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2019.03.12 (Tue)

いろはにほへと 15

「天晴れ(あっぱれ)見事である!」
殿は褒め称えたが藩士達は静まりかえったままだった。
確かに策ノ進の腕前は見事であったが、
よもや城下の浪人ごときが武道の頂点に立ったのだから面白くはなかった。

「そなたの素性がどうあれ、勝者には武芸道場の師範として雇い入れる」
この上ない殿からのお達しであるが、
策ノ進は丁重に断った。
「何故じゃ?晴れて藩士と反りさけるのだぞ?」

「殿様のお言葉、身に余る光栄にござる…
しかし、拙者のような身分では誰も道場に来てはいただけまい…
ましてや師範としての求道心も芽ばえることはござらん」

策ノ進の言葉ももっともであった。
現に藩士達には恨みと妬みの表情が浮かんでいたのだ。
「わしとしてはそなたの腕前が欲しいのだが…
わかった。代わりの褒美をつかわそう…何なりと申してみよ」
この言葉を策ノ進は待っていた。

「では…お恐れながら…お吉と申す腰元を嫁に頂戴しとうございます」
たちまち藩士達の顔色が変わった。
召し抱えた腰元を奪うというのだから当然であった。
いい気になりおって!と、藩士達は腰の真剣に手をかけた。

ダウンロード (1) 

「静まれい!わしが何でも良いと申したのじゃ!
武士に二言はござらん!お吉と申す者、ここに!」
大海の水が割れるがごとく、人垣が左右に分かれ、
お吉が静々と策ノ進の元に歩み寄った。

「例外ではあるが、わしが宣言したのだからこれもまた致し方あるまい。
お吉、そなたに腰元としての暇(いとま)を申しつける
策ノ進とやら…とっととその女を連れて城から出て行かれよ!」
策ノ進とお吉は共に土下座して殿様の心の広さに感謝した。



策ノ進がお吉を連れて帰った事に庄屋は我が目を疑った。
事の経緯を申すと庄屋は涙を流して喜んだ。
「庄屋殿…親子の再会に水を差すようですまんが…
お吉を嫁に戴きとうございます」
かまわん、かまわん
城に召し取られて二度と会うこともないと思っておった娘と
こうして再開出来たのも先生様のおかげ…
そう言って二つ返事で祝言をあげることに賛成した。

yamada10_itibun.jpg 



「やっぱりここが一番落ち着くわ」
お吉は寺子屋のあるお堂の寝間に入るなり小躍りした。

「このようなむさ苦しい所がか?」
そう言いながらも、お前がおればここも花畑じゃと策ノ進はお吉を抱きしめた。
「うちのお股の花も今が満開やで」
そう言ってお吉は着物の裾をたくし上げた。
途端にほこり臭い寝間に女の香りが広がった。
策ノ進はたまらずにその桃のような尻にしゃぶりついた。
何試合も勝ち抜いたのだから体はクタクタであったが、
驚いたことにへのこはこの世の春とばかりにギンギンに芽吹いていた。
「策ノ進さまったらせっかちなんやから…」
そう言いながらも策ノ進が舐めやすいように脚を開いた。
そして急いで帯を解いて素っ裸になった。
「うち、殿様の寵愛を受けてへんさかいに策ノ進さまが抱いたあのときのままやで…」
そう言って今度は策ノ進の帯を解き、ふんどしをほどいた。
「うち…このへのこやないと我慢でけへん体になってしもたわ」
汗にまみれたへのこを愛しそうにしゃぶる。

kimono_fella20160126012.jpg 

いつしか二人は万年床に寝転がり、互いの性器を舐め合っていた。
このままでは口の中で暴発してしまう…
我慢限界のところで「挿してほしいわ…」と挿入をねだってきた。
「おう、挿してやる。いくらでも挿してやるとも!」
挿入すると待っていたとばかりに
おめこの柔肉が策ノ進のへのこを包み込む。
『極楽じゃ…こんな一文無しの浪人がこんなべっぴんを嫁にめとり
毎晩のように助平を出来るのだから…』
腰を激しく振りながら己の体の下で喘ぐお吉の顔を見つめた。
その視線を感じたのか、お吉もまた策ノ進を見つめた。
「うち、策ノ進さまとのややこが欲しい…」
「わかっておる。これから毎晩、お前のおま〇こに子種を流し込んでやる」

嬉しい…
歓喜に打ち震えながら、お吉のおま〇こはこれでもかと策ノ進のへのこを締めつけた。
「よい子を孕め!」
策ノ進はありったけの子種を流しこんだ。

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時代劇官能小説「いろはにほへと」いかがでしたでしょうか
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました

最後のおまけとして
熟パートナーのバイブを咥えこんだ股間をおたのしみくださいませ
(ピンクの半透明バイブなのでわかりにくいけどしっかりとハメております)

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  いろはにほへと  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

お民ちゃん可哀想・・

お民ちゃんは気の毒だったけど
策の進様にとってはお吉ちゃんと結ばれて
めでたしめでたしだったのね
なつみ |  2020.06.02(火) 18:10 | URL |  【編集】

Re: お民ちゃん可哀想・・

なつみさん、コメントありがとうございます。
これを書いてるときにメッセージで「なにも殺さなくてもいいじゃないか!」とお叱りを受けたことも… 汗
読み手が登場人物に感情移入してくれるのは書き手にとってこれほどの喜びはありません♪
ほーくん |  2020.06.08(月) 08:50 | URL |  【編集】

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