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2019.12.22 (Sun)

きよしこの夜 後編

たちまち若い男特有の
むさ苦しいいやらしい香りがムアッと立ちこめる…
俺は恥ずかしいという気持など微塵も考えず、
興奮して何が何やらわからない状態だった。
「おばさんが気持ち良くしてあげるからね」
そう言うと彼女は俺のちんぽを握って
シコシコし始めてくれた。
「うわぁ~…」
オナニーは毎日のようにしていた。
だって、グラビアアイドルの水着姿の写真を見ていると
知らず知らずのうちにちんぽが勃起して
気がついたらセンズリをしてしまっているという年頃なのだから…
でも、自分でシコシコするのと
彼女にシコシコされるのは
全く気持ち良さが違った。
ものの数秒で「あっ…!出る!!」と
情けない声を漏らしてしまった。
「いいのよ!出して!」
純一の母さんは、そう言うと
信じられないことに俺のちんぽを口に含んだ!!
生温かい口の中で舌がちんぽに絡みつくと
堪えきれなくなり、
金玉の精液が空になるのではないかと思うほどの
激しい射精を彼女の口の中に放った!
「うふ…激しかったわ」
彼女はにっこりと微笑んでゴクリと喉を鳴らして
俺が出した精液を飲み干してくれた。

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そんなことをされると男として征服欲が湧き起こってくる。
彼女はオシボリでちんぽを拭いてくれると
「スッキリした?じゃあ、受験勉強頑張ってね」と
これで終わりだとばかりに俺にパンツを穿かせようとした。
ここまできて、これで終わりにさせてたまるかと
俺は彼女を押し倒した。
「ちょ、ちょっときよし君…これ以上はダメよ!」
一発抜いてもらったぐらいで、
100%スッキリするわけがない。
いや、抜かれる前以上に俺の欲情は高まっていた。
「ねっ!これ以上はほんとにダメだから!」
彼女は俺を押し返そうと抵抗するが、
思春期の男の力を舐めてもらっては困る。
俺はうるさい彼女を黙らせようと唇を重ねて口を塞いだ。
「うぐぐ…」
口を塞がれながらも彼女は何かを呟いていたが
その声は言葉にならなかった。
やがて彼女も興奮してきたのか、
鼻からはムフ~、ムフ~と荒い鼻息がし始めた。
そして俺を押し返そうと胸板を押さえていた手が
やがて俺の背に回り、しっかりと抱きしめて
何度も愛しそうに愛撫し始めた。
もう口うるさく抵抗しないと確信した俺は
彼女の唇を解放してやった。
「きよし君ったら強引なんだから…
でも、おばさん、そういう強引な男って好きよ」
おばさんのおまんこ…若い子のように綺麗じゃないけどいいのかしら?
そう言いながら純一の母さんは衣服をゆっくりと脱ぎながらヌードになってくれました。
おまんこに綺麗も汚いがあるなんて俺にはわからない。
モザイクのかかったAVの画像は何度か見たことがあったが、
モザイク無しで直にホンモノのおまんこを見れるなら
どんなおまんこであろうとも
今の俺にはご馳走に違いなかった。
「少し恥ずかしいわ…」
年甲斐もなくおばさんは顔を赤らめて恥ずかしがった。
右手でおっぱいを隠し、
左手は股間のヘアを隠していた。
グラビアでたまにこういうポーズを見ることがあったけど、
本当にこうやって隠すんだなと
興奮している中でも冷静にヌードを眺める事が出来た。
「あんまりジロジロ見ないで…
おばさん、恥ずかしくて顔から火が出そうよ」
本当に恥ずかしいのだろう。
彼女は店内の照明をもっと暗くした。
そうすることで艶めかしさがハンパなくかき立てられる…
先ほど、おっぱいの谷間に顔を埋めてムニムニしてもらったんだから
今さら隠さなくてもいいのに…
俺は彼女の右手を掴んで胸をオープンにさせてやった。
グラビアヌードのようにピンク色の乳首じゃないけど
薄茶色のデカい乳首が
なんとも言えずいやらしさをアップさせていた。
俺は無我夢中で彼女のおっぱいに吸いついた。
さっきはあまり吸わせてくれなかったが、
今は俺の自由にさせてくれたので
ゆっくりと堪能できた。
萎んだ梅干しのような乳首が俺の口の中で硬く尖って
舌で転がすと「いや~ん…」と
今まで聞いたことのない甘い声で喘いでくれた。
左手でおっぱいを揉みながら、
右手を背中に這わせ、
少しずつ下降させて彼女の尻を触った。
お尻の谷間があったので、
中指をその谷間に沿わせて股間に近づけようとすると
「いきなりソコはいや…」と
指から逃れるように尻を振った。
彼女の言うソコとはお尻の穴だとわかったので
「じゃあ、どこなら触ってもいいの?」と聞くと
彼女はハアハアと喘ぎながら「おまんこ…」と
蚊の鳴くような声で呟いた。
「おまんこ触らせてくれるの?」
そう聞くと、返事の代わりに彼女は脚を大きく開いた。
俺は胸の高まりを覚えながら彼女の股ぐらを覗いた。

