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2021.01.18 (Mon)

兄と妹 1

ギシ…ギシ…ギシッ…

また始まったわ
深夜一時になると決まって始まる儀式。

新婚さんだから仕方ないけど、
受験生の私の身になってほしいものだわと
美穂はノートにペンを走らせた。

そのうちに
「あっ…あっ…もっと!もっと頂戴!!」と
これ見よがしに義姉のあえぎ声が聞こえてくる。
慌てて兄が義姉の口を塞いだのか
「むぐぐぐぅ~!ううっ!!」というくぐもった声に変わる。

いつしか美穂の手はペンを放り出して胸へ…
膨らみの頂点で固くなっている蕾を摘まみはじめる。
『気持ちいい…』
ブラの上からでは物足りなくなって
やがてブラのカップに手を忍ばせて
柔らかな乳房の膨らみをゆっくりと揉んでいく。
その間も隣の部屋からは
規則正しいベッドの軋み音が響いている。
どんな体位でハメあっているのだろうか、
兄が上になってあの女をヒイヒイ言わせてるのかしら
それともあの女が兄の体に股がって
下から突き上げられてよがっているのかしら。

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ムラムラが加速してゆく。
股間はすでにぐっしょりでショーツが濡れて不快感さえ伴う。
ペニスを挿入して一心不乱に腰を使っているせいか
義姉の口を塞ぐ手がおろそかになってきたのか
それとも義姉の体を愛撫するために
夢中になって手を離してしまったのか
儀式を始めた頃よりも1オクターブ甲高いあえぎ声が
中古家屋の壁が薄いせいか
同じ部屋で儀式が繰り広げられているのではないかと思うほどだ。
「あっ!そこはだめ!感じすぎちゃうの!」
私への当て付けのように義姉は儀式を中継してくる。
「啓司のちんぽが!ちんぽが奥まで突き刺さっているの!」
美穂は、朝、起き出したばかりの兄の姿を思い浮かべる。
毎晩のように儀式を施しているクセに
兄は朝立の股間を隠そうともせずリビングをウロウロする。
時には、女心など関係なしに
膨らんだ股間をボリボリと掻いたりするのだから
目のやり場に困ってしまう。

美穂も自分が女であることを意識させようと
乳首の浮き出るようなキャミソールと
尻が半分ほど見えるようなショートパンツで
リビングで寛ぐ兄の目の前を横切ってやるが
兄は素っ気なく「風邪を引くぞ」と言うだけ…
義姉はイヤミったらしく「色気付く年頃ですもの」と
美穂の色気仕掛けを詰る。

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『朝立ちのお兄ちゃんのちんこ、大きそうだったわ』
あんな大きなちんこを挿入されたら
気持ちいいのに決まってるわ!
指が自然とショーツの中に潜り込もうとする。
「ダメだめ!私は受験生なのよ
勉強に集中しないと」
隣の部屋に聞こえるように
わざと大きな声で独り言を言ってみる。
一瞬、ベッドの軋み音がストップする。
『ざまあみろだわ!
私がまだ起きていることがわかって
兄のちんこも萎えるはず』
そう思ったのも束の間、次の瞬間
「ああ!明美、そんなに締め付けられたら
いっちまいそうだよ」
兄がたまらずに喘ぐと
義姉のおまんこの気持ちよさに負けて
ロックのリズムでベッドが軋みだす。
『やってられないわ!』
はた迷惑だとばかりに
ドアを荒々しくバタンと閉めて
美穂はバスルームに逃げ込む。

急いで裸になると
私はぬるくなってしまったお湯の中に体を投げ込む。
『お兄ちゃんは何もわかっていない!』
私が兄に恋い焦がれているのを知っているくせに
恋愛期間もそこそこにあんなふしだらな女と結婚しちゃって!
『私の体の方が若くてピチピチしているんだから!』
淫らな心を鎮めようとお風呂に逃げ込んだというのに
美穂の手は荒々しく左右双方の胸の膨らみを揉みし抱く。
『お兄ちゃんは若いんだもの、きっと力任せに胸を揉むわ』
兄の啓司が自分の体に覆い被さり
いつもと違う真摯な眼差しで
自分を見つめているところを想像する。
そして痛いほど胸を揉んで
『美穂、お前とこうなることを夢見ていたんだ』と
苦しそうに囁きピンク色の乳首を口に含んでくれる。
「ああん…私もよ…お兄ちゃんのことが大好きなんだから」
下半身に目をやると
湯の中で陰毛がワカメのように揺らめいている。
『触ってもいいよな?』
啓司の声が耳鳴りのように響き渡る。
「触ってぇ~」
美穂は脚を開いて右手を股間に滑らせてゆく。
秘裂の包皮に隠れている膨らみに指先が当たると
「うっ!」と呻いて体をビクンとさせてしまう。
『クリちゃんがこんなに硬くなってるよ』
啓司はそう言いながら
『俺のここもこんなになっているよ』と
美穂の手を取って勃起しているペニスへと導く。
「お兄ちゃん!挿れて!お願い、この太いのを頂戴!」
美穂は中指をおもいっきりおまんこへ挿入する。
兄の啓司に貫かれたことを想像しながら
自分の指をペニスに見立ててジュポジュポとかき混ぜる。
「逝く!逝っちゃう!美穂、お兄ちゃんに逝かさせるぅ~~!」

