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2021.06.04 (Fri)

紺屋の女房 6

「さあさ、指で弄(いじ)るなり
いきなり珍宝(ちんぽ)を挿(さ)すなり
ご自由にしてくんなまし」
お鈴は普段、濡れない性分ゆえ、
葛湯(くずゆ)をアソコに塗って潤いを出すのだそうだが
今宵は美男子の若い男が相手ゆえ
そんなものを使わずとも、
お鈴のアソコは和布蕪(めかぶ)のようにトロトロであった。
「では、お前の女陰(ほと)を味見させてもらおう」
久蔵はお鈴の内ももに手を添えて
ぐっと左右に押し開いた。
その手際の良さにお鈴は驚いた。
「まあ、主さま(ぬし=お客さま)。
もうすでに女を知ってありんすか?」
筆下ろしに、やってくる客は多い。
そのような輩は我を忘れて女に抱きつき
褌(ふんどし)を解く前に吐精してしまうのだった。
女陰(ほと)を目の当たりにしても
久蔵は落ち着いていた。
お鈴の膝を舐め、
内ももに接吻をしながら
少しずつ女陰(ほと)に近づいてくる。
久しぶりに男に買われたお鈴のアソコは
久蔵の珍宝(ちんぽ)を待ちわびて
ヒクヒクと蠢(うごめ)いていた。
「ああ…ひととき、ひとときでよいので
あちきを桃源郷(とうげんきょう=ユートピア)に
連れて行ってくんなんし」
女陰(ほと)に近づいてくる久蔵の舌を待ちわびながら
お鈴は前帯を解いて全裸になった。
久蔵もまたお鈴の内ももに吸い付きながら
帯を解いて脱ぎ捨て褌(ふんどし)一丁になった。
すでに激しく勃起していた。
養子になってからというもの
読み書きソロバンに明け暮れ、
陰で女将さんを抱く時間さえなかった。
久しぶりの姦通(かんつう=セックス)の機会に
久蔵の心は踊った。
早く挿(さ)せとばかりに亀頭の先から
次々と我慢汁が溢れ
褌(ふんどし)の前を尿漏れしたかのように濡らした。
舌が女陰(ほと)に近づくにつれて女臭が強くなってくる。
お鈴もまた久蔵の舌を求めて女陰(ほと)から
トロトロと本気汁を垂れ流した。

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「ああ恥ずかしや…
女郎たるもの主(ぬし)さまに
気持ち良くさせるのが勤めというのに
あちきが主(ぬし)さまに
こんなにも気持ち良くさせてもらえるとは…」
お鈴は遊女というより一人の女として
久蔵に身を任せた。
やがて、久蔵の舌先が女陰(ほと)を飾る陰唇に触れ
チロチロと舐めあげた。
「ああ~!ダメでありんす!!」
お鈴は身体中にビリビリと痺れが貫くのを感じた。
そんな事はお構いなしに
久蔵の舌は陰唇を割り開いて
子の宮が納められている膣へと忍び込んでくる。
「あっ…!あっ…!」
小気味良い喘ぎ声がお鈴の口から漏れる。
『体の感度が良いおなごだな』
己の舌の動きに絶妙に応えるお鈴が可愛くなってきた。

『女将さんのような年増も良いが
やはりおなごは若いのに限るな』
久蔵は女陰(ほと)を舐めながら、
手を伸ばしてお鈴の乳を揉んだ。
子を出産したこともないだろうが
その乳首は空豆(そらまめ)のように肥大し
かなり弄(いじ)り甲斐があった。
久蔵は女陰弄り(ほといじり)を指に切り替え、
小振りな乳にむしゃぶりついた。
お鈴は胸に競り上がってきた久蔵の頭を
とても愛しそうに抱いた。
初めて肌を合わせる久蔵とお鈴であったが、
ひとつひとつの所作は、
まるで古くからの恋仲間のようだった。 

