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2018.06.12 (Tue)

白い雫(あすか原案) 6

順也の悪友、直樹は自宅のベッドに横たわり
パジャマのズボンと下着を器用に脱ぎ捨てると、
天井に向かってそそり立つペニスを握りしめた。

小学校の修学旅行で風呂に入るとき、
ペニスが大きいとクラスメートから羨望の眼差しを受けた。
直樹自身、確かに巨根だと思っていた。
すでに夏休み前には脱皮を終え、その亀頭はエラを張りまくっている。
巨根が自慢である反面、憂鬱になることもある。
ジーンズを履けば、内腿にくっきりと竿のシルエットがでてしまう。
上向きに収めると今度は亀頭が顔を覗かせてしまう。

『でかけりゃいいってもんでもないよな。』
いっそのこと順也みたいな祖チンがよかったよ、などと呟きながら、
下半身を裸にした本来の目的に意識をもどす。

左手には脱衣かごから拝借してきた姉貴のパンティを握りしめている。

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直樹のオナニー暦は小5のころからだ。
5歳年上の兄貴から、性教育を受け、
すっかりマセたガキになってしまっていた。
顔はいくらか少年の面影を残すものの、股間はすでに立派な大人だ。
握りしめたパンティを目の前にかざし、
『それにしても、姉貴の奴、色っぺえパンツ履いてやがるなあ』と呟いた。

2歳年上の姉貴は長風呂で、ゆうに小一時間は風呂場から出てこない。
それに気付いた直樹は、姉貴が風呂に入るやいなや脱衣場から下着を拝借し、
こうしておかずにしていたのだ。

『おっ!』姉貴のパンティの布が二重になっている股間部分に、
縦長のうっすらとした薄黄色のシミを見つけた。

「へへっ、今夜はラッキー。シミつきパンツじゃん」
直樹はシミが付いた部分を鼻先にあてがい、思いっきり匂いを嗅いだ。
『このチーズ臭、たまんねえ』
匂いを堪能しながら、自分の怒張を上下にしごいた。

『ああ・・・たまんねえ・・早く女を抱きてえなあ』
まだ見ぬ女性の秘所を空想しながら、右手の動きのスピードを加速させた。
神経のすべてがペニスに集中している。
大量の精液が今や噴出しようとしているまさにそのとき・・・

「直樹、福山のCD貸し・・・て・・・!」
姉貴が部屋へ入ってきた。

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『なんで!!早すぎるじゃん!!』
慌てて隠そうとしたが、その途端マグマが噴出した。
「あああっ」
止めようとしても噴出は止まらない。
それどころかマグマは2度3度と天井をめがけ噴出した。

「ちょ、ちょっと、あんた何やってんのよ!…
あっ、それ私のパンティじゃない!
見当たらないと思ったら…」

やべえ!ばれちまった!
余計な考え事してたもんだから、けっこう時間をくっちまったのか!
とりあえず、言い訳、言い訳・・・ダメだ言い訳のしようがねえ。
なんせ、モロに見られちまったんだから・・・。
「姉ちゃん、ごめん!」
とりあえず、この場は謝るしかないだろう。

「冗談じゃないわよ!変態!!」
顔を真っ赤にして怒っている・・・。
とりあえずパンツは返そう。

「ほんとにゴメン、これ、返すよ」
握りしめたパンツを姉貴に差し出した。

「いらないわよ!そんなもん!母さんに言いつけてやる」
踵を返し、部屋から出て行こうとする姉貴をあわてて後ろから羽交い絞めにした。
「ちょっ、ちょっとやめてよ!」
暴れる姉貴を押さえ込もうとしたがバランスを崩し、二人してベッドに倒れこんだ。

俺の鼻腔に姉貴の風呂上りのいい匂いが侵入してきた。
気付くといつのまにか俺は姉貴に馬乗りになっていた。
暴れたときにパジャマのボタンが取れてしまったのだろう、
姉貴の胸がはだけて、さほど大きくない胸があらわになっていた。
興奮してしまったのか俺のペニスが再びギンギンに勃起してしまった。

「わかったわ、母さんにも誰にも今夜のことは言わない。・・・
だからお願い、離して・・・」
興奮している俺には言葉が耳に入ってきていても理解する能力を失っていた。

『できる!今ならSEXをできる。これは滅多に無いチャンスだ!!』
姉貴のパジャマのズボンに手をかけ引き剥がそうとした。

「やだ!なに考えてるのよ。叫ぶわよ!」
うるさい女だ。とりあえず口を塞ごう。
俺は、姉貴の唇に自分の唇を重ねた。
「ううっ・・ううう・・・」
最初は抵抗していたが、やがて姉貴の身体から力が抜け始めた。
手を股間に伸ばしパジャマの上から弄(まさぐ)ると、
やけに湿った感触があった。

