2018.06.20 (Wed)
白い雫(あすか原案) 11
第二章 順也と理恵…それぞれの道
「nice to meet you」
それが日本人学校でのクラスメートから、最初にかけられた言葉だった。
アメリカ暮らしが長いクラスメートの発音は見事すぎて理恵は聞き取れなかった。
「ははは、ごめん、ごめん。日本から編入してきた子は最初みんな聞き取れないみたいだね。
でも、大丈夫、そのうち聞き取れるようになるし、話せるようになるよ」
隣の席の男の子が、
やけに白い歯を見せながら爽やかな笑顔で日本語で話してくれた。
「ほんとに?すごく不安なの」
「大丈夫さ。俺が英会話の先生をしてあげるよ」
「うわあ嬉しい。あっ、私、川原理恵です。どうぞよろしく」
「OK。俺は岡田雄介だ。ユウと呼んでくれ。理恵はリーと呼んでいいかな?」
「ええ、でもそんなふうに言われると、アメリカに来たんだって実感しちゃうわ」
「ははは、ウエルカム ニューヨーク」
そう言ってユウは小さくウインクした。
金曜の夜には、クラスメートの有志が理恵の歓迎パーティを開いてくれた。
雄介が理恵をやさしくエスコートしてくれたおかげで楽しい1夜を過ごすことができた。
「リー、君は日本にボーイフレンドいたの?」
「ええ・・・」
「そう、寂しいね。じゃあ、俺がアメリカのボーイフレンドになるよ」
「えっ?」
そう言って、おでこにキスした。
強引な男。でもこれがこの国では当たり前なのかもしれない。
「明日の休日は時間ある?」
「特に用事はないけど・・・」
「じゃあ、デートしよう。セントラルパークを案内するよ」
雄介はほんとに強引な男だった。
セントラルパークを散歩していると、
さりげなく腰に手をまわし体を密着させてきた。
「ちょ、ちょっと・・」
「ん?どうかした?」
出会ってまだ数日なのに・・
そう言うと、時間は関係ないよ、
好きだという気持ちを表現するのに遠慮はいらないだろ?と言う。
「リーは俺の事を、どう思っているの?」
「まだ、あなたの事よく知らないし・・・でも、嫌いじゃないわ」
「嫌いじゃないということは、好きだということだよね」
そう言うと不意にキスされた。
唇を押さえ、驚いていると
「さっきのは、これからよろしくの挨拶のキス」
そう言って茶目っ気たっぷりにウィンクした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「この店のババアさ、けっこう、耄碌しているし、わけなく買えるさ」
僕と直樹は、とある雑貨店の前にいた。
店先に並んだ猥褻な成人雑誌を手に入れるのが目的だ。
僕は百円玉を5枚、握りしめていた。
「さあ、順也。買ってこいよ」
「えっ?僕?」
「お前の金だろ?お前が買うのが当然じゃん」
「ふつうさあ、僕が資金を調達して直樹が実行するもんじゃないかなあ」
「Hな本を買いたいって言ったのお前だろ?
俺がわざわざ買えそうな店を探してやったんだぜ」
なんかうまく言いくるめられた気がしないでもないが
僕は勇気を振り絞り店先の成人雑誌を手に取った。
「すっ、すいません。こ、これくらさい」
あまりの緊張に呂律がまわらない。
しかし、僕の緊張を尻目に
「あいよ、五百円ねえ」という退屈そうな声。
震える手で、ババアに百円玉を5枚手渡した。
やった!ついに手に入れた!
かばんに慌てて本を隠し、僕たちは急いでその店を後にした。
直樹の部屋で僕たちはドキドキしながら本を開帳した。
艶めかしいグラビア・・・卑猥な記事・・・
通販の広告ページさえ「大人のおもちゃ」なるものでHが満載だった。
「ああもう、たまんねえよ。ちょっとの間、本貸してくれよな」
そう言って直樹は雑誌を片手にトイレに駆け込んだ。
おいおい、僕のお金で、僕が買った本なんだよ。
それを、真っ先におかずにするってか?
まったく直樹の奴は・・・
しばらく、部屋で待ってると、顔を上気させて直樹がトイレから出てきた。
「へへへ、お先でした~」
返せよ!と直樹の手から雑誌を奪い返し、直樹の家を後にした。
夜、自分の部屋でこっそりと昼間に買った雑誌をカバンから取り出す。
昼間に直樹の部屋でパラパラと見たときに気に入ったグラビアのページを開く。
ああっ?お気に入りのグラビアが皺になっちゃってる!
直樹の奴め!
