2ntブログ
02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04月

2021.05.29 (Sat)

紺屋の女房 1

「おまえさん…あたいはもうダメかもしんない…」
布団に臥せった女房のお玉が弱々しい声を漏らす。
「何を弱気なことを…
お前のためならどんな高貴な医者でも
連れてきてやるから今しばらく辛抱しな」
亭主の吉兵衛はそう言ってお玉の手を握った。

今朝まで元気に店の帳場を切り盛りしていた女房のお玉が
昼時になって急に差し込みが来たと言って床に伏せた。
町医者に診てもらったがさっぱり原因はわからないという。

「おまえさん、ひとつ頼みがあるのだけれども…」
弱々しい声でお玉が吉兵衛に頼みごとを言い出した。
「なんだい?何なりと言っておくれ」
吉兵衛は心底お玉に惚れていたので
どんな願い事もきいてやろうと思った。
「昼前に女中のお加代に聞いたんだけど、
名医の草庵先生がこの町に遊びに来てるそうな…
ぜひ、草庵先生に診てもらいたいんだよ」
草庵という男の事なら吉兵衛も小耳にはさんでいた。
腕は確かかどうかは知らぬが、
なにせ歌舞伎役者になってもよいような色男だとか…
あまり気乗りはしなかったが、
他ならぬお玉の願い事なのだから聞かぬわけにもいかない。
女中のお加代を呼び出し
「これ、お加代、
おまえは草庵先生の居所を知っているのかい?」と訪ねると、
知っているというので
「では、ひとっ走りしてお連れしなさい」と命じた。

2021052117035042c.jpeg

やって来た草庵という男。
誠に医者と言うよりは
歌舞伎役者というほどの美男子であった。
「では、診察をしてみましょう
気が散るので人払いをお願いします。
それと少々、荒療治になるので
お声が漏れるやもしれませんが
どうぞ、お気になさらずに」
名医と誉れの高い草庵がそういうのならば
従うしかあるまい

寝間に二人きりになると、
草庵先生はお玉の掛け布団を引っ剥がし
寝間着の帯を解いた。
顕(あらわ)になったお玉のおっぱいに
ソッと手を添えた。
「心の臓が早鐘を打っておる
これは治療棒にて荒療治しなければなるまい」
草庵はそう言うと己の帯を解いた。
「これ、お新造(おしんぞう=奥さん)、
拙者の治療棒のことは人伝に聞いておるか?」
いえ、存じませんと首を振ると
「これが治療棒じゃ」と褌(ふんどし)の脇から
それはそれは見事な珍宝(ちんぽ)を見せつけた。
ゴクリと喉を鳴らしながら
「まあ、見事な…、
それでどのような治療をしていただけるのでしょうか?」
おぼこ(処女)ではないのだから
男が珍宝(ちんぽ)を露出させれば、
咥えさせるかハメさせるか、
あるいは手でシゴかせるかだとわかっていたお玉であったが、
草庵の口からどのようにするのか聞いてみたくて
初心(うぶ)なふりをしてたずねた。

202105211717284cb.jpeg

「女陰(おまんこ)に病魔が巣くっておる
そいつを拙者の治療棒で叩いて懲らしめるのだ」
ほれ、股を開くのだと
草庵がお玉の膝の内側に手を差し込み
外側へとグッと押し開いた。
陰毛を処理するということがない時代であったので
ソコは自然の生え方に任せて黒々と密林を思わせた。
その黒い陰毛に包まれて
一際(ひときわ)艶かしい艶々とした陰唇が濡れて光っていた。
「なんと!この病魔は腹が減っておるのか
だらだらと涎を垂らしておる!」
草庵は、お玉の脚をこれでもかと拡げると、
治療棒なる珍宝(ちんぽ)を深々とおまんこに挿しこんだ。
亭主の吉兵衛の魔羅(まら=ペニス)よりも
一回りもふた回りも太い珍宝(ちんぽ)だったので、
お玉は「ああ~!凄い!凄く気持ちようございます」と
喘ぎ声を漏らした。
「ほれ、ほれ、悪霊退散!病魔消滅!!」
草庵は、そのようなことを叫びながら
腰をこれでもかとお玉の股間に叩きつけるものだから
部屋の襖と障子がカタカタと激しく揺れた。
「ああ!ああ~!」
草庵の治療棒という名の珍宝(ちんぽ)が
お玉のおまんこを行ったり来たりする度に
お玉の喘ぎ声も大きくなって行く。