『姉貴の奴、濡らしてやがる・・・』

指に力を入れグリグリと中に押し込むように揉んでやる。

「ああん・・・」

唇で塞いだ口から喘ぎ声を漏らし始めた。
もう大丈夫だろう。姉貴の口を自由にしてやった。
そして姉貴の耳を舌で攻めてやった。

「はあん、いやん・・・・」

「姉貴・・・感じてるんだろ?」
耳元でささやいてやると。

「バカ・・・」そういって姉貴から再び唇を求めてきた。
舌をだしてやると、おいしそうにチュバチュバと吸い付きやがる。

ズリュズリュ・・・べちゃべちゃ・・・・
部屋中に二つの軟体動物の絡み合う卑猥な音が響いた。

もう姉貴を押さえ込む必要がなくなり自由となった両手を使い、
パジャマと下着を脱がしてやった。
脱がすとき、姉貴が少しお尻を浮かせてくれたので
思いのほかすんなりと脱がすことができた。
じかに姉貴の秘壺を弄ると、
そこは小便を漏らしたようにビチョビチョだった。

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「すげえ濡れてるぜ」
そう言ってやると、またジュルジュルと潤いを増してきた。

「だって、直樹の・・・そんな大きいのをまともに見たんだもん・・・
ビックリして怒ったふりしたけど、
ほんとはその大きいので突いてほしくてたまらなかったの・・・。」

「じゃあ、挿入(い)れてもいいのか?俺たち姉弟だぜ」
こんな俺にもモラルってもんは理解してるつもりだ。

「別に減るもんじゃないし、だまってりゃいいのよ。」
さすが俺の姉貴だ。物分りがいいぜ。

それじゃあ、お言葉に甘えて・・・

姉貴の足の間に腰を割り込ませて
挿入(い)れようとしてガンガンに突きまくった。
だが、俺のチンポは壁に跳ね返され
姉貴の柔肌を擦るだけだった・・・・

「いたい!バカ!・・・そんなとこじゃないわよ!」
姉貴が俺のペニスに手を添えて導いてくれた。

かっこよく自分で突き刺したかったが初めてなんだからまあ仕方ないか。
穴がわからず、がむしゃらに突きまくるうちに
興奮しすぎて挿入前に果ててしまうというのもよくある話だ。

「ここよ、そのまま前へ突き出して・・・
そう!そこよ!・・・はう!!・・・あああああ!!!!!」

やった!ヌリュッとした感覚をペニスの先端に感じたと思った途端、
ペニス全体が柔らかい肉壁に包み込まれていった。
姉貴のアシストがあったとはいえ、
ちゃんと挿入(い)れることができた、
ついに、ついに俺は男になったんだ!!!!!!!

挿入(い)れてしまえばこっちのものとばかりに、
直樹は若さにまかせてガンガン突きまくった。
睾丸が姉貴のプリプリのお尻にあたりパコパコと音が鳴った。

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姉貴のヴァギナは締まりが抜群で
俺のペニスをキリキリと締め付ける。

「どう?・・お姉ちゃんのアソコ・・・気持ちいいでしょ?」

「いいオマンコだよ!最高だ!」

「うれしい、もっともっと気持ちよくさせてあげる。だからいっぱい突いてえ・・・」

さっき一度、射精したおかげで絶頂を迎えるにはまだまだ余裕があった。

「あん、ああ・・・やん、あん・・」
一突きごとに姉貴が喘いでいる。
姉貴の奴けっこう色っぽい声だすじゃねえかよ。
「いいよう・・直樹のおっきくて当たるの・・
おねえちゃんの子宮に・・当たるの・・ああん、あああ・・・。」

その声を聞く度に俺のペニスはどんどん強度を増していくようだ。

俺は自慢のペニスを姉貴のオマンコから
出しては入れ、入れては出してを繰り返した。
ジュポ・・・クチュッ・・・・ジュポ・・・クチュッ・・・

部屋中に姉貴のオマンコを開け閉めする音が卑猥なリズムを奏でた。


「ああああ!!!・・・それ・・・す、すごくいいよぉ~~
ど、どこでそんなの・・・覚えたのよぉ~~・・・
あああ!!イイ!!!・・・
あん・・だめ!!!・・・逝くよぉ、直樹、お姉ちゃん逝っちゃうよぉ・・ああん・・」

さあいけ!俺のペニスでいきやがれ!

「ダメ!だめよ・・・お願い、一緒に逝ってぇ・・・」
ようやく俺のペニスにも限界が近づきつつあった。
よし、姉貴と一緒に登りつめてやろうじゃねえか。

絶頂の波が俺を襲ってきやがった!
あああ・・・!!!だめだ・・・・!!!
くっ!!!限界だ~~~~

俺は熱いマグマを姉貴の子宮にしこたまぶっかけてやった・・・



「直樹~」とやけにのんびりと俺を呼ぶ姉貴の声がした。

『なんだあ~?さっきまでアンアン喘いでたくせに』

どういうことだ?と思ってると、
「直樹~入るよ~」と声がした。
えっ?なに?入るよって・・・
ガチャッとドアが開く音とともに、
「直樹!いつまで寝てるの!」と姉貴の怒声がした。

ハッ!と目が覚めた!夢?
俺は姉貴とヤッている夢を見てたのか?

