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2021.03.06 (Sat)

カクテル好きな女たち 2

『また既読スルーだわ…』
スマホ画面を見つめながら幸子はため息をついた。
幸子と書いて『さちこ』と読む。
皮肉だわ、全然幸せじゃないものと
幸子は冷めたコーヒーを一気に喉に流し込んだ。

私は38歳の女。
もちろん未婚です。
決して器量は悪くないと思うのですが
どういうわけか男運には見放されます。
付き合って何度か体を重ねると、
どういうわけかその男たちには不運が訪れます。
世間では私のような女は『さげまん』と呼ぶらしい。
今、付き合っている男も
私の前からフェードアウトを決め込んだようだ。
「何よ!私を捨てるのなら綺麗な別れ方をしなさいよ!」
ついつい小言が口から出てしまいました。
「何々?どうしたのよ」
そんな私の小言が耳に入ったのか、
同僚の三奈子が体を擦るように隣に座りました。
「また男にフラれたの?
そんな愚痴は会社の休憩室で言うもんじゃないわよ」
ハッとして周りを見渡すと興味津々といった顔で
皆が私を見ていました。

「そんなときはね、お酒でも飲んで忘れちゃいなさい」
そう言って彼女は面白いお店があるからと
一枚の名刺を渡してくれた。
「barあなたのグッドバー
バーテンダー 太田秀一」
面白いお店?
何か余興でもしてくれるのかしら?
そんなに興味もなかったのですが、
彼女の言うようにお酒でも飲んで忘れてしまおうと
私はお店を訪ねて見ることにしました。

20210305061436969.jpeg

少し路地を入ったところに
その小さなバーはありました。
ドアを開けると
カラコロンと昔懐かしい呼び鈴が鳴り響きました。
「いらっしゃいませ」
バリトンの声からしてスマートで
格好いいバーテンダーを期待しましたが、
グラスを拭きながら私を出迎えてくれたのは
どこにでもいるような冴えないオヤジでした。
「何をお召し上がりになりますか?」
あまり詳しくないので
「なんでもいいの」とおまかせすることにしました。
しばらくすると
グラスの淵に塩が付いたカクテルが用意されました。
「ソルティードッグです。
透き通る白いお肌の貴女にお似合いかと…」
お世辞でも白い肌と誉められて悪い気はしませんでした。
気づけばバーテンダーさんを相手に
つまらない世間話にいつしか笑みがこぼれていました。
「貴女にはやはり笑顔がお似合いです
私で良ければいくらでもお相手いたします」
私は美味しいカクテルにすっかり酔ってしまいました。

20210305061606b47.jpeg

酔えば人肌恋しくなります。
私の悪い癖です。
いつしかバーテンダーさんはカウンターから出て
私の横に座っていました。
「相手してくださると言いましたよね?」
酔った勢いと言うのでしょうか、
私は彼の太ももに手を置いて甘える仕草をしていました。
「人は誰もが寂しいものです
ここにいる時ぐらいは甘えていいんですよ」
そう言って軽く頬にキスをしてくれたんです。
決してイケメンでもないのですが、
私は彼に抱かれたくてウズウズしていました。
「ほっぺじゃなく、その可憐な唇にキスをしたいです」
彼にそう告げられた瞬間、
私は目を閉じて彼の方を向いてキスをおねだりしていました。
彼は私の肩を抱いて優しくキスをしてくれました。
「抱いて…」
私は彼の手を取って胸の膨らみに導いていました。
「私だけボディタッチするのは気が引けます
貴女もタッチしてくださいな」
彼は私の手を取って股間に導きました。
「まあ、こんなになっているわ」
私はくっきりと浮き出た彼の性器を
ズボンの上から撫で回しました。
「気持ちいいです
貴女のような女性に出会えるのも
バーテン冥利につきるというものです」
私は自らブラウスのボタンを外して
ブラジャーに隠された胸を彼に見せつけてやりました。

202103050621160ab.jpeg

「着痩せするタイプなんですね
こんなに大きなおっぱいだなんて気づきませんでした」
彼ったらブラのカップの中に手を差し込んで
直におっぱいを揉みはじめるんです。
「恥ずかしいわ…」
乳首があっという間に勃起して
吸ってほしいと催促していたんです。
「何もかも忘れて気持ち良くなりましょうか」
巧みに彼ったら私の衣服を脱がしていくんです。
彼は下着姿の私を舐めるように見つめていました。
「私だけなんてずるいわ」
そう言うと
「お客さまには私の全てをお見せいたしましょう」と
彼は素早く一糸まとわぬ素っ裸になりました。
「嬉しい…」
私はなりふり構わず彼のおちんちんを握り、
前後にシコシコと擦ってあげました。

