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2018.08.03 (Fri)

ピンクの扉 4(あすか原案)

後日、一つのダンボールが送られてきた。

中を改めるまでもなく、中身はコンドームだと想像できた。

あらあら、どうしましょう。コンドームに消費期限とかあったかしら。
10ダースでしょ。1箱12個入りで1ダースで144個・・・
10ダースだから・・・1440個ぉ~!!毎晩エッチしても約4年分!

主人の単身赴任が終えるのが2,3年先でしょ?
ここへ帰ってくる頃には間違いなく50代に突入しているわよねえ。
そうなるとアッチの方はドンドン衰えていくだろうし・・・
週1がやっとかな?いえいえ、ひょっとすると月1ペースかも・・・・
え~?これ、全然減らないわ!

桃子は途方に暮れてしまった。
いっそ娘の由佳が結婚するときに
嫁入り道具として持たそうかしら、などと思案してしまった。


「こんにちは」
庭先から隣のご主人が挨拶をくれた。

こんにちは。今日はお休みなんですか?

「いやあ、リストラされてしまいましてね。
先日から暇を持て余しているんですよ」
そう言って豪快にあははと笑った。

え~?それは大変じゃないですか。

「まあ、そうなんですが。
いくらかの蓄えもありますし、
しばらくは女房のパートで稼いでくれた給料と失業保険で食い繋ぎますわ」
そう言って再び豪快に笑った。
突き出たお腹に、禿げ上がった頭。桃子が一番嫌いなタイプだ。

「あれっ?その箱・・・・」
目ざとくダンボール箱に気付いたようだ。

「もう届いたんですね」

えっ?

『コンドーム』
声に出さずに口をパクパクさせてそう言ってニタッと笑った。

え?え?なんで?なんでわかるの?

「奥さん、ニャンニャンするときはカーテンを閉めておかないとねえ」

え?見られていた?うそ!やだ!!

隣のご主人は庭先から玄関の方に周ってきた。
そして、桃子が抱きかかえている箱を奪い取った。

「一つ一つは軽いもんですけど、さすがにこれだけの量になると結構重いもんですなあ」
どれ、家の中までお持ちしましょう。そう言ってピンクの扉を目指して足を運んだ。

いえ、あの、大丈夫です。一人で運べますから。
桃子は慌てて隣のご主人の後を追いかけた。

いいから、いいから。
そう言いながら『ほれ、早く扉を開けなさい』と目で催促した。
勝手知ったるかのようにドンドン奥へ進み、
あのセールスマンと交尾したリビングルームへ入ると、テーブルにドンと箱を置いた。

「ほら、カーテンが開いていると、外から丸見えだ」

ほんとだ。恥ずかしい!
あの・・・先日のことはどうか内緒にしておいてくださいね。

「魚心あらば水心ってね」
そういって隣のご主人はリビングルームのカーテンを閉じ始めた。

「わかってますよ奥さん。誰にも言いませんって。・・・
ふう~、荷物を運んだら喉が渇いっちゃったなあ。
奥さん、お茶を一杯、あ、いやいやビールを一本もらおうかなあ」
大きなお腹を揺らし、ソファーに踏ん反りかえった。

冷蔵庫から缶ビールを差し出すと
「いやだなあ奥さん、グ・ラ・ス・・・グラスをくださいな。
あっ、二つね、奥さんも一杯いきましょうや」

もう!なによ!人の弱みにつけこんで!飲んだらさっさと帰っていただこう。

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「かんぱ~い」
隣のオヤジは陽気な声をあげ、桃子の手にしたグラスにカチンと音を立ててグラスを当てる。
ぷはぁ~、いいねえ。よく冷えてる。そう言って手の甲で口元をグイっと拭った。

「しかし、なんだねえ。このコンドーム使いきれるかい?」

うっ!…そうなのよねえ・・・痛いところを突いてくるじゃない。

「なんなら私もコンドームの消費に一肌脱ぎましょうか?」

えっ?なんでそうなるわけ?

「まあ、こっちに来なよ」
隣のオヤジは桃子の腕を取ると、自分のほうに引き寄せた。

あん!なんてすごい力なの。

「えへへへ、前から奥さんとこんな事したいなあと思っていたんですよ」
隣のご主人は桃子の唇に吸い付いてきた。

げえぇぇ!ちょっとやめてよ!やだ!ヤニ臭い!

「まあ、そう嫌がらずに。
ちょっと辛抱すればさ、あのことは黙っててやるって言ってんだ」

ああ・・・そう言われると抵抗できないわ。
やだ、調子に乗って舌を入れてきたわ。いっそ噛み千切ってやろうかしら。
だけど・・・あん・・・・意外に上手・・・・さんざん私の口の中で舌を遊ばす。
歯の裏側や舌の下(プッ、やだ、駄洒落?)を臭い舌が這いずり回る。
ようやく口から臭い舌を抜いたかと思うと、今度は鼻の穴に侵入させてきた!!
ひゃあ~、やだよ~!!(泣)
鼻の穴を嘗め尽くすと、次は右の耳を責めはじめた。

「お、奥さんの穴という穴、全部舐めさせて貰いますよ。
いひひ、それにしても奥さんの鼻の穴、甘かったよ~」耳元で囁く。

げっ!なに言ってんのこいつ。
口説いてるつもり?これじゃあ、ただの変態よぉ!