「直樹!早くしないと遅刻するよ!」

現実の姉貴はやっぱり全然かわいくねえ!!

起き上がろうとして
ハッと気付いた!

パンツの前が・・・・
濡れてる・・・

ヤバっ!!!!
恐る恐るパンツを捲ってみると
俺のチンポはものの見事にザーメンまみれになっていた。

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2018.06.14 (Thu)

白い雫(あすか原案) 7

あの夏合宿でお互いの性器を弄りあってから、
美智子と順也は美智子の部屋で勉強を教えるという口実で
あの夜と同じように美智子は順也のおちんちんをしゃぶってあげたり
順也に美智子の体を愛撫してもらったりしていた。

そして今日も互いに何度もエクスタシーを向かえた後、
満足しきった顔で順也は帰っていった。
股間の痺れるような余韻にひたりながら、里中美智子は考えていた。
最初はこんなつもりじゃなかった。

いつも、弟がほしいと思っていた。
そこへ、かわいい順也が入部してきた。

順也は弟として理想のタイプだった。
夏合宿で肝試しのペアになったとき、
これは、神様がくれた最高のプレゼントだと思った。

暗い夜道で、順也と二人っきりになったときに、
少しエッチなお姉さんを演じてみたくなった。
と、同時に姉として、無垢な弟に恋の手ほどきをしてあげたい衝動にかられて、
つい、あんなことをしてしまった。
お互いの体を弄りあい、舐めあい、すべてを曝け出した。
だが、あの夜から今日に至るまで最後の一線はまだ越えていなかった。

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無垢な弟のような順也は、私の虜になった。
でもそこには姉弟愛もなければ、純粋な男女間の恋愛感情もない・・・
ただ、互いに性欲の処理としてのパートナー・・・


順也はかわいい。でも、男として見る事はできない。
順也は私をどう見ているんだろう?
SEXの手ほどきをしてくれる先生?
きれいでセクシーなお姉さん?
Hでフェラチオ好きな先輩?
オマンコを舐めさせてくれるただの女?

どう思われてもいい
ただ、感情が高ぶって抱きたいと言ってきたらどうしょう・・・
今のところはまだ大丈夫、順也は私のことを決して美智子って名前で呼ばない。
いつも『里中さん』だ。
そう呼ばれているうちは、恋愛感情は芽生えていないと考えていいかもしれない。

ただ、順也の性の進歩は著しい。
近い将来、きっと抱きたい、挿入したいと言ってくるだろう。
そうなったら・・・

実は、里中美智子はまだ処女だった。
初めての男は経験豊かな男がいい。
処女を捧げる男性は手馴れた男に抱いてもらいたいとずっと思っていた。
だから順也にはあげることができない。
求められた時が、この甘い関係の終焉を迎える時だ。
ならば、順也に求められる前に、女になっておきたい。
そうすれば、順也を拒む理由は無くなる。
甘い関係を解消する必要もなくなる。
私を女にしてくれる男・・・経験豊かな若い男・・・
誰がいいだろう・・・。

化粧をして、大人ぶった衣装で夜の街に出れば、誰かが声をかけてくれるだろうか。
だめだ。声をかけてきた男が経験豊かで上手とは限らない。

そうだ!従兄弟の良明なら・・・
ときたま街で見かけるが、その度にちがう女を連れて歩いている。
聞けば高2の若さで、すでに何十人もの女と寝たと自慢げに話していたっけ。
良明ならば私を女にしてくれる相手として申し分ないだろう。

美智子はベッドから体を起こして、携帯電話を手に取った。
テンキーを押す指が微かに震えている。
『やだ、もう緊張してる…女にしてもらえるのよ。喜びなさい美智子』
自分自身を励ましながらテンキーを押し終えた。
ツゥルルル・・ツゥルルル・・
何度目かの呼び出し音の後、『はい』と、良明の声がした。
「もしもし、良明?私、美智子です。…ええ、お久しぶりです」
折り入って話しがあると用件を話し、良明の都合のいい日時に会うことにした。

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。。。。。。。。。。。。。。

通話を終えた良明は訝しがっていた。
久しぶりに美智子が電話してきて会いたいといいやがった。
いったいなんの用があるってんだ?
まあいいか。かわいいし、スタイルも悪くないし、連れて歩いても恥ずかしくない女だ。
ただ、あの日焼けは、なんとかなんねえかな。せっかくの美貌が台無しだぜ。

