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2016.01.03 (Sun)

こちら百貨店 外商部 1

困った・・・・
ほんとに困った・・・・

朝比奈裕二は困り果てていた。
彼は徳井百貨店に入社してまもなく30年になろうかという
古参の百貨店員だった。

某大学を卒業してすぐに徳井百貨店に入社した。
当初は婦人服売り場の店頭マンとしての採用だったが、
そのルックスの良さ、もの腰のやわらかさ、機転の利く頭の回転の良さを買われて
入社2年ほどで外商部へ配置転換された。

百貨店の経営が成り立っているのは、
外商部の活躍によるところが大きいといわれている。
顧客は地域の大地主、国会議員、大物俳優、大手会社の社長や会長・・・
とにかくお金持ちといわれる方々である。

しかし、それら大口の顧客は先輩社員がすべて抑えていて
朝比奈のような途中参入のメンバーは大口顧客からの紹介者などであり、
その方たちは大口顧客の方々と比較して1ランクも2ランクも下だった。

時代は移り変わり、
高額な買い物をしてくれる顧客以外は外商から外して専用ネット通販で
賄おうという上層部の考えが表立ってきた。
それは今のままの買い物金額では朝比奈の顧客はいなくなり、
朝比奈は外商部をリストラされるというわけだ。
外商部以外のポストを用意すると会社は言ってくれているが
自分としては外商が天職だと思い込んできただけに
ショックは大きかった。

『ハッ!!いかん、いかん!
こんな暗い顔でお客様のお宅を訪問しては失礼だ』
顧客の一人である西木あかねのインターフォンを押す前に
朝比奈はとびっきりの笑顔を作った。

「こんにちは徳井百貨店の朝比奈でございます」
『あら?朝比奈さん・・・今日は?いったいなにかしら?』
インターフォンの声は怪訝に満ちていた。
自宅訪問日以外に訪ねてきたのだから仕方ないことだ。

「大事なお話がございまして・・・」
語尾を濁らすうちに玄関のドアが開いた。
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「急に来るんだもん、びっくりするじゃない」
急な訪問にも関わらず、西木あかねは屈託のない笑顔で朝比奈を迎え入れた。

玄関でかしこまってると
「ほら、何してんの?あがってよぉ~、今、お茶を淹れるからね」
いつものように暖かく迎え入れられた
外商部員とお得意様とはかなり親密な関係だ。
家族同様といってもよいだろう。
そういう関係を築けなければならないのだ。
『あなたがお勧めするのなら買わせていただくわ』
お客様にそう言ってもらえてこその外商部員なのである。
その関係を築くために、誕生日には自腹でプレゼントを贈り、
家具の模様替えなどは自ら応援を買って出たりもする。

西木あかねにしても、
そういった親身になってくれる朝比奈に好感をもっていた
それは外商部と顧客という垣根を越えて
いつしかほのかな恋慕に近くなっていた。

『買って欲しいのなら、私を抱きさない』
何度、そう言ってみたかったか・・・・
いや、冗談ではなく多少の高額商品であっても、
朝比奈に抱かれるのなら少し無理をしてでも買ってやろうと思っていた

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13:24  |  こちら百貨店 外商部  |  Trackback(0)  |  Comment(14)

2016.01.05 (Tue)

こちら百貨店 外商部 2

西木あかねは、所謂、成金だった。

先祖代々、受け継いできた山の中のどうしようもない土地を持っていたが
そこへ高速道路ができるとなって、
その値打ちのない土地が膨大なお金を生んだ。

その数年後には主人が交通事故で亡くなり、
保険金や賠償金なども手に入り、
まさにお金には不自由しない生活ができるようになった。
お金ができると友人関係も一変した。
好むと好まざるに関わらず、
セレブと呼ばれる人たちが親交を深めようと近づいてきた。
そんな折、あるセレブ夫人から徳井百貨店の外商といわれる朝比奈を紹介された。
「私たちセレブは自分の足で買い物をしてはいけませんわ。
用入りのものがあれば百貨店がこちらに出向いていただくのが常識よ」
あかねは自分の意思でデパートやスーパーへ買い物へ行って
自分の目で直に商品を見て、満足するものを買いたかったが
朝比奈という男に惚れてしまったので外商にお世話になることにした。


