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2021.05.31 (Mon)

紺屋の女房 2

草庵先生に激しいおまんこをされたものだから
お玉は身体中が汗ばんでしまっていた。
今にも泣き出しそうな久蔵に向かって
「風呂に入りたいから湯を沸かしておくれ」
と頼んだ。
「へえ」
馬鹿だと言われた汚名返上だとばかりに
急いで風呂釜に薪能(たきぎ)を突っ込んで火をつけた。

ほどなくして風呂場に湯気が立ち上がり
ちょうどよい湯加減になったので
女将さんにその旨を伝えた。
「久蔵、お前はさっきの始末の罰として
私の三助をしなさい」
湯浴み着に着替えたお玉を追うように
久蔵は急いで着物を脱いで
褌(ふんどし)一丁で浴室に飛び込んだ。
お玉はちょうど湯船に浸かるところだった。
「この湯浴み着というやつが私は嫌いでね…
湯に入ると体にまとわりついて気持ち悪いのよ」
そう言って腰ひもを解くと
湯浴み着を脱ぎ捨ててしまい全裸になった。
久蔵は見てはならぬと視線を逸らした。
「久蔵、お前は草庵先生のアレが
私のおまんこから抜くときに
私の大事なおまんこを見たんだろ?」
お玉はそう言って湯船から立ち上がった。
「見てません。俺は何も見てません」
久蔵はぎゅっと目を閉じた。
「じゃあ、今から見ておくれ、私の裸は綺麗かえ?」
見ろといわれれば見ないわけにはいかなかった。
久蔵は丁稚奉公というよりは
下男的な扱いでこの店に売られてきたのだ。

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久蔵には兄弟が6人いた。
家を継ぐ長兄以外は皆売られた。
売られるといっても高額ではない。
ほんとに二束三文のような投げ売りなのだ。
だが、父母から「お前が我慢してくれれば
妹や弟にひとときでも
白いおまんまを食わせることができる」と
言われれば承諾するしかなかった。
いや、不服だと抵抗しても
山に捨てられて野垂れ死ぬのが関の山なのだから
仕事がきつくても朝晩におまんまが食えて
天露(あまつゆ)をしのげて布団で寝れるのだから
売られる久蔵にとっても願ったり叶ったりだった。

売られた子にしてみれば
買ってくれた人の言うことには絶対に服従した。
ここを追い出されれば、
それこそ野垂れ死ぬのが目に見えていたからだ。
そんな訳で久蔵は
目を見開いて裸体を見ろと命じられれば
従うしかなかった。

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そっと目を開くと、目の前には熟れた女の裸体があった。
湯に濡れた体は白い肌をやや朱に染め、
それはそれは艶かしく久蔵の目に写った。
「私の体は綺麗かえ?」
返事をするまでもなく
久蔵の褌(ふんどし)の前隠しの部分が
激しく盛り上がっていた。
「嬉しいじゃないかえ
私の体で勃起してくれてるのかい?」
湯船から上がり、女将さんが近づいてくる。
洗い場に歩を進める度に、
豊満な乳房がタプタプと揺れた。
お玉が久蔵の褌(ふんどし)の脇から手を差し込んで
勃起した珍宝(ちんぽ)を握りしめた。
「褌(ふんどし)がきつそうだねえ」
そう言うと女将さんは褌(ふんどし)を解いてくれた。
「まだまだ小さいけど、立派なちんちんじゃないか」
女将さんは半分だけ皮を被ったままの珍宝(ちんぽ)を
剥いて亀頭を剥き出しにすると、
慣れた手付きで手すさび(手コキ)をしてくれた。
久蔵の下半身に鉛を付けたような
心地よい気だるさがやってきて、
知らず知らずのうちに久蔵は腰を前後に振っていた。
「まだまだぎこちない動きだねえ」
お玉はそう言うと久蔵の珍宝(ちんぽ)を口に含んだ。
肉茎に、舌が這わされる。
手すさび以上の快感が股間に押し寄せて来た。
「あへっ!」
情けない声を発して久蔵はお玉の口の中で射精してしまった。
「いいかい?草庵先生とのことは誰にも言うんじゃないよ
黙っていればもっと良いことをしてあげるからね」
久蔵の白濁の液をゴクリと喉を鳴らして飲み干すと
お玉は何事もなかったかのように浴室から出ていった。

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2021.05.29 (Sat)

紺屋の女房 1

「おまえさん…あたいはもうダメかもしんない…」
布団に臥せった女房のお玉が弱々しい声を漏らす。
「何を弱気なことを…
お前のためならどんな高貴な医者でも
連れてきてやるから今しばらく辛抱しな」
亭主の吉兵衛はそう言ってお玉の手を握った。

今朝まで元気に店の帳場を切り盛りしていた女房のお玉が
昼時になって急に差し込みが来たと言って床に伏せた。
町医者に診てもらったがさっぱり原因はわからないという。

「おまえさん、ひとつ頼みがあるのだけれども…」
弱々しい声でお玉が吉兵衛に頼みごとを言い出した。
「なんだい?何なりと言っておくれ」
吉兵衛は心底お玉に惚れていたので
どんな願い事もきいてやろうと思った。
「昼前に女中のお加代に聞いたんだけど、
名医の草庵先生がこの町に遊びに来てるそうな…
ぜひ、草庵先生に診てもらいたいんだよ」
草庵という男の事なら吉兵衛も小耳にはさんでいた。
腕は確かかどうかは知らぬが、
なにせ歌舞伎役者になってもよいような色男だとか…
あまり気乗りはしなかったが、
他ならぬお玉の願い事なのだから聞かぬわけにもいかない。
女中のお加代を呼び出し
「これ、お加代、
おまえは草庵先生の居所を知っているのかい?」と訪ねると、
知っているというので
「では、ひとっ走りしてお連れしなさい」と命じた。

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やって来た草庵という男。
誠に医者と言うよりは
歌舞伎役者というほどの美男子であった。
「では、診察をしてみましょう
気が散るので人払いをお願いします。
それと少々、荒療治になるので
お声が漏れるやもしれませんが
どうぞ、お気になさらずに」
名医と誉れの高い草庵がそういうのならば
従うしかあるまい

寝間に二人きりになると、
草庵先生はお玉の掛け布団を引っ剥がし
寝間着の帯を解いた。
顕(あらわ)になったお玉のおっぱいに
ソッと手を添えた。
「心の臓が早鐘を打っておる
これは治療棒にて荒療治しなければなるまい」
草庵はそう言うと己の帯を解いた。
「これ、お新造(おしんぞう=奥さん)、
拙者の治療棒のことは人伝に聞いておるか?」
いえ、存じませんと首を振ると
「これが治療棒じゃ」と褌(ふんどし)の脇から
それはそれは見事な珍宝(ちんぽ)を見せつけた。
ゴクリと喉を鳴らしながら
「まあ、見事な…、
それでどのような治療をしていただけるのでしょうか?」
おぼこ(処女)ではないのだから
男が珍宝(ちんぽ)を露出させれば、
咥えさせるかハメさせるか、
あるいは手でシゴかせるかだとわかっていたお玉であったが、
草庵の口からどのようにするのか聞いてみたくて
初心(うぶ)なふりをしてたずねた。

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「女陰(おまんこ)に病魔が巣くっておる
そいつを拙者の治療棒で叩いて懲らしめるのだ」
ほれ、股を開くのだと
草庵がお玉の膝の内側に手を差し込み
外側へとグッと押し開いた。
陰毛を処理するということがない時代であったので
ソコは自然の生え方に任せて黒々と密林を思わせた。
その黒い陰毛に包まれて
一際(ひときわ)艶かしい艶々とした陰唇が濡れて光っていた。
「なんと!この病魔は腹が減っておるのか
だらだらと涎を垂らしておる!」
草庵は、お玉の脚をこれでもかと拡げると、
治療棒なる珍宝(ちんぽ)を深々とおまんこに挿しこんだ。
亭主の吉兵衛の魔羅(まら=ペニス)よりも
一回りもふた回りも太い珍宝(ちんぽ)だったので、
お玉は「ああ~!凄い!凄く気持ちようございます」と
喘ぎ声を漏らした。
「ほれ、ほれ、悪霊退散!病魔消滅!!」
草庵は、そのようなことを叫びながら
腰をこれでもかとお玉の股間に叩きつけるものだから
部屋の襖と障子がカタカタと激しく揺れた。
「ああ!ああ~!」
草庵の治療棒という名の珍宝(ちんぽ)が
お玉のおまんこを行ったり来たりする度に
お玉の喘ぎ声も大きくなって行く。

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そこへ廁(かわや=トイレ)から
丁稚見習いの久蔵が用を足して出てきた。
誰びとも覗いてはならんという言葉を
ちょうど腹を下して廁(かわや)に行っていた久蔵は
聞いていなかった。
それゆえ、女将さんの喘ぎ声が何事かと
思わず襖を開いた。
見知らぬ男が女将さんを裸にしてのし掛かり
激しく腰を振っているので驚いた!
「あんた!うちの女将さんに何をしとるんじゃ!」
一喝された草庵は素早く珍宝(ちんぽ)を引き抜き
乱れた着物の裾を直してイチモツを褌(ふんどし)に収めた。
「ご新造(奥さん)、治療の続きはまた今度だ!」
そう言うと身支度を整えて
そそくさと飛び出して帰っていった。

女将のお玉は素早く布団を被って裸体を隠した。
草庵が飛び出して帰ったので治療が終わったのだろうと
店の主人である吉兵衛が様子を伺いに部屋へやってきた。
「すっかり良くなったかい?」
何も知らぬ吉兵衛はお玉に優しく声をかけた。
「ずいぶん良くなりましたが、
あともう少しというところで
この馬鹿が襖を開けたものだから
治療効果が薄れてしまいました。
明日もう一度、草庵先生に診てもらいたいの」
と、吉兵衛に甘えた声を出した。
「なに?もう少しのところを?」
この馬鹿野郎と、吉兵衛は久蔵の頭を叩いた。
「よし、明日もう一度、
お加代に先生を連れてきてもらおう
お前は安静にしておくんだよ」と告げて
吉兵衛は店の方に戻っていった。

ほんとに、お前は馬鹿なんだから。
馬鹿は馬鹿なりに、先ほど見たことは他言無用だよと
女将さんに睨まれたので
久蔵は「へえ…」と返事をして項垂(うなだ)れた。

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。。。。。。。。。。。

新作となります。
久々の時代劇ポルノです。
話し方が古風なので、
少しばかり読みにくいかと思いますが
どうぞ宜しくお願いいたします。

以前にブロともの風花さんから
「人身売買」をテーマに
お話を書けないものでしょうか?と
ご提案を頂いたので、口減らしのために
子を売るといった風習のあった江戸時代に
スポットを当ててみました。

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17:50  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.05.29 (Sat)

恥骨

恥骨…
恥ずかしい骨と書きます
なぜ、こんな変な名前なのか
西洋の医学書を和訳するときに
誤訳しちゃったのか?