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「主(ぬし)さま、お願いでありんす
一思いに挿(さ)してくんなまし…」
久蔵に買っていただいた時間は、
ほんの一刻(いっとき=約二時間)だった。
すでに半刻(はんとき=一時間)が経過していたので
あまりゆっくりしている時間がなかった。
買われた時間のうちに久蔵に精を殺(や)ってもらわねば
女郎として笑い種(ぐさ)にされてしまう。
もちろん男を逝かすのがノルマだが
お鈴は自ら桃源郷に登り詰めたい気持ちが強かった。
「よかろう。夫婦(めおと)のように
一晩中愛し合う訳にもいかないしな。
どれ、ひとおもいに楽にさせてやろうかの」
お鈴を四つん這いにさせて、
腰を抱くと後ろから深々と珍宝(ちんぽ)を突き刺した。
「ああ!嬉しゅうござりんす!嬉しゅうござりんす」と
お鈴は歓喜の涙を流した。
売れっ子女郎と違って、
あまり使われていないお鈴の女陰(ほと)は若々しかった。
さほど大きくない久蔵の珍宝(ちんぽ)であったが
淫道(いんどう=ちつ)は狭くギチギチに締め上げてくる。
『こうして後ろから抱けば醜女(しこめ)も気にならず
真の女体だけを楽しめる』
久蔵は若いお鈴の肌を楽しんだ。
ぷりっとした尻肉のはち切れんばかりの弾力を楽しんだ。

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「逝かしておくんなまし!逝かしておくんなまし!」
あまりにも激しい久蔵の突き上げに
お鈴が先に根をあげた。
おびただしい卑猥な汁がお鈴の女陰(ほと)から
滴り落ちた。
女将さんの低い喘ぎ声とは違う若い色気のある声に
久蔵もまた一緒に登り詰めた。
「ああ!出てしまう!」
中に出してはいけないと珍宝(ちんぽ)を抜こうとするのを
お鈴は嫌がった。
「中に…中にだしておくんなまし」
そう言われても懐妊させれば
厄介な事になるのが目に見えていたので
子種を欲しがる女陰(ほと)から珍宝(ちんぽ)を引き抜いて
お鈴の背中におもいっきり濃い子種を放出した。
「好かねえことを…
あちきの中にだしてよろしんすものを…」
中だしを拒んだことで
お鈴はちょっぴり拗(す)ねたようだった。

気まずい空気が二人の間に流れたが
そんな空気を掻き乱すように茶屋の外が賑やかになった。
何事かと窓を開けると、一際艶やかな着物を着た女が
何人もの男女を引き連れて練り歩いていた。
「花魁道中(おいらんどうちゅう)にありんす」
お鈴が同じように窓から顔を出して教えてくれた。
「花魁道中?」
「そうでござりんす…あちきら遊女の中でも
ああして花魁になれるのはほんの一握り…」
これが花魁かあ…
確かに大層なべっぺんさんだ。
出来ることならあのようなおなごと
肌を交わしたいものだとお鈴に言うと。
「主さま、失礼な言い方でありんすが…
懐(ふところ)は肥えてござりんすか?
花魁を逢い引き茶屋に呼ぶだけでも
大層なぜぜこ(お金)が必要でありんす」
して、その金額とは?
久蔵はお鈴に問いただした。
「そうでありんすなあ…
あのお方は高尾太夫(たかおたゆう)と申しまして
最高位の花魁でありんすから…
少なくとも10両かと…」
10両!?
店主見習いとして
そこそこの給金を頂くことが出来るようになった久蔵であったが、それでも10両を貯めるのに3年はかかる…
「高嶺の花とはまさにこの事よな」
久蔵はガックリと肩を落とした。

「同じように花街に売られたおなごでも
花魁として花を咲かすおなごもおれば
わちきのようにたまに主(ぬし)さまに買われ
日銭を稼ぐのが精一杯で
ようやくおまんまにありつけるおなごもおりんす」
己の運命(さだめ)の儚(はかな)さを呪うかのように
お鈴ははらはらと白粉(おしろい)を洗うかのように
いくつもの涙の粒を落とした。

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09:52  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.06.06 (Sun)

紺屋の女房 7

久蔵は吉兵衛に連れられて遊郭に遊びに行ってから
すっかりおかしくなってしまった。
確かだったソロバンの腕も落ち、
帳簿の間違いなどザラであった。

「お前さん、久蔵の様子が変だよ
一度お医者さまに診てもらった方が良くないかい?」
お玉は吉兵衛に久蔵を医者に診てもらうことを進言した。
助平で性欲満々だった久蔵が
陰で乳を触らせてやると言おうが
尻を撫でてもいいと言おうが
まったく興味を示さなくなったのだ。
さすがにこれはおかしいとお玉も心底に心配になった。