数分後、少しずつ淫らな気持ちが収まり
鉛のように気だるくなった体をバスタブから引き上げて
部屋へ戻った。
兄たちの儀式も終わったようで
豪快な兄のイビキが聞こえはじめていた。

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2021.01.20 (Wed)

兄と妹 2

翌日の朝、起き出してキッチンに行くと
兄の啓司は早朝出勤だったようで
すでにその姿はなかった。

「美穂ちゃん、おはよう。
早くしないと学校に遅刻するわよ」
さあ、早く食べなさいとばかりに
義姉の明美が洗い物をしながら首をくいっと振って
テーブルに着席してトーストを食べなさいと言う。
美穂はトーストを手に取って驚いた。
すっかり冷めていたからである。
「あら、冷めちゃった?
ごめんなさいね~、私たちと同じように起き出してくれたら
温かいトーストを食べれたんだけどね」
これじゃあ継母ならぬ義姉のいびりだわと
マーガリンを冷めたトーストにワックスのように塗りまくって
無理やり口の中へ放り込んだ。

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その日は最悪だった。
通学のために電車に乗り込んだものの
夜更かしが祟って
つり革を握りしめたまま
睡魔に陥った。
意識が虚ろになりかけたころ、
お尻に違和感を感じた。
痴 漢 の手が美穂のヒップを撫で回し始めた。
いつもならそんな不埒な手を避けるために
体をずらしていやらしい手から逃げるのだが
今朝はもうどうでもいいやと
痴 漢 のやりたい放題に体を委ねた。
痴 漢 は自分を受け入れてくれるのだと思ったのか
さらにぐいぐいとヒップに手を食い込ませてきた。
『あ…この人、上手だわ…』
いつもは気持ち悪いと感じる痴 漢 の手が
この日はとても気持ちよかった。

やがて痴 漢 の指が美穂の尻の谷間を上下に滑り出した。
それが少しずつ深く谷間に入り込んできて
指先がアナルに達して
思わず声が出そうになると
スッと逃げてゆく。
『あん…もっと!』
美穂は電車の揺れに乗じて
尻をその手に向かって突きだした。
それならばと痴 漢 の手が大胆になる。
指がドリルのように尻肉を割り開き
スカートとショーツの上から無理にアナルを刺激する。
『いやん…そんな汚いところを触らないでよ…』
そう思えば思うほどアナルがジンジンと疼いて
気持ちよさが増幅する。
『そこも気持ちいいけど、やっぱりおまんこを触ってほしい』
美穂は大胆に脚を開いた。
見た目には電車の揺れに抗うように
踏ん張って立っているとしか見えないはずだ。
だが、どのように見られているかと危惧する必要もないほど
電車内は混んでいた。
誰も美穂が大股を開いて立っていようとも気にする人はいなかった。
俺を誘っているのかい?と、ただ一人、
痴 漢 だけが脚を大きく開いた美穂の立ち姿を喜んでいた。
美穂の望む通り
痴 漢 の指がアナルを通り越して股間の中心部に侵入してくる。
しかも今度は大胆にスカートの裾から手を差し込んで
ショーツのクラッチを目繰り上げようとした。

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痴 漢 の指が陰唇を撫でようかとする時に
初めて美穂は意識が現実に呼び戻され
「やめてください」と小さな声を上げた。
尻を撫でられてもいい。
アナルを弄られてもいい。
だが、おまんこだけは兄に捧げたかった。