どの辺の骨かご存知ですか?
股間の、ちょうど生殖器の上側に
∞の形で目立つことなく
ひっそりと隠れている骨です

実はパートナーさん、
この、恥骨を骨折してしまいました

「恥骨を骨折しました」と言うと
ほとんどの方が
「激しくいやらしい事をしたから?」と
聞き返してきます。

原因はおそらくGWに椅子に座りそこねて
尻もちをついたからだと思うんです。

で、あまりにも痛いので
GWが開けてから
街の整形外科クリニックに行ったんです
レントゲンもMRIも撮ったんですけど
「たぶん、腰からくる痛みでしょう」と
ブロック注射を尾てい骨辺りに打ったんですけど
一向に痛みが治まらず、
ついには歩行困難になっちゃってね

で、セカンドオピニオンってやつで
10日後に大きな病院で診てもらったら
「あ~、恥骨が折れてるね」と一発回答
「先生、今まで診てもらってたクリニックの診察予約を取ってあるんですけど…」
「あ~、それねキャンセルしたらいいから
これからはうちに通ってください」と…
言葉のニュアンスからは
『これぐらい見つけられないなんて
ヤブだから行くだけ無駄ですよ』的な意味合いが込められていた気がします。

というわけで、
月曜日、どれぐらい骨がくっついてきたか
中間診察があります
若けりゃすぐにひっつくんだろうけど
なにせアラフォーですから治癒が遅いだろうな

早く治って欲しいんだよね
骨折箇所が生殖器近くだから
最近ずーっとセックスしてないんですよ。

あ…レントゲン写真って体の輪郭というか
影が写るんですね
恥骨を撮影しているものだから
股間のワレメちゃんが写ってました(笑)
なんだか、ドクターに視姦された気分です
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(画像はイメージです
パートナーさんの写真は、
もっとくっきりとワレメが見えてました)



テーマ : 日記 - ジャンル : アダルト

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2021.05.28 (Fri)

貴方に抱かれて私は蝶になる 15

「あれっ?こんなところにお弁当屋さんが出来たんだ…」
坂口勇樹は歩みを止めて、しばし躊躇した。
コンビニ弁当も飽きたし、たまにはホカ弁でもいいか…
坂口は踵を返すと店内に入っていった。

「いらっしゃいませ」
可愛い女性の声が店内に響く。
『へえ~、こういう店は大概がおばちゃんなのに
ちゃんと女の子を雇っているんだ…』
坂口は女性の顔を見ずに、ひたすらメニューと格闘していた。
格闘の末、出した答えが『のり弁』だった。
「すいません、のり弁を一つ」
注文を入れながら初めて女性の顔を見て
坂口は「あっ!」と声をあげた。
キョトンとしている女性店員に向かって
「純恋(すみれ)さんですよね?」と声をかけた。

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純恋(すみれ)こと、大空恵美(めぐみ)は
懐かしい名を呼んでもらって
ドキッとした。
「あの…どちら様でしょうか?」
恐る恐る尋ねてみた。
「坂口です。一度だけ貴女のお世話になった者です
あの時は寝入ってしまって、
貴女をお見送り出来なくてすいませんでした」
坂口は丁寧に頭を下げて当時の非礼を詫びた。
「え、えっと…ごめんなさい
覚えていないんです」
恵美(めぐみ)は深々と頭を下げた。
「俺、風貌が変わっちゃったからなあ
じゃあ、こうすれば思い出してくれるかな?」
坂口は帽子を取って手で髪の毛をくしゃくしゃにした。
「ほら、このボサボサの髪に無精髭の面を想像してくださいよ」
恵美は数多くのお客さまの顔の記憶を辿った。
そして今度は恵美が「あーっ!」と大きな声をあげた。
汚いマンションの一室で、
洗ってもいない包茎ちんぽを咥えさせた男…
そういえば坂口という名前で予約してきたわねと
恵美は明確に思い出した。
「あの時は本当に失礼しました
お詫びに夕食でもご一緒しませんか?
仕事は何時に終わります?お迎えにきますよ」
坂口に一方的にデートを申し込まれ、
恵美は断るタイミングを逃してしまい
デートを受ける事にした。

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夜8時ちょうどに坂口は迎えに来た。
連れ立って歩くと、
過去に一度だけ訪問した
例のマンションに向かっていることに気づいた。
「あの…夕食はご自宅で?」
ええ、そうです。デリバリーを頼んでます。
家の方が落ち着くかなと思って…
坂口は軽くそう言うが、
恵美は例の汚い部屋を思い出し、
一気に食欲がなくなった。
しかし、予想に反して
部屋は綺麗に整理整頓され、
掃除も行き届いていた。
「雰囲気…変わりましたね」
恵美がそう言うと
「貴女に仕事を頼んだときが
僕の最悪な時代でしたし…」
話を聞けば、
坂口はコンピューターのプログラマーだそうで
仕事に行き詰まってむしゃくしゃしていて
鬱憤ばらしにデリヘルを頼んだということだった。
「さあ、こっちのテーブルへどうぞ」
招かれたテーブルには見事なフランス料理が並べられていた。
「デリバリーと言っても捨てたもんじゃないでしょ」
皿のロゴマークを見て恵美は驚いた。
なんと一流レストランのロゴマークだったからだ。

食事が進みワインも頂くとお互いにうち解け合い
近況を話し始めた。
「ところで…あのデリヘルのお店…
失くなっちゃったんですね
久しぶりに貴女のお世話になろうと電話したら
繋がりませんでした」
そうなんです。
恵美はお店が潰れた経緯を話し始めました。

かなり繁盛したお店だったんですけど、
まず、売れっ子の咲桜さんが離脱したのが大きかったんです。
彼女、SM嗜好のお客さまに飼い慣らされてしまって…
趣味と実益を兼ねたSMクラブに行ってしまったんです。
それだけではありません。
リリーさんという地味な30代の方がいたんですが、
彼女のご贔屓さんが自殺しちゃいまして…
病気の悪化と金銭面での生活苦が原因なんですけど
事務所の方に警察の方が来られましてね…
ほら、こういったお仕事は警察が来ると、
なにか悪いことをしていたんだろうって
噂になっちゃって、
あっという間に閑古鳥が鳴き始めてね。
おまけにリリーさんと
女の子を送迎する稲本さんという方が
駆け落ちしてどこかへ行っちゃうし…
女の子が一人抜け、二人抜けしちゃうと
次々とよその事務所に移ってしまって
ついには閉鎖しなくてはならなくなって。

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一気に話してしまうと堪えきれなくなって
恵美はポロポロと涙を溢しました。
「貴女は他のお店に行って、
またデリヘルをしようとは思わないの?」
「こういうお仕事は
常に需要と供給で成り立っているんです
私の年齢だと若くもないし熟女でもないから
あまりお仕事がないの…」
坂口はなんと言っていいかわからず
恵美の隣に座って肩を抱いた。
坂口は、あの夜からずっと恵美を追い求めてきた。
それが恋心なのか、惚れているという事なのか
女性経験に乏しい坂口には見当もつかなかった。
ただ、恵美と一緒にいたいという気持ちだけは本音だった。
「純恋(すみれ)さん、あ、いや恵美さん、君さえ良ければ
俺と一緒に暮らさないか?」
そう言って坂口は恵美にキスをした。
「私、貴方が思うほどいい女じゃないわよ」
そんなことはないさと
坂口は恵美を抱き抱(かか)えてベッドに連れていった。

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。。。。。。。。。

「貴方に抱かれて私は蝶になる」いかがでしたか?
三者三様のデリヘル嬢をヒロインとして
それぞれのお客さま相手の人生を描いてみました。
まったくノーマルで人並みの美貌だけれど
少しグレていてやんちゃな顔を持つ純恋(すみれ)。
三十路で派手さがなく、あまり指名がないけれど
人情に厚くて世話好き女房はのリリー
超売れっ子で抜群の美貌とスタイルを誇り
プライドの高い咲桜(さくら)
三人ともデリヘル嬢を卒業してそれぞれの道を歩み始めます。

どこかのデルヘルで彼女たちのような女性に出会っても
決してプライベートな事は聞かずに
彼女たちが与えてくれる快楽をご堪能してくださいね

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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2021.05.27 (Thu)

貴方に抱かれて私は蝶になる 14

稲本さんに胸の膨らみを揉ませながら
リリーさんは自らブラウスのボタンを外して
ブラジャーを露出させました。
ブラのカップの中に稲本さんが手を差し込もうとすると
「待って…ブラジャーのホックを外してください」と、
クルリと背を向けた。
稲本さんの指が震えているのを背中越しに感じました。
女慣れしていないのか、それとも緊張しているのか
ホックを外すのに稲本さんは手間取りました。
その間にリリーさんはスカートのホックを外しました。
スカートがリリーさんの足下に
パサッという音を立てて滑り落ちます。
無事にブラジャーを外し終えた稲本さんの手を取って
ベッドに導き、横たわると
「ショーツもあなたの手で脱がしてください」と言って
目を閉じました。
ゴクリ…
稲本さんが生唾を飲み込む音が
静寂な室内に響きわたりました。
「いいんですか?
いや、しかし、私はリリーさんを買うほどの
持ち合わせがありません」
その言葉に
『ああ…この人はやっぱり女慣れしていないんだわ』と
感じずにはいられませんでした。
「これはお仕事じゃないの…
一人の男と一人の女が愛し合う純粋な行為よ」
リリーさんは稲本さんの首に腕を回して
自分の方へ引き寄せた。
リリーさんのおっぱいが稲本さんの胸板に押し潰される。
「ほんとに俺なんかでいいんですか?」
ダメだと言ったら
硬くなってリリーさんの下腹部を突っついている
モノをどのように処理するのかしらと
考えると妙に可笑しくなって笑みを誤魔化すために
稲本さんに何度も何度もキスをした。
では、脱がさせてもらいますと
頃合いを見計らって
稲本さんの指がショーツに絡んできました。
リリーさんは脱がせやすいように、
ホンのちょっぴり腰を浮かせて協力します。
やがてショーツが丸まって両足から抜かれました。

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股間を見た途端、
「あっ!」と言って稲本さんは
背を丸めて自分の股間を押さえました。
「どうしたの?」そう尋ねると
「逝ってしまいました」と
泣き出しそうな声で白状します。
「うふふ…おバカさんなんだからぁ」
私は幼い子に愛情をもって叱る母親のように
ほら、脱ぎなさい、綺麗にしてあげるからと言って
ズボンとパンツを下ろしました。
「まあ!ドロドロよ!」
ずいぶん溜まっていたのかパンツを脱がすと
男特有の香りが
リリーさんの鼻腔を襲います。
「ほら、綺麗にしてあげるからじっとしていて」
射精したばかりで、
まだ硬さの残るペニスを頬張って
フェラチオを施してあげます。
『美味しい!精液ってこんなにも美味しかったのね』
いつもは見知らぬ男のザーメンを舐めさせられては
イヤな思いをしてきたけれど
自分を好きだと言ってくれる男のザーメンは
今までの誰よりも美味でした。
お掃除フェラをしてあげると、
瞬く間に硬さが甦ってきます。
「ね…お口の中に出す?それとも…」
リリーさんは脚を開いておまんこを見せて
自分の指で弄りだしました。
「自分でするなんて勿体ない!
私に触らせてください!私に舐めさせてください!」
そう言って稲本さんはリリーさんの股間に顔を埋めたのです。

