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2021.02.28 (Sun)

兄と妹 16

美穂と伸二は
夕暮れの町をとぼとぼと歩いた。
伸二としてはちょっとした悪戯心だっただけに
事の重大さにようやく気づいてどうしょうと悩んでいた。
「お姉さん、怒らせちゃったね」
セックスをしてしまったのは他ならぬ自分なのに
悪戯がバレた子供のようにしょげかえって後悔を口にした。
美穂は何も語らずにキッと前を見据えて歩みを止めなかった。
「で…どうする?家を追い出されちまったからには
俺んところで同棲する?」
そう言うと、ピタリと歩みを止めて伸二を睨みながら
「そういうのは同棲って言わないの!
あんたの家にご厄介になるのは居候って言うのよ!」
ああそうかと納得しながら
「じゃあ、その居候でもいいじゃん、
俺ん家に来いよ
毎晩セックスできるぜ」
自分の両親が同じ屋根の下で暮らしてるのに
セックス何て出きる筈もない。
そういうところがバカなんだと美穂は思った。
「別にあんたを頼らなくても私は生きていけるわ!」
そう言い残すと、伸二を置き去りにして
夕闇の街を駆け抜けた。

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。。。。。。。。。

電気も通っていない真っ暗な部屋で
美穂は膝を抱えて闇を睨んだ。
私が大事ならきっとここへ啓司が来ると信じて疑わなかった。
ここは美穂の母親と啓司の父親が再婚したときに
4人で住み始めた家…
もともとは啓司の父親の持ち家だったが
啓司が明美と結婚してマンションに入居した際に
置き去りにされた家…
売りに出しているがいまだに買い手が見つからず
啓司もどうしたものかと悩んでいる物件だ。
啓司が結婚したときに家具等は新たに購入したために
美穂たちが幼少の頃に使っていた家具も
そのままの状態で置いてある。
床に座り続けるのもお尻が痛くなってきたので
両親が使っていたベッドに
被せられている白いシートを引き剥がして
美穂は横になった。
両親の匂いが残っているかとベッドに顔を埋めてみたが
使われていないベッドからは
湿ったカビ臭い匂いしかしなかった。
『ここで独りで暮らしていこう…』
美穂は啓司が迎えに来てくれなかった場合を想定して
将来
啓司は大学進学を進めてくれたが、
進学などを考えている場合ではない。
高卒のお給料がいかほどかはわからないが
女独りで生きていけると思っていた。

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すっかり日が暮れて部屋の中は真っ暗になっていた。
カビ臭いベッドでも心地好いスプリングの弾力で
いつの間にかウトウトし始めた頃、
ゆっくりと襖が開いて
月明かりが真っ暗な部屋に忍び込んできた。
ギシッ…
畳を軋ませながら人影が部屋に入ってきた。
「誰?」
眠い目を擦りながら美穂は尋ねた。
「やっぱりここに居たんだね」
人影は兄の啓司だった。
「お兄ちゃん…」
啓司は美穂の言葉に何も言わずに
美穂が寝ているベッドに腰掛けた。
「私…あの人と伸二がセックスするように仕組んだの」
伸二の話だと誘ってきたのは明美だったそうだが
隠し撮りをした後ろめたさで
美穂は自分が全て悪いのだと告白した。
「何もかも明美から打ち明けてくれたよ」
お前は悪くないんだよとばかりに
啓司は美穂の頭を優しく撫でた。
「あいつは…つまり、なんというか…
俗に言われるセックス依存症なんだよ」
「えっ?」
セックス依存症…
女子会の下ネタの話題でいつだったか聞いた事がある。
「セックスをしないと情緒不安定になるんだよ
まあ、俺があいつの処女を頂いて
目覚めさせてしまったんだが…」
啓司の話だと、結婚前も少し会えない日が続くと
同僚を誘ってホテルに連れ込んだりしてたそうだ。

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「まあ、俺がちゃんとセックスをしてやれば
そういった発作は出ない事がわかって
結婚してからは毎晩セックスをしてたんだが…」
この頃は仕事がハードで少しお休みしたいと
今夜は遅くなると宣言して
ネットカフェで仮眠を取るつもりだったと言った。
「仕事で帰りが遅くなるので
今夜はセックスをしてもらえないとわかって
発作が出てしまったんだろうと思う」
遅かれ早かれ、昼の誰も居ないまに、
明美は誰でもいいから男を連れ込んで
不貞を働いたに違いないと
啓司は寂しそうに笑った。
「お兄ちゃん可哀相」
美穂は上体を起こして啓司の背後から優しくハグをした。
「可哀相かい?」
いつもなら抱き締めようとすると
拒む啓司だったが、
今は美穂のやりたいように身を任せていた。
「可哀相よ!だって、あの人は病気を言い訳にして
ヤりたくなったら誰でもいいからしちゃうんでしょ?
お兄ちゃんも他の女を抱いて楽しむべきだわ」
そう言いながら後ろから器用に啓司のネクタイを外し
ワイシャツのボタンを外し始めた。
「他の女か…
あいにくとお前が思うほど俺はモテないんでね」
「そんなことない!
だって、私はお兄ちゃんに抱いてもらいたくて
いつもウズウズしてるんだもん!」
そう言いながら美穂は啓司のスーツの上着を脱がした。
「美穂…」
ほんとは俺もお前が…と語尾を濁しながらも
何を言いたいかわかるだろ?とばかりに
立ち上がると美穂の目の前に股間を見せつけた。
スラックスを突き破らんばかりに勃起してテントを張っていた。

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2021.02.26 (Fri)

兄と妹 15

伸二と義姉の明美とのセックスを
スマホで録画撮影しながら
美穂はモジモジしていた。
下半身が異様に疼くのだ。
兄と明美のセックスを
壁を隔てて盗み聞きしていた時もムラムラしたが
直接こうして覗き見るのは興奮の度合いが違った。
壁越しのセックスを聞いているときは
男と女の艶かしい声やベッドの軋み音は聞こえても
男女の結合部のいやらしい音が聞こえていなかった。
だが、数メートル先で抱き合う男女の結合部から
じゅぽじゅぽ、ぐちゅぐちゅという
抜き差ししている性のメロディに
美穂のおまんこは熱く濡れ、
頭はボーッとしていた。
今すぐ撮影などという姑息な事などせずに
衣服を脱ぎ捨てて同じようにベッドに這い上がり
自分を女にした伸二の肉棒を舐め、
兄を横取りした憎い女の女陰に
指を突き立ててやりたくなった。

