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2014.10.25 (Sat)

家政婦はシちゃった 上

ツイテナイ・・・・

まったくもってツイテナイ・・・

昨夜は美人CAたちとの合コンの予定だったのに
ウキウキとしてマンションをでたところで転んでしまい
右足をおもいっきり捻挫してしまった・・・・

けっこう激しく挫いてしまい歩くに歩けない・・・
捻挫ごときで入院させてもくれず
「しばらくは安静にしてくださいね」と冷たい言葉をかけられて
家に帰された・・・


俺はKO大学の2回生
KO大学というのは、いわゆるおぼっちゃま大学だ
自宅から通学するには少し遠いという理由で
俺は親のスネをかじって学校の近くのマンションを借りて
一人暮らしだ・・・

一人暮らしは気楽だが
こんなときは身の回りの世話をしてくれる人がいないので困る
KO大学の学生といえども
全員がモテる男とは限らない
かくいう俺も彼女と呼べる親しいGFとは無縁だった・・・

こうなりゃ口うるさい母親にでも頼むかと連絡したところ
『お母さんだっていろいろ忙しいのよ
あ、そうだ。家政婦さんを頼んであげるから。
ね、それでいいでしょ』と
冷たくあしらわれた。

俺は「市原悦子」みたいなおばさんを想像した・・・
まあ、いいか・・・
母親に来てもらっても似たようなものだ・・・
とにかく来てくれたら何か食い物を用意してもらおう
昨夜から何も口にしていなので腹ペコだ。


その家政婦は夕方にやってきた
朝早くに母親にSOSを発信したのにまったく遅いじゃないか!
「遅いじゃないですか!」
俺は怒ってるんだぞという意思表示のためにベッドの上で
家政婦さんに背を向けたままぶっきらぼうに言った。
「すいません・・・道に迷っちゃって・・・」

「!!!」
え?意外と若い声
俺は声のする方を振り返ってみた
そこには俺と同い年ぐらいの女の子がいた・・・!!!

「え?なに?君が家政婦さん?」

「はい・・・」
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こんな若い子の家政婦なんて見たことも聞いたこともないぞ・・・
彼女が説明しはじめた
「私、ヘルパー学科を専攻してるんです」
どうやら家政婦のバイトは一石二鳥なのだろう

「とりあえず食い物を作ってよ」

「私、・・・・恥ずかしいんですけどお料理が苦手で・・・コンビニでいいですか?」

「じゃあ、この先の交差点にコンビニがあるから
そこでなにか買ってきてよ」
俺は彼女に財布を渡して買い物に行かせた

彼女が出て行ってからハッと気づいた・・・
初対面の女に財布を渡しちまったよ・・・
そのまま持ち逃げされたらどうすんだよ
『俺ってバカだ・・・・』

だがそんな思いは杞憂に終わった
数分後、彼女はコンビニ弁当を片手に部屋へ戻ってきた。
『案外、まじめというかピュアというか・・・』

痛いのは足だけだから自分で食べれるというのに
彼女は「食べさせてあげる」といって俺に食事をさせ始めた
だが今時のギャルらしく箸の使い方のまずさで、けっこう俺のパジャマの上に
ボロボロとこぼされてしまった。

「ごめんなさい・・・お着替えのお手伝いさせていただきます」

「当たり前だよ。ミートソースやご飯粒だらけじゃないか・・・
あ!そうだ・・・俺、昨夜は入浴できてないから体も拭いてもらおうかな・・・」
我ながら妙案だと思った。
ギャルに身体を拭かせるなんて
ちょっとした風俗気分じゃないか・・・・ 

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21:34  |  家政婦はシチャッタ  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

2014.10.23 (Thu)

キャンバスの華 最終話


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あなた・・・? あなたったら・・・」
身重の千代が心配そうにソファから身体を起こして次郎に声をかけていた。

『はっ!』
次郎は千代の声に我に返った
「こらこら、モデルが動いてはダメじゃないか」

「そんなことを言ったって、あなたったらさっきから筆が全然動いてないんですもの。
そんなペースでは個展に間に合わなくなるわ
いえ、その前に赤子(ややこ)が産まれてこのお腹がぺったんこになってしまいますわ」
大きなお腹を愛しそうに擦りながら千代は微笑んだ。