気を取り直してグラビアに集中する。
きれいなモデルの子だなあ。
プロポーションもいいし、
なんてたったってオッパイがバカでかいのがいい。
理恵ちゃんも巨乳だったよなあ。
理恵ちゃん今頃どうしてるかなあ・・・・
そんな事を考えているとグラビアのモデルの顔が理恵ちゃんに見えてきた。
『理恵ちゃん・・・理恵ちゃん・・・理恵・・・』
グラビアのヌードを理恵ちゃんに置き換えて、
僕は理恵ちゃんのヌードを妄想しながら果てた。
2018.06.21 (Thu)
白い雫(あすか原案) 12
♪ほた~るのひ~か~り・・・
三年間の中学校生活を終え、本日の卒業式を持って僕たちは母校を巣立つ。
思えば先生に怒られっぱなしの三年間だった。
それもこれも直樹のせいだ。
直樹に誘われ、女子更衣室を覗いたり、タバコの味を覚えたり。
しかし、とりあえず高校の進学も決まったことだし、やれやれだ。
ただ気がかりなのは男性自身の成長がイマイチで、未だに包茎だということか。
「江本君・・・」
卒業式を終え、家路を急ぐ僕に後ろから声をかける子がいた。
振り返ると、同じクラスだった野口香織さんだった。
「ん?なんか用?」
「う、うん・・・」
モジモジしてなにか話しづらそうだ。
「あのね、もし、もしよかったら制服の第2ボタンもらえないかなあ」
「ボタン?いいよ。もう着ることもないしさ」
ボタンを引きちぎり渡してやる。
「私、江本くんのこと好きでした」
そう言ってボタンを大事そうに握りしめ、走り去った。
『好きなら在校中に言えばいいのに・・・
そうしたら付き合って学校生活も、もっと楽しくなったのにさ』
女の子の気持ちってわからねえや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お前さあ、告られたんだぜ。チャンスじゃないか」
直樹が僕をけしかける。
いつもの直樹の部屋で僕達2人はつるんでいた。
「でも、もう卒業しちゃったし」
「なにいってんだよ。同じ校区なんだし付き合おうと思えば付き合えるじゃないか」
そうか、そうだよな。
理恵ちゃんみたいに、遠い国へ行ちゃったわけじゃないんだもんな。
「なあなあ、野口をデートに誘っちゃえよ。そうだ、あいつ島本洋子といつもつるんでたじゃん。
二対二のデートしようぜ」
「二対二?」
「俺を退けもんにするなよ~」
直樹が媚を売るように僕の肩を抱く。
善は急げってなわけでクラス名簿の連絡表を頼りに野口に電話する。
「もしもし、野口さん?・・・そう、江本です。・・・・
いやいや、そんな事、大した事じゃないから・・・」
野口さんは、はしゃいだ声をだしていた。
第2ボタンのお礼を嬉々として話す野口さんの言葉を遮り、
二対二のデートを提案した。
「うん、そう。・・・いや、いきなり二人っきりのデートって緊張するじゃない。・・・
うん。そう。・・・野口さんと島本さん。こっちは僕と直樹。・・・
じゃあ、あとで、・・うん、連絡を待ってるから。・・・うん。じゃあ」
「オッケーか?なあなあ、オッケーか?」
「うん。島本さんの都合次第だって」
十分後に野口さんから連絡がきた。
オッケーだってさ。やったね初デートだ。
卒業のお祝いムードが残っているうちにってことで
明日四人で遊園地デートすることを決めた。
当日、駅の改札で待ってると、
野口さんと島本さんがやってきた。
制服と違いミニスカート姿の二人は眩かった。
平日の朝だから電車はラッシュだった。
僕と野口さんはイヤでも体が密着してしまった。
野口さんの胸が、僕の胸に押しつぶされる。
ムニュムニュした感触が気持ちいい
列車が揺れると「キャっ」と小さな声を出し僕にしがみついてきた。
ぼくは咄嗟に野口さんを抱き寄せた。
直樹はというと島本さんを抱きしめ顔を真っ赤にしている。
案外、純情な奴なのだ。
遊園地前の駅ではサラリーマンの人たちは下車しないから降りるのに一苦労した。
でも混みあった車内のおかげで僕たちは親密度を深め、
下車後は当たり前のように手を繋いでいた。
遊園地では、お決まりのジェットコースターに乗り、
お化け屋敷では野口さんがすごく恐がって僕にしがみついてきた。
こうして体を寄せ合い密着していると
野口さんがとても可愛くて、いい女に見えた。
遊園地デートの締めくくりは観覧車。
僕たちはお互いのペアで別々の箱に入った。
一つ後ろの箱に乗っている直樹の様子を見てみると、
二人で楽しそうに会話している。
どうやら今日一日でかなり親しくなったみたいだ。
野口さんはというと、観覧車から下界を見下ろし
「あ、あれにも乗ったね」とか言ってはしゃいでいる。
観覧車の箱が頂点にきたとき、
前の箱も後ろの箱も僕たちの視界から消えた。
そのとき、野口さんが「ねえ、キスして」っておねだりしてきた。
僕は里中先輩や理恵ちゃんと経験ずみだから、なんの抵抗もなく野口さんと唇を重ねた。
観覧車を降りるときには、お互いを「順也くん」「香織ちゃん」と名前で呼び合っていた。
後から降りてきた直樹を見ると島本さんと手をつなぎ
顔を茹タコのように真っ赤にしている。
どうやらあの二人にも頂点で進展があったようだ。
お互いのカップリングが成功したようなので、帰りは別行動をとった。
帰りの電車の中で香織ちゃんが「今度は二人っきりでデートしたいなあ」ってつぶやいた。
「そうだね今度は二人だけでデートしよう」
そう言ってあげると僕の肩に頭を付けて体を密着させた。
2018.06.22 (Fri)
白い雫(あすか原案) 13
僕と香織との交際は順調だった。
デートは、もっぱら近くの公園か郊外の映画館。
「ねえ、夏休み。どうする?」
公園の木陰でベンチに座って雑談をしている時に、
唐突に香織が問いかけてきた。
「どうするって?」
「旅行に行きたいなあ~。なあんてね」
「旅行?」
それって・・・それって・・・お泊りってことだよね?
お泊りってことは・・・だよね?