『それにしても、何て気持ち良さそうな…』
バージンを捨ててしまえばもう痛みはないのかしら?
私もああいう風に気持ち良さそうに声を上げれるのかしら?
片手でスマホ撮影しながら
片方の手でショーツを引き上げて股間に食い込ませてみた。
「うっ…!」
思わず声を漏らしてしまうほど
食い込んだ布地に擦られたおまんこが気持ちよかった。
その気持ち良さったら
兄夫婦のセックスを盗み聞きしてオナニーした比ではなかった。
『男を知ってしまうとこんなにも敏感になるのね…』
ショーツを食い込ませたまま
美穂は指でくっきりと浮かんだマンスジをなぞった。

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「ああん!」
思わず大きなあえぎ声が出てしまった。
美穂はスマホを放り出して、手で口を押さえた。
録画はもう十分撮ったのだから
目の前で繰り広げられているセックスを堪能したかった。
美穂はしゃがみながら部屋に侵入した。
ベッドの足元に屈むみこんで
まじまじと男女の結合部を観察する。
『まあ!何ていやらしいのかしら…』
自分を女にした男のペニスが
兄嫁のおまんこに行ったり来たりしている。
その度に"ぐちゅぐちゅ"と
艶かしい音が美穂の耳に飛び込んでくる。
『あのおちんちんが昨夜、私を女にしたんだわ』
そう思って眺めると、愛液を絡めて
テカテカと濡れ光っているペニスが愛しくなる。
『欲しい…逞しいカチカチのおちんちんが欲しい…』
処女を捨てて、初めて男が欲しいと思った。
まさに本当の意味での性欲に目覚めた瞬間だった。
美穂は指を咥えて唾液で湿らせた。
そして躊躇なくその指を自分の秘穴に沈めた。
昨日までは指の侵入を拒む処女膜の抵抗があったのだが
女になった今は何の抵抗もなく
奥へ奥へと指を呑み込もうとする。
処女を捨てたおまんこは
今までの性器とは全く違った器官になってしまった気がする。
『私ってこんなにも濡れる女だったんだ…』
クリトリスを弄ったオナニーでも
確かに濡れたけれど、
今、指でずぽずぽしている濡れ方は
今までの比ではなかった。
ああ…欲しい…おちんちんが欲しい!
今、目の前で義姉に突っ込んでいるおちんちんが欲しい!
いや、もっと欲を言えば
兄の啓司のペニスがほしくてたまらない。

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「逝きそうです!」
正真正銘、射精しそうなのだろう。
伸二の脚がプルプルと震えていた。
「いいのよ、そのまま出して!」
小さなアクメを何度か迎えていた明美だったが
今まさに大きな波に飲まれかけていた。
きっと射精を子宮に受けたら一緒に逝けそうな気がした。
射精を促すために膣をキュっと締め付けた。
「ああ!ダメだ…逝くぅぅっ!!」
中に出しても良いと言われたが
昨夕、美穂の中に出してしまって
こっぴどく叱られたことがトラウマとなって
伸二は射精の瞬間、
腰を引いて明美の薄い陰毛のデルタに射精した。
「まあ、中に出してもよかったのに…」
少しだけ不満を口にしたが
それ以上、伸二をなじることはしなかった。
「すごく良かったわよ」
そう言って伸二を抱き締めて伸二の顔中にキスの雨を降らした。
「お姉さん…気持ちよかったです」
伸二のセリフを聞いた瞬間、
美穂の心が鬼になった。
先ほど録画した動画を兄の啓司に送信した。
送信を告げるピロリンという音に明美はハッとなって
ベッドの足元を見た。
そこにはスマホ画面をこちらに向けて得意満面の美穂がいた。
「み、美穂ちゃん!?」
見られてはいけない場面を見られたのだと
明美は咄嗟に伸二を突き飛ばしてシーツで体を隠した。

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「もう遅いわ!二人のセックスを兄に送信したから!」
これで夫婦生活も終わりね!と、
送信した動画を再生してやった。
「ひどい!君も撮られることを知っていたの?」
明美は伸二に詰め寄った。
何も言い返せない伸二の態度に
すべてが仕組まれたことなのだと悟った。
「でも…誘ったのはお姉さんですよね?」
伸二は保身のセリフを口にした。
「出ていってよ!二人ともこの家から出ていきなさい!!」
明美はベッドに立ち上がって仁王様のように二人を睨んだ。
陰毛に射精された精液が気まずそうに
ドロリとベッドのシーツの上に落ちてシミを作った。

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2021.02.23 (Tue)

兄と妹 14

明美と伸二が寝室で抱き合っている頃、
美穂はこっそり自宅のドアを開けて中へ入ってきた。
『うまく犯してくれてるかしら?』
玄関に目をやると、
汚い伸二のズックシューズが脱ぎ捨てられていた。

それにしてはおかしい…
犯しているのなら義姉の悲鳴もドタバタと暴れる音もしない。
怖じ気づいて二人仲良くお茶でもしていたりして…
そう思ったが会話の声すら漏れてこない。
美穂は忍び足でリビングを覗いた。
テーブルにはグラスと菓子が置かれているけど
そこには二人の姿はなかった。
『どこにいるの?』
録画するためのスマホを握りしめながら
美穂は呆然と立ちすくんだ。
艶かしい義姉の声が寝室から聞こえてきたからだ。
『なに?なにがどうなっているの?』
美穂は音を立てないように寝室に近づいて
少しだけドアを開けて中を覗いた。

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「おまんこ、見たい?」
明美はそう言うと伸二はウンと頷いた。
「ああん…主人以外の男におまんこを見せるのって
こんなにも恥ずかしくて、こんなにもいやらしいだなんて…」
恥ずかしいと言いながらも
見せることに興奮するのか脚をM字に開いてベッドに寝そべり
たっぷりと見てくれとばかりに
両手で陰唇をぐいっと左右に開いた。 
『すげえ!グショグショじゃん!』
満開に開いた花弁は蜜蜂を誘うように
甘い蜜をタラタラと流していた。
『たまんねえ!』
伸二は無我夢中で明美のおまんこに吸い付いた。
口の回りにべっちょりと愛液がまとわりつく。
吸ってこれでもかと愛液で喉を潤わしても
次から次へと愛液が溢れてくる。
おまけにクリトリスが私はここよとばかりに
異常なほど勃起していじって欲しそうに顔を覗かせていた。
まるで噛んでくれと言わんばかりの大きさだったので
伸二は遠慮なくクリトリスをキリキリと噛んだ。
「ああ~~!そんないきなり!」
否定の言葉を発しながらも快感が突き抜けるのか 
頭を振り乱して明美は悶えた。
『俺、彼女を感じさせている?』
次第に男としての自信がメラメラと燃え盛ってくる。
少しだけ余裕が出たところで、
伸二は視線を感じた。
寝室のドアに目を向けると半開きのドアの向こう側に
美穂がスマホを構えて呆然と立ちすくんでいた。

