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2021.06.04 (Fri)

紺屋の女房 6

「さあさ、指で弄(いじ)るなり
いきなり珍宝(ちんぽ)を挿(さ)すなり
ご自由にしてくんなまし」
お鈴は普段、濡れない性分ゆえ、
葛湯(くずゆ)をアソコに塗って潤いを出すのだそうだが
今宵は美男子の若い男が相手ゆえ
そんなものを使わずとも、
お鈴のアソコは和布蕪(めかぶ)のようにトロトロであった。
「では、お前の女陰(ほと)を味見させてもらおう」
久蔵はお鈴の内ももに手を添えて
ぐっと左右に押し開いた。
その手際の良さにお鈴は驚いた。
「まあ、主さま(ぬし=お客さま)。
もうすでに女を知ってありんすか?」
筆下ろしに、やってくる客は多い。
そのような輩は我を忘れて女に抱きつき
褌(ふんどし)を解く前に吐精してしまうのだった。
女陰(ほと)を目の当たりにしても
久蔵は落ち着いていた。
お鈴の膝を舐め、
内ももに接吻をしながら
少しずつ女陰(ほと)に近づいてくる。
久しぶりに男に買われたお鈴のアソコは
久蔵の珍宝(ちんぽ)を待ちわびて
ヒクヒクと蠢(うごめ)いていた。
「ああ…ひととき、ひとときでよいので
あちきを桃源郷(とうげんきょう=ユートピア)に
連れて行ってくんなんし」
女陰(ほと)に近づいてくる久蔵の舌を待ちわびながら
お鈴は前帯を解いて全裸になった。
久蔵もまたお鈴の内ももに吸い付きながら
帯を解いて脱ぎ捨て褌(ふんどし)一丁になった。
すでに激しく勃起していた。
養子になってからというもの
読み書きソロバンに明け暮れ、
陰で女将さんを抱く時間さえなかった。
久しぶりの姦通(かんつう=セックス)の機会に
久蔵の心は踊った。
早く挿(さ)せとばかりに亀頭の先から
次々と我慢汁が溢れ
褌(ふんどし)の前を尿漏れしたかのように濡らした。
舌が女陰(ほと)に近づくにつれて女臭が強くなってくる。
お鈴もまた久蔵の舌を求めて女陰(ほと)から
トロトロと本気汁を垂れ流した。

202105261119135c7.jpeg

「ああ恥ずかしや…
女郎たるもの主(ぬし)さまに
気持ち良くさせるのが勤めというのに
あちきが主(ぬし)さまに
こんなにも気持ち良くさせてもらえるとは…」
お鈴は遊女というより一人の女として
久蔵に身を任せた。
やがて、久蔵の舌先が女陰(ほと)を飾る陰唇に触れ
チロチロと舐めあげた。
「ああ~!ダメでありんす!!」
お鈴は身体中にビリビリと痺れが貫くのを感じた。
そんな事はお構いなしに
久蔵の舌は陰唇を割り開いて
子の宮が納められている膣へと忍び込んでくる。
「あっ…!あっ…!」
小気味良い喘ぎ声がお鈴の口から漏れる。
『体の感度が良いおなごだな』
己の舌の動きに絶妙に応えるお鈴が可愛くなってきた。

『女将さんのような年増も良いが
やはりおなごは若いのに限るな』
久蔵は女陰(ほと)を舐めながら、
手を伸ばしてお鈴の乳を揉んだ。
子を出産したこともないだろうが
その乳首は空豆(そらまめ)のように肥大し
かなり弄(いじ)り甲斐があった。
久蔵は女陰弄り(ほといじり)を指に切り替え、
小振りな乳にむしゃぶりついた。
お鈴は胸に競り上がってきた久蔵の頭を
とても愛しそうに抱いた。
初めて肌を合わせる久蔵とお鈴であったが、
ひとつひとつの所作は、
まるで古くからの恋仲間のようだった。 

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「主(ぬし)さま、お願いでありんす
一思いに挿(さ)してくんなまし…」
久蔵に買っていただいた時間は、
ほんの一刻(いっとき=約二時間)だった。
すでに半刻(はんとき=一時間)が経過していたので
あまりゆっくりしている時間がなかった。
買われた時間のうちに久蔵に精を殺(や)ってもらわねば
女郎として笑い種(ぐさ)にされてしまう。
もちろん男を逝かすのがノルマだが
お鈴は自ら桃源郷に登り詰めたい気持ちが強かった。
「よかろう。夫婦(めおと)のように
一晩中愛し合う訳にもいかないしな。
どれ、ひとおもいに楽にさせてやろうかの」
お鈴を四つん這いにさせて、
腰を抱くと後ろから深々と珍宝(ちんぽ)を突き刺した。
「ああ!嬉しゅうござりんす!嬉しゅうござりんす」と
お鈴は歓喜の涙を流した。
売れっ子女郎と違って、
あまり使われていないお鈴の女陰(ほと)は若々しかった。
さほど大きくない久蔵の珍宝(ちんぽ)であったが
淫道(いんどう=ちつ)は狭くギチギチに締め上げてくる。
『こうして後ろから抱けば醜女(しこめ)も気にならず
真の女体だけを楽しめる』
久蔵は若いお鈴の肌を楽しんだ。
ぷりっとした尻肉のはち切れんばかりの弾力を楽しんだ。