当日、里中良明は約束の時間よりやや早めに、待ち合わせの場所に着き美智子を待った。
『いったい、話ってなんだろう?洋服の買い物にでも付き合わせようってのか?
まさかお気に入りの服を買ってくれっていうんじゃないだろうな。』
やらせてくれる女なら、撒き餌のつもりで金を使うのも悪くないが、
従兄弟じゃそんな余計な金など使いたくもねえなと良明は思っていた。

約束の時間ちょうどに美智子はやってきた。

「お待たせ。待った?」

「いいや、俺もさっき来たとこだから。」
なんだか今日の美智子、やけにおしゃれじゃねえか。
それにちょっと会わないうちに、色っぽくなりやがったなと思いながら並んで歩き始めた。

「話ってなんだい?」

「そうね、歩きながらってのもなんだし、どこかでお茶しながらでも話すわ。」
そう言いながら美智子はさりげなく腕をからめてきた。
なんだかまんざらでもねえなと思いながら、腕に当たる美智子の胸の膨らみを楽しんだ。
とりあえず、この店でいいかと近場の喫茶店の席に落ち着いた。


「そろそろ本題に入ろうじゃないか。」
ウエイトレスが二つのコーヒーをテーブルに置き、
立ち去ったのを確認した後、少し苛立ちを覚えながら美智子に話しかけた。

「あのね、良明と行きたい所があるの。」

「行きたい所?」
ほらきた、どうせどこかの百貨店にでも連れて行けって言うんだろ。

良明の顔に不満気な色が浮かんだのを美智子は感じた。

「あのね、ショッピングに付き合えってとかじゃないのよ。・・・
行きたい所ってのはね・・・どういえばいいかなあ・・・
ソファがあってね、テレビもあるの。エアコンもよくきいていて、
汗を流すバスルームがあって、とても大きなベッドもあるところ。」

おいおい、まさか・・・・「それって・・・ラブホ?」
俺の思い当たる場所は、そこしか思い浮かばなかった。

ところが美智子の奴、顔を真っ赤にしてコクンと肯いた。

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「えっ?マジ?ラブホってなにするところか解って言ってるの?」

「もちろんよ。ただ見学したいとかじゃないのよ。
ちゃんとするべきことはしてほしいの」

「・・・・それは俺に抱いてくれって言ってるのかな?」

再びコクンと肯いてそのまま俯いてしまった。

「・・・・いいのかい?」

コクン

「・・・・もう経験済み?」

ウウン

「・・・・初めて?」

コクン

「・・・・俺にバージンをくれるっていうの?」

コクン、コクン

もう一度俺は聞いてみる「いいのかい?」

コクン・・・

俺は心の中で股間のジュニアに囁きかけた。『喜べ!バージンだぞ』


気が変わらないうちに美智子をラブホに連れ込んだ。

「どうだい。想像していたとおりかい?」

部屋を物珍しそうにキョロキョロを眺めている美智子に声をかけた。

「もっと淫靡な感じだと思っていたけど、意外とキュートな感じね」

「忘れられない思い出の部屋になるんだぜ。」
後ろからやさしく美智子を抱きしめ、胸を揉んだ。

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「やん、いきなり?」

「ここではやることは一つだぜ。」

「だめよ。女はねムードが第一なんだから。」
おおっとそうだった。美智子(こいつ)は見た目とちがって案外ムード派だったっけ。
仕方ない、じっくりと時間をかけて抱くとするか。
『もう少しの辛抱な』とジュニアを説得した。

「美智子・・・」
美智子の前に回りこみ軽い接吻をしてやった。

「外は暑かったから汗をかいたろう?一緒にシャワーで汗を流そうか?」

「うん。そうする。脱衣室はどこかしら?」
そんなもんないに決まってるじゃん。

「ここで脱いでいくんだよ。」

「なんか恥ずかしいな・・・。」

「大丈夫。美智子の綺麗な身体を早く見せておくれ。」

俺に背を向けて、美智子は一糸まとわぬ裸体を俺に見せた。
テニスで日焼けした手足と、太陽に晒さない背や臀部の白さのコンストラストが眩しかった。
バスルームに消えた美智子を見送った後、良明もすばやく着衣を脱ぎ捨て美智子の後を追った。

「見てー良明!このお風呂、ジェットバスだよ。・・ねえ、バスタブにお湯を入れて」

「ああ、いいよ。」

お湯が溜まるまで二人はシャワーで汗を流し合った。
シャワーの飛沫を浴びながら抱き合った。
美智子の豊満な乳房が良明の厚い胸板で押しつぶされた。

「美智子の身体、きれいだよ。」

「うれしい・・やさしく抱いてね。」
しばらく二人は見つめ合い、再び唇を重ねた。
2度目のキスは互いに舌を絡めあい、唾液をすすりあった。

良明のペニスがムクムクと勃起し、美智子の下腹部をノックした。

「バスタブを使おうか。」
美智子をバスタブに誘い、二人で向き合う形でお湯に浸かった。

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07:00  |  白い雫  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

2018.06.15 (Fri)