次郎は個展に出展する最終作品の妊娠裸婦画を描いていた。
「そうだな、早く仕上げなきゃ・・・」
そう言いながら次郎は持っている絵筆を見つめた。
絵筆には英文字でHANAと刻印されていた。

『華・・・』
次郎は再び《あの日》に思いを巡らせた。

・・・・・・・・・・・・


華はなにか心配事でもあるかのように塞ぎこむようになった。
そして、意を決するかのように蘭方医の清庵のもとへ診察を受けにいった。
もちろん蘭方医を訪ねていくことは次郎には内緒にしておいた。

「これはこれは絵描きのお嬢さん。体調がすぐれないのかね?」
最近、若い男と暮らしてるそうじゃないか、ご懐妊の確認にでも来られたのかな
などと減らず口を語りながら、まあ、そこへお座りなさいと診察椅子に腰かけることを勧めた。

華は思いきって気にかかる事を医師に話した
「実は・・・乳房の奥に妙なしこりが・・・」

「ふむ、どれ、診察してしんぜよう」
医師は胸をだして診察ベッドに横たわるようにと指示した。

華の白い乳房を押したり、両の手で挟み込むようにして揉みながら
医師の表情がみるみるうちに強張りだした。
「こ、これは・・・」

陽気な清庵の表情が曇ったことで、
華は自分の予想が当たったのだと確信した
「先生・・・やはり岩なのですね?」
決して口にしたくない病名を医師に確認した。

「残念じゃが、言われるとおりこれは岩のモノです・・・・
だが、長崎のオランダ医師ならなんとかしてくれやもしれん」
紹介状を書くからすぐに長崎へ往きなさいと医師は勧めた

「なんとかなるというのは乳房を切り取るということなのでしょ?
そんなのは死ねと言われるより辛いです
それならば私は静かに死を待ちます」
まだ若い命を粗末にしてはいけないと諫められたが
華の決心は固かった。


外出から戻った華は表情から暗さが消え、いつにもまして元気だった。
そしていつも以上に厳しく次郎に絵の向上を促し始めた。

だが元気だったのは数日で
やがて華は食も細くなり、寝床に伏せる日が多くなってきた。
華が伏せてしまっている以上、次郎は必死に働いた
初めのうちは壁画の出来が悪いと言われ賃金がもらえない時もあったが
数ヶ月後には値切られながらもなんとか賃金をいただき
生計をたてれるまでになった。
だが、そのころには華の血色が非常に悪く、
透き通るような白い肌は黄疸のせいで黄色くくすみ始めていた。



その日は朝から華の呼吸が荒く、かなり辛そうだった。
次郎は大慌ててで蘭方医を往診させた。

「養生しか打つ手はないかと・・・」
診察を終えた医師は静かにそう言った。
それは、もはや打つ手なしという宣告だった・・・・

「会わせてあげたい人がいたら今日中に・・・」
今夜がヤマだと暗に医師はそう告げた

「そ、そんな!!先生!なんとかしてください!!!
血がいるのなら俺の血を全部抜いても構いませんから!!」
これにて失礼するよと言う医師の袖を握り締めて次郎は必死に引き止めた。
「儂とて、なんとかしてあげたい・・・
だが・・・もうどうすることもできんのじゃ・・・・」
必死に鷲掴む次郎の手をそっと引き剥がし残念そうに医師は去っていった。

やがて日が暮れ、丑三つ時になろうかという頃に
華の意識が混濁し始めた。
うわ言のようにボソボソ話し始めた華であったが
フイにはっきりと次郎の名を呼んだ
「次郎さん!!次郎さん・・・どこ?」

「華!!俺はここにいます!ずっと華の手を握ってますよ!!」

「寒いの・・・すごく寒いの・・・抱いて・・・抱きしめて・・・」
華の意識が薄れていくのを次郎は感じ取った

「抱きしめているよ!華、ほらわかるかい!
俺はこんなに強く華を抱きしめているよ!!」
華の身体を起こして、次郎は強く抱きしめた

「ああ・・・嬉しい・・・こうやってあなたの腕の中で旅立てる・・・
次郎さん・・・」
華の呼吸が荒く苦しそうだった。
「わかったから、もう喋んなくていいから!
俺はずっとここにこうして華のそばにいるから」
涙が溢れて止まらなかった。

