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2020.09.25 (Fri)

透明人間 15

少量ではあるが聖子の体は精液を吸収したのだろう。
右目だけだがウサギのような赤い瞳が元の鳶色に戻った。
やはり自分の計算は正しかったのだと自信を深めながら
なぜもっと早くアナルセックスをしてやれなかったのかと明人は悔やんだ。
膣外射精してしまった精液をすべて体内に流し込んでいたら
完全体とまではいかなくても
ほぼ現状復帰できたであろう。
「すまん、堀越…」
なんとかもう一度勃起させようとちんぽを激しくしごいたが
とても満足のいく射精をしてしまったので
明人のペニスはどんどんと萎んでゆく
「治らなかったの?」
床に寝転んだまま聖子が問いかけた。
「少しだけ…戻った…」
明人は脱ぎ捨てたスラックスのポケットからスマホを取り出し、
自撮りモードにすると画面を聖子に見せた。
そこには右目だけが元の鳶色に戻った瞳が自分を見つめていた。
「治ることがわかったんだから感謝しなきゃ…
あと何回かシテくれたら……」
そう言いかけて聖子は口をつむった。
それはこれからもセックスをして欲しいと言っているに等しかったからだ。
「俺でいいのかい?」
聖子は恥ずかしげに頬を染めながら小さくコクりとうなづいた。
「だって…先輩、私を抱きながら告白してくれたじゃない…」
明人は無我夢中であったので自分の発した言葉を覚えていなかった。
どさくさ紛れの告白ではなく、
ちゃんと自分の思いを告げたくて聖子のそばで正座して
「好きです!こんな俺で良ければ付き合ってください」と正式にお願いした。
「嬉しい…」
聖子が体を起こして明人に抱きつきキスをした。
ほんのちょっぴりだけペニスがピクリと動いた。
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聖子と明人がデキてしまったころ、
村松幸太郎の体に異変が起き始めていた。
微かだが体の透明度が鈍くなってきている。
幸太郎は手を目の前にかざして凝視してみた。
うっすらと手のひらの輪郭が見てとれた。
『いかん…薬効が切れ始めている』
薬を補充しなければ…
幸太郎は急いで大学の研究室へと向かい始めた。
日がすっかり暮れていた。
これは幸太郎にしてみれば幸いだった。
もし、日中の明るい日差しの中だと
よくよく凝視すれば裸の男がそこにいるのがバレるところだった。
『薬の効き目は永久には続かないのだな…』
電車に無賃乗車したり、
飛行機にタダで搭乗して
長距離の旅に出てみたいと思っていたが、
これでは拠点となる実験室からそう遠くへは行けないのだなと少々がっかりした。
そんなことよりも、
実験室では助手の聖子が目を覚ましただろうか?
まだ気絶したままなら、
もう一発あいつで抜かせてもらうのも悪くはないなと考えていた。


「精液を受け入れれば治るってことは
先生も男にアナルセックスをしてもらえれば治るの?」
聖子は素朴な疑問を明人に投げ掛けた。
「男と女は染色体が違うからね
女は精液を受け入れれば治るけど
男は逆に精液を出しまくれば
どんどんと薬効が薄れて元に戻るはずだよ」
そう言ってはみたものの
ガスをどれほど吸い込んだかによって
いかほどの精液を吐出しなければいけないのか
まったく計算が出来ていなかった。

そんなことをいっているうちに、
研究室のドアがバタンと開き
「おや、聖子くんどうやら目が醒めたようだね」と
ユラユラと揺れるシルエットの塊がそう言った。
聖子も明人も聞き間違えるはずもなく、
それは明らかに村松教授の声だった。
『薬効が切れかけている!』
あと一回でも射精すれば元に戻るかもしれない、
明人は聖子に目配せをした。
それは教授を元に戻すために
セックスしてくれないか?と伝えたかったのだと
聖子も気づいた。

「それに隣にいるのは明人じゃないか
奇遇だねえ。あ、そうか学園で私が声をかけたから、
私を思い出してわざわざ訪ねてきてくれたのかい?」
穏やかに話して気をそらそうとしているのだろう、
そんなことを言いながらも幸太郎は
じわりじわりと
薬品の入っているフラスコに近づこうとしていた。
それを察知した明人が
すかさずフラスコを手に取ると背後に隠した。
「何をする!君はもうこのゼミの部外者だろ!
大人しくそいつを私に渡しなさい!
そしておとなしく出てゆきたまえ!」
温厚な教授からは想像もつかない研究室の空気がビリビリと震えるほどの凄まじい声だった。
苛立った幸太郎が聖子の手を取って引き寄せた。
「薬を渡すのがいいか
この女を俺のちんぽで貫くのがいいか良く考えろ!」
考えるまでもなく明人の答えはひとつだった。
「彼女と俺はなんの関係もない。
どうぞ好きなように抱けばいい!」
明人は冷たく言い放った。
「あははは…見え透いた嘘を言うな!
先ほどまで彼女の尻穴で楽しんでいたのだろう?」
アナルに塗りたくった精液を見落としてはいなかった。
「それにしてもお前の白い髪はどうしたと言うのだ?
まあいい、今からお前の女をヒイヒイ言わせてやるさ
明人、お前はそこを一歩も動くなよ
逃げ出したりすればこの女の首をへし折るからな!」
そう言うと幸太郎は聖子を四つん這いにさせた。
アナルセックスが好きそうだから、
たっぷりアナルを可愛がってやるさと
ペニスの先端をアナルに照準を合わせた。
アナルに精液をぶちこんでもらうのが明人の狙いではあったが、聖子の表情に恐怖の色が浮かぶとこれで良かったのかと
明人の心は傷んだ。
「それ!俺様のちんぽを食らいやがれ!」
幸太郎が腰をズンと前に押し出した瞬間、
聖子が悲鳴をあげた。
「きゃあ~!痛いわ!」
明人の精液を塗られていたアナルは
意図も簡単に幸太郎のペニスを咥えこんだ。
薬の効き目が薄れてきたとはいえ、
そのペニスは黒人並みに巨大だった。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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