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「逝かせて…私を逝かせて…
イヤなことを全て忘れさせてください」
挿入をねだって稲本さんの股間に手をやって
硬いソレを手でシコシコしてあげると
「ごめんなさい、挿したくて仕方ないんです」と
稲本さんは挿入する体勢を整えました。
おまんこに男性を迎え入れるのは
吉井さんが最後に指名してくれたあの日以来です。
リリーさんはドキドキしていました。
ペニスが大きかろうと小さかろうと
セックスが上手だろうと、下手だろうと関係ありません。
自分を好いてくれる男とひとつになれる悦びで
アソコが溶けそうになっていたのです。
稲本さんが入ってきた瞬間、
リリーさんはおもいっきり背を仰け反らせて
歓喜にうち震えました。
「激しいのが好き!めちゃくちゃにしてください!!」
リクエストに応えて頑張ってしまったので
稲本さんはホンの数分で
再び白いモノを放出してしまったのです。

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2021.05.26 (Wed)

貴方に抱かれて私は蝶になる 13

キングサイズのベッドに
艶かしい室内灯…
それがどこで何をする部屋かというのは
平常心を失くしたリリーでもすぐに気がついた。
「稲本さん…貴方って人は…」
親切な言葉を掛けてくれても
所詮、男は男…
よりによって心痛で心が乱れているのをいいことに
こんなところに連れ込むなんて。
「稲本さん!バカにしないでください!」
リリーは稲本の頬をおもいっきり打った。
クリーンヒットだっただけに
稲本はよろけて片膝をついた。
「少し元気が戻ってきたようですね
でも、念のために少しだけ横になりなさい
大丈夫、リリーさんには指一本触れませんよ
少し休ませた方がいいと思ったので…
横になれる場所といえば
こんなところしか思い浮かばなかった私が悪いんですけどね」
そう言って稲本は立ち上がり、
冷蔵庫から冷えたビールを一本取り出した。
コップにビールを注ぐと
「喉を潤しなさい。
適度なアルコールは心を落ち着かせてくれます」
そういえば喉がカラカラだった。
リリーさんはコップを受け取ると、
冷えたビールを一気に飲み干した。

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「ショックだったわ…
吉井さんが自殺するなんて」
空になったコップを見つめてリリーさんはポツリと呟いた。
「リリーさんを迎えにいった時に、
あなたを見送りに玄関に出てきた彼を
チラッと見かけましたが、
あの人、体が弱かったんじゃありませんか?
かなりやつれておりましたし…」
リリーさんを見送るときに手を振る彼の手が
痛々しいほど細かったのを稲本は記憶していた。
「あの人、糖尿を患っていて…
いつもは勃起しないのに
最後だというあの日だけ勃起して…」
思い出したのか、リリーさんは涙をポロポロと溢した。
「彼は射精できましたか?」
稲本の問いかけにリリーさんは「うん」と頷いた。
「そう…それは良かった…
きっと思い残すことはないと自ら命を絶ったんですよ」
リリーさんの涙の量が増えた。
『余計に思い出させてしまった…
俺って、慰めるのが下手だな…』
会話すればするほどドツボに嵌まりそうな気がしたので
「さあ、横になりなさい」とリリーさんをベッドに横たえた。
しばらくは目を閉じてリリーさんはおとなしくしていました

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稲本さんはというと、
リリーさんに背を向けてスマホゲームに興じていた。
「稲本さん…」
名前を呼ばれて「はい、なんでしょう?」と振り替えると
リリーさんが、手招きしていました。
「少しの間でいいんです
私の隣に来て抱き締めてください」
慰めるには人肌が一番かとおもい、
稲本さんはリリーさんに添い寝をして
優しく抱き締めてあげた。
リリーさんは稲本さんの胸に顔を埋めて甘えました。
よしよし、いい子だと
稲本さんはリリーさんの頭を撫でてやりましたが
リリーさんの髪の甘い匂いがしてきて
稲本さんは勃起してしまったのです。
『よりによってこんな時に勃起しなくても…』
これではリリーさんのいうとおり
弱さにつけこんでセックスを企むヤクザな男ではないか。
なるべく腰をリリーさんから離した。
第三者が今の稲本さんの姿を見れば
吹き出すこと間違いなかった。
そんなことは露知らず、リリーさんはもっと抱きしめてと
稲本さんの腰に手をやって引き寄せた。

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「稲本さん?」
自分の下腹部に当たる強ばりにリリーさんは気づいた。
「いや、これは違うんだ、
なんというか男の生理現象というか…」
ええい!言い訳してなんになる!
ここは男らしく謝ろうと
稲本さんはベッドから飛び降りて床に正座して土下座した。
「正直に言います!俺はあんたの匂いに欲情しました。
それもこれも貴女に惚れてるからです!
ここに連れ込んだのも、
大半は貴女を休ませるためでしたが
うまく行けばヤレるかなと
1%…いや、5%ぐらいは下心がありました!
でも信じてください!私は正真正銘貴女が好きです
貴女に惚れています!!」
戯言です。忘れてください。
さあ、気持ちが落ち着いたのならここを出ましょう。
お送りしますと稲本さんは早口で喋りまくった。
リリーさんは同じようにベッドを降りて
稲本さんの正面に同じように正座した。
そして稲本さんの肩を抱いて土下座をやめさせると
「ごめんなさい、
私、貴方がデルヘルの送迎のお仕事をしているから
てっきり貴方がアウトローの方だと思い込んでました」
貴方は純粋な素敵な男性よと言って
リリーさんは稲本さんにキスをしました。
「リリーさん…」
「抱いてください…抱いて全てを忘れさせてください」
リリーさんは稲本さんの手を取ると
胸の膨らみへと導いたのです。

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2021.05.25 (Tue)

貴方に抱かれて私は蝶になる 12

咲桜(さくら)さんが抜けたといっても
それなりのご依頼の電話はかかってきました。

今夜はどんなお客さまが指名してくれるのかしらと
女の子たちはそれぞれスマホゲームに夢中になりながら
指名を待っていました。
そんな折り、一本の電話が私たちを凍りつかせました。
所轄の警察から連絡があって、話を伺いに来ると言うのです。

「なんでも過去にうちを利用してくれたお客さまの事で
いろいろ話を聞きたいそうだ。
いいか。お前たちは本番なんかしていない。
そうだよな?俺はお前たちに本番を強制していなかったよな?
お前たちも本番はしていないよな?」
そう言いながら所長はヤバそうな書類関係を必死にシュレッダーしていました。
ほどなくして警察から二人の刑事が訪ねてきました。
「申し訳ありませんが…こちらを利用されていた吉井武人さんの事で少しお話を伺いたいんです」
摘発か何かだと思っていた所長は安堵の表情を浮かべ、
「おいリリー!吉井さんはお前のお客さまだったよな?」と
リリーさんを事務所の片隅に置いてある応接セットに来るように手招きしました。

20210524202704782.jpeg

「えっと…リリーさん?もちろん源氏名ですよね?
本名をお聞かせください」
刑事が手帳を広げてメモの準備をしながら
リリーさんをジロジロと見つめました。
「はい…木村です。木村和美と言います」
本名を私たちに聞かれたくないのか
リリーさんはとても小さな声でそう言いました。
「では、木村さん、
吉井武人さんについて知っていることをお聞かせください」
内緒にしておきたい本名なのに
刑事は部屋に響きわたるような大きな声で
「木村さん」と呼んだ。
「知っているもなにも、吉井さんは月に一度だけ
私を指名してくれて他愛ない世間話をするだけの関係でしたし…
あの…吉井さんに何か?」
そのようにリリーさんが反対に刑事さんに尋ねると
一呼吸おいて、二人組の刑事のうち若い刑事が
「吉井さんは自殺を図り命を落としました」
と、ほんとに事務的な口調でそう言いました。
純恋(すみれ)たちが驚いたぐらいですから
指名されて懇意にしてもらっていたリリーさんの驚きは
半端ではありませんでした。
人間あれほど体が震えるのかというほど
ブルブルと痙攣し始めたんです。
そして「わあーっ」と叫ぶと泣き崩れてしまいました。
「帰ってください!貴方たちに血が通ってないんですか?
後日、リリーさんが落ち着いた頃に来てください!」
リリーさんがお気に入りの稲本さんが血相を変えて
訴えました。
「わかりました。出直しましょう」
そう言って二人の刑事は帰って行きました。

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稲本さんはリリーさんの肩を抱いて
「大丈夫、あなたのせいではありません
私がついてます、気を確かにお持ちなさい」
と介抱していました。
「リリーはこの後、仕事にならんだろう。
稲本、リリーを家まで送ってやれ」
所長はそう言って落ち着くまで休んでいいぞと
慰めていました。

車の助手席に座らせてもリリーさんは泣き止みません。
「家まで送り届けますから住所を言ってください」
カーナビを操作しながら稲本さんは尋ねました。
でもイヤイヤと頭を振るばかりでらちが明きません。
「弱ったなあ…」
車を走らせながら稲本さんは困り果てました。
「落ち着いた場所で少し横になられた方がいいですよ」
稲本さんは車をラブホの駐車場に車を滑り込ませました。

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09:09  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.05.24 (Mon)

貴方に抱かれて私は蝶になる 11

お口に何かを頬張ると
自然と唾液が充満してきます。
でも、お尻に突っ込んだアレを
しゃぶっているのですから
気持ち悪くて嚥下することが出来ません。
当然、涌き出てきた唾液はお口から出て
トロトロと顎から首筋、胸元を汚して行きます。
「あはは、こうなると美人も形無しだな
俺はな、お前みたいな美人が
汚れていく様を見るのが快感なんだ」
もういいと、竹島は咲桜(さくら)の口から
ペニスを引き抜きました。
そして咲桜の肩をドンと押しました。
後ろ手に拘束されているのですから
受け身もままならず、
切り倒された木のように
ゴロンとベッドに倒れ混みました。
そして今度は咲桜の顔の上に足を乗せました。
「足の指を舐めろ」と命じてきたのです。
「ごめんなさい…もう、許してください」
デルヘルの仕事をして
こんなにもいたぶられるのは初めてです。
悪い夢なら醒めて欲しいと咲桜は心の底から願いました。
「舐めて綺麗にしたほうがいいぞ
その足の指でお前の大事なアソコを
かき混ぜるんだからな」
イヤです!と言葉を発するために開いた口に
竹島は無理やり足の親指を捩じ込みました。
「こんな大スターに一晩だけの甘い夢を
見せてもらえると思ったのか?
バカだな、お前は所詮、俺に買われた玩具なんだよ」
ほら、ちゃんとしゃぶれよと
つま先すべてを口に捩じ込もうとします。
抵抗すれば否応なしに
足のすべてを捩じ込む気かもしれません。
口が横一文字におもいっきり広げさせられます。

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口が裂けそうになる痛みに耐えて
咲桜は精一杯口の中で舌を動かして足指をしゃぶりました。
「よし、もういいぞ」
竹島は足を咲桜の口から引き抜くと
その足で咲桜の股間を撫で始めました。
「おっ?なんだよ、お前、感じてるのか?
アソコがびしょびしょだぜ」
「嘘よ!感じていないし、濡れてもいないわ!」
反抗の言葉を口にしましたが、
正直、おまんこが疼いて
グショグショになっていることに気づいていました。
こんなにも凌辱されているのに
咲桜の体は彼女自身が嫌悪感を抱くほど濡れていたのです。
足の親指でおまんこをこじ開けられると、
「あっ、だめぇ…」と自分でも驚くほどの
甘い声を漏らしました。