「2人っきりで?」
「もちろん」
顔が自然とにやけてしまう。
なんか、いろんな楽しい事を考えただけで鼻血が出そうになっちゃう。
「旅行って言ってもそんなに遠くでなくていいの。
隣県の観光地でもいいのよ。もっと簡素に海水浴キャンプでもいいの。
順也くんと24時間ずーっと一緒にいたいの。ダメ?」
ぶんぶんと首を振った。
全然ダメじゃないっすよ。
「24時間ってことは・・・寝るのも・・・一緒?」
コクンと首を縦に振る。
むふふ・・・ついに童貞くんともおさらばだあ。
ちょっと待てよ。それにはまず先立つものが必要じゃん。
とりあえず夏休みの最初の十日間、必死にバイトをすることにした。
。。。。。。。。。。。。。。。。
「順也くん、バイトがんばってるわねえ」
里中さんが日焼けした小麦色の笑顔で話しかけてくれた。
「里中さんが紹介してくれたバイトですもん。僕がんばっちゃいます」
僕は中学校の先輩である里中さんの紹介でコンビニの短期バイトに精をだした。
「私も順也くんがパートナーだとやりやすいし、ほんと助かるわあ」
「しかし、意外だったなあ。里中さん、テニス辞めちゃったなんて」
「肘をこわしちゃってね。おかげで夏休みはバイト三昧よ。
それより、短期バイトだなんて一体なにが目的?なにかの軍資金集めなんでしょ?」
さすが里中先輩。するどい。
「いやあ、じつは香織と海へ行こうかなあ、なんて」
「彼女と海かあ。いいねえ。私もついて行こうかなあ」
「えっ?」
「あははは、ウソよ。そんな野暮なことしないわよ」
ああビックリしたあ。
里中先輩って行動的だから、あながち冗談とは思えないんだよなあ。
「ねえねえ、それって、お泊り?」
「まあ・・・ですね」
「きゃあ~、初夜ね、初夜♪」
「もう、からかわないで下さいよぉ」
「あのね、やる前に、ちゃんと洗うのよ。
順也くん、まだ包茎なんでしょ?。お風呂でちゃんと洗わないと臭いんだから」
そっか…お風呂ねえ…。やっぱりテントでキャンプとかより、ちゃんと海岸のそばのホテルに泊まろう。
ちょっと出費が嵩むけど、まあ、なんとかなるだろう。
「ねえねえ、順也くんって初めて?」
「初めてって?」
「あんもう鈍いなあ。チェリーボーイ、つまり童貞なのかって聞いているのよ」
「・・・・・チェリーです」
めちゃ恥ずかしい・・・顔から火がでそう・・・
「ねえ、手ほどきしてあげようか?」
「ええっ?ほ、本当っすか?!」
「冗談よぉ、もう、ほんとに相変わらずウブなんだからあ。
じゃあ、がんばってしっかりリードしてあげんのよ」
そうだよな。やっぱり男の僕がしっかりとリードしてあげないとなあ。
。。。。。。。。。。。。。。。
青い海。白い雲。
そして抜けるような高い空。
近県の海だから海の透明度はそんなによくないけど、
それがかえって香織の白いビキニを際立たせた。
僕は思い切ってブーメランビキニ・・・とはいかなかった。
だってモッコリに自信がないもん(泣)
ブカブカのバミューダーに貧弱な体・・・
ちょっと情けない。でも心はハッピー。
香織と初めての旅。
今夜はムフフ・・・
二人で胸まで海水に浸かり、真夏の海を満喫した。
「ねえ、水の中って浮力があるんだよね」
「うん」
「じゃあ、お姫様抱っこして」
香織が腕を僕の首に絡ませる。
「じゃあ、足をあげて」
僕は右手を香織の背にまわし、左手を両膝の下に潜らせた。
「順也・・・大好き・・・」
僕たちは波に体を預けながらキスした。
海水で、とてもしょっぱい味がした。
水の浮力で右手一本で香織の体を支えることができたので、
左手を自由にし、香織のヒップを撫でた。
「いやん。もう、順也のエッチ!」
「えへへ、香織のお尻、かわいい~」
「ねえ、私のこと、好き?」
「好きだよ」
「私も・・・」
夏のギラギラした太陽が2人を祝福していた。
ホテルにチェックインして部屋に入ると、
そこはオーシャンビューでバルコニーから海に沈む夕日がきれいに見えていた。
「うわぁ~、きれい。ありがとう素敵なホテルよ」
香織の笑顔を見ているだけで、もう幸せ一杯な気分になった。
よかった、奮発して。
でも予算オーバーだったので、里中先輩に少し(いや、かなり)お金を借りてしまったから、
明後日からまたバイト生活しなくっちゃ。
「ほんとにホテル代、折半しなくてもいいの?」
「ああ、この日のためにバイトがんばったんだから・・・
この二日間は思いっきり僕に甘えていいんだよ」
少しキザっぽく言ってみた。
「順也・・・好き」
香織が僕に抱きつく。
エレクトしてしまった息子が香織の下腹部をノックする。
「まあ、順也ったら・・・」
夜まで待てない!この場で香織をベッドに押し倒そうか。
いやいや、お楽しみはもう少し後にとっておこう。
「お腹・・空かない?」
気分をHモードから切り替える。
「そうね、そういえばペコペコ。昼間あんなにはしゃいだからかなあ」
少し早いけど夕食にしようってことで僕らは二階のレストランへ向かった。
ほんとは最上階レストランでクールに決めたかったけど、なにせ予算が・・・
とりあえず二階のレストランのバイキングで腹ごしらえだ。
「うわぁ~バイキングなんだ。私バイキング大好きよ」
ちゃんと僕を盛り立ててくれる香織のやさしさが温かかった。
「さあ、どんどん食べようぜ」
ガツガツ食べる僕に対して、香織は少食だった。