20210522003847d5d.jpeg

そこへ廁(かわや=トイレ)から
丁稚見習いの久蔵が用を足して出てきた。
誰びとも覗いてはならんという言葉を
ちょうど腹を下して廁(かわや)に行っていた久蔵は
聞いていなかった。
それゆえ、女将さんの喘ぎ声が何事かと
思わず襖を開いた。
見知らぬ男が女将さんを裸にしてのし掛かり
激しく腰を振っているので驚いた!
「あんた!うちの女将さんに何をしとるんじゃ!」
一喝された草庵は素早く珍宝(ちんぽ)を引き抜き
乱れた着物の裾を直してイチモツを褌(ふんどし)に収めた。
「ご新造(奥さん)、治療の続きはまた今度だ!」
そう言うと身支度を整えて
そそくさと飛び出して帰っていった。

女将のお玉は素早く布団を被って裸体を隠した。
草庵が飛び出して帰ったので治療が終わったのだろうと
店の主人である吉兵衛が様子を伺いに部屋へやってきた。
「すっかり良くなったかい?」
何も知らぬ吉兵衛はお玉に優しく声をかけた。
「ずいぶん良くなりましたが、
あともう少しというところで
この馬鹿が襖を開けたものだから
治療効果が薄れてしまいました。
明日もう一度、草庵先生に診てもらいたいの」
と、吉兵衛に甘えた声を出した。
「なに?もう少しのところを?」
この馬鹿野郎と、吉兵衛は久蔵の頭を叩いた。
「よし、明日もう一度、
お加代に先生を連れてきてもらおう
お前は安静にしておくんだよ」と告げて
吉兵衛は店の方に戻っていった。

ほんとに、お前は馬鹿なんだから。
馬鹿は馬鹿なりに、先ほど見たことは他言無用だよと
女将さんに睨まれたので
久蔵は「へえ…」と返事をして項垂(うなだ)れた。

20210522060222cc1.jpeg



。。。。。。。。。。。

新作となります。
久々の時代劇ポルノです。
話し方が古風なので、
少しばかり読みにくいかと思いますが
どうぞ宜しくお願いいたします。

以前にブロともの風花さんから
「人身売買」をテーマに
お話を書けないものでしょうか?と
ご提案を頂いたので、口減らしのために
子を売るといった風習のあった江戸時代に
スポットを当ててみました。

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

17:50  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.05.31 (Mon)

紺屋の女房 2

草庵先生に激しいおまんこをされたものだから
お玉は身体中が汗ばんでしまっていた。
今にも泣き出しそうな久蔵に向かって
「風呂に入りたいから湯を沸かしておくれ」
と頼んだ。
「へえ」
馬鹿だと言われた汚名返上だとばかりに
急いで風呂釜に薪能(たきぎ)を突っ込んで火をつけた。

ほどなくして風呂場に湯気が立ち上がり
ちょうどよい湯加減になったので
女将さんにその旨を伝えた。
「久蔵、お前はさっきの始末の罰として
私の三助をしなさい」
湯浴み着に着替えたお玉を追うように
久蔵は急いで着物を脱いで
褌(ふんどし)一丁で浴室に飛び込んだ。
お玉はちょうど湯船に浸かるところだった。
「この湯浴み着というやつが私は嫌いでね…
湯に入ると体にまとわりついて気持ち悪いのよ」
そう言って腰ひもを解くと
湯浴み着を脱ぎ捨ててしまい全裸になった。
久蔵は見てはならぬと視線を逸らした。
「久蔵、お前は草庵先生のアレが
私のおまんこから抜くときに
私の大事なおまんこを見たんだろ?」
お玉はそう言って湯船から立ち上がった。
「見てません。俺は何も見てません」
久蔵はぎゅっと目を閉じた。
「じゃあ、今から見ておくれ、私の裸は綺麗かえ?」
見ろといわれれば見ないわけにはいかなかった。
久蔵は丁稚奉公というよりは
下男的な扱いでこの店に売られてきたのだ。