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足の親指で膣口をツンツンさせながら
「やっぱりお前も清純派アイドルの女と変わらないな」
と下げすさみました。
小島優子も、後田敦子も、みんなそうだと
国民的アイドルスターの名を口にして
俺があいつらを少女から女にしてやったんだと
自慢げに、暴露してくれました。
「さて、とどめに挿してあげような」
竹島は咲桜の体の上に覆い被さり
唾液でびしょびしょになった彼女の口にキスをしました。
「臭いな、なんて臭い口だ」と言いながら
言葉とは裏腹に
恋人と交わすような甘い口づけをしてくるのです。
コンドームが裂けるかと思われるほどに
硬く大きくなったペニスで
くちゅくちゅとおまんこの入り口をかき混ぜられて
咲桜はたまらずに
「お願い!入れて!
おちんぽで私のおまんこをめちゃくちゃにしてください!」と
身動きが取れない体で精一杯に腰を振りました。
「そら!つかの間の幸せを感じな!」
そう言って竹島は、
とても硬いペニスで深々と突き刺したのです。
咲桜(さくら)は最初のひと突きで登り詰めました。
こんな経験は初めてでした。
今までのお客さんに、どんなに甘い言葉を囁かれても
どんなに上手な愛撫を施されても
心の底から気持ちいいとは思ったことはなかったのに
ひどい仕打ちをされながらも
咲桜の心の奥底に眠っていたMの本性がめざめ、
性のステップを一気に駆け登った事で
悦びにうち震えたのです。

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次の夜、咲桜から事務所に連絡がありました。
この仕事を辞めたいと言うのです。
「ちょ、ちょっと待ってよ咲桜ちゃん!」
所長がまじで困った声で受話器に向かって叫びました。
それもそのはず、咲桜はお店一番の売れっ子なのですから。
「ねっ、どこかの事務所に引き抜かれたの?
それなら考え直してよ、
あなたの取り分を増やしてあげてもいいからさあ」
そんなやり取りを聞いて、
事務所で待機していた純恋(すみれ)やリリーさんや、
他の女の子かムッとした顔をしました。
言葉にしませんでしたが、
そんな依怙贔屓(えこひいき)をされるのなら
自分達もこの事務所からバイバイしようと思ったのです。
「えっ、なに?…目覚めた?
ちょっとなに言ってるかわかんないんだけどさ」
所長は頭がパニックになっているのか
事務所内をウロウロと行ったり来たりしながら
脂汗をいっぱいかいていました。
やがて一方的に通話が切られたようで
所長はスマホ画面を見つめて呆然としています。
「あの子、辞めちゃうんですか?」
純恋(すみれ)が伺うと、
「デリヘル辞めるんだって…
SMクラブに所属するんだって…」
泣き出しそうな声でそう言うと
ソファに、座り込んで「困った、困った」と連呼していました。

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17:50  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.05.22 (Sat)

貴方に抱かれて私は蝶になる 10

梅雨入りした途端に
ものすごい豪雨です

昔の梅雨ってのシトシトと長雨でしたが
最近は豪雨の長雨です

よく梅雨入り宣言した途端に晴天が
ずっと続いたりしたのですが
今年はスタートダッシュがよいと言うか
いきなりの梅雨空全開ですね

東京オリパラも
本当に本当に本当に開催しちゃうんですね
もう、どうなっても知~らないっと(笑)

さて、お話の方はというと
デリヘルで訪れたホテルの一室には
なんと、今をときめくスーパーアイドルが…
でも、実はこのアイドルくん、ものすごい変態のようです
コンドームを二重装着の完全装備で
緊縛されて身動きの取れない咲桜(さくら)さんに
襲いかかってきました、
では、よければ続きをお読みくださいませ

。。。。。。。。。。。。。。

大きく脚を開かれた状態で縛られているものだから
本番禁止の建前があるものの、
絶対に挿入されるのは間違いないと思った。
幸いにもアイドルの竹島くんは
コンドームを二重装着しているので
妊娠させられる心配はなさそうで
その点だけは咲桜(さくら)は安心した。

「さて、突っ込ませてもらおうかな」
竹島はそう言うとバッグからローションを取り出して
完全防備のペニスにローションを垂らしました。
『舐めてくれたらすぐ濡れるのに…』
なんだか濡れない女だと思われているのかなと
咲桜(さくら)はがっかりしました。
ふんふんふん♪と竹島は鼻歌交じりに
指にもローションを塗りたくります。
指まんこをされるのかと思いきや、
竹島はローションまみれの指を
咲桜の尻の穴に突き刺したんです。
「いや!痛い!」
痛みがあるのにローションのせいで
指はずっぽりと根本まで射し込まれてしまいました。

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「ヌルヌルにしてあげるね
その方が俺のちんぽも喜ぶし、
君のアナルも喜ぶでしょ?」
竹島はアナルセックスをしようとしているのだと
気づきました。
「よし、こんなものかな」
さんざん指でアナルをホジ繰り返して
竹島は指を抜き取りました。
「さあ、尻の穴を上に向けろよ」
竹島は咲桜の体を「よいしょっ」と
折り畳むように無理な体勢を取らします。
綺麗に縛られていましたので
体を動かされるとロープが変にきつくなり、
体に食い込んで手足がビリビリと痺れてきます。
「ね。お願い…普通にセックスをして…」
緊縛を解いてくれれば
気持ちいいセックスをしてあげると言っても
聞く耳はないようでした。
「俺はね、大金でお前を買ったの
それも、一晩のコースに変更してね
まだまだ夜は長いんだから、
お前の穴という穴すべてに挿したいんだよ」
屁理屈を言いながら竹島は亀頭をアナルに宛がいました。
「さあ、洞窟探検だ!出発進行!!」
竹島がつまらないジョークを言ったかと思うと
腰をグッと押し出しました。
ローションまみれのアナルは
いとも簡単にペニスを埋没させてしまいます。

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「やめて!やめて!痛いわ!!」
咲桜(さくら)はアナルセックスは経験済みでしたけど、
なにせ竹島のモノがデカイし、長いし…
ローションのお陰でアナルに収まってはいるが
激しく動かれたら
裂けるのではないかという恐怖感がありました。
なのに竹島は調子に乗って
「ほらほら、気持ちいいって言いなよ」と
めちゃくちゃに暴れる。
「ダメダメ!ほんっとにやめて!」
なんだか、自分が情けなくなって
涙がポロポロ溢れてきたのです。
「やめた。つまんねえ」
竹島はペニスを抜いてくれました。
たちまち、トイレの個室で誰もが経験したことのある
なんとも言えない独特な香りが…漂ってきました。
「あ!ちくしょう、俺のちんぽが汚れちまったじゃないか」
ほら、よく見てみろよとペニスを目の前に…
「いや!見たくない!!」
汚れて当然です。
だってアナルセックスをするための処理を
してないんですから
「綺麗にしろよ。俺はね、清潔感を売りにしてんだよ」
手足を拘束されているのですから
バスルームに連れていって洗えと言っているのではないと
すぐにわかりました。
竹島は咲桜の口で汚れたペニスを清めろと言っているのです。
出来ませんと咲桜は首がちぎれるほど横に振りました。
その首の動きを止めるかのように
竹島は頭を鷲掴むと、
固く閉じた咲桜の口にペニスを捩じ込んできたのです。
苦く塩辛い味が口に広がり、
独特の香りが鼻腔に通り抜けました。
容赦なく嘔吐感が押し寄せましたが、
リバースしてベッドを汚すともっとひどい仕打ちをされると
咲桜は必死で耐えました。

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10:07  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.05.19 (Wed)

貴方に抱かれて私は蝶になる 9

先日、近畿地方が梅雨入りしました
例年に比べて20程度早いそうです。
梅雨入り宣言後、毎日がどんよりとした曇り空です。

緊急事態宣言地域が拡大されたりして
あまりいいニュースもなく
心なしかアダルトブログも全体的に
沈滞ムードが漂っている気もします。

それはそうと、
田村正和さん、亡くなっていたんですってね
「古畑任三郎」好きでよく見てました。
ご冥福をお祈りいたします

そんな訃報に落ち込んでいたら
今度は星野源と新垣結衣が結婚という
めでたいニュースも!

と、まあ
とりとめのないお話をしてしまいましたが
創作小説の方はというと
緊縛されてがんじがらめにされた咲桜(さくら)さん、
どうなってしまうのか…
よければ続きをお読みくださいませ

。。。。。。。。。。。。

「お前、感じてるんだろ?」
我慢汁を塗りたくられて捏ねられた乳首が
固く勃起したのを確認して竹島は確信した。
「体の自由を奪われて感じる女なんていないわよ」
嘘だった…
体は芯から疼きだし、
おまんこは自分でもわかるほどトロトロになっていた。
「見えすいた嘘なんか言うなよ
さっきからお前の股間から
いやらしい匂いがプンプンしているぜ」
ほら、論より証拠だと竹島は指を咲桜のアソコに指を突き刺した。
ヌルヌルにぬかるんでいる秘穴はなんの抵抗もなく
男の指を呑み込んだ。
「ああん!いや…!!」
感じていないと言いながらも
咲桜は、その行為を待ち望んでいたのだ。
竹島の指が咲桜の膣内でクイクイっと蠢く。
この度に咲桜の口からは「あっ…!あっ…」と
喜びの声をあげた。

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「やっぱ、若いだけあってアソコがよく絞まるな」
こんな男に弄ばれるのは癪だけれど
咲桜のアソコはおもいっきり男の指を締め上げていた。
「おお~!たまんないねえ
ほら、上のお口が遊んでるぞ!
口を開いて俺のをしゃぶれ!」
こんな男の言いなりにはなりたくないと思いながらも
我慢汁を垂らした亀頭を唇に添えられると
咲桜は前傾姿勢で自らペニスを咥え込んだ。
「どうだ?ミリオンセラーのアイドル歌手のちんぽなんて
滅多にしゃぶれないぞ。よく味わえ」
癪だけれど男の言うとおりだった。
アイドル歌手のペニスなんてそう簡単に出会えない。
咲桜は真心を込めてテクニックを駆使した
「お前、めちゃくちゃ上手えじゃん!」
我慢できないのか、竹島は咲桜の頭を掴むと
自ら腰を振り始めた。
日本人の標準サイズよりも大ぶりなソレは
亀頭の先が容赦なく喉奥まで刺激する。
「やべっ!逝きそう」
そう言うと陰毛が鼻の穴に侵入してくるほど
深々と咥えさせて
直接に咲桜の食道に熱いモノを流し込みました。
ドロリとしたものが胃袋に流れ落ちるのがわかりました。
とても不快ではありましたが
そんなのはデリヘルのお仕事をしていれば慣れっこです。
ほんとは病気のことなどもあるし
出来るだけ口の中で受け止めて吐き出すようにはしていますが
中には彼のように強引に飲ませる男もいます。
デリヘルは部屋に呼ばれて二人っきりなので
極力抗うことはしませんでしたが
あまりにも横柄な男には事後に稲本さんを通じて
それなりの人達に、お灸を据えてもらうことにします。
今回はかなりのギャラをいただいているので
サービスだと割りきることにしました。

