2021.03.25 (Thu)
DOLL (ドール) 3
女の口の中に放出した感激と
射精が終わった後の賢者タイムで
(男は射精した後、しばし呆然として虚無感が襲ってくるのさ)
なにも考えられずに頭が真っ白になっていた。
しかし、脱力感が薄れてくると
次第に今の状況におののき始めた。
「お前は何だ?!霊か?幽霊が憑りついているのか!」
俺のちんぽを美味しそうにしゃぶっている。
俺は急いで女の口からちんぽを引き抜いた。
「あん!もっと綺麗にお掃除フェラをして差し上げますのに…」
もう一度咥えようとするのを俺は阻止した。
「もういいんだ!それより、俺の質問に答えろ
君はいったい何なんだ!
どうして人形が動いて喋るんだ!」
射精した後のペニスはあっという間に萎れていた。
いや、恐怖心からか通常のサイズよりも
かなり小さく縮こまっている。
「私が何なのか私自身もわからないんです
気がつけば