20210522063145db2.jpeg

久蔵には兄弟が6人いた。
家を継ぐ長兄以外は皆売られた。
売られるといっても高額ではない。
ほんとに二束三文のような投げ売りなのだ。
だが、父母から「お前が我慢してくれれば
妹や弟にひとときでも
白いおまんまを食わせることができる」と
言われれば承諾するしかなかった。
いや、不服だと抵抗しても
山に捨てられて野垂れ死ぬのが関の山なのだから
仕事がきつくても朝晩におまんまが食えて
天露(あまつゆ)をしのげて布団で寝れるのだから
売られる久蔵にとっても願ったり叶ったりだった。

売られた子にしてみれば
買ってくれた人の言うことには絶対に服従した。
ここを追い出されれば、
それこそ野垂れ死ぬのが目に見えていたからだ。
そんな訳で久蔵は
目を見開いて裸体を見ろと命じられれば
従うしかなかった。

20210522065447740.jpeg

そっと目を開くと、目の前には熟れた女の裸体があった。
湯に濡れた体は白い肌をやや朱に染め、
それはそれは艶かしく久蔵の目に写った。
「私の体は綺麗かえ?」
返事をするまでもなく
久蔵の褌(ふんどし)の前隠しの部分が
激しく盛り上がっていた。
「嬉しいじゃないかえ
私の体で勃起してくれてるのかい?」
湯船から上がり、女将さんが近づいてくる。
洗い場に歩を進める度に、
豊満な乳房がタプタプと揺れた。
お玉が久蔵の褌(ふんどし)の脇から手を差し込んで
勃起した珍宝(ちんぽ)を握りしめた。
「褌(ふんどし)がきつそうだねえ」
そう言うと女将さんは褌(ふんどし)を解いてくれた。
「まだまだ小さいけど、立派なちんちんじゃないか」
女将さんは半分だけ皮を被ったままの珍宝(ちんぽ)を
剥いて亀頭を剥き出しにすると、
慣れた手付きで手すさび(手コキ)をしてくれた。
久蔵の下半身に鉛を付けたような
心地よい気だるさがやってきて、
知らず知らずのうちに久蔵は腰を前後に振っていた。
「まだまだぎこちない動きだねえ」
お玉はそう言うと久蔵の珍宝(ちんぽ)を口に含んだ。
肉茎に、舌が這わされる。
手すさび以上の快感が股間に押し寄せて来た。
「あへっ!」
情けない声を発して久蔵はお玉の口の中で射精してしまった。
「いいかい?草庵先生とのことは誰にも言うんじゃないよ
黙っていればもっと良いことをしてあげるからね」
久蔵の白濁の液をゴクリと喉を鳴らして飲み干すと
お玉は何事もなかったかのように浴室から出ていった。

2021052207275480e.jpeg



テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.06.01 (Tue)

紺屋の女房 3

翌日、草庵先生を呼びに行った女中のお加代が
血相を変えて帰ってきた。
「おらんのです!
草庵先生が昨夜のうちに荷物をまとめて
また旅に出られたんです!」
そりゃあ、仕方ないねえと
店の旦那の吉兵衛はあきらめ顔だったが
腹の虫が収まらないのは妻のお玉であった。
「もう少しだったのよ、
もう少しで腹の差し込みが全快する筈だったのに…」
お玉は立腹していたけど、
朝餉(あさげ=朝食)をペロリと平らげていたことから
回りの皆は、もう医者に治療を施してもらわなくても
大丈夫ではないかと思っていた。
「あー!むしゃくしゃする!朝風呂に入るよ!
久蔵、風呂を沸かしておくれ!!」
商いをするものにとって、
朝寝、朝酒、朝湯は
身上(しんしょう=財産)を潰すと言われて
忌み嫌っていた。
「朝湯はやめなさい」と
亭主の吉兵衛がたしなめても言うことをきかない。
お玉に惚れぬいている吉兵衛は女房に睨まれると
それ以上は何も言えなかった。