医者に診てもらっても
「はて?特に悪いところは見受けられませんが」
どこにも異常はないと言う。
医者が帰った後、
番頭の佐平が吉兵衛に耳打ちしてきた。
「旦那様、こりゃひょっとしたらアレじゃありませんか?」
「アレとは?」
吉兵衛が佐平に訝しげに尋ねると
「お医者様でも草津の湯でもと言うではないですか」
笑いを堪えるようにしながら音痴な節をつけて歌いながらそう言った。
「えっ?恋の病と言うのかえ?」
まさかと思いながらも吉兵衛にも心当たりがあった。
確かに久蔵を吉原に連れて行ってから様子がおかしくなった。

その夜、お玉を交えて久蔵にいろいろ尋ねてみることにした。
「これ、久蔵や。お前さん、まさかと思うが吉原の女郎に恋してしまったのかえ?」
そう聞くと、久蔵は顔を真っ赤にして
「恥ずかしながらその通りです」と答えた。
吉兵衛は、あの夜に久蔵が指名した醜女のおなごを思い出していた。
「いいかい久蔵、よくお聞き。
おなごであれば誰でも良いという訳ではないんだよ
いくらなんでも、
あの醜女では毎日が楽しくないだろうよ」
そのように諭すと、お玉が烈火のごとく怒りはじめた。
「ちょいとお前さん、久蔵が見初めたおなごなんだよ!
その言いぐさはないんじゃないのかい?」
見た目でおなごの良し悪しを決めてはいけないと諭された。

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「ちょっと待ってください
私が心をときめかすおなごは
端下(はした)の女郎ではなく
吉原一の花魁、高尾太夫にございます」
吉兵衛とお玉の言い合いに割って入るように
久蔵はすべてを打ち明けた。
『恋煩いの相手が、かの有名な高尾太夫だとぉ?』
吉兵衛は空いた口が塞がらなかった。
だが、此処は一つ、
義父として久蔵を諭してあげねばならない
コホンと小さく咳払いをすると
居ずまいを正してこう言った。
「久蔵、そりゃあ無理だ
花魁を身受けするにゃ、
この店(たな)を丸ごと売り払っても足りねえ」
悪いことは言わねえ、諦めろと久蔵をなだめたが
虫の居どころを悪くしたのはお玉であった。
下男同様の丁稚見習いから目をかけてやり
己の股ぐらで男にしてやった久蔵の願いを
どうにか叶えてやりたいと思った。

その夜、自室に戻った久蔵は
しくしくと泣いて枕を濡らした。
いくら恋い焦がれても手の届かない高嶺の花だと
わかってはいたが、
義父の吉兵衛に正論で説き伏せられては
ぐうの音もでなかった。
やがて皆が寝静まった丑三つ時に
静かに久蔵の部屋の襖が開いてお玉が入ってきた。
気落ちして眠れずにいた久蔵は慌てて飛び起きて
布団の上に正座してお玉を迎えた。
「可愛そうに…気落ちしてしまったかい?
でもね、世の中には成せばなるという言葉があるんだよ
あたしだってそうじゃないか
だんな様だけで物足りないと必死で念じたら
草庵先生やお前と密通できたじゃないか」
だから簡単に諦めちゃいけないよと
久蔵の隣に座って久蔵の上体を優しく抱きしめた。
「母上さま…」
初めて男にしてもらった時の女の色香が
久蔵にまとわりつく。
「今は私の体で我慢おし、
そして明日からは必死に働きな
働いて働いて、死に物狂いで働けば
活路は開けるってものだよ」
そう言ってお玉は寝巻きの襟元を開くと、
こぼれ出た乳を赤子に吸わせるように
久蔵の口に含ませてやった。

