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2021.03.23 (Tue)

DOLL (ドール) 1

俺たちは未舗装の山岳道路を軽トラで登っていた。
「おっ!冷蔵庫見っけ!」
助手席から先輩の三村崇が嬉々とした声を上げた。
俺たちはリサイクルショップに勤めている回収班だ。
時々こうして山道を軽トラで走って
不法投棄されている家電を見つけては故障箇所を治して
店で高く売りつける。
ほっておけばただのゴミだが、まだまだ使えるやつが
イヤというほど棄てられている。
最近ではリサイクル料金を支払うのがイヤなのか
テレビや冷蔵庫がかなりの確率で棄てられている。

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「おい見ろよ、こいつなんかキズはないし、
とりあえず動けば高額で売れるぞ!」
路肩に軽トラを停めて俺たちは冷蔵庫を持ち上げた。
「うわっ!!」
俺は危うく手を滑らせて冷蔵庫を落としかけた。
「バカっ!しっかり持てよ!」
先輩が叱責したが手を滑らせかけたのには理由があった。
「せ、先輩、これっ!?」
冷蔵庫の下からゴミに埋もれた女体が現れたせいだ。
「えっ!?」
先輩も驚いていたが、やがて大声で笑い始めた。
「アハハ!よく見ろよ。人形だよ。
ダッチワイフっていうやつかな。リアルだよな」
ダッチワイフ?
俺の知っているダッチワイフってのは
口をポッカリ開けた空気人形なんだけど
そいつは、その、なんというかめちゃくちゃリアルだった。
「綺麗だけど、いくらなんでもそいつは店で売れないしな…
かと言ってこんなのを持って帰ったら女房に変態扱いされるしな」
勿体ないけどそいつはそのままにしておこうぜと
先輩は言うが、俺をじっと見つめる瞳が俺に何かを訴えているようで…
「これ、俺が貰ってもいいっすか?」
何だかこのまま野ざらしにしておくのが可哀想で
俺は先輩にお伺いを立てた。
「お前も物好きだなあ。
まあ、彼女もいない独身男には重宝するかもな」
持って帰れよ、黙っていてやるよと
先輩は快諾してくれた。

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俺は西嶋健介、24歳の独身だ。
ミュージシャンを夢見て都会にやってきたが
鳴かず飛ばずで気がつけばしがないリサイクルショップの廃品回収係に落ち着いた。
もちろん安月給だし、イケメンでもないこんな俺には彼女なんていない。
風俗に行く金もないから恥ずかしながらいまだに童貞だ。
そんな童貞野郎がダッチワイフを持ち帰りたいと言ったんだから
使い道はただひとつ…
そんな俺の心を見透かすように、先輩は終始ニヤニヤしていた。
でも、男の気持ちは男にしかわからないというやつで
先輩は深夜までダッチワイフを倉庫に隠してくれて
深夜にこっそり俺の部屋まで届けてくれた。
「昼日中にこんなのを運んでたら死体でも運んでいると思われちゃ困るしな
まあ、今夜はソイツでゆっくり楽しめ
あ、誰が使っていたかわからねえし、よく洗って使うときはゴムをつけろよ」と
ご丁寧にもアドバイスまでくれた。

洗うといっても、ほぼ等身大だから流し台では洗えない。
俺は風呂を沸かして裸になるとダッチワイフと混浴することにした。
「それにしても最近のはリアルに出来てるよなあ」
おまけに手足が可動するので俺は手足を曲げて一緒に湯船に浸かった。
抱いてみると本当に人間の肌のようで…
思わずおっぱいを揉むときは「失礼します」と断りをいれてしまった。
彼女(もはや人形とは思えないので、あえて彼女と言わせてもらう)のおっぱいを揉んで、その柔らかさに俺は射精しそうになった。
『や、柔らけえ!』