『いけねえ!お姉さんを犯すという約束だった!』
これはどう見ても愛する男女の交わりである。
軌道修正するべく伸二は荒々しい声を上げた。
「おらっ!ちんぽを挿してやるよ」
抵抗して欲しいのに、意に反して明美は
「ああ~ん、挿してぇ~~!
硬いおちんぽをおまんこに挿してぇ」と
自ら伸二のペニスを掴むとぐいっと自分の股間に引き寄せた。

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「あっ!ちょっとお姉さん!!」
戸惑う伸二を尻目にペニスを勝手に女陰に納めてゆく。
これでは陵辱しているというよりも
痴女に遊ばれている情けない男の構図である。
『ど、どうしよう…』
伸二はチラッとドアの隙間に立っている美穂に目を向けた。
恐ろしい形相を覚悟したが、
意に反して美穂の表情は柔和で『それでもいいわ』と言うように
コクリとうなづいてくれた。
『えっ?いいのか?』
ホッとすると男性自身が更に硬くなった。
ペニスを根本までハメて股間と股間を密着させた明美にも
その強度の変化に驚いた。
「すごい!伸二くんすごいわ!
こんなに硬いおちんぽは初めてよ!!」
ペニスをしっかり味わうかのように
おまんこがキューっと締め付けてくる。
「お姉さんもすごいです!
ちんぽがおまんこの締めつけで引きちぎられそうっす!」
伸二は驚いていた。
童貞を捨てた美穂のおまんこも気持ちよかったが、
明美のおまんこはなんと言えばいいのか
膣壁がペニスに纏わりついてくるのだ。
まるでちんぽをおまんこに握られているようで
そればかりか握りつぶさんほどの圧力が加わってくる。
『くそっ!負けてたまるか!』
明美が締めつけてくるのなら
俺はちんぽで突き刺す攻撃をしてやろうじゃないか…
伸二はペニスが抜けるギリギリまで腰を引いて、
杭を打ち込むかのようにドン!と奥深くまで埋没させてやる。
ひと突きする度に「ああ!」とか「あうっ!!」と
艶かしいあえぎ声を上げて明美は悶えた。
『この子の突きはスゴいわ!』
夫の啓司のような浅く突いたり深く挿したりという技術はなく
ただがむしゃらに突いてくるだけなのに
鋼のような硬さでおまんこを蕩けさせてくれる。
「気持ちいい!気持ちいいわ伸二くん!」
伸二の腰の動きに合わせて明美も腰を使い始めた。
伸二が突くのと同時に迎え撃つように腰を競りだした。
相乗効果というのか、突かれるのを待っているだけよりも
そうした方が快感が増した。
「もっとよ!もっと頂戴!!」
明美は伸二の背に腕を回して強く抱き締めた。

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2021.02.19 (Fri)

兄と妹 13

「お、お姉さん!?」
突然の行為に伸二は戸惑った。
これって誘われている?
それともからかわれているのか…
心臓が早鐘を打ち始め、
激しく流れる血流は確実に伸二の男性自身に流れ込んだ。
「ほら、ちゃんと揉んでくれないと
どっちが大きいかわからないじゃない」
伸二の手に自分の手を重ねて
ムニムニと乳房をまさぐらせた。
「お、お姉さん…」
喉がからからに乾いて、そう言うのがやっとだった。
「あ、そうか。
ブラにパットでも入っているのか疑っているわね?
じゃあ、直に触ってもらおうかしら」
明美はブラウスのボタンを外して
ブラのカップを上にたくしあげると
こぼれ出た乳房を伸二に見せつけた。

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「ゴクリ…」
静かな室内に伸二が生唾を飲む音がよく響いた。
「いいのよ。直に揉んでも叱らないから」
そう言ってくれたので
伸二は下乳に手をいれて乳房を持ち上げた。
『うわっ!重い!!』
マシュマロのように柔らかいから
てっきり軽いのかと思っていたら
かなりの重量に伸二は驚いた。
「おっぱい、吸ってみたい?
ううん、君には是非とも吸ってもらいたいの」
そういうと明美は身を乗り出して
おっぱいを伸二の鼻先に突きだした。
昨夜は暗がりの中で美穂の乳房を堪能したが
こうして真っ昼間に陽光の元で眺める乳房は
なんとも形容しがたい美しさがあった。
「お姉さんのおっぱい、とても綺麗だ」
未成年の可愛い男の子にそう言われて
明美は思わず身体をくねらせた。
『ああん…したくなってきちゃった…』
ショーツのクロッチ部分が肌に貼りついて不快になる。
それはとてつもなく濡れていることを意味していた。
『やだ…私、濡れているわ』
スカートの裾から女の生々しい匂いが立ち込めて来そうで
その匂いを伸二に気付かれなくて
明美は伸二の顔を豊満な乳房に押し付けた。

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「うぷっ!く、苦しいです」
あまりにも強く乳房に顔を埋められたものだから
乳首を舐めるどころではなく窒息しそうな伸二が呻いた。
「ご、ごめんなさい、私ったら…」
あなたに恥ずかしい匂いを感じられたら困るからという言葉を
我慢して呑み込んだ。
伸二の頭から手を離して自由にしてあげると
水を得た魚のようにがむしゃらに乳首に吸い付いてきた。
ちゅばちゅば、レロレロと乳首を吸ったり舐められているうちに
知らず知らずのうちに明美の脚が開いてゆく。
乳首を舐めながら、
そこを撫でるのが当然というように
伸二の手が太ももを撫で上げる。
「ああん…」
明美は発してはならないあえぎ声を漏らしてしまった。
その声がお互いの理性を失くす合図となった。
「伸二くん…もっと奥の…太ももの付け根までお願い」
ほんとは股間の中心部へと手を進めて欲しかったが
大胆にそこまで言うのは恥ずかしくて
明美はそのように言葉を濁した。
鼠径部までタッチしてくれと頼むことは
女性の大事なところを
触ってくれと言っているようなものだった。
「こうですか?」
乳首を口に含みながら伸二の手が少しずつ股間に近づく…
指先がショーツの上から陰毛辺りを
まさぐられた瞬間、
明美は「あっ…」と声を漏らした。
その声が伸二の行為を咎められた気がして
伸二は「すいません!」と言って手をスッと抜いた。
「バカね…怒ってないのよ…
気持ちよくて感じると女は声が出ちゃうの」
そう言って明美はおもいっきり脚を開いて
伸二の手を取り、ぐいっと股間に導いた。
『うわっ!すげえ!!』
明美の股間はぐっしょりだった。
指先にたっぷりとお湿りが感じられた。
「お姉さん、これって…」
なぜそのようになっているのかをわかっていながら
伸二は明美に問いかけた。
「そう…濡れているのよ
君に触って欲しくてウズウズしているの」
期待どおりの言葉をもらって
『欲しがっている!
お姉さんはセックスしたいんだ!』と
伸二はフル勃起のちんぽを自由にしてやろうと
ズボンのファスナーを下ろした。
すかさず明美の手がファスナーの開口部に忍び込む
「今日のことは内緒よ
誰にも言わないでね」
そう言ってトランクスの上からちんぽの形を確かめるように
愛しそうに撫で始めた。