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私の体で我慢しなさいというお玉に甘えて
久蔵は口に含ませてもらった乳首をちゅうちゅうと吸った。
「何があろうと、私だけはお前さんの味方だからね」
そう言ってお玉は久蔵の寝巻きの裾を割り開いて
褌(ふんどし)の上から優しく珍宝(ちんぽ)を握ってやった。
恋煩いで手すさび(オナニー)もご無沙汰だった珍宝(ちんぽ)は
あっという間に硬く勃起した。
久々の久蔵の強張りに
「そうだよ、その意気だよ。
元気がなけりゃ何事も上手くいかないんだからね」
お玉は久蔵の股間に顔を寄せて
褌(ふんどし)から珍宝(ちんぽ)を引きずり出すと
尺八(フェラチオ)を施した。
高尾太夫を思い、ため息しかでなかった呼吸が
やがてハアハアと荒い逞しい男の息づかいに変わってゆく。
屈みこんだお玉の丸い尻に手をやり、
尻の谷間に指を添えて何度も撫でた。
「いいんだよ。好きにしていいんだよ」
お玉は久蔵が触りやすいように尻を高々とあげた。
久蔵はお玉の寝巻きの裾を引き上げて
月明かりに浮かぶ白い双丘の尻肉を直に撫でた。
「うううぅ…」
尺八(フェラチオ)しながら
お玉は感じて呻き声を漏らした。

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07:41  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

2021.06.08 (Tue)

紺屋の女房 8

パートナーさんの恥骨骨折は
日々良くなっていますが
開脚するとまだ痛むらしく
アッチの方はご無沙汰ですが…

それでも歩けるようになってきたので
緊急事態宣言下ゆえに府外には移動できないので
大阪府の田舎にある「国華園(こっかえん)」へ…

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ここは植物の苗とか肥料とか
産地直送の野菜が格安で売られています。
大阪ではかなり有名なお店です。

ここで野菜を大量に仕入れてきたので
暫くは野菜中心の食生活になりそうです。

私はというと
お遊びでキュウリと茄子とトマトの苗木を買いました
園芸や家庭菜園など未経験なので
ただ植えてるだけ(笑)
手慣れた方々、家庭菜園のベテランの方々、
アドバイスよろしくお願いします

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左からトマト、茄子、キュウリだと思います
実が成ったらトマトは私が食べて
キュウリと茄子はパートナーさんの下のお口に食べさせてから
後でゆっくりといただこうとひそかに狙ってます(笑)

そうそう、トイレ掃除が大変だからと
お し っ こ はしゃがんで
用を足してねと言われています

パートナーさんに歯向かわない私は
従順にしゃがんで用を足してますが
昨日、朝立ちしたまましゃがんで 放 尿 したら
ホースの角度が久しぶりに絶好調で
便器ではなくトイレの壁に
おもいっきり放水してしまいました(笑)

トイレに関する失敗談は
誰しも必ずありますよね?

さてさて、前置きが長くなりましたが
お話の方はというと
久蔵を慰めるつもりが
反対に体の火照りを慰められてしまうお玉。
男って、何だかんだと言いながらも
することはしてしまうようです…


。。。。。。。。。。。

自然と二人の体勢が崩れ
お玉の体が久蔵の体の上にのし掛かっていた。
「久蔵、これが四十八手のひとつ『二つ巴』(69)だよ
互いに大事なところを舐め合いましょ」
確かにこれだと互いに舐め合う事ができる!
久蔵は強めの女臭のする鮑(あわび)のような女陰(ほと)に
吸い付いた。
途端に、お玉が珍宝(ちんぽ)を口から離し
背を仰け反らせて体を震わせた。
お玉は解いた自分の寝巻きの紐で猿ぐつわを作って
口に噛ました。
女将さんと通じ合うなどもっての他、
ただでさえ密通なのに、
今では血縁のない義理とはいえ親子なのだから
近親相姦というおまけ付きなのだから
何がなんでも人に知られることだけは
避けなければならない。
お玉とて、その事は重々承知しているので
うっかり声を漏らさぬように先手を打ったのだ。
猿ぐつわのお陰で
お玉の喘ぎ声は「う゛う゛ぅ…」と呻き声となり
夜の戸張に消えた。

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それならば、もっと激しく責め立てる事ができると
女陰(ほと)を舐める久蔵の舌の動きに
いやらしさが増してゆく。
黒いわらび餅のような小陰唇もちゅばちゅばと舐め上げ
ぶっくり飛び出たおさね(クリトリス)を
舌先でグリグリと押し込んでやった。
お玉は久蔵の体の上で蛇のように体をくねらせ
早くハメてほしいとばかりに握りしめた珍宝(ちんぽ)を
激しく上下に擦った。
頃合いを見計らって体を入れ替え、
お玉を組し抱くとお玉の手首を握って布団に押し付け
手の自由を奪った。
いやよいやよと小刻みに首を振るお玉の顔に
接吻の嵐を降らせた。
やがて久蔵の唇はお玉の唇を捕獲する。
観念したとばかりに、お玉は口を開いて舌の侵入を待ちわびた。
甘い吐息のお玉の口の中に舌を忍び込ませ。
綺麗な歯並びの感触を楽しんだ。
私もあなたの口の中を味わいたいわと
お玉の舌が久蔵の口の中に遊びに来た。
互いの舌が絡み合い、双方の口の中を行ったり来たりした。
そんなことをしながらも、
お玉の腰は久蔵を求めてクネクネと蠢く。
大きく股を開いて蠢くものだから
自然と珍宝(ちんぽ)の先の亀頭が陰唇の扉をこじ開けた。
「そこ、そこよ…そのまま…突いて…」
お玉は股間を弛緩させて珍宝(ちんぽ)が入りやすいように
淫道を広げた。