美穂が拒むと同時に
「はい!現行犯ね」と痴 漢 の手が誰かにねじ曲げられた。
鉄道警察の婦警が痴 漢 の男をマークしていたようだった。
「あなたも次の駅で降りて証言してちょうだい」
有無を言わせずに美穂は途中下車させられた。
『これじゃあ遅刻だわ』
美穂のむしゃくしゃした気持ちが再びむくむくと顔を出しはじめた。
痴 漢 の男は首根っこを捕まれるように
駅長室の片隅に座らされた。
美穂もまたその対角線上のソファに「どうぞ、お掛けになって」と座らされた。
「現行犯だからね!弁明の余地はないわよ!」
俺はやっていない!と痴 漢 の男は叫んだ。
美穂はその声につられてようやく痴 漢 の男を見た。
イケメンではないが、雰囲気が兄に似ていた。
「その人じゃありません!」
美穂は思わず口走っていた。
「それに、私、誰にも痴 漢 されていません!」
美穂の告白に駅長さんが『おいおい!』という表情で
連行してきた婦警を睨んだ。
「怖がらなくてもいいのよ。貴女の学歴にも内申書にも傷は付かないんだからね」
誤認逮捕となれば、今度は自分の立場がない。
婦警は何とか美穂に認めようとさせたが
美穂は首を横に振り続けた。

痴 漢 の男と美穂に婦警さんが頭を下げて二人は解放された。
駅を出て痴 漢 の男が美穂に声を掛けてきた。
「すまなかったねえ、学校、遅刻になっちゃうんじゃない?
タクシーで送ろうか?」
首を横に振って美穂は早足で歩き始めた。
「何ならラブホに行かないか?
さっきの続きをしてあげるよ」
それと、これはさっきのお詫びだ。取っておきなさい。
そう言って痴 漢 の男は一万円札を美穂に握らせた。
「ラブホで相手してくれたら、もう一枚あげるよ」
そう言われて美葉は振り向きざま男の頬を平手打ちした。
バチンと乾いた音がして手のひらがジンジンした。
「ふざけるな!エロ本でも見て自分でちんこを擦ってろ!」
そう言い捨てると一目散に走り初めていた。

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美穂はそのまま登校せずにカラオケボックスに逃げ込んだ。
そしてスマホを取り出すと幼馴染みの伸二にLINEした。
『今、○○駅近くのカラオケボックス
すぐに来て』
数分後、伸二から返信がきた。
『バカ言え!授業中だぞ!』
それがどうしたって言うのよ。
美穂のむしゃくしゃが加速する。
『私とセックスさせてあげようかと思ったけど…
来ないのなら隣のボックスのオヤジでも誘って
バージンをあげることにするわ』
そのように返信すると
『ウソ!エッチさせてくれるの?
行く!今すぐ行きます!』と言ってきた。
すぐ来なさいよ。バカ伸二。
そう思いながら
飛び込んだのがカラオケボックスだったことを悔やんだ。
これがネットカフェなら、伸二が来るまでAVを見て
オナニーしながら
気持ちを高ぶらせる事ができたのにと思った。

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2021.01.22 (Fri)

兄と妹 3

30分もしないうちに幼馴染みの伸二はやって来た。
かなり自転車を飛ばしてきたんだろう
はあはあ、ゼエゼエ言いながら
美穂が待つ部屋に飛び込んできた。
「そんなに慌てて来なくてもよかったのに」
今すぐ来いと命じたのは自分なのに
いざ飛んで来れば素っ気なくいい放つ。
「お前のその性格を治さねえと男にモテないぞ」
伸二は額から流れ落ちる汗を
おしぼりで拭きながら言い返した。
「別にモテなくてもいいわ
あんたが居てくれたらそれでいいし」
そう言ってやると「まあな」と言いながら
まんざらでもないのかニヤリと笑った。

伸二は中肉中背、太ってもいなければガリガリでもない。
顔はイケメンではない。
先ほどの痴 漢 男とどちらに抱かれたいと言われれば
即答で痴 漢 男と答えるだろう。
「約束通り、ヤラせてくれるんだよな?」
早速、抱かせろと言わんばかりに
伸二はズボンのベルトを外し始めた。
「あんた、ムードないわねえ」
そう言いながらも美穂はセーラー服を脱いで
ブラを外し始めた。
その仕草を、目を皿のようにして伸二は凝視している。
「恥ずかしいじゃない。後ろを向きなさいよ」
そう命じると、まじめにクソがつくほどの素直な伸二は
わかったと言って後ろを向いた。