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生身の女の乳の柔らかさなんて知らないけど
まさしくこれがおっぱいの柔らかさと俺は感激した。
湯の中の彼女の股間に目をやるとデルタ地帯には
ちゃんとそれなりに毛が生えていた。
髪の毛だってカツラじゃないし人間の髪の毛そのものだった。
植毛かなあ…俺は彼女の髪の毛を撫でながら唇にキスをしようと思った。
何故か人形が相手なのに俺はドキドキせずにいられなかった。
『これが俺のファーストキスだ』
意を決して俺は彼女の唇を奪った。

-  あんっ!  -
気のせいか女の甘えた声がした。
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。。。。。。。。

PS. 作者からの一言
昔から人形に命が吹き込まれるお話はたくさんあります
童話では「ピノキオ」、
アメリカ映画では「マネキン」や「チャイルドプレイ」なども有名ですね
日本にも是枝監督で「空気人形」という作品もあったかと思います
私なりのダッチワイフと童貞ボーイとのラブコメを書けたらなあと思います
よろしくお付き合いくださいませ



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2021.03.24 (Wed)

DOLL (ドール) 2

「今…声がした?」
俺は辺りを見回した。
だけど、狭いユニットバスなのだからもちろん誰もいない。
『疲れているのかな…』
そう呟いてみたけれど、言葉とは裏腹に 
股間のイチモツはガチガチに勃起している。
それに湯で温めたからだろうか、彼女がどんどん柔らかくなって(おっぱいは元々柔らかかったけど)ボディはしっとりしてきて
手に吸い付くようなまさしく餅肌になっていた。
「さあ、大事なところを洗おうね」
いよいよ彼女の股間へと手を伸ばす。
なんだか本当に人間の女を抱いてるようで
生まれて初めて女体の神秘の割れ目に触れるんだという興奮で
冗談抜きで鼻血が出そうだった。

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-  焦らさないで  -
まただ!
また色っぽい声が…
「誰だ!」
俺は立ち上がってユニットバスのドアを開けた。
濡れた体のまま一通り部屋をチェックした。
ドアも窓もちゃんと鍵がかかっている。
「ここか!」
誰かが飛び出してくるのを覚悟しながら
俺は勢いよくクローゼットを開けた。
しかし、そこには見慣れたくたびれた服が
ハンガーに掛かっているだけだった。
『まったく…これが幻聴って奴なのか?』
体が冷えて来たので
俺は再びユニットバスのバスタブに足を踏み入れた。
湯が動いたせいか彼女の体がスーッと近づいた。
見ようによっては勃起しているイチモツを
彼女の鼻先に押し付けているようだった。
不思議なことに、さらに彼女が俺に近づいて
亀頭の先っぽに唇を押し付けた。
『うわっ!めちゃくちゃ興奮するじゃん』
俺は散々見飽きたアダルトビデオの1シーンのように
「ちんぽ好きなんだろ?
舐めたきゃ『舐めさせてください』って言ってみな」
人形が答えるわけないかと呟いて、
俺は彼女の頭を押さえつけてちんぽを口にねじ込もうとした。
そして彼女が上目使いで俺を見上げているのに気づいた!
「えっ?」
驚く俺に、さらに追い討ちをかけるように
彼女がさらに近づいて
勃起しているちんぽを深々と呑み込んだ!

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「ひゃあ~!?」
フェラしてもらった喜びよりも
俺は少し怖くなってしまい、ちんぽが萎れ始めた。
「ど、どうなってるんだ!」
俺は腰を引こうとしたが彼女の手が動いて俺の尻を掴んで
逃げようとするのを阻止した。
「怖がらないで…
貴方が好きなんです」
間違いない!さっきからの声はこのダッチワイフだ!
「まさか?!君は生きているのか?」
昔から人形に命が吹き込まれるというのはよく聞く。
ピノキオやトイ・ストーリーのようなファンタジーから
チャイルドプレイや
髪の毛が伸びる市松人形のようなホラーなど…
彼女はファンタジータイプか?それともホラータイプか?
「君は生きているのか?」
恐る恐るもう一度聞いてみた。
「ドールですから正確には生きていないと思いますよ
でも、ちゃんと心もあるし、ほら、こうして動けるんです」
彼女は頭を振って俺のちんぽを咥えてじゅぽじゅぽと
フェラチオを施した。

