2ntブログ
07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2020.08.15 (Sat)

透明人間 6

さて、他にいい女はいないかと
幸太郎は辺りを見回して物色してみたが
女湯に忍び込んだときと同様に老人会のような有様だった。
幸太郎の女性選びのストライクゾーンは広めだが
やはり還暦オーバーの女では
ペニスのアンテナが反応しそうにもなかった。
美熟女さまと彩子を執拗に追いかけ回すのも良いが
せっかく透明人間になれたのだから
いろんな女と接触したいと思った。
『仕方ない、場所を変更するか…』
移動が徒歩しか手段がないので
気が重かったが
贅沢も言ってられない。

出口に向かおうと館内をうろついていると、
先ほど露天風呂エリアの休憩室で
熟女二人をたしなめた女性が
従業員専用更衣室に入っていくところだった。
『おっと!獲物を見つけたぜ』
幸太郎は閉じられようとする更衣室のドアの隙間から飛び込んだ。
誰かが部屋に入ったような気配を杏子は感じ取ったが
見回してみても更衣室には杏子一人だった。

20200815001421d86.jpeg

「疲れているのかしら…」
先ほど、熟女二人の痴態を目にしたから
どうにも気分がすぐれない。
店のマネージャーに早退を申し出て、
許可をもらったので
帰宅するつもりで制服を脱ぐ準備に取りかかった。
制服のポロシャツを脱いだときに、どうも誰かの視線を感じた。
そんなに大きな更衣室ではないので
誰かが更衣室にいればすぐわかりそうなものなのだが
見渡してみても誰もいない。
「ほんとに疲れているのかしら…」
つぶやきながら杏子はジャージズボンも脱いだ。
そして、下着姿となった自分の体を見下ろす。
白い肌に真っ赤な下着が燃えるように大事な所を覆い隠している。
「この姿を男に見せる日って来るのかしら…」
容姿端麗の杏子であったが、
向こう気の強い性格と、思ったことをズバズバ言ってしまうので
声をかけてくれる男性はいてもすぐに離れて行ってしまう。

杏子は左手でブラジャーの上から乳房を揉んでみた。
カップの上からでも乳首がツンと固くなったいるのがわかる。
『気持ちいい…』
自分で揉んでもこんなに気持ちいいのだから
男に揉んでもらえたらどれほど気持ちいいのだろう…
やがて杏子の手はスベスベの体を滑り降りて鼠径部へと辿り着く。
もっと奥をさわって欲しいとばかりに自然と脚が開いて行く。

20200815001026408.jpeg

そんな杏子の恥態を幸太郎は更衣室の片隅で息を殺して見つめていた。
下半身の欲情は痛いほどに滾っている。
熟女二人に挿入はしたものの
フィニッシュまで辿り着けていないのだから
射精の快感が欲しくてたまらなかった。
杏子の小さな独り言を聞いたが
どうやら男に縁がなくて魅力的な体をもて余しているのがわかった。
『それならばお手伝いしてもらおうか』
大胆にも幸太郎は杏子の真正面から抱きつき、
杏子が悲鳴をあげる前にキスで可憐な唇を塞いだ。
ひっ!杏子は何が自分の体に起こったのか理解できなかった。
誰もいないのに確かに抱きすくめられている感触があるし、
何よりも唇を塞がれているのは錯覚でもなく
まぎれでもなくキスそのものだったからだ。
むふー、ムフーと男の鼻息が感じられた。
『見えないけれど確実に誰かがいる!』
杏子は確信した。
その証拠にブラのカップを押し上げられて乳房が揉まれ始めた。
ムニムニと乳房を揉む感触は紛れもなく人の手だった。
手を押し出すと温かい人肌があり、
撫でると見えないが確かにそれは男の体だった。

20200815001703717.jpeg

筋肉質ではない。
かと言ってガリガリなどではなく中肉中背といったところか
杏子は目を閉じて幸太郎の体を撫でた。
こうして目を閉じてしまえば怪奇な現象だろうと関係なかった。
疲れている幻覚なのか…それとも頭がおかしくなってしまったのか…
でも、そんなことはどうでもよかった。
今このとき、男に抱かれる感覚を楽しもうと思った。
杏子は幸太郎の背に腕を回してしっかりと抱きしめた。
『そうかい、俺を受け入れてくれるのかい』
恐怖と快感にうち震える女を抱くのもいいが
こうして受け入れてくれるのも一興だと幸太郎の責めは大胆になる。
手でブラのカップを押し上げると
こぼれでたおっぱいを鷲掴みながら舌を杏子の口の中に潜り込ませた。
少しだけイヤイヤと小さく首を降ったが杏子は男の舌を迎え入れた。

202008150741564bf.jpeg





テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  透明人間  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
 | HOME |