び掛けていたが朝日が昇るとどこかに消えてしまった。
二日目の夜も磯良の亡霊はやって来た。
今度は戸を叩く代わりに家の壁をガリガリとかきむしり始めた。
「くわばら、くわばら…」
正太郎は恐ろしくて自慢のマラも縮み上がり、もう二度と女など抱くまいとちかった。
三日目の夜、ここを、乗りきれば祟りも収まる。
お経を強く唱えた。
また、磯良はやって来た。
散々戸口を叩いたり引っ掻いた後にさめざめと泣き始めた。

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「こんなにもあなた様に嫌われるとは思いませんでした
わかりました。あなた様をあきらめてあの世に参ります
どうぞお幸せにお暮らしくださいませ」
そのような言葉を残したものだから
幸太郎のお経を唱える集中力が途切れた。
ふと、雨戸を見てみると、微かな日差しが忍び込み
それと共に雀の軽快な鳴き声がチュンチュンと聞こえてきた。
「やったぁ~~!わしはとうとう三日間を耐えたのじゃ!」
正太郎は意気揚々と玄関の戸をガラッと開けた。




目に飛び込んできたのは真っ赤な朝日ではなく
漆黒の闇夜であった。
「お前さん、ずっと閉じ籠っているものだから
どうやら時間の流れがわからなくなったのね…
ちょいと妖力を使ってお前さんに朝の幻を見せてやったのさ
お陰でこうして再びお前さんに会うことが出来たわ」
闇の中から髑髏のような磯良が現れて恐れおののく正太郎の前にひざまづくとふんどしをめくって一物を引っ張り出した。
「ああ口惜しい‥他の女と散々お万こした臭いがする!
でも、もう使わないからこんなデカイものは必要ないわよね」
そう言うとしゃれこうべのようにカタカタと歯を鳴らして
あっという間に正太郎のへのこを噛みきった。


三日目の朝が来たので、正太郎という男の安否を訪ねて
御札を施した菩提寺の住職が正太郎の家に行ってみると
庭先で股間から血を吹き出して血だまりの中で息絶えている正太郎を発見した。



真夏の夜の夢 第三夜は如何でしたか?
読んでいて気づかれた読者もおられるかと思いますが
これは「雨月物語」の中から「吉備津の釜」というお話を元にアレンジしてみました。
怪談と言えば小泉八雲の「怪談」が有名ですが
「雨月物語」が日本最古の怪談ではないでしょうか
コロナのせいでステイホームを余儀なくされる今夏ですが
暇潰しに「雨月物語」でも読んで涼しくなってみませんか?






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2020.08.12 (Wed)

透明人間 5

「いや~ん…」
嬉しいくせに否定のセリフを吐きながら
美熟女さまは覆い被さっている彩子の背中を
愛しそうに撫でまわした。
「ちょ、ちょっと何すんのよ!」
彩子は訳がわからず美熟女さまの体から降りようとしたが
それは幸太郎が許さなかった。
彩子の肩を押してさらに美熟女さまの体と密着させる。
「何なのよこれは?幽霊?悪い霊がこの女性に取り憑いているの?」
「霊じゃありませんわ…幽霊ならこんな気持ちのいいことをしてくれませんもの」
美熟女さまは淫らな気分が盛り上がってきたのだろう
彩子の頬を両手で挟み込むと、
そのままハードなキスをした。
顔を背けて舌の侵入を拒みながらも
美熟女さまの下半身から
突きあげるような振動が伝わってくるので
何かの力が働いているのは理解した。
「ちょ…ちょっとやめてよ!」
彩子は美熟女さまの接吻をイヤがって顔を背けて
腕立て伏せの要領で体を起こそうとした。
だが、下から美熟女さまにホールドされ、
上からは幸太郎が見えない力となって背中を押すものだから
容易に密着した体を離すことが出来ない。

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女二人が休憩のベンチで体を重ねている光景に
唖然としていた露天風呂を楽しんでいた老婦人達が
気味悪がって我先にと内湯エリアに逃げてしまった。
「さあ、ここにいるのは私たちだけになりました
ゆっくりと楽しもうじゃありませんか」
ペニスを美熟女さまのおまんこに突き刺しながら
片手で彩子の尻を撫でる。
「だ、誰か~!」
彩子はか細い声で助けを求めた。
本当は大きな悲鳴をあげたかったのだが
体勢が体勢だけに助けに来てくれた人にこの姿を見られたくはなかったので、
どうしても助けを求める声が小さくなってしまう。
「怖がらないで…次はあなたに良いことをしてあげますから」
幸太郎は美熟女さまから砲身を抜き取ると
彩子の熟れたおまんこにロックオンした。
「ひっ!」
姿形は見えなくとも
男を知っている体が沿えられたものがおちんちんの先っぽであると理解できた。
己の花弁から圧迫していたモノが去り、
すぐさま上に乗っかれっている女性が喘いだということは
その彼女にモノが侵入しようとしているのだと
美熟女さまはピンときた。
「恐れなくてもいいんです
すぐさま至福の時がやって来るのですから」
「至福なんていらないんです
私は十分幸せなのですから」
言葉と裏腹に彩子のおまんこは幸太郎の見えないペニスを求めてヒクヒクとわなないた。
「不幸じゃなければ幸せと言えるのですか?
平凡な毎日が幸せですか?
僕が平凡ではない特別な幸せを貴女にあげようと思っています。
貴女は僕に選ばれた特別な女なんですよ」
いつしか幸太郎も美熟女さまの言葉に乗せられ
自分が神になったような気がしてきた。
「平凡でいいの…私には平凡が似合うの…」
そう言いながらも今この時を特別な時間にしようと
彩子の尻は幸太郎を迎え入れたくてムズムズしていた。
そのおまんこの蠢きは敏感な亀頭だけを挿しこんでいる幸太郎にビンビンと伝わってくる。
『なんだ、この女、ほんとはヤリたくて仕方ねえんじゃないか』
それならばと、彩子の尻をグッと持ち上げて
一気に貫いた。