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「あひぃ~♪」
俺は背を仰け反らせて悶えてしまった。
この際、ファンタジーであろうが
ホラーであろうが関係なかった。
初めてのフェラチオに気持ちいいというだけで満足だった。
「くそっ!気持ちいいじゃねえか!」
俺は彼女の頭を掴んで
自ら腰を振って喉の奥まで咥えさせてやった。
人形のくせに彼女は
「うごっ!うぐぐっ!」と苦しそうな声を漏らした。
俺は自分のちんぽを咥えている彼女を見た。
『くそっ!いい女じゃねえか!
あああ!たまんねえぞ!!』
目の前がスパークして
俺は彼女の口の中におもいっきり射精してしまった。
彼女はゴクリと喉をならして俺のものを飲み干し、
もっと欲しいとばかりに尿道に残っている雫を
ちゅうちゅうと吸い取る。

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2021.03.25 (Thu)

DOLL (ドール) 3

女の口の中に放出した感激と
射精が終わった後の賢者タイムで
(男は射精した後、しばし呆然として虚無感が襲ってくるのさ)
なにも考えられずに頭が真っ白になっていた。
しかし、脱力感が薄れてくると
次第に今の状況におののき始めた。
「お前は何だ?!霊か?幽霊が憑りついているのか!」
俺のちんぽを美味しそうにしゃぶっている。
俺は急いで女の口からちんぽを引き抜いた。
「あん!もっと綺麗にお掃除フェラをして差し上げますのに…」
もう一度咥えようとするのを俺は阻止した。
「もういいんだ!それより、俺の質問に答えろ
君はいったい何なんだ!
どうして人形が動いて喋るんだ!」
射精した後のペニスはあっという間に萎れていた。
いや、恐怖心からか通常のサイズよりも
かなり小さく縮こまっている。
「私が何なのか私自身もわからないんです
気がつけば自我に目覚め、こうして動けるし話すことも出来るようになっていたんですから」
本当の事なのだろう、
彼女の目には涙が溢れてウルウルとしていた。
もしかしたら一流企業が極秘に作成したITロボットなのかもしれない。
どこかにコンピューターを仕込んだユニットがあるのかもしれないと、俺は彼女をバスタブに立たせて調べてみた。
しかし、どこにも継ぎ目とか見当たらない。

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残るは股間だけだ。
でも、童貞の俺は女の股間を覗き込むのに躊躇した。
俺の視線は彼女の股間を凝視していた。
「セックスをなさいますか?」
俺の視線に気づいて彼女が腰をくねらせながらそう言った。
『くそっ!素性はどうあれ、色っぽいじゃねえか』
萎れていたちんぽが少しだけ反応し始めた。
「よ、よしっ、じゃあ体を拭いてやるから風呂から上がれ」
何だか命令するってドキドキするけど
妙に気持ちいいもんだ。
「かしこまりました、ご主人様」
ご主人様だなんて呼ばれるとメイド喫茶の女の子をお持ち帰りしたような錯覚になる。
俺はバスタオルを手にして躊躇した。
如何せん童貞野郎のチキンが顔を覗かせて
スマートに体を拭いてやる行為に慣れていないので
咄嗟に彼女にバスタオルを投げ捨てた。
「自分で拭け!」
そう命ずると彼女はバスタオルを体に押し当てて水滴だけを拭ってゆく。

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『そっか…男みたいにゴシゴシと拭かないんだな…』
一つ一つの動作が色っぽい。
機械仕掛けとわかっていてもそんじゃそこらの女よりも気品があってセレブなお嬢様みたいだ。
俺は、そんなセレブなお嬢様に命令できる立場なんだ…
くぅ~♪なんと言う優越感!
「ではどうぞセックスなさってください」
彼女はそう言うと万年床の布団の上に大の字に寝転んだ。
「バカ!そんな色気のない事をするな!」
良くできてはいるが、肝心なところは幼いというか
男をがっかりさせやがる。

