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2014.06.05 (Thu)

ネットのプリンス 23

絶頂までの迷い道も
一度逝ってしまえば2度、3度と繰り返し
まるで近道を覚えたように彼女はアクメを感じた。

若い女の肌は吸い付くようで
体を重ねると、女の中へ溶け込んでしまう感覚を覚えた。
洋介もまた無我夢中で彼女を貫き、
下腹へ、太ももへ、胸へと3度も吐精した。

それでも洋介のペニスは若干の強度を失いながらも
この若い体をもっと味わいたいと勃起した。
彼女は数え切れない程の絶頂に達し、
下のクチからも上のクチからも喜びのヨダレを垂れながした。

垂れながしたのはヨダレだけでなく
両まなこからは女としての喜びを覚えた自分の体が
人並みに正常であったことに感激し、嬉しさに歓喜の涙をながした。

4度目の吐精が近づこうとしていた。
洋介の腰の動きが激しくなる。
彼女も男が砲撃を迎え撃とうとしてるのを体で覚え
洋介のペニスを痛いほど締め付けた。

「ああ・・・イキそうだ・・・」
このまま彼女の膣内に己の生命の息吹を流し込みたい衝動に駆られる
膣内射精は男としての本能だ。

「私もすごく気持ちいいです」
性に対して控えめだった彼女は絶頂を覚えたことで
貪欲にセックスを求め、今は洋介の上にまたがり
下からの洋介の激しい突き上げに上手に腰の動きを合わせ
乳房をちぎれんばかりに揺らせていた。

「あ!!・・・で、出そうだ・・・」

「まだ逝かないでください・・・」
女は洋介の終焉を悟ると、すばやく結合を解いてペニスを口に含んだ。

「下のお口であなたの精を迎え入れることはできないけれど、
せめて上のお口であなたの精を私の体の中へ・・・」
膣内のヒダがペニスを締め付けるように
彼女は舌をペニスに密着させて、チュウ~とバキュウムさせた。

「おおおおお!!!!だ、ダメだ!・・・・い、イク!!!!!」
彼女の後頭部に手をやり、腰をなんどもビクンビクンとさせて
洋介は彼女のクチの中へ射精した。

4度目の射精は快楽のみでなく
わずかに尿道に鈍痛をともないとてつもなく脈打った。

「あなたの精液・・・たしかに受け取りました・・・・」
ほら、見てと彼女がクチを開けて洋介の精液がたしかにそこにあるのを
まざまざと見せつけた。

さすがに4度目だから量的には1度目の射精に比べて
うんと減っていた。
おまけに粘度も低下し、
それこそカルピスの原液を舌に垂れ落としたような光景だった。

ゆっくりと彼女はクチを閉じて、ゴクリと喉を鳴らして飲み込んだ。
「えへ・・・飲んじゃった・・・」
ちょっぴりだけ塩味がしたと言って彼女は恥じらった笑顔を見せた。



洋介に腕枕してもらいながら、彼女は洋介のたくましい胸筋に手を添え
その中心に指を這わして洋介の乳首を弄った。
「私・・・・あなたの彼女になろうかな・・・・」
いたずらっぽくそう言うと洋介の腋にくちづけた。

稚拙なSEXで満足する彼氏が、あまりにも子供だと思い始めたのだろう。
「いや、それはできない・・・」
彼女はアクメを知った喜びで有頂天になっているだけなのだ。
お互いの事を、体以外は何ひとつ知らぬ関係だ。

「交際っていうのは体だけの関係じゃないはずだよ」
洋介は彼女に冷たく言い放った。

彼女の目が涙で潤みはじめた。

SEXしたいのであれば、またネットに書き込んでくれたら
いくらでも相手してあげるから・・・・
洋介はそう言って彼女を慰めた。

『俺が愛しているのは、唯ひとりの女・・・・』
洋介の脳裏に別れた妻の笑顔がくっきりと浮かび上がった。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

20:38  |  ネットのプリンス  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

洋介ったら オ・ト・ナ(*′艸`)

健気な彼女だし・・・
イイSEXだっただけに好意的感情が一気に自分の中で大きくなる。
わかるわぁ~~(笑)

でも、成り行きのSEXでも、彼女を思いやる気持ちと、
唯ひとりの女を思う洋介の気持ちと・・・

居心地云々でも無く・・・
帰る場所があるってコトですよね。。。(∩.∩)





影依 |  2014.06.07(土) 18:57 | URL |  【編集】

こんにちは

奥様を愛してるんですね

そういうものなのかなぁ

美夜 |  2014.06.09(月) 11:43 | URL |  【編集】

Re:影依さん ^^

洋介・・・
タイトルどおりプリンス風にお洒落なおじさまに書き上げたいので・・・

女の子は・・・
このまま洋介の彼女にとも思えるぐらい
ちょっと感情移入しちゃいました
でも心を鬼にして最初のプロットどおりに
お話を進めていきま~す
ほーくん |  2014.06.12(木) 21:03 | URL |  【編集】

Re: 美夜さん ^^

このお話を書くときにね
プロローグからエピローグまで設定を決めてあるので
そのエンディングへ向けての布石のセリフになってます

主人公の洋介は離婚に応じたものの
決して嫁を嫌いで別れたんじゃないっていう設定にしてるんですよ~
ほーくん |  2014.06.12(木) 21:16 | URL |  【編集】

この主人公…

彼と違うけれど…未来の彼と重ねたくないのに、重なって、ちょっとブルーになってしましまいた(笑)

いつもなら、楽しく拝見してるのに…

彼と険悪になっちゃたからかも (ーー;)
north field |  2014.06.13(金) 20:13 | URL |  【編集】

Re: north field さん  ・゜・(ノД`)・゜・

お付き合いしていく上で

どうしてもギクシャクしてしまう時期が必ずやってきます

喧嘩もせずに

ずっと仲睦まじくというのは難しいものです

いや、お互いに愛し合っているからこそ

喧嘩はするものだと思います

ほーくん |  2014.06.13(金) 21:29 | URL |  【編集】

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