「んっ?おいしくない?」
「だって、夜・・・お腹ぽっこりじゃ恥ずかしいもん」
「そんなの気にしなくてもいいよ。若いんだから消化も早いって」
ちょっと間抜けな返事をしてしまった。
ロストバージンを控えた女性のナーバスさに僕は気付いてあげることができなかった。
食事を終え、部屋にもどると外はすっかり闇に包まれていた。
「夜の海もロマンチックねえ」
遠くに漁火の明かりが揺れていた。
「香織、お風呂に入ろうか?」
食事を終えたおかげでスタミナ全開!早く抱きたくて仕方がなかった。
「二人で・・・入るの?・・・」
待ってました。そのセリフ。
「そうだね。2人で入ろうか」
「う~ん。でも体をしっかり洗いたいし、
バスタブもあまり大きくないから2人は無理なんじゃないかなあ」
え~っ(泣)そりゃないよ。
「お風呂は、また今度ね」
お先にどうぞ、と言われ渋々バスルームに入る。
シャワーで体を洗いながらバスタブの大きさを再確認してみると、
なるほど、こりゃ狭いなあ。
シャボンを泡たて、しっかりと股間を洗う。
包茎の皮を剥き、亀頭の根元に溜まった白いチンカスを丁寧に洗い流す。
『よしっ!準備OK!』
そのとき、バスルームのドアが開き、香織が入ってきた。
体にはバスタオルを巻きつけている。
「うわっと・・・」
不意を突かれると男って案外もろい。
僕はタオルで慌てて前を隠した。
「背中・・・・流してあげよっか?・・・」
ありがとうと言いつつ背を向けながらも、
前はタオルで防御してしまってる自分が情けない。
「うわあ~、すごく焼けたね。痛くない?」
そう言われてみると少しヒリヒリする。
「大丈夫だよ」
背中を洗い終え、シャワーでシャボンを流す。
「ついでに香織も洗ってやるよ」
そう言いつつ、バスタオルを引き剥がそうと試みる。
(ただし左手1本で・・・右手は相変わらず股間を隠している。我ながら情けない画だ。)
「じゃあ、後ろ向くね」
そう言って素早く振り向く。
バスタオルが足元に落ちる。
僕は思わず見とれてしまった。
日に焼け、少し赤くなった背中とビキニに隠されていたお尻の白さのコントラストがなんとも鮮やかで美しかった・・・
シャワーをかけると、
日焼け止めを塗ったけどやっぱり少し焼けたのかな、ちょっとヒリヒリしちゃう。
なんてかわいい声をあげる。
シャボンを手にとり背中をやさしく洗う。
・・なんて柔らかいんだ。僕は、たまらなくなっておっぱいにも手を伸ばす。
「あん、だめよ。順也・・・恥ずかしい・・・」
調子に乗って、おっぱいを揉みまくる。
「だめだめ!もう!せっかちなんだから!。もうお仕舞い。さあ、順也はもうあがって」
シャワーで少しシャボンがついてしまった体を洗い流され、
僕はバスルームから追い出されてしまった。
バスルームから追い出された僕は
体の雫をバスタオルで拭い、ベッドに横になった。
『ツインっていったってベッドはシングルが2台・・・
1台に2人ってのはやっぱり狭いよなあ』
僕はなんとか2台のベッドを合体させようと試みた。
でも重い・・・ベッドは少しも動いてくれない。
「くわ~っ!ふぬ~っ!」
全身の力を込めベッドを押す。
「なにしてんの?」
いつのまにかバスルームからでた香織が怪訝そうな眼差しで僕を見ている。
「あっ・・・いや、その・・・あははは」
笑って誤魔化すしかない。
テレビでも見る?なんて取り繕いながらリモコンのスイッチを入れ、ベッドに腰掛ける。
「せっかく2人っきりなのに、テレビなんていいよ」
そう言って僕の隣に腰掛ける。
「あっ、バスタオル、新しいのあったんだね」
「うん、4枚用意してくれてたみたい」
シャンプーの香りが鼻腔をくすぐる。
お互い、バスタオルを剥ぎ取れば生まれたまんまの姿だ。
「さ、さて・・・そろそろ寝るかな」
ムード作りもへったくれもない。
こんなときはどんな風にリードしたらいいんだ?
「隣に寝てもいい?」
「えっ?・・・いいけど、狭いよ」
「かまわないわ」
そう言って香織はベッドに横になった。
え、えーと・・・どうすればいいのかなあ・・・
いきなりガバッと襲い掛かるのもなんだかなあ。
それじゃあ、飢えた野獣みたいだし・・・・
「順也・・・きて・・・」
う、うわぁ~・・・彼女にリードされちまったよぉ~・・・
戸惑う僕の腕をとり香織は僕を引き寄せた。
「おっと」
枕元に両手をつくと、自然と香織を見下ろす体制になってしまった。
香織は目を閉じ、静かに僕を待ってくれている。
「香織・・・」
僕は突っ張った腕をたたみ、香織に覆いかぶさった。
香織の腕が僕の背にまきつく。
ここから先はもうムード作りとか、巧みなリードとか関係ない。
本能にまかせてやってしまおう。
唇を重ね、香織の髪をやさしく撫でる。
首筋から胸元に唇を這わしながら、右手で太ももを撫でる。
「はあ~ん・・・」
甘い吐息が香織の口から漏れる。
バスタオルの組んだ部分に手をかけると、
音もなくバスタオルは両側に開いた。
「・・・」
僕は香織のきれいな胸に釘付けになった。
も、揉んじゃっていいよね~
ピンクの突起に手を重ねる。
「あんっ!」
香織の体がビクンと跳ねる。
『うわあ~・・・柔らけえ』
たまらず胸を揉みまくる。
「やん・・・もっとやさしくして・・・」
香織の声が僕の全身をくすぐる。
もう、僕はエレクトしまくりだ。
たまんねえ。と、とにかく挿入だ!