「さあ、奥さんも私に奉仕してくださいな。
あのセールスマンにしたように・・・」
桃子の手を掴むとそのまま自分の股間に導いた。

あらっ?どこ?えっ?・・・
これ?なんともお粗末なモノ。
これこそまさしく粗品(笑)
股間には人差し指ほどの太さと大きさの突起物が、
ここにいるぞと主張していた。

「うおっ!たまんないねえ。
奥さんみたいな奇麗な女性に握られるとすぐ逝っちゃいそうだよ」
ならば早々に昇天していただき、お帰り願おう。

桃子はズボンのジッパーを下げ、突起物を引っ張り出した。
突起物をしごくのに親指、人差し指、中指の三本で充分だった。

「どうだい?ギンギンだろ?欲しくてたまんねえだろ?」

う~ん、はっきり言って、欲しくないなあ。
隣の奥さん、可哀相・・・

隣のご主人は、バリバリとダンボール箱を開け、
中からコンドームの一箱を取り出し、セロファンを捲った。
コンドームを一つ摘み出すと、自身の突起物に被せ始めた。

「奥さん、これで一つ消費できたね。」
コンドームって、モノにピタっと装着させるんだよね?
あの・・・隣のご主人さん?コンドーム大きすぎるんじゃありません?
なんと言うか・・・ブカブカですわよ。

「さあ、奥さん。あなたも早くパンツを脱ぎなさい」

仕方なく私は下半身をスッポンポンにした。

「それでは、遠慮なく入れさせてもらいますよ」

まってぇ~!私、これっぽちも濡れてないよ。
まだ、準備オッケーじゃないのよ。
小さくても立派な生殖器。
隣のご主人のモノは私のピンクの扉をこじ開け玄関ホールに辿り着いた。

痛い・・・痛いよぉ・・・
コンドームにゼリーが着いているとはいえ、潤いのない桃子のピーチは悲鳴をあげた。
小さくてよかった。これでデカいモノだったら、あそこが擦り切れちゃう。

「どうだ!気持ちいいか?ん?どうだ?」

藪から棒に突っ込まれても感じないっつうの!
ああ・・・この人、ほんとにヘタ!全然よくない・・・

「あれっ?あれっ?おかしいなあ・・」

ん?突起物がみるみる萎んでいくわ。もう逝っちゃったの?
股間をのぞくと、隣のご主人のモノは小さく萎み、桃子の中からサヨナラしていた。
桃子のピーチには忘れ去られたコンドームが惨めな姿でへばり付いていた。
隣のご主人、うな垂れてしょんぼりしている。

「最近・・・ダメなんですよね。
中折れって言うんですか?途中で萎んでしまうんです。
この1年ほど、まともに射精できていないんです・・・・
奥さんとなら・・・
あなたのような美人でプロポーションのいい女性となら、
フィニッシュまで堪能できると思ったんですが・・・
どうやら甘かったみたいですね・・・・」
隣のご主人の頬を一筋の涙が伝う。

そう確かに女性週刊誌で読んだ記憶がある。
中折れ・・・これもEDの一種。
体力的よりも、精神的な要因が大きいんだとか・・・
射精できないなんて可哀相。
いいわ。この桃子がなんとかしてあげる。
時計を見ると、まだ1時すぎ。娘の由佳は、まだまだ帰宅しない。

隣のご主人さん。リラックスすればなんとかなるかもよ。
ねえ、一緒にお風呂に入りましょうか?