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もともと明美を犯すつもりではあったが
本来の目的はセックスすることだから
これはこれでいいかと伸二は思った。
変に押し倒して怪我をさせない分良かった。
美穂はいつ戻ってきて二人の情事を録画するのだろう?
早くしてくれないと射精しちまうじゃないかと伸二は焦った。
「ねっ…ここでは狭いから寝室に行きましょうよ」
そう言うと明美は伸二の手を取り寝室に招いた。
『うわっ!いいのか俺?
お姉さんとお兄さんが
セックスするベッドを使ってもいいのか?』
少々怖じ気づいてペニスが萎えかけたが
脱衣する明美の姿を見て再びカチカチに戻った。
『色っぽい…』
こちらに背を向けているけれど
一枚一枚ゆっくりと服を脱ぐ明美
お尻なんかは、まるで白桃のようだ。
これがセックスをしまくっている女の色気というやつか…
どんなおっぱいなんだろ?
どんな陰毛なんだろ?
どんなおまんこなんだろ?
明美の後ろ姿を凝視しながら、明美のペースに合わせるように
伸二も全裸になった。
ちんぽの先がヌルヌルになっていたのが少し恥ずかしい。
「脱いだ?」
こちらに背を向けながら明美が問いかけた。
「は、はい!!」
返事をしながら伸二はペニスをゆっくりとシコシコしていた。
これほどまでに女の背中のヌードが綺麗だとは
思いもしなかった。
くびれたウエスト、ほどよい丸みをたたえた尻、
腋から尻にかけての緩やかなS字カーブが美しい。
伸二の返事に応えるように
明美はクルリとこちらに向き直った。
おっぱいと陰毛はヌードグラビアのモデルのように
上手に手で覆い隠していた。
「ダメよ。そんなにシコシコしちゃ…
私と一つになる前に射精しちゃうわよ」
射精は堪えたが、我慢汁がとめどもなく流れ出た。

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「お姉さん…綺麗です」
率直な台詞だった。
これほどまでに女体の裸体というのは美しいのかと
伸二は思わずにはいられなかった。
伸二は夢遊病者のようにふらふらと明美に近づいた。
そして乳房と陰毛を隠している手を取って
ゆっくりと引き剥がした。
『で、でけえ!』
こぼれ出た乳房は美穂よりも大きかった。
陰毛はカットしているのだろうか、
ジャングルのような美穂に比べてとても薄くて
きっと間近で見ればタテスジの割れ目も見えるだろう。
今すぐ押し倒したいのを我慢して
伸二は明美を抱しめた。
明美が美穂のお兄さんのものだとわかってはいるが
出来ることなら自分が独占したいと思った。
「今だけ私を自由にしてくれてかまわないのよ」
そう言って両手で伸二の頬を挟み込み
酒もタバコも知らない唇に己の唇を重ねた。

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2021.02.16 (Tue)

兄と妹 12

翌朝、昨晩のセックスの激しさに
ついつい夫婦共々に寝坊してしまった。
「あなた、ごめんなさい
まだ朝ごはんの用意が…」
主婦失格だわと明美は情けなくなった。
「いいよ、いいよ。
駅でモーニングでも食べるから」
今までも主婦としていたらない点は多々あった。
それでも夫の啓司は明美を責めたりはしない。
そんな時に限って夜の営みで
「罰を与えなきゃな」と
SMまがいのハードなプレイを施してくれるので
今夜もまた…と思わず明美は期待した。
そんな期待をぶち壊すかのように
「あ、そうだ。今夜は残業で遅くなるから
先に食べてていいぞ。
もしかしたら日付が変わる頃の帰宅になるかもしれないから
気にせずに先に休んでいてくれ」と
まるで今夜は何もしないからなと
言っているようなものだった。
「それにしても美穂のやつ遅いな」
いまだに寝室から姿を現さない美穂を案じた。
「まだ気分が優れないんじゃないかしら
大丈夫よ子供じゃないんだから
体調が悪ければ自分で病院にでも行くでしょ」
そんな明美のセリフを美穂は自室のドアの内側で聞いていた。
『私が寝坊したのはあんた達のせいよ!
昨夜、バスルームであれだけ派手に喘ぎまくられたら
こっちは悶々としちゃって眠れるわけないじゃないの!』
昨夜は夕飯を抜いたものだから
空腹が激しかったが美穂は再びベッドに潜り込んで
ふて寝を決め込んだ。
『今日は学校を休んじゃおう…』
伸二に学校を休むから先生に伝えておいてねと
LINEを送信して義姉の明美を伸二に犯させる計画を
綿密に練ることにした。

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伸二が美穂からのLINEに気付いたのは
今まさに担任の先生が出席を取ろうとしている時だった。
担任に美穂は欠席をする旨を伝え、
伸二はLINEの画面を見つめながらため息をついた。
『お前は呑気でいいよなあ』
美穂の義姉を犯す実行犯は自分なのだ。
童貞を捨てたとはいえ
巧く義姉の彼女を抱けるだろうか…
いや、例え巧くハメれたにしてもその後どうするんだ?
俺、義姉の彼女に訴えられたら人生終わるじゃん。
しかし、実行しなけれゃ美穂との付き合いが終わってしまう。
さあ、どうするんだ俺!
昨夜は勢いでヤル気満々だったが
刻一刻と放課後の時間が近づいてくると
伸二はソワソワしはじめた。

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結局、どうしたらいいのか結論が出ないまま
放課後、伸二は美穂の家を訪ねた。
チャイムを鳴らすと義姉の明美が出迎えてくれた。
「あら?お見舞いに来てくれたの?
困ったわね…あの子、病院に行くと言って
まだ帰ってきてないのよ」
病院に?
では、仮病ではなくてホントに具合が悪いのか…
伸二は犯行を実行しなくてもいいのかもしれないと
安堵した。
「もうすぐ帰ってくると思うから中へお入りなさいな」
また来ますと遠慮した伸二の腕を取って
無理やり家に上がらせた。

