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2020.06.04 (Thu)

真夏の夜の夢 1

皆さま、いかがお過ごしですか?

コロナ、終息しかけては第二波が来たりと
まだまだ気が抜けませんね。

私はと言えば
時短就業も終わり、
通常勤務になったことなどから
けっこうバタバタと慌ただしくやってます。

連載中の続きもなかなか書けなくて
ほんとにごめんなさい。
お茶を濁すわけではないのですが
連載継続の時間繫ぎと申しますか
過去の短編集から抜粋した記事を
しばしお楽しみいただければと思います。

なお、過去の作品は
PC画面であればTOP画面の左側にズラ~っと羅列されておりますので、カテゴリーをクリックしていただければ読んでいただく事が出来ます。

スマホ画面では
画面上部の「カテゴリー」をタップしていただくと
過去作の題名が出てくるので
良ければ覗いて見て下さいね。


。。。。。。。。。

真夏の夜の夢

梅雨が明けたとたんに 
眩しい日差しが容赦なく照りつけた。 
俺は梅雨の長雨ですっかり汚れてしまった愛車を 
綺麗に洗車した。 
「お兄ちゃん、車、ピカピカだね~」 
必死にワックスがけしているとふいに背後から声がした。 
声をかけてきたのは近所の3歳年下の幼なじみの真由美だった。 

彼女はまだ幼さの残る短大生だ。 
梅雨明け早々に夏を先取りとばかりに 
チューブトップにミニスカートといった服装で 
若い肌を惜しげもなく露出させていた。 
愛車もきれいになったことだし
ドライブにでも行くか?と誘うと 
ちょうど暇してたのよ~と、
二つ返事で喜んで助手席に乗り込んできた。 
二人っきりの狭い空間で同じ時間を共有していると 
不思議と幼なじみという垣根を乗り越えて、
男と女という意識が芽生えてきた。 

夕暮に差し掛かるころ、
俺は愛車を山道を走らせてダム湖を目指していた。 
ダム湖の湖畔に着いた頃にはすっかり日が落ちて 
車のライトを消すと真っ暗闇が視界に飛び込んできた。 
エアコンをつけるためにエンジンは切らずにそのままにした。 

静寂の中、エンジン音だけが二人を包み込む。 
「こうしていると恋人同志みたいだね~」 
静けさの空気にいたたまれなくなった真由美が
わざと明るい口調で言った。 
しかし、これから起きるかもしれない行為に、
その声は少し震えていた。  
俺は、ついに我慢できずに
助手席に身を乗り出して真由美の唇を奪った。 
「ちゃ、ちょっと・・・やだぁ~~」 
言葉では拒んでいたが
俺を押し返そうとした手に力が入っていなかった。 
手をのばして助手席のリクライニングレバーを引くと 
シートはフラットの状態になり、
真由美の体も自然とシートに横たわった。 

俺は狭い空間を上手に移動し、
愛車のシフトレバーを乗り越えて 
真由美の上に覆いかぶさった。 
「ね、こういうのは・・・やめようよ」 
今更そんな倫理観的な発言をされても、
火が付いた性欲を抑え込むことはできない 
真由美のチューブトップを
ブラジャーともども上に捲り上げた。 
闇夜にその白い肌はまぶしくはっきりと見えた。 
まだそんなに多くの男にしゃぶられていないであろう乳首を無我夢中で吸った。
 
ミニスカートの裾を、
ちょいと捲るだけで、
真由美の股間は無防備な状態になった。 
そこに手をのばすと、
汗ばんでいるのか
それともカーセックスというシチュエーションに 
期待しているのか、
たっぷりの湿り気を指先に伝えてきた。 

狭い空間だが、
巧みに真由美の脚を担ぎ上げて腰の後ろに手を入れ、 
小さなショーツの腰ゴムをロックしてグイと引っ張ると、
ペロンと小さなショーツは 
いとも簡単に尻から脱衣させることができた。 
丸裸の真由美の股間に手をのばし、
大事なところを掻き混ぜた。 

真由美は処女ではなかったが経験が乏しいようで
「痛い・・・痛い・・・」と泣いた。 
いや、経験が乏しいのは俺の方も同じだった。 
まだそんなに濡れていないおまんこに
指を突っ込まれて掻き混ぜられたら痛いにきまっている。 
だが若い体はすぐに順応して、
あっという間にビショビショに濡れはじめた。 
俺は急いでジーンズとトランクスを膝まで脱ぎ、
カチカチになったちんぽを 真由美に突き刺した。

 images (2) 

がむしゃらに腰を振る俺・・・・ 
愛車がグラングランと揺れた。 
「気持ちいい!!気持ちいい!!」と
真由美が喘ぎ始めたころ・・・・・ 

バン!!! と車体を叩く音がした・・・・・ 


「え?・・・・誰かにのぞかれている?」 

「うそ?・・・・」 

二人は繋がったまま凍り付いた。 
しばらくの静寂の後・・・・ 

再び、バン!!と叩く音が・・・ 

「誰や!!!!」 
声が震えたが俺はおもいっきり怒鳴った。 

すると・・・・ 


バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!! と、

車体のあちらこちらから叩く音が・・・・ 

だれかが車を叩いているのなら一人や二人ではない!! 
これはもう数十人単位で叩かれている感じだった。 

「くそ!!!」 

俺は体を起こして周りを見渡した。 
そこで俺は見た!!!!! 

後ろのウィンドウから覗いている
真っ白な顔をした老婆を!!!! 

その顔は闇の中にハッキリと浮かびあがり 
ニタリと笑った!!!!!!!




 images (1) 

「うわあああああああ!!!!!」 
俺は必死に運転席にもどり、
下半身をむき出しにしたまま車を発進させた。


翌朝、
愛車を見てみると 
ピカピカに洗車してあったはずが 
車体一面に泥の手形がびっしりと付いていた・・・・・ 
俺たちが行ったダム湖は 
有名な心霊スポットなのだと 
後々に聞かされた・・・・ 

霊障が起こりうる場所では 
おまんこをしない方がいいかもしれませんね・・・・・・



テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

10:29  |  短編集  |  Trackback(0)  |  Comment(6)
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