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2016.06.07 (Tue)

蒼い月光 6(原案 あすか)

里に帰ったウズメたちを待っていたのは厳しい現実だった。
父母や兄弟からも
村八分の娘と血縁だと同じように村八分にされてしまうので
やむなく離縁された。

父母は不便な娘のために
村はずれに小さな小屋を建て
「ここで、ひっそりと暮らしていきなさい。
今日を持って我らとは親でもなければ子でもない」と言い捨てて去ってしまった。

ウズメが連れ帰った子は「朱里(あかり)」と名づけられた。
2人が暮らしてゆく糧は忍者修行中に身に着けた「わらじ作り」であった。
images (3)

わらじを作っては山を越え何里も離れた村に行き、
わらじを米や味噌や野菜に変えて生計をたてた。
決して裕福ではないけれど
ウズメは朱里と共に生活をしてゆくのが楽しくてたまらなかった。

ただ、男を知った己の体が夜な夜な疼くのには閉口した。

山で小枝を拾ってきて、
錆付いた手裏剣で削って『へのこ』に見立てたコケシを作り寂しい体を慰めた。


ある日、玄関に茄子や大根、蜜柑などが置かれていた。
村の誰かが毒を盛りにきたのかと怪しんだが、
空腹に勝てずにそれらを口にした。
だが、不安は一蹴された。
食物には毒など混入していなかった。
images (4)


それらは3日に一度であったものが、2日に一度となり、
やがて毎朝起きてみると小屋の前に置かれているようになった。
重湯だけで成長が遅れていた朱里も
それらのおかげですくすくと成長しはじめた。

『いったい誰が・・・・』
捨てる神あれば拾う神ありなのだと、
毎朝届く食材に手を合わせておいしくいただく二人であった。

月のモノが近づいてくると、ウズメの女が疼いた。
朱里が寝静まるのを待って、押入れからコケシを取り出し慰めることにした。
20130609073411474.jpg

いつしかコケシは己の愛液に染まり、
ツヤツヤとした見事な『へのこ』になっていた。

『あああ・・・・男が恋しい・・・』
あのとき首領に味わされた女の悦びが忘れられなかった。

指を陰戸に潜り込ませると、クチュと淫らな音がした。
『いやん・・・こんなに濡れている・・・』
静まりかえった深夜には淫らな音が大音響のように聞こえた。

クチュ・・・クチュ・・・・
ぬかるみに指を沈めているうちに陰戸はどんどん愛液に濡れ始め、
やがてグチュ・・・ジュポ・・・ジュポ・・・と激しく愛液を流しはじめた。
jsei1509q16.jpg

『あああ・・・・殿方・・・お願い・・私を突いて・・・』
指だけでは物足りなくなった頃合を見計らってコケシを突き刺した。

「あああん・・・すごい・・・・すごく硬いわ・・・」
いつしか声が漏れていた。

「おおおお・・・・ダメ・・・そこは・・・
ああん・・・ううん・・・いいの・・・」
生身の男が欲しかった。
ドクドクッと最後は白い精をいっぱい陰戸に流し込んでもらいたかった。

ジュポ・・・ジュポ・・・ジュポ・・・
コケシを出入りさせる速度があがっていく
「ああああ!来るわ!!すごい!!逝く・・逝くわ!!!」
やがて絶頂に達したものの、あのときの絶頂に比べれば雲泥の差であった。

アクメを終え、静かに呼吸を整えていると入り口に『コトリ』と音がした。
『はっ!もしや食材を持ってきてくれる奇特な方かも』
足音を忍ばせ、玄関の引き戸を開けると
一人の男が『しまった!』という顔で立っていた。
11019015595.jpg

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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