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ソコには鮑が色づいていた。
いや、赤貝かな?
まあ、どちらにしても貝のむき身のようなおまんこが
ヒクヒクしていた。
「ねえ…触ってよ…」
彼女に催促されて俺はおまんこに触れた。
「ああ~ん!」彼女は悦びの声を上げて
テレビで見たレイザーラモンHGのように
腰をカクカク動かした。
「挿れて…ねえ指を突っ込んで!」
俺はおまんこに指を入れようとしたが、
どこに挿せばいいのかわからない。
がむしゃらにツンツンしていると「ここよ」と、
彼女は俺の手を取って導いてくれた。
グチュ…俺の指がイヤラシい音を立てて
おまんこに沈み込む…
俺は驚いた。
だって、おまんこの中ってこんなにも熱いだなんて
想像だにしていなかったから。
「ああ~!気持ちいいわ!」
二階では純一が寝ているというのに
おばさんはかなり大きな声でヨガッた。
俺は慌てて手でおばさんの口を塞いだ。
「うぐっ!うぐぐ…」おばさんは興奮してるのか
塞いだ俺の手のひらを内側から舐めてくる。
それと共におまんこに突っ込んだ指が
ものすごい力で締めつけられる。
「おまんこって…すげえ…」
俺はおまんこを掻き混ぜてやった。
それが気持ちいいのか、おばさんは俺にしがみついてくる。
それにとても苦しそうだ。
手で口を塞いでいるからかな?
窒息されても困るんで、俺は彼女の口を自由にしてあげた。
「おばさん、もう我慢出来ないのよ…
ねえ!おちんちんを入れてよ」
ちんぽを挿入したい欲望はあったが
まさか純一のお母さんから
挿入してくれとお願いされるとは思ってもみなかった。
「いいの?」
「いいのよ、おばさん今夜は安全日だから
おまんこに思いっきり射精して構わないから」
そんなことを言われたら早く挿入したくてたまらなくなった。
「おばさん!大好きだ!」
俺は彼女にのし掛かった。
「きよし君、女を抱いた経験はないのよね?」
俺は素直に今さらのように「童貞です」と白状した。
「じゃあ、最初はおばさんに任せて頂戴」
体勢を入れ換えておばさんが俺の上に…
「いい?挿入するわよ」
俺のちんぽを握って彼女は位置を定め、
やがて亀頭がクチュっと柔肉に包み込まれたかと思うと
そのまま彼女は腰を落とした。
ジュポ…

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アダルト漫画でよく使われる擬音だが、
まさしくジュポっと俺のちんぽはおまんこに沈み込んだ。
「は、入った!!」
「そうよ。君はもう立派な男よ」
彼女はハアハアと喘ぎながらそう言いながら
腰を妖しくクイクイっと動かしてくれた。