やがて華の呼吸が弱々しくなってゆく
「逝くな!!華!俺を置いて逝かないでくれ!!」

「じ・・ろ・・さ・・・・・ん・・・・
あな・・た・・には・・・・待っ・・てる・・・人が・・・・いる・・・
か・・え・・・って・・・・あ・・・・げ・・・な・・・・きゃ・・・・」
少しずつ華の言葉が聞き取れなってゆく・・・

「華~~~!!!」

微かな声で華が最後に言った言葉・・・

「あ・・い・・・し・・・て・・る・・・」
その言葉を残して華は逝った



次郎は華への思いを込めて
死化粧を施した
華というキャンバスに・・・・







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09:01  |  キャンバスの華  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

2014.10.22 (Wed)

キャンバスの華 27

二人して湯屋からの帰りの足取りは異様に重かった。

あの時、次郎が駆けつけてくれなかったら
私はあの旦那を受け入れていたのだろうか・・・

そんな思いが華の頭の中を駆け巡っていた。
次郎と女将さんが素っ裸で母屋で乳繰り合っていたのではないかという
そんな思いさえどうでもよかった

いや、次郎とて男なのだ
それも男女の交わりを覚えて、やりたい盛りの若い男なのだから
ほかの女を味見することはいささか構わなかった。

ほかの女と遊んでも帰るべき寝座が自分であればいいのだ。
据え膳喰らわぬ男など、これまた味気ない男というものだ
だが自分は、自分だけは他の男に言い寄られても
次郎への貞操を貫き通す女でありたい。
今朝、二人して手をつなぎ仕事に向かう時にそう思っていたのに・・・

旦那に体を触られて感じてしまっていたのは紛れもない事実なのだ
へのこが陰戸に触れる瞬間まで、我が身は男を受け入れようとしていた・・・


華の深刻そうな横顔に
次郎は心が痛んだ・・・
「華・・・」
そっと声をかけて手を伸ばして華の手を掴もうとした
だが指先が触れるか触れまいかという瞬間に
まるで拒むかのように華の手はスっと逃げてお髪(ぐし)をかきあげた。

「次郎さん・・・今日は疲れちゃったね・・・
夕餉(ゆうげ)はお蕎麦でいいかしら?」
華の指さした方を見上げると蕎麦屋の提灯に灯が入ったところだった。

蕎麦を食べる二人に会話がなかった
ただ蕎麦をすする音だけが虚しく響いていた。

帰宅すると華は「すごく疲れちゃったから先に休ませてもらうわね」といって
そそくさと寝床に入った。
仕方なく次郎も寝巻きに着替えて華の隣に潜り込んだ。
華は次郎に背を向けてじっとしていた。
『ひとつ機嫌を直してもらうとするか・・・』
次郎は手を伸ばして華の尻を撫でた

「華・・・おいで・・・」
誘ってみたが「ごめんなさい、ほんとに疲れてるの・・・」と言って
体をずらして次郎から離れていった。

翌日も華の言葉数は少なかった。
朝餉(あさげ)を済ますと「ちょっと買い物に行ってくる」と言って
身支度を始めた。
「買い物なら付き合いますよ」
付き添おうとする次郎に「あなたは絵の勉強をしなさい!」といって
付き添うことを厳しく禁じられた。

華はお昼前に買い物から帰ってきた。
しかも大きな荷物を抱えて・・・
購入してきたのはひと組の布団だった。
「次郎さん・・・狭い部屋だけど今夜からは別々に寝ましょう・・・」
その言葉に次郎は愕然とした
これほどまでに嫌われてしまったのかという思いが頭の中を駆け巡っていた。

華もまた他の男を迎え入れようとした自分の身体が汚らわしくて仕方なかった。
こんな汚い体を次郎に捧げて抱いてもらおうなんて
すごく身勝手なように思えて素直に次郎を求めることができなかった。

・・・・・・・

次郎を拒むようになってからひと月が過ぎた
『これでいいのよ・・・
次郎さんは絵の勉強をするために私のところへきたのだから・・・』
華は次郎がここへ来た日のことを思い出していた。

田舎から出てきたばかりのお上(のぼ)りさんのようなトロくさい男・・・
だが、その澄んだ瞳に一瞬で心を奪われた。
東京暮らしのモガ(モダンガール)を気取って
次郎を誘惑してまんこして
たちまち逆に虜になってしまったあの日・・・