白い雫(あすか原案) 8

「すごーい。ジェットバスって気持ちいいねえ」

「ああ、でも少し狭いかな」

胡坐をかいた足の上に美智子の尻を乗せてしがみつかせるように座らせた。

「あん・・・」
勃起したペニスがビクンと跳ねる度に美智子の淫核に触れた。

下から掬い上げるように豊満な乳房を揉んであげると、
「やん、いやらしい揉み方・・・」と言って身をよじった。

「美智子の乳、柔らかいな。気持ちいいよ」
そう言ってやると、乳首がどんどん硬くなっていった。

「・・・ねえ良明の・・・・触ってもいい?」
そう言うと美智子は、良明が「いいよ」という前にペニスをしごき始めた。

『すごい!良明の・・・大きい!!』
良明に比べると、いつもしごいてる順也のペニスなんてまるで鉛筆だった。

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『おうっ・・・美智子の奴、初めてっていうわりに上手いじゃねえか』
負けじと良明も美智子の陰部に手を伸ばした。
湯の中でも潤みがわかるほど美智子は濡れまくっていた。
ヌルッとした感蝕を楽しみながら、指で美智子の入り口付近をクニュクニュと弄った。

「ああ・・・すごくいい・・・・」
ペニスの弄り方といい、喘ぎ方の悩ましさといい、美智子は本当に処女か?
良明は、ひょっとしたらからかわれているのではないかと不安になった。
そこで中指をクイッと女淫にすべらそうとした。

「ダメ!」
美智子が腰をひいた。
指には確かに奥への侵入を拒む抵抗があった。

『やっぱり初めてなのか!』
昂ぶる興奮を抑えてやさしく囁いた。
「ごめんよ、もう待てないよ。ベッドへ行こうか」

濡れた身体を拭くのももどかしく、二人はベッドに身を横たえた。
ベッドに横たわった美智子の首から腕をまわして、
肩を抱き胸に唇を寄せ愛撫した。

白い乳房に小粒の乳首が硬いしこりになった。
「俺のペニス、舐めてみたいかい?」
肉茎を握りしめて手離さない美智子に問いかけた。

「そうね、良明の、味わってみたいわ。」
美智子は俺の身体に馬乗りになって下半身に顔を沈めた。
美智子の花園のぬかるみを胸に感じた。
きれいな双丘の臀部の谷深くに美智子の菊の蕾が丸見えだった。

2度3度と俺の肉茎はしごかれ、
やがて、かわいい唇の中に俺は吸い込まれていった。

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「くっ!・・・」
なんという心地よさだ。
まるで舌が俺のペニスを溶かしていくようだ。
まるで、熟練のソープ嬢に攻めたてられてるような錯覚を覚える。

チュバチュバ、ジュルジュルと音を立てペニスを味わう美智子に身体を委ね、
奉仕してもらいたい気持ちに駆り立てられた。
『いけねえ、いけねえ。中坊の女に逝かされてたまるか』

形成逆転とばかりに良明は美智子の太ももを引き寄せ、花園を鼻先に近づけた。
かなり強めの芳香を十分嗅いだあと、舌を花園に潜りこませた。
「ああ~ん・・・すごい」
たちまち、口のまわりが美智子の愛液でべっちょりと濡れた。

「あうう、いやん・・あん、あん・・」
美智子がペニスから口を離して部屋中に喘ぎ声を響き渡らせた。
口で奉仕しながら、
指先を触れるか触れないかというソフトタッチで背を撫で上げた。
美智子の手がペニスを激しくしごく。
『そろそろだな。欲しくてたまらないんだろ』
身体を美智子ごと反転させ、馬乗りを逆転させた。

美智子の膝裏に腕を潜らせ、足をM字に開く。
早く貫いてとばかりに美智子の花園が蠢く。

「いいかい?挿入(い)れるよ」

「きて・・・覚悟はできてるわ」

ペニスの先端を軽く花園に触れさせ、一旦、腰を引く。

「えっ?」
貫かれるとばかりに身体に力みがあった美智子の身体がふと弛緩する。
俺はその瞬間を見逃さず、一気に美智子の中へ埋没させた。

「きゃあ~~~・・痛い!痛いよぉ」
美智子が痛みに慣れるまで良明は動かなかった。

「どう?痛むかい」
コクンと頷く。

「だんだん良くなるからね」
ゆっくりと腰をひく。

「だめ、だめ。動かないで」

「大丈夫だよ。こんなにも濡れているんだから」
今度はゆっくりと沈めていく。

「ああん。だめ」
再び動きを止める。

時間をかけてゆっくりとしたピストン運動を繰り返す。
やがて何度目かのストロークで美智子の口から「あっ、あん」という声が漏れ出した。

「気持ちよくなってきたろ?」
ウウンと首を振る。
「そうかなあ?美智子のラブジュースいっぱいでてるよ」
ピストン運動にあわせてジュボジュボと卑猥な音がした。

腰の角度を微妙に変え、進入も深く浅くと、
女の喜びに目覚めさせるようあらゆる技法を駆使した。
やがて美智子は動きにあわせて下から腰を動かしはじめた。
漏れる声も「うう・・」から「ああ・・」と、変化しはじめた。