一方、美穂は頃合いを見計らうべく
非常階段で身を隠していた。
伸二が実行に取りかかる頃に
こっそり家に戻って物陰から
一部始終をスマホ動画に収めるつもりだった。
そうとも知らずに明美は甲斐甲斐しく伸二の接待をしていた。
「こんなものしかなくて…」と
クッキーとジュースをテーブルに並べた。
気まずい空気が流れる。
先に言葉を発したのは明美だった。
「伸二くん…だっけ?」
「はい。伸二と言います」
緊張した返答に明美は胸がキュンとなった。
「伸二くんはさあ…
昨日、美穂ちゃんとヤったのが初めてだった?」
明美は伸二との接点がなく、
話題が思い付かなかったので
つい、余計なお世話とは思いながらも
そんなことを口走ってしまった。
「はい。昨日が初めてでした」
緊張している伸二はバカ正直に白状した。
「で…?どうだった?」
明美は心拍数が上昇しているのを感じた。
これ以上は聞いてはならないのに
何故か聞きたくて仕方なかった。
「ねえねえ、もっと詳しく教えてよ」
明美は対面の席を立って伸二の隣に腰掛けた。
女というものに免疫のない伸二は
隣に明美が座っただけで赤面した。
『うふっ、この子、可愛いわ』
明美は密着するようにピッタリと体を密着させた。
微かに体をずらそうとする伸二の手をすかさず握りしめた。
「ねえ、美穂ちゃんのおっぱいおおきかったでしょ?」
そう言いながら明美は胸をグニグニと伸二の肘に押し付けた。
「お、大きかったです…
でも…お姉さんの胸も…大きいです」
まあ、お世辞なんか言わなくていいのよ
あ!じゃあ、比べてもらおうかしら
そんなことを言いながら、
明美は伸二の手を取って自分の乳房に導いた。
着衣の上からだが、伸二の手を胸に当てた瞬間、
明美の心の中で何かが弾けた。

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2021.02.10 (Wed)

兄と妹 11

「ああ…あなた、そんないきなり…」
自分から誘っておいて
明美は体裁を取り繕うかのように拒否の声をあげた。
「何を言ってる
お前のここ、ドロドロじゃないか
俺が帰ってくるまでオナニーでもしてたんじゃないのか?」
啓司に指摘されるまでもなく
自分のおまんこがヌルヌルに濡れていたのを自覚していた。
たっぷりと濡れたおまんこは
啓司が腰を振る度にぐちゅぐちゅといやらしい音を立てた。
「ほら、明美のおまんこが嬉し涙を流して喜んでいるぞ」
サドスティックな自分の言葉に酔いしれて
啓司のペニスに強度が増す。
それを敏感に受け止めた明美のあえぎ声が
一段と大きくなる。
美穂の耳に届けばいいと思っていたが
そんなことを忘れて今は1人の女として
愛する男に挿入されてあえいだ。
「啓司、今夜のあなた、凄いわ!」
妻の明美が久方ぶりに自分を呼び捨てにした。
まるで婚姻前の付き合っていた頃のように…
それならばと啓司も付き合っていた頃の
仕事帰りにラブホで
短時間の逢瀬を楽しんでいたときのように
おもいっきり明美の尻肉に腰をぶつけた。
じゅぽじゅぽという淫らな音に
パンパンというアクセントが加わる。

20210210130547d4f.gif

「気持ちいい!啓司、気持ちいいわ!」
この気持ちよさは荒々しいからだけではない。
生で挿入されていることも大きかった。
啓司は美穂が一人立ちするまでは子供を作らないと
必ずコンドームで避妊した。
薄さ0.02ミリだから
着けていることに違和感がないと啓司は言うが
それでも非装着と生では雲泥の差だった。
これこそが本来の男女の交わりだと実感した。
おまんこがいつも以上に収縮して
啓司のペニスを締め上げる。
「明美…ダメだ、逝きそうだ」
啓司の手が腰から尻に移り変わる。
抜いて膣外射精をしようとしているのを感じた。
「啓司、今夜は大丈夫よ。
中に…中におもいっきり出してぇ~~」
明美は美穂に届けとばかりに大きな声で
中だしを求めた。
その声の大きさにつられて啓司もまた
「逝くぞ!いいか、中に出すぞ!」と
叫んでいた。
その声の大きさは美穂にだけでなく
きっと隣近所にさえ届いていたかもしれない。
啓司の手が尻から再び腰に移り、
明美の体をグッと自分の股間に引き寄せた。
次の瞬間、とんでもなく熱い波動が
明美の子宮を撃ち抜いた。
『妊娠したわ』
女だけにわかる確かな手応えだった。

20210210205405643.jpeg

『気持ちいい…』
中に出すのがこんなにも気持ちいいとは…
おまんこの余韻に浸りながら
啓司はゆっくりとペニスを引き抜く。
後を追うようにトロリと精液が流れ落ちる。
明美は甲斐甲斐しく啓司のペニスを綺麗に洗ってくれる。
愛しむように丁寧に洗ってくれるものだから
ペニスが再び勃起し始める。
「今夜のあなた、凄いわ」
シャボンをシャワーで洗い流して
勃起したペニスを口に咥える明美…
『明美…すまない…』
明美を抱きながらも
啓司は心の中で美穂を抱いていた。
初めて触れた妹のおまんこの滑らかさの余韻が
指に残っていた。
『あいつ、誰にバージンを捧げたんだ?
どこかの馬の骨に処女膜を破られるのなら
俺が直々に貫通してやればよかった』

啓司は明美を愛している。
それ以上に本音は美穂を愛していた。
ご近所の昔からの馴染みの方は
二人が血の繋がりのない兄妹だと知っているが
最近知り合った人たちは
兄と妹がデキてしまったと聞けば不潔に思うだろう。
啓司は愛欲に流されるよりも世間体の目を気にしていた。

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2021.02.09 (Tue)