香織の足を開き、がむしゃらに腰を打ち付ける。
『えっ?どこ?どこに入れるの?』
ひたすら腰を振るうちに絶頂がきてしまった。
「あっ!あああ~っ!!!!!」
香織の内腿にたっぷりの精液をぶちまけてしまった。
か、かっこ悪い・・
射精とともに急激に思考が現実にもどる。
「ご、ごめん・・・でちゃった・・・」
「えっ?・・・」
「ごめん・・・下手くそで・・・」
「ううん。順也も私も初めてだもん。当然よ。
・・・・でも、でっちゃったからもう無理?」
「ううん。まだしっかり勃起してるから・・・たぶん大丈夫」
「よかった。・・・ねえ、私の・・・よく見て・・・そしてしっかり狙って・・・」
そういって香織は両膝を抱え込みM字開脚した。
僕は指を這わせて香織の局部をまさぐった。
「あああ・・・すごくいいよおぉ~」
香織が喘ぐ。
あっ!これが穴?
意外と下のほうに神秘の穴を発見!
「い、いくよ・・・」
ペニスを手で支え、狙いを定める。
「あっ!」
先っぽだけ少し埋没した感覚が・・・
敏感な亀頭に温かいヌメリを感じた。
よしっ!ここだ!
僕は香織を力強く貫いた。
「あああっ・・・い、いたあ~い」
香織は痛がっている。でも、僕の理性はふっとんじまった。
ズンズンひたすら腰を前後に振る。
「痛い!ねえ痛いよお!!」
ズンズン・・ズンズン・・・
まるで腰振りロボットにでもなったかのように夢中で突きまくる。
僕の目は、香織が瞳から大粒の涙を流しているのを映し出されていたが
意識は下腹部に集中してるのでおかまいなしに腰を振り続けた。
香織が、僕を拒否するように、か細い腕で僕の胸を押し返そうとする。
だが、野獣となった僕はその腕をとり、組み伏せた。
『気持ちいい・・・・なんて気持ちいいんだ・・・
自分でシコシコするよりも何倍も気持ちいいぞ~~~!!!』
やがて下腹部にとてつもないエネルギーが集約される。
次の瞬間、僕は香織の中へ精液を大量に注ぎ込んでいた。
「えっ!?・・・順也まさか・・・中にだしたの?・・・」
香織が痛みを忘れて驚愕する。
次の瞬間、思考が現実に引き戻された。
「うわあ~っ!どうしよう!中にだしちまった!!」
「いいのよ・・・順也が気持ちよかったんならそれでいいの。後悔していないわ」
白濁の液が香織の股間から流れ出す。
処女の証と混ざり合い、桜色の液となってシーツを染め上げた。
2018.06.24 (Sun)
白い雫(あすか原案) 14
一方、アメリカの理恵の方は
ジュニアハイスクールを卒業するころには、
アメリカで知り合ったユウと人前でもキスできるようになった。
郷に入っては郷に従え、というように理恵は自分の環境の適応力に感心した。
「リー(理恵)今度の週末、湖へキャンプに行かないか?
ほら、秋になって卒業してしまうと日本へ帰ってしまうクラスメートもいるしさ、
みんなで思い出作りをしようって計画さ」
「いいわね。賛成よ」
学校の南西に大きな湖があった。
予約さえしておけば宿泊できるバンガローも多数あったし、
思い出作りの場所としては最適だった。
そこなら自転車で出かけることが可能だし、
食材などはメンバーの父兄が自動車で調達してくれることになった。
当日は天気にも恵まれ、湖でスイミングしたり、
近くをサイクリングしたり楽しいひとときを過ごした。
キャンプファイヤーを囲みながらユウがリーに話しかけてきた。
「リー、今夜、君を抱きたいんだ」
「や~ね、なに言ってんのよ」
理恵は最初、ユウ(雄介)が冗談を言っているのかと思った。
雄介のバンガローにはクラスメートの男子が雄介の他に
三名が泊まりこむことになっていたからだ。
そんなところで初体験?絶対に冗談だと思った。
「クラスメートの三人には無理を言って、
他のメンバーのバンガローに泊まってもらうことにした」
「ちょっ、ちょっとみんなも一体なにやってんのよ。
これじゃあ計画的夜這いじゃない」
「・・・俺、内緒にしてたけど、今度、日本に帰るんだ・・・」
「えっ?」
「帰国する前に君を抱きたい・・・
君を愛した証が欲しいんだ。
俺がこの国を離れたら、俺の後釜を狙っている奴がわんさかといる。
そんな奴らより先に君を抱きたいんだ・・・」
ユウの頬を一粒の涙が落ちる。
「私もあなたが好きよ。・・・でも・・・」
やはり順也が忘れられない。
できるなら順也に処女を捧げたかった。
「わかっている。日本にいるボーイフレンドの事だろ?
