2016.11.18 (Fri)
JUN 11(あすか原作)
しばらく待っていると、一人の女性が店内に現れた。
淡いベージュのコートが似合うセミロングのスレンダーな女性だった。
年のころは30半ばといったところか・・・
女性は一通り店内を見渡し、俺と目が合った。
『君か?・・・君がJUNなのか?・・・』
席から立ち上がろうとしたそのとき、彼女がバッグからスマホを取り出し、
メールを打ち始めた。
彼女の指がスマホから離れた後、やや遅れて俺のスマホに着信があった。
―あなたが・・・卓也さん?・・・―
彼女だ!彼女がJUNなのだ!
彼女と見つめ合い、俺は小さく頷いた。
彼女は少しはにかんだ笑顔を見せながら俺に近づいた。
「あ・・・始めまして・・・卓也です」
心臓が口から飛び出しそうだった。
「逢いたかったわ・・・・」
美智子にはない大人の、熟女の色気が俺を縛り付けた。
「びっくりしたよ・・・5年ぶりにメールが来たかと思えば急に逢いたいだなんて」
そう言いながらも、
俺の目はコートを脱いで現れた薄いニットセーターに包まれた
たわわな双丘に釘付けになっていた。
「携帯をスマホに変えて、
アドレスの整理をしてたらあなたのアドレスが消えずに残っていたの。
懐かしくて思わずメールしちゃった」
テーブルに置いたスマホを指で弄りながら彼女はそう言った。
「迷惑だったかしら?」
たぶん別れ方が俺からの一方的な終わり方だったから
女の存在というものを察知してくれてるのかもしれない。
あの頃は俺・・・ガキだったから・・・・
すまなかった・・・
ずっと心に君の事がひっかかっていたんだ。
半分は本当で半分は口からでたでまかせだった。
メールがくるまでJUNの事は心から消えていた。
「今は大人になったから・・・かまわない?」
一瞬、彼女の目が妖しく輝いたような気がした。
俺は気になる事を思い切って訊ねてみた。
「でも・・・どうして逢おうなんて?・・・
以前はさ、かたくなに自分の事は話そうとしなかったのにさ・・・」
「私も・・・・大人になったってことよ・・・」
いや、メル友として知り合った7年前なら
あなたはもう充分大人だったんじゃないの?
そういう突っ込みは封印した。
「で・・・いつまでここで粘るつもりかしら?」
「え?」
「ゆっくりお話がしたいなあ~・・・なんてね」
これって誘ってること?いや、たぶん誘ってるんだ。
SEXから遠ざかっている俺はゴクリと喉を鳴らした。
30分後、俺達は一糸纏わぬ生まれたままの姿で抱き合っていた。
これは夢か?
年上の女の巨乳を、今、俺は揉んでいる。
喘ぎ方も、身のくねらし方も美智子と違い大人の女性だった。
話を30分前に戻しましょう
俺達はとりあえず店を出た。
店を出た途端、晩秋の夜の冷たさが2人を襲った・・・
こっちよ・・・彼女に腕をとられ、駅裏に駐車していた白のアウディに乗り込まされた。
『おいおい、アウディかよ・・・この女、けっこういい稼ぎをしてるのか?
もしくは資産家の娘・・・いや、資産家の女房か・・・』
そういう疑問が顔に出たのか彼女が「私の車じゃないわ。知り合いの車なの」と言った。
どこへ行きましょうかという相談もなく、
車を発車させ、まるでそこへ行くのが当然だというようにラブホテルのゲートをくぐった。
「あ、あの・・・いいんですかね?」
部屋へ向かうエレベーター内で彼女の意思を確かめてみた。
まさかこういう所でおしゃべりだけしてバイバイというつもりはないだろう。
野暮なことは聞かないで・・・
そういって僕に抱きつき柔らかな唇を押し付けてきた。
それは甘美な口づけだった。
特に遊びなれた容姿でもなく、
ごく普通のお姉さんと思っていたJUNから受けた口づけ。
僕には将来を誓い合った美智子がいる。
拒まなければいけないのに、俺は・・・・激しく勃起していた。
部屋に入り、コートを脱ぎながら「何か飲む?」と言いながら、こちらが答える前に
「ビールでいいでしょ?」と瓶ビールを冷蔵庫から抜き出し、グラス二つを手にし、
ソファに座り込んだ。
「卓也くんも座ったら?」
ソファは一組しかないので仕方なく俺はJUNの横に腰をおろした。
「で、卓也くんあなた、彼女いるのよね?」
おいしそうにビールを喉に流し込みながら話した。
あれ?5年前、JUNにメル友をお別れするメールを打ったときに美智子の事を
書かなかったっけ?
そういえば、何も理由を書かずに別れを切り出したような文書だったっけ?
まあ、書いていたとしても5年の月日が忘れさせたとしてもおかしくはなかった。
「一応・・・将来を誓い合った彼女がいます。」
隠していて後でバレるのも後味が悪いので正直に答えた。
「ふ~ん、そうなんだ。でもいいよね?」
「なにがですか?」
「別にあなた一穴主義じゃないんでしょ?
2人の女と関係を持ってもいいんでしょ?」
それって・・俺に抱けと言っていることか?