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たまらず俺も腰を突きあげた。
なぜそういうふうに腰を動かしてしまったのかわからないが
本能だろうか、そうすることで気持ち良くなるのだと体が理解していた。
「あっ!だめ…きよし君、激しすぎる!!」
そんなことを言われても俺の腰は制御不能になっちまったのだからどうすることも出来ない。
おばさんは苦しそうな表情で自分のおっぱいを揉みまくっている。
俺の腰の動きにあわせて乳房がブルンブルンと揺れた。
手を伸ばして下から揺れるおっぱいをかなり強く揉んだ。
「痛い、痛いわ!」
おばさんは苦痛の声を上げたけど、
こんなに強く揉まれたのは久しぶりよとおまんこをキュ~っと絞めつけてくれた。
柔らかいおまんこのどこにこんなに強く絞める力があるのか不思議だったが、
医学的な事などどうでもよかった。
ただひたすらに俺は快楽に溺れた。
おばさんも快楽に溺れたのか、あれほどダメだと言っておきながら凄く腰を振って悶えていた。
やがておばさんは体を倒して俺を抱きしめながらめちゃくちゃ俺の唇を吸った。
「恥ずかしいけど…おばさん、逝っちゃいそうなの…」
女を逝かす事がどれほど名誉な事か俺にはわからなかったが
せつない声で悶えながら囁かれると俺も射精しそうだった。
「おばさん!俺も出ちゃいそうだ!!」
「いいわよ。出して…そのまま出して!
おばさん、きよし君のすべてをおまんこで受けてあげるわ!」
お許しが出たのだから俺は遠慮なく「逝くっ!」と呻いて
おまんこの中で射精した。

それから俺はちんぽが復活する限りおばさんを抱いた。
おばさんは髪を振り乱して何度も逝ってくれた。
窓の外が少し明るくなった頃、
俺は服を着て二階に戻った。
親友は何も知らずにイビキを掻いて爆睡していた。
受験勉強は全然はかどらなかったけど
学校では教えてくれない性教育をタップリ受けて
股間を撫でながら合格したらお祝いにもう一回おばさんを抱かせてもらおうと思った。

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21:34  |  短編集  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

2020.06.04 (Thu)

真夏の夜の夢 1

皆さま、いかがお過ごしですか?

コロナ、終息しかけては第二波が来たりと
まだまだ気が抜けませんね。

私はと言えば
時短就業も終わり、
通常勤務になったことなどから
けっこうバタバタと慌ただしくやってます。

連載中の続きもなかなか書けなくて
ほんとにごめんなさい。
お茶を濁すわけではないのですが
連載継続の時間繫ぎと申しますか
過去の短編集から抜粋した記事を
しばしお楽しみいただければと思います。

なお、過去の作品は
PC画面であればTOP画面の左側にズラ~っと羅列されておりますので、カテゴリーをクリックしていただければ読んでいただく事が出来ます。

スマホ画面では
画面上部の「カテゴリー」をタップしていただくと
過去作の題名が出てくるので
良ければ覗いて見て下さいね。


。。。。。。。。。

真夏の夜の夢

梅雨が明けたとたんに 
眩しい日差しが容赦なく照りつけた。 
俺は梅雨の長雨ですっかり汚れてしまった愛車を 
綺麗に洗車した。 
「お兄ちゃん、車、ピカピカだね~」 
必死にワックスがけしているとふいに背後から声がした。 
声をかけてきたのは近所の3歳年下の幼なじみの真由美だった。 

彼女はまだ幼さの残る短大生だ。 
梅雨明け早々に夏を先取りとばかりに 
チューブトップにミニスカートといった服装で 
若い肌を惜しげもなく露出させていた。 
愛車もきれいになったことだし
ドライブにでも行くか?と誘うと 
ちょうど暇してたのよ~と、
二つ返事で喜んで助手席に乗り込んできた。 
二人っきりの狭い空間で同じ時間を共有していると 
不思議と幼なじみという垣根を乗り越えて、
男と女という意識が芽生えてきた。 

夕暮に差し掛かるころ、
俺は愛車を山道を走らせてダム湖を目指していた。 
ダム湖の湖畔に着いた頃にはすっかり日が落ちて 
車のライトを消すと真っ暗闇が視界に飛び込んできた。 
エアコンをつけるためにエンジンは切らずにそのままにした。 

静寂の中、エンジン音だけが二人を包み込む。 
「こうしていると恋人同志みたいだね~」 
静けさの空気にいたたまれなくなった真由美が
わざと明るい口調で言った。 
しかし、これから起きるかもしれない行為に、
その声は少し震えていた。  
俺は、ついに我慢できずに
助手席に身を乗り出して真由美の唇を奪った。 
「ちゃ、ちょっと・・・やだぁ~~」 
言葉では拒んでいたが
俺を押し返そうとした手に力が入っていなかった。 
手をのばして助手席のリクライニングレバーを引くと 
シートはフラットの状態になり、
真由美の体も自然とシートに横たわった。 

