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2020.05.23 (Sat)

彼女のお母さん 6

テーブルに向かい合わせに座ると
面と向かって美登里の顔を見つめることができなかった。
美登里の笑顔が眩しすぎた。
『俺は知ってる…この優しい笑顔の女はベッドでものすごく淫らな女になることを…』
雄一は美登里の豊満な胸元を見て、激しく勃起させていた。
そして、あろうことか雄一はズボンのジッパーを下ろして
カチカチに勃起しているペニスを引き出してオナニーし始めた。
激しくシコシコすると片腕がリズミカルに小刻みに震えてしまうので、ゆっくりと砲身を大事そうに磨くように上下に擦った。
「さあ、どうぞ召し上がれ」
テーブルの下で行われている痴態を知らずに、
美登里は笑顔で雄一にモンブランケーキとコーヒーを勧めた。

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しかし雄一は美登里の胸元をジッと見たまま返事をしない。
「もしかして甘い物とかコーヒーは嫌いだったのかしら?」
コーラが良かった?
そう言って冷蔵庫からコーラを取り出そうと席を立ちかけたときに雄一がボソッとなにか呟いた。
「ん?なに?」
良く聞こえなかったので、美登里は前のめりになって雄一に向かって顔を近づけた。
「俺…見ちゃったんです…」
あまりにも小さな声だったが、
確かに彼は見たと発言した。
「ん?何を?」
美登里はさらに顔を近づけた。
「モリマンの女…」
雄一の発したワードに美登里は愕然となった。
忘れようとしていた過去が鮮明に思い出された。
「おばさんがいやらしいことをしているのをいっぱい見ました」
そう言うと雄一も身を乗り出して美登里にキスをした。
「ちょ、ちょっと雄一くん!」
美登里は慌てて身を引こうとしたが、雄一の強靱な腕が美登里の手をホールドして逃げるのを妨げた。
そして、もう片方の手を美登里の後頭部にかけて頭を引き寄せると激しい接吻を求めてきた。
「イヤ!何をするの!」
罵倒しようとして声を発するために開いた口に
すかさず雄一の舌が忍び込む。
「うううっ…」
美登里が嫌がっているのに、
そんなのはお構いなしに雄一の舌がヌチャヌチャと音を立てて美登里の舌を求めて絡んでくる。
雄一を突き飛ばそうと雄一の胸板に手を添えたが
押し返そうとした手を雄一のセリフで凍りついた。
「おばさんAV嬢だったんですね?
男とヤリまくったんでしょ?黙って欲しかったら俺にもやらせてくれよ!」
もう何年も封印してきた[AV嬢]と言うワードに美登里の体から力が抜けて行った。

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あれは瑠璃子を身ごもる数年前の事だった。
美登里は両親との折り合いが悪く、
高校の卒業を待たずに家を飛び出した。
元来、親子関係が悪かった訳ではなく、
原因は当時付き合っていた竜二というチンピラのせいだった。
30前だというのに定職に就かず、ギャンブル好きな男との付き合いを両親共に反対した。
17歳の少女だった美登里は処女を散らし女にしてくれた竜二にぞっこんだった。
「俺と駈け落ちしようぜ」竜二の誘いに将来設計など何も考えずに故郷を後にした。
だが、両親が危惧したとおり、二人だけの生活を始めても
竜二はろくに働かずに美登里に働かせては金をせびった。
次第に借金が膨らみはじめてどうにもならなくなった時に竜二が「いいバイトを見つけてきたぞ」と誘った。
面接会場だと連れて行かれた場所は古ぼけた雑居ビルだった。
「この部屋だ」
ドアを開いて中を覗いた瞬間、美登里は驚いた。
綺麗にリフォームを施され、まるでラブホと見間違うほどのピンクに彩られた室内…
写真館のような照明器具に部屋の真ん中にはキングサイズのベッド…
「ここで面接…?」
戸惑う美登里を尻目に竜二は
「連れてきました。じゃあ、後はよろしく」と
ソファにふんぞり返っている数名の男たちから札束を受け取ると「しっかりと働けよ」と帰ってしまった。