据え膳喰わぬは男の恥と言われているように、
抱いて欲しいと言われれば拒むつもりはなかった。
この時点で俺の心の中から美智子という存在を一旦消し去った。
淡いベージュのコートが似合うセミロングのスレンダーな女性だった。
年のころは30半ばといったところか・・・
女性は一通り店内を見渡し、俺と目が合った。
『君か?・・・君がJUNなのか?・・・』
席から立ち上がろうとしたそのとき、彼女がバッグからスマホを取り出し、
メールを打ち始めた。
彼女の指がスマホから離れた後、やや遅れて俺のスマホに着信があった。
―あなたが・・・卓也さん?・・・―
彼女だ!彼女がJUNなのだ!
彼女と見つめ合い、俺は小さく頷いた。
彼女は少しはにかんだ笑顔を見せながら俺に近づいた。
「あ・・・始めまして・・・卓也です」
心臓が口から飛び出しそうだった。
「逢いたかったわ・・・・」
美智子にはない大人の、熟女の色気が俺を縛り付けた。
「びっくりしたよ・・・5年ぶりにメールが来たかと思えば急に逢いたいだなんて」
そう言いながらも、
俺の目はコートを脱いで現れた薄いニットセーターに包まれた
たわわな双丘に釘付けになっていた。
「携帯をスマホに変えて、
アドレスの整理をしてたらあなたのアドレスが消えずに残っていたの。
懐かしくて思わずメールしちゃった」
テーブルに置いたスマホを指で弄りながら彼女はそう言った。
「迷惑だったかしら?」
たぶん別れ方が俺からの一方的な終わり方だったから
女の存在というものを察知してくれてるのかもしれない。
あの頃は俺・・・ガキだったから・・・・
すまなかった・・・
ずっと心に君の事がひっかかっていたんだ。
半分は本当で半分は口からでたでまかせだった。
メールがくるまでJUNの事は心から消えていた。
「今は大人になったから・・・かまわない?」
一瞬、彼女の目が妖しく輝いたような気がした。
俺は気になる事を思い切って訊ねてみた。
「でも・・・どうして逢おうなんて?・・・
以前はさ、かたくなに自分の事は話そうとしなかったのにさ・・・」
「私も・・・・大人になったってことよ・・・」
いや、メル友として知り合った7年前なら
あなたはもう充分大人だったんじゃないの?
そういう突っ込みは封印した。
「で・・・いつまでここで粘るつもりかしら?」
「え?」
「ゆっくりお話がしたいなあ~・・・なんてね」
これって誘ってること?いや、たぶん誘ってるんだ。
SEXから遠ざかっている俺はゴクリと喉を鳴らした。
30分後、俺達は一糸纏わぬ生まれたままの姿で抱き合っていた。
これは夢か?
年上の女の巨乳を、今、俺は揉んでいる。
喘ぎ方も、身のくねらし方も美智子と違い大人の女性だった。
話を30分前に戻しましょう
俺達はとりあえず店を出た。
店を出た途端、晩秋の夜の冷たさが2人を襲った・・・
こっちよ・・・彼女に腕をとられ、駅裏に駐車していた白のアウディに乗り込まされた。
『おいおい、アウディかよ・・・この女、けっこういい稼ぎをしてるのか?
もしくは資産家の娘・・・いや、資産家の女房か・・・』
そういう疑問が顔に出たのか彼女が「私の車じゃないわ。知り合いの車なの」と言った。
どこへ行きましょうかという相談もなく、
車を発車させ、まるでそこへ行くのが当然だというようにラブホテルのゲートをくぐった。
「あ、あの・・・いいんですかね?」
部屋へ向かうエレベーター内で彼女の意思を確かめてみた。
まさかこういう所でおしゃべりだけしてバイバイというつもりはないだろう。
野暮なことは聞かないで・・・
そういって僕に抱きつき柔らかな唇を押し付けてきた。
それは甘美な口づけだった。
特に遊びなれた容姿でもなく、
ごく普通のお姉さんと思っていたJUNから受けた口づけ。
僕には将来を誓い合った美智子がいる。
拒まなければいけないのに、俺は・・・・激しく勃起していた。
部屋に入り、コートを脱ぎながら「何か飲む?」と言いながら、こちらが答える前に
「ビールでいいでしょ?」と瓶ビールを冷蔵庫から抜き出し、グラス二つを手にし、
ソファに座り込んだ。
「卓也くんも座ったら?」
ソファは一組しかないので仕方なく俺はJUNの横に腰をおろした。
「で、卓也くんあなた、彼女いるのよね?」
おいしそうにビールを喉に流し込みながら話した。
あれ?5年前、JUNにメル友をお別れするメールを打ったときに美智子の事を
書かなかったっけ?
そういえば、何も理由を書かずに別れを切り出したような文書だったっけ?
まあ、書いていたとしても5年の月日が忘れさせたとしてもおかしくはなかった。
「一応・・・将来を誓い合った彼女がいます。」
隠していて後でバレるのも後味が悪いので正直に答えた。
「ふ~ん、そうなんだ。でもいいよね?」
「なにがですか?」
「別にあなた一穴主義じゃないんでしょ?
2人の女と関係を持ってもいいんでしょ?」
それって・・俺に抱けと言っていることか?
据え膳喰わぬは男の恥と言われているように、
抱いて欲しいと言われれば拒むつもりはなかった。
この時点で俺の心の中から美智子という存在を一旦消し去った。
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