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LINEでバージンをあげると誘い出したものの
美穂は伸二を初めての男にするつもりはさらさらなかった。
あくまでも最初の男は兄になってもらうと
心に決めていたからだ。
バカ伸二には挿入の一歩手前で拒んでやろうと
決めていた。
こっちを見るなと命じた通り、
伸二は決して「もういいよ」というまで
振り返ろうとはしなかった。
後ろ向きのまま、自分もスタンバイしなければと
制服を脱いで下着も脱ぎ捨て全裸になってゆく。
一緒にプールなどへ遊びに行く仲だったので
上半身の裸は見慣れていたが、
ズボンとパンツを脱いで伸二の尻を見たとたん
ドキドキし始めた。
引き締まった尻…
自分でフル勃起させようとしているのか
右手が股間辺りで忙しなく動いていた。
下半身にも力を込めているのだろう
尻肉がキユッと凹んで可愛い尻えくぼを作っている。

伸二を練習台にして
フェラチオの訓練をしようと思っていたが
いざ男の裸の尻を見ると
鼓動が激しくなっていくのを感じずにはいられなかった。
「振り返ってもいいよ」
その言葉を待ってましたとばかりに
意気揚々と伸二は振り向いた。
「あ!お前、ずるいぞ」
伸二が批難の声を上げた。
美穂は上半身だけ裸で
スカートとショーツを身に付けたままだったからだ。
おまけに乳房を胸の前で腕を交差させて
手ブラで隠していたものだから伸二は怒った。
「てっきりオールヌードを期待してたのにさ!」
俺なんてフルちんなんだぜと
半勃ちのペニスを美穂に見せた。
「ゴメンごめん…
その…いざとなったら恥ずかしいものね」
お詫びにおちんこ舐めてあげるねと
美穂に伸二の前でしゃがみこんだ。
「ほんとか?ホントにフェラチオしてくれるのか?」
興奮し始めたのか、半勃ちのおちんこが
あっという間に首をもたげてそそりたちはじめた。

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『おちんこってどんな味がするのかしら』
美穂は恐る恐る顔をペニスに近づけた。
ツンと鼻をつく匂いがしたけど
決して嫌な匂いじゃなかった。
よく女性週刊紙に洗っていないペニスは
イカ臭い匂いがすると書いてあったけど、
まったくそのとおりだった。
『舌触りもイカのむき身のような弾力かしら?』
その前に上下にピクピクしているこいつを
押さえ込まなきゃ
美穂はバットでも握るかのように
おちんこを両手で捕まえた。
「きゃっ!!」
一瞬、掴んだものの、すぐさま手を離した。
『すごく熱い…おまけにこんなにも硬いんだわ』
もっと軟らかいものを想像していただけに
その硬さに美穂は驚いた。おちんこを
「じっとさせてくれなきゃ舐めれないわ」
美穂は自分の手でおちんこを固定させなさいと命じた。
「わかったよ」
どうだ、これでいいだろ?
伸二は根元をぎゅっと握って
美穂の口を射抜くかのように
ちんこを固定させた。
ちんこの根元を締め付けることで
勃起したペニスはさらに太さを増した。
おまけに先っぽからは透明な雫が流れ出ていた。
『フェラチオって、おちんこを口に含むのよね、
ということは、この雫も舐める訳?』
美穂は、その雫を指先ですくった。
指先が亀頭の割れ目に触れた瞬間、
伸二が「うっ!」と呻いた。
「ゴメン、痛かった?」
伸二に問いかけると
「ううん、その逆。今、すげえ気持ちよかった」と
答えてさらに雫を亀頭の割れ目からどんどん溢れさせた。
美穂は濡れた指先をペロリと舐めた。
苦くもなければ甘くもない。
ほとんど味がしなかった。
『女の子がおまんこを濡らすようなものね』
美穂は思いきってちんこに口をつけた。
おずおずと口を開いて開いてちんこを呑み込んでゆく。
「あ!…気持ちいい!射精しそう!」
伸二が情けない声を上げた。
まさか…冗談と思っていた美穂は
ちんこを咥えたまま頭を前後に振った。
逝きそうと宣告したのは冗談ではなかったようで
伸二は「逝くっ!」と呻いて美穂の口に射精した。

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2021.01.25 (Mon)