兄と妹 10

「なあ、さっきの話だけど
美穂さえよければ、俺、結婚してもいいと」
パンツを履きながら話を蒸し返す伸二の唇に
美穂はキスをした。
伸二を黙らせるにはこうするしかないと思ったからだ。
そして、ふと、ある計画を考え出した。
「いい?あっちに聞こえないように小さな声で話しましょう」
美穂がそのように確認すると
伸二もわかったとばかりにコクりとうなづいた。
「私、あんたと将来的に結婚してやってもいいわ」
そう言うと「ほんとか?」と大きな声を出したので
美穂は伸二をキッと睨んだ。
「ああ、ごめん、ごめん」
美穂の剣幕に伸二はわかったとばかりに小声で謝った。
「あの女、腹立つでしょ?」
美穂にそう言われても、
伸二の目には明美という女は
美穂との結婚を勧めてくれた
いい女という印象だった。
「大体、あの女は考えが古いのよ
おまんこしたからって
結婚しなきゃいけない法律なんかないわ」
しかし、その古風さを反対に利用させてもらおうと
美穂は思った。
「あんた、もう童貞じゃないんだから
おまんこのやり方はわかったわよね」
うん。仕方なく伸二は肯定した。
「あんた、あの女を姦っちゃってよ」
はあ?何を言い出すのかと美穂の真意がわからず
伸二は怪訝な顔をした。
「あんた、あの女とヤってみたいでしょ?」
そりゃあ魅力的な女性だし、
相手してくれるのであれば抱きたいと
伸二は素直にそう言った。
「きっとあの女もあんたの事を満更じゃないと思ってるわよ
でなきゃ赤の他人の男のちんぽなんか拭かないわ」
美穂の力説に、それもそうかもと伸二は思った。
「私は将来の旦那様がセックス下手なのはイヤなの
わかる?いろんな女とセックスして上手になってほしいのよ」
素直な伸二は、それはそうかもと俄然乗り気になった。
決行は明日の放課後ということで計画を詰めた。

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伸二が帰るのと入れ違いに兄の啓司が帰ってきた。
食卓には二人分の食事が用意されていた。
「あれっ?美穂の分は?」
そう明美に尋ねると、
「食欲がないそうよ」と
素っ気ない返事が返ってきた。
「どうしたのかな?」
美穂の部屋のドアに目をやって啓司は表情に憂いを浮かべた。
「何があったのか聞いてらっしゃいよ
あの子、私に心の壁を作って
打ち解けてくれないんですもの」
明美に尻を叩かれて、やれやれと言いながら
啓司は美穂のドアをノックした。
返事がなかったので
「美穂、入るぞ」と声をかけて部屋に入った。
部屋の灯りはつけられておらず、
真っ暗の中で立ちすくむ美穂を見て啓司はぎょっとした。
暗がりの中でも視認できるほど白い肌の美穂…
そう、美穂は一糸纏わぬ裸体であった。
「何してるんだ。風邪を引くぞ」
啓司が毛布を掛けてあげようとベッドに近づくと
美穂も同じようにベッドに近づいて、
その上に座り込んだ。
「見て…私、女になったの」
美穂はそう言って
ベッドのスタンドの灯りをつけて
脚をM字に開いた。
またいつもの病気が出たのかと
啓司は無視して部屋を立ち去ろうとした。
美穂は慌てて啓司の手を取って引き寄せ、
同じようにベッドに座らせた。
「ほら、触って…」
啓司の手を股間に持っていく。
啓司の指先がヌラリと濡れている湿地帯に触れた。
若い女のおまんこに触れ、
思わず啓司は我を忘れそうになる。
「美穂!前々から言ってるだろ!
僕らはこういうことをしてはいけないんだ」
そう言いながらも啓司のペニスはこれでもかと勃起した。
必死に誘惑を断ち切って啓司は部屋を出た。

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「あなた、美穂ちゃんどうだった?」
そう尋ねながらも啓司が勃起しているのを
明美は見逃さなかった。
「少し食欲がないだけみたいだ
実は俺も食欲がないんだ。
今夜はもう風呂に入って休ませてもらうよ」
啓司にそう言われて食事にラップをして
冷蔵庫に入れながら
『あの、淫乱女め!
啓司さんを誘惑したに決まってるわ!』と
女としての嫉妬心がメラメラと燃え上がった。
ハッ!もしかしたら美穂の事を考えて
啓司さんったら浴室で
オナニーでもしてるんじゃないかしら
女の嫉妬心が疑心暗鬼を目覚めさせる。
明美は急いで啓司の後を追うように
服を脱いで素っ裸になると浴室に飛び込んだ。

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啓司は勃起したペニスを鎮めようと
冷水シャワーを股間に浴びせていた。
明美が浴室に現れると慌てて冷水を温水に戻して
何食わぬ顔をした。
「どうした?」
啓司の問いかけに
「たまには夫婦水入らずで
お風呂に入ってもいいじゃない」と
啓司に抱きついてきた。
たちまち半勃ちのペニスに力が漲ってゆく。
明美は啓司を立たせると、
すかさずペニスにしゃぶりついた。
『このちんぽは私だけのモノ…
美穂になんか譲ってあげないわ!』
明美は初めて美穂を心の中で呼び捨てにした。
美穂が啓司を狙っているのを女の勘で知っていた。
「あなた、ここでハメて…」
明美はバスタブに手を着いて尻を啓司に向けた。
この男に孕ませてもらいたい…
子供を宿せば美穂だってあきらめてくれるに違いない。
一人の男を取り合うメスの本能が
優位になりたいと疼いていた。

バスルームでセックス…
あの日、初めて明美と結ばれたシチュエーションに
啓司のベニスは滾った。
あの時の興奮が甦る。
「もっとおまんこを俺に見せろ!」
啓司は明美の背を押して
猫が交尾する姿勢を取らせた。
いつもは暗い寝室で愛し合っていたので
明るいところで明美のおまんこを見るのは
久方ぶりだった。
『この女のおまんこは
こんなにもいやらしかったのか』
ヌメリを帯び濡れて光っているおまんこ…
これは俺だけのモノだ。
たっぷりとちんぽを味合わせてやるさ
ヒィヒィよがりやがれ!
啓司はクンニも愛撫もなしに
いきなり明美のおまんこにペニスをぶちこんだ。

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2021.02.06 (Sat)

兄と妹 9

「美穂!ダメだ!逝くっ!!」
小さく伸二が呻くと
痛みでジンジンするおまんこに
痛みとは別の熱いもので埋められてゆく。
「伸二、あんた、中で出した?!」
乙女から女になった喜びよりも
妊娠するかもしれないという怖さが
美穂の脳裏に浮かんでゆく。
伸二もまた、
射精した興奮から醒めてくると
自分の仕出かしたとんでもない事に驚愕した。
「ごめん!ごめんよ美穂!」
やっちまったという真実に
伸二のペニスはあっという間に萎み
平常時以下に縮んだイチモツが
ズルリと抜け落ちた。
乙女を散らした痕跡を追いかけるように
ドロリと伸二の男のエキスが割れ目から
尻の谷間を伝いシーツに溢れた。
「どいてよ!」
ショックを受けて力の抜けた男の体は
意図も簡単に美穂に弾かれた。
美穂の股間から流れ落ちる白い液体を確認した伸二は
慌てて部屋を眺めてティッシュを探した。
テーブルの上にティッシュボックスを見つけると
二度三度とティッシュを抜き取り
それを美穂の股間に押し当てた。
「触らないでよ!」
美穂の唇は怒りでワナワナと震えていた。