それにしても、なんという気持ちのいい花園なんだ。
まるで俺のペニスにあわせたようにサイズがぴったりだ。
ヒダがペニスに纏わり付く、並の男なら数分と、もたないだろう。
いつもより早く絶頂を迎えそうな気配に良明は驚いた。
『この俺がこんな中 学 生のガキに・・・』

美智子も絶頂を迎えようとしていた。
クリトリスでの絶頂は何度も経験しているが、
クリトリスとはまた別の深い絶頂が美智子にやってきた。

「ああん。あん。・・・ダメ、だめよ・・落ちる!落ちちゃう!!」
頭が真っ白になり、身体が深い谷へ落ちるような感覚。電気が身体中を駆け巡る。

「くっ!だめだ!俺も逝く!」
素早くペニスを膣から抜き去り、それとともに痙攣を伴い尿道を精液の激流が襲った。
そして美智子の白い腹に大量の精液を吐き出した。

バージンの証を流した花園を見つめ、
こんなに満足したSEXは初めてだと思った。

美智子は失神していた。
気付いたときには良明がティッシュでお互いの局部をきれいに拭ってくれたあとだった。

『良明でよかった』初めてのSEXは痛みの思い出よりも
失神するほどの快楽を得たすばらしい思い出となった。
「良明・・・ありがとう・・・」

箱入りお嬢様の処女姦通の中出し!ショートボブの初心JKにセックスを教え込みました 

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01:00  |  白い雫  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

2018.06.16 (Sat)

白い雫(あすか原案) 9

夏合宿の一夜以来、順也は理恵ちゃんの目を見つめることができなくなっていた。
里中さんには、性教育をしてもらっただけだ。
と、自分に言い聞かせても、後ろめたい気持ちがずっとつきまとった。
その気持ちがエスカレートしてきて、
やがて一緒に校門までのランデブーができなくなった。
それどころか、教室でも、自分からすすんで理恵ちゃんに話しかけることもやめた。

いけないと感じつつも、毎日のように帰宅後、
勉強を教えてもらうとかの口実で里中さんの自宅を訪ね、愛の手ほどきを受けた。
そんなある日のこと。


「順也・・・股間にうっすらと産毛が生えてるよ」
フェラチオを始めようと、股間に顔を近づけた里中さんが言った。

「えっ?うそlっ!」
思わず股間を凝視した。
そこにはうっすらとした陰りが確かにあった。
これで、アニメともお別れだねえ。などと考えていると。
「順也のペニスも少しずつ大きくなってきてるよ」と
手でピストン運動させながら里中さんがキスしてくれた。

ペニスが大きくなってきているのは自分でも自覚していた。
勃起すると包皮から覗く亀頭の出具合が大きくなってきていた。
普段も少し顔を覗かせ、パンツに擦れても痛みが感じにくくなってきていた。

「毛が生えてきたお祝いに、今日からレッスン2を始めようか?」
里中さんがいたずらっ子のようにニッっと笑った。

「レッスン2?」

「そう、アソコを見せてあげる」
処女を捨てた美智子は大胆になっていた。
もし万が一、男と女の関係になっても
ドライな気持ちで順也を受け入れられる。

愛情感情抜きで、やりたい男とさせたい女・・・・
ただ、避妊だけは、きっちりしなきゃ・・・
そう美智子は思っていた。

そんな美智子の心情を知らずに
順也は夢と希望で胸が張り裂けそうだった。

そうなのだ。あの夏合宿からまだ一度も女性自身を拝観させてもらってなかったのだ。
あの夏合宿の夜も触ることが出来たけど、
暗くてよく見えなかった。

いつも、見たい見たいと思ってたけど、
里中さんの機嫌を損なわせたくなかったので、いつも言い出せずにいた。

ついに、ついに女性の大事なところを見ることができるんだ!!!!
そう考えただけで順也は里中さんのベッドの上に、精液を激しく飛ばしてしまった。

「あん、もう!またやった!
出すときは私の口の中に出してっていつも言ってるでしょ!
順也の濃いんだから、匂いが残っちゃうんだからね!」

そう言いながらも少し嬉しそうに、ベッドに付いた精液をティッシュで拭った。


ついに、ついにオマンコを見れる!
理恵ちゃんのじゃないけど、とりあえずみんな同じだろ。

里中さんは焦らすように少しずつ、少しずつ下着を下ろしてゆく。

ああんもう、じれったい。
パッと脱いでくれりゃあいいのに。

なんでも、女はムードが大切なんだとか・・・
レッスン1で何度も里中さんに教えられたけど、
そんなの、どうでもいいじゃんって思ってしまう。
黒い綺麗な三角の陰りが目の前にある。
いつも思うんだが、里中さんって毛深い?
陰毛ってこんなにいっぱい生えるもんなんだろうか?