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俺が注意すると、彼女は怪訝な表情を浮かべながら
素直に脚を閉じた。
でも俺は脚を閉じる前に
大の字に寝た彼女の股間だけはバッチリ見てしまった。
初めて見る女の股間…
黒い陰りの陰毛からの割れ目…
生身の体じゃないから濡れたり匂いを発する事はないんだろうな…
いや待てよ、さっきは瞳に涙さえ浮かべていたじゃないか!
もしかしたらアソコだって本当の女みたいに…
そう思うと俺のちんぽが瞬く間に反応し始めた。
俺が彼女の足元にひざまずくと今度こそ脚を開く場面ですよねばかりに彼女は膝をたててM字に開脚した。
自然と俺は前傾姿勢をとって彼女の股間に吸い寄せられた。
『うわっ!すげえ!本物みたいじゃん!』
そこにはネットの裏サイトで何度も拝見していた『おまんこ』が息づいていた。
「ご主人様、ご自由にどうぞ」
彼女はそう言って自ら陰唇を押し開いて、ぱっくりとおまんこをさらけ出した。
「おい!そりゃねえだろ!そこは男にさせるもんだ!」
楽しみを奪われて俺は少しばかり本気で怒った。
「ごめんなさいご主人様…以前のご主人様には私がこうして自分の指で弄れと命じられていましたから…」
以前のご主人様?
そうか、そうだよな。
あの場所に棄てられていたんだから誰かに棄てられたと言うことだよな。
そして棄てたのが以前のご主人様って訳だ。
それに、そのようにしなさいと命じられていたのを覚えていたということは学習能力はあるって事なんだよな。

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2021.03.26 (Fri)

DOLL (ドール) 4

『前のご主人ってどんな奴なのか…』
女の扱いに慣れてこいつをヒィヒィ言わせてたのかな…
そいつに比べたら俺なんか童貞で
股間を覗いたのはいいけど、
この先どうすりゃいいのかわかんないし…

そんなことを考えていると頭がパニックになって
ちんぽがどんどん萎れていく。
『そうだ!こいつは何でも言うことをきくんだろ?
なら、こいつに教えてもらえばいいじゃん!』
俺は彼女の横にゴロリと横になった。
「萎れてきたから勃たせろよ」
そう命じると「はい」と可憐な声で返事をして
体を反転させて俺に覆い被さってきた。
『わお!』
彼女のおまんこが俺の超至近距離で蠢いていた。
ちんぽをいれて欲しそうにヒクヒクしている。
こんなものを見せられたら助けてもらわずとも
俺のちんぽは再びカチカチに勃起した。
「ご主人様、すでにカチカチに復活されていますけど…」
ふにゃちんを勃起させろと命じられたのに、
すでに勃起しているものだから
どうすればよいのか戸惑っている。
臨機応変に対応出来ないのが玉に瑕というところか。
「いいから、しゃぶれ」
わかりましたと彼女はちんぽにしゃぶりつく。
不思議と体温などあるはずもないのに
俺の体の上に覆い被さっている彼女の体は温かく
口の中も温かいのかヒヤリとした冷たさは感じなかった。
『じゃあ…ここも温かいのかな』
俺は人差し指を恐る恐る彼女の膣(なか)に射し込んだ。

