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2019.10.01 (Tue)

揉ませていただきます~女整体師編~ 5

一人部屋に残された幸雄さんはしょげ返っていた。
『挿してやりたかったなあ…』
そう呟くと己の股間に目をやった。
還暦間際の幸雄さんは一日一発が限界だった。
尺八で抜かれずに我慢していればできたかもな…

そんな想いをもう一人の自分が責める。
『おいおい、お前の人生の半分も生きていない女を抱こうだなんて
虫が良すぎるんじゃねえのかい?』
そうだよなあ…
いくら興奮したからと言って、尺八をお願いするんじゃなかったよな…
そう呟くと「このイタズラ坊主め」と
自分のちんぽを捻った。

。。。。。。。。

静子はむしゃくしゃしながら大浴場へ向かった。
あんなにセックスがしたいと思ったのは初めてだった。
『私…どうしちゃったのかしら…』
明日…お客様の朝食を取りに厨房へ向かわなければならない。
きっと、いやでも幸雄さんと顔を合わせるだろう、
どんな顔をして幸雄さんに会えばいいのやら…
静子は気持ちを落ち着かせようと温泉に浸かろうとした。
脱衣場で裸になって浴室に足を運ぶと
「あら、静子ちゃん…お風呂、まだだったの?
湯舟を洗おうと思ってお湯を抜いちゃったわよ」
清掃係の由美子さんがデッキブラシで湯舟を擦っていた。
「そうなんだ…あ、いいの、いいのシャワーですますから」
そう言って洗い場の椅子に腰を落とした。
由美子さんがいなければ大声で叫んで思いっきり泣いていたかもしれない。
でも、我慢してもやはり涙が零れてしまう。
ふと気付くと由美子さんが背後に立っていた。
「どうしたの?何かあった?」
何でもないと頭を振ると蛇口を捻って流れ出るお湯で顔を洗った。
由美子さんは「ふう~っ」と息を吐くと、
意を決したかのように
「静子ちゃん、今夜はおばちゃんの部屋でちょっと呑もうよ」
と誘った。
由美子さんも静子と同じように住み込みで働く女だった。

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「あ…でも私…明日も朝早いし…」
「若いのに明日のことなんて考えるんじゃないわよ
一晩ぐらい徹夜したって若いんだから何とかなるわよ」
そう言って有無を言わさず由美子さんは静子を部屋に引っ張った。

「ねえ、ビールでいいよね?」
おつまみなんてないけどさ~
そう言って卓上の小型冷蔵庫からビール缶を取り出した。
「ありがとうございます」
取りあえず、この1缶を空にしたらさっさと自分の部屋へ帰ろう…、
静子はそう思ってビール缶のタブを引いた。
プシュっという音と共にほんのりとアルコールの匂いが立ちこめる。
「で…何があったの?」
一口でグビグビとビールを半分ほど呑んで由美子さんは唐突にそう言った。
何が何でも静子の涙の訳を聞き出さないと帰さないという雰囲気を醸し出した。

「逆に教えて欲しいんですけど…
由美子さんはその…女として寂しくなることってないですか?」
そう尋ねると
「そっか~、男関係ってわけね」と納得したように由美子さんは肯いた。
「え?いえ、そんな…私、男関係だなんて一言も…」
「隠さなくてもいいのよ~。女が寂しくなるって言ったら男関係に決まってるじゃない」
熟女の洞察力の鋭さに驚かされてしまう。

「そりゃあ、私だって女ですから寂しくなる時はあるわよ
なんて言うかさ~、体の芯からムラムラしちゃうというか…」
由美子さんは「私だって女」と強調して話してくれました。
見た目はかなりボーイッシュな姐御タイプなので
男とは縁もゆかりもないと周りから思われていた。
「私ってさあ、見た目がこんな感じだから
浮いた話のひとつもないと思われがちだけど、
こう見えても一度結婚もしてるのよ」
アルコールが廻ってきたのか由美子さんは饒舌になって一人勝手に話し始めた。
同じ旅館に働いていてもほとんど接点がなかったので
こうして身の上話を聞かせてもらうのは新鮮だった。
「どうして離婚しちゃったんですか?」
「聞きたい?」
意味深にウフフと微笑むと、
二缶目のビールのプルを引き上げ、また一気にグビグビと半分ほど呑んだ。
「元旦那は生真面目というか…もともと淡白だったのか
アッチが弱くてね…
私が欲しがりすぎたんじゃないわよ、
私はいたってスタンダードな性欲だと思うわ」
「性の不一致って奴ですか?」
女性週刊誌で少しばかり読んだことがあったので
普段使うことのない「性の不一致」という言葉を口に出した。