兄と妹 4

美穂は口の中に溜まった精液を
とろとろと吐き出して
手のひらに受け止めた。
「ほら、こんなにも出たよ」
そう言って手のひらに溜まった精液を
伸二に見せてあげた
「汚いから早くテイッシュで拭いちまいな」
本当に汚ならしいものでも見るように
自分が出した精液をしかめっ面で眺めた。
「そんなに汚いと思うのならテイッシュを頂戴よ」
男の子が持っているはずないだろうなあと
思いながらも一応聞いてみた。
案の定、伸二の答えは
「そんなもの持ってねえよ」と返ってきた。
「じゃあ、私のスカートのポケットに入ってるから出して」
そう言うと
「えっ?スカートにポケットってあるんだ?」と驚いた。
これだから同年代の男の子ってガキだから嫌いなのよ。

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「ほら、右の横にポケットがあるから早く出してよ」
急かすと「どこだ?ポケットだこだ?」と言いながら
ポケットを探す振りをして
美穂の鼠径部や股間を触ってきたので
美穂はカチンときて、
手のひらの精液を伸二の背中に擦り付けた。
「バカ!やめろよ」と慌てふためく伸二を尻目に
美穂はセーラー服を着ると
「部屋代の精算宜しくね」と
伸二を置き去りにして店を飛び出た。

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「あ~っ、気持ち悪いわ」
口の中が生臭いので、美穂はコンビニでコーラを買って
それで何度もうがいをした。
家に帰ると義姉が「あら?学校は?」と驚いていたが
「気分が悪くて早退した」と告げると
「まあ、そうなの?」と言ったきり、
どんな具合なの?とも
お医者さんに行かなくても大丈夫?とも
聞いてはこなかった。
美穂は部屋に閉じこもって古いアルバムを開いてみた。
美穂が小さい頃の写真には兄の啓司は写っていない。
啓司が写っている写真が登場するのは
美穂が12歳になってからだ。
美穂の母親は再婚で、
再婚相手の男の連れ子が啓司だった。
5歳年上の啓司はとても大人っぽく見えた。
勉強も良くできたので、
ずっと啓司が家庭教師代わりだった。
美穂が啓司に恋心を抱くのに時間はかからなかった。

親子4人の生活は長く続かなかった。
再婚して2年目の結婚記念日に両親は旅に出た。
しかし、旅先のバスが交通事故を起こして
両親はあっさりとこの世を去った。
悲観している美穂に啓司は
「生活の事は心配しなくていい。
お前はちゃんと高校を受験しろ」と言ってくれた。

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啓司にばかり負担を掛けてはいけないと
家事全般は高校に通いながら美穂が引き受けた。
ある夜、美穂はこっそりと啓司の部屋に押し入った。
爆睡している啓司の唇に、
そっと自分の唇を重ねた。
それでも起きないので
美穂は大胆にも
啓司のパジャマのスボンに手を差し込んで
ちんこを握ろうとした。
さすがに、この行為に啓司は目を覚ました。
「美穂!何をしてるんだ!」
啓司と出会って初めての叱責だった。
「私、お兄ちゃんが好きなの!
私の気持ち、薄々気づいていたんでしょ?」
無我夢中で啓司に抱きついた。
きっとお兄ちゃんは私を受け入れてくれる。
だって血の繋がっていないんだもん。
そう思っていたが、
パジャマのスボンに侵入しかけていた腕を
そっと引き剥がされた。

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「美穂!俺たちは兄妹なんだよ
こんなこと許される訳ないじゃないか」
この言葉に美穂はショックを受けた。
「どうしてもダメ?…
じゃあ、せめてキスして」そうおねだりすると、
仕方のない奴だなと苦笑して
チュッと軽く唇を重ねてくれた。
「はい、もう終わり!
お前も早く寝ないと明日の朝起きれないぞ」
そう言って布団を被った。
それはまるで美穂を拒絶するかのような行為だった。
『お兄ちゃんの意地悪!』
そう、拒絶されたあの日からずっと
美穂は啓司を思い続けている。

その日から暫くして兄の啓司が
明美という女を連れてきた。
「美穂、俺、彼女と結婚することにした」
聞けば彼女は同じ職場の後輩で
同じくご両親を早くに亡くされたということだった。
「俺たち、よく似た境遇だから
きっと上手くやっていけると思うんだ」
兄はそう言ったが美穂という女が身近に居たのに
別の女を選んだことが悔しかった。
それ以上に明美という女が
自分から兄を寝取った泥棒猫のように思った。


回想を終えるかのように
美穂はそっとアルバムを閉じた。
気づけば部屋は暗くなっていた。
夕刻が過ぎ、夜が始まろうとしていた。

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2021.01.27 (Wed)