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「母上さま、共に気持ちよくなりましょう」
久蔵は尻の穴に力を込めて珍宝(ちんぽ)を
カチカチに屹立させた。
一気に突いてと懇願したにも関わらず
久蔵が女陰(ほと)の入り口の滑りを楽しんで止まないので
お玉は、はしたなくも腰をせり上げて
久蔵を子の宮近くまで呑み込んだ。
ほどよい締め付けが久蔵に精を出せと促してくる。
負けじと久蔵は、お玉の子の宮を潰さんが如く
突きまくった。
お玉は猿ぐつわを噛みちぎらんばかりに
寝巻きの紐を噛み締めた。
激しく出し入れさせることも出来たが
襖がカタカタと音を鳴らすので力加減が難しかった。
激しく腰を突き合うことは出来なかったが
誰にも知られてはいけない密通という情事に
お玉はすぐさま絶頂を迎えた。
両の脚で久蔵の腰を挟み込んで
逃げられなくしてしまったから
嫌でも女陰(ほと)の中に精を吐かねばならんかった。
「母上さま。よろしいのですか?
このまま私の子種を…中に出してもいいのですね?」
願いが通じたとばかりにお玉は久蔵にしがみついた。
逃げ場を失った久蔵は「出る!!」と一言呻くと
とびっきりの濃い子種をお玉の中に噴きこんだ。

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00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2021.06.09 (Wed)

紺屋の女房 9

ブログランキング…
ブロガーの皆さんは気になりますか?

ブログを始めた頃は上位にランキングしたくて
必死こいてましたけど
最近はもうどうにでもなれという気分です。

しかし、しかしですよ
バンバン更新していて
人気のあるブログが上位に来るのはわかるのですが
もう何年も放置しているブログが上位を占めているのは
どうにも納得いかないですね~


さて、お話の方はというと
いよいよ佳境に突入します
あと数話で完結となりますので
どうぞ最後までお付き合いくださいませ

。。。。。。。。。。。

それから久蔵は身を粉にして働いた。
わずかな給金は己の贅沢に一切つかわずに
せっせと貯めこんだ。

そして、計画通りに三年にして、
ようやく10両を貯めることが出来た。
久蔵は10両を握りしめて遊郭に走った。
しかしながら、どこの馬の骨ともわからぬ男が
不意に訪ねてみたところで相手にされぬ。
何がなんでも太夫に会いたいと
久蔵は、茶屋の店先で土下座をした。

そんな騒ぎを聞き付けたのは
顔見せの部屋で今宵も客からあぶれたお鈴であった。
「あいや、あの主(ぬし)さまはいつぞやの…」
三年も前だというのに、情を頂戴した久蔵のことを
お鈴はしっかりと覚えていた。
「一体どうしたといわすのでありんすか」
穢多役人(えたやくにん=遊郭の岡っ引き)に
摘まみ出されようとしているところへお鈴が声をかけた。
「いえね、高尾太夫に会わせろと動こうとしないもんだから
遊郭の外へ摘まみ出すところでございます」
久蔵は穢多役人に殴られても蹴られても
その場を動こうとはせず
手にした10両を掲げていた。
太夫に会うには最低でも10両が必要だと言ったのを
この男は覚えていた!
どんなに必死のおもいで10両を貯めたのかと思うと
胸が熱くなった。
「僅かだけ時間をくんなまし」
遊女よりも位(くらい)の低い穢多役人であるがゆえ
遊女からしばらく待っておけと言われれば
言うことを聞かねばならなかった。
「ほんの僅かな時間でよければ」
穢多役人はつまらなさそうにそう言った。