でも、これから先、君は奴のことだけを大事にして枯れていくつもりかい?
俺はここにいる。君の目の前にいるんだぜ。
君を愛する気持ちは誰にも負けない。
君を愛した証をこの体に、君の体に残したいんだ。
俺を受け入れてくれ。俺の思いを遂げさせてくれ」
「・・・・わかったわ。でも一つだけ約束して。
決して膣(なか)で出さないで・・・」
「約束する。決して困らせるようなことはしない」
いつかは通る道だもの。
ユウのおかげで、アメリカ生活も楽しく過ごせてこられたんだもの。
ユウにあげてもいい。順也・・・ごめんなさい。
ユウにエスコートされてバンガローの寝室のベッドに横たわる。
心臓が早鐘のごとく打ち続けている。
私は今・・・女になる。
ユウは大事な宝物の箱を開けるように、
ゆっくりと理恵の衣服を脱がしていった。
『ああん・・・恥ずかしい・・・』
右手で胸を、左手で下腹部の翳りを隠した。
「よく見せて。この眼に君のヌードを焼き付けたいんだ」
「だめ・・お願い・・・暗くして・・・」
「わかってる。でも少しだけ、ほんの一瞬だけ、君を見せてほしい」
そういってユウは理恵の両手を身体から剥がしていった。
「リー・・・きれいだ。ビーナスのようだ・・・」
「ああ・・・恥ずかしい・・・お願いだから照明を・・・消して・・・・」
暗くなった部屋に二人の息の音だけが聞こえる。
ユウが下着を脱ぐ気配がする。
理恵に寄り添い、乳房をやさしく揉みほぐす。
「あん・・・」
快感に乳首が固くなる。
理恵の腰に、いきり立ったユウのペニスが触れる。
「ほら、こんなになってるよ。わかる?」
そう言って、ペニスをビクンビクンと震わせる。
「触ってごらん」
そう言われ、手を導かれた。
『大きい!・・・だめ、こんなの入らないわ』
理恵の心を見透かしたかのようにユウが耳元で囁く。
「大丈夫、恐くないからね」
「今度はリーのプッシーを触らせて」
そう言ってユウは理恵の身体を開いた。
ユウの指が理恵を弄る。
クチュという音・・・
『やだ・・・私・・・濡れている・・・』
ユウがやさしくキスをする。
アメリカへ来てから何度も何度も重ねた唇・・・
「プッシーにもキスしてあげる・・・」
ユウの唇が理恵の淫核に触れる。
「アウゥ・・いやん・・」
身体が痺れる。ユウに挿入してもらいたくなる。
舌がワレメを掻き分ける。
とめどもなく愛の泉が湧き出す。
ジュル、ジュルル・・・
ユウが溢れる雫を音をたてて啜る。
「さあ。今度は俺のを・・・」
ペニスが口に押し込まれる。
亀頭が喉深くまで侵入してくる。
うぐっ・・息ができないよぅ・・・
窒息しそうになる寸前にペニスは口から去っていった。
「リー・・・いいかい?いくよ?」
小さく肯くと、それを合図のようにユウが腰を近づけた。
メリッ!そんな感覚とともにユウに貫かれた。
「ああっ・・いや!いやあ!」
痛みと共に理恵は処女の花を散らした。
2018.06.26 (Tue)
白い雫(あすか原案) 15
第三章 新たな恋
理恵の心は沈んでいた。
ユウは日本へ帰国してしまった・・・
私を女にして・・・
あの夜のことは一生忘れない。
ユウは愛の証を刻みたいと言った。
その思惑どおり私はユウのことが忘れなれなくなった。
もう一度ユウに抱かれたい・・・
ユウが去った後、何人もの男がアプローチをかけてきた。
しかし誰もユウほど魅力的な男はいなかった。
魅力的であれば、アプローチされれば受けてみてもいいとは思うのだが・・・
男たちは自分の魅力のなさを棚にあげて、
なかなか首を縦に振らない私のことをプライドの高い女と揶揄するようになった。
私だって彼氏は欲しい。
燃えるような恋がしたい。
これから先、素敵な男が現れるかしら。
新たな出会いは唐突にやってきた。
ハイスクール2年のとき、英会話もかなり堪能になってきたので、
思い切ってバーガーショップでアルバイトをしてみることにした。
アルバイト初日のこと・・・
「Rie Kawaharaです。今日からアルバイトでがんばりますので、よろしくお願いします。」
朝のミーティングで元気一杯の挨拶をした。
「OK。チーフのジェフリーだ。ジェフと呼んでくれ。
ジャパニーズだからと甘えるんじゃないぞ。わからないことは何でも聞いてくれ。」
ジェフはオーストラリア人で、
少しオーストラリアなまりの英語で理恵にきびしく接待業を教えてくれた。
2週間も過ぎると、かなりアルバイトに慣れてきた。
「Rie。かなりがんばっているね。
ご褒美に今夜、君をディナーに招待したいんだが・・・」
青い瞳に見つめられ、少しドキッとしてしまった。
もちろん断る理由もないし、オッケーと即答した。
「よかった。君にはずいぶんきつく指導したから嫌われているかと思ったよ。」そう言って笑った。
ジェフが連れて行ってくれたお店は、ジャズが流れる少し大人びた店だった。
「実は、仕事のご褒美なんてのは、君を誘い出す口実だったんだ。」
「えっ?」
「こんなことを言うと笑われそうだけど・・・Rie、君が好きなんだ。」
唐突な告白だった。
仕事のパートナーとして尊敬はしていたが、