俺は狭い空間を上手に移動し、
愛車のシフトレバーを乗り越えて 
真由美の上に覆いかぶさった。 
「ね、こういうのは・・・やめようよ」 
今更そんな倫理観的な発言をされても、
火が付いた性欲を抑え込むことはできない 
真由美のチューブトップを
ブラジャーともども上に捲り上げた。 
闇夜にその白い肌はまぶしくはっきりと見えた。 
まだそんなに多くの男にしゃぶられていないであろう乳首を無我夢中で吸った。
 
ミニスカートの裾を、
ちょいと捲るだけで、
真由美の股間は無防備な状態になった。 
そこに手をのばすと、
汗ばんでいるのか
それともカーセックスというシチュエーションに 
期待しているのか、
たっぷりの湿り気を指先に伝えてきた。 

狭い空間だが、
巧みに真由美の脚を担ぎ上げて腰の後ろに手を入れ、 
小さなショーツの腰ゴムをロックしてグイと引っ張ると、
ペロンと小さなショーツは 
いとも簡単に尻から脱衣させることができた。 
丸裸の真由美の股間に手をのばし、
大事なところを掻き混ぜた。 

真由美は処女ではなかったが経験が乏しいようで
「痛い・・・痛い・・・」と泣いた。 
いや、経験が乏しいのは俺の方も同じだった。 
まだそんなに濡れていないおまんこに
指を突っ込まれて掻き混ぜられたら痛いにきまっている。 
だが若い体はすぐに順応して、
あっという間にビショビショに濡れはじめた。 
俺は急いでジーンズとトランクスを膝まで脱ぎ、
カチカチになったちんぽを 真由美に突き刺した。

 images (2) 

がむしゃらに腰を振る俺・・・・ 
愛車がグラングランと揺れた。 
「気持ちいい!!気持ちいい!!」と
真由美が喘ぎ始めたころ・・・・・ 

バン!!! と車体を叩く音がした・・・・・ 


「え?・・・・誰かにのぞかれている?」 

「うそ?・・・・」 

二人は繋がったまま凍り付いた。 
しばらくの静寂の後・・・・ 

再び、バン!!と叩く音が・・・ 

「誰や!!!!」 
声が震えたが俺はおもいっきり怒鳴った。 

すると・・・・ 


バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!! と、

車体のあちらこちらから叩く音が・・・・ 

だれかが車を叩いているのなら一人や二人ではない!! 
これはもう数十人単位で叩かれている感じだった。 

「くそ!!!」 

俺は体を起こして周りを見渡した。 
そこで俺は見た!!!!! 

後ろのウィンドウから覗いている
真っ白な顔をした老婆を!!!! 

その顔は闇の中にハッキリと浮かびあがり 
ニタリと笑った!!!!!!!




 images (1) 

「うわあああああああ!!!!!」 
俺は必死に運転席にもどり、
下半身をむき出しにしたまま車を発進させた。


翌朝、
愛車を見てみると 
ピカピカに洗車してあったはずが 
車体一面に泥の手形がびっしりと付いていた・・・・・ 
俺たちが行ったダム湖は 
有名な心霊スポットなのだと 
後々に聞かされた・・・・ 

霊障が起こりうる場所では 
おまんこをしない方がいいかもしれませんね・・・・・・



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10:29  |  短編集  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

2020.08.13 (Thu)

真夏の夜の夢 3

吉備の国(現在の岡山県)に井沢正太夫という富豪が住んでいた。
そこの息子の正太郎という男はこれまた性欲の強い男で
毎晩のように花街に遊びに出掛けては女を買い、
それこそこのままでは穀潰しになるのではないかと
父親の正太夫は心配した。
「どうしたものかねえ‥」
正太夫は妻のお近に相談してみた。
「所帯を持てば女遊びも控えるかもしれませんわ」
なるほど、それは妙案だと隣の国に磯良という器量良しの娘がいたので
縁談を持ちかけた。

そのような両親の親心も知らず
正太郎は今宵も花街のお袖という女に入れ込んでいた。
「ねえ…ほんとにわたいを嫁にしてくれるのかえ?」
お袖は正太郎の逞しいへのこを弄りながら甘えるようにそう言った。
「おう、待ってろ、そのうち伴侶に迎え入れてやるさ」
正太郎もお袖のお万こに指を突き刺しながらそう答えた。
「嬉しい…もっと万こしておくれよ」
お袖は正太郎にのし掛かると、へのこをおまんこにあてがうと
そのまま一気に咥え込んだ。
「おお!たまらん!お前の万こはこの世で一番じゃ!」
下からこれでもかと突き上げながらお袖の体を堪能した。