「あ…あの…私、どんな仕事をするんでしょうか?」
ドアのそばで立ちすくむ美登里に向かって
「あなた、美人ね。さあ、こちらへいらっしゃい
メイクをしてあげるわ」と
ナヨナヨとした華奢な男が女言葉で喋りながら美登里の手を引いてドレッサーの前に座らせた。
何が何だかわからないままにメイクを施され、
まるで別人のように艶めかしい女に変身させられた。
「よしっ!じゃあ始めようか!」
ソファにふんぞり返った黒サングラスの男が号令をかけると
部屋の一番奥で座っていたバスローブを纏った頑強な男が
スクッと立ち上がるとバッとバスローブを脱ぎ捨てた。
その姿を見て美登里は「きやっ!」と悲鳴を上げた。
なんと、バスローブを脱ぎ捨てた男は一糸まとわぬ全裸だったからだ。
「さあ、あんたもさっさと脱ぎな」
全裸の男はふにゃふにゃのペニスを揉みながら美登里に脱衣しろと急かした。
「えっ?脱ぐ?」
何をカマトトぶってるんだと、カメラを携えた別の男が言った。
「これ…何の仕事ですか?」
訳がわからずに美登里は偉そうにふんぞり返っている男に尋ねた。
「何の仕事?
裏本の撮影に決まってるじゃねえか」
ギャラは、あんたの男がさっき持って帰ったよ。
だから金額に見合う分の仕事はキッチリとしてもらうからなと男が言うと、メイクを施してくれた華奢な男が美登里の服を脱がし始めた。
竜二がお金を受け取ってしまったからには逃げ去ることはできない…
美登里は覚悟を決めて華奢な男の手を振り払って自分で脱衣を始めた。
だが、ブラとショーツだけはどうしても抵抗があり脱ぐことは出来なかった。
「まあいい、そこから先は竿師さんに任せようじゃないか」
そう命じられた素っ裸の男が美登里を抱きかかえてベッドに寝かせた。
そして初対面であるにも関わらず、素っ裸の男は美登里に抱きついてきた。
「この仕事は初めてかい?
まあ、俺に任せたら悪いようにはしないさ」
男はそう言うといきなりディープキスをしてきて
ウネウネと蠢く舌を美登里の口の中に潜り込ませた。
「イヤっ!」
美登里は逃げようとしたが、男にのし掛かられて身動きが取れない。

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「おおっ!久々にリアルないい写真が撮れそうじゃないか」
なあ、そう思うだろう?とふんぞり返った男はカメラマンの男に問い掛けた。
「ああ。撮影に慣れちまった女は演技をやり始めるからどうにもいけねえ。
俺たちが撮りたいのはリアルな男女の絡みだからねえ」
撮影しながら興奮しているのか、カメラマンは勃起させていた。

「ほら、脚を閉じてちゃ仕事にならないだろ?」
男の手が無理矢理に美登里の股間に忍ばせ、女性の大事な部分を弄った。
「あっ…だめ…」
拒んでみたものの、男の手淫は竜二と比べ物にならぬほど上手だった。
こんな仕事はしたくないと思いながらも
美登里は少しずつ脚を開きはじめていたのだ。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

14:38  |  彼女のお母さん  |  Trackback(0)  |  Comment(1)

Comment

私もそうだったけど・・・

AVや風俗みたいなことをやる女性の大半は男絡みなんですよね。あとはお金のため。
最初は抵抗があるのに、だんだん慣れて来ちゃうんですよね。
いつの間にか非日常的なことが、日常になってしまうんです。
なんだか、良く解ります。
風花(かざはな) |  2020.05.24(日) 14:56 | URL |  【編集】

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