異性として意識したことはなかったのでビックリしてしまった。
「僕のことをよく知らないと思うんだ。それは当然だと思う。
僕も仕事をしている君のことしか知らない。
だから、お付き合いをしてお互いをよく知りあおうよ。」
え~っ、どうしよう・・
この国では返事はイエスかノーなのだ。
迷った結果・・・「イエス・・・」と答えた。
付き合ってみると、ジェフはすごく情熱的な男性だった。
しかもレディーファーストは完璧。
たちまち理恵はジェフの魅力に恋に落ちた。
「Rie、お互いをもっとよく知り合おう。」
ドライブの帰りにジェフがモーテルに誘った。
挨拶程度のフレンチキスは、もう何度も重ねてきたが、
肉体関係となると二の足を踏んでしまう。
「ジェフ、はいSEXしましょうと言えるほど
私はあなたの事をまだよく知らないわ。」
「だから、よく知る為にSEXするんだよ。
君は付き合う相手の事を100%知らないとSEXできないのかい。
もし、相手の事をよく知るのに長い時間を費やし、
いざSEXしてみて体の相性が合わないとなると、
費やした時間を無駄にしたことになると考えないのかい?」
欧米人独特の強引さと屁理屈に負けて理恵はジェフに体を許す事になってしまった。
もしジェフの言うように体の相性が合わなければ即お付き合いを解消しよう。
ジェフ、あなたの理論から言えば、お付き合いを解消されても文句はいえないはずよね。
「ショートステイで」
受付で、そう告げると、「ショートステイね」やれやれといった表情で
受付の女性はルームキーをジェフに手渡した。
「日本ではラブホテルとか言う素晴らしい施設があるみたいだけど。
ここアメリカにはそういった施設はないんだ。
モーテルでメイクラブする人もいるけど、
なんてたって自由の国だからSEXをしたくなったら、
車の中や自宅の空き部屋とかで済ませちゃう。
だからホテルやモーテルでショートステイを頼むと
いかにもメイクラブをするために来ましたって感じになるから
施設側はあまりいい顔しないのさ」
部屋に入るとジェフはそう説明してくれた。
そうよね。もともとそれが目的の施設じゃないもの。
ベッドメイクする人もザーメンのついたティッシュを片付けるのは、きっとイヤなんだろうな。
「さあ、これから2人の時間だ。エンジョイしようぜ」
やけにハイテンションでジェフが言う。
「シャワーを使いたいわ。」
「オッケイ!さあ、一緒に汗を流そう」
そう言ってジェフはさっさと服を脱ぐ。
まるで今からスポーツでも始めるかのような感じで・・・
「ジェフ・・・私・・・もっとムードが欲しいの。
はっきり言ってSEXはこれが2度目なの。
男に抱かれるのに慣れていないのよ」
「えっ?ソーリー・・・ごめんよ。
憧れのRieを愛せることで少し舞い上がってしまってたよ。
君が望むなら僕はジェントルマンになるよ」
「ありがとう・・・でも素っ裸でそう言われても信憑性うすいわね」
「えっ?OH!NO!ほんとにごめん」
そう言って前を両手であわてて隠した。
うふふ・・あはは・・・
2人は笑い転げた。
さっき垣間見たジェフのモノはすごく立派だった。
白人特有のピンクがかったモノは
まるで白蛇がぶらさがっているようだった。
SEXはユウとしてからこれが2度目・・・
もう、あのような痛みはないだろうか・・・理恵は不安になった。
シャワールームで水を浴びながら2人はしっかりと抱き合った。
「Rie、君のプロポーションは完璧だ。美しい。君を愛せる僕は幸せものだ。」
ジェフの大きな手が理恵の乳房を下からすくい上げる。
ピンクの乳首を指でつまみながら唇をふさがれる。
長い長いキス・・・ジェフの舌が理恵の舌をノックする。
舌をからませるよ、いいかい?まるでそう言っているかのように・・・
いいわよ。そう答えるかわりにジェフの舌を理恵の口の中へ招き入れてやる。
理恵の口の中へ招いてもらったジェフの舌が喜びまわって暴れる。
それを宥めるように舌をからませてあげる。
『この人ほんとにキスが上手・・・』
キスだけで昇天しそうになる。
膝がガクガク震える。
崩れ落ちそうになる理恵を
ジェフの逞しいモノが股を割って進入し支えてくれる。
素股の状態であるにもかかわらず、まるで挿入されたような感覚に陥る。
「ガマンできないよ。ベッドへ行こう。」
ジェフにリードされながらベッドに横たわる。
足をM字にされ、ジェフが股間に顔を埋めていく。
シャワーを浴びたものの、しっかりと股間を洗っていないことに気付く
「ダメ・・・ジェフ・・・私の・・・汚れているわ・・・・」
「それなら僕がきれいにしてあげる。」
ジェフの長い舌が理恵のラビアをかき分ける。
そしてソフトクリームを食べるように何度も何度も舐めあげる。
『この人ほんとに舌使いが上手・・・』
ジェフは自分の長い舌がすごい武器になることを熟知していた。
この長い舌を思う存分使いこなすことが女性を喜ばせることになると自負していた。
舐めるという行為にたっぷりの時間を費やした。
理恵は舌だけで、もう数え切れないほどの絶頂を何度も味わった。