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さて、縁談をもらった磯良の親は、この縁談が吉と出るか凶と出るか
長年の風習である「お釜払い」を神社の神主に頼んだ。
釜の湯が沸き上がるときに牛の鳴き声のような音がしたら吉、
何の音もしなければ凶ということだった。
はたして、その時の湯の音はと言うと
なんとも不吉な無音で湯が沸き上がったのだった。
「これは迷信、静かに湯が沸くこともあろう」
大富豪に嫁にもらうのだから、これ以上の玉の輿はないと
磯良の親は「お釜払い」の結果を見てみぬふりを決め込んだ。

さて、正太郎はと言うと、
嫁に来た女が大層な器量良しだったので祝言の宴もそこそこに
白無垢の磯良をさっさと寝間に連れ込み磯良を四つん這いにさせると
白無垢の裾を捲りあげ、自慢の一物を深々と突き刺した。
磯良は親から初夜の段取りを聞かされていたのだが、
このようなことになろうとは思わなかった。
正太郎の一物は並外れて大きかったので破瓜の痛みも尋常ではなかった。
土方が川岸に杭を打つごとくドシン、ドシンと磯良の万こに大きな穴を開けた。
一物がでかいゆえ破瓜の証も尋常ではなく
まるで殺戮があったかのように白無垢を瞬く間に深紅の着物に染め上げたのだった。
磯良を抱きながら正太郎は興ざめしていた。女郎のあまたの技巧に慣れ親しんだ体は生娘の純情さがもどかしかったのである。

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磯良は両親から女はおしとやかにしておきなさいと命じられていたから
婚姻後一年経っても夜枕の夫婦の営みで喘ぐこともせず
正太郎に抱かれても自ら進んで腰を振ることもなく
ただひたすらになすがままの営みを繰り返した。
これでは男としては次第に磯良から心が離れてゆき
やがて家を抜け出して馴染みの花街のお袖と駆け落ちしてしまった。
自分よりも他の女を選んだのだと磯良は落ち込み、
やがて体を壊して寝込んでしまった。
正太郎の親は申し訳ないと手厚く看護したが
甲斐なく磯良は痩せ細って遂には息を引き取った。
そうとは知らず正太郎とお袖は幸せな日々を送っていた。
お袖との夜の営みは至福のひとときであった。
あ・うんの呼吸で即座に正太郎のハメたい体位に移行するお袖。
遊女として夜の相手はお手のものであっただけに
夜毎正太郎のへのこを蕩けさせてくれた。
四十八手もそつなくこなすお袖…

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しかし、そんな幸せも長くは続かなかった。
お袖が家の中に誰かが居ると言い出したのだ。
ある日、夕げの支度をしていたお袖が急に包丁を振り回し始めた。
「お袖!どうしたのじや!」
包丁を取り上げようにも包丁を正太郎に向かって振り下ろすものだから
近づくこともままならない。
やがて、お袖が「こうか?こうすることがお前の望みか?」と口走ると
包丁の刃を己の首に当て、力強く引き抜いた。
こぼれ刃の古い包丁であったが、その刃はお袖の首をものの見事に切り裂いた。
流れ出た血は瞬く間に白い割烹着を真っ赤に染めた。
まるで磯良との初夜で白無垢を紅く染めたことを思い出させた。

正太郎は近くの菩提寺にお袖を懇ろに弔った。
ある日のこと「毎日ご苦労さまでございます」と
墓で度々出会う女中に声をかけられた。
これも何かの縁と、木陰でしばし歓談してみた。
正太郎は惚れていた女が死んで寂しい日々を送っていると正直に話した。
「まあ、奇遇ですわね、うちの奥さまも旦那様を亡くされて寂しがっております」
その奥方というのが大層な美人だと聞いたので
「どうだろう、寂しいもの同士なのだから慰めあおうではありませんか」と提案した。
「それはようございます。奥さまも喜びになることでしょう」
二人は夕闇迫る道を急いだ。
家に着くと奥の間に通された。
「はるばるとお越しくださいましてありがとうございます」
顔を覗かせた未亡人の顔を見て正太郎は「うわっ!」と声をあげた。
なんと奥から出てきた未亡人は痩せ細った磯良だったからだ。

