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2020.06.24 (Wed)

彼女のお母さん 9

美登里は布団の中で眠れずに一夜を過ごした。
同室の亜紀をはじめ、
数人の同居人はメイクをして美人に仕上げていたものの
メイクを落としてしまえばそれぞれが
どこにでもいる普通の女達だった。
おまけに歯ぎしり、イビキ、寝言と
それぞれがクセのある女達ばかりだったので
それらの雑音で眠りに落ちる事ができなかった。

人は寝つけないといろんな事を考えてしまう。
『これからこんな生活が続いていくんだわ…』
昼間は監獄のようにこの部屋から抜け出せず、
夜ともなれば見知らぬ男を相手に
ダッチワイフのように抱かれ、
稼いだ金は全て借金の返済と言われて没収される…
明日はどんな男が私を抱くのだろうか…
美登里は今夜の客とのsexを思い返した。

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一人目の記念すべきというか
墜ちてしまった美登里を抱いたのは老いた男だった。
身分ははっきりと明かさなかったが、
大手家電メーカーの社長なのだと言っていた。
席につくと美登里が水割りを作るのをやめさせて
いきなりスラックスのジッパーを下ろし、
「咥えなさい」と命じた。
「それでは失礼します」と、
美登里が男のペニスを清めようとおしぼりを手にすると、
「拭かなくていけないほどわしのちんぽは汚いのか!」と
叱られた。
客に逆らってはいけないと亜紀から教えられていたので
「いえ、汚くはないです」と詫びながら
汗と尿の入り混じったイチモツを咥えこんだ。
だが、吸えど舐めれど男のイチモツは一向に勃起しない。
「ごめんなさい…下手くそで…」そう謝ると
「いいんだ。どの女が舐めようが勃起しないんだから
ただ女の舌で舐めてもらえればいいんだから」と言いながら
水割りを作るために用意しておいたマドラーを
美登里のアソコへ突っ込んだ。
「これは掻き混ぜ棒だからな。
しっかり掻き混ぜてやるよ」
そう言って手荒に掻き混ぜた。
気持ちいいという感覚などなかった。
大事なアソコの肉壁を突き破らんばかりの攻撃に
ペニスを舐めながら美登里は泣いた。

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二人目の男はエリート風の
キザな眼鏡をかけた青白い顔をした痩せぎすの男だった。
体型に似合わずに逞しいイチモツをぶら下げていた。
セックスさせろというのでゴムを取り出すと
「まだ標準サイズしか置いていないのか!
それは痛いからラージサイズを置いておけと言っておいたのに!」と
ブツブツ文句を言いながら美登里を貫いた。
文句はコンドームのサイズにとどまらず
安い酒ばかり飲ませやがってとか
美登里の腰の動きが下手くそだとか
抱きながら愚痴や文句ばかりを口走った。
果てるとゴムを外してお掃除フェラをしろと強要し始めた。
仕方なく美登里はコンドームを外して
ゴム臭いペニスをしゃぶることにした。
散々楽しんだ挙げ句、
「下手くそ!お前は素人か!」と
ピカピカの革靴で腹を踏みつけられた。
下手くそとなじったくせに帰り際には
「次もお前を指名してやる」と
ニタニタと笑いながら帰っていった。

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その後も美登里を指名する男たちはロクな奴がいなかった。
次々と前戯もないセックスをさせられ
5人目の男が終わる頃にはおまんこと腰が限界だった。
『これから毎晩こんな辛い想いをしなければならないんだわ…』
美登里は自分に借金を押しつけて逃げた男を呪った。
いつか自由になったら居場所を突き止めて殺してやろうと心に誓った。

ウトウトとしたものの
結局美登里はしっかりと寝たという感覚はなかった。
カーテンもない窓からは朝日が射し込み、
朝の到来と共に起き出さねばならなかった。
強い陽射しを受けながらも他の女達は爆睡していた。
『これぐらいの根性がなければここでは生活していけないんだわ…』
稼いでやる!
お金をドンドン稼いで一日でも早く自由の身になってやるわと美登里は朝日に向かって腹をくくった。

お金の亡者になった美登里のサービスは過剰で、
ふた月もしないうちにお店のナンバーワンホステスに昇りつめた。
借金もみるみると少なくなってゆき、
ママさんからも「たいしたものね…この分だと数年でここから出て行けるわね」と太鼓判をいただいた。