『ああ・・・・次郎さん・・・・』
華の淫欲は限界に近づきつつあった。
隣の布団で寝入ってる次郎の顔を見つめながら
知らず知らずのうちに華は自分の手で陰戸を触り慰めていた。
『いやん・・・次郎さんったら・・・そんなに激しくかき混ぜないで・・・・』
静かな夜の帳(とばり)に華が放つ淫らなクチュクチュという音が
とんでもなく大きな音に感じた。

『あああん・・・・次郎さん・・・
陰戸ばかり責めないでおっぱいも揉んでぇ~』
乳首が激しく勃起していた。
しばしの間、手のひらで乳首を転がした後に
荒々しく乳房を揉み始めた。
次の瞬間・・・『?!』
乳房を揉んだ華の手は凍りついたように動きを止めた。

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14:39  |  キャンバスの華  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2014.10.19 (Sun)

キャンバスの華 26

亀頭の先が小陰唇の扉をこじあけようとしていた。

湯屋の旦那がへのこを握り、陰戸の入口で上下に肉竿を上下に揺らした。
「ほらほら、あんたの陰戸がもうグチュグチュじゃないか
儂(わし)のガマン汁とあんたの淫ら汁が混ざり合って
気持ちいい音を奏でてるじゃないか」

たっぷりと男に弄られた陰戸はすでに男を受け入れてもいいとばかりに
尻の谷間まで滴るほどの愛液を漏らしていた。

「だめ・・・やっぱり私・・・・」
密通などできないと、男のブヨブヨの胸を一生懸命に押し返そうとした
だが中年太りの重い体はそうやすやすと押し戻せなかった。

「いやがることはない、こんなにビショビショなんだからさ
きっと嵌めあったら気持ちいいにきまってるぞ」
上下に揺さぶっていたへのこの動きを止めて
膣口へ狙いを定めて構えた。

くちゅ・・・・
いやらしい音と共に亀頭の先が小陰唇をめくりあげて膣口へと・・・
処理済~3

そのとき・・・
「華!!!」
全裸の次郎が湯殿へ飛び込んできた。

「は、華・・・!!」
全裸の男女が・・・・
その情景を見て次郎は愕然とした

「お前さん!!!」
次郎の後から駆け込んできた女将もまた二人の姿を確認して
大きな声をあげた
こういうことをしているのは察していたけど
次郎に現場を見られるのはバツが悪い・・・
ゴタゴタだけはごめんだよ・・・女将の頭はこの場面を脱することに必死に考えた

「あ!!・・・いや・・・・これは・・・・」
旦那は挿入しかけていたへのこを抜いた
いや、正確には勃起していたへのこがあっという間に縮んだだけなのだが・・・

「お、お前ら、なにか勘違いしてないかい
わ、儂(わし)はただ湯あたりしたこの娘を介抱してただけなんだよ」

「は?お互いに全裸で・・・?」

「ふ、風呂に入るのに裸になるのは当たり前じゃないか!
そういうお前たちも裸じゃないか!!」

「ぼ、僕はただ・・・お、女将さんが汗を流せばいいと言ってくれたので・・・・」
目の前の光景よりも次郎は女将と揃って素っ裸であることの釈明に戸惑った。

「そ、そうなのよ。どうせなら背中を流してあげるわと
私も裸に・・・・」
女将は次郎の言葉にあわせて裸であることを釈明した。

「そ、そうかい・・・
それなら儂(わし)らと同じじゃないか・・・なあ」
旦那はひきつった笑みを浮かべながら横たわる華に同意を求めた

「次郎さん・・・誤解しないでね・・・・
私はほんとにお風呂を使わせていただいただけで・・・・」
華はそう釈明しながらも決して次郎の目を見つめることができなかった

次郎とてさきほどまで女将と激しく腰を振りあったものだから
華と旦那の姿を恫喝することはできなかった。

「さあさ、お互いにそういうことならみんなで仲良く湯に浸かろうじゃないかえ」
女将はそう言うとザブンと勢いよく湯に入った。
その場をうやむやにしたいのと
己の情事の痕跡を湯で洗い流すにはもってこいだと考えた。