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慌ててその家を飛び出した正太郎は菩提寺の住職に助けを求めた。
「これはいかん!」
正太郎の顔を見るなり住職は
「そなたに悪霊が憑いておる!」と言い切った。
そして「よいか、この御札を出入りできるありとあらゆる場所に張り、
三日三晩お経を唱えなさい」と言って御札をくれた。
住職が言うように戸や窓に御札を張り付け、一心不乱にお経を唱えた。

その夜…お経を唱えて居ると、戸をこんこんと叩く音がした。
「あなた、そこにいるんでしょ?
開けてくださいな…何故か御札が邪魔をしてそこにいけないのです」
地の底から聞こえるような、なんとも、恐ろしい恨み声であった。
何度も何度も正太郎を呼び掛けていたが朝日が昇るとどこかに消えてしまった。
二日目の夜も磯良の亡霊はやって来た。
今度は戸を叩く代わりに家の壁をガリガリとかきむしり始めた。
「くわばら、くわばら…」
正太郎は恐ろしくて自慢のマラも縮み上がり、もう二度と女など抱くまいとちかった。
三日目の夜、ここを、乗りきれば祟りも収まる。
お経を強く唱えた。
また、磯良はやって来た。
散々戸口を叩いたり引っ掻いた後にさめざめと泣き始めた。

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「こんなにもあなた様に嫌われるとは思いませんでした
わかりました。あなた様をあきらめてあの世に参ります
どうぞお幸せにお暮らしくださいませ」
そのような言葉を残したものだから
幸太郎のお経を唱える集中力が途切れた。
ふと、雨戸を見てみると、微かな日差しが忍び込み
それと共に雀の軽快な鳴き声がチュンチュンと聞こえてきた。
「やったぁ~~!わしはとうとう三日間を耐えたのじゃ!」
正太郎は意気揚々と玄関の戸をガラッと開けた。




目に飛び込んできたのは真っ赤な朝日ではなく
漆黒の闇夜であった。
「お前さん、ずっと閉じ籠っているものだから
どうやら時間の流れがわからなくなったのね…
ちょいと妖力を使ってお前さんに朝の幻を見せてやったのさ
お陰でこうして再びお前さんに会うことが出来たわ」
闇の中から髑髏のような磯良が現れて恐れおののく正太郎の前にひざまづくとふんどしをめくって一物を引っ張り出した。
「ああ口惜しい‥他の女と散々お万こした臭いがする!
でも、もう使わないからこんなデカイものは必要ないわよね」
そう言うとしゃれこうべのようにカタカタと歯を鳴らして
あっという間に正太郎のへのこを噛みきった。


三日目の朝が来たので、正太郎という男の安否を訪ねて
御札を施した菩提寺の住職が正太郎の家に行ってみると
庭先で股間から血を吹き出して血だまりの中で息絶えている正太郎を発見した。



真夏の夜の夢 第三夜は如何でしたか?
読んでいて気づかれた読者もおられるかと思いますが
これは「雨月物語」の中から「吉備津の釜」というお話を元にアレンジしてみました。
怪談と言えば小泉八雲の「怪談」が有名ですが
「雨月物語」が日本最古の怪談ではないでしょうか
コロナのせいでステイホームを余儀なくされる今夏ですが
暇潰しに「雨月物語」でも読んで涼しくなってみませんか?






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2020.12.24 (Thu)

聖夜の縁結び

都心から離れた山里の無人駅で電車を降りて
里見俊太郎は目的の神社行きのバスに揺られていた。

人里離れた神社とはよく言ったもので
車窓の景色からは民家とおぼしき家屋が全く見えなくなった。
『クリスマスイブだというのに
俺はいったい何をしてるんだか…』
友人の山岡がこの夏、
京都の有名な縁結びの神社にお参りしたら
すぐさま彼女ができた。
ご利益ってほんとにあるんだな…
迷信や宗教などあまり信じない俊太郎だったが
内心、彼女が出来た友人を羨ましく思っていた。
あれ以来、数々の縁結びの神社仏閣に脚を運んだが
これといった霊験は授かっていない。

