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2016.07.09 (Sat)

蒼い月光 28(原案 あすか)

「さあ・・・殿、そのまま腰をグッと前へ突き出してくださいませ」
亀頭の先半分ほどが陰戸にめりこんでいた。

『な、なんと・・・淫道とはこのような下にあったのか・・・』
剣山は驚いた。
てっきり陰戸の真ん中に女の中へ入る道があると思っていたのだ。
そういえば、さきほど陰戸を舐めた時に小さな亀裂があったのを思い出した。
だがあの亀裂は小さかった。
まさか己のイチモツが入って行けるとは思えなかった。

てっきり刀の切っ先が敵の腹を切り裂き突き刺さるように
へのこが陰戸の中心を突き破り、女の中に入ってゆくものだと思っていた。

「さあ、殿・・・」
八重の声に剣山は我に返った。

「うむ。では千代参るぞ・・・」
千代は眉間に皺を寄せて苦痛の表情をしていた。
亀頭の先が処女膜を押していたので、
すでに軽い痛みが襲い始めていたのだ。

『さきほど舐められた時と違って、すごく痛いわ・・・
八重の口ぶりから察すると、まだ挿入されてないのね・・・
もし挿入されたらもっと激しい痛みが襲いかかるのかしら・・・』
不安が頭をよぎる。
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「千代、大丈夫だ。やさしくするから・・・」
剣山が唇を重ねてきた。
なんと優しい男なのだろう・・・
しかし、私はこの男を切らねばならない。

愛撫し合っているうちに、千代の心に剣山への恋慕が成長していた。
愛しい男・・・
私にこの男が殺(や)れるだろうか・・・・

そんな千代の心の葛藤を激痛が打ち消した。
剣山が腰を大きく前に突き出したのだ。

「あ!!い、痛い!!!」
一言、声を発すると、あわてて自分の手で口を押さえた。
武士の娘たるもの、弱み、痛みを口にするなと母に教えられてきたからだ。
唇をグッと噛み締め、片手で口を塞ぎ、
もう一方の手で敷布を強く握り締め痛みに耐えた。

燃え盛る松明(たいまつ)に陰戸を貫かれているようだった。
千代は耐えた。ただひたすら痛みに耐えた。

剣山は感無量だった。
なんと心地よいのだ。
千代の口の中も極楽だったが、
陰戸の中というのはこれほど気持ちの良いものなのか・・・・

だがどうだ、自分の体の下の千代の苦しむ様は・・・
女は気持ちよくないのか?
それどころか苦痛に耐える表情をしているではないか。

「殿、最初は誰も皆、痛がるものでございます。
回数を重ねるごとに至極の喜びを味わうようになるのです」
八重が心配そうに千代を見下ろす剣山の表情を読み取り声をかけた。

「そうであったか・・・女体とは神秘なものよのぉ」
陰戸に突き刺して、じっと動きを停めていたが何故か腰に猛烈な衝動が襲い始めていた。
耐え切れずに少しだけ腰を引いた。
「ううう・・・」動けば痛みが襲うのか体の下の千代が呻いた。
だが腰を動かすと、何とも言えぬ気持ちよさが倍増した。
引いた腰を、今度は再び陰戸に押し込んだ。
『おおう!!』
ムズムズとした快感が腰を襲った。
万子というのは、なんと心地よいのだ。
現世に極楽があるとするならば、それはまさしくこの事だと思った。

「殿、もっと奥へ・・・奥へお進めくださいませ・・・」
八重がじれったそうに催促した。
へのこは半分ほどしか埋没してなかった。

「さ、さあ‥‥も、もっと奥へ」
八重は男女の結合部分を目の当たりにして、
激しく感じていた。
へのこの挿入によって著しく押し広げられた陰唇‥‥
その隙間から生娘だった証が
白い肌に映えるようにくっきりと流れ、白い敷布に花を咲かせた。

剣山は、八重の言葉どおりに
さらに腰を前に押し出した。
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千代が苦悶の表情を浮かべて痛みに耐える様を眺めていると、
ひとりの女を征服した喜びがフツフツと沸いてきた。

やがて亀頭の先にクニュとした弾力の壁が当たった。
「はう!」
「あああ!」
剣山も千代も体をビクンと震わせ歓喜に驚いた。

「殿、壁に当たりましたでしょう?‥‥それが子の宮でございます。
子の宮は千代の腹の中を奥へ奥へと逃げることができまする。
気兼ねせずに腰を千代の股に打ちつけくださいませ」

言われなくとも、剣山の腰は振幅運動を始めていた。
今、一度、さきほどのような亀頭の先への刺激が欲しかった。
亀頭は子宮をグイグイと押したが、
その気持ちよさは出会い頭に衝突した最初の出会いの喜びとはほど遠かった。