そんな或る日のこと、
美登里を指名したのは
初日に散々美登里のテクニックをなじった
ピカピカの革靴を履いたは虫類の顔立ちの男だった。
『私はもうあの時の私ではないのよ…
今夜は数分で貴方を逝かせてあげるわ!』
ソファにふんぞり返った男は
美登里にイチモツを咥えさせて、
その技巧の向上にたまげた。
「おいおい…ほんとにあの夜の女かい?」
そう驚きながら男は
ソファの上で体を仰け反らせながら
美登里の思惑通りにものの数分で口の中で爆発させた。
「驚いたなあ…
ほんとにあの日に指名したのは君だったのかい?」
そんなに褒めてもらえれば悪い気はしない。
本番をする段階になると
「ごめんなさい…
このお店、まだレギュラーサイズのコンドームしか置いてないの…
申し訳ないから特別に生で挿入させてあげる」
「いいのかい?それは嬉しいなあ…
絶対に中には出さないからね」
男は悦びながら美登里の体に覆い被さってきた。
『き、きつい…』
男も美登里も同じ事を感じていた。
コンドームで束縛されていない分、
男のペニスはこれでもかというほど弾けていた。
おまけに反り具合が半端なかったので
まるで超特大のバナナを挿入されている気分だった。
おまんこが張り裂けそうだったが、
決して痛みは感じなかった。
いや、それどころか此処に軟禁されてからというもの
今までたくさんの男に抱かれながらも
感じた事などこれっぽっちもなかったのに
美登里のおまんこは挿入された悦びで
イヤというほど濡れて
ペニスの出し入れをスムーズにさせていた。
「気持ちいいぞ!以前とは雲泥の差だ!!」
男は射精を我慢しているのか、
美登里を抱きながらもとても苦しそうな表情をしていた。
美登里もそんな男が愛しくて、ついには「逝きそう…」と
心の底から本音を漏らした。
お互いに体位を変えることも忘れ、
ソファが壊れるのではないかと思うほど
激しく腰を打ち付けあった。
「い…逝くぅ~~~!!」
美登里は何ヶ月ぶりに
目の前が真っ白になるほど昇りつめた。
お客様の体に痕跡を残さないのがルールなのだが
美登里は男の背中に爪を立てて激しく食い込ませていた。
「俺も…俺も逝きそうだ!」
美登里が逝くのを確認したあと、
すぐさま男にも限界が来たようだ。
素早くペニスをおまんこから抜き去ると
「うおっ~!」と吠えながら激しく吐精した。
前回は嫌々お掃除フェラを施したが
今回は心を込めてしっかりとペニスをしゃぶり
尿道に残っている精液を
チュウチュウと吸い出して美味しくいただいた。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

10:08  |  彼女のお母さん  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2020.06.04 (Thu)

真夏の夜の夢 1

皆さま、いかがお過ごしですか?

コロナ、終息しかけては第二波が来たりと
まだまだ気が抜けませんね。

私はと言えば
時短就業も終わり、
通常勤務になったことなどから
けっこうバタバタと慌ただしくやってます。

連載中の続きもなかなか書けなくて
ほんとにごめんなさい。
お茶を濁すわけではないのですが
連載継続の時間繫ぎと申しますか
過去の短編集から抜粋した記事を
しばしお楽しみいただければと思います。

なお、過去の作品は
PC画面であればTOP画面の左側にズラ~っと羅列されておりますので、カテゴリーをクリックしていただければ読んでいただく事が出来ます。

スマホ画面では
画面上部の「カテゴリー」をタップしていただくと
過去作の題名が出てくるので
良ければ覗いて見て下さいね。


。。。。。。。。。

真夏の夜の夢

梅雨が明けたとたんに 
眩しい日差しが容赦なく照りつけた。 
俺は梅雨の長雨ですっかり汚れてしまった愛車を 
綺麗に洗車した。 
「お兄ちゃん、車、ピカピカだね~」 
必死にワックスがけしているとふいに背後から声がした。 
声をかけてきたのは近所の3歳年下の幼なじみの真由美だった。 

彼女はまだ幼さの残る短大生だ。 
梅雨明け早々に夏を先取りとばかりに 
チューブトップにミニスカートといった服装で 
若い肌を惜しげもなく露出させていた。 
愛車もきれいになったことだし
ドライブにでも行くか?と誘うと 
ちょうど暇してたのよ~と、
二つ返事で喜んで助手席に乗り込んできた。 
二人っきりの狭い空間で同じ時間を共有していると 
不思議と幼なじみという垣根を乗り越えて、
男と女という意識が芽生えてきた。 

