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2019.08.08 (Thu)

女優 第三章 ~湯けむり編~ 7

近藤の舌先がおまんこに触れる。
まるで毒味をするようにほんの先っぽでチロリと舐める。
やがて無毒で、それが甘味だとわかると大胆に舌全体を使ってベロリと舐めあげる。
「くう~っ…!!」
童貞男の初クンニだから決して上手ではない。
だが、テクニックに頼らず、純粋におまんこを味わうという行為そのものだ。
そして教えてもいないのに本能だろうか、
舌先は的確にクリトリスを探し出してチロチロと舐め回す。
「凄い!すごくきもちいいわ!」
AVの仕事では白々しいセリフも本音で自然と声に出して近藤の舌技に酔いしれた。
「気持ちいいですか?」
バカ…私の体の反応でわかるじゃない…
そんなシラけるセリフを吐かないでよ。
気持ちいいに決まってるじゃない。
その意思表示を込めておまんこを近藤の口に押しつける。
荒い鼻呼吸がアナルをくすぐる…
手慣れた男なら可憐な尻穴にも指を突き刺すのだろうが、
近藤は一心不乱におまんこを舐め続ける。
目の前にはガチガチに勃起したペニスから止めどもなく我慢汁が垂れ続けている。
『しゃぶりたい…』
SEXに慣れた男なら
このまま69の体勢で軽く逝かせてもらえるまでしゃぶり尽くせるのに…
挿入せずに二回も口淫で射精させてしまうと
もしかしたら本来の目的を達する事ができずに終焉を迎えてしまうかもしれない…
愛子は見事な彫刻を触らずにただ見つめるだけの展覧会の客のように
童貞のペニスをただひたすら鑑賞した。

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陰嚢がグッとペニスの根元目がけて競り上がってくる。
射精の前兆なのだ。
暴発させては身も蓋もない。
もっとクンニを楽しみたかったが、グッと堪えて腰を引き上げた。

「挿入しよっか」

そう告げると「ゴム…用意してないし…」と
妙に現実に引き戻すような言葉を近藤が発した。
「バカね…私はAV嬢よ。ピルを飲んでるわ」
そう言って安心させると騎乗位の体勢に移った。
「ああ…いよいよ童貞とおさらばできるんですね」
今にも射精してしまいそうなのだろう。
近藤は苦しそうな顔をして喜びの声を発した。
「そうよ…あなたは正真正銘の男になるのよ」
ペニスを固定するために指を添えてしまうと暴発する可能性があったので、
やや前屈みでペニスを見やりながら角度を決めて腰を落とした。
「あうっ!」
予想通り亀頭が陰唇に触れた瞬間、勢いよく射精してしまった。

20141218VdXKSXYn.jpg

「ごめんなさい!」
近藤が情けない声で謝る。
「ダメ!気を抜かずにおちんぽに力を込めなさい!」
射精したからといって一気に萎む訳ではない。
余韻である程度の硬さがあれば挿入できる。
近藤の腹筋がキュッと引き締まる。
言われたようにペニスに力を込めているのだ。
おかげで強度は充分だ。
精液をかけられたおまんこはさらに滑りをよくする。
愛子はひと思いにペニスをおまんこに挿入した。
「入った!!入ったよね?」
近藤が喜んで声を上げる。
「そうよ!おまんこにおちんぽを挿入したのよ」
ほどよい大きさ、ほどよい硬さ…
全てが愛子の好みのペニスだった。
「おちんぽ…気持ちいい!」
愛子としては合体しながら愛の会話を楽しみたかったが
筆下ろしに感激した近藤はそれどころではない。
少しでも長く愛子のおまんこの中でペニスを遊ばせたいとばかりに
苦悶の表情で迫り来る射精感と闘っていた。
「ねっ…下から突き上げて…」
「は、はいっ!」
促され腰をせり上げたものの、その一突きで呆気なく射精してしまった。
「あああ~、出ちまった…」
女の中で逝った悦びよりも、
たった一突きで終わってしまったのがショックだったのだろう。
手で顔を覆って「ちくしょう…」と呟いた。
「まだよ。まだ終わりじゃないわ」
愛子はおまんこの中のペニスをキリキリと締め上げ
萎むのを妨げた。
血流を止められて海綿体は強度を保ち続けた。
「ほら…まだ大丈夫」
近藤の体に覆い被さり耳元で妖しく囁き耳の穴を舐めた。
「おおっ!?」
淫靡な刺激にみるみるうちにペニスに強度が蘇る。
「ねっ、大丈夫でしょ?いっぱい突き上げて欲しいわ」
近藤は下から愛子を突き上げた。
だがそれはリズミカルではなく、
せーの、ドン!せーの、ドン!というような
タメを作って腰をせり上げる程度だった。
焦れったくて愛子は上から自ら腰を振った。
「こうよ…小刻みにリズムよく…」
ヤンキー座りで小気味よく腰を上下に動かす。
この体勢は脚が痙攣しそうになるので長くは続かないが
初心者の近藤には短時間で充分だった。
二発も射精したにも関わらず
数分で射精の波がやって来た。
「あうっ!また出ちゃいそうです」
「いいわよ…思いっきり出してね」
愛子は腰を落として近藤のペニスを深々と挿し入れた。
子宮に亀頭がぶち当たると共に熱い波動がおまんこいっぱいに広がった。

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三発も続けざまに射精したのだから萎んでいくのも早かった。
いや、もっと楽しみたいという気持ちよりも
近藤は女の中に挿入して童貞を卒業し、
中出しまで出来た充実感で
ハアハアと荒い呼吸をしながら
満足そうに大の字に寝転がっていた。

愛子が合体を解くとおびただしいほどの精液がおまんこから溢れ出てきた。
『ティッシュボックスは…』
ラブホテルではないのでティッシュボックスは洗面台にしか置いていなかった。
取りに行くのももどかしい…
愛子は自分の後始末よりも近藤のペニスを綺麗にしてあげようとお掃除フェラを施した。
ムクムクと大きくなりかけたが、
さすがに体力の限界なのだろう
尿道に残っている精液をチュウチュウと吸い取ってやると
栄養を吸い取られた花のように呆気なく萎れていった。

精液の残り香のする唇で近藤にキスをする。
近藤は嫌そうな顔もせず愛子の唇を迎え入れる。
「気持ちよかった?」
「はい。すごく気持ちよかった…」
そして近藤は意を決したようにガバッと起き上がると
正座して愛子に「お、俺と結婚を前提に付き合ってください」と頭を下げた。
突然の告白で愛子は胸がキュンとなったが
「童貞を捧げた喜びで気持ちが動転しているのよ…
あなたにはもっと似合いの女性が現れるわ」
そう言ってお断りを入れた。
だが、それは愛子の本心ではなかった。
愛子とて二つ返事で近藤の胸に飛び込みたかった。
しかし愛子はAV嬢なのだ。
事務所との契約がまだまだ残っている。
お仕事と割り切っても昼間に男優さんにおまんこされてる女を
夜の夫婦生活で愛せる訳がない…
夫婦生活に破綻が来るのは目に見えている。

契約が切れて自由な女になるまで数年かかる。
「ごめんなさい…私まだAV嬢をやめられないから…」
それでもかまわないと近藤は引き下がらなかったが
愛子は心を鬼にして
「筆下ろしが終わったんだから部屋から出て行って頂戴!!」と
近藤を追い返した。

アイドルからAV嬢に転身したとき、
愛子には多額の借金があった。
それを立て替えてくれたのが今の事務所だ。
返済まで働かなくてはいけない。

ひとりぼっちになった部屋で愛子は泣いた。
心底、近藤に惚れてしまった自分を呪った。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

22:13  |  女優  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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