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2019.02.09 (Sat)

ピンクの扉 第二章 10

智一と亜里砂が妖しい関係を結んでいる頃、
桃子は男とラブホテルの一室にいた。

昼間に半ば強引に青姦され、
桃子の心は男から急激に遠ざかった。
男の問い掛けにわざと無視したり、
会話のキャッチボールさえ成り立っていなかった。

よそよそしくなった桃子に普通の男なら
虫の居所が悪くなったなと感じるのだろうが
この男は鈍感というか女の扱いに慣れていないというか
自分に興味がなくなっているということにさえ気づかずにいた。

「なあ、せっかくこういうところに泊まったんだから
一緒に風呂に入らないか?」
昼間、私にイヤな思いをさせておきながら
馴れ馴れしいわ…
この人、鈍感なのかしら。
私が不機嫌になっていることも気づいていないの?

「ごめんなさい、今日は疲れちゃったから一人でゆっくり湯船に浸かりたいわ」
そう言ってやんわりと拒否してやりました。
そんなにイヤならサッサと別れてしまえばいいと思われそうですが、
今、私がどの辺りにいるのかもわからず、
すれ違う車さえなく、ひたすら一本道が伸びる広大な大地を
ひとり旅できるほど私は大胆な神経の持ち主ではなかったんです。
それにお別れするにしても逃げるように別れるんじゃなく、
どこかの駅で綺麗にサヨナラをしたかったんです。

大きなバスタブにお湯を張り、
手足を伸ばして浸かっていると疲れが溶け出してゆきます。
昼間にあんな変態チックな行為がなければ
多分私たちはもっと楽しい撮影旅行を続ける事が出来たはずです。

そんなことを考えていると、
おもむろにバスルームのドアが開いて彼が入ってきました。
『えっ?一人で入らせてとお願いしたのに…』
唖然としていると「待ちきれなくて来ちゃった」と
悪びれた様子もなく有無を言わせずに
バスタブの私に近づいてきました。

「ねえ、やめて…悪いけど今夜はそんな気分になれないのよ」
私が拒んでいるのに彼は聞こえていないように
堂々とバスタブの中に入ってきて私を背後から抱きしめてきました。
温かいお湯の中なのに私はゾゾゾと寒気が走りました。
私は思わず彼に背を丸めて拒みました。
でも彼はお構いなく私の背中に密着すると
後ろから腕を回しておっぱいを揉み始めたんです。

14_20190207175310842.jpg 

「服を着たまんまの立ちマンもいいけど
やっぱりこうして素っ裸の方が素敵だよ」
彼の甘い言葉にも私には悪魔の呪文に聞こえました。
でも拒めませんでした。
なぜならレンタカー代やら食事代など
彼には予定外の散財をさせてしまっているんですもの…

彼の手が私の肩を抱き対面するように促します。
一宿一飯の恩義ではないけれど、
今一度彼の望むようにしてあげようと思いました。
バスタブの中で対面すると、彼は待ってましたとばかりに
私のおっぱいを揉み始めました。
お湯の浮力のおかげで垂れ気味のおっぱいも
20代の頃のように張りがあり、乳首も上を向いていました。
彼はお湯の中に顔を半分水没させながら乳首に吸いつきました。
チュバチュバと乳首を吸っているのか
お湯を啜っているのかわからないような感じなので
私は吹きだしてしまうのを必死に堪えました。

やがて息が続かなくなった彼は顔を出して私の唇に吸いつきはじめました。
唇を舐め回しながら私の手を取り自分の股間に導いたのです。
手でちんぽを触って欲しいのがわかっていた私は彼の望み通りにシコシコしてあげました。
彼は気持ちいいのか私の顔を舐めながらハアハアと荒い呼吸を私の顔面に浴びせました。
私の手技でそんなに興奮されたら私だって満更な気分になってしまいます。
シコシコしながら、もう片方の手の指で亀頭を撫でてあげました。
亀頭の先からは我慢汁が出ているのか、
お湯の中でもヌルッとした感触が指先に伝わりました。

「気持ちイイ…なあ、頼むよ」
彼はバスタブの中で腰を上げて勃起したちんぽを水面からせり上げました。
私は手でお湯をすくい、二三度ちんぽを洗って太い彼のモノをお口に含みました。
彼の太さに慣れてきたと言うのでしょうか、
昨夜より上手にフェラチオをしてあげる事が出来ました。

tumblr_mccdpp9mbY1rgxuzno1_1280.jpg 

「お前のフェラチオ最高だ」
私の呼称が『桃子さん』から『桃子』に変わり、そして今、『お前』になりました。
彼の女として格が上がったのか、
それとも所有物として見下げられていっているのかわかりませんでしたが、
彼の人格よりも今は私の大人のおもちゃとして
彼のちんぽをディルドに見立ててちんぽだけを楽しもうと思いました。

やがて腰をせり上げている状態が辛くなったのか、
彼が腰を落とすと生身のディルドが私の口から逃げていきました。

「お前も濡れてるんじゃないのか?」
そう言うと彼の指は私のおま〇こを触りはじめたのです。
触られて彼の指先がヌルッとした感触になったのでビックリしてしまいました。
彼への愛情が冷めたにも関わらず、私のおま〇こは驚くほど濡れていたのですもの…

「ベッドへ行こう、今夜は安ホテルのシングルベッドじゃなく
キングサイズのベッドだからいろんな体位でお前を逝かせてやるよ」
有無を言わさず彼は私の手を取りバスルームから引きずり出すと、
濡れた体の私をベッドに突き放しました。
そして彼の手にはいつの間にかバスルームのボディーソープのボトルが握られていて、
私をうつ伏せにさせると私の尻穴にボディーソープの液体を塗りつけたのです。

「な、何をするの!」

「いろんな体位で楽しむと宣言したろ?
もちろんいろんな穴でも愉しむという意味も含まれているのさ」
そう言うなり指二本をアナルにつっこんだのです。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  ピンクの扉  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

( `ー´)ノ

この夫にしてこの妻あり!

似た者夫婦とはこのことですね~(>_<)
なつみ |  2020.09.26(土) 20:55 | URL |  【編集】

Re: ( `ー´)ノ

なつみさん、コメントありがとうございます
世の中、似た者夫婦って多くないですか?
やはりそういうもの同士が惹かれ会うのだと思います
ほーくん |  2020.09.28(月) 09:04 | URL |  【編集】

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