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2020.02.29 (Sat)

レンタル熟女 5

「さあさ、こっちですよ」
タクシーで連れられて辿り着いた大阪キタの新地であったが
男は有名どころのクラブを次々とスルーして暗い路地裏に亜由美を誘った。
一瞬、路地裏に連れ込まれた瞬間に抱きつかれるのではないかという不安が頭をかすめた。
そんな考えが表情に出てしまったのだろう。
男は「大丈夫、取って食いやしませんから」と亜由美に声をかけた。
「あ、いえ…そんなつもりは…」
「暗い路地裏ですからね。連れて来られた女性は皆尻込みするんですよ」
毎度のことで慣れているのだろう。
男はそのように弁解した。
「それとも、こうやってデートするのにも貴女をレンタルしたほうがいいのかな?」
「あ、いえ…プライベートとお仕事は別なので…」
実を言えばレンタルして欲しかった。
なにせ、猟奇的な男から逃げるのに
自費で交通費を支払ったものだから懐がとてつもなく寂しかったからだ。

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男は女の心理を読むのに長けているのだろう。
プライベートで楽しみながらお金を稼ぐのも悪くはないですよと
レンタルを申し出てくれた。
「あ…じゃあ…これで…」
亜由美は指を一本立てた。
亜由美としては一時間一万円というつもりだったのだが、
男はわかりましたと財布から一万円札を10枚抜き取ると亜由美に握らせた。
「こんなに?多すぎます!」
これからお酒をご馳走してもらって
レンタル代をこんなにいただいては申し訳ないと
一万円だけ受け取りあとは返そうとした。
「貴女を一晩…朝までレンタルしたいんですよ」
なんのことはない、男は亜由美を抱こうという魂胆なのだった。
デブ・ハゲ・チビの三拍子揃った男に抱かれるのであれば
これぐらいは貰っていても罰は当たらないと
「ありがとうございます」と現金をバッグに入れた。

男が連れ込んだ店は新地の店とは言いがたいほどの場末のスナックだった。
席に着くとママさんらしき女が
「あら?つーさんったら、また新しい彼女?」と言いながら
値踏みするように亜由美を頭の先からつま先まで舐めるように見つめた。
「いらっしゃいませ」奥からマスターらしき男が顔を覗かせながら挨拶した。
「マスター、また女の子を連れてきたから楽しませて下さいよ」
常連らしくデブ・ハゲ・チビの三拍子揃った男は気軽にマスターにそう言った。
「いえいえ…こちらこそ
毎回素敵な女性を連れてきてくれてありがたい限りです」とニヤリと笑った。

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場末の割にはマスターが作ってくれるカクテルは最高だった。
ママさんも話題が豊富で楽しいひとときを過ごさせてくれた。
ほどよく酔いも回ってきたことだし、
サッサと男とヤってしまって数発抜いてあげて
朝までぐっすり眠っていただこうかしらと
小声で「そろそろホテルへ行きませんか?」と耳元で小声で誘った。
「そうだなあ~。そろそろいい思いをさせてもらおうかな」
男はすでに勃起させているのか股間のイチモツを揉みながらそう言った。
「ママさん、そろそろ…」
男がそう言うとママさんはマスターに目配せをした。
「かしこまりました。奥の部屋に準備を整わせてあります」
マスターがそう告げた。
「よっしゃ、ほな、いこうか」
急に男はガチガチの関西弁になり、
亜由美の腕を取って奥の部屋の扉を開けた。
『えっ?ここで?』
てっきりラブホに連れ込まれると思っていただけに
スナックの別室とは想定外であった。

案内された部屋はキングサイズのベッドが置かれていて
照明がピンク色で昭和時代に流行った日活ロマンポルノの
濡れ場シーンによく使われたような部屋だった。
亜由美は、その妖しげな雰囲気に足が止まってしまった。
「さあさ、何してんねん。はよ入りや」
男は亜由美の腕を取って部屋の中に引きずり込む。
レンタルされたからには文句は言えないが、
せめてちゃんとしたラブホテルに連れ込んでもらいたかった。
だが、亜由美にしてもプロとしての自覚があったので
「ムードたっぷりの部屋やん。うち、嬉しいわ」と
甘えるように男に抱きついた。
「やめてくれ!気色悪い!」
亜由美にしてみれば強く抱きしめられて
ヤニくさい口でベロチューでもされる覚悟でいただけに何が何だかわからなかった。
「お前はさっさとベッドの上でその趣味の悪い服を脱いで裸になったらええんや!」
男は亜由美を突き飛ばしてベッドに投げ込んだ。
「痛いやんか!うちとセックスするんと違うのん?」
ベッドの上で上半身を起こして亜由美は男の真意を問うた。

「つーさんはあんたなんかに興味はあらへん!あんたを抱くんは俺や!」
亜由美は声のする方を振り向いた。
そこにはいつの間にか素っ裸になったマスターが仁王立ちしていたのだった。
股間には同じように仁王立ちとなったちんぽがカチカチになってスタンバイしていた。
「どういう事なん?」
「つーさんは女がうちの旦那におめこされてるのを見ながら
うちにおしゃぶりしてもらうんが好きなんよ」
振り向くと、いつの間にかママさんも素っ裸になって
つーさんと呼ばれる男の服を脱がしながら亜由美に微笑みながらそう言った。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

12:24  |  レンタル熟女  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

ここまで一気読みさせていただきました。

亜由美さんになったつもりで・・・
なつみ |  2020.04.27(月) 16:15 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

なつみさん、コメントありがとうございます。
m(_ _)m
一人称になったり、三人称になったり文法もめちゃくちゃですが、頑張りますのでよろしく♪
ほーくん |  2020.04.27(月) 19:00 | URL |  【編集】

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