兄と妹 5

「美穂ちゃん…お友だちが様子を見にきてくれたわよ」
不意にドアの向こうから義姉が声を掛けてきた。
「居ないと言っておいてよ!」
そのような返事をしたが、
「あら?どうしましょ…
上がってもらって、今ここにいるのよねえ」と
困惑した返事が返ってきた。
えっ?まったくどいつもこいつもバカなんだから!
それにしても誰が訪ねて来たというのだろうと考えていると
「美穂!昼間はごめんよ」
いきなりドアの向こう側で伸二が言い出した。
バカ伸二か…
美穂は思わず頭を抱え込んだ。
「昼間はホントに悪いことをしたと思っている」
義姉が傍に居るであろうにペラペラとよく喋る男だと思った。
放っておくと、
このまま何から何まで言い出しかねない。
美穂はドアを開け「早く入んなさいよ」と
伸二の腕を取って部屋に引きずり込んだ。
一緒になって義姉も入ってこようとするので
急いでドアを閉めた。
「まあ!」明美は憤慨したが気を取り直して
どうぞ、ごゆっくりと言い残してリビングに引き返した。

「あんた何しにきたのよ!
おまけにうっかり口を滑らせてくれちゃって!」
美穂は怒りを顕にしてベッドにドスンと腰かけた。
「いや…俺、昼間のああいうことに慣れていなくてさ…
美穂にイヤな思いをさせたかなと謝りに…」
伸二は心底申し訳ないと思っているのだろう。
うなだれて所在なくボーッと立ち尽くしていた。
「そんなとこに突っ立ってないで座んなさいよ」
美穂はここへ座れとばかりに
自分の隣のスペースをポンポンと叩いた。

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「失礼します」
おずおずと距離を開けて腰を静かに下ろす伸二が可笑しくて
「別に怒っていないわよ」とピタリと伸二に寄り添った。
「美穂!」
伸二は思いきったかのよう美穂を見つめてきた。
「俺、真剣にお前が…
お前のためなら何だってするから
俺を捨てないでくれ!」
そう言うと、いきなり抱きついてきた。
「ち、ちょっと!何するのよ!」
美穂は押し返そうとしたが
所詮女の力ではかなうわけなかった。
そのまま二人はベッドに倒れた。
「美穂!俺を捨てないでくれ!」
伸二が目をつむったかと思うと
そのまま唇を重ねてきた。
「やめて!大声をあげるわよ!」
そのように言葉を発するために開いた唇に
すかさず伸二の唇が侵入する。

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初めて迎え入れた男の舌…
不快どころか体がじんじんと痺れてボーッとなる。
美穂は堪えきれなくなり
伸二の背中に腕を回してしっかりと抱擁した。
抱きしめられて背中を撫で回す手に
自分が受け入れられたと勘違いした伸二は
急いでベルトを外して下半身を丸出しにしようとした。
カチャカチャとベルトを外す音に
遂に男を迎え入れる瞬間が近付いているのを
美穂も感じ取った。
だけど、伸二にバージンを捧げるというよりは
それが兄の啓司だと思い込んでいた。
そう。伸二に抱かれながら心は啓司に捧げていたのだ。
そうとも知らず、自分と美穂の愛がスタートを切ったと
伸二は有頂天だった。
おもむろに美穂の膝裏に手を差し込んで
ぐいっとM字に脚を開いた。
ミニスカートがハラリと捲れてショーツが丸見えになった。
股間の中心部の布地が色濃くなっていて
とんでもなく濡れているのが見てとれた。
男の本能で伸二は美穂の股間に顔を埋めた。
たちまち鼻腔に今まで嗅いだことのない発酵臭で
頭がクラクラした。
「自分で脚を抱えろよ」
恋い焦がれている女に初めて命令を口にした。
いよいよ、この女を自分のモノにできるという思いが
とんでもなく伸二を興奮させていた。
逆に美穂も、今まで手玉にとってきた
子分のような男から命令されたことで
こちらもまた興奮していた。
いや、正確には兄の啓司から命じられた気がして
早く貫いて欲しいとさえ感じていた。

美穂が自分で脚を抱えたことで伸二の両手は自由になる。
『早く美穂のおまんこが見たい!』
はやる気持ちで両手がプルプルと震えたが
なんとか指をショーツの腰ゴムに掛けて
一気にショーツを下ろした。
目に飛び込んでくる桃色の割れ目…
『これが美穂のおまんこ…』
ちんぽを握りしめ挿入したい気持ちをぐっと我慢して
まずは味見を楽しむことにした。

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