ジェフが股間から這い上がってくる。
そして再びハードなキス・・・
理恵自身の香りが鼻腔に注ぎ込まれる。
「イヤだ恥ずかしい・・・」
自分自身の愛液の香りにむせ返るようだ。
「感じてくれているんだね・・・すごく濡れていたよ。」
耳元でジェフが囁く。
小さな囁きだが耳元で発するため、エコーがかかったように内耳に響く。
ジェフの長い舌が今度は耳を攻める。
チュッと軽いキスの音も大音響となり、理恵の聴覚を痺れさす。
耳たぶを舐める音も甘いシンフォニーとなる。
「ジェフ・・・私・・・変になりそうよ。」
たまらずジェフにストップをかける。
「さあRie・・・今度は君の番だよ。」
そういってジェフは私の顔をまたぐ。
ジェフの長い大きなモノが私の目の前に突きつけられる。
「Rie、僕のをその愛らしい口で愛しておくれ。」
そういって理恵の唇に男性自身を押し付けられる。
恐る恐るジェフのモノを咥える。
微かに滲み出た男の味が口中に広がる・・・
ユウに喉の奥ふかく突っ込まれた嗚咽感が脳裏をかすめる。
「慣れていないだろうからディープスロートしなくていいんだよ。
アイスキャンディーを舐める感じで舌を這わせればいい・・・」
ジェフの言うように舌をだしてペロペロとしゃぶる。
不思議だ甘美な味がする・・・
男の味がこんなにも美味しいだなんて・・・・
理恵はおいしそうに何度も何度もしゃぶった。
そのうちに違和感なくジェフのモノを口に咥える。
唇をすぼめ、甘噛みしてみると長い大きなモノは意外と柔らかい事に気付く。
『ユウのようにカチンカチンに固いと思ってたわ』
ユウが鋼の肉棒だと例えるのなら、
ジェフのはシリコンゴムの弾力を兼ね備えた肉棒だ。
それがすごく愛しく感じられた。
知らず知らずのうちに口に咥えたまま頭を前後に振っていた。
「オウッ!イエスッ!イヤア」
ジェフがオーストラリアなまりで悶える。
理恵は驚いた。男性がこんなにも素直に女性の愛撫に対して悶えることができるなんて・・・
理恵自身、女性は受身一方で男性がリードするのがSEXだと思っていた。
だが愛するという行為に、
どちらかが受身でなければならないという規律などないということを教えられたのだった。
「Rie・・ストップ!これ以上は耐えられないよ。」
ジェフのモノが口中から去っていく。
かすかにザーメンの味が口中に広がった。
「Rie・・・僕を受け入れてくれるかい?」
ジェフが挿入したがっている・・・
いいわよ。そう答えるかわりに大きく肯いた。
ジェフが覆いかぶさってくる。
ペニスが理恵の内腿に当たる。
熱い亀頭が理恵の敏感な部分にタッチする。
激しく潤っていた泉は容易くジェフを受け入れる。
人生2度目の挿入・・・
しかし初めての時とは異なり掻き分けて侵入してくる痛みはなく、
体中を電気が走る快感に酔いしれた。
ズン!!ジェフのモノが子宮に当たる。
「あああ~ん。」
なんという快感。気持ちいい・・・
気持ちいいよお・・・・日本語で思いっきり悶える。
「もっと奥までいれるよ。」
『えっ?もう当たっているわ。行き止まりよジェフ』
ペニスがさらに埋没される。
理恵の子宮が奥へ奥へと押し込められる。
「くぅ~・・・」
串刺し・・・そう、まさにジェフに串刺しされているかのようだ。
やがてジェフは注送を繰り返す。
長いペニスは振幅が大きい。理恵の襞がジェフにまとわりつく。
突かれる度に子宮にズドン!!ズドン!!!という衝撃が・・・・
「あっ、あっ、あっ・・・」
ジェフの動きに合わせ、無意識に下から腰を振った。
そうすると、突かれるときの衝撃が倍増され深い快感が得られた。
「Rie・・・今度はバックから」
四つんばいにされ尻を高く抱え上げられた。
結合部を外すことなくスムーズな体位チェンジ・・・・
犬のように後ろからズンズン突かれる。
ジェフに顔を見られていないからか、理恵の恥ずかしさはどこかへ行ってしまった。
「ああああ・・・・いい!!・・・もっと、もっとぉ~~~!!!」
まるで痴女のように激しい声をだして悶えた。
ペタン・・ペタン・・・
ジェフの陰嚢が突かれるたびにクリトリスに当たり、なんとも言えぬ心地よさだ。
パン・・・パン・・・
ジェフの下腹部が理恵の臀部の膨らみの肉を打つ音が響き渡る・・・
さらにジェフは長い手をまわして茂みを掻き分け、理恵の真珠を揉みほぐす。
電撃が理恵の脳髄を襲う。
「ああ・・・たまらない・・・気持ちいいよぉ~」
そして今まで感じたことのない深い絶頂が理恵を襲ってきた。
下半身がブルブル震え、膣の内部から大量の液体が噴出した。
それはブシュウ~という音をたて、ジェフの下半身を激しく濡らした。
「オウッRie!プッシーシャワーだよ!すごいよ!」
ジェフは激しく興奮し、さらに注送を早めた。
「オウ!オウ!オウ!」
野獣のように吼え、奥深くペニスを突き刺した。
やがてジェフにも終点が近づいたようだ。
ペニスがグゥ~と膨れ上がったかと思うと理恵の膣が熱い液に充満された。
Rie・・・君は最高だよ。
ジェフ・・・あなたもすごかったわ
2人は愛の余韻に浸り、いつまでも抱き合った。