20210526120616135.jpeg

「逝かしておくんなまし!逝かしておくんなまし!」
あまりにも激しい久蔵の突き上げに
お鈴が先に根をあげた。
おびただしい卑猥な汁がお鈴の女陰(ほと)から
滴り落ちた。
女将さんの低い喘ぎ声とは違う若い色気のある声に
久蔵もまた一緒に登り詰めた。
「ああ!出てしまう!」
中に出してはいけないと珍宝(ちんぽ)を抜こうとするのを
お鈴は嫌がった。
「中に…中にだしておくんなまし」
そう言われても懐妊させれば
厄介な事になるのが目に見えていたので
子種を欲しがる女陰(ほと)から珍宝(ちんぽ)を引き抜いて
お鈴の背中におもいっきり濃い子種を放出した。
「好かねえことを…
あちきの中にだしてよろしんすものを…」
中だしを拒んだことで
お鈴はちょっぴり拗(す)ねたようだった。

気まずい空気が二人の間に流れたが
そんな空気を掻き乱すように茶屋の外が賑やかになった。
何事かと窓を開けると、一際艶やかな着物を着た女が
何人もの男女を引き連れて練り歩いていた。
「花魁道中(おいらんどうちゅう)にありんす」
お鈴が同じように窓から顔を出して教えてくれた。
「花魁道中?」
「そうでござりんす…あちきら遊女の中でも
ああして花魁になれるのはほんの一握り…」
これが花魁かあ…
確かに大層なべっぺんさんだ。
出来ることならあのようなおなごと
肌を交わしたいものだとお鈴に言うと。
「主さま、失礼な言い方でありんすが…
懐(ふところ)は肥えてござりんすか?
花魁を逢い引き茶屋に呼ぶだけでも
大層なぜぜこ(お金)が必要でありんす」
して、その金額とは?
久蔵はお鈴に問いただした。
「そうでありんすなあ…
あのお方は高尾太夫(たかおたゆう)と申しまして
最高位の花魁でありんすから…
少なくとも10両かと…」
10両!?
店主見習いとして
そこそこの給金を頂くことが出来るようになった久蔵であったが、それでも10両を貯めるのに3年はかかる…
「高嶺の花とはまさにこの事よな」
久蔵はガックリと肩を落とした。

「同じように花街に売られたおなごでも
花魁として花を咲かすおなごもおれば
わちきのようにたまに主(ぬし)さまに買われ
日銭を稼ぐのが精一杯で
ようやくおまんまにありつけるおなごもおりんす」
己の運命(さだめ)の儚(はかな)さを呪うかのように
お鈴ははらはらと白粉(おしろい)を洗うかのように
いくつもの涙の粒を落とした。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

09:52  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

紺屋の女房 6

良い身分ですねぇ~

<できれば、もう少し文字のフォントを上げて頂けれぱ幸いです>
ロベール.S |  2021.06.04(金) 20:57 | URL |  【編集】

Re: 紺屋の女房 6

ロベールさん、コメントありがとうございます
昭和の時代でも会社の上司や先輩が新人をソープや風俗に連れていって童貞を卒業させてやるというのはよくあった事かと思います
まあ、今じゃ社会人になる前に童貞を卒業している子が多いですけどね

ブログの文字については
先日ももうしました通り全体的なバランスもありますし、ひとつの作品として途中から文字が大きくなるというのは避けたいと考えてます
スマホ、PCの画面拡大をご利用いただければと思います
ほーくん |  2021.06.05(土) 01:39 | URL |  【編集】

紺屋の女房 6

ほーくんさんと、同じ年代ですが、連れて行ってもらったような経験は無いですねぇ~

文字の件、承知いたしました。
ありがとうございます。
ロベール.S |  2021.06.05(土) 08:20 | URL |  【編集】

Re: 紺屋の女房 6

ロベールさん、コメントありがとうございます
私は入社一年目の忘年会の帰りに赤線に連れていってもらいました
まあ、ソープのような高級なところでもなく、
お姉さんというよりおばさんが相手してくれましたけど(笑)思えば、あの時から私の熟女好きがスタートしたようなものです

文字の大きさの件、ご了承いただきありがとうございます
ほーくん |  2021.06.05(土) 11:18 | URL |  【編集】

なんだか

お鈴さまが可哀そう・・・
男性社会も同じなのでしょうが、花魁のような高嶺の花と、底辺の女郎とが比較されるのは辛いですね。
頑張って欲しいです。
風花(かざはな) |  2021.06.05(土) 21:11 | URL |  【編集】

Re: なんだか

風花さん、コメントありがとうございます
士農工商のカースト制度が確立されていた時代ですが
それぞれの階級の中でもしっかりとそれなりの階級がありました。成り上がりやサクセスストーリーなど考えられず、ほとんどの人たちはそれぞれの階級の中で人生を終えました。花魁は女郎のトップに立つ成功者のように思われがちですが花魁には花魁の辛さがあったようです。
ほーくん |  2021.06.06(日) 07:14 | URL |  【編集】

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