ベッドの横になった里中さんは、両足をMの字に開いてくれた。

「いいわよ。順也」

僕もベッドにあがり、
ゆっくりと両膝の間から太ももの付け根を目指して顔を近づけていった。

そこには、少し薄い色の唇を縦にしたようなものがあった。

里中さんは人差し指と中指をその唇にあてがい、ゆっくりとVの字に開いていった。
指と同じように縦型の唇も開いて、きれいなピンク色のアワビになった。

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『これが、オマンコ・・・』
色はきれいだけど、なんだかグロテスクだと思った。

「よく見てて」
里中さんの言うようにジッと見ていると、お尻の穴がギュッ、ギュッと萎みだした。
それと連動するかのようにオマンコの穴も開いたり閉じたりしている。
それは、なんだか水槽の中で金魚が口をパクパクしてるのに似ていた。

やがて、オマンコがキラキラと光だした。
いつも、クリトリスを弄っているときにヌルヌルしてくる液が溢れてきてるようだ。

「ねえ、舐めて・・・」
里中さんに促され、僕は顔をさらに近づけた。

ツーンとチーズに似た匂いが僕の鼻腔を刺激した。
舌をのばし、溢れそうな泉をすくってみた。

「はうっ~!!!」
里中さんの身体がビクンと仰け反った。
同時に香しい蜜があふれ出てきた。

「舌全体を使って下から上に向かって舐め上げてみて・・・」
言われるままに舐め上げた。それもズリュっと音がするほど・・・

「ああ~ん・・・・」
面白いように僕の舌使いにあわせて里中さんの身体が反応していく。

ズリュ、ズチャ、ズズズ・・・
外側の唇のような膨らみや、クリトリスの突起をしっかり味わいながら舐めまくった。
金魚の口のように、開いたり閉じたりしている穴は、舌を窄めてジュボジュボ突いてやった。

「ああん、だめ、やめて・・いやいやん、もっとしてえ」
里中さんは、やめてほしいのか、続けてほしいのか、よくわからない喘ぎを発し続けた。

やがて、「だめ、だめ、いっちゃうよー、あっ、あっ、い、いくうぅ~」
ベッドをギシギシ軋ませながら里中さんは絶頂を迎えた。

挿入(い)れたい!
挿入(い)れたい!
挿入(い)れたい!!!!

心からそう思ったけど、僕は最初に挿入(い)れる穴は
理恵ちゃんのオマンコと決めていたから
その言葉をグッと飲み込んだ・・・・

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2018.06.19 (Tue)

白い雫(あすか原案) 10

夏が過ぎ去り、秋が訪れた。

理恵は壁にかかったカレンダーの○印をつけた数字を見つめ、
深いため息をついた。

『もうすぐなのね、神さまってひどい・・・
私はまだ順也に思いを告げていないというのに』

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夏休みの最終日に両親から渡米の話を聞かされた。

父の仕事の関係で数年はアメリカで暮らさねばならないという。
理恵は一人で日本に残り、中 学 生 活だけはこのまま過ごしたいと懇願した。
が、中一なんてまだまだ子供だからと受け入れてはもらえなかった。
2学期が始まっても順也との関係は余所余所しいままだ。

『このまま、さよならなんてイヤ。・・思いだけは順也に告げよう』
両親は今週の土曜日、友人宅に招かれているとかで留守にすると言っていた。

「土曜日・・・順也を家に呼ぼう。そして、せめて思いだけは告げよう・・・」



土曜日、部活が終了後、部室から着替えを終えた順也をつかまえ、声をかけた。

「順也くん。これからよければ、家に来てもらえる?」

「これから?・・・別にいいけど」

「ありがとう。よかった・・・」
来てくれることに期待はしてなかったが予想に反して良い返事をもらえた。。
もしも、都合が悪いと断られたら、
誰に聞かれてもいい今この場で告白するつもりだった。

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帰宅中も順也との会話は弾まなかった。
問いかけに「ああ」とか「うん、そう」とかのつれない返事・・・
涙が出そうになった。

こんなにも順也が好きなのに、
こんなにも順也のそばにいるのに・・・

順也の心の中に私はいないの?・・・

告白して『ごめん、他に好きな子がいるんだ』と言われてもいい。
日本を離れる前に思いだけはきっちりと告げておきたい。
でないと私は前に進めない。
ずっと中1のまま虚しい人生を送ってしまいそうだもの。


「どうぞ、入って・・・」

「お邪魔しま~す」

順也を部屋に招きいれた。
ほんとはもっと別な形で順也を迎え入れたかった。

キョロキョロと部屋を眺める順也。

「へえ~、案外さっぱりしてるんだね」
そりゃそうだ。日本を離れる準備は着々と進んでいる。
本来なら、机の上にもベッドの脇にもかわいい小物たちで溢れかえっている。
が、今はもうその愛くるしい小物たちは引き出しの中へ収められている。