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今回向かう先は有名な神社ではなかったが
山奥の神社だけにご利益がありそうだった。
『ここでダメなら神頼みなんて終わりにしよう』
目的地に降り立った俊太郎はいよいよ神社に足を踏み入れた。
山奥だから寂れた神社を想像していたが
本殿はなかなか立派な建物だった。
俊太郎は五円玉を賽銭箱に入れかけて
もう少し奮発しようと思った。
十円玉2枚と五円玉ひとつ。
重々ご縁がありますようにと語呂合わせのつもりだった。
参拝を終えて恋愛成就のお守りを買うために
社務所に立ち寄った。
そこでふと「山里駅行きのバスは何時発ですか」と尋ねた。
「えっと…たぶんこの時間だともう無いですよ」と
巫女さんが教えてくれた。
「えっ?そんなに早いんですか?」
僕は愕然とした。
まさか山道を徒歩で降りていくわけにはいかない。
だって、バスでさえゆうに1時間もの道のりだったんだから…
「あの…良ければうちに泊まりますか?」
巫女さんの言葉は渡りに船だった。
図々しいとは思いながらも
僕は彼女の好意に甘えることにした。

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とはいえ、彼女の家まで山を登り20分は歩かされた。
たどり着いたのはかなり広い古民家だった。
「あの…ご家族様に挨拶を…」
急にこんな若造が来たんだから驚くに違いない。
ちゃんと理由を説明しないと…
「うふふ…大丈夫ですよ。この家には私一人だから」
こんな大きな家に独り暮らしだなんて、
きっと訳ありなのだろうが
あえて僕はその理由を聞かないことにした。
夕食をご馳走になり、
ちゃっかりとお風呂までいただいてしまいました。
「ここでお休みになってください。
今夜は冷えるので寒かったら遠慮なく申し出て下さいね」
確かに彼女の言う通り深夜になって底冷えしてきた。
こりゃ寒くて眠れそうもないなと思っていたら
襖が開いて彼女が部屋へ入ってきた。
「やっぱり今夜はすごく冷えますね」
そう言うと静かに僕の布団に潜り込んできた。
「えっ?」
驚く僕に
「知ってます?こうやって添い寝すると温かいんですよ」
布団に潜り込んだだけじゃなく
僕の体にピッタリとくっついてきた。
「いや、あの、ちょっと」
何がなんだかわからずに僕は彼女の体から離れようとした。
だが、しっかりと僕に抱きついた彼女は離れない。
おまけにパジャマを着ているものの
当然のことながらノーブラなので
彼女の柔らかい胸の膨らみが僕の肘に…
男の生理現象であっという間に僕は勃起していた。
襲いかかりたい衝動に駆られたけど
一宿一飯の恩義に背くようなことはできないと
勃起しているのを悟られないように
両手でちんぽを押さえつけた。
二人は無言で数分間の時間が流れた。
「私、魅力がないですか?」
先に言葉を投げかけてきたのは彼女の方だった。
「いえ…そんなことは…」
彼女に抱きつかれ、
暖かいどころか僕はドキドキしちゃって汗ばんできた。
「ねっ…お願い…」
彼女の華奢な手が僕の下半身に伸びて
僕の手を掴んで引っ剥がした。
そして無防備になったちんぽを握ってきた。

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「あへっ!」
コメディアンのギャグのように僕は情けない悲鳴を上げた。
これってどう考えても
彼女が誘ってきてるってことなんだろうけど、
童貞の僕はどうしていいのかわからなかった。
「もしかして初めて?」
童貞です、どうしていいのかわかりませんと
言うのも恥ずかしくて僕は黙ってコクりとうなづいた。
「私に任せてくれたらいいからね」
彼女は布団に潜り込んでちんぽを引きずり出しました。
そして生暖かい感触に僕のちんぽは包まれた。
『こ、これってフェラチオされてるんだよな?
うわ~っ!見てみたい!
俺のちんぽが彼女の口の中に呑み込まれているところを…!』
僕の願いが通じたのか、彼女はおもむろに布団を跳ねのかた。
「うふっ、酸欠になっちゃうから…」
たちまち体が冷気に包まれたが不思議と寒さは感じない。
いや、それどころか心臓が早鐘を打って熱いぐらいだ。
僕はそっと自分の股間を見てみた。
彼女は垂れてくる髪の毛を手で押さえながら
ちんぽを咥えていた。
そして上目使いで僕を見つめるものだから
自然と彼女と目があってしまった。
「あなたのおちんぽ美味しいわ」
そう言うとズズズっといやらしい音を立てて
頭を前後に振り始めた。

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「あああ!」
僕は情けない声を上げてしまった。
手でシコシコするよりも何倍も、
いや、何百倍も気持ちよかった。
だが、その気持ちよさはいきなりの高潮に呑みこまれる。
「あっ!で、出る!出ちゃいます!!」
言葉が言い終わらないうちに
ドクドクっと自分ではコントロールできないほどの射精を
彼女の口の中に放出してしまった。
彼女はそれをゴクリと呑み込んだ!