あの衝撃が欲しい‥‥
そのためには、くっついている亀頭と子宮を離す必要があった。

思い切って腰を引いてみた。
へのこは亀頭だけを膣に残して引き出された。
千代が女になった印が肉茎にべっとりとまとわりついていた。

『おお・・・こんなに・・・さぞかし痛かったろうに・・・』
だが、快楽の前に情けは無用だった。
剣山は思いっきり腰を打ち付けた。
ドクン!!という衝撃があった。
「あああ・・・・」
千代は痛みが薄らいできたのか、体を仰け反らせて喘いだ。

「千代、気持ち良いか?」
喘ぐ千代に剣山が問いかけた、
「わ、わかりませぬ‥体がフワフワと浮き沈みを繰り返し、
まるで宙に浮いているようでございます」

『千代さま、それが感じるということなのですよ‥‥
やがてどんどんと上に登ってゆきまする、そしてやがて‥‥』
八重は二人の交わりを見ながら、自分自身も抱かれているのを妄想した。
突っ込まれていないはずの陰戸に確かに男の強張りを感じていた。
八重は、千代が昇っていくのと同じように
自分自身にも頂点が近づいてくるのを感じずにはいられなかった。

『こんなのは初めてだわ‥‥
指一本も触れずに人の交ぐわいを見てるだけで逝けそうになるなんて‥‥』
八重は激しく濡れていた。
今ならば肩を優しく抱かれるだけで、恐らく深く達するに違いなかった。

男の動きがどんどんと加速してゆく。
千代もいつしか「あ、あ、あ‥‥」と男の動きに合わせて喜びの声を漏らし始めた。

生娘の印が後から後から湧き出てくる喜びの汁で薄まり桜色となっていた。

剣山の腰は、もはや制御不能となっていた。
引いては押し、押しては引いてを繰り返した。
ただ官能に身を委ね、がむしゃらに腰を前後に振った、
腰を動かす度にジュポジュポと水田に足を踏み入れるような音がした。

「あ!あ!あああ!」
千代がイヤイヤをするように首を振りながら喘ぎまくった。
武術で鍛えた逞しい腰の動きは尋常ではなかったからだ。
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『す、すごい‥‥こんなに激しい腰の動きは見たことがないわ‥‥』
熟練者の八重でさえ、固唾を飲んで男の腰の動きに見入ってしまっていた。

腰の動きが加速して止めることができない。
剣山は、これほどまでに女体というものが素晴らしいとは思いもよらなかった。

手すさびとは雲泥の差だった。
柔らかな肉壁がへのこ全体を包み込み、
細やかな襞が微妙に絡みつき男性自身を締め付けた。

もっと、もっと女体を味わいたい。
そう思いながら腰を動かせば動かすほど、
頂点に近づき終焉を迎えてしまいそうだった。

剣山の表情が苦悶に変わり始めたのを八重は見逃さなかった。
「殿、限界が来たのならば、思いっきり膣(なか)へ子種を注ぎ込み下さいませ。
殿の白、千代君の紅、紅白交わりて新たな命が宿る事でしょう」

剣山にも、千代にも八重の言葉は耳に届いていなかった。

二人の体と心は溶け合い、文字通り一体となっていた。
二人は繋がった部分で会話を楽しんだ。

こういうのは好きか?
剣山が腰を回すと、

あっ!それ、すごくいい!
千代が激しく締め付けて答えた。

もっと、もっと激しくしてやる
剣山が最高速に腰を動かした。

あああ!ダメ‥‥千代は‥‥堕ちてしまいそうです。
千代は絶頂を迎えようとしていた。
男の背に腕を回し、強く爪を食い込ませた。

深い谷底へ落ちていく感覚が千代を襲った。
強くしがみつきたい衝動に駆られる。
気が付けば剣山の体を強く抱きしめていた。

柔らかい千代の体がまとわりつく、このまま溶けても構わないとさえ思えた。
だが、剣山の意志に逆らうように剣山は上体を起こし、
背を反らせて結合部分を深く埋めようとした。
たちまち、熱い波動が小便の道を突き抜けた。
腰が勝手にビクン、ビクンと震えて股間をグリグリと千代に押し付けた。

千代の子宮にとどめの一撃が与えられた。
とてつもない熱い飛沫が何度も子宮を殴りつけた。
「あああ!落ちちゃう~!!‥‥」
打ち付けられた白い液に全身が包まれていく感覚と共に
千代の意識は先ほどから感じていた深い谷底へ沈んだ。
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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

19:17  |  蒼い月光(コラボ作品)  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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