「とりあえず適当に座って」

「うん。それじゃあ」そう言って順也はベッドに腰掛けた。
私もさりげなく順也の隣に腰を下ろす。

「で、今日はなにか話しでもあんの?」
唐突に順也が聞いてきた。

「う、うん・・・あのね・・・」

順也が私を見てる。
久しぶりだなあ、こうして見つめられるの。
胸がキュンとなっちゃう。

告白しなきゃ・・・そしてお別れしなきゃ・・・



「順也くん・・・あなたが好き・・・・」

順也くん、ポカンとしている。

とたんに真っ赤になりながら、「僕も理恵ちゃんが好きだ。」って応えてくれた。
うれしい、うれしい、うれしい・・・・

ほんとなら、これが恋愛のスタートなのだが、理恵は数日後には日本を発ってしまう。
「ありがとう・・・ほんとにありがとう・・」
涙が知らず知らずのうちに頬を伝う。

順也くんは、両手を私の頬に添え、親指でやさしく涙を拭ってくれた。
そして、どちらからともなく唇を重ねた。
このまま時間が止まってほしい・・・
その思いも虚しく電話のベルが鳴り響いた。

「はい、あっ、お母さん?・・・
うん、大丈夫。・・・
うん。・・・・・はい。」
通話を終え受話器をもどす。

「お母さんから?」

「うん。予定を早めてもうすぐ帰ってくるって・・・」

「そうなんだ・・・じゃあ、遅くなるからそろそろ帰るね」
『まだ行かないで・・・もう少しここにいて・・・』心で思っているのに言葉が出ない。

順也がドアを開けて、「またね」と言って帰っていった。

バタンとドアが閉まる音が合図に涙が堰を切ったように流れだした。
「ううう・・・あああ・・・」涙が止まらない。
順也に思いが届いたというのに・・・

月曜日、理恵ちゃんは学校を欠席した。
日曜日もテニス部の休日練習を欠席していた。

風邪でも引いたんだろうか。
放課後、クラブをさぼって理恵ちゃんの家に寄ってみよう。

それにしてもホームルームかったるいなあ・・・
早く、終わってくれよ。

「連絡事項は以上ですが、ここでみんなにお知らせがあります」
なんだよ、お知らせって・・・
担任の吉岡先生が教室のドアを開け、「入ってらっしゃい」とか言っている。

教室に入ってきたのは、理恵ちゃんだった。
理恵ちゃん?もう下校する時間だよ。
いまごろ登校?大遅刻じゃん。

理恵ちゃんは教壇にあがり、深々とおじぎをした。

吉岡先生が話しはじめる。
「えー、川原理恵さんはお父さんの仕事の関係で
アメリカのニューヨークへ行かれることになりました。
2学期のはじめに先生の方に連絡があり、
先生は立花さんが渡米前にクラスでお別れ会をしようと提案したのですが、
本人の希望で転校のことは内緒にしてほしいとの事でしたので、
先生はこの事を内緒にしてきました。
なぜ内緒にしてほしかったのか本人からお話をしたいということでしたので、
最後に川原さんの口からみなさんにお話をしていただきます」

????吉岡なにバカなことを言ってんだよ。
僕と理恵ちゃんは恋愛をスタートさせたんだよ?
アメリカ?どこなんだよそれ、行ったこともないからピンとこないじゃん。
僕たちをドッキリにかけるんならもう少し考えて喋ったらどうなんだよ。

「みなさん・・・」
理恵ちゃんがいつものかわいい声で話し始めた。

「転校のこと黙っていてごめんなさい。
先生からお別れ会をしてちゃんとさよならをしてはどうですかと
何度もおっしゃっていただいたのですが・・・
どうしてもお別れとかさよならという言葉を言いたくなかったので今まで黙っていました。
本当はアメリカなんて遠いところへ行きたくありません。
でも、でも・・・」

理恵ちゃんは涙をポロポロこぼしながら話を続けた。

「・・この学校が大好きです。このクラスが大好きです。
そしてなにより・・・順也くん・・・大好きです・・・
みなさん、短い期間でしたがほんとうにお世話になりました。
・・・・行ってきます」

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先生がもういいですか?と理恵ちゃんに問いかける。
理恵ちゃんは「はい」と答えると先生と僕たちに、いや、僕に頭を下げた・・・

吉岡先生は「元気でがんばってもらうという気持ちをこめて、川原さんに拍手を送りましょう」と言った。
みんなの拍手を浴びて理恵ちゃんは教室をでていった。

僕は人目をはばからず泣いた。
涙が頬を流れ落ちて机のうえに水溜りをつくった。
かっこ悪いとかそんなの関係なかった。


・・・・・そして、僕の初恋は終わった。


第一部 完

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07:00  |  白い雫  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
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