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「思わず出しちまったよ
でも、あと二、三発はできるから
お前の穴という穴すべてを楽しませてもらうぜ」
竹島は萎みかけた己の分身をシコシコして復活させると
おもむろにコンドームを手にして装着して
さらにその上から二重に装着しました。
「重装備ね」
過去に早漏の男が亀頭への刺激を和らげるために
ゴムを二重にするということがあったので
てっきり竹島も早漏なのかと思いました。
「人気が大事な商売なものでね
下手して懐妊させたら認知だの堕胎だのうるさいし
週刊誌にスッパ抜かれたら人生がおわってしまうんでね
念には念を入れさせてもらうのさ」
二枚重ねに覆われたモノは
まるで玩具のディルドのように肉質が消え失せていた。

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2021.05.16 (Sun)

貴方に抱かれて私は蝶になる 8

「お前、俺に抱かれたくてウズウズしてんだろ?
ちんぽを入れて欲しくてたまんねえんだろ?」
彼の口調が変わりました…
それにアイドルが「ちんぽ」という隠語を発することに
咲桜はちょっぴり幻滅しました。
『やっぱり美形でも男は男ね…』
そんな気持ちの低下が態度に出てしまったのでしょう。
いつしか体をくねらすことも忘れ
咲桜は呆然と立ち尽くしてしまったのです。
「なんだ?お前、俺に抱かれるのがイヤなのか?」
やれやれ、これだから商売女は嫌いだと
ブツブツ言いながら部屋の電話回線を使い
どこかの部屋番号をプッシュしました。

「あ、僕です。今夜の女が来ましたので…
はい…お待ちしております…
いえ、こちらこそよろしくお願いします」
と何やら不穏な会話をしました。
ほどなくすると部屋のチャイムが鳴りました。
「どうやら来てくれたみたいだ」
竹島が、いそいそとドアのロックを開けると
年の頃は50代でしょうか、
無表情で何を考えているのか読めない男が
づかづかと部屋に入ってきました。
「この方は緊縛の世界では有名な鬼塚平八さんだ。
小説家の鬼六ならぬ縄師の鬼八と呼ばれている」
そのように紹介されても、その男は頭を下げないどころか
よろしくともはじめましてとも言わず、
持ってきた大きな鞄を床に置くとロープを取り出しました。
そしてチラリと咲桜を見やると
「これが今回の素材ですか」と低く唸るような声を発した。
「ええ、貴方を人伝てに紹介されてから
貴方の作品を仕上げて行く様を
この目で見る機会を探していたんですよ」
そう言って頂けて光栄ですと言いながら
鬼八と呼ばれる男が
咲桜に近づいてきました。

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「なに?何をする気なの?
体に傷をつけるのは契約違反よ!」
後退りしながら咲桜は身構えた。
「契約違反?なんだそれ?そんなことは知ったことか」
竹島はこれから起こることを想像して
ペニスをカチカチに勃起させて
亀頭の先からトロリと我慢汁を流した。
「HPに書いてあったでしょ?
女の子の体に傷をつけてはいけないことを」
「そんなことが書いていた気もするが、
なんにせよ俺はそんなことを了承した覚えはない。
それよりも、お前はさっき、どんな行為も受け止めて
それを言い触らさないという誓約書にサインしただろうが!」
どんな行為も受け止めるって…
まさか、あの契約書にそんなことが書かれていたなんて…
内容を読まずにサインした咲桜は後悔した。

言い争いをしている最中も
鬼八は咲桜を後ろ手に縛り上げて行く。
「ちょ、ちょっとほんとにやめてよ」
咲桜は緊縛作業を続ける鬼八を睨んだが
彼は決して目を合わそうともしない。
黙々と咲桜の体にロープを這わして行く。
一心不乱に作業を進めるその眼差しは
芸術家といっても過言ではなかった。
最初のうちこそじたばたした咲桜だったが
次第におとなしくなり鬼八に身を任せるようになった。
肌に食い込むロープの力加減が絶妙なのだ。
それはまるで見えないドレスを着せられていくようだった。
やがて「完成しました」とポツリと言うと
数歩離れて遠巻きに咲桜をしげしげと眺めた。
芸術家が作品の出来映えに満足するかのように
何度もウンウンと頷いた。

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「鬼八さん、ご苦労様でした」
竹島が男に謝辞をおくると
「いつでも呼んでください
こんないい素材を飾れるんならいつでも来ますので」
そう言い残して縄師の男は部屋を出ていった。
男が去ると、竹島は咲桜に近づいて
「すごく綺麗だよ。
さっきからお前に挿入したくてウズウズしてるのさ」
とフルに勃起しているペニスをシコシコし始めた。
「近寄らないでよ!変態!!」
咲桜は、その端正な顔立ちの男の顔をめがけて
唾を吐き掛けてやりたいと思った。
「いいねえ…その怒った顔が俺を欲情させるよ」
竹島はペニスの先から溢れ出た我慢汁を指で掬うと
咲桜の乳首に塗りたくった。

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2021.05.13 (Thu)

貴方に抱かれて私は蝶になる 7

先日、神戸でコロナワクチンを廃棄しなければいけないトラブルが発生しました。
保冷剤容器から抜いて担当者に配送した業者のミスらしいが
勿体ないよねえ~…

ワクチン接種にしても、あちらこちらでトラブル続出。
予約券が届いたら自分で予約を取り付けなきゃいけないんだとか…
あれってさあ、○月○日にあなたは△会場に来てくださいという
接種券にすればいいんじゃないの?
そんなことをしたら投函されたポストから葉書を抜き取るバカがいてるからか?
それともワクチン接種を受ける人の掌握がややこしいからか?

そもそも冷凍保存して何日以内に使用しないとダメだとか
常温に戻したら2時間以内に使いきらないとダメだとか
ファイザー製のワクチンは何かと制約がありすぎますよね

なによりも最初は医療従事者が先行して接種するんじゃなかったのかな
医療従事者の接種率が数%なのに、どんどん高齢者に回して行くのがトラブルの元のような気もしますが

いつになったら平穏な日常を取り戻せるのやら

さて、お話の方はというと
今回から主役の女の子が咲桜(さくら)さんにバトンタッチされます。
事務所の中でも一番若い女の子です。
彼女を指名したのはどんなお客さまでしょうか…

。。。。。。。。。。。。。

送迎車に乗り込むや否や
咲桜(さくら)はショルダーバッグから
セーラムの箱を取り出し、
一本抜き取るとジッポーで火をつけた。
「いいんですか?咲桜さんは未成年でしょ?」
お堅い稲本がさりげなく咲桜に注意した。
「私、もう18だよ
おまんこだってバンバンするし、大人だよ?」
いや、そういう意味じゃなく…
稲本は言葉にするのもバカバカしくなって
口を閉ざした。
生活苦のためや借金返済のために
風俗に駆け込んでくる女は多い。
その反面、ペニスをしゃぶるのが好きで
実入りの良さに惹かれて自分で飛び込んでくる女もいる。
咲桜(さくら)は完璧に後者のタイプだった。
ふう~っと紫煙を吐き出すと、
車内はたちまち白く靄る。

「でさ、今回の男の事を何か聞いてる?」
咲桜は稲本からお客の情報を得ようとした。
「新規のお客様ですよ。
もしかしたらセレブ…いや、絶対にセレブですよ」
そう言って稲本がニヤリとした。
「なんで?なんで?稲本さんは何でセレブだと思うの?」
そう聞くと、稲本さんは鼻の穴を広げて
「今夜はどこのホテルでしたっけ?」
と意地悪そうに尋ねた。
「新帝都ホテルよ」
まあ、確かに大きなホテルだけれど、
あのホテルには何度も脚を運んでいる。
出張組のおじさまたちは
大企業ならよく利用するホテルだ。
「部屋番号は何番でした?」
稲本さんは今にも吹き出しそうです。
「S151よ」
そう言ってあげると
「あのホテルのS番号はね…
スウィートルームなんですよ!」
そう言って、続けざまに
「やりましたね咲桜さん、
こりゃあ、かなりのチップをいただけますぜ」と
おこぼれを頂戴しなきゃと
稲本さんはハンドルをバンバン叩いて喜んだ。
「へえ~…そうなんだ…」
まるで興味がないという返事をしながら
咲桜は胸がドキドキしていた。

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その緊張感はホテルの部屋の前に立つと、
さらに激しくなった。
ドアホンを鳴らす指が震えた。
チャイムを鳴らすと
ノーマルルームとは違った爽やかなメロディが
部屋の中から聞こえてきた。
カチャリ…
静かにドアが少し開き、
その隙間から覗いた目が
咲桜のボディを舐めるように伺い
バタンとドアが閉められた。
そして、ドアの中から「チェンジ」と冷たい声がした。
『チェンジ』それはこのような仕事をしている女の子達にとって
もっとも屈辱的な言葉だった。
自分は気に入られなかった
他の女の子を希望するという意味が込められていた。
『そ、そんな…』
咲桜の自尊心が粉々に崩れた。
涙が零れそうになる瞬間、
再びドアが今度はフルオープンになって開いた。
「嘘だよ」
男は背を向けて「傷ついた?あんた美人だし、プライド高そうだもんね」と言いながら部屋の奥に脚を運んだ。

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咲桜が呆然と立ち尽くしていると
「何してんだよ。早く入んなよ。
週刊誌のネタにされたいのか」
とクルリとこちらに向かって咲桜と対峙した。
暗い照明で最初はよく相手の顔が見えなかったけど
徐々に目が慣れてくると
相手の顔をしっかりと視認することができた。
相手が誰だかわかると
咲桜は口をあんぐり開けて声も出なかった。
相手は今をときめくアイドルの
竹島 渡ではないか!
「ふふふ、気づいちゃったかい。
そうさ、俺さ、竹島だよ」
♪君を誘うよ~、白夜の夜に~
竹島はヒットチャート急上昇中の歌のワンフレーズを歌った。
「えっ?ほんとに?
ほんとに、竹島 渡なの?」
咲桜は驚いて失禁しそうだった。
「いつもは高級ソープを利用してるんだけどさ
お忍びでお出かけするのに疲れちゃってね…
で、マネージャーに相談したら
デリバリーなんかどうですかというから
早速デリっちゃった訳よ」
ラッキーだわ♪
この仕事をしていて初めて幸せを感じた咲桜だった。
「どうしたんだい?緊張してるのかい?」
竹島は咲桜に近づいて優しく抱きしめた。
「おっと、その前に!」
竹島は咲桜から離れると、
軽業師のようにベッドを飛び越えて
デスクから一枚の用紙を咲桜の目の前に突き出した。
「何ですか?」
あまりにも目の近くに用紙を突き出すものだから
字がぼやけて書かれている内容を読むことが出来ない。
「誓約書さ。
俺とここでナニすることを誰にも言わないことを
宣誓してもらうことさ」
まあ!そんなことならお安いことだわと
咲桜は書類に署名して拇印を押した。
「よし!これで気兼ねなくプレイできるぜ」
竹島はブランドもののガウンを脱ぎ捨てた。
「あ、ちょっと待ってください
料金は先払いなんですよ」
そう言いながら咲桜はドキリとした。
黒のブーメランビキニのパンツから
亀頭が顔を覗かせていたからだ。