202105220737245b6.jpeg

「湯が沸いて用意ができました」
久蔵がそう告げると昨日と同じように三助を命じた。
「三助ならば私が…」
お加代が申し出たが
「女のお前に
背中を流してもらっても気持ちよくない。
男の手で力強く擦ってもらいたいんだよ
お加代、お前は店先を掃除しな!」
店先の掃除は久蔵の仕事だっただけに
お加代は不服そうに頬を膨らましながらも
竹箒を手に取ると表(おもて)に出ていった。
「さあ、久蔵いらっしゃい」
お玉は我れ関せずと風呂場に向かった。
「やれやれ、困ったものだ」と
亭主の吉兵衛は店の開店時間が迫っていたので
慌てて店に出ていった。
「女将さんの言い付けだもん、
仕方ないですよね」と
困ったような表情をしながらも
心をときめかせて久蔵は
褌一丁の姿になると風呂場へと足早に向かった。

風呂場では昨日と同じくお玉が全裸で待ち構えていた。
「久蔵、お前も褌(ふんどし)を解いて裸になるんだよ」と
素っ裸になることを命じた。
久蔵は昨日の尺八(フェラチオ)を思いだし、
すでに股間の珍宝(ちんぽ)は仁王立ちであった。
「うふふ…やはり若いってのは素晴らしいわね」
お玉は激しく勃起している久蔵の珍宝(ちんぽ)に
頬擦りしてうっとりとした表情をした。
「久蔵、お前は女(おなご)を知ってるのかえ?」
そう聞かれて久蔵は激しく首を振った。
5歳の時にこの店に売られてから13歳になる今日まで
女(おなご)の手さえ握ったことがなかった。
「私が男にしてやろうかね」
そう言って久蔵を洗い場に優しく寝かせた。
「女陰(ほと=おまんこ)を見せてあげようかね」
お玉は久蔵の顔の上にしゃがみこんだ。
昨日、草庵先生のイチモツが抜けた時に、
ほんの一瞬だけ見た黒い陰唇の奥で
男を狂わせるような匂いを醸し出す女陰(ほと)が、
すぐ目の前に迫っていた。
久蔵はたまらずに
その匂いを嗅ぎながら自分で手すさび(手コキ)をした。
「だめだよ~、自分でするもんじゃないんだよ」
お玉は久蔵の手を払いのけて
珍宝(ちんぽ)を舐め始めた。
「ほら、お前も私の女陰(ほと)を舐めてごらん」
口元に女陰(ほと)を押し付けられた。
目の前には、おいど(アナル)がきゅっきゅっと
萎んだり広がったりしていた。

20210522091421e3d.jpeg

口元が女陰(ほと)の汁でびしょびしょになって行く。
まるで小水でも漏らしたかのような
おびただしいほどの量だ。
それを恐る恐る舌先で掬(すく)ってみた。
たちまた脳天にズドンと衝撃波がやってくる。
『旨い!なんて甘露なんだ!』
さらに舌先を伸ばすと
スルリと女陰(ほと)の膣(あな)に
舌先が吸い込まれた。
お玉は尺八(フェラチオ)を施しながら
「ううぅ…!あぐぅ~~!」と呻いた。
珍宝(ちんぽ)を咥えていてよかった。
それでなければ大きな喘ぎ声を発して
何事かと皆の衆が覗きに来るところだった。
「久蔵、お前、岩清水(いわしみず=クンニ)が上手だねえ
ほんとに女の体を知らないのかい?」
久蔵の舌が疲れて動きが鈍くなってきたので
お玉は誉めて久蔵を発奮させた。
男という生き物は誉めてやると精を出すことを
お玉は知っていた。
案の定、再び久蔵の舌が蠢き始める。
「そう!そうだよ!舐めながら
おさね(クリトリス)も指で弄っておくれ」
「おさね?」
初心な久蔵は、おさね(クリトリス)と言われても
何のことやらわからなかった。
「ここよ、ここを指の腹でグリグリして欲しいの」
お玉は自らの手を股間にもってゆき
中指の腹でぷっくら膨れた陰核を捏(こ)ねた。
「わかりました」
久蔵はお玉の脇腹から手を差し込んで、
おさね(クリトリス)なるものを
ぐりんぐりんと捏(こ)ね回した。
たちまちお玉の体がぶるぶると震え出す。
「おお!いきなりそんなに強くやられたら
私、狂ってしまうわ」
もう辛抱できないと、お玉は尻を離して立ち上がり
久蔵の手を取って湯船に浸かるように催促した。
湯船に浸かって久蔵を正座させると
「いいかい?私がお前を男にしてやるよ
絶対に声を漏らすんじゃないよ」
そう言いながら、
お玉は自分が喘いでしまうのを恐れて手拭いを口に咥えた。