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あまり時間がないのだと
お鈴は急いで高尾太夫の部屋の前にゆき、
襖を開けるのはご法度ゆえに襖の前でひれ伏して叫んだ。
「お願いがありんす。話を聞いてくんなまし!」
お鈴のあまりに切羽詰まった声に
何事かと高尾太夫は尋ねた。
「会いたがっておりんす!男がいんす。
会ってあげてくんなまし」
お鈴とは同じ日に此処に売られてきて
二人で励まし合いながら辛い日々を過ごしてきた。
運良く器量の良さで太夫に登り詰めた高尾太夫だったが
寝間での男の扱いはお鈴の方が上だと
高尾太夫はお鈴を認めていた。
お鈴に目鼻立ちの器量が備わっていれば
立場が逆だったかもしれぬ。
そんなお鈴がなりふり構わずに
太夫に頭を下げて願い事を申し出たのだから
無視するわけにはいかない。

「今宵は月が綺麗でありんす…
少しだけ待ち合い茶屋まで散歩するでありんす」
暗に会ってあげてもいいから
待ち合い茶屋で待っていろという意味だった。
「ありがとうごりんす!」
お鈴は店先に飛んで帰り、久蔵の手を取ると
「ついてきてくんなまし」と
久蔵を待ち合い茶屋に連れていった。
穢多役人には
「ご苦労でありんした帰ってくんなまし」と
役人を蹴散らした。

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「俺は高尾太夫に会いたいんだ
こんなところで酒を呑んでいる場合じゃない!」
待ち合い茶屋で徳利を手に
「一献、呑みなんせ」と酒を薦めるお鈴に
一度だけ肌を重ねた仲とはいえ、
今回はお前に会いに来たのではないと憤慨すると
「太夫の部屋へは、おいそれとは入れないのでありんす
この茶屋で顔繋ぎをするのが大事なのでありんす」と
遊郭の仕組みを教えてくれた。
『なんとまあ焦れったいものなのだな』
まあ、果報は寝て待てというぐらいだ
3年も一生懸命に働いて待ちに待った瞬間なのだから
少しぐらい待たされてもなんということはないと
太夫の到着を今か今かと待ちわびた。

やがて待ち合い茶屋の店先が賑やかになった。
「花魁道中だ!」
「太夫だ!高尾太夫が出てきたぞ!」
花街をウロウロしていた男連中が
口々に高尾太夫を褒め称え、
称賛の思いを口にした。
「到着したようでありんす
あちきはこれにて失礼いたしんす」
お鈴が部屋から出るのと入れ違いに高尾太夫が入ってきた。
「お初にお目にかかります。
手前、紺屋という染物屋の久蔵と申します」
一通り挨拶の口上を申し上げて
久蔵は繁々と高尾太夫の顔を拝見した。
『なんと美しい!
この世にこんなにも美しいおなごがいるとは…』
同じ部屋にいて同じ空気を吸っているだけで
幸せな気分になってくる。
おまけにこの香りはなんであろう?
麝香(ジャコウ)であろうか?
男を虜にする色香が漂ってくる。
高尾太夫は一言も発せずに
煙管(キセル)にタバコの葉を詰めて火を付けた。
ふう~っと紫煙を久蔵に吹き掛けたあと、
火鉢にタンっ!と煙管を叩きつけて
火種を火鉢の中に落とした。
「お時間でありんす。
さらばでありんす」
高尾太夫が初めて発した言葉が別れの言葉であった。