「そ、そうだな・・・さ、絵描きさんも湯あたりはもう大丈夫だろ?
もう一回サッと湯に入るといいやね」
旦那は華の手を取り湯船に誘った。

「ほらほら、お弟子さんも早く・・・」
女将に促されて次郎も渋々湯に浸かった。

4人が4人とも湯船の中で無口だった
そして4人ともこっそりと湯の中で局部を洗い、欲情の痕跡を消した。

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10:00  |  キャンバスの華  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

2014.10.08 (Wed)

赤い月(ブラッド ムーン)

見上げると赤い月が霞んで見えた

「汚い・・・」
霞んで見えたのは薄雲や霧のせいではなかった。
麻里子の涙が月を滲ませていたのだった。



・・・・・・・

今宵は皆既月食・・・
麻里子は婚約者の康夫と、その友人である明の三人で
近くの山上に天体ショーを眺めに来ていた。

ほんとは、親友の茜も来るはずだったのだが
生理痛がひどくてパスしたのだった。

それならば康夫と二人っきりで来たかったのだが
一人でも多い方が賑やかで楽しいと康夫が明を連れてきた

三人は空き地にブルーシートを広げて
その上にゴロリと横になった。

もう間もなく月が欠けようかという時間になって
「俺、小便に行ってくるわ」と康夫が言い出した

「ええ?早くしておいでよ~」
ああ、すぐに戻ってくるから。
そう言って康夫は茂みの中に消えた。

「悪いな、俺みたいなやつがお邪魔虫で・・・」
康夫がいなくなると明がなれなれしく体をずらして密着してきた。

「いえ・・・別に・・・」
明との距離を空けようと麻里子が体をずらしかけた途端

な、いいだろ・・・・
そう言ったかと思うと不意に明が麻里子の体に覆いかぶさってきた

え?なに?・・ちょ、ちょっと冗談はよしてください!!
男の体を押しのけようとしたが男の体はびくともしなかった。

「俺は、前から一度だけあんたを抱きたいと思ってたんだよ!!」
無精ひげの顔が近づいたと思うと、そのまま強引にキスされた。

『やだ!!汚い!!!』
好きでもない男の唇は無性に汚らしく思えた。
舌を侵入させてこようと試みる男に対して
顔を左右に振って懸命に逃れようとした。
そして間隙をぬって闇を引き裂くように
「康夫さ~~ん!!助けて!!!」と叫んだ

「無駄だよ・・・あいつは帰ってこないさ」
執拗に麻里子の顔を舐めながら左手で胸をまさぐり
右手は股間を責め始めながら明はそう言った。

「あいつは俺に借金があるのさ
賭け麻雀の負債だけどね、けっこうな金額さ
借金のカタにあんたを抱かせてくれって言ったら
二つ返事でOKをくれたよ」

『え?』
衝撃的な発言が麻里子の鼓膜でグヮン、グヮンと渦巻いた。
とたんに抵抗する気力が萎えた。
体が脱力した瞬間を明は見逃さなかった
スキニージーンズのホックを外し、ジッパーを下げると
尻側から捲るようにスルリとショーツもろとも脱がしてしまった。
右足側だけスニーカーもろとも足からジーンズとショーツが抜かれた
左足に脱がすのが手間だとばかりに衣服の残骸のようにへばりついていた。

明は己のジーンズとパンツを
少しだけずらして砲身をむき出しにすると再び麻里子の体に覆いかぶさった。

グイグイと、濡れてもいない花園を砲身の筒先で踏み荒らした
麻里子の股間にヒリヒリした痛みが襲いかかる。
明は子宮への道筋を見つけると、一気に腰を前へ押し出した。
「やだ!!!やめてえ~~!!」痛みで我にかえった麻里子が叫ぶ

「そんなことを言いながら濡れてきてるじゃねえか!」
女性を感じさせようという思いが
まったく感じられぬ自分さえ気持ちよければいいという高速ピストン
その摩擦に膣を守ろうという自己防衛で麻里子の女性自身はすぐさま濡れ始めた

数分後、麻里子は膣内がジワーと熱くなるのを感じた
明が膣内射精をした証だ

砲身が抜き取られ、後を追うように白濁液が垂れ落ちた・・・
「いい眺めだ」
口封じだと言いながら男はスマホで写メを撮りまくった
このことを誰かに言ったら、この写真をお前の近所や会社にバラまくからな
そう言って明は去った。

麻里子は股間から白い涙を流しながら月を見つめた
赤い月が涙で滲む・・・
待ちに待った皆既月食は思ったほど綺麗ではなかった・・・・

FIN

ダウンロード



ちょっと異色のレイプものです

今宵、みなさまの地域で皆既月食は見ることはできたでしょうか?
そして天空を誰と見上げているでしょうか・・・
愛する人と?
家族と?
それとも一人で?

