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2019.08.27 (Tue)

女優 第三章 ~湯けむり編~ 11

翌朝、安岡が目を覚ますと若女将の姿はなかった。
昨夜は何発も若女将のおまんこにぶち込んだ。
イヤというほどピストンを繰りかえしたから
若女将のおまんこはヒリヒリしてるかもしれないなと思ったが、
すぐにその考えを打ち消した。
なぜならば、おまんこは乾く暇なく愛液と安岡の精液にまみれて
常にグショグショ状態だったからだ。

『あれだけの子種を子宮に浴びせたんだから
排卵日であれば間違いなく妊娠するな…』
堕胎という文字は安岡の頭には浮かんでこなかった。
妊娠したら責任を取ってもいいと思った。
最初は無理やり若女将の体を味わうだけだったが、
SEXしていくうちに愛情が芽生え、若女将が愛しくてたまらなくなっていた。
今朝も、もし、目覚めたときに若女将が隣で寝息を立てていたなら
間違いなく性交の行為に走ったと思う。

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一泊二日の撮影旅行…
今日、本番を取り終えれば帰らなくてはならない。
帰りたくねえな…安岡には都会の喧騒よりも
このようなのどかな田舎暮らしが性に合うような気がした。


「監督、起きておられますか?
撮影準備は整っています」
襖の向こうからカメラマンの近藤が声をかけてきた。
「おお、そうかい。もう少しだけ待ってくれ
身支度を整えるから…」
安岡は布団から飛び起きると洗面用具を手にした。

洗面所に向かう前に、今一度敷き布団に鼻を近づけて
クンクンと臭いをかいだ。
どちらかというと己の噴射した栗の花の香りが強かったが、
仄かに若女将のおまんこの匂いがした。
この栗の花の香りがなければ若女将の残り香で一発
センズリをかくことができたのになと残念がった。

広間に行ってみると女優の愛子が浮かない表情を浮かべ、
食べるまでもなく魚の干物を箸でつついていた。
「おや?愛子ちゃん、元気ないねえ
しっかりと食べておかないと撮影中の体がもたないよ」
なあ、近藤。と同意を求めてカメラマンの近藤に目をやると
これまた愛子同様に食欲がないのか箸を弄んでいた。
「なんだいなんだい、若い二人が情けないねえ」
独り言のように若者を詰ると、
マネージャーがペコペコしながら「いや、ほんとに申し訳ありません」と
米つきバッタのように何度も頭を下げた。
「お若いお二人にはトーストとか洋食が良かったかしら…」
若女将が安岡の茶碗にご飯を盛りながらそう言った。
安岡は少し顔を赤らめながら若女将から茶碗を受け取る。
受け取るときに若女将の手と安岡の手が重なる。
たちまち若女将の頬に赤味が差す。
しばしお互いを見つめあって、マネージャーの視線にハッと気付くと
「あ、ごめんなさいね、今すぐお味噌汁をお持ちしますわ」と言って
そそくさと厨房の方へ去った。
その後ろ姿をジッと見ていたマネージャーが
「なんだか今日の若女将は腰から尻にかけて妙な色気があるんだよなあ」と呟いた。
伊達にAV嬢のマネージャーをしていないなと
安岡は彼の洞察力の鋭さに感服した。

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若女将が安岡の味噌汁を手にして再び彼らのテーブルにやって来た。
「若女将、何か良いことでもあった?」
よせばいいのにマネージャーの男は若女将に問いただした。
「良いこと?あれば良いんですけどね~」
そう言いながら若女将は皆に気付かれないように安岡にウィンクをした。
「そうかい?なんだか今日は若女将から良い匂いがするんだけどね~」
「上手を言っても何も出ませんよ」
ウフフと笑いながら若女将は厨房に姿を消した。
確かに今日の若女将は良い匂いがした。
安岡は彼女の残り香で飯を一膳食えそうだった。
そんな安岡とは対照的に愛子と近藤はギクシャクしたままだ。
「愛子ちゃん、そんなテンションで大丈夫か?」
心配になって安岡が問う。
愛子が返答するよりも先に
「メイクしたらスィッチが入ってちゃんと仕事しますから」と
マネージャーが横やりを入れた。

自室に戻り愛子はメイクを施した。
低予算の作品に数多く出演するためメイク係が付かない事が多いため、
今ではプロ並みのメイクが出来るようになった。
かなりのメイク道具を購入しなければいけないのは痛手だったが、
この仕事を辞めてもメイキャプとして食べていけるのではないかと思うほど
メイクの腕前は冴えていた。

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最後に全裸になって温泉浴衣を羽織る。

姿見の鏡で自分の姿を映して最終チェックをしてみる。
我ながらいい女だと思う。
男優に抱かれる仕事でなければどこに出ても恥ずかしくない女と自負している。
そう…この仕事さえしていなければ近藤から付き合って欲しいと言われたとき、
二つ返事で快諾する事さえできたのに…
アイドルから一線を後にしてから愛子の人生は大きく方向転換した。
軽妙な受け答えが出来る才能があればバラエティ番組からお呼びがかかっただろうが、
根が生真面目な愛子は万人向けする笑いのとれるコメントが出来なかった。
『これが私の生き方…』
鏡の中の自分をキッと睨んで愛子は大浴場に向かった。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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