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『冗談じゃねえ!
あんたに会うために俺は3年間も金を貯めこんだんだ!』
久蔵は、ここで帰してなるものかと太夫の手を繋ごうとした。
「触りんせんで!!」
太夫は一喝すると煙管(キセル)で久蔵の手を叩いた。
太夫が声を荒げたので、
廊下に控えていたお鈴が慌てて部屋に飛び込んできた。
「太夫、どうしたでありんすか?」
太夫と客が差し向かいのところに飛び込むのはご法度ゆえ
高尾太夫はお鈴を睨み付けながら
「この野暮(やぼ=田舎者)はなんざんす?
あちきに触ろうとしたでありんす!」
そう言われてお鈴はやれやれといった表情を浮かべ
「こん主(このお客)さまは、遊郭に不慣れでござりんす」
どうぞ、許してやってくださいませと
お鈴は畳に額を押し付けて太夫に詫びた。
「おゆかり様(馴染み客)になるまで
あちきをこうしてお呼びしてくんなんし
お主さまが、あちきにとって
間夫(まぶ=本命の男)になるまで通いなんし」
久蔵が遊郭に不慣れとわかったからか
太夫の言葉に優しさが込められた。
「通えと?俺がお前さんに会うために3年もかかったんだ!
次にまた会うために、再び3年間も身を粉にして働けと?」
遊郭のルールだか何だか知らないけれど
あまりの理不尽さに久蔵は涙をポロポロこぼして泣いた。
「その間にあなたが誰かに見受けされれば一巻の終わり…
今宵一度の逢瀬でございましたが、
これにて今生(こんじょう)のお別れにございます」
久蔵は自分の事を全て話した。
此処へ遊びに来る御大尽(金持ち)に有らず
一介の丁稚奉公人であること、
太夫に一目惚れして
必死にお金を貯めてようやく会いに来たのだと、
涙を溢れさせて語った。
「御大尽に有らずことは気づいておりんした。
主さまの指は染め粉が染み付いてありんす
あちきは盗っ人でもして大金を手に入れ
ここに遊びに来たと思っておりんした」
一目見ただけで太夫に思いを寄せ
一心不乱に働いてきた久蔵を思って太夫も涙を流してくれた。
「お金で枕を交わす卑しい身を
3年も思い詰めていただけるとはなんと情の深いお方…」
太夫はどこにも見受けしませんと言い出した。
「あちきは後2年で年季明けとなりんす
年季が明けたらお主さまの元に嫁ぎに参りんしょう
心変わりせず待っていてくんなまし…」
その言葉を聞いて久蔵は喜び、お鈴は驚いた。

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2021.06.10 (Thu)

紺屋の女房 10

昨夕、久方振りの党首討論会がありました
党首討論ということで白熱したバトルを期待していましたが
野党からは核心を突いた質疑もなく
総理も相変わらずのらりくらりと
返答にならない同じフレーズの繰り返し…
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きっとこの後、内閣不信任案を提出して
却下された後、審議拒否という
何十年も続いてきた不毛な時間が流れるんでしょうかねえ

私はカラオケクラブを主催していますが
再開に際しては
・新規感染者が20名以下が連続10日であること
・陽性率が2%以下が連続10日を記録すること
という風に上記2項目を満足しない限り
オフ会を再開しないというラインを決めてます

素人でもこのような基準値を設定してるのに
なぜ総理はオリンピック開催の基準ラインを示さないのか?
安心安全というボーダーラインを決めるべきだと思うのですが…

今後もワクチン効果がイマイチという結果になったら
次は大阪万博でやるかやらないかでもめそうな気がします。

さて、気を取り直してお話の方に進みましょう
高嶺の花と諦めていた高尾太夫が嫁に行くと言い出しました。
さてさて、どうなることやら…

。。。。。。。。。。。。

「ほんとかえ?ほんに嫁に来てくれるんかね?」
悔し涙が枯れ、今度は喜びの涙が溢れた。
身請けしないという太夫の言葉にお鈴が異義を唱えた。
「太夫、お言葉でありんすが、
このような主さまのところへ嫁がなくても、
どこぞの御大尽のところへ身請けした方が
花魁のためでありんす…」
確かに金持ちの家に身請けされた方が
裕福に暮らせるであろう。
ただ、身請けといういうのは、
この遊郭から御大尽の屋敷に買われてゆくという
人身売買なのだ。
身請けされたとて正妻にはなれず、
御大尽の屋敷で飼い殺され
男の性処理の玩具になるだけなのだ。
「お鈴…、あちきは裕福な暮らしよりも
女の幸せが欲しいでありんす」
女の幸せ…
お鈴はそんなことを考えた事がなかった。
此処に売られてきて女盛りの時期は男に買われて
身請けされて、どこかの御大尽の屋敷で
籠の中の鳥として死んでいくか、
どこにも行く宛もなくこの遊郭に女中として残り
掃除洗濯に明け暮れるかの二者択一だと思っていた。
慕われている男のもとへ嫁ぐという選択肢など
売られてきたときから無いものだと思っていた。
太夫は、嫁となるその道を選ぼうとしている。
羨ましかった。
醜女(しこめ=ブス)の自分には
縁のない道だと己の容姿を呪った。