「うふふ…美味しかったわ」
僕のモノが残る香りがする唇で彼女はキスをしてくれた。
ファーストキスはレモンの味なんて言う奴がいるけど
僕のファーストキスはちょっぴり塩辛かった。
「まだ出来るよね?」
エキスを放出して萎れかけているちんぽを
彼女はか細い指でシコシコしてくれた。
あっという間に放出前の硬さが甦った。
「じっとしてて…」
彼女はパジャマのズボンとショーツをまとめて脱ぎ去ると
僕に股がってきた。
「出したくなったら出していいからね
私、安全日だから気兼ねなく出しちゃってね」
そう言って彼女は僕のちんぽに指を添えて導き始めました。
クチュ…
亀頭の先に唇で包まれた時とはまた別の
柔らかいものに包まれた。

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「気持ちいい…」
セックスってこんなにも気持ちいいものだとは思わなかった。
「でしょ?まだまだ気持ちよくなるわよ」
彼女も気持ちいいのかハアハアと呼吸が荒くなっていた。
次の瞬間、彼女が腰を落としてきた。
「うわぁ~っ!」
なんと表現したらいいのだろう。
お湯の壺にちんぽを浸したような…
温かいスポンジの塊の中にちんぽを突っ込んだような…
それでいて肉茎の全体をいろんな角度で締め付けてくる。
彼女に「じっとしてていいからね」と言われていたものの
生まれついての男の本能というのか
僕は彼女を突き上げるように腰を
下からバコンバコンと跳ね上げていた。
「凄い!あなた凄いわ!!」
彼女は自分でおっぱいを揉みはじめ、
ちんぽへの締め付けが強くなって痛いほどだった。
「気持ちいい!気持ちいいわ!!」
彼女の体が崩れ落ちるように僕にしがみついてきた。
「抱いて!強く抱きしめてぇ~っ!」
僕は腰をヘコヘコさせながら彼女の体をまさぐるように
手を這わした。
ぷりぷりの尻を撫で、たわわな乳房を揉みまくった。
彼女は素敵な女だった。
僕の動きに合わせて「あん!あん!ああん!いやん!」と
男が喜ぶ声を可憐に発した。
時間が止まればいいと思ったが
残念なことに童貞男の初体験なんてあっという間だ。
中に出してもかまわないと彼女が言っていたので
「あああ!逝くよ!!」と宣言して腰を競り上げて
彼女の最深部にまでちんぽを突き刺して
ありったけの精液を彼女に注ぎ込んだ。
彼女も「ああ~っ!出てる!出てるわ!!」と悶えて
僕の体の上でグッタリとなった
情けなくも僕のちんぽは萎れてしまい、
おまんこからヌルリと抜けた。
彼女がそのまま布団を被ったので
彼女の体の暖かさが一気に僕を包み込み、
彼女を抱き抱えたまま僕は眠りに落ちた。

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翌朝、
僕たち二人は仲良く手を繋いで山道をおりていた。
彼女は神社の社務所で今日も仕事だ。
神社前のバス停で僕らは別れた。
鳥居をくぐって歩き出す彼女の背中に向かって僕は叫んだ。
「また来るから!きっと来るから!
その時はまた泊まらせてくれるかい?」
声が届いたのだろう、彼女は歩みを止めた。
そして振り向き様に
「きっと会いに来てね~っ!大好きよ~っ!」と
大きな声でそう言ってにっこりと笑った。

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。。。。。。。。。

連載中のピンクの扉 第三章をお休みさせていただいて
毎年クリスマス恒例の短編をお送りしました。
(過去作品はカテゴリー「短編集」でお楽しみ下さいね)

今年はコロナで外出&会席禁止ということで
素敵な出会いをする男女が少ないかもしれませんね
かくいう我が家も
ケーキとチキンを食べるだけのクリスマスになりそうですけど…
唯一の楽しみはFC2ブロガーさんの「クリスマスだから特別よ」という際どい画像を見て目の保養をするぐらいでしょうか。
来年こそは笑顔でワイワイ賑やかなパーティーが出来ることを祈りつつ聖夜を向かえたいと思います。

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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