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「うっ!」
指を挿した途端、彼女は背を仰け反らせて喘いだ。
『すげえ!ちゃんと感じるようになっているんだ!』
センサーなのかな?
まあ、そんなことはどうでもいいや。
とにかく俺はおまんこの中に指を入れたんだ!なんて
指は、ほどよく締め付けられてなんとも心地好い。
指でこんなに喘ぐんなら、舐めたらどうなるんだ?
いや、それ以上にちんぽを挿入したら…
「ゴクリ…」
生唾を飲み込んで、おまんこを舐める意思を固めた。
「いいか、今からお前のおまんこを舐めるぞ
本当に舐めるからな!」
わざわざクンニすることを宣言するなんて
我ながらトンマだと思ったが
黙っていきなり舐めるのも失礼かと思って俺は宣言した。
「ああん…舐めてください、
私のいやらしいところをペロペロしてください~♪」
クンニされることを期待しているのか
彼女は尻をプリプリと振った。
おまけに、おまんこからは透明な雫が
トローリと流れ出ているじゃないか!
『これ、絶対に人形じゃないよな!
こいつは生きているんだ!
こいつは神様からのプレゼントだ。
女に縁のない俺を哀れんで神様が女をプレゼントしてくれたんだ!』
顔を近づけると、とてもいい匂いがした。

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ペロリ…
俺は生まれて初めて女のアソコを舐めた!
『うめえぇぇー!』
なんて美味しいんだ!
極上のアワビを舐めたみたいだ。
(いや、アワビ自体舐めたことも食ったこともないけど)
彼女は俺の舌の動きに併せるかのように見悶えた。
もう我慢できない!
いよいよ童貞とオサラバだ!
「69はもういい。
挿入するぞ!お前が上になって俺のちんぽをハメろ」
はい、わかりましたと
彼女はクルリと体を反転させて俺の腰の上に股がった。
彼女はちんぽに指を添えて、
おまんこの入り口をくちゅくちゅと探った。
『ヒャア~!気持ちいい!』
俺は今すぐにでも射精したくなった。
やがて、ここだとばかりにポジションが定まると
彼女はゆっくりと腰を落とし始めた。
ちんぽが柔らかくて温かいヒダヒダに包まれていく。
俺は出来うる限りに首を持ち上げて
挿入されて行く様を見届けた。
だが、半分ほど埋没した時点で
俺は背を仰け反らせて悶えてしまった。
「うひぃ~♪気持ちよすぎるぅ~!」
こんな快楽は生まれて初めてだった。
やがてちんぽの全てが彼女の膣(なか)に収まった。
誰にも教えられていないのに本能というやつか
俺は腰をヘコヘコ動かして彼女を下から突き上げていた。
この気持ちよさを永遠に感じていたい…
そう思ったのも束の間で
次の瞬間、俺は今夜二発目の射精を中だしで終えた。

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2021.03.30 (Tue)

DOLL (ドール) 5

結局、俺はその夜に6発も彼女に抜いてもらった。
翌朝、俺はかろうじて寝坊することなく起きることが出来た。
それと言うのも、上手そうな匂いに起こされたと言っても過言ではない。
食卓にはハムエッグとトーストが並べられていた。
そして彼女は素っ裸でコーヒーを淹れている最中だった。
「これ…お前が作ったのか?」
そう尋ねると、彼女は少しだけ顔を赤らめて
「はい、お口に合うかどうかわかりませんけど」と言った。
『か、可愛い~!』
朝勃ちで元気なちんぽを今すぐにでもハメたくなった。
だけど、遅刻するわけにはいかないので
そこはグッと我慢した。
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職場に行っても昨夜から今朝にかけての出来事に
自然と顔がにやけてしまう。
「昨夜はお人形を相手に楽しんだんだな」
彼女を持ち帰ったのを知ってる先輩は
昨日と同じように廃品回収の軽トラを走らせ、
ハンドルを握りながら、どうだっんだ?良かったか?などと
執拗に聞いてきた。
「彼女、最高っす!」
俺は昨夜から今朝の出来事を詳細に先輩に話した。
「はあ?人形が生きてる?
お前、頭は大丈夫か?」
あまりの気持ち良さに幻覚でも見たんだろうと
信じてはもらえない。
「信じてもらえないなら、今夜、うちに来てくださいよ
ちゃんと彼女を紹介しますから!」
そんなことを言い合っているうちに車は会社の倉庫へ着いた。
軽トラの停車する音を聞き付けて
倉庫業務の紅一点である柳沢季実子が軽トラの元へ駆け寄ってきた
「今日は回収品がなかったのね」
掃き溜めに鶴というか、
ガサツな野郎の吹き溜まりのような倉庫業務にあって
何故か美人の季実子さんが配属されていた。
「ああ、今日は空振りだ
あ、そうだ!季実ちゃん、今夜時間取れる?
こいつ、彼女が出来たそうだから紹介してくれるって言うから
こいつの家にお邪魔するんだけど、あんたも来ないか?」
先輩が季実子さんにそう言うと
「西嶋くん、彼女が出来たの?」と顔を曇らせた。
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その後、季実子さんは終始機嫌が悪かった。
渋る季実子さんを車に押し込んで
俺は先輩と季実子さんを部屋に迎え入れることとなった。
部屋のドアを開けると彼女は穏やかな微笑みを浮かべてソファに座っていた。
「おい!起きろ!お客さまだぞ」
少しだけ部屋が散らかっているが今さらどうしようもない。
「さあ、どうぞ、俺の彼女を紹介します」
俺は先輩と季実子さんを招き入れた。