20210522092517438.jpeg

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.06.02 (Wed)

紺屋の女房 4

どうやら今週は梅雨の中休みのようです
晴れ間がやってくるのは嬉しいのですが
いきなり30度越えの気温です。

と言っても朝晩は少し肌寒いので
衣服の調節がめちゃくちゃ難しいです。

今週末こそはコタツを片付けて
じゅうたんラグを剥がさないと
季節感のない部屋になっているので
頑張って模様替えをするつもりです


さて、お話の方はというと…
すっかりお店の女将さんに気に入られた久蔵ですが
童貞とおさらば出来るでしょうか?
よければ続きをお読みくださいませ。


。。。。。。。。。。。。。。。。

「いいかい、ハメるよ」
お玉が久蔵にのし掛かってきた。
大きな乳房が眼前に迫ってくる。
「動かないでじっとしてるんだよ」
お玉はそう言うと腰を微妙に動かす。
すると亀頭が
湯の温もりとはまた違った暖かいベールに包まれる。
次の瞬間、お玉が腰を落として「うぐっ!」と
くぐもった声を漏らした。
珍宝(ちんぽ)が生暖かいものに包み込まれた!

20210524204745667.jpeg

「いけません!女将さんいけません!!」
久蔵は身悶えて挿入を外そうとした。
不義密通は大罪なのだ。
素っ裸で同じ湯船に浸かっているだけでも
誉められたものではない。
女の肉壺に珍宝(ちんぽ)を収めて男になった喜びよりも
お縄を頂戴することになる恐れが勝った。
おまけにお玉が久蔵の肩を押さえつけて
これでもかというほどの激しさで腰を揺するものだから
水面が波立って、しこたま湯を飲んでしまう。
「久蔵、お前は凄いねえ…
初めての男なら女にハメられて
あっという間に吐精するものだけど
まだまだ堪(こら)えることが出来るんだねえ」
久蔵は顔に押し寄せてくる水責めと
不義密通の罪を犯している申し訳なさが入り交じり
女体を味わうどころではなかったから
いつまでたっても射精感がやってこなかった。
今は欲情などこれっぽっちもないのだが
お玉のおまんこが珍宝(ちんぽ)の根元を
キリキリと締め上げるものだから
萎むことさえままならなかった。
泣き出しそうな久蔵の顔を見て
心中を察してくれたのか
「大丈夫よ久蔵。
黙ってさえいればバレないんだからさ
それに誘ったのは私の方なんだから
お前に罪はないんだよ…
だから…後ろから突いておくれよ」
お玉は合体を解いて、
立ち上がると尻を久蔵に向けて屈んだ。
『今なら湯船を飛び出して逃げれる!』
そう頭の中では理解しているのに
意に反して久蔵の手はお玉の尻を抱いて
尻穴の下で蠢(うごめ)く女陰(ほと)を目掛けて珍宝(ちんぽ)を
突き刺す体制に入った。
『いけない!自分から挿してはいけない!』
そう思うのだが、湯に温められたお玉の体から
なんともいえぬよい匂いがして
行為を止めることができない。
亀頭が陰唇に触れるとズドンと腰を前に押し出した。
グシュッ!!
女陰(ほと)に湯が入っていたのか久蔵が突き刺すと
とんでもなくいやらしい音がした。
「ああ…!!ハメてしまった!」
先ほどとは違い、自らの意思で挿入したのだから
興奮度も半端ではなかった。
『おまんこってこんなに気持ちいいんだ!』
気づけば久蔵はがむしゃらに腰を振っていた。
お玉も声を出してはいけないと
手拭いを口に咥えて喜びに堪えていた。
女陰(ほと)の中で
珍宝(ちんぽ)が気持ちよい角度を探ろうと
浅く挿したり深く挿したり
挙げ句の果てには腰をグリグリと回した。