天体ショー見物が
けっして物語のようなイヤな思い出になりませんように・・・・



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12:30  |  短編集  |  Trackback(0)  |  Comment(12)

2014.10.06 (Mon)

キャンバスの華 25

「おお、そうかそうか挿(さ)して欲しいかい」

風呂屋の旦那は相好を崩して喜んだ
片足立ちでつらそうにしている華の脚を降ろして、
さあさ、こっちへ来いと簀子(すのこ)の洗い場へと手招いた。

この男が好きなのではない
私は、ただ、もやもやする陰戸に、へのこ(陰茎)で掻き混ぜて欲しいだけなのだと
自分に言い聞かせて簀子(すのこ)の床に体を横たえた。

「ほらほら、男を知らぬ身体でもあるまいし、
そんなに脚を閉じてちゃ挿せるものも刺さらんわい」
旦那が華の両足首を掴むと、これでもかとばかりに開脚させた。

「ああ・・・・そんな・・・・」

「おお!!きれいだ、
淫らな雫(しずく)に濡れそぼってキラキラと光り輝いておるではないか」
湯気逃しの小窓から差し込む柔らかな陽光が
華の身体を包み込んでいた。

おもいっきり開脚させられた脚の間に旦那はひざまずいた。
そして己の皮かぶりのへのこに手を添えて、根元に向かって皮をむいた。
「ほれ、こうすれば普通のへのこ(陰茎)と
なんら変わりはないんだからね。
すっごく気持ちよくさせてやるからね」

桃色のきれいな亀頭が華の陰戸をこじ開けようと
少しずつ近づいてきつつあった。
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「若い殿方は子種の汁もたっぷりなんだねえ・・・・」
千代紙で陰戸から流れ出る精液を慣れた手つきで拭うと
女将は千代紙に染みついた子種の汁を見つめて妖しげに微笑んだ

次郎の興奮しきった体は子種をぶちまけてからも
大量の汗が噴き出していた。
女将は次郎の額に浮かんだ汗の玉を柔らかな舌で舐めとり、
「若い男の汗はいい味がするよぉ」と耳元で囁いた。
その吐息交じりの聞き取れぬほどの小声が妙に淫靡で
ゾクゾクと体が震えた。

それを女将は汗で体が冷えかけていると勘違いした。
「やだ、あんた震えてるじゃないのさ」
湯で絞った手拭いで体を拭いてあげるよと
次郎の手を取って浴場へと連れ出した。

「湯は張ってないけど、うちの旦那が『ぼいらあ』の試運転だと言って
釜に湯を焚いてたから蛇口を開ければ湯が出るはずだからね」
だが、すっぽんぽんの丸裸で行くというのは・・・・
こんな姿を華と旦那さんに見られたら・・・・

次郎がためらうと
「大丈夫、女湯の絵を描いてるんだもん、
こっそり男湯に入ればいいのよ」と次郎の心配をよそにどんどんと歩みを進めた。

男湯の脱衣場にに入ったところで、女将は「あら?」と歩みを止めた
『なぜ、うちの旦那の服が・・・』
脱衣場の隅に旦那があわてて脱いだ服が散乱していた。

『え?・・・・・まさか・・・』
その横の脱衣籠(かご)の中に女物の衣服が・・・・

女将の視線を追って次郎も脱衣籠(かご)の中身を確認した。
「お、女将さん・・・これって・・・」

「あ・・・いえ、なんでもないの、
あ!そうだ、やっぱり母屋の浴室に行きましょ。
狭いけどそのほうがあんたと密着できるし・・・・」
女将が次郎の手を取って「さあ、いきましょ」と言ったその時・・・!!!

「ああん・・・・いやん・・・やっぱりダメぇ!!」
華の甘えたような声が耳に飛び込んできた

『華!?』
ま、まさか・・・・・
次の瞬間、次郎は女将の手を振り切って湯殿に走り出した。

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15:08  |  キャンバスの華  |  Trackback(0)  |  Comment(8)
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