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2016.02.29 (Mon)

黒い瞳 5

少し眠った後、襖がカタカタと振動している音で目が覚めた。

『地震?怖いよ』と一瞬思ったが、頭上の蛍光灯の傘は揺れていなかった。
それでも襖はカタカタと正確なリズムで揺れ続け、
意識がハッキりしてくると共に、奥の部屋から、
ふん、ふん、という母のくぐもった声が聞こえてきた。

少しだけ開いている襖の隙間から覗いてみると、
裸の八神が同じく裸の母の上に覆いかぶさり、しきりに腰を振っていた。
なにをしているのだろう・・・
幼心にも淳子は見てはいけない行為を見てしまったのではないかと感じた。

母は目を閉じ、とても苦しそうな顔をしていた。
だが、その苦しそうな表情の中にも、甘美に酔いしれているのがわかった。
その証拠に、母はハア、ハアと荒い呼吸をしながらも
「もっと・・・もっとちょうだい」とせがんでいた。
母の手は八神の背をしっかりと抱き止め、
指が力の限り八神の背肉に喰い込ませていた。

八神の腰の動きがとても早くなり、
やがて「いくぞ」と言ったかと思うと、俊敏な動きで母の脇にしゃがみこんだ。

その光景を見て、淳子は悲鳴をあげそうになった。
なんと八神の股には角(つの)が生えていたのだから。

そそり立った男根を初めて見る淳子には
男根が角(つの)に見えたのだった
八神は、その角(つの)を母のおっぱいに押し付け、
「うぉっ!」と吼えた。
そして、角(つの)から怪しげな白い液体を、
母のおっぱいに撒き散らした。
150809b_as009tn.jpg

淳子は悲鳴こそあげなかったものの、とても恐ろしくて、
あわてて目をそらして座布団の寝床に逃げ込んだ。



八神は土曜になると淳子の家にやってきては、
夜毎、猛々しい角(つの)を母に突き刺すのだった。

あんなに太い角(つの)に突き刺さられて、
母のお股は大丈夫なのだろうか?と心配するものの、
そういう行為をした翌日に限って母は上機嫌だった。

ある土曜の夜のこと。
いつものように八神はやってきたが、母の機嫌はあまりよくなかった。

食事を済ませ、銭湯へ行く時間になったときに、母は淳子に言った。
「お母さんは今夜、生理だからお風呂屋さんには行けないのよ。
八神のおじさんにお願いしてあるから今夜はおじさんに連れてってもらいなさい」

おかあちゃんがお風呂に入らないのなら、淳子も今夜はお風呂に入らない。
そう言ってみたが、
汗をたくさんかいたでしょ、お風呂に入らなきゃバイキンだらけになってしまうわよ。
そう言われ渋々八神と連れ立って銭湯へ行った。



銭湯へ行く道中、母と行くときは饒舌な八神であったが、
淳子と二人っきりだとめっぽう寡黙であった。

淳子もまた、お風呂屋さんであの太い角(つの)で
お股を突かれたらどうしようと恐れ、何も話せないでいた。

淳子にとって、初めての男湯は不思議な光景だった。
洗い場や湯船が、女湯とまるっきり左右逆の位置になっていたからだ。
そして、驚いたことに、いつも猛々しい八神の角(つの)が
ブラリと尻尾のようになっていたのだ。

さらに淳子の目を見張ったのは
男湯の男達みんな、尻尾のようなものをブラブラさせていたことだ。
赤黒く立派な尻尾もあれば、
貧弱で飾り程度といった大小さまざまな尻尾があるんだと淳子は思った。

八神は、淳子にかけ湯をさせた後、
洗い場に連れてゆき
「さあ、おじさんが洗ってあげよう」といって石鹸を手で泡立てた。

「おじさん、手ぬぐいを使わないの?」そう言うと、
淳子ちゃんの肌は柔らかいからゴシゴシ洗うと可哀想だからと言って、
手で身体を撫でるようにして洗ってくれた。
00.jpg


八神は、お股とお尻を、手足以上に丁寧に、
何度も何度も撫でながら洗ってくれた。
見ると、八神のお股の尻尾がどんどん大きくなり、
角(つの)に変わりつつあった。

突き刺される!淳子は怖くなり失禁してしまった。
股間を洗っていた八神の手を小水が流れ落ちていった。

「しっこしちゃったのかい?いけない子だねえ」
八神は口では淳子を叱ったものの、その目はいやらしく笑っていた。
その夜、いつものように襖がカタカタと揺れることはなかった。

淳子は、安心し、深い眠りに落ちていった。

08:43  |  黒い瞳  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

このお話しも、ある意味アダルトだし(≧m≦)

お話しの中にあるように
少女の時に感じる「男」への不安や疑問あるあるですよ(笑)
あからさまに母親の乱れるトコは、見たくもないですけどねぇ~(爆)

淳子ちゃん・・・
どうぞ、真っ直ぐ育ってくれますように(苦笑)

影依 |  2016.02.29(月) 11:54 | URL |  【編集】

影依さん コメントありがとうございます

> このお話しも、ある意味アダルトだし(≧m≦)

まあね(^_^;)


> あからさまに母親の乱れるトコは、見たくもないですけどねぇ~(爆)

はい、ほんとそうです
特に我われ男は小学生の頃といえば母親は天使みたいな存在ですしね~

これから淳子の波乱万丈の人生ドラマが始まります ^^
ほーくん |  2016.02.29(月) 23:10 | URL |  【編集】

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