「い、いいんですか?」

ええ、その後でベッドルームに行きましょうよ。
こんなソファの上じゃあ、勃つものも勃たなくなるわ。
広いベッドで私をたっぷり味わってくださいな。

「う、嬉しいです。
奥さんと風呂に入って、ベッドで出来るなんて・・・もう感激です。」


バスタブにお湯が溜まるまで、ゆっくりとビールを味わった。
もちろんこれもリラックスさせるのが目的。

そうこうしているうちに、お風呂の準備が出来たようだ。
さあ、こっちよ。バスルームの手前で隣のご主人の衣服をやさしく脱がせてあげる。

桃子自身は男に見せ付けるように、体をくねらせ、精一杯セクシーに衣服を脱いだ。

全裸で抱き合いながら、シャワーを浴び、男の体中に接吻の嵐を注いだ。
男の乳首を舌で転がし、音をたてて乳首を吸った。

ねえ、知ってる?男も乳首が感じるのよ。ほら、乳首が勃ってきたわ。

乳首責めに会い、次第に男の股間のモノに力強さが戻りつつあった。

次はバスタブに浸かって遊びましょ。

男を湯舟に浸からせ、桃子自身は男に背を向けて入浴した。
そしておもむろに、尻を高々と上げ、男の鼻先に女性自身を突きつけた。

「お、奥さんの・・・丸見えだ!」

どう?きれい?舐めていいのよ・・・
舌を突っ込んでもいいのよ。桃子の大事なところ、あなたにあげるわ。

「ああぁ・・・感激だ!きれいだ!こんなきれいな花園見たことがない!!」

お世辞だとわかっていても、誉められるとうれしい。
私のピーチからフレッシュジュースが溢れ出す。

「うおおおぉ」
男は桃子のピーチにむしゃぶりつく。
舌を細く尖らせ、ピーチの果肉をグチャグチャにする。

「入れたい!今なら大丈夫だ!」

だめよ・・・ベッドで・・・ベッドで桃子をめちゃくちゃにして欲しいの。

2人はイソイソとベッドインした。

「あ、コンドームを取ってこなければ」

いいの。生で・・・生であなたを感じたいの。

どうせブカブカなんだもん。
うまい具合に今日は安全日。
おもいっきりいい思いをさせてあげるわ。

男のモノは立派に勃起していた。
心なしか先ほどよりも一回りほど大きい気がした。

「では、挿入(い)れさせていただきます。」
男のモノが桃子を掻き分けて挿入してくる。
桃子のピーチはジュースが溢れまくり、男のモノを抵抗なく受け入れた。

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太さも長さも平均以下のモノだけに、
ピンクの扉を開いて玄関ホールに入ったものの、
奥のリビングのドアをノックできずにいた。
隣のご主人、必死に腰を振ってくれている。
額に汗を浮かべ・・・・やがて汗の雫が顎先からポタリ、ポタリと私の胸元に滴下する。

いやん、冷たい。
あなた待って・・・私が上になるわ。
余計なエネルギーは使わなくてもいいの。
私を逝かせようとか、気持ちよくさせようとか考えないで。
あなたは下になって、快楽の渦に飲みこまれればいいの。
何も考えずに、私のピーチの蠢きに身を委ねていいのよ。

桃子は素早く体位を女性上位に入れ替えると、男のモノを再びピーチに埋めた。
(小さいから繋がったままでの体位移動はムリだったの)

ああ・・・・小ぶりだけどいい感じよ。
そう、私のおっぱい揉んでいいのよ。
下だと両手が自由に使えるでしょ。
あん、私も気持ちよくなってきたわ。

うそ!こんなお腹の突き出たハゲおやじに
感じっちゃってるなんて・・・
私の一番きらいなタイプなのに。

「ああ・・・奥さん!最高だ!」

上から見下ろすと、ハゲおやじったら恍惚の表情を浮かべている。
さあ、そろそろ射精させてあげますわ。
桃子はダンナさんに教え込まれたテクニックで、締め上げた。

「おおっ!奥さん!逝きそうだ!久しぶりに逝きそうだよ。」

男のモノがグウゥっと膨れ上がるのが感じられる。
ああぁ・・・逝くのね。私の中で逝くのね・・・

「イ、イクゥ~!!!」
そう口走ったかと思うと、一気に男のモノが萎んだ。

桃子はティッシュを用意し、滴り落ちる精液を待ち構えた。
ポトッ・・・・え?これだけ?あっちの量も全然じゃない。
でもよかったわね。射精できて。

「奥さん、ありがとうございます!」

あらあら、隣のご主人ったら涙を流して喜んでらっしゃる。
こっちまで、もらい泣きしちゃいそう。

「がんばれば、ちゃんとフィニッシュまで出来るんだということがわかって感激してます。
奥さんには、なんといってお礼を言えばいいのか・・・」

いえいえ、そんなお礼の言葉なんて・・・
そんなことより、例のセールスマンとの一件を忘れていただければ・・・

「ええ、わかってますとも。誰にも言いませんよ。
ええ、墓場まで持っていきますとも」

よかった~♪
あらっ?隣のご主人ったら、自信が甦ってきたのかしら、
再び股間のモノを勃起させていらっしゃるわ。
第二ラウンドしちゃいますか?うふふ

「隣の奥さんと、何度も何度も手合わせ願おうなどと
不埒なことを考えてはいけないのでしょうが・・・・
どうか、どうか今一度あなたを抱かせてほしい」

いいわ。でも、これが最後・・・
今夜からは、そのエネルギーを奥様に注いであげてくださいな。
奥様、きっと大感激なさいますわ。

「ええ、そうしてあげるつもりです」

2人は再び舌を絡ませあいながら、
広いキングサイズのベッドへ抱き合いながら淫乱の世界に入っていった。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

06:00  |  ピンクの扉  |  Trackback(0)  |  Comment(4)
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