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2016.08.24 (Wed)

サプリメントいかがですか?2

『ちょ、ちょっと・・・・そんな、いきなり・・・』
イヤホンから聞こえてくる明子の声は、まったく嫌がってなかった。

いや、嫌がるどころか・・・・
男を誘うような隠微な響きがあった。

『おいおい・・・・なんでも望みを叶えるって言ったのはあんたじゃないか・・・』
荒い呼吸の中、搾り出すような男の声がした。

「これって・・・・まさか・・・」
この仕事を始める前に、短期間の研修があった。
その際に、色仕掛けでの契約成立は慎むようにと指示された。

なのに、カリスマ外交員と言われる明子がそんな事をしているなんて・・・

「まさかね・・・この後、やんわりとお断りして殺し文句の一つでも出るんだわ。」
衣擦れの音が聞こえる・・・・
話し声が小さくなる。
真由美はマウスを使って、音量を最大にした。

『ねえ・・・お願い・・・契約書に・・・サインしてえなあ・・・』
関西出身の明子が関西弁で甘えた声を出す。

『先にやらせろよ!いい思いをさせてくれたら・・・
たっぷりサインでもなんでもするからさあ・・・』
うぐっ!という明子のくぐもった声が聞こえた。

「キスされたんだわ・・・・」
生生しい男女の攻防がイヤホンから流れてくる・・・

「いやだわ・・・ほんとに体を許しちゃうのかしら・・・・」
真由美の指はいつしかスカートをめくり上げて
ショーツのクロッチ部分を弄りあげていた。
彼氏と別れて半年・・・・
男日照りの体は刺激を求めて潤い始めていた。
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『あんたの唇、柔らかくておいしいねえ・・・・』
チュパ、チュパと犬が水を飲むような音がする。

『いややわ・・・そんな事いわんといてえなあ・・・・』
否定の言葉を漏らしているが、
それはもっとして欲しいと隠微な音色を醸し出していた。

「あああ・・・・いっぱい舐められているんだわ・・・
口の周りが唾液でベトベトになっているんだわ・・・」
真由美は舌を出して自らの唇をペロリと舐めた。

『ほお・・・、いいオッパイしてるじゃねえか・・・
おや?・・乳首がコリコリになってるよ・・・』
衣擦れの音が激しくなってゆく。
脱がされているに違いなかった。

『あかん・・・もう、これ以上はあかん・・・・
サインを先にしてくれへんのやったら・・・帰らせてもらいます。』
ガタガタという音・・・
明子が男の手を拒み、立ち上がったのだろう。

「いやん・・・・ここでやめないで・・・」
美優の指がクロッチを捲り、陰毛をサワサワと撫で付けていた。

真由美が止められなくて悶々としてしまってるぐらいなのだから、
柔肌を触り、唇をいただいてしまった男ならば蛇の生殺し状態に違いなかった。

『わかった!する!サインする!!・・・
ほら、ペンを手にしたよ!どこだ?どこにサインしたらいいんだ?』
カチカチと忙しなくボールペンを出し入れする音がした。

じゃあ、ここにサインして・・・そうそう、後は・・・・あ、ここにもね・・・
用紙にサインしてるのかカサカサという紙擦れの音・・・・

『ねえ、サインだけなら触るだけで終わりよ・・・』

『え?そんな殺生な・・・・』

『ハ・ン・コ・・・判子を押してくれたら・・・・抱いてもかまへんよ・・・』
あああ・・・・言ってしまったわ・・・禁断の言葉を・・・

『押す!!判子でもなんでも押す!!・・・
だから・・・やらせてくれよ・・・このままじゃあ・・・たまらないんだよ!!』

「そうよ・・・判子を押して!!・・・気持ちよくさせて!!」
真由美の指は泥濘の中に沈みこんでいった。
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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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