20210512124124837.jpeg

「いくら?」
お試しのショートで予約されていたので、
14,000円になりますと告げた。
「ふ~ん…お泊まりならいくらになるのかな?
君が気に入ったから今夜は泊まっていきなよ」
100,000円になりますと言う前に
「これくらい払えばいいかな?」と封筒を咲桜に手渡した。
中をチラッと覗くと札束でした。
「50万入っている。そんなもんでいいかな?」
さすがに売れっ子アイドルというか
金銭感覚が浮き世ばなれしていました。
でも、これって、きっと口止め料も加味されているのねと
そそくさとバッグに封筒を仕舞い、お店に電話した。
「咲桜です、お客さまの部屋へ着きました。
今からプレイ開始です。
あ、プレイ時間の変更があって、ステイコースになります
…はい。プレイが終われば直帰します」
通話を終えるや否や竹島 渡が咲桜の背後から腕を回して
乳房を揉んできた。
『ああ…夢じゃないのよね?
私、アイドルスターにおっぱいを揉まれているんだわ』
いつしか咲桜さんのショーツの股間部分は
ぐっしょりと濡れていた。

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11:11  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.05.11 (Tue)

貴方に抱かれて私は蝶になる 6

日本という国は島国です。
外国からの入国をシャットアウトすれば
ウィルスが入ってくることはできません

でも、先進国の一員となってしまった今では
完全に入国を止めてしまうことは
難しい問題もあろうかと思います

昨年、ニュースで日本に入国、
あるいは海外からの帰国者は
2週間の隔離、自宅待機を要すると聞きました。
そんな邪魔くさいことをするぐらいなら
誰も海外に行かないし、
海外からも来ることがないだろうと思っていたのですが
なんと、今も一日に24,000人ほども
入国や帰国されているとか…
まあ、仕事の出張で仕方なく
海外に行っていた方もおられるでしょう
どうしても対面契約でなければいけないと
はるばる海外からやってくる外国人もいるでしょう
それはそれとして
入国、帰国したら2週間の待機を
守っていただきたいところですが
残念なことに一日に300人程度が
待機場所や自宅を離れて移動していることが判明しました。
このような方々には警告のメールを送信するというだけで
罰則がないのが歯痒いです。

なにせ、日本国憲法には
行動の自由が盛り込まれているからです。
憲法を改憲すると
なしくずしに憲法九条まで改憲されてしまうからでしょうか
どうにも動きが遅いです。
台湾、ニュージーランドのように
完全に入国禁止にしてほしいと切に望みます。

ブログやSNSでは政治関連や宗教関連を書くことは
タブーとされていますが(これらは賛否両論あって炎上のきっかけになるそうな)今回はちょいと腹立たしく思ったので
書かせていただきました。


さて、お話の方はというと、
吉井さんに情がわいたのか
はたまた吉井さんへの慕情が潜在意識としてあったのか
リリーさん、ついに吉井さんと肌を重ねることに…

それでは良ければ続きをお読みくださいませ。

。。。。。。。。。。。。。

リリーは、吉井さんのおちんちんが萎まないように
しっかりとペニスの根本を押さえて素早く吉井さんに跨がった。
「吉井さん、そのままじっとしていてね」
亀頭の先をぐっしょり濡れたおまんこの陰唇で
くちゅくちゅと馴染ませる。
ほどよく亀頭に愛液を馴染ますと、
リリーは、ゆっくりと腰を落として行った。
「ああ!入ってくる!!
吉井さん、わかる?
貴方のおちんちんが私の膣(なか)に…」
リリーは眉間に皺を寄せて苦悶の表情を浮かべた。
苦しいのではない、喜びから来る苦悶なのだった。
「おお!久しぶりだ!久しぶりのおまんこの感触だ!
もうセックスなんて出来ないとあきらめていたんだよ
リリーさんの…いや、和美、君は最高だ!」
吉井さんは下から腰をせり上げてリリーを押し上げようとする。
だが、体力の衰えた吉井さんに
リリーを押し上げるほどの力はない。
『男だもの、腰を振りたいわよね』
吉井さんに再び男の喜びを味わってもらおうと
リリーは腰を少し浮かせた。
俗に言う「う ん ち 座り」というやつだ。
この姿勢は脚への負担が大きい。
だがその分、男の自由度は格段にアップする。

202105101553270ae.jpeg

吉井さんは下からリリーの乳房を持ち上げるように
おっぱいの大きさと柔らかさを堪能しながら
腰をヘコヘコと動かす。
若い男のように突き上げる荒々しさはない。
それでも子宮に優しく当たってくる亀頭が
リリーを絶頂へと導く。
「気持ちいいの!
吉井さんのおちんちんが凄く気持ちいいの!」
「ああ…和美!俺も気持ちいい!
何度こんなふうにお前を抱きたいと思っていたか!」
単調なヘコヘコした腰の動き…
腰を回すことも突き上げる角度も一定で
おとなしいセックスだけれど、
愛する男に初めて抱かれた乙女のように
リリーは身も心も溶けてゆく。
「ああ!ダメだ!!逝きそうだ!!」
リリーのおまんこの感触に
うっとりしていた吉井さんだが
一瞬にして苦しそうな表情に変わる。
その表情を見つめると
リリーも急激に頂点へと掛け上がる。
「いいわ!おもいっきり出して!
私の中に吉井さんの熱いエキスをぶちまけて!!」
安全日だったかどうかなんて関係なかった。
吉井さんの全てを受け止めてあげたかった。
「いいのか和美?出すぞ!
いいか出すぞ!!」
そう宣言された直後、リリーの膣がじわ~と熱くなった。
その瞬間、リリーは腰を落として吉井さんにしがみついた。
「逝く!逝く!逝っちゃう~っ!!」と
隣近所にお構いなしに大きな喘ぎ声をあげて果てた。

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しばらくは放心状態の二人であったが
現実に引き戻すかのように
リリーのスマホが鳴り響いた。
電話の相手は運転手の稲本からであった。
「リリーさん!何してるんですか!
もう時間が過ぎてますよ!延長ですか?
それならそうと連絡をくれないと」
稲本の怒鳴り声を制するように
「ごめんなさい、今すぐ行きます」と言って電話を切った。
リリーさんの返答の声が妙に艶かしく、
思わず稲本は怒鳴るのをやめて聞き惚れた。

「ごめんなさい、お時間なの…」
セックスをした後の甘いムードも無しに
リリーさんは身支度を整えた。
「ええ、わかってます…
延長も出来ない甲斐性なしですいません」
そうこうするうちに稲本から再び着信があった。
「延長か?延長するならそう言ってくれ!
こっちはすぐにでも事務所に帰って
その脚で咲桜(さくら)さんを乗せて
送り届けなきゃいけないんだけどねえ!」
かなり焦っているのだろうか、
言葉が喧嘩腰だった。
電話を切って「ごめんなさい…私、行かなきゃ…」と
後ろ髪を引かれる思いで吉井さんの部屋を後にした。

「遅かったじゃないですか!」
車に乗り込むと、
何本もタバコをふかしてリリーさんの帰りを待っていたのでしょうか車の中はもうもうと煙っていた。
「ごめんなさい…」
リリーは涙声だった。
女の子には女の子のつらさがあるのだろうと
稲本は勘違いして、
好みのタイプのリリーのつらさを思いやり
それ以上、キツイ言葉で叱るのをやめた。

事務所に帰りつくと、
咲桜(さくら)さんが今か今かと待ち構えていた。
「リリーさん遅い~っ!!
咲桜ちこくしちゃう~っ!!」
アニメ声で咲桜が地団駄踏んで抗議した。
巨乳のAV女優を彷彿させるダイナマイトボディなのに
それが地声なのか
テレビアニメから聞こえてきそうな可愛らしさだった。
「ごめんなさい…帰り支度に手間取っちゃって…」
三十路の女が未成年の女の子に頭を下げる姿は
ある趣、滑稽だった。
「じゃあ、稲本のおじさん、よろしくですぅ~」
咲桜(さくら)は稲本に向かって敬礼ポーズで甘えた。
お辞儀をすれば尻が丸見えになるほどの
ミニスカートの咲桜は
Tバックを履いているのだろう。
スカートがヒラヒラしてのぞくお尻からは
尻肉がプルプルと震えていた。
『若いっていいわね…』
リリーさんは
跳び跳ねるように事務所を出ていく咲桜(さくら)さんを
羨望の眼差しで見送った。
咲桜(さくら)さんは事務所きっての人気者だった。

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09:27  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.05.08 (Sat)

貴方に抱かれて私は蝶になる 5

非常に淋しいGWが終わりました
人によっては、この週末の土日まで
お休みという方もおられるでしょうか。

さて、IOCのバッハ会長の来日が取り止めになったそうな。
まあ、てんやわんやの日本だから
来ても来なくてもどうでもいいけどね。
でも、来日してもらって、
今の日本の状態を見てもらうのもいいかなとは思いましたが。
しかしまあ、こんなコロナ禍に
オリンピックの開催地になってしまったのが残念でなりません。
個人的には、もうオリパラは無理だと思いますが
政府、東京都、実行委員会は
安心安全なオリパラを実行できると
私たちの声を聞く耳を持ちませんね
もうどうなっても知~らない (笑)

さて、お話の方はというと
リリーさん、吉井さん相手にお股を開いて
大事なところを舐められてゆきます
お仕事の範囲を越えて吉井さんに身を任すリリー。
では、続きをお楽しみください


。。。。。。。。。。。。。

おまんこの奥がジーンと熱くなって、
愛液がトロトロと流れ出てきたのが自分でもわかった。
吉井さんは陰唇を丁寧に舐めあげてくれた。
いきなりクリトリスやビラビラを広げて
膣口に舌先を忍ばせる男ばかりだったので、
こんなにビラビラをじっくり責められると
焦れったくもあり嬉しくもあり、
リリーは自然と
「ああ…吉井さん…気持ちいいわ」と喘いでいた。

「もっと…もっと奥まで舐めて…」
リリーは尻を浮かせて吉井さんの顔に
おまんこを押し当てていた。
吉井さんは指で陰唇を押し広げ、
ぱっくり開いたおまんこを目に焼き付けた。
「綺麗だ…リリーさん、とても綺麗だ!」
ちゃんと愛して欲しい…源氏名でなく本名で呼ばれたい。
「和美と呼んで…それが私の本当の名前…」
そう伝えると
「和美、綺麗だ。とても美味しいよ」と
吉井さんもリリーの股間から歓喜の声をあげた。

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リリーは、とても気持ちよくて、すぐさま逝けそうだった。
でも吉井さんは、ひたすら陰唇をペロペロするばかりで
固く大きくなったクリトリスや
陰唇を開いて膣口を責めようとはしません。
「もっといっぱいいろんなところも舐めて…」
そう促すと、吉井さんの舌の動きがピタリと止まりました。
『やだ…吉井さんったら寸止めで焦らす気なの?』
焦らされて悶える女もいるようだけれど、
リリーさんはストレート型なので、
じっくりじわじわという責め方が苦手です。
これでもかと休まずに
連続で責められる方が逝けるタイプでした。
ストップされると、
リリーさんはジェットコースターのように
急激に醒めてしまいます。
リリーさんの喘ぎ声と悶えが止まってしまったのを
吉井さんは気づきました。
「やっぱり私は舐めるのが下手くそですか?」
吉井さんのクンニは決して下手ではありません。
いえ、それどころか、とても気持ちよかったんですもの
ただ、女性経験が少ないのか、
それともいろいろとおねだりする女性と
セックスをしたことがないのかもしれません。
だからリリーさんが「もっと奥まで…」と催促したことが
吉井さんにしてみれば「下手くそね、もっとしっかりと舐めなさいよ」と受け取ってしまったのです。

