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2019.07.22 (Mon)

女優 第三章 ~湯けむり編~

パソコンのキーボードを叩き、
検索スペースに『みやざきあいこ』と打ち込み変換キーを押す
ひらがなが『宮崎愛子』と変換される。
一発で変換されるというのは
どこにでもあるありふれた名前だということか…

パソコンを操作しているのは愛子自身であった。
元国民アイドルグループのセンターまで勤め上げた宮崎愛子が
セクシー路線に方向転換し、
今や誰もが知っているAV女優として活動していた。

ディスプレイの検索エンジンから『画像』をクリックすると
たちまち無数の画像がディスプレイに羅列される。
若い頃に活動していたアイドルグループの画像もあれば
AV女優として活動している最近のヌード画像もあった。
綺麗なヌード画像もあれば男優に刺し貫かれている画像もあり
中には流出物と呼ばれるモザイクなしの
愛子の大事な部分さえ大写しになっている画像もあった。

AV転身には抵抗があった。
アイドルグループのセンターを務めたというプライドがあった。
だが60分という出演にしては破格のギャラと
「AVといえども飯島愛さんのような
ステータスを手に入れることも可能なんだしさ」
という事務所にうまく言いくるめられて現在に至る。

この仕事が嫌いなわけではない。
いや、どちらかというとSEXは好きだし、
好みの男優さんとの絡みは興奮できた。
だがAVに馴染めば馴染むほど表舞台からの露出が減ってきたのも事実だ。

愛子は『画像』を閉じ、本来の目的であるエゴサを始めた。
エゴサ、つまりエゴサーチで自分自身が世間から
どのような評価を受けているのか知っておきたかった。

高評価のコメントもあれば辛辣な意見もあった。
『可愛いけど演技が下手』
『裏モノでなきゃちんぽが萎えてしまう』
『もういい年齢だからAV嬢としてはムリ』
・・・・
見ず知らずの奴らにめちゃくちゃに言われて愛子は凹んだ。
「エゴサーチなんてするんじゃなかったわ」
愛子は沈んだ気持ちでネットカフェのブースから抜け出した。

会計へ向かう途中、ペアシートの前を通りかかると
鼻にかかった甘い声が漏れていた。
「あん…気持ちいい…もっと動いてぇ~」
小声ではあるが静かなネットカフェの場内ではしっかりと聞こえる。
声のするブースに近づいてみると
目隠しのために小窓に掛けられているひざ掛けがめくれ上がり
中の様子が見えた。
男女が交じりあっていた。
互いに着衣ではあるが女はTシャツを捲くりあげられおっぱいが露出していた。
男の手はその豊満な胸を揉みしだいている。
下半身はヌードで男のイチモツが女のおまんこに深々と突き刺さっている。

『ウソ・・・!こんな公共のスペースで…』
愛子は信じられなかった。
以前に空席のペアシートを覗いてみたことがあり、
チェアでなくフラットなスペースに
クッションシートが敷き詰められていることに違和感を感じたが、
愛し合う二人のための空間になるように設計されていたのだと
ブースの中でSEX中の二人を見て納得した。

二人は佳境に入り始めたのか腰の動きが激しくなってゆく。
女の表情が苦悶してゆく。
「イキそう・・・ねえ、イキそうよ!」
女が宣言し「あああ!!ダメ!逝っちゃう!!」と声が大きくなる。
男は慌てて女の口を手で塞ぐ。
女の声は手で遮られているにも関わらず「あ゛!あ゛ぁ゛~~~っ!!!」と
女のイキかたが激しかったのがわかりました。

bo002-34.jpg

「激しかったですね」
不意に肩ごしに男の声がしたので愛子は慌てて振り返った。
そこには顔を上気させた店員が立っていた。
「あ、あの…こんな行為は許可しているんですか?」
愛子は素直な疑問を投げかけた。
「もちろん御法度ですよ。
でも、あんまり目くじらを立てても客が離れてしまいますから」
そう言って、続け様に「お客様はお一人でご利用ですか?」と問いかけた。
愛子は素直に「はい、そうです」と答えた。
「こういうのを覗くと…ヤリたくなりません?」
「え?」
店員の男の手が愛子の腰を抱く。
「ちょっと!何するんですか!?」
抵抗しようとする愛子の口を素早く手で塞ぎ、
空席の向かい側のペアシートブースに愛子を引きずり込んだ。

ダウンロード (1)

フラットシートに押し倒された愛子に店員の男が覆いかぶさる。
左手は愛子の口を塞いだまま
右手はズボンのチャックを下ろしていきり立ったイチモツを引っ張り出した。
「☆●★!!!」
手で口を塞がれながら、
愛子は何をされようとしているのかを察知して抗う声を発したが
くぐもった音が微かにもれるだけだった。
「なあ、ヤらせてくれよ。
あんたAV嬢だろ?ノーメイクでもわかるよ
俺、あんたのファンだからさあ
いっぺんでいいからAV嬢としたかったんだよ
いろんな男優に鍛えられて具合のいいおまんこになってんだろ?」
興奮した店員の男は早口でそう言いながらスカートの中に手を差し込み
ショーツの股間部分をずらした。
そして手荒におまんこを弄りまわすと膣口を見つけ、
おもむろに指を2本突き立てた。
濡れてもいないおまんこに激痛が走る。
「おいおい…濡れてねえじゃねえか。
人のSEXを覗いておきながら興奮しないってか?
さすがAV嬢だねえ・・・あれぐらいじゃ興奮しませんか?」
じゃあ、俺が興奮させてやるよと手のひらに唾を吐きかけ
それを己のペニスに塗りたくると愛子のおまんこに狙いを定めた。

男の侵入を拒もうと愛子は体をくねらせ抵抗したが
店員の男はこのような卑劣な行為をやり慣れているのか
上手に愛子の体を挿入しやすいように股を開かせてゆく。
愛子は店員の男の顔を爪で引っ掻いた。
「痛え~!てめえ!おとなしくしろ!
ぶん殴るぞ!その綺麗な顔をボコボコに腫れ上がらすぞ!!」
顔は傷つけられたくない!裸が商売といえども顔は女の命なのだから・・・
愛子の肢体からスーッと力が抜けた。
「よしよし、いい女だ。すぐ気持ちよくなるからな」
男のチンポが愛子の中に挿入された。

17-9.gif



More・・・

女優シリーズの第三弾です
湯煙編と銘打っている割には
冒頭はネットカフェからのスタートです

カテゴリーで「女優」というのがあるので
よければ前二作も読んでいただければ嬉しいです

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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