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2017.08.07 (Mon)

バツイチと呼ばないで 3

当初、笹崎はそれこそ紳士であった。
元夫との離婚調停中も親身に相談に乗ってくれて的確なアドバイスもくれた。
50過ぎの年齢ということもあり、希美子は笹崎を父親のように慕っていた。
「どうだいシングルになった記念に食事でも」
晴れて離婚が成立し、シングルとして再起する希美子は笹崎から食事に誘われた。

洒落たフレンチレストラン・・・
個室だったのでプライベートな会話もゆっくりできた。
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「笹崎さん、今回は本当にお世話になりました」
「いや、私としては当然の事をしたまでだ」
希美子の離婚原因は夫の不貞行為であった。
もともと女性関係に乱れている男であったが、
結婚して男に尽くせば女癖の悪さも改善してくれるものと考えていた。

しかし、希美子を心底愛してくれたのは最初の1年だけであった。
外泊することも度々でついに3年目に耐えきれなくなり希美子から離婚を申し出たのだった。
だが、世間体を気にする夫はなかなか首を縦に振ってはくれなかった。
それどころか希美子への愛情も薄れ、いつしか希美子に手を上げるようになった。
そんなとき、仕事の関係で懇意にしてくれる笹崎が弁護士を手配してくれた。
「有能な弁護士先生で本当に助かりました」
「いやいや、彼もきっとあなたが美しいからいつも以上に力を発揮出来たのでしょう」
そんな穏やかな雰囲気の中で食事会の時間は過ぎていった。
夜も更けてそろそろ帰れましょうということになって笹崎と二人でタクシーに乗り込んだあたりから状況は一変した。
希美子は睡魔に襲われはじめていた。
楽しい食事会でついついお酒を飲み過ぎてしまったからか…
やがて希美子の意識が朦朧としてきた。
笹崎の声が遠くなってゆく。
問いかけに相槌を打つことさえ億劫になってきた次の瞬間に希美子は深い眠りに堕ちた。

次に目覚めたとき、希美子はX字の板に張り付けにされていた。
手枷足枷で固定され身動きの取れぬ状態だった。
「ようやくお目覚めかな?」
慇懃な笹崎の声がした。
「ここは?」
そう問いかけながら気づいた。自分は一糸まとわぬ素っ裸だということに…
「この部屋は人気のある部屋でね。偶然空室になっていてラッキーだったよ」
「い、いったい私をどうするつもりですか!」
「そんな目で私をにらまないでいただきたいものですなあ。
ここに来たいと申し出たのはあなたなのですよ」
たしかに希美子にはSM願望があった。
だが、それは恋愛関係の男からソフトなもので遊びたいとは思っているが
父親のように慕っている笹崎に酔っていたとはいえ自分から誘うことなど考えられなかった。
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「こういうことをするのは好きではないのだが君が望むなら心を鬼にして愉しませてあげますよ」
そう言って希美子の胸を鷲づかみした。
「痛い!私、こういうの好きじゃありません!」
「恥ずかしがらなくていいんだ。ここは君と私だけの世界なのだから本当の自分をさらけ出していいんだよ」
そう言うとどこから取り出したのか鞭を手にすると希美子の胸にピシャリと打ち付けた。
「あうっ!!」
白い乳房が真っ赤に腫れ上がった。
「白い肌が赤くなるのは綺麗なものだ」
そう言いながら笹崎は赤いラインに沿って舌を這わせた。
「やめてください!もう帰して!帰してください!!」
痛みと恐怖で涙声になっていた。
「帰る?もったいない楽しみはこれからだというのに。そうか、もっと刺激が欲しいんだね」
笹崎は鞭のグリップを希美子の股間にグリグリと押し当てた。
相思相愛のパートナーとならばこんな淫らなシチュエーションも甘美な刺激になって悶えたかもしれない。
だが、尊敬し恩義を感じていた男とはいえ
これっぽっちの恋愛感情のない男からこういうことをされるのは単なる拷問に過ぎなかった。
やがて鞭のグリップが希美子の秘所にねじ込まれてゆく。
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「いやぁ~!!もう堪忍してください!」
グリップは滑り止めのために細かい突起が施されていた。
男にされている行為が屈辱なのにそのブツブツが希美子を妖しい世界に誘いはじめる。
軽やかなリズムでグリップを抜き差しされる度に否応なしに腰がクネクネと反応する。
「そう。それでいいんだ。君は女なのだ。頭で拒否しようと考えるな。子宮の望むままに身を委ねれればいいのだよ」
ぶち込まれたグリップを前後運動に加えて微妙にローリングさせられると堪ったものではなかった。
「ああン、だめッ!」
いつしか秘所は濡れそぼり淫らな汁がポトリポトリと床にこぼれた。
「もっとすごいのを挿入してあげよう」
グリップが引き抜かれ、笹崎は鞄から巨大バイブを取り出した。
「さて、このデカいのは君の小さいアソコに入るかな?」
スィッチを入れるとブーンとモーター音がしてバイブは蛇が這うようにクネクネと動き出した。
「む、むりです!そんなの大きすぎます!」
「大丈夫、赤ん坊の頭が出てくるところなんだからこの太さは楽勝さ」
笹崎はぺッと唾をバイブの亀頭部分に吐きかけ手のひらで潤滑油代わりに塗りたくった。
バイブの先がおま×こに押し当てられた。
冷たい無機質のシリコンゴムが恐怖感を与える。
「こ、怖い…」
「さあ、力を抜いてごらん」
メリメリと…そう例えるのならばまさにメリメリとぶち込まれてゆく。
「いやッ!だめェ~無理よ無理ィ!!痛いィ~!!」
「最初だけ、最初だけだから。すぐに慣れるから」
言葉だけを聞いているとまるで処女喪失のようなセリフが交わされる。
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前夫のペニスは女たらしのくせにそれほど大きくはなかった。
ただ亀頭のカリの部分が異様に張りだしていて抜き差しされるとなんともいえない心地良さだったのは間違いない。

こんなバイブではなく生身のペニスが欲しい…
バイブを拒否する秘肉の抵抗も虚しく膣奥まで貫かれた希美子。
その抵抗がやがて心の片隅に追いやられ、苦痛が快感に変わってゆく。
「もうだめン、壊れちゃうゥ…頭がおかしくなりそう」
注そうを滑らかにするべくイヤラシいお汁が次から次へと湧き出る。
それは子宮が流す嬉し涙のようだった。
「もう我慢できないよ」バイブが引く抜かれ張り付けにされたまま笹崎のペニスが代わりに侵入してくる。
しかしお世辞にも大きいと言いがたいペニスは無理な体勢のため
希美子の秘所の浅いところで遊んでいるだけだった。
『も、もっと奥まで…』
腰を前に押し出そうにも張り付けにされた躰は自由が効かない。
だが興奮しまくっている笹崎はものの数分で「イク!!」と短く叫び
少量のスペルマを秘所の入り口付近に垂れ流した。

そんな関係があってから、笹崎とは月に二、三度の逢瀬を強要されている。
しかし、早漏の笹崎との性交は快感よりも躰の疼きを増幅させるばかりだった。
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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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