「西木様、今回は大変申しにくいのですが・・・」
朝比奈は、いつも以上に背筋をピンとなおして居住まいを正してそう切り出した。
「あら、なにかしら?・・・」
あかねは、なぜか心がざわついた。
「この度、当百貨店は外商部を縮小することに相成りました
よって西木様のお宅へ訪問するのは今日が最後になります・・・」
ピンと張った背筋が語尾とともに悲しいほど萎んだ。
「え?」
なにかの聞き間違えかと思い、おもわず朝比奈の顔を覗き込んだ。
「あ、でも、西木様には特別にお得な情報をお持ちしました・・・
この度、外商をご利用いただいておりましたお客様専用に
優良会員様としまして特別カードをご提供していただける・・・」
朝比奈の言葉が言い終わらぬうちに、あかねは朝比奈に抱きついていた。
「に、西木様・・・」
「外商が縮小されて、うちが外商扱いされなくなってもかまわない!
そんなのどうでもいいの・・・あなたがもう、うちへ来てくれなくなるのがつらいのよ!」
ずっとあなたが好きでした・・・
そういって朝比奈の手を取り、豊満なバストへと導いた。
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「に、西木様・・・」
「いやん、あかねと呼んで・・・」
あかねがスカートをたくしあげてパンティを朝比奈に見せつけてきた
「いけません!そんな・・・お客様とそんなこと・・・」
そう言いながらも朝比奈の股間は見事に反応していた。

「ほら、もうこんなになってる・・・・
ねえ、私、いい女でしょ?若い子に負けてないでしょ?」
今から清楚なセレブ夫人の皮を被るのはやめよう・・・
好きな人には好きと告白し、Hしたいと思えばすることにしよう
あかねの心はみるみると軽くなっていった。
そして心の軽さとともに、女の部分がどんどんと表面に現れ、
股間を熱く潤わしていた。
「ほら、触って・・・私も、もうこんなに・・・・・」
あかねに導かれるまでもなく、朝比奈の意識はソコに注がれていた。

朝比奈もあかねに好意を寄せていた。
顧客のサービスを充実させるために、
朝比奈はあかねの嗜好をなにげない会話の中から盗み出していた。
そして西木あかねという女を知れば知るほど
己が待ち望んだ女性像に近いことを知った。

「あかね・・・」
あかねの股間はショーツ越しでもグッショリなのがわかった。
少し熱い潤いが指先に感じる。
やがてその指先が股間の奥にプックリと膨らむ肉芽を捉えた。
「はうっ!!」
息を吸い込みながら発した喘ぎがソレをタッチされて喜んでいるのよと
男に教えた。

『いい女だ・・・』
朝比奈はネクタイを解き、すこしずつ脱衣しはじめた。
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07:40  |  こちら百貨店 外商部  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2016.01.06 (Wed)

こちら百貨店 外商部 3

「カ、カーテンを閉めて・・・明るいと恥ずかしい・・・」
あかねは興奮しながらも理性が残っているようだ。
朝比奈としてはあかねのボディを明るいところで鑑賞したかったが、
本人がそれを拒否するのであれば致し方ない。

希望通りカーテンを閉めてやると、
あかねはさらに淫らな女になった。
「こういうことになるのがずっと夢だったの・・・」
旦那を亡くしてから男日照りだった体に一気に潤いが増してゆく。

二人は、ほぼ全裸となったが、最後の1枚はお互いに着用していた。
どちらかもともなく、最後の1枚は相手に剥いでもらいたかった。
「見せていただいてもよろしいですか?」
「バカ・・・ここまで女に脱がしといてよろしいですかなんて聞かないで・・・」
40歳を越えたあかねのおっぱいは少々垂れていた。
その垂れた膨らみに小豆ほどの乳首がカチカチに勃起している。
掌でその小豆を転がすと「はう!!」と喘ぎ、背をそらした。
子供を2人産んでいるとは思えない小さな乳首・・・
暗くてよく見えないがおそらくピンク色に違いない。
少々惜しい気もするが胸の探索はそれぐらいにして
ショーツの腰ゴムに指をかけた。
あ・うんの呼吸であかねが脱がしやすいように尻を浮かせた。
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朝比奈は決して変態ではないが、
さっきまで秘部を覆い隠していた温もりのあるショーツを
鼻先に持って行きクンクンと匂いを嗅いだ。
「いやん・・・そんなことをしないで・・・」
あかねは恥じらいだ。
無理もなかろう、こうなるなんて思ってもいなかったのだ
勝負下着でもなくオバサン愛用のフルバック下着を・・・
それも朝から着用していて汚れているかもしれず、
しかも先ほどからの愛液がたっぷり染み込んでいるのだから。

「恥ずかしいことないですよ。
それにもうすぐ直にあなたの大事なところに私が顔を埋めるのだから」
「ああん・・・想像するだけで体が震えちゃう・・・」
朝比奈の言葉に体が疼いたのかクネクネとくねらせた。