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月日は流れ、高尾太夫の年季が明ける日が来た。
久蔵は高尾太夫がやってくるのを
今か今かと待ちわびた。
「可哀想に…
野暮(田舎者)だから上手くあしらわれただけさ」
吉兵衛はおそらく訪ねてこないであろうと思い、
しょげかえる久蔵をどうやって慰めようかと思案した。
お玉もまた、高尾太夫が来なければ自分の出番だと
久蔵に抱かれてやろうと心を決めていた。

やがて日が暮れ、
店を閉めて夕餉(ゆうげ=夕食)を済ました頃、
カランコロンと下駄の音が紺屋に近づいて来た。
「太夫だ!」
久蔵は悦び勇んでソワソワし始めた。
「日が暮れてから嫁いでくる馬鹿はいねえよ。
どこぞの女中が用事を言いつけられて
歩いているだけさ」
吉兵衛はこの期に及んでも
花魁が嫁に来るなんざ信じていなかった。
お玉も今夜のために裏の井戸端で
せっせと股を洗っていた。

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やがて木戸をとんとんと叩く音がして
「ごめんなんし、夜分にごめんなんし」と
なんとも、耳に心地よい声がした。
その声を聞いて「太夫が来た!」と
木戸を開けに久蔵は走り、
まさかとは思いながら吉兵衛はちゃぶ台を片付け、
お玉は慌てて股を手拭いで拭いた。
久蔵に案内されて現れたのは、
これまた絶世の美女だった。
「紹介します、高尾太夫にございます」
そのように紹介された高尾は
居間の手前の廊下に座り三つ指を付いて
「高尾でありんす、可愛がっておくんなまし」と
頭を下げた。
白粉も塗っておらず、
帯は前帯でなくちゃんと後ろに結び
頭には鼈甲(べっこう)の簪(かんざし)もなかったので
美人ではあるけれど、
それが太夫とはにわかには信じられなかったが
話し方が郭言葉(くるわことば)であったので
太夫本人だと信じないわけにはいかなかった。

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「あんた、本当に高尾太夫かえ?」
失礼かとは思ったが吉兵衛は念のために聞いてみた。
「ほんざんす…
あ、年季が明けまして、もはや太夫ではござんせん」
依然として廊下に三つ指をついたままだったので
「そうかい、そうかい、
よくぞこんな馬鹿の野暮野郎に嫁いでくださった」
ささ、こっちに入んなよと
吉兵衛は高尾を居間に座らせた。
「ほんにべっぴんさんだねえ」
男に買われて股を開いてきたおなごだから
きっとろくでもないおなごだと思っていたお玉も
礼儀正しく美しい高尾を褒め称えた。
「で…、祝言は明日でいいかい?」
そのように吉兵衛が尋ねたので
そのように段取りをお願いしますと
言いかけた久蔵を制し
「あちきは卑しい女郎あがりでありんす
人並みの祝言などもったいないでありんす
此方に来るのも人目を忍んで夜分を選んだのも
そのような思いからでありんす」
その言葉を聞いて久蔵は惚れ直し
吉兵衛もお玉もすっかり高尾を気に入った。
「そんなことは気にする事はねえ、
お前さんは立派な私たちの息子の嫁だ!」
取り敢えず、質素だけれど
明日に形だけの祝言をあげることにした。
「さあさ、今夜はもう遅いからゆっくりとお休み
久蔵の部屋に煎餅布団だけれど用意してあげるよ」
お玉はそう言って居間を出て
嬉しいような寂しいような複雑な涙をそっと拭った。

さて、寝るとしても嫁入り道具はおろか
何も持たずに来たものだから高尾の寝巻きがない。
「真冬でもごさんせんから
裸で寝ても良いでありんすか?」
高尾の白い肌を見ただけで久蔵は激しく勃起した。
我慢できねえと高尾の背後から抱きついて
豊満な乳を揉んだ。
「ダメでありんす…
まだ祝言も済んでないざんす」
高尾は処女のように恥らんだ。
久蔵は手さえ握ったことのない高尾に
いきなり乳を揉んだ事を詫びながら
「もう何年もおなごを抱いていないから
きっと下手だと思うけど抱かしてくれ」
貴方があちきを惚れてくれてるだけで幸せでありんすから
上手い下手は二の次でありんすと
高尾は久蔵に身を任せた。

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