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2021.05.06 (Thu)

貴方に抱かれて私は蝶になる 4

皆さま、GWいかがでしたか?
コロナ禍で自粛生活を続けて
昨年同様に自宅でのんびり出来たのではないでしょうか?
私は5月3日だけ、
近くの道の駅まで野菜と果実を買いに出かけました。
いつもは空いているのに
この日は超渋滞で駐車場に停めるまでかなりの時間がかかりました。
この道の駅には、すべり台などの遊具があるので
公園にマイカーで行けない親子連れが集まったようです。
店舗も入場制限するなど対策もバッチリでしたので
人との接触もあまりありませんでしたし
それなりにストレス発散出来ました。


連載中の「貴方に抱かれて…」は
今回から純恋(すみれ)さんからリリーさんへとバトンタッチされます
ではリリーさん編をお楽しみください

。。。。。。。。。。。。。

「吉井様というのは嫌な客なんですか?
えっとその…店長が言っていたように
本番を強要してくるとか…」
稲本はリリーさんがタイプの女性なので
純恋を乗せていた時よりも上機嫌だった。
「本番?まあ、そう言うふうに迫ってくる男ならいいけど
あの人、勃たないのよ
まあ、こちらは楽だけど一言も喋らないから不気味なのよね」
純恋のようにシートを蹴りあげる事もなく
リリーさんは稲本の問いかけに丁寧に答える。
『うちの事務所には多くの女の子がいるけど
この子が一番家庭的な匂いがするなあ
まあ、三十路ということで落ち着いているせいかもな』
お客として彼女を指名したら、
どんなプレイをしてくれるんだろう…
そんなことを考えていると自然と股間のモノが熱くなり
勃起してしまった。
『客として彼女を買えるだけの稼ぎもないのに
お前は何を期待しているんだ?』
後部座席のリリーにバレないように
稲本はこっそりと股間のイチモツを握った。

運転手の稲本と他愛ない世間話をしているうちに
お客様のお宅に到着した。
玄関の気配でわかったのか呼び鈴を鳴らす前にドアが開いた。
「待ってました…」
そう一言だけ発すると吉井さんは部屋の奥へ消えていく。
もう何度も訪問しているのでリリーは勝手知ったように
ドアに施錠して同じように家の奥に脚を運んだ。

「吉井様、今夜もノーマルシングルでよろしいですか?」
一時間の短時間で口でしゃぶって抜くだけのコースだ。
ただ、吉井さんは勃起しないので、
ふにゃちんをひたすら舐めるだけなのだ。
「ええ、それでお願いします」
そう言って15,000円をリリーに握らせた。
お金を受け取るとスマホで事務所に連絡を入れる。
「吉井様、ただいまからスタートとなります」
さあ、どうぞ横になってリラックスしてくださいなと
ベッドに横たわることを促しても吉井さんは立ったまま動こうともしない。

20210429112808543.jpeg

どうしましたか?と尋ねると、
吉井さんはポロポロと涙をこぼした。
「僕は、貴女と会えるのは今夜が最後かもしれません…
実は糖尿病が悪化して明後日から入院するんです…
おそらく透析をすることになるでしょう」
そう言っていきなりリリーに抱きついてきた。
「いやだ!貴女と離れたくない!
ひと月に一度会えるのが私の楽しみだったんだ…
しかし、治療費と投薬代で贅沢するだけの余裕がなくなるんだ」
今までキモイおやじだと思っていたリリーの感情が
スーッと憑き物が落ちたような気分になった。
そんなふうに自分を指名してくれていたなんて…
リリーは吉井さんの背に腕を回して抱きしめた。
「そうだ、吉井様、良いことをしてあげる。
お店には内緒ね」
そう言ってリリーは吉井さんとキスをした。
突然の事で驚いた吉井さんだったが、
意を決したようにリリーの唇に吸い付いてきた。
どちらからともなく舌を絡めあった。
まるで恋人のようにお互いの唾液を味わった。
「ねっ、いいのよ」
そう言って吉井さんの手を取りおっぱいに導いてあげた。
「大きい…それに、すごく柔らかい…」
少しずつ指に力が加わり、
やがてこれでもかというほど胸を揉みはじめた。
「ねえ、いつもは私がしゃぶってあげているけれど
今夜は吉井さんが…舐めていいわ」
女の体にタッチしたり女陰に指をいれたり舐めたり出来るのは
スペシャルコースなので10,000円のアップになる。
「今後の事を考えると無駄遣いは出来ないので…」
吉井さんはリリーの申し出を断った。

20210429113347418.gif

「これはお仕事じゃないの
今までずっと私を指名してくれた感謝の気持ちよ」
そう言ってリリーは全裸になってベッドに横たわった。
「ほんとにいいんですか?」
吉井さんも同じように全裸になってリリーの隣に寝転がった。
「こうして女性とベッドインするなんて20年ぶりです」
20代で糖尿病が発病し、すぐさま勃起不全になったそうだ。
奥さんはセックスがしたくてたまらなかったようで
別の男を作ってさっさと家を出てしまった。
「挿入だけが愛の形じゃないのにね」
さあ、どうぞ舐めて下さいなと
吉井さんの肩に手をやって下半身に押し下げてあげた。
「久しぶりなので下手くそかもしれません」
リリーさんの太ももを撫でながら吉井さんはリリーさんの脚を開くのを躊躇った。
「そんなことを気にしなくていいのよ」
リリーは自ら脚を開いて女性自身をさらけ出した。
「ああ…この匂いだ…おまんこのいい匂いがする」
吉井さんは、おまんこに顔を近づけて
クンクンと匂いを嗅いだ。
リリーは、まだ舐められてもいないのに、
何故かとても感じてゾクゾクしてしまった。
「じゃあ、失礼して舐めさせてもらいますね」
吉井さんの舌先が陰唇に触れた瞬間、
ビリビリと電流が走り、リリーは思わず「はうっ!!」と
歓喜の声をあげた。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

06:38  |  貴方に抱かれて私は蝶になる  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

解るなぁ~

リリー様の気持ち・・・なんだか解るような気がします。😊
風花(かざはな) |  2021.05.06(木) 09:37 | URL |  【編集】

私は2日間だけ休みでした。
今までG/Wはあまり関係なかったので・・・・。

20代で透析は辛いでしょうね。
私も気を付けないと。
ロベール.S |  2021.05.06(木) 20:51 | URL |  【編集】

Re: 解るなぁ~

風花さん、コメントありがとうございます
これはいわゆるナイチンゲール現象ってやつですね
女性は観音様と言われるように
母性と慈愛に満ちた生物なのでしょう
ほーくん |  2021.05.06(木) 21:11 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

ロベールさん、コメントありがとうございます
私は暦どおりの休暇でした
前職は製薬会社に勤めていましたがGWはいつも10日ほどありました
女性も多くバラ色の職場でした(笑)

あ、吉井さんは50手前のおじさんです
糖尿病の発症が20代だったということで…
人物像の表現が乏しくてすいません
ほーくん |  2021.05.06(木) 21:15 | URL |  【編集】

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