夕暮に差し掛かるころ、
俺は愛車を山道を走らせてダム湖を目指していた。 
ダム湖の湖畔に着いた頃にはすっかり日が落ちて 
車のライトを消すと真っ暗闇が視界に飛び込んできた。 
エアコンをつけるためにエンジンは切らずにそのままにした。 

静寂の中、エンジン音だけが二人を包み込む。 
「こうしていると恋人同志みたいだね~」 
静けさの空気にいたたまれなくなった真由美が
わざと明るい口調で言った。 
しかし、これから起きるかもしれない行為に、
その声は少し震えていた。  
俺は、ついに我慢できずに
助手席に身を乗り出して真由美の唇を奪った。 
「ちゃ、ちょっと・・・やだぁ~~」 
言葉では拒んでいたが
俺を押し返そうとした手に力が入っていなかった。 
手をのばして助手席のリクライニングレバーを引くと 
シートはフラットの状態になり、
真由美の体も自然とシートに横たわった。 

俺は狭い空間を上手に移動し、
愛車のシフトレバーを乗り越えて 
真由美の上に覆いかぶさった。 
「ね、こういうのは・・・やめようよ」 
今更そんな倫理観的な発言をされても、
火が付いた性欲を抑え込むことはできない 
真由美のチューブトップを
ブラジャーともども上に捲り上げた。 
闇夜にその白い肌はまぶしくはっきりと見えた。 
まだそんなに多くの男にしゃぶられていないであろう乳首を無我夢中で吸った。
 
ミニスカートの裾を、
ちょいと捲るだけで、
真由美の股間は無防備な状態になった。 
そこに手をのばすと、
汗ばんでいるのか
それともカーセックスというシチュエーションに 
期待しているのか、
たっぷりの湿り気を指先に伝えてきた。 

狭い空間だが、
巧みに真由美の脚を担ぎ上げて腰の後ろに手を入れ、 
小さなショーツの腰ゴムをロックしてグイと引っ張ると、
ペロンと小さなショーツは 
いとも簡単に尻から脱衣させることができた。 
丸裸の真由美の股間に手をのばし、
大事なところを掻き混ぜた。 

真由美は処女ではなかったが経験が乏しいようで
「痛い・・・痛い・・・」と泣いた。 
いや、経験が乏しいのは俺の方も同じだった。 
まだそんなに濡れていないおまんこに
指を突っ込まれて掻き混ぜられたら痛いにきまっている。 
だが若い体はすぐに順応して、
あっという間にビショビショに濡れはじめた。 
俺は急いでジーンズとトランクスを膝まで脱ぎ、
カチカチになったちんぽを 真由美に突き刺した。

 images (2) 

がむしゃらに腰を振る俺・・・・ 
愛車がグラングランと揺れた。 
「気持ちいい!!気持ちいい!!」と
真由美が喘ぎ始めたころ・・・・・ 

バン!!! と車体を叩く音がした・・・・・ 


「え?・・・・誰かにのぞかれている?」 

「うそ?・・・・」 

二人は繋がったまま凍り付いた。 
しばらくの静寂の後・・・・ 

再び、バン!!と叩く音が・・・ 

「誰や!!!!」 
声が震えたが俺はおもいっきり怒鳴った。 

すると・・・・ 


バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!! と、

車体のあちらこちらから叩く音が・・・・ 

だれかが車を叩いているのなら一人や二人ではない!! 
これはもう数十人単位で叩かれている感じだった。 

「くそ!!!」 

俺は体を起こして周りを見渡した。 
そこで俺は見た!!!!! 

後ろのウィンドウから覗いている
真っ白な顔をした老婆を!!!! 

その顔は闇の中にハッキリと浮かびあがり 
ニタリと笑った!!!!!!!




 images (1) 

「うわあああああああ!!!!!」 
俺は必死に運転席にもどり、
下半身をむき出しにしたまま車を発進させた。


翌朝、
愛車を見てみると 
ピカピカに洗車してあったはずが 
車体一面に泥の手形がびっしりと付いていた・・・・・ 
俺たちが行ったダム湖は 
有名な心霊スポットなのだと 
後々に聞かされた・・・・ 

霊障が起こりうる場所では 
おまんこをしない方がいいかもしれませんね・・・・・・



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10:29  |  短編集  |  Trackback(0)  |  Comment(6)
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