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2021.01.20 (Wed)

兄と妹 2

翌日の朝、起き出してキッチンに行くと
兄の啓司は早朝出勤だったようで
すでにその姿はなかった。

「美穂ちゃん、おはよう。
早くしないと学校に遅刻するわよ」
さあ、早く食べなさいとばかりに
義姉の明美が洗い物をしながら首をくいっと振って
テーブルに着席してトーストを食べなさいと言う。
美穂はトーストを手に取って驚いた。
すっかり冷めていたからである。
「あら、冷めちゃった?
ごめんなさいね~、私たちと同じように起き出してくれたら
温かいトーストを食べれたんだけどね」
これじゃあ継母ならぬ義姉のいびりだわと
マーガリンを冷めたトーストにワックスのように塗りまくって
無理やり口の中へ放り込んだ。

20210118104215b52.jpeg

その日は最悪だった。
通学のために電車に乗り込んだものの
夜更かしが祟って
つり革を握りしめたまま
睡魔に陥った。
意識が虚ろになりかけたころ、
お尻に違和感を感じた。
痴 漢 の手が美穂のヒップを撫で回し始めた。
いつもならそんな不埒な手を避けるために
体をずらしていやらしい手から逃げるのだが
今朝はもうどうでもいいやと
痴 漢 のやりたい放題に体を委ねた。
痴 漢 は自分を受け入れてくれるのだと思ったのか
さらにぐいぐいとヒップに手を食い込ませてきた。
『あ…この人、上手だわ…』
いつもは気持ち悪いと感じる痴 漢 の手が
この日はとても気持ちよかった。

やがて痴 漢 の指が美穂の尻の谷間を上下に滑り出した。
それが少しずつ深く谷間に入り込んできて
指先がアナルに達して
思わず声が出そうになると
スッと逃げてゆく。
『あん…もっと!』
美穂は電車の揺れに乗じて
尻をその手に向かって突きだした。
それならばと痴 漢 の手が大胆になる。
指がドリルのように尻肉を割り開き
スカートとショーツの上から無理にアナルを刺激する。
『いやん…そんな汚いところを触らないでよ…』
そう思えば思うほどアナルがジンジンと疼いて
気持ちよさが増幅する。
『そこも気持ちいいけど、やっぱりおまんこを触ってほしい』
美穂は大胆に脚を開いた。
見た目には電車の揺れに抗うように
踏ん張って立っているとしか見えないはずだ。
だが、どのように見られているかと危惧する必要もないほど
電車内は混んでいた。
誰も美穂が大股を開いて立っていようとも気にする人はいなかった。
俺を誘っているのかい?と、ただ一人、
痴 漢 だけが脚を大きく開いた美穂の立ち姿を喜んでいた。
美穂の望む通り
痴 漢 の指がアナルを通り越して股間の中心部に侵入してくる。
しかも今度は大胆にスカートの裾から手を差し込んで
ショーツのクラッチを目繰り上げようとした。

20210118104600cc1.gif

痴 漢 の指が陰唇を撫でようかとする時に
初めて美穂は意識が現実に呼び戻され
「やめてください」と小さな声を上げた。
尻を撫でられてもいい。
アナルを弄られてもいい。
だが、おまんこだけは兄に捧げたかった。

美穂が拒むと同時に
「はい!現行犯ね」と痴 漢 の手が誰かにねじ曲げられた。
鉄道警察の婦警が痴 漢 の男をマークしていたようだった。
「あなたも次の駅で降りて証言してちょうだい」
有無を言わせずに美穂は途中下車させられた。
『これじゃあ遅刻だわ』
美穂のむしゃくしゃした気持ちが再びむくむくと顔を出しはじめた。
痴 漢 の男は首根っこを捕まれるように
駅長室の片隅に座らされた。
美穂もまたその対角線上のソファに「どうぞ、お掛けになって」と座らされた。
「現行犯だからね!弁明の余地はないわよ!」
俺はやっていない!と痴 漢 の男は叫んだ。
美穂はその声につられてようやく痴 漢 の男を見た。
イケメンではないが、雰囲気が兄に似ていた。
「その人じゃありません!」
美穂は思わず口走っていた。
「それに、私、誰にも痴 漢 されていません!」
美穂の告白に駅長さんが『おいおい!』という表情で
連行してきた婦警を睨んだ。
「怖がらなくてもいいのよ。貴女の学歴にも内申書にも傷は付かないんだからね」
誤認逮捕となれば、今度は自分の立場がない。
婦警は何とか美穂に認めようとさせたが
美穂は首を横に振り続けた。

痴 漢 の男と美穂に婦警さんが頭を下げて二人は解放された。
駅を出て痴 漢 の男が美穂に声を掛けてきた。
「すまなかったねえ、学校、遅刻になっちゃうんじゃない?
タクシーで送ろうか?」
首を横に振って美穂は早足で歩き始めた。
「何ならラブホに行かないか?
さっきの続きをしてあげるよ」
それと、これはさっきのお詫びだ。取っておきなさい。
そう言って痴 漢 の男は一万円札を美穂に握らせた。
「ラブホで相手してくれたら、もう一枚あげるよ」
そう言われて美葉は振り向きざま男の頬を平手打ちした。
バチンと乾いた音がして手のひらがジンジンした。
「ふざけるな!エロ本でも見て自分でちんこを擦ってろ!」
そう言い捨てると一目散に走り初めていた。

20210118104822956.jpeg

美穂はそのまま登校せずにカラオケボックスに逃げ込んだ。
そしてスマホを取り出すと幼馴染みの伸二にLINEした。
『今、○○駅近くのカラオケボックス
すぐに来て』
数分後、伸二から返信がきた。
『バカ言え!授業中だぞ!』
それがどうしたって言うのよ。
美穂のむしゃくしゃが加速する。
『私とセックスさせてあげようかと思ったけど…
来ないのなら隣のボックスのオヤジでも誘って
バージンをあげることにするわ』
そのように返信すると
『ウソ!エッチさせてくれるの?
行く!今すぐ行きます!』と言ってきた。
すぐ来なさいよ。バカ伸二。
そう思いながら
飛び込んだのがカラオケボックスだったことを悔やんだ。
これがネットカフェなら、伸二が来るまでAVを見て
オナニーしながら
気持ちを高ぶらせる事ができたのにと思った。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

08:39  |  兄と妹  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

抑えられない気持ち・・・

う~ん、
凄いなぁ~
自暴自棄になっているんだろうけど、気持ちの昂りが抑えられなくなっちゃったのかな???

美穂ちゃん!頑張れ!
風花(かざはな) |  2021.01.20(水) 16:46 | URL |  【編集】

Re: 抑えられない気持ち・・・

風花さん、コメントありがとうございます
思春期って自暴自棄というか暴走するときかあると思いませんか?
私たち悪友グループも補導覚悟で
成人映画館に出入りしたり、エロ本を買いに行ったりしたものです
性に対してわからないことだらけで
想像してパンクしそうになったことがあります

ほーくん |  2021.01.22(金) 07:25 | URL |  【編集】

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