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2021.03.12 (Fri)

カクテル好きな女たち 5

「あなたはもっと自分の体を大事になさい」
私、坂下美智子は生活指導の教師として
パパ活している生徒を補導しました。
予定していたお金をフイにしたことで
彼女はふくれっ面です。
生徒の名は木下祈愛。
祈愛と書いて「のあ」と読むそうです。
まあいわゆるキラキラネームというやつね。
彼女がどこかのオヤジとラブホに入る寸前に捕まえました。
ご両親に連絡してみたけどどちらにも繋がりません。
「私をどうする気?
警察に連れていくのならさっさと連れていきなさいよ!」
あらあら威勢のいいこと…
でも道端で話す内容じゃないわね
そのように言うと「じゃあ、そこのお店でお説教を聞くわ」と
バーと看板が上がっているあからさまにお酒を提供する店に祈愛は勝手に入りました。
「そこは未成年が入る店じゃないの!」
私は慌てて彼女の後を追って店に飛び込みました。

「お客さん、ここは娘さんを連れてくる店ではないですよ」
店のマスターが制服姿の祈愛を見つめて私に苦情を言いました。
「すいません」平謝りで彼女の手を取って出ていこうとするのを彼女は振り払いました。
「ノンアルコールぐらいあるんでしょ?それを出してよ」
悪態をつくと祈愛はソファにどっかりと腰を落としました。
面倒な客だなと露骨に表情に出しながらマスターはコーヒーを煎れ始めました。
「せめてお母さんにはカクテルを呑んでもらいますよ
コーヒーじゃ売り上げが薄いんでね」
「母親じゃありません」
「こんなやつ母親じゃないしぃ」
二人して否定の声をあげましたがマスターはどうでもいいと謝罪の言葉を口にしませんでした。
「はい、コーヒーです。それとあなたには『モスコミュール』をどうぞ」
仲直りというカクテル言葉があるんですよとマスターは解説してくれた。

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私は誠意をもって祈愛に語り掛けましたが
まったく彼女の心に響いてくれないようです。
「この子は愛に飢えているんですよ」
ふいにマスターが会話に割り込み私たちのソファに座りました。
「ちょっと、おっさんは関係ねえだろ!」
睨み付ける折愛の頬に手を添えていきなりマスターがキスをしました。彼はキスだけじゃなく彼女の胸も揉み始めました。
「何を!?」
驚きました。見ず知らずの、それも未成年の女の子にキスするなんて。
「変態!気持ち悪いんだよ」
祈愛は店を飛び出して行きました。
「これで見ず知らずのオヤジにキスされたり
体を触られるというのがどれほど気持ち悪いかわかったんじゃないかな」
見ず知らずの男にキスされて、
その先を期待するのはあなたぐらいの年齢になってからでしょうねと
男は言って今度は私にキスをしました。
「ちょっとやめて下さい!」
彼の頬をひっぱたいてやりたかったけど、
何故か躊躇してしまいました。
「あなたはかなりストレスが溜まっているんじゃないですか?
あの子を説得させる言葉にかなりのトゲがありました」
図星でした。彼氏にフラれてむしゃくしゃしていた私は
まるで魔女狩りでもするように夜の街を歩いて、
遊んでいる生徒を捕まえようと躍起になってましたから。
「こう見えて私は指圧の心得がありましてね、
横になりなさい
体を揉んでリラックスさせてあげますから」
有無を言わせず彼は私をソファに寝転げさせて
腰を揉み始めました。
抵抗しようと思いましたが思いの外、案外と上手で…
少しウトウトし始めたとき、男の手がお尻に!
「そこは大丈夫ですから!」
起き上がって逃げようと思いましたが
「ついでにヒップアップの指圧もしてあげますよ
せっかくの美人なのにお尻が垂れていたら台無しですからね」
男に言いくるめられて私は逃げるきっかけを失ってしまいました。

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それに案外とこの男は、悪い男ではないと思い始めていたのも事実です。
体と共に心もほぐれていくというのでしょうか、
私、大胆にも「バストアップの指圧ってあるのかしら?」と
仰向けになりました。
「えっと…じゃあ、胸筋をほぐしましょうか」
男がブラジャーが邪魔だというので私はブラジャーを外しました。
もちろん上半身は裸です。
最初は脇のところを揉んでいましたが、
男の手が乳房を襲ってくるのにそんなに時間を要しませんでした。
「バストアップ、必要ないんじゃないですか?」
男は私の乳房を優しく揉みまくります。
もはや指圧というのは名目上で、すでに男と女の戯れになっていました。

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私の体の上にのし掛かる彼の股間のモノが私の太ももをツンツンしていました。
「あなたこそ股間の大事なところが凝(こ)っているんじゃないの?」
お返しよと私は男の大事なモノを揉んであげました。
こうなると大人の男と女ですもの、なるようになってしまいます。
「ね、誰も来ないように鍵をかけて…」
一旦、私の体から離れて男がドアの鍵をかけに行った隙間に
私は全裸になりました。
頂いたカクテルに酔わされて、私ったら大胆になってしまったようです。
裸の私を見て、彼も何も言わずに脱衣を始めました。
男と女の関係って長いプロセスをかけなくても
結ばれるものだわと私は自分に言いきかせました。
彼をソファに座らせて対面で私は彼の上に座りました。
彼のモノが元気に上を向いていたお陰で
数回腰を揺らすだけで私の中に入ってきました。
「いい表情だ」
彼は右手で乳房を揉み、左手で尻を優しく愛撫してくれます。
ぐちゅぐちゅ、じゅぽじゅぽ…
いやらしい音がBGMのように狭い店内に流れます。
その主音律に混じって私の「ああん」とか「凄いわ」という
ボーカルが淫らな楽曲に仕上げていきます。
やがて私のボーカルがクレッシェンドとなり壮大な組曲になってゆきました。
体の相性ってあると思うんです。
見ず知らずのバーのマスターですが、
彼のペニスは私のヴァギナに、ぴったりとフィットしました。
長さも太さも私の好みです。

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「どうだ、気持ちいいだろ」とか
「よく締まるおまんこだ」と言った余計なおしゃべりもなく、
ひたすら腰を振ってくれるのも私の理想とする男そのものでした。
「もっと!もっとよ!!」
私って貪欲なのかしら、男が顔を歪めて体力の限界に来てるであろうに、
もっと腰を振ってほしいとおねだりしちゃうんですもの。
やがて彼がギブアップしました。
「あああ!出る!!」
中出しされては困るので、私は腰をあげて結合を解きました。
ただ、空中に射精させるのは可哀想なので
とっさにペニスの亀頭部分を口に含んでやり、肉茎を手でシコシコしてあげました。
途端にドクン!と口の中に衝撃が訪れ、
ちょっぴり塩辛くて生臭い香りに包まれてしまいました。
インターバルを取って、もう一度セックスをしたかったけど
彼の疲れきった表情を見たらこれじゃあ無理ねと思いました。

「お勘定をお願い」
服を着て身嗜みを整えて私は支払いを済ませようとしましたが
彼はソファから起き上がれずにハアハアと呼吸を整えるのが精一杯でした。
「じゃあ、ツケといてよ、
また来るからまとめて支払うわ」
お弁当を作ってきたら食べてくれるかしら?
私は新しい恋が始まった気になって足取りも軽くお店をあとにしました。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

05:04  |  カクテル好きな女たち  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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