202105242049208a7.jpeg

しかし童貞を捨てたばかりの男に熟女の刺激は強すぎた。
もっともっと女陰(ほと)の中で戯(たわむ)れたいと思ったが
どうにも制御出来ない。
やがて、もう少しで射精しようかという瞬間に
「女将さん、お湯加減はどうでしょう。
薪能(たきぎ)をくべて沸かしましょうか?」と
お加代が気を利かせて風呂場の外から尋ねてきた。
久蔵があわてて珍宝(ちんぽ)を抜くと
あっという間に萎んでしまった。
「いいのよ!お前はお店を手伝っておいで!!」
子種を注いでもらおうと思っていたお玉は
癇癪(かんしゃく)を起こしたようにお加代を叱りつけた。
珍宝(ちんぽ)を抜いて萎れてしまうと同時に
久蔵は冷静さを取り戻した。
「女将さん!俺、とんでもないことを…」
気にしないでいいんだよとお玉は久蔵をとりなした。
もう一度、尺八をして珍宝(ちんぽ)が元気になれば
挿してもらおうとお玉は企んだが、
意に反して久蔵は慌てて褌(ふんどし)を締めて
風呂場から逃げるように飛び出した。

2021052421062860a.jpeg


テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.06.03 (Thu)

紺屋の女房 5

女房のお玉が腹に差し込みがあるといって
草案先生に診てもらってから半月ほど過ぎた。
草案先生の治療が良かったのか、
診てもらった次の日からバリバリと働きだし
半月たった今も腹の具合が悪いとは
これっぽっちも口に出さなかった。

「旦那様、まことご新造(ごしんぞう=奥さん)さまは
働き者の良い女将でございますなあ」
客の相手をてきぱきとこなすお玉を見て
番頭の佐平はしきりに感心した。
「誠に良い女を妻にめとったものだと
私も鼻が高い。ただ…」
言いよどむ旦那の顔が曇った。
「ただ…なんでございましょう?」
その先が気になって、番頭の佐平は続きを促した。
「うむ…ただ、なんというかお玉の畑が悪いのか
はたまた私の子種が悪いのか
一向に赤子(ややこ)を授かることができんのだ」
四十路(よそじ=40代)の吉兵衛は
先祖代々続いてきた染物屋の「紺屋」が
自分の代で暖簾(のれん)を下ろすことになろうと嘆いた。
「それなら一案がございます」
番頭の佐平は
旦那の吉兵衛の耳元でヒソヒソと話し始めた。
「養子を頂けばよいのです」
それならば吉兵衛も考えていた事であった。
ただ、人様の子を頂戴するにしても
それなりの礼金が必要だし、
後々に本来の父母が金の無心にこられては困ると
二の足を踏んでいたのだ。
「良い子が身近におるではないですか」
はて?どういうことかと
吉兵衛は佐平の意図を読めずにいた。
「久蔵でございますよ。
あいつはほんとに働き者だ
私はね、あいつを仕込めば
金の卵になると目をつけているんですよ」
佐平は、久蔵がこの店に買われて来てからというもの
孫のように可愛がっていた。
「佐平、お前が申すのなら間違いはなかろう。
今夜にでもお玉に相談してみるとしよう」

