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2018.10.25 (Thu)

一区間だけのラブストーリー 第五話

第五話 ハムサンド

私が彼女にハマってしまった訳…

あれは昨年の年末のことだった。
歳末ということで
忘年会シーズン真っ只中ということもあり、
金曜の夜、終電間近の急行列車は
朝のラッシュを彷彿させるかのような混雑であった。

かくいう私も
忘年会を終え、二次会のカラオケにも無理やり参加させられて、
この深夜近くの帰宅時間となったわけだ。
酒に強い私もビールに始まり焼酎、日本酒と
イヤというほど呑まされていささか酔いが回り始めていた。

慌てて飛び乗った急行列車は運悪く
つり革にも手すりにも手が届かない場所に追いやられてしまった。
私の目の前には年の頃30になろうかという女性が
これまた頬を染めて電車に揺られていた。

つり革を持つ彼女の左手にはリングが光っていた。
『カルチェか…』
共働きなのだろうか…
こんなに遅くなって家庭は大丈夫なのだろうか…
子供がいたとしたらまだ小さいだろうに…
きっと今夜は旦那さんが子守り当番をしているのだろうな…

私は彼女の左手のリングを見つめながら
いろんな妄想にふけていた。
そんな時…電車がガタンと大きく揺れた。
ウッカリしていた、
この路線は都心を離れると山あいを走り抜けるので
左右に何度も揺れるのだった。
「おっとっと…」
私はバランスを崩してしまい、彼女の背に体を預ける形となってしまった。
クニュッとした感触が私の右手の甲に感じられた。
彼女のヒップに私の右手の甲がものの見事に食い込んでしまっていた。
「すいません…」
痴漢と疑われては厄介なので私は彼女に謝った。
彼女はこちらを振り向きもせず、ただ黙ってコクリと肯いた。

これから先、電車は何度も揺れる。
私はしっかりと足を踏ん張った。
ガタン…また大きく電車が揺れたが私はバランスを崩すことなく仁王立ちしていた。
だが今度は彼女がつり革を持っているにもかかわらず
私にもたれかかってきたのである。
彼女の体を支えるべく、自然と私の手の甲は
彼女のヒップへと…

彼女は再びペコリと頭を下げた。
いやいや、お互い様ですし…
今度は私が彼女の背後で頭を下げた。

そうこうするうちに
そのうち、電車が揺れなくても彼女は私に体を預けるようになった。
酔いが回ってしんどいのだろうか…
最初はそう思っていたが、彼女のヒップがクイクイと動き、
私の手の甲を責め始めました。

これは一体…

そう、彼女は誘っているのだ。
私に尻を触れと催促しているのだ。

私はそう思い、文字通り手のひらを返して
彼女のヒップの谷閒を撫で上げた。

「あんっ…」
微かに彼女は声を漏らした。
何事かと彼女の前に立っていた婦人が怪訝そうに
彼女を見つめた。
なんでもないのと言わんばかりに彼女は婦人にペコリと頭を下げた。
婦人もまた安心したかのように彼女に背を向けて車窓の景色を眺めはじめた。

こうなると私の手の動きも大胆になっていきます。
人差し指を立てて、彼女のヒップの谷閒を何度も上下に攻めました。
指がアナル付近を通過する度に体をビクンと震わせ、
ますます私に尻を寄せ付けてきたのです。

こうなりゃ尻を思いっきり揉んでみるかと
思い始めた私の欲望を遮るように
降車しなければいけない駅に着いてしまったのです。

このモヤモヤした気分を妻にぶつけて今夜はタップリ可愛がってやるか…
そんな事を思いながらホームを改札に向かって歩いていると、
不意に二の腕を掴まれたのでした。
驚いて振り返ると、先程まで私が尻を触っていた女性でした。

「あなた、私のお尻を触りましたよね?」

駅員に通報されるのか?
警察沙汰になるのか?
私のサラリーマン生活にピリオドが打たれるのか?
でも、でも…
彼女も満更ではなかったのではないか?

「あのね…したくなっちゃったの…」

「は?」

「もう!野暮ねえ…あのね、触られてセックスがしたくなったの!」

私は彼女が何を言ってるのか理解ができなかった。
だが、駅員に痴漢だと突き出す事はしないのだなとだけはわかった。
こんな小説のような出会いというのはアリなのか?
もしかしたらこのまま腕を組んで
駅前の交番にでも連れて行かれるのではないかと期待半分、不安半分だった。

駅前の繁華街を抜けると彼女は路地裏に私を連れて行き
街灯の届かない暗がりで私に抱きつきキスをした。
そして私の股間に手を伸ばして半勃起しているイチモツを弄った。

自宅まではかなり距離があるとはいえ、
毎日利用する駅なのだ。
どこで知り合いに見られるかわかったものじゃない。

「いくら暗がりでも路上はまずいよ」
今度は逆に私が彼女の手を取ってタクシーに飛び乗った。
行き先はもちろんラブホテルだ。

車内でも彼女は積極的で私の手を自分の乳房に導いた。
私は彼女のブラウスの第2ボタンを外して、
その隙間から手を忍び込ませた。
大きな乳房だった。
ブラジャーの上からしばらくその豊満な乳房の感触を楽しんだ後、
ブラジャーのカップの隙間から直に乳房を揉んだ。

