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2021.05.31 (Mon)

紺屋の女房 2

草庵先生に激しいおまんこをされたものだから
お玉は身体中が汗ばんでしまっていた。
今にも泣き出しそうな久蔵に向かって
「風呂に入りたいから湯を沸かしておくれ」
と頼んだ。
「へえ」
馬鹿だと言われた汚名返上だとばかりに
急いで風呂釜に薪能(たきぎ)を突っ込んで火をつけた。

ほどなくして風呂場に湯気が立ち上がり
ちょうどよい湯加減になったので
女将さんにその旨を伝えた。
「久蔵、お前はさっきの始末の罰として
私の三助をしなさい」
湯浴み着に着替えたお玉を追うように
久蔵は急いで着物を脱いで
褌(ふんどし)一丁で浴室に飛び込んだ。
お玉はちょうど湯船に浸かるところだった。
「この湯浴み着というやつが私は嫌いでね…
湯に入ると体にまとわりついて気持ち悪いのよ」
そう言って腰ひもを解くと
湯浴み着を脱ぎ捨ててしまい全裸になった。
久蔵は見てはならぬと視線を逸らした。
「久蔵、お前は草庵先生のアレが
私のおまんこから抜くときに
私の大事なおまんこを見たんだろ?」
お玉はそう言って湯船から立ち上がった。
「見てません。俺は何も見てません」
久蔵はぎゅっと目を閉じた。
「じゃあ、今から見ておくれ、私の裸は綺麗かえ?」
見ろといわれれば見ないわけにはいかなかった。
久蔵は丁稚奉公というよりは
下男的な扱いでこの店に売られてきたのだ。

20210522063145db2.jpeg

久蔵には兄弟が6人いた。
家を継ぐ長兄以外は皆売られた。
売られるといっても高額ではない。
ほんとに二束三文のような投げ売りなのだ。
だが、父母から「お前が我慢してくれれば
妹や弟にひとときでも
白いおまんまを食わせることができる」と
言われれば承諾するしかなかった。
いや、不服だと抵抗しても
山に捨てられて野垂れ死ぬのが関の山なのだから
仕事がきつくても朝晩におまんまが食えて
天露(あまつゆ)をしのげて布団で寝れるのだから
売られる久蔵にとっても願ったり叶ったりだった。

売られた子にしてみれば
買ってくれた人の言うことには絶対に服従した。
ここを追い出されれば、
それこそ野垂れ死ぬのが目に見えていたからだ。
そんな訳で久蔵は
目を見開いて裸体を見ろと命じられれば
従うしかなかった。

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そっと目を開くと、目の前には熟れた女の裸体があった。
湯に濡れた体は白い肌をやや朱に染め、
それはそれは艶かしく久蔵の目に写った。
「私の体は綺麗かえ?」
返事をするまでもなく
久蔵の褌(ふんどし)の前隠しの部分が
激しく盛り上がっていた。
「嬉しいじゃないかえ
私の体で勃起してくれてるのかい?」
湯船から上がり、女将さんが近づいてくる。
洗い場に歩を進める度に、
豊満な乳房がタプタプと揺れた。
お玉が久蔵の褌(ふんどし)の脇から手を差し込んで
勃起した珍宝(ちんぽ)を握りしめた。
「褌(ふんどし)がきつそうだねえ」
そう言うと女将さんは褌(ふんどし)を解いてくれた。
「まだまだ小さいけど、立派なちんちんじゃないか」
女将さんは半分だけ皮を被ったままの珍宝(ちんぽ)を
剥いて亀頭を剥き出しにすると、
慣れた手付きで手すさび(手コキ)をしてくれた。
久蔵の下半身に鉛を付けたような
心地よい気だるさがやってきて、
知らず知らずのうちに久蔵は腰を前後に振っていた。
「まだまだぎこちない動きだねえ」
お玉はそう言うと久蔵の珍宝(ちんぽ)を口に含んだ。
肉茎に、舌が這わされる。
手すさび以上の快感が股間に押し寄せて来た。
「あへっ!」
情けない声を発して久蔵はお玉の口の中で射精してしまった。
「いいかい?草庵先生とのことは誰にも言うんじゃないよ
黙っていればもっと良いことをしてあげるからね」
久蔵の白濁の液をゴクリと喉を鳴らして飲み干すと
お玉は何事もなかったかのように浴室から出ていった。

2021052207275480e.jpeg



テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

00:00  |  紺屋の女房  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

おはようございます。

久蔵様は、お玉様のペットにされちゃうのかな?
この時代の人身売買は、口減らしの意味もあったのでしょうね。
西洋の奴隷制度とは、ちょっと違う意味がありそうです。
風花(かざはな) |  2021.05.31(月) 08:01 | URL |  【編集】

Re: おはようございます。

風花さん、コメントありがとうございます
原作ありきの本作ですが
導入部分は私の創作になります。
売られた子供は小間使いで一生を終え、
小遣い程度の給金だったので所帯も持てず
一生を独身で過ごすものもいたとか…
ほーくん |  2021.05.31(月) 08:39 | URL |  【編集】

優しい女将さんですね。
益々、従うようになりますね(笑)
ロベール.S |  2021.05.31(月) 21:11 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

ロベールさん、コメントありがとうございます
江戸時代は電気もなく、なにかと不便な世の中だったと思いますが人情があって良き時代だったのかなと思います
ほーくん |  2021.05.31(月) 21:34 | URL |  【編集】

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