『かわいい・・・』
熟女とおっさんの絡み合いなどそれなりの趣味のない若者が見たら
吐き気をもよおすかもしれない。
でも朝比奈は心底あかねが可愛いと思った。
もう顧客と外商マンとしての垣根を越えてしまった。
後戻りはできない・・・
でも、これでよいのだ。
二人が結ばれるのは必然だったのかもしれない。
そう、セレブ夫人にあかねを紹介されたときから
二人の結びつきは始まっていたのだ。
朝比奈は、あかねの股間に顔を近づけた。
鼻先に陰毛がサワサワと触れた・・・
「あなたに抱かれるとわかっていたのなら
ちゃんときれいに整えていたんですけど・・・」
「いえ、ありにままのあなたを知りたいのです、
あなたのすべてが欲しいのです」
言い終わるや否や、股間にキスした。
「ああああ・・・・気持ちいいのぉ~~~」
あかねは釣りあげられた魚のようにソファの上でビクンビクンと跳ねた。

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07:52  |  こちら百貨店 外商部  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2016.01.07 (Thu)

こちら百貨店 外商部 4

「さあ、今度は朝比奈さんのを私が・・・」
クンニだけで軽くイキたい気持ちを抑えて
あかねはひさしぶりの男根を味わってみたかった。

「50過ぎのおっさんですので、そんなに硬くはないかもしれませんが
どうぞ味わってください」
「いやよ・・・さっきから他人行儀な・・・
もっと荒々しくが・・・いいの・・・・」
拗ねたような口調がいじらしい。
そうだ、そうだよな。
今から俺たちは一つになるんだ。
この女性はもう顧客様ではない、俺の・・・俺の女になるんだ。
そう思うと、なんだか若かりし頃のみなぎりが蘇ってきた。
トランクスを破りそうな強張りが痛いほどになってきた。

「そうだね、もう他人行儀はやめよう・・・
さあ、あかね、俺のちん○をたっぷり味わってくれ」
そう言って朝比奈はあかねの目の前に仁王立ちした。

「すごい・・・こんなに勃起している・・・」
愛しそうにトランクスの上から、ギンギンに勃起しているペニスを撫でた。
亀頭の先が当たっているトランクスの布地が濡れていた。
早く挿入したいとばかりにガマン汁が噴きこぼれていた。

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あかねが少しずつトランクスを下げてゆく・・・
やがて自由を得たペニスが飛び出す。
勢いよく飛び出たペニスはその勢いのまま2,3度上下にプルンプルンと揺れた。
「朝比奈さん・・・すごい・・・・」
ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
朝比奈自身もこんなに元気な息子を見るのは久しぶりだったので
我ながら驚いた。
あかねが愛しいとばかりにペニスを頬ずりした。
やがてその小さな口元へ朝比奈のモノが飲み込まれていった。
「おいひい・・・」
うっとりした表情で、あかねは美味しいと何度も言いながら
ゆっくりと頭を前後に振り始めた。
『おおお!!!なんと気持ちいい・・・』
舌がペニスにまとわりつく。
やがてその舌がペニスの裏スジを刺激するように前後に蠢き始めた。
朝比奈はAVで見たようにあかねの頭を鷲掴み、
腰を振ってイラマチオなるものを試みたがったが
とてつもない快楽が局部に襲いかかってきたので
その行為を回避せざるを得なかった。

「ああ・・・ガマンできない・・・イキそうだ・・・」
「いいのよ、ガマンしないで濃いのを私の喉に流し込んでちょうだい」
あかねは口内射精をせがんだが、
もうそんなに若くない朝比奈は一度射精してしまうと回復させる自信がなかった。
そのことを告げると、あかねは「困ったちゃんね」と微笑んでフェラチオをストップしてくれた

ペニスを口から抜き出すと、
そのあとを追うようにいやらしく涎が流れ落ちた。
『おお!!なんて淫らな光景だ』
朝比奈は美味しそうに流れ落ちた唾液を舐め取り、
その勢いのまま、あかねの唇を奪った。
いただいた唾液の倍量をあかねの口へ注いでやると
あかねもまたお返しよと唾液を朝比奈に返した。
お互いの口元を唾液でベチョべちょにしながら
朝比奈はあかねをソファに押し倒した。


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07:34  |  こちら百貨店 外商部  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

2016.01.08 (Fri)