20210202084742650.jpeg

ドアに耳を押し当てて
中の様子を伺いながらオナニーしていた指を止めて
明美はただ事ではないと感じた。
「美穂ちゃん!どうしたの?」
勢いよく部屋に飛び込んだものの
裸で呆然としている美穂と伸二の姿に
見てはいけないものを見てしまったと恥じた。
明美の姿を見て、
伸二が弾けるようにベッドから飛び降りて
いきなり土下座をして
「お姉さん、すいません!
俺、美穂とやっちゃいました!」と
涙をボロボロ流しながら詫びた。
「こいつ、中に出したのよ!」
紅白に染まったティッシュを、
これ見よがしに振りかざして美穂が怒鳴った。
「美穂ちゃん、落ち着いて。
前の生理はいつだったの?」
明美の言葉の真意に気付いて、
ああそうかとうなづいて
「えっと、確か…」と生理のあった日を教えた。
「それなら今日は安全日よ
確実とは言えないけど多分大丈夫だわ」
そう言って上げると
美穂はようやく安堵の表情を浮かべた。
「とにかく美穂ちゃんはシャワーを浴びてらっしゃい
それと…あなた、ちょっとこちらへいらっしゃい」
そう言って伸二をリビングに呼び出した。

「そこに座って」
フルチンの伸二を座らせると
おちんちん、綺麗にしてあげるわねと
おしぼりでペニスを拭き始めた。

202102020854292a3.jpeg

『このちんぽが美穂ちゃんのおまんこに…』
初めて見る十代の男の子のペニス。
肌艶がよく、
亀頭のエラの張り具合は未成熟だけど
味わってみたいと生つばが出てきた。
「で?」
これ以上見ていると目の毒だわと
伸二の顔に目を戻して諭すように話し始めた。
「君は美穂ちゃんを抱いたからには
ちゃんと責任を取るのよね?」
美穂を傷ものにした限りは
将来の伴侶にすることを誓いなさいと問い詰めた。
「伴侶?ああ、嫁にしろと言うことですか?」
伸二としては願ったりかなったりなので
明美の申し出には拒む理由などなかった。
そこへ裸体にバスタオルを巻き付けて
美穂が飛び込んできた。
「なに勝手に人の人生を決めようとしてんのよ!」
あんたもあんたよ、
将来のことなどわかりませんと拒否しなよと
伸二の頭をピシャリと叩いた。
「美穂ちゃん、そうは言ってもこれは大切な事よ」
なだめる明美に対して
「私は、あんたなんかに将来を決められたくないの!」
と叫んで、
ほら、用事がすんだんだから帰んなさいよと
伸二の尻を叩いた。
「あ、じゃあ俺、服を着ますね」
そう言って家族の言い合いの元凶は自分なのに
これ以上とばっちりを食ってはたまらないと
服を着るために美穂の部屋に飛び込んだ。
美穂も後に続いて部屋にもどった。
ちゃんとお話をしましょうという明美の言葉に
「ほっといてよ!」と捨て台詞を残して部屋のドアを閉めた。

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2021.02.04 (Thu)

兄と妹 8

そんな明美の思惑とは裏腹に
若い二人の性なる儀式は進んでゆく。
おっぱいを弄るために体を摺り上げた伸二のペニスが
ちょうど美穂の股間をツンツンしていた。
「あ…そこっ!そこなの!お願いそのまま挿して…」
角度的に伸二の亀頭が美穂のおまんこの膣口を捉えていた。
指一本しか挿入したことのないおまんこに
いよいよ太い男根か初めて挿入されようとしていた。
「えっ?」
思わず腰を引いてしまった伸二のペニスが
美穂のおまんこから逃げてゆく。
「やだ…さっきのとこよ!」
美穂に促されて伸二は再び挑戦する。
だが、微妙にずれている。
「違う。もっと下よ!
あっ!ダメダメ下に行きすぎだわ!」
AVの見すぎだろうか、伸二は手を沿えずに
スマートに挿入しようと試みている。
「あれっ?クソッ!」
伸二の表情に焦りが浮かぶ。

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最初の男は兄の啓司に捧げると決めていた美穂だったが
伸二にクンニを施され、胸を揉まれては
居ても立ってもおられない。
今は好奇心に満ちて、初体験を終えたいという
一人の女子高生になっていた。
『舐められただけであんなに気持ちいいんだもん
挿入されたらそれ以上の快感がやってくるに違いないわ』
いつかは啓司に抱かれたいとは思うが
それはいつになることやら…
その間に自分の体が賞味期限を過ぎてしまうかもしれない。
今が乙女から女に脱皮するチャンスなのかもしれないと
伸二を迎え入れる決意を固めた。
焦れったくて美穂は伸二のペニスに手を伸ばした。
初めてペニスを触ったときは驚いたが
カラオケボックスで免疫が出来ていたので
恐れることなくしっかりと握ることが出来た。
「ここよ」
亀頭の先っぽをいつも指で遊ぶ部分へと導いた。
「よ、よし!入れるぞ…」
挿入すると宣言したものの伸二は躊躇った。
まだ美穂の口から「好き」とも「付き合いたい」とも
言ってもらってないからだ。
「なあ、お前、俺の事が好きなんだよな?」
挿入するぞと言っておきながら
このタイミングでそんなことを聞く?
美穂の気持ちが一気に萎えた。
「やあ~めた!」
おまんこにロックオンしていたペニスを外した。

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「えっ?何だよ!」
童貞を捨てることが出来ると思っていた伸二は
美穂の態度に腹が立った。
「俺の何が気に入らない?
今までもそうだ!デートしても手も握らせてくれない。
何度もセックスが出来るチャンスがあったのに
いつもお前は俺から逃げる!」
何でも言うことを聞く下男のように思っていた伸二が
初めて美穂に楯突いた。
「何よ!バカなくせに偉そうに!」
伸二の頬を平手で打とうとしたその手を
伸二ががっしりと掴み、
美穂が身動きできないようにのし掛かってきた。
「ちょっと!重いわ!どいてよ!!」
抵抗してみても伸二の体はびくともしない。
「おとなしくおまんこさせろよ!」
伸二はペニスを握りしめ、
先ほど美穂が教えてくれたポジションにペニスを導く。
亀頭の先が確実に膣口を捉えていた。

