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2016.08.14 (Sun)

世界で一番身近な女 2

興奮しているせいか
いつも以上に終焉は早かった。
画面では女がモザイクの中で、
男のイチモツを咥えて頭を上下に振っていた。

特別刺激的なシーンでもなく
AVはほんのプロローグだったにも関わらず
大介の肉筒の先からは大量のマグマが噴出した。
萎んでゆく己の肉棒をティッシュで拭いながら
大介はほんのちょっぴり自己嫌悪に陥っていた。

高3の夏が過ぎ去ろうとしていた。
悪友グループの中から一人、また一人と童貞を卒業していった。
大介は童貞を卒業するどころか、未だかつて女性と交際したこともなかった。
AVの女のような彼女ができて
自分の好む快楽を与えてもらえたらどんなに素敵だろう・・・・
フェラチオってどんな気分なんだろう
いや、それ以上に女の体に自分の肉体の一部が埋没するってどんな感じなんだ?
オナニーよりも気持ちいいのだろうと思ってはいるが
幼い頃、運動会のフォークダンス以来、
女性と手を握ったこともない大介には想像すらすることもできなかった。
『ああ・・・こんなオナニーじゃなく、本当の女とやりてえなあ・・・』
一発抜いて気持ちの昂ぶりが静まった大介は、
いよいよ挿入シーンに差し掛かるAVをボーッとしながら眺めていた。
images (6)



それから数時間が経過した。
大介はエアコンを強冷にしたままいつのまにか眠ってしまったようだ。
素っ裸の体は芯から冷えきっていた。
大介は寒気を感じて目を覚ました。
途端にブルルと体の震えを感じた。
「いけねえ・・・風邪ひいちまうよ」
バスタブに湯を張り、とりあえず冷えた体を温めることにした。



その頃、姉の紗希はかなり泥酔して帰宅した。
ボーイフレンドは数多くいるが、その中でも本命としていた男に振られたから
帰宅途中で酒を煽るように飲みまくった。
その男はルックスも性格ももちろんのこと、
ペニスの大きさや長さ、性癖さえ紗希の望み通りの男だった。
いろんな男とSEXしたが彼とのSEXが一番陶酔できた。
「俺・・・お前とはもうできねえよ」
他に好きな女が出来たからもうこれで終わりにしようぜ・・・
彼は紗希の顔を見つめることなく、遠くに視線をやりながらそう告げた。

「バカにしちゃって!!・・・・そんなことのためにイチイチ呼び出すんじゃないわよ!」
何とも言えぬ怒りがフツフツと沸き起こっていた。
今夜も激しいSEXを期待して
とびっきりのランジェリーを身につけてイソイソと出かけた自分が情けなかった。
男を捨てることはあっても、男に捨てられるのは初めてだった。
むしゃくしゃしていた。
シャワーでも浴びて、さっさと寝てしまおう。
紗希はバスルームに向かった。

もし、脱衣カゴに大介の下着が放り込まれていれば
弟が入浴しているとわかっただろうが、
大介は自室から素っ裸のままでバスルームに直行したので
紗希は誰も入浴していないものだと思っていた。
ba.jpg

カチャ・・・
いきなりドアが開いて裸の紗希が入ってきたのだから大介は目を丸くして驚いた。
「ね、姉ちゃん!!なんだよ、いきなり!!俺が先に入ってんだぞ!!」
大介が自分を非難する声を出した
素面(しらふ)ならば、キャーと悲鳴をあげて飛んで出て行っただろうが
泥酔し、自暴自棄になっている紗希はお構いなしだった。
「いいじゃん、姉弟なんだしさ~~、それによく一緒にお風呂に入ったじゃん」
「そ、それは子どもの時の話だろ!!」
見てしまった・・・成熟した姉の裸体を・・・・
それとともに自分も見られるということだ!
大介はバスタブの中であわてて股間を手で隠した。
ダウンロード (5)

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

07:29  |  世界で一番身近な女  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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 |  2016.08.14(日) 12:43 |  |  【編集】

アタシには書けない世界観(*'艸`)
身近な近親相関。。。
とっかかりは、いとも簡単な流れなのか・・・(^^;

乞うご期待ですね♪
影依 |  2016.08.14(日) 15:28 | URL |  【編集】

Re: 鍵さん、コメントありがとうございます

楽しみにしていただいてるようで
私にはもったいないお言葉、ありがとうございます

亀のように遅い更新になりますが
よろしくお付き合いくださいませm(_ _)m
ほーくん |  2016.08.15(月) 17:39 | URL |  【編集】

Re: 影依さん コメントありがとうございます

近親相姦系のお話は好む人、好まざる人それぞれだと思いますが
あえてタブーを面白くスケベに創作話として読んでいただければと思います
ほーくん |  2016.08.15(月) 17:46 | URL |  【編集】

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