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2016.06.10 (Fri)

蒼い月光 12(原案あすか)

大好きなお母さまと、もっと大好きなお父さまが愛し合っていた。

朱理は薄目を開けて、二人の秘め事を見つめていた。
いやらしい、汚らわしいという感情はなかった。

父と母が、こんなにも愛し合ってるのだと誇らしかった。


そんな朱理の素直な心に気づかずに
ウズメは女を主張するのに必死だった。
娘の朱理は、これからどんどんと女の色気がでてくるだろう。
それに比例するように自分は肌の艶を失い、
深い皺が刻み込まれていく‥‥
08.jpg


いつの日か朱里に疾風を奪われるかも知れない、
そう思うと嫉妬せずにはいられなかった。

腹を痛めて産んだ子でなかったせいか、
朱理が成長してゆくにしたがって、
一人の女として意識してしまっていたのかもしれない。



疾風はウズメを貫きながら、
これから先も自分のイチモツが収まるのは
ウズメの壺だけだと思っていた。
朱里に抱いてほしいと駄々をこねられたときに
抱いてやると口約束したが、
それはあくまでも方便であった。

自分を好いてくれているのなら、抱かれることを夢見て、
つらい手ほどきにも耐えてくれるだろう。
方便とはいえ、心苦しかったが、やはり朱里は娘‥‥
いかに器量が良くとも、
そこには親子の愛情以外のものは生まれなかった。
親子といえども血の繋がりはない。
だが、そこには血よりも濃い絆で繋がっているいるように思えた。

なのに、ウズメの奴は‥‥
変に嫉妬などしおって‥‥

己の腕の中で喘ぐウズメが心底可愛いと思った。
成長する娘に嫉妬し、
男を盗られたくないと力いっぱいしがみつき腰を振る女。
img010.jpg

『案ずるな‥‥儂(わし)はそなたのものじゃ‥‥』
考え事をしながらの交ぐあいは男を遅漏にさせた。
いつも以上の突き上げる力強さと
長時間の交ぐあいにウズメは何度も達し、
あまりの気持ちよさに、
男が射精する頃には口から涎を垂れ流し、気を失っていた。


朱理は夫婦の営みを、薄目を開けて一部始終を見ていた。
苦しそうな顔をしながらも「もっと、もっと・・・」と甘い声で泣く母・・・

歯を食いしばり、腰を川の水流が暴れるがごときに腰を振る父・・・
股間のモノは長太刀のごとく反り返り、隆々としていた。

「逝く!逝く!」と、わめきたてる母
一体どこへ行くというのだ・・・

だが、なぜか自分の股間も気持ち良いと感じた。
寝小便をしたかのように股間を何かが流れ溢れていた。
きっと陰戸にへのこを突き立てられるのって、
すごく気持ちいいのだろうと幼心に感じていた。
akume011029.jpg


テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

09:00  |  蒼い月光(コラボ作品)  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

凄い。。

一気に読んで
興奮しちゃいました(*´艸`)

現代の言葉遣いじゃないところが。。
けっこう、そそりますね(#^.^#)

この後、幼い娘さんが成長してからの
関係…
凄く気になります〜(^_−)−☆
airi |  2016.06.10(金) 19:42 | URL |  【編集】

Re: airiさん、コメントありがとうございます

言葉使い、これでいいのかどうだか(笑)
武家言葉と農民言葉って違うと思うのですが私なりに時代劇風にがんばってみました
娘の成長は楽しみですが、この子が冒頭で殺されてしまっているのだからちょっぴり切ないです
ほーくん |  2016.06.13(月) 09:05 | URL |  【編集】

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