その夜、番頭の佐平の考えをお玉に打診してみた。
嫌がるかと思いきや、お玉もいたって乗り気であった。
かくして久蔵は吉兵衛の養子となり
下男という身分から「紺屋」という店の跡取りとして
厳しい修行を受けることとなった。


久蔵は頭のいい子で、
読み書きソロバンを、そつなく覚えていった。
そして15歳となり、
元服(げんぷく=現代の成人式)を迎えた日、
吉兵衛は久蔵に、ついて参れと連れ出した。
「どこに連れて行ってくださるのですか?」
久蔵は吉兵衛に尋ねた。
「うむ。お前も無事に元服(げんぷく)したことだし
ひとつお前を男にしてやろうと思ってな」
しばらく歩いてゆくと、ふいに大きな門が見えてきた。
「久しぶりに遊ばせてもらうよ」
吉兵衛は門番の男に気さくに声をかけて
さあ、お入りと久蔵を門の中に手招いた。
門をくぐり抜けて久蔵は腰が抜けるほど驚いた。
そこは昼間かと見間違うばかりに
赤い提灯が等間隔で
通りの奥まで煌々と灯っていた。

20210524221522ca2.jpeg

「父上さま、ここは一体…」
オドオドしながら吉兵衛の後をついていきながら
ここはなんという所なのかと尋ねた。
「ここは遊郭といって、男の遊びだ
一人前の男は皆、ここで浮き世の垢(あか)を流すのだ」
連なっている家屋は
表通りに面した窓が格子になっていて
中を自由に覗くことが出来た。
格子窓の中からは着物を着崩した女達が
乳房の膨らみを強調して男を誘っていた。
「兄さん、遊んでいきなよ
安くしておくよ」
目が合った女は恥ずかしげもなく声を掛けてくる。
「どうだい?好みの女はいるかい?
童貞を捨てさせてもらう女なのだから
じっくりと選べばいい」
選べばいいと言いながら、
なるべく手前の女を選んでおくれよと
吉兵衛は念を押した。
どうやら奥に座っている女ほど高値なのだろう。

20210524223118822.jpeg

童貞を捨てると言ったって、
久蔵の童貞はとっくの昔に
女将さんに捧げたのだから
誰でもよかった。
「では、この子にしようかね」
久蔵が指名した女は、
名をお鈴という肉厚の唇の醜女(しこめ=ブス)であった。
かなりの安値であった、それは醜女(しこめ)ゆえに
誰にも買われずに毎晩油を売っているようなものなので
投げ売りしているようなものだった。
思いがけずにお鈴を買ってもらったものだから
茶屋の親父は喜んだ。
「では、しっかりと楽しむがいい」
吉兵衛もまたそれなりの女を買い、
違う部屋へと消えていった。

「あちきを買ってくれて嬉しいわいな」
お鈴は猪口(ちょこ)を持てと催促する。
買ってくれたお礼にお酌をさせてくんなましと
徳利(とっくり)を手にしてお鈴は微笑んだ。
「いえ…私は元服(げんぷく)したばかりで
酒は呑めないんだよ」
呑めないというよりは呑んだことがなかったので
少し躊躇(ためら)っていたのだ。
「あらあら…
お初心(おぼこ)い顔をしていると思うておりんしたが、
そうでありんしたか…」
話し方がゆっくりで別世界に迷い込んだと思わせた。
そのように告げると
「そうでありんす…
此処(ここ)は浮世離れの遊郭(ゆうかく)…
すべてを忘れてあちきと楽しむでありんす」
酒の口当たりをまろやかにさせていただきますと
お鈴は徳利(とっくり)から酒を自らの口に含むと
久蔵の口に吸い付いてきて
酒を流し込んでくれた。
生まれて初めての酒をお鈴の口から呑ませてもらった。
たちまち胃の腑(ふ)が、かあーっと熱くなり
度胸がついた気になった。
「さあ、あちきを見んなまし」
お鈴は着物の裾を開いて股間を見せた。
お鈴の股間は女将さんのアソコと違い
若い匂いが漂っていた。

20210524223313d5f.jpeg





テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
 | HOME |  NEXT