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「あああ~!あなた、ごめんなさい!!」
彩子は夫との貞操をこの一言で脱ぎ捨てた。
見えない肉竿をもっと欲しくて自ら尻を前後に振り始めた。
挿入して幸太郎は驚いた。
入り口はゆるくて亀頭をさほど絞めてなかったのに
奥がグニュグニュと何とも言えない微妙な動きを繰り返すのだから。
『こ、これって俗に言う「ミミズ千匹」って奴じゃないのか?』
お節介に声をかけてきたおばさんの口封じに
美熟女さまと一緒に辱めてやろうとしたのに
これはとんでもない上等の獲物を見つけてしまったのかもしれない。
幸太郎は嬉しくて激しく腰を振った。
「ああ~…す、すごいわ」
堪らずに彩子は体の下で恨めしそうにしている美熟女さまの唇に進んで接吻をした。
間接的に召しこぼれがいただけるのだと
美熟女さまも接吻を受け止め
舌を伸ばして口の中に忍ばせながら
下から彩子の豊満なおっぱいを揉んだ。
ズドン、ズドンと彩子のおまんこを打ちつける衝撃が美熟女さまに伝わる。
「私にも…私にも下さい!!」
美熟女さまは彩子の下半身を弄り
ジュボジュボと出入りしている見えない幸太郎の肉竿を撫でた。
『おお!これはまさしく桃源郷だな』
自分が施してやると豪語しておきながら
二人の熟女に快楽を与えられていることを幸太郎は素直に喜んだ。
欲しい、欲しいとねだる美熟女さまにも幸せを分けてやろうと
幸太郎は彩子から砲身を抜き取ると
挿しにくい角度ではあるが今度は美熟女さまを貫いた。

20200812001049e41.gif

「ああ~!嬉しい!私にも来て下さった」
美熟女さまのおまんこはよく絞まる。
これはこれで何とも言えない心地良さがある。
幸太郎は熟女二人を交互に挿した。
締めつけのおまんこと、蠢くおまんこ…
タイプの異なる女性器をたんまりと楽しんだ。
さて、どちらに射精してやろうか…
露天風呂に移動して
湯で精液を拡散させて痕跡を残さないようにするのが良いかなと考えていると
「お客様!大丈夫ですか?」と女性従業員が慌ててやって来た。
どうやら露天風呂から逃げ出した老婆の中の誰かが店員に苦情でも申し出たのだろう。
『くそっ!とんだ邪魔が入りやがった』
名残惜しいが、幸太郎はちんぽを抜くと彼女たちから二三歩離れて距離をとった。

「えっ?いやよ!どこへ行ったの?」
幸太郎の気配が消えたものだから彩子は狼狽えた。
「きっと別の誰かに試練をお与えに行ったのですわ」
美熟女さまとて不完全燃焼なのだろう、
彩子の乳房を揉みながらもっと楽しみたそうにしていた。
「お客様!公衆の面前でそのような行為は困ります!」
スーパー銭湯でバイトしている江崎杏子が年上の女性に注意をするのも仕事の内だと勇気を振り絞ってそう言った。
「あら、ごめんなさい、ちょっとふざけてただけだから…」
彩子はそう言って美熟女さまの体から降りると
隣に同じように寝転んだ。
「くれぐれも風紀を乱さないで下さいね」
杏子はそう言って念を押すと自分の持ち場に戻った。

「うふふ…叱られちゃいましたね」
彩子は美熟女さまの汗ばんだ体をタオルで拭いてやりながらそう言って笑った。
そして続けざまに
「あの…こんなことを言っては何ですが…」と切り出した。
「何かしら?」美熟女さまは彩子に鼠径部をタオルで拭かれて少し体をくねらせながら聞き返した。
「ここでこうなったのも何かの縁ですし、
連絡先を交換しませんこと?」
彩子はムラムラした性欲が収まらなかった。
場所を変えて美熟女さまと続きを楽しみたかった。
「良いですわよ…じゃあ、更衣室へ行ってLINE交換しましょうよ」
二人は手を繫いで浴室を後にした。
少し遅れて幸太郎も後に続いた。
何だか自分がキューピッドになったような晴れやかな気分だった。

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2020.08.01 (Sat)