こちら百貨店 外商部 5

「朝比奈さん、おもいっきり抱いてください」
「あかねこそ俺を名前で呼んでください」
いいの?いいのね?と恥ずかしそうに「祐二さん・・・」と
小さな声で名前を呼んで「きゃっ・・・」と言って両手で顔を覆った。
「どうしたんだい?あかね?」
「だって・・・だって恥ずかしい・・・
でも嬉しい・・・なんだか恋人同士のような・・・」
そう言われると、朝比奈も少し照れ臭かった。
でも、考えてみればあかねとはもうすでに10数年に及ぶ付き合いなのだ。
あかねのことに関しては、他の誰よりよりも知り尽くしている自信があった。
悩み事の相談も受けてきた。
苦しいときは共に悩み、楽しいときは共に笑った。
そう、ただ単に外商と顧客というそれぞれのレッテルがあっただけで
心は何年も前から恋人同士だったのも同じだ。

かわいい俺の彼女・・・・
待ってな、今、串刺しにしてやるからな

朝比奈は己の怒張を握りしめるとターゲットにロックオンした。
白い裸体のそこだけ黒ずんだビラビラを亀頭でやさしく掻き分ける。
『熱い・・・まるでマグマの中にちん○を浸したようだ』
さっさと埋め込むのが惜しい・・・
その前庭をこうしていつまでも、ちん○の先で散歩していたい。
そういう衝動に駆られた。
おそらく若かりし頃ならそんな芸当もできただろうが、
今となっては遊んでいるうちに暴発しかねない・・・・
無題

少しずつ、少しずつ腰を前に押しやる。
少しずつ、少しずつ柔らかい肉壁に砲身がつつまれてゆく。

挿してくる、挿してくる祐二のモノが・・・
貫かれる、貫かれる内臓のすべてがグッと上へ押し上げられる感覚が。

やがて祐二の尿道口とあかねの子宮口が熱い接吻をする。

このままドロドロの子種をぶちまけられたら、
どんなに気持ちいいだろう・・・
生理が年々不定期になってきている。
おそらくあと数年であがってしまうのだろう。
でもまだ母になる機能はあるはずだ。
今日は排卵日だろうか・・・安全日だろうか・・・・
中に出してほしいけど・・・怖い・・・
長年の男日照りゆえに避妊具など持ち合わせていなかった。
どうしよう・・・・

あかねはピストン運動を繰り返す朝比奈の身体の重みを受けながら思考した。

「心配しないで・・・ちゃんと外に出すからね」
あかねの心を読んだかのように
朝比奈がハッ!ハッ!と荒い呼吸しながら囁いた。

『この人は私のすべてを知ってくれている』
愛しいダーリン・・・
下から強く朝比奈の身体を抱きしめた。
上半身を堅く抱きしめあったまま、
お互いの腰だけがまるで別の生物のように動き回っていた。

やがて二人に訪れるとてつもない絶頂。
すばやく朝比奈が腰を引き抜き、熱い液をあかねの裸身に放出した。

しばらく二人は身体を重ねて休んだ。
やがて訪れる悲しいリアルな世界・・・
「夕飯の準備しなきゃ・・・」
「わ、私も帰社しなければ・・・」
これでお別れ・・・
あかねの瞳が涙ににじむ・・・

「外商を外れますが、たまにこうして会いに来てもいいですか?」
これでお別れだなんてせつなすぎる。
ようやく二人が一つになれたのだから・・・
「ほんと?夢みたい」
あかねの表所がパッと明るくなった。

身体を起こすと革張りのソファが愛液の染みで汚れていた。
「祐二さん、まだ外商なんでしょ?
最後のお買いものをさせていただくわ」
革張りのソファとキングサイズのベッドをお願いね
そう言ってあかねは朝比奈の柔らかい肉筒に残っている滴を吸い取った。






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あとがき
昨年末の大掃除で年甲斐もなくハッスルしすぎてギックリ腰になりました (笑)
もっと違う意味でハッスルしたのならいいのですが・・・
さて、そんなわけで正月は家にひとりぼっち・・・
クリスマスにひとりぼっちはクリボッチというらしいですが
正月にひとりぼっちはなんというのでしょう・・・苦笑

正月に、あまりにも暇なので
書庫から(あ、見栄を張ってしまいました)くたびれた本棚から漫画本を取り出して
読みふけっておりました
その中の1冊に「黄昏流星群」というのがあります
くたびれた熟年男女が繰り広げる恋模様・・・・
そんな熟年恋愛を書いてみたくキーボードを叩きはじめました
私なりの熟年恋愛いかがだったでしょうか
「くだらねえ!」 「面白くねえぞ!」
罵倒でもけっこうです
ありのままに感じたことをコメントいただければ幸いです


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07:32  |  こちら百貨店 外商部  |  Trackback(0)  |  Comment(12)
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