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「違うの!吉井さんは決して舐めるのが下手じゃないわ
もっと、もっと、貴方の舌で気持ちよくなりたかったから
おねだりをしてしまっただけなの!
だから…そんなに悄気ないでよ」
私は吉井さんが好きよ!貴方の全てが好きなのよ!
そう言ってリリーは吉井さんの身体中に舌を這わせました。
足の指はおろか、金玉をもチュウチュウと吸い上げました。
「あっ!そんなところまで!」
リリーが吉井さんの尻穴に吸い付いたので吉井さんは驚いてしまいました。
「私が忘れなれない思い出を作ってあげるわ」
今だけは貴方の妻よ。
そう言ってあげると「じゃあ、私がリクエストしても許してもらえるんですか?」
吉井さんの言葉に「当然よ、何でも言ってね」と答えてあげると、
「じゃあ…あんたの尻の穴を舐めたい!
あんたが私の尻を舐めてくれたように
私も同じように舐めたい!」
いいわよと、リリーは尻を高く突きだして四つん這いになった。
「おおっ!男を虜にする二つの穴を眺める事が出来るなんて
これ以上の喜びはありませんよ」
吉井さんは尻に顔を埋めてアナルをこれでもかと舐めてくれた。
舌先をすぼめて、ドリルのように尻の菊の門をほじってきます。
その執拗さにリリーさんは「ああ~ん!凄い!そうよ、もっと、もっと、めちゃくちゃにしてえ~っ!!」と隣近所に聞こえるほどに喘いでしまいました。
ふと、吉井さんの股間を目をやったリリーさんは驚愕の声を上げました。
「吉井さん!勃ってる!おちんちんが勃起してるわ!」
そう、これ以上ないという興奮が吉井さんの男を呼び戻していたのです。

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16:06  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.05.06 (Thu)

貴方に抱かれて私は蝶になる 4

皆さま、GWいかがでしたか?
コロナ禍で自粛生活を続けて
昨年同様に自宅でのんびり出来たのではないでしょうか?
私は5月3日だけ、
近くの道の駅まで野菜と果実を買いに出かけました。
いつもは空いているのに
この日は超渋滞で駐車場に停めるまでかなりの時間がかかりました。
この道の駅には、すべり台などの遊具があるので
公園にマイカーで行けない親子連れが集まったようです。
店舗も入場制限するなど対策もバッチリでしたので
人との接触もあまりありませんでしたし
それなりにストレス発散出来ました。


連載中の「貴方に抱かれて…」は
今回から純恋(すみれ)さんからリリーさんへとバトンタッチされます
ではリリーさん編をお楽しみください

。。。。。。。。。。。。。

「吉井様というのは嫌な客なんですか?
えっとその…店長が言っていたように
本番を強要してくるとか…」
稲本はリリーさんがタイプの女性なので
純恋を乗せていた時よりも上機嫌だった。
「本番?まあ、そう言うふうに迫ってくる男ならいいけど
あの人、勃たないのよ
まあ、こちらは楽だけど一言も喋らないから不気味なのよね」
純恋のようにシートを蹴りあげる事もなく
リリーさんは稲本の問いかけに丁寧に答える。
『うちの事務所には多くの女の子がいるけど
この子が一番家庭的な匂いがするなあ
まあ、三十路ということで落ち着いているせいかもな』
お客として彼女を指名したら、
どんなプレイをしてくれるんだろう…
そんなことを考えていると自然と股間のモノが熱くなり
勃起してしまった。
『客として彼女を買えるだけの稼ぎもないのに
お前は何を期待しているんだ?』
後部座席のリリーにバレないように
稲本はこっそりと股間のイチモツを握った。

運転手の稲本と他愛ない世間話をしているうちに
お客様のお宅に到着した。
玄関の気配でわかったのか呼び鈴を鳴らす前にドアが開いた。
「待ってました…」
そう一言だけ発すると吉井さんは部屋の奥へ消えていく。
もう何度も訪問しているのでリリーは勝手知ったように
ドアに施錠して同じように家の奥に脚を運んだ。

「吉井様、今夜もノーマルシングルでよろしいですか?」
一時間の短時間で口でしゃぶって抜くだけのコースだ。
ただ、吉井さんは勃起しないので、
ふにゃちんをひたすら舐めるだけなのだ。
「ええ、それでお願いします」
そう言って15,000円をリリーに握らせた。
お金を受け取るとスマホで事務所に連絡を入れる。
「吉井様、ただいまからスタートとなります」
さあ、どうぞ横になってリラックスしてくださいなと
ベッドに横たわることを促しても吉井さんは立ったまま動こうともしない。

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どうしましたか?と尋ねると、
吉井さんはポロポロと涙をこぼした。
「僕は、貴女と会えるのは今夜が最後かもしれません…
実は糖尿病が悪化して明後日から入院するんです…
おそらく透析をすることになるでしょう」
そう言っていきなりリリーに抱きついてきた。
「いやだ!貴女と離れたくない!
ひと月に一度会えるのが私の楽しみだったんだ…
しかし、治療費と投薬代で贅沢するだけの余裕がなくなるんだ」
今までキモイおやじだと思っていたリリーの感情が
スーッと憑き物が落ちたような気分になった。
そんなふうに自分を指名してくれていたなんて…
リリーは吉井さんの背に腕を回して抱きしめた。
「そうだ、吉井様、良いことをしてあげる。
お店には内緒ね」
そう言ってリリーは吉井さんとキスをした。
突然の事で驚いた吉井さんだったが、
意を決したようにリリーの唇に吸い付いてきた。
どちらからともなく舌を絡めあった。
まるで恋人のようにお互いの唾液を味わった。
「ねっ、いいのよ」
そう言って吉井さんの手を取りおっぱいに導いてあげた。
「大きい…それに、すごく柔らかい…」
少しずつ指に力が加わり、
やがてこれでもかというほど胸を揉みはじめた。
「ねえ、いつもは私がしゃぶってあげているけれど
今夜は吉井さんが…舐めていいわ」
女の体にタッチしたり女陰に指をいれたり舐めたり出来るのは
スペシャルコースなので10,000円のアップになる。
「今後の事を考えると無駄遣いは出来ないので…」
吉井さんはリリーの申し出を断った。

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「これはお仕事じゃないの
今までずっと私を指名してくれた感謝の気持ちよ」
そう言ってリリーは全裸になってベッドに横たわった。
「ほんとにいいんですか?」
吉井さんも同じように全裸になってリリーの隣に寝転がった。
「こうして女性とベッドインするなんて20年ぶりです」
20代で糖尿病が発病し、すぐさま勃起不全になったそうだ。
奥さんはセックスがしたくてたまらなかったようで
別の男を作ってさっさと家を出てしまった。
「挿入だけが愛の形じゃないのにね」
さあ、どうぞ舐めて下さいなと
吉井さんの肩に手をやって下半身に押し下げてあげた。
「久しぶりなので下手くそかもしれません」
リリーさんの太ももを撫でながら吉井さんはリリーさんの脚を開くのを躊躇った。
「そんなことを気にしなくていいのよ」
リリーは自ら脚を開いて女性自身をさらけ出した。
「ああ…この匂いだ…おまんこのいい匂いがする」
吉井さんは、おまんこに顔を近づけて
クンクンと匂いを嗅いだ。
リリーは、まだ舐められてもいないのに、
何故かとても感じてゾクゾクしてしまった。
「じゃあ、失礼して舐めさせてもらいますね」
吉井さんの舌先が陰唇に触れた瞬間、
ビリビリと電流が走り、リリーは思わず「はうっ!!」と
歓喜の声をあげた。

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06:38  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.05.03 (Mon)

貴方に抱かれて私は蝶になる 3

皆さま、GWいかがお過ごしでしょうか?
緊急事態宣言に加えてこの天候の不安定な事。
おかげで私は、
どこかに遊びに行きたいという欲望も失せ
お金を使わない穏やかなGWを過ごさせていただいてます。

昨年は諸悪の根元のように言われていたパチンコ店が
今年は、なに食わぬ顔で営業を続ける傍ら、
ショッピングモールや百貨店が自粛営業中止したり
映画館やカラオケも閉店しているので
交際中の若いカップルはデートもままならないですね
おまけに公園は散策できるものの
駐車場が閉鎖され、
小さなお子さんのいる家庭は頭が痛いところですね。

私はというと、
テレビのオンデマンドで映画三昧です。
朝から一本見て、午後は野球観戦、
夕方から寝るまでに、
また映画を二本見るという過ごし方です。
テレビを見ながらスナック菓子に手を伸ばすので
これ、絶対に太るよね(笑)

さて、お話の方はというと…
傲慢な男に指名され、
ついに本番をしてしまった純恋(すみれ)さん。
もちろん、同意なき挿入は犯罪行為ですので
あってはならないことですが
まあ、このような事は日常茶飯事。
反社関係のお店なら、
後でお客さまが痛い思いをいたします。
くれぐれも真似をなさらぬように。

ということで、その後の展開がどうなるか。
前書きが長くなりました。
それでは続きをお楽しみくださいませ。

。。。。。。。。。。。。

「出すぞ!出すぞ!!」
男の腰の動きが激しくなる。
亀頭の先がマシンガンのように子宮に打ち付けてくる。
さすがにこれほど激しいと
マグロ女になろうと決めていた純恋(すみれ)も
「あっ…あっ!」と声を漏らしてしまう。
無意識にここに出して欲しいと自ら胸を揉み
おっぱいに白い花を咲かせることに興味を促す。
しかし、その思惑とは裏腹に
男は「逝く~っ!!」と呻いて
ペニスを抜くどころか深々とペニスを埋め込み
びくんビクンと下半身を痙攣させた。
次の瞬間、純恋の膣内に熱いモノで満たされてゆく。
『中に出した?!』
この野郎、やってくれたじゃない!と
怒りで血が煮えたぎってきそうになる。 
そんな怒りを押し殺して「中に出しちゃったのね」と
とんでもなく困ったように言ってやった。

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ペニスが萎れて膣圧に負けてズルリと抜けた。
男はハアハアと荒い呼吸をしながら項垂れている。
中出しはおろか、挿入はダメと言ったでしょと
男を詰ると、
先ほどまで高圧的な態度だったのが嘘のように
「ごめんよ、ごめんよ~っ!!」と
純恋(すみれ)の体を抱きしめて泣き始めた。
男の豹変ぶりに純恋は驚かなかった。
独り暮らしのずぼらな男にはこういうタイプが多い。
射精するまでは虚勢を張るが
射精してしまえば
素に戻って社会に馴染めない情けない男は多かった。
「いいのよ、気にしないで…」
純恋は男の頭を撫でて、いい子イイコしてあげた。
男は純恋の乳首をチュウチュウ吸いながら
いつしかスースーと寝息をたてはじめた。
「ねえ、まだ時間がいっぱいあるよ
シャワーでも浴びてからもう一発する?」
一応、そのように声をかけてみたが
男は起きようともしない。
仕方なく、純恋は男を抱きしめて添い寝してあげた。
『まるで母親になった気分だわ』
そう思いながら、いつしか純恋も眠りに落ちた。