透明人間 4

幸太郎はペロリと指を舐めて
その指先を彼女のおまんこに這わせた。
見た目には唾液の雫だけが空中移動して
一目散に彼女のおまんこに貼り付いた。
先ほどまで素股セックスの要領で
ちんぽでおまんこの陰唇を愛撫していたので
彼女の割れ目はたっぷりと濡れていた。
「だめです…それ以上はいくら試練でも耐えれません」
彼女はイヤイヤをするように
首を振って拒絶の意思を伝えた。

「そんなことを言いながらも
あなたのおまんこは私を待ち受けているじゃないか」
陰唇を田んぼの土手に見立てて
幸太郎の指は泉の周りを散歩するように
ツツツーっとなぞった。
感度が良いのだろう。
彼女の泉はたちまち洪水警報を発令し、
瞬く間に氾濫してしまった。

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さあ、いよいよ本格的に楽しむぞと思ったが
サウナ室での悪戯に時間を費やしてしまったせいか
少々頭がボンヤリしてくる。
『いけない…』
幸太郎は慌てて彼女の手を引いて
露天風呂スペースの休憩ベンチに連れ出した。
イヤがって逃げ出すかなと思ったが
意外にも彼女は幸太郎のなすがままに
幼い子供が母親に手を引いて
散歩させられるかのように素直に付いてきた。

「さあ、ここに座りましょう」
そう耳元で小声で告げると、
彼女は素直にベンチに座り、命じてもいないのに
脚を大きく開いて女性器を丸見えにさせた。
幸太郎は彼女の前にひざまずいて匂いを嗅いだ。
銭湯で綺麗に洗われたおまんこはそれほど強い臭気を放っていなかったが、サウナ室で散々感じさせた甲斐あって
仄かに女の匂いを漂わせていた。
「この後はどんな素敵な試練が待ち受けているのかしら…」
どうやら彼女もまんざらではないようで
官能に打ち震えて、触ってもいないのに
クリトリスを勃起させて
ヒクヒクと引っ込めたり飛び出したりさせていた。
『この女…よっぽどの好き者だぜ』
さあ、お望み通り舐めてあげようと
幸太郎がおまんこに吸いつくと、
「ああ~ん…!!」
と喘いで腰を上下に振り出した。

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その姿を少し離れたベンチで同じように座って休憩していた伊藤彩子というご婦人(年齢はおそらく50代だろうか?)が目にしていた。
彩子はすくっと立ち上がるとベンチで喘ぐ彼女の元へやって来た。
「あんた、どうしたの?気分でも悪いの?」
お節介なババアめ!早くどこかへ行っちまいなと
見えるはずもないのに幸太郎はシッシッと犬を追い払うかのように手を振った。
こんなババアを相手にしている暇はないと、
幸太郎はクンニを続けた。
「だ…だめ…」
ハアハアと荒い呼吸で気持ちの良さから彼女は自らの胸を揉み始めた。
「心臓かい?心臓が苦しいの?」
彩子は立ち去らずに彼女の様子を伺っていたのだ。
荒い呼吸に胸を押さえる仕草…
彩子はてっきり彼女が心臓マヒでも起こしたのだろうと理解した。
彩子はお節介だと思いながらも、何やら苦しそうな彼女を放っておくことは出来なかった。
露天風呂を楽しんでいた他の老婦人たちは
厄介事に巻き込まれるのはゴメンだと
そそくさと内風呂エリアへ逃げてしまった。
「待ってなさい!今すぐ係員を呼んできてあげるから!」
乗りかかった船だとばかりに、
そう言って急いで立ち去ろうとしたので
人を呼ばれてはマズいと
幸太郎は慌ててご婦人の手を引いた。
「えっ?!」
驚くご婦人をグッとたぐり寄せて
悲鳴を上げられないように
その唇を接吻で塞いだ。
「うぐぐぐっ…」
彩子は目を白黒させて驚いた。
なにせ誰もいてないのに
久方ぶりに接吻をされた感覚に陥ったからだ。
片手でベンチに横たわる美熟女さまの股間を
指まんこしながら
もう片一方の手は彩子の垂れた大きな乳房を揉んだ。
『やだ!何これ!?』
幻覚を見せる悪い伝染病かもしれない…
一刻も早く逃げ出さなくてはと思った。
「あなた!起きなさい!早く逃げるのよ!」
彩子は美熟女さまの手を取り立たそうとした。
「あんまり騒がないで頂けますか?」
耳元で男の声を聴いた瞬間、
彩子は目に見えない力で抱え上げられ
美熟女さまの体の上に覆い被さられた。
「こうなりゃタイプじゃないけどまとめて面倒をみさせてもらいますよ」
声がした瞬間、彩子の尻は誰かにパンっ!と叩かれた。
「きゃあ~、痛い!」
彩子が小さい悲鳴を上げると美熟女さまが
「辛抱なさい…これは与えられた試練なのです」と言って
一緒に頑張りましょうと下からガッチリと彩子の体をホールドしてしまった。
「素晴らしい!それはたいへん良い行いです」
美熟女さまを褒め称え、ご褒美ですと幸太郎はペニスを彼女のおまんこに突き刺した。

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