2017.10.08 (Sun)
愛の宅配便
ベーコンエッグにトーストとコーヒー
男の手が股間に伸びる…
それにたっぷりのサラダ…
休日の目覚めは遅い。
朝食のような軽いメニューが比奈子の昼食…
<ブランチ>文字通り朝食をかねての昼食。
お掃除もしたいしお洗濯もしたい。久しぶりの休日はやらなければいけないことが多い。
以前から観たいと思っていた映画の封切り日だったので観に行きたかったが、今日は外出をすることが出来ない。
なぜならばネットショッピングで購入した品物が届く日だから…
『また新しい仲間が増えるのよ。仲良くしてあげてね…』
比奈子はベッドの下のピンクの小箱を見つめながらそっと呟いた。
日頃、OLとして頑張って働いている自分へのご褒美としてお給料日になるとネットを検索してこれは試してみたいと目にとまったモノを購入するのが楽しみのひとつだった。
時計に目をやると今回購入したモノがもうすぐ届くはずだった。
だが予定時間を経過してもドアのチャイムは鳴らなかった。
「遅れてるのかしら…」
ネットで荷物追跡をしてみると交通渋滞で10分の遅配が生じてるのがわかった。
『ああ…早く届かないかしら』
今回の購入したモノとは新型のバイブ。
バイブは数本持っているが今回の新型はクネクネと左右に動きながらローリングするという。
『ああ…ほんとに楽しみ』届けばすぐに試してみようとオナニーする準備は万端だった。
ブラを外し、薄地のタンクトップを選んだ。
しかもサイズが大きいのでブカブカなので胸元から手を忍ばせおっぱいが揉みやすい。
スカートも丈の短いマイクロミニでショーツはTバックをチョイスした。
早く届いてほしい…
先ほど履き替えたTバックがすでにぐっしょりと濡れていた。
待ちきれなくて指が股間に伸びかけたその時、「ピンポ~ン」待ち焦がれていたチャイムが鳴った。
「は~い」ウキウキと玄関のドアを開けた。
「お荷物です」
小箱を抱えたドライバーが宝物を献上しに来た従者に思えた。
「ここにハンコをお願いします」
ハンコを押して荷物を受け取ってもドライバーは玄関から立ち去ろうとしなかった。
「?」怪訝に思っていると「お嬢さん、その荷物、バイブだろ?」と言い出した。
「な、なんで?!」
「いつも配達するからわかるんですよ。箱の大きさと重さでね」
そう言いながらニヤリと笑った。
「故障していないか確かめてもらえませんかねえ…よくクレームが来るんですよ。届いたけど動かないってね。そのたびに返送するからとまたこちらに来なきゃいけないんでね」
いえ、大丈夫です。たとえ動かなくてもクレームなどしませんし、あなたにご足労をおかけしませんので。そう言いながら帰ってくださいと相手の胸を押すとその手を掴み、玄関のドアを閉めて部屋へ上がり込んだ。
「な、何をするんですか!人を呼びますよ!!」
「まあまあ、そう興奮しなさんな。これもバイブを買ってくれたあなたへのアフターサービスというものです」
拒む隙もなく宅配ドライバーに抱きすくめられ、唇を奪われた。
「や、やめてください」
「そう言いながらも俺を誘ってたんだろ?こんなスケスケタンクトップにノーブラなんてよ」
男のために身につけたタンクトップではないのにダブダブの裾が災いしていとも簡単に男の手を衣服の中に忍び込ませてしまった。
「ほ、ほんとに…やめて…あ!…だめ!!」
男の手が乳房を揉む。見ず知らずの男に胸をまさぐられているというのに大きな乳房をの中のピンクの乳首はあっという間に勃起した。
「ほらほら、こんなに乳首がビンビンになってるじゃねえか」
シャツを捲られ、顕になった乳房に顔を寄せて乳首をしゃぶり始めた。
「あ…ダメ…」タイプでもない男なのにオナニーでは得られない気持ちよさに体の力が抜ける。
「そうそう、最初からそうやっておとなしくしてりゃいいんだよ。すっげえ気持ちよくさせてやるからよぉ」
男に抱き上げられ、寝室に連れ込まれそのまま二人してベッドに倒れ込んだ。
「あんた、いやらしいパンツを穿いてるねえ」
わずかな生地のデルタ部分をグイッと横にずらされると秘所は無防備になり比奈子は女の大事な部分を男にさらけ出した。
男はドライブグローブを外すと、そのゴツゴツした指をいきなり膣に潜りこませた。
「やめて…手荒にしないで」
「と言いながら、案外こういうのが好きなんだろ?」
男の言うとおりだった。
犯され願望が密かにあった。
いつもオナニーをするときはこのようなシチュエーションを妄想しながらバイブを出し入れしていたのだから…
「どれ、何本入るか試してやろう」
散々人差し指でかき混ぜられたおま〇こはたっぷりと潤い指一本では物足りなくなっていたので拒む比奈子の言葉とは裏腹に膣口を開き更なる指の侵入を求めた。
「お嬢さん、指二本がすんなり入ったぜ」
もう一本入りそうだな。そう言うと男は一旦指を抜き三本まとめて挿入した。
「ダメ…きついです…」
太い男の指三本は比奈子が持っているどのバイブよりも太かった。
「おお!指がギチギチに締め付けられる。こりゃたまらんな」
でも俺のち〇ぽはもっと太いぜと男はズボンとパンツを同時にズリ下げて下半身を露わにした。
「確認するかい?ほら、触ってみなよ」
男は比奈子の手を取り無理やりペニスを握らせた。
「ふ、太いわ…」
ああ…こんなに太くて大きなおち〇ぽを挿入されたら壊されちゃう…
そんな比奈子の不安などお構いなしに男はTバックをずらした脇からグイグイと挿入し始めた。
クリトリスへの愛撫もクンニリングスさえなく、
ほとんど前戯などなく、唐突に挿入して高速で腰を振る男…
そう、これは愛の行為ではなく己の欲求を満たす犯罪まがいのSEXなのだ。
そんな凌辱の行為であったとしても比奈子は感じまくった。
男の動きにあわせて艶めかしい声で男の射精を促す。
挿入から全力疾走の男はものの数分で「逝っちまいそうだ」とねをあげた。
「まだダメよ!もっと、もっと頂戴!!」
比奈子は膣を締めて男のペニスをキリキリと締め上げた。
だがその締め上げが災いした。
あまりにも具合の良い比奈子のおま〇こに男は腰を引き、ペニスを抜くや否や比奈子のタンクトップに精液をぶちまけた。
「あんたのおま〇こ、すっげえよかったぜ。また玩具を配達したときは宜しく頼むぜ」
駐禁に引っかかるとまずいんでねと男はそそくさと帰っていった。
しばらくは放心状態だった比奈子はようやく躰を起こし、届いた荷物のパッケージを破いた。
そして中の玩具を取り出すと自分で慰めはじめた。
『ああ…やっぱり生の男にはかなわないわね…』
明日にでも新しい玩具を注文しよう。
今度は全裸でドライバーをお迎えするわ…
完
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