20210305064545841.gif

「お客さん、そういうことをされると…」
中年オヤジが私のテクニックで悶えているんですから
これほど愉快なことはありません。
「こういうことをされると…何?」
大胆にも私ったらおちんちんを咥えてしまってました。
「お客さん!!」
男は私の頭に手をかけると
腰をぐっと前に押し出して
喉奥までおちんちんを咥えさせたんです。
「ちょ、ちょっと待って!」
私は拒みましたが、
その声はもごもごしてしまい男には届きませんでした。
でも私、実はこういうのが好きなんです。
優しく女を扱かわれるよりも荒々しい方が逝きやすいし。
でも気持ちいいと思う間もなく
しこたまお酒を流し込んだツケがやってきました。
イラマチオされるとそれなりに嘔吐感はあるんですけど
今、私に訪れている嘔吐感はマジなものです。
私は男を突き飛ばしてトイレに駆け込みました。

ひととおり吐いてしまうとスッキリしました。
「大丈夫ですか?」
男がコップに水をいれて持ってきてくれました。
慌ててトイレに飛び込んだので鍵を閉めていませんでした。
「ありがとう」私は一気に飲み干しました。
さて、トイレを出ていこうにも男が立っているので
出ていくこともできません。
「こういう狭いところでしたことありますか?」
男は私を後ろ向きにすると
便器に手をつかせて四つん這いにしました。
あっという間にショーツを脱がされ片足を持ち上げられ
そのまま後ろから挿入してきたんです。

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「待って!こんなのはイヤ!」
狭いから男から逃げることもできませんでした。
おまけに私のアソコは、
イヤだと言いながらしっかりと咥えて離そうとはしません。
「イヤなのは日常の生活でしょ?
わかるんですよ、こういうことをされたくて
ウズウズしてたんでしょ?
体がもっとしてほしいと訴えてますよ」
口調は丁寧ですが、腰使いはガンガンに責めてきます。
「ああ!たまらないわ!
そうよ、こういうのが大好きよ!!
でもお願い、中にだけは出さないで…」
私の願いをわかったとばかりに男は平手で私の尻を叩きました。
かなり強くぶったのかお尻がじんじんしましたが
とても心地良い痛みでした。
「ねえ、前から…前からシテ…」
そのようにおねだりするとクルリと私の体を反転させて
片足を持ち上げられ突っ込んできました。
私は片足立ちで腰を振りながら
男にめちゃくちゃキスをしました。
水をコップ一杯飲んだとはいえ
私はリバースした女です。
でも男は嫌がる素振りも見せず
それどころか舌を射し込んでくれたんです。
でも、その体位では逝けそうもありません。
挿入が浅いし、立っている右足が悲鳴をあげ始めていました。
「だめ…足が痙攣しそうだわ」
そのように告白すると男は右足も抱えあげてくれました。
「きゃあ!」
いわゆる駅弁スタイルです。
これって、おちんちんに串刺しされている感覚で
挿入が深くて突かれる度に子宮が押し込まれ
おまけに男に落とされそうなスリルもあって…
私はほんの数分で逝かされてしまいました。
中出しは拒んでいたのに
すごい量の精液を中出しされたのはショックでしたけど。

不思議と心も体も軽くなったので
身支度を整えてお化粧を直して私はお店を後にしました。
このお店を教えてくれた三奈子には
何かお礼をしなきゃと思いました。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  カクテル好きな女たち  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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理想の楽園

良いですね。
淋しい女の憩いの場所・・・
実は、私もブログにこういう場所を求めているのかも知れません。
愚痴を聞いて貰って、言葉で慰められ、詰られながら感じてしまう。
最後は、気持ちく逝かせて貰える・・・理想の場所です。💖
風花(かざはな) |  2021.03.06(土) 09:58 | URL |  【編集】

Re: 理想の楽園

風花さん、コメントありがとうございます。
男には風俗という楽園がありますが
女にはあまりそういう場所がありませんものね
ただ、このバーは料金設定がなく
自分の満足度によってお金を置いてゆくというシステムです
ほーくん |  2021.03.06(土) 11:22 | URL |  【編集】

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