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ピピピ…
スマホのアラーム音で純恋は目を覚ました。
隣の男はまだ眠ったままだった。
「お時間となりましたので失礼します」
眠り続けている男に声をかけてベッドから抜け出し、
男の名残りが流れ出てきた股間を
ティッシュで拭って服を着た。
スタートの段階で男に投げつけられた札を床から拾い上げた。
48,000円に対して男は60,000円を投げていた。
『そういえば、最初に少し多めに支払うと言っていたわね』
本番をさせてあげたんだからこれは私の小遣いよねと、
一万円札一枚を自分の財布にしまいこんだ。
「またのご利用、ご指名をお待ちしております」
純恋は寝ている男に向かってペコリと頭を下げ、
そそくさと部屋を抜け出した。

マンションから出ると
表の道路にワゴン車に乗った稲本が迎えに来ていた。
「時間、ピッタリだったでしょ?」
稲本は少しだけドヤ顔で鼻の穴を膨らました。
後部座席に体を落ち着かせると
稲本は鼻をクンクンさせ
「あれ?シャワー無しだったんですか?」と
イライラさせることを言った。
「いいからとっとと車を出せよ!」
純恋は来たときと同様に
運転席の背もたれをおもいっきり蹴った。

事務所に帰ると、
店長とリリーさんが激しく言い合いをしていた。
「ねっ、だからさあ、もっとサービスをしてあげないと
お客さんが喜んでリピートしてくれないわけだよ」
どうやら最近、指名が少ないのを咎められているようだった。
「私、ちゃんと仕事をしているつもりですけど」
リリーさんも負けずに言い返す。
リリーさんは、
うちのお店の中では一人だけのアラサーの女です。
「うん。ちゃんと仕事をしてくれているのはわかっているよ
でもね、こういう商売は延長をいただいてこそ
儲けがでてくるわけよ」
なんだか奥歯にモノの挟まったような
歯切れの悪い台詞が続く。
「でね、お客様と会話しててさ、
あ~なんかフィーリングが合うなあと思ったらさ
何て言うのかな、その自然な流れでさ、
お客様がもっと喜ぶ事をさ…」
そう言いながら店長は手で腰を抱くポーズを取って
腰をカクカクと前後に振った。

「はあ?つまり店長は私に本番をやれというの?」
リリーさんの口から「本番」というワードが出た瞬間、
店長は「違うの、違うんだよ。
本番なんて僕は一言も言ってないよね?」
そう言って控え室でお茶を呑む私たち女の子に同意を求めた。
あの店は本番が出来ると噂になった時、
店長が本番を強要したと思われたくないのが見え見えだった。
「僕はね、リリーちゃんのためを思って言ってるんだよ
たくさん指名されて、たくさん延長をもらって…
お互いに儲けようよ~、
これこそウィンウィンの関係ってやつじゃん」
何度も本番をして欲しそうに説得する店長だったが
「私、絶対に本番だけはしませんから!
絶対にしろとおっしゃるんなら
別のお店に所属させてもらいます!」
店長とリリーさんのやり取りを聞いていて
控え室の私と咲桜(さくら)さんは顔を見合わせて
今にも吹き出しそうになるのを我慢していた。

そんな二人のディスカッションを止めさせるかのように
電話の着信音が鳴り響いた。
「はい!デリヘル夜の蝶々です…
はい、あ、吉井様ですね、いつもお世話になっております…
はい、では以前と同じくリリーさんでよろしいですか?
はあ、かしこまりました。
今、ちょうどリリーさんは待機しておりますので
今すぐにでも向かわせます」
店長は誰もいない壁に向かってペコペコと頭を下げた。

20210429111101881.png

「おい!リリー!
数少ないお前を指名してくださる吉井様だ
すぐに行ってくれ」
指名が来たというのにリリーさんは乗り気ではないようで
「ねえ、誰か代わってよ」と
純恋達に視線を投げた。
吉井さんは陰気で暗いとリリーさんから聞いていたので
純恋たちは慌ててスマホ画面に視線を落とし
アプリゲームに夢中で聞こえないふりをした。
「わかったわよ!行けばいいんでしょ!
稲本さん、送ってちょうだい」
稲本さんは車のキーを握り
「今夜は忙しいですねえ」と席を立った。

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07:50  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.05.01 (Sat)

貴方に抱かれて私は蝶になる 2

2021年も早いもので
今日から5月です。 
どんどんと東京オリパラの開催日が近づいて来ます。
オリンピック組織委員会は
オリパラに医療従事者を500人を準備させて欲しいと訴え、
菅総理は
「資格がありながら現役を離れている方が多いので
その方達に復帰してもらえれば大丈夫」とか
あまりにも世間離れしたコメントに唖然としました。
現場を離れている看護士さん達は
子育てなど家庭環境で仕方なく現場を離れている訳で
資格があるからオリパラに手伝えというのは
少しばかり考えが甘いような…

それにオリパラを実行するにしても
今のコロナ禍の感染者がどれ程の人数に
抑えられたらという数値化をすればいいのに
そういう基準も決めずに
頭ごなしに「オリパラは出来る」と言われても
信憑性がないというか…

オリパラを辞退したら違約金が発生するとか
今後オリパラが我が国で出来なくなるとか
そんな枝葉を大事にせず、
思いきった舵取りをしてもらいたいところです。

さて、先日から書き始めた「貴方に抱かれて私は蝶になる」ですが…
このフレーズでピンとくる方はそれなりの年齢の方かと思います。

そうです、森山加代子さんが歌ってヒットした
「白い蝶のサンバ」のワンフレーズです。
私、この方のファンでした。
一昨年に亡くなりましたが、
若い頃はチャーミングな女性でした。
顎にホクロがあって、それが妙にセクシーでした。

さて、お話は「白い蝶のサンバ」とは
まったく関係ございませんが
緊急事態宣言下の大阪より
頑張って書かせていただきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、物語は
オタクっぽい男に指名され、
気分が乗らないままデリバリーされた純恋(すみれ)さん、
彼女の運命やいかに…
ということで続きをお楽しみ下さい。

。。。。。。。。。。

男の舌がショーツ越しに純恋(すみれ)の
女のアソコを舐め始めた。
ショーツが唾液まみれになって冷たくなる。
「ちょ、ちょっとお客さま…シャワーを…」
とりあえず男をクールダウンさせたかった。
「そんなものはいらない。俺もシャワーを浴びないから
お前も浴びなくていい」
男はそう言って体をずりあげると
純恋(すみれ)の唇に吸い付いた。
「ちょ、ちょっと!」
純恋の下着を舐めまくった唇が
今度は純恋の唇や顔面に舌を這わした。
『気持ち悪いっていうのよ!』
純恋は、ありったけの力を込めて男の体を払いのけた。
「お客様、当店のホームページをご覧になりましたよね?
キスと本番は禁止だと理解してますよね?!」
純恋がそう訴えても、
男は聞く耳を持たないとばかりに服を脱ぎ始めた。
「脱げよ」
男は素っ裸になると純恋にも服を脱げと命じた。
「言っておきますけど、指を入れてもいいですけど
うちは本当に本番は出来ませんからね」
まあ、そう堅いことを言うなよ。
男は純恋の手を取ってベッドに横たえた。
「本番はダメだというけど、
この前に来た女は少し多めに金を払うと
喜んでハメさせてくれたぜ
だから今回も多めに渡した」
前回、この男の担当になったのは誰かしら…
咲桜(さくら)さんかしら…
それともリリーさん?
いずれにしてもいい迷惑だわ。
一人がそういうことをしてしまうと、
すべての女の子が本番オッケーと思われてしまう。
「その子がどうあったにせよ、
私は本番をしないという決まりごとを守りたいだけです」
わかったよ、素股でいいよと男は観念して
純恋に体を委ねた。

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「しかしなんだな、
こうやって挟んでもらってるだけというのはつまらんな」
つまらないという言葉は本当だろう。
股間に挟んだ硬いモノがどんどん柔らかくなってゆく。
「舐めましょうか?」
そう提案すると「上手いんだろうな?」と
男は純恋の目の前に仁王立ちした。
「失礼いたします」
純恋は男のイチモツに手を添えた。
顔を近づけた瞬間、
男が何日も入浴していないのだろうと気づいた。
ペニスが…異様に匂うのだ。
たまに包茎のお客に指名されることがある。
だけど彼らは包茎であるがゆえに
包皮の中が臭うことを自覚していた。
プレイを始めるに際して、
彼らは必ず「シャワーを浴びてきれいにしてきます」と
礼儀をわきまえていた。

厄介なのは今回の客のように風俗の女に慣れている奴だ。
こいつらは金さえ払えば何をしても許されると思っている。
少しばかり咥えるのを躊躇っていると、
男の手が純恋の側頭部を掴み、
強引にペニスを純恋の口に咥えさせた。
「うぐっ!!」
唇がこじ開けられて臭いペニスがねじ込まれる。
「おらっ!どうした?舌を使えよ」
そっと舌をペニスに絡めると、
塩辛い味と異臭が純恋を苦しめた。
「下手くそだな…よくこの仕事をしようと思ったもんだ」
嫌悪感で首を振ることができない純恋に苛立ちを見せ、
男は自ら勢いよく腰を前後に振った。
女性を陵辱することで快感を覚える性癖なのか、
ペニスに逞しさが甦り、
あっという間に口の中がパンパンになった。
男は純恋を道具としか思っていなかったので
純恋に嘔吐感が押し寄せようとも労りの素振りさえなかった。
我慢の限界が来てしまったので、
お客様には手出しをしないというのが
お店のルールではあったが
純恋はペニスを口から抜いてほしくて
男の胸板をこれでもかというほど叩いた。
「あん?何抵抗してんだよ!
俺はなあ、お前を二時間買ったんだよ!
客に対してその態度はなんだ!!」
ペニスを口から抜いてくれたのは良いけれど
今度は背後に回って二の腕で首を絞めてきた。
俗に言われるプロレス技のスリーパーホールドという奴だ。
その技の名前通り、気管は確保されるものの頸動脈が男の手首でロックされるものだから、たちまち目の前が暗くなって
純恋はいとも簡単に失神した。

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どれぐらい気を失っていたのだろう…
ほんの数秒の事なのだろうけど
長時間眠っていた気がした。
そして純恋を覚醒させたのは
おまんこを押し広げペニスを挿入されたことによるものだった。
「ちょ、ちょっと!!本番はダメって言ったじゃん!!」
ベッドをギシギシ揺らしながら男は純恋の体を味わうように涎でべちょべちょになるほど舌を這わした。
「うるせい!こんな仕事をしてるんだから
ほんとはお前だって死ぬほどおまんこが好きなんだろ?
わかってるんだぜ!
その証拠にほら、よく締め付けてくるじゃねえか」
純恋だって、好きな男とのセックスなら
食事をすることさえ忘れ、
寝る暇をも惜しんでハメ合うのが好きだった。
でも、初対面の、どこの馬の骨ともわからない男に挿入されても
気持ちいいとは思わなかった。
「なあ、どこに出して欲しい?
言ってみろよ、どこに出して欲しいんだよ!」
中出しだけは避けてもらいたかったので
「おっぱいに…おっぱいに出して下さい」とお願いした。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

17:47  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(6)
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