『挿入される!』そう思った次の瞬間、
おまんこに激痛が走った。
「痛い!痛いの!やめてよ伸二!」
美穂の言葉など伸二の耳には入ってこなかった。
今まで経験したことのない快楽をちんぽに感じていた。
『これがおまんこか!なんて気持ちいいんだ!』
今まで手を使ってシコシコと
ペニスに与えていた快感とは月とすっぽんだった。
ちんぽっておまんこをするためにあるんだと
そう思わずにはいられなかった。
腰が自分の意思とは関係なくバコバコと動いた
「美穂!美穂!美穂!」
感激のあまり美穂の名を連呼した。
愛の囁きなど、まったく頭に浮かんでこなかった。
身体中の神経がペニスに集約されていた。
その気持ちよさは、やがて大きな波動となって
尻から腰にかけてゾクゾクとした
寒気に似たような衝撃波が駆け抜けた。

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2021.02.02 (Tue)

シネマパラダイス 14

コロナ禍のために
映画好きの私ですが
昨年から今日に至るまで
見た映画と言えば「鬼滅の刃」一本だけです
ついにはシネマイレージも失効してしまい
ほんとに踏んだり蹴ったりです

最近はもっぱらオンデマンドで映画鑑賞です

さて、今回ご紹介する映画は
昨年2019年度の日本アカデミー賞で
優秀作品賞を受賞した
「閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー」です
(残念ながら最優秀賞は松坂桃李主演の
「新聞記者」に持っていかれましたけど(笑))

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舞台は長野県のとある精神科病院。
死刑執行されたのだが
息を吹き返してしまった秀丸(鶴瓶)。
幻聴に悩まされるチュウさん(綾野剛)。
DVが原因で入院してくる由紀(小松菜奈)。
彼らは家族や世間から遠ざけられても、
明るく生きようとしていた。
そんな日常を一変させる殺人事件が
病院内で起こった。

彼らの日常に影を落とす衝撃的な事件は
なぜ起きてしまったのか…
それでも懸命に「今」を生きてゆく理由とは…


作品の舞台となる病棟は
実際の精神科病棟を借りて撮影されたそうです
それゆえに壁の汚れとか
塀の錆び具合とか実に生々しく撮影されています。
看護士、医者の大変さも身に摘まされる内容です。
私的には、
この作品に最優秀作品賞をあげたかったなあと
思わずにはいられない作品です。
出演者の方々の演技も秀悦です。
過去にも一度、
映画化されているようですが
そちらの作品は見逃してしまったので
機会があれば見比べてみようと思います。

緊急事態宣言で
夜な夜な飲みに出歩けなくて
暇で暇で仕方ないという方、
お時間はたっぷりとあると思うので
良ければレンタルやオンデマンドで
ご覧になってみて下さい。



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16:25  |  シネマ・パラダイス  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.02.02 (Tue)

兄と妹 7

『うお~っ、俺、ついにおまんこを舐めた!!』
うめえ!なんて旨いんだ!
匂いは、ほんの少しだけ生臭いけど
全然苦にならない。
いや、むしろ、この匂いをビニール袋に入れて
ずっとスーハーしたいぐらいだ。
鼻先にコリコリと当たるクリトリスも最高だ!

伸二は無我夢中でペロペロ舐めた。
特にクリトリスをレロレロしてやると
面白いように美穂が感じた。
小休止だとばかりに舌の動きを止めると
もっとして欲しいとばかりに
美穂が伸二の後頭部に手を沿えて
ぐいぐいとおまんこに押し付けてきた。
特に小陰唇という奴だろうか
割れ目を飾るかのように
飛び出しているビラビラは
ツルリとした舐め心地で
わらび餅のように弾力があるので
甘噛みしてやると「やさしく、やさしくして~」と
腰をヘコヘコさせてきた。

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『おっぱいも揉みてえ!』
伸二は手を伸ばしてわき腹のスロープを駆け上がらせ
クラスの中でも巨乳だと評判の美穂の胸ヘ進ませた。
指先が乳房の弾力に触れると
このおっぱいも俺のものだとばかりに
むんずと鷲掴みした。

胸が荒々しく揉みまくられる。
『そう!そうよ!この揉まれ方…
ずっと夢見てきた揉まれ方だわ!』
女子グループでファミレスでおしゃべりをしていると
自然と話の内容は下ネタになるときがある
そんな時、決まって貧乳の友達から
「美穂はデカぱいだから、きっと感度が悪い」などと
揶揄されたが
あれはデタラメね
だってこんなにも感じるのだからと
美穂は感度が悪いと言われたことが
杞憂に終わったと安堵した。
ビンビンに感じている証拠に
美穂の乳首はこれでもかと言うほど勃起していた。
伸二はそんな飛び出た乳首を
柔らかな乳房に押し込む。
まるでゲームのコントローラーのボタンを
連打するかのようにグニグニと押し込む。
「いやん…そんな触り方しないで~」
美穂が拒むと「じゃあ、こういうのはどうだ?」と
今度はキリキリと痛いほど摘まみ
乳房から引き抜かんばかりに捻り上げた。
「それっ!それ、凄くいい!!」
体を痛めつけられているのに
なぜかそれが快感に変わる。
男の手で体を弄られていると実感できたからだ。

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やがて伸二が美穂の股間から体をずりあげて
乳首に吸い付く。
チュバチュバといやらしい音がする。
いやらしい音を立てられれば立てられるほど
美穂は感じて、
おまんこからはとめどもなく愛液が滴り落ちる。
「気持ちいいわ!凄く気持ちいいの!」
美穂は大きな声を上げてよがりまくった。

そんな様子をドアに耳を当てて
息を殺して明美は聞いていた。
腰が蕩けてきて
思わずジュースを乗せたトレイを落としそうになる。
音がしないようにそっとトレイを床に置くと
自由になった手で
左手は胸を、右手は股間を愛撫し始めた。
『若い子のセックスって新鮮だわ!』
明美は結婚前に啓司に
初めてホテルに誘われた時のことを思い出していた。
男性とのお付き合いの経験がなく
25歳になっても処女だった。
同じく妹の美穂のために稼がなければならなかった啓司も
女には目もくれず必死に働いてきたので
明美同様に女を知らずに童貞だった。
初めて女の脚を開いて
女性器に亀頭を触れさせただけで射精してしまった。
気を取り直して二人で入浴して
バスタブの中で明美が啓司に股がり
自ら腰を落として乙女を散らしたのだった。
あの時の興奮が甦り、
明美はショーツの中に手を入れて
童貞の男の子を想像して指をおまんこに挿入した。
『大丈夫よ。私が教えてあげるから…』
美穂を訪ねてきた男の子が挿入に失敗して
うなだれて部屋を出てきたら
自分が指南するために
寝室に引っ張りこんでやろうかしらとさえ
思い始めていた。

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