「あぁ~ん…」
彼女甘い声を出したのでタクシードライバーがバックミラーで二人を観察していた。
私はバックミラー越しにドライバーに向かって
『いいだろ。こんな上玉をゲットしたぜ』とばかりにニヤリと笑ってやった。

ラブホテルの一室に入るなり、
彼女はひざまづきスラックスのファスナーを下ろし、
イチモツを引きずり出すとしゃぶり始めた。

「おいおい…まだシャワーも済んでないってのに…」

「いいの。このままの方が男の味がたっぷりするから」
あなただって女の味がプンプン匂うおまんこを舐めたいでしょ?
彼女の挑発に私は興奮して彼女をベッドに押し倒し、
スカートを捲り上げてパンスト越しに彼女の股間の匂いを吸い込んだ。
汗のすっぱい匂いと小便臭さの奥から女性特有のチーズ臭が私の嗅覚を喜ばせた。

お互いの衣服をもどかしくも荒々しく脱がせ、
今日一日の汗と汚れを互いの舌で綺麗に舐め取ってゆく…
彼女の女性自身を飾る陰毛はかなりの剛毛で密林に覆われていた。
私の舌先は、そのジャングルを掻き分け、
オアシスの泉から湧き出る清水を犬や猫が水を飲むようにピチャピチャと音を立てて飲んだ。

彼女も私のクンニに応えるかのように
フルに勃起したペニスを喉の奥深くまでスロートしてくれた。

「私の体に火を付けたんだからちゃんと満足させてね」

積極的な女だった。
人妻をこうしてホテルの一室に連れ込んで
抱き合っているのだというシチュエーションが私を燃え上がらせた。
妻とセックスするときでも最近はこんなに硬くならなかったのが
20代のころのような硬さが甦っていた。
いや、これほど勃起しているのは彼女の巧みな技巧のおかげかもしれなかった。

彼女は私の金玉も口に含み、何度も舌の上で転がした。
おまけにあろう事か私におむつを換えさせるポーズをとらせて
尻毛がビッシリ生えている尻の谷閒やアナルを舌で責めるのだった。
おびただしいほどの我慢汁がペニスの先からこぼれた。

お返しだと言わんばかりに私は中指で彼女のおまんこを突きながら
太い親指をアナルに突き立てた。

「ダメ…二つの穴同時だなんて…私、逝きそうよ」

「逝けばいいさ。何度も逝けばいい」

彼女の悶え方から察するに
きっとアナルセックスさえ経験済みだろう。
尻穴にも突き立ててみたいが
まずはおまんこに挿入だ。

私は彼女をまんぐり返すと、そのまま真上から彼女を貫いた。

「見えるかい?俺のが突き刺さっているのが」

「見える!見えるわ!あなたの太いのが私の中に…」

彼女は挿入を楽しむかのキュッ、キュッと膣を締めてくる。
なんとも心地良いおまんこなのだ。
しかし、ジャングルのような剛毛の翳りが魅力を半減させる。
剃ってしまえばいいのにとピストンしながら囁いてみると
「ダメ…そんなことをしたら主人に怪しまれるわ」

主人というワードに私はまたまた興奮した。
今まさに私は人の女房を寝取っているのだ。
どこの誰かも知らない女とセックスする事がこんなにも気持ちいいとは…
『ほら、あんたの女房は俺のペニスを突っ込まれてよがっているぜ』
私は心の中でなんともいえぬ征服感に浸っていた。

さあ、今度はバックから犯してやるよ。
そう告げて体位を変えようとしたら、
「いやん…一度にいろんな事をしてしまうとこれから先の楽しみがなくなるわ」と言った。

これから先?
ではまた次があるってことかい?

「私はいつもあの時間の電車のあの車両に乗っているわ
あなたさえよければ私を見つけて誘って欲しいの…」

そんなのお安いご用だ。
彼女と落ち合って、
こうしてセックスできるのなら毎晩でも残業してあの電車に乗ってやる。

またこうしてランデブーしてセックス出来るのだと思う安心感で瞬く間に絶頂がやって来た。

「い、逝くよ!」
そう告げてペニスを抜いて膣外射精をしようとしたが
彼女がそれを許さなかった。

「私、妊娠しないの!だから中で…中に熱いザーメンを頂戴!」
女の言うことを真に受けて良いものかどうか、
判断を下す前に私のペニスが爆発した。

生挿入で中出ししたのはいつ以来だろう。
これこそがセックスの醍醐味だ。
私はペニスをピクピクさせながら
最後の一滴まで彼女に注ぎ込んだ。


彼女は名前も連絡先さえ教えてくれなかった。
でもそんなものは必要ない。
彼女を抱きたくなったときは、
あの電車のあの車両で彼女を見つければいいのだから。

私は、今夜もまた終電間近のあの電車で彼女を見つけ
尻を撫でている。
















テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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