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2015.12.24 (Thu)

クリスマス 前編

「ケーキいかがですか~♪
クリスマスケーキどうぞ~♪」

明るい声とは裏腹に、恵美子の体は冷え切っていた。

友人からコンビニの店頭販売のバイトがあるよと紹介されて
二つ返事で飛びついたものの、
まさかこの寒空にミニスカサンタの衣装を着させられるとは思ってもいなかった。

背中にカイロを忍ばせていても体の芯から冷え込んだ・・・

『なんでミニスカサンタなの・・・・』
さあ、これが衣装ですよ。よろしくね~
そう言ったときの店長のいやらしい顔を思い出した。
振り返って店内を見渡せば、
暖房のよく効いた店内でニヤニヤしながら店長が恵美子のボディを観察してた。

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「寒いでしょ?大丈夫?」
ケーキの補充にやってきた同じくバイトの男の子が、
心配そうに恵美子に声をかけた。
「寒いってものじゃないですよ~
ケーキも思ったほど売れないし・・・身も心も凍りそうだわ・・・」
バイトを紹介してくれた友人本人は用事ができたといって
さっさと退散してしまった。

「あの・・・このあと、バイトが終わったらお時間ないですか?」
仲良くしゃべっていると店長から叱られるのか、それとも照れくさいからか
男の子は目をそらしながら恵美子に話しかけた。
「いえ・・・特に用事はないですけど・・・」
彼氏がいてデートできるのなら、こんな寒空にわざわざバイトなどしていない。
「じ、じゃあ・・・クリパ・・しませんか・・・?
あ、口説こうとかそんなんじゃないんです
俺、友人も少なくて、たった一人のクリスマスイブなんて寂しいから」

高校生だろうか・・・
大学生の恵美子からしてみれば、まるで弟のような感覚だった。
「いいわね、クリパやりましょうよ」
あまりの初々しさに恵美子は二つ返事で快諾した。



近場のファミレスにでも連れて行くのかと思いきや
彼は下宿の自分の部屋に招き入れた。
「すぐに暖かくしますね」
そう言ってファンヒーターのスイッチをONにした。
冷えた体に温風が心地よかった。
冷凍食品と安っぽいワインだったが、意外と酔いがまわって恵美子は不覚にも寝入ってしまった。

どれぐらいの時間が経ったろうか
恵美子は胸をまさぐられる感触で目を覚ました。
恵美子が起きたのも気づかずに一心不乱に胸を揉んでいた。
女体に慣れていないのだろう、けっして上手という揉み方ではなかった。
でも、そのぎこちなさがかえって恵美子を感じさせた。
『気持ちいい・・・』
恵美子は彼が胸を揉みやすいように仰向けに体を移動させた。
途端、彼の動きが一瞬、ぴたりと止まった。
『うふふ・・・ビビっちゃって可愛い・・・』
恵美子はわざと寝息をたててあげた。
目覚めないとわかった彼は片手で胸をまさぐりながら
大胆にも恵美子の股間に手を伸ばしてきた。
そして恵美子に添い寝して身体を密着させてきた。

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アルコールの臭いがする息を感じた次の瞬間、
恵美子は唇を奪われた。
だが恵美子に起きることを恐れてか、軽いフレンチキスだけだった。
『ああん・・・舌を潜り込ませてくれたらいいのに・・・』
恵美子の身体は疼いていた。
女の秘所からは熱いマグマが噴出してトロトロになっていた。
恵美子の太ももに男の硬いモノが当たっていた。
興奮しているのだろう、ピクン、ピクンと跳ねていた。

男の手が恵美子の下着に潜り込んできて秘所にタッチした。
「あん・・・・」たまらずに声を漏らしてしまったが
興奮した彼は動きを制御できずに秘所に指を沈ませた。
「すげえ・・・ドロドロだ・・・」
彼が小声でつぶやいた・・・
その声で恵美子も我慢できずに起き上がった。
「あ!す、すいません!!!」
あわてて身体を離そうとする彼を押さえつけてすばやくズボンから男性自身を引き出した。
「いいの・・・ね、シよう・・・」
恵美子は暴発しそうな男のモノを口に含んだ。

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