「おっ!洗ってやったんだな。
昨日より綺麗になってるじゃないか」
先輩はそう言って彼女の隣にドカッと腰を降ろした。
「西嶋くん、間違っていたらごめんなさい
もしかして、この人形があなたの言ってる彼女?」
状況を飲み込めないのか季実子さんは呆然と立ちすくんで彼女を眺めている。
「人形じゃないです!彼女は生きているんです!」
失礼なことを言う女だとばかりに
俺は季実子さんを睨んで言ってやった。
「そうそう、人形じゃないよな~♪
今夜も西嶋はこいつのおまんこにちんぽをぶちこんで腰を振るんだよな~♪」
人形じゃないと否定してくれたのか、それとも小バカにしているのか、
そんなことを言いながら先輩の顔は今にも吹き出しそうにヒクヒクしていた。
先輩は彼女の口元に鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅いだ。
「臭え~っ!お前、こいつの口でフェラチオさせて射精しただろ?ザーメン臭いぞ!」
そう言って彼女の口を開いて
「おっ!生意気にも舌まであるじゃん。そうか、そりゃあ気持ちよかったろ」と
指で彼女の舌を引っ張った。
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「やめてください!彼女、いやがってるじゃないですか!」
俺は慌てて先輩から彼女を引き剥がした。
「悪い、悪い。しかしなんだなあ、こいつに名前をつけてやらないとな…。
そうだ!季実子って名付けようぜ!」
そう言って先輩は俺の手から再び彼女を引き寄せ、
おっぱいを揉みながら「デカイなあ~♪こりゃあ本物の季実子もタジタジだな」と笑った。
「勝手に人の名をつけて遊ぶのはやめてください!」
季実子さんは顔を真っ赤にして怒った。
そんなことはどこ吹く風と言った具合で、さらに先輩は
「今夜も西嶋に可愛がってもらいなよ~♪
季実子、愛してるよ~なんて言われながら腰を振ってもらうんだよ~♪」と悪のりした。
「不潔!あんたたち二人とも変態だわ!」
季実子さんはカンカンに怒って部屋を飛び出して帰っていった。
「冗談のわからねえ女だ」
先輩は、そうポツリと呟いて「じゃあ、俺も帰るわ」とドアを出ていった。

二人が帰った後、俺は彼女を叱りつけた。
「なぜ喋らない!なぜ動かない!
おかげで俺は変態扱いされたじゃないか!」
たちまち彼女の瞳が潤んで涙が頬を伝い落ちた。
「私はご主人様のものよ。
他の誰にも私の正体は明かさないわ!
ご主人様と二人だけの時しかこうして話さないし
こうして動かない!」
そう言って俺に抱きつき股間をまさぐってきた。

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