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「そうねえ…そうかもね…
ほら、性の不一致と言うと、性癖の好みが合わなかったとか
おまんこの具合が悪かったとか、
ちんぽのサイズが好みじゃなかったとかゲスな勘ぐりをしがちだけど、
私たちの場合はセックスが濃厚か淡白かって感じだったの。
これ以上、この人といても
性の喜びは与えてもらえないと思ったから別れたんだけど…」
こんな見てくれの悪い女なんて性欲の強い男は見向きもしてくれなくてね…
そう言って泣き始めた。

やだ…由美子さんったら泣き上戸なのかしら…
こんな時、どうやって慰めればいいのか人生経験が乏しい静子は困ってしまった。
「今じゃ体が疼くときはこの子が相手してくれるの」
そう言って由美子さんはテレビ台の抽斗から
宝箱のようにキラキラとデコレーションした箱を取り出した。
「何ですか?」
「特別に見せてあげるわ」
開けていいわよと言うので静子は宝箱を開けてみた。
中には黒いディルドが入っていた。
「えっ…こ、これって…」
「ウフフ…標準サイズだけど、この子、けっこう良い仕事してくれるのよ」
そう言って箱から取り出して頬ずりした。

「シリコン製だけどね、触感が本物みたいなのよ」
ほら、触ってみて、と言って無理やり静子に握らせた。
それはほんとに男性のペニスのようだった。
先ほどまで握っていた幸雄さんのペニスを思い出す。
『でもこれって…由美子さんのアソコに…』
そのシリコン製のディルドが由美子さんの膣壁を掻き混ぜているのだと思った瞬間、
知らず知らずのうちに不快な表情になってしまったのだろう。
「そんな汚らしいものを触っている顔をしないでよ
心配しなくてもちゃんと洗ってあるわ」
由美子さんはお気に入りの相棒を貶された気がして憤慨した。
「いえ、決してそんなつもりじゃ…」
「じゃあ…咥えなさい」
「え?」
咥えてみなさい。私がフェラチオの特訓をしてあげるわ。
そう言ってディルドを目の前に突きつけた。
「由美子さん、酔ってらっしゃるわ…」
もう、お開きにしましょうねと、静子はそそくさと席を立とうとした。
「咥えなさいって言ってるでしょ!」
由美子さんったら目が据わっている…
かなり酔っているようだ。
こうなったら辛抱してディルドを咥えなければ帰してもらえなさそうだ。
意を決して静子はディルドを咥えた。
さっき咥えた幸雄さんのおちんちんを思い出してしまう。
『幸雄さんのおちんちんは、脈打っていたわ…それにもっと熱かった』
でも不思議なことに目を閉じて舐めていると、
幸雄さんのおちんちんを舐めている錯覚に落ち入り、
いつしか心の中で『幸雄さん…幸雄さん…大好き!』と呟いていた。

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「あなた、いい表情でフェラチオするのね…
女の私でもムラムラしてきちゃう」
由美子さんはそう言って自分のAカップほどの薄い乳房を揉み始め
気づけばハアハアという由美子さんの荒い息遣いがして
後ろから抱きすくめられた。
「あなた、可愛いわ…」
由美子さんは片手で自分の胸を揉みながら、
もう片方の手で静子の胸を揉み始めた。
当然のことながら、シャワーを済ませてパジャマ姿の静子はノーブラだったので
パジャマの布地の上からとは言え直接揉まれている気分だった。
「男がいないもの同士仲良くしましょうよ」
どうやら浴室の涙を男にフラレた涙と勘違いしているようだった。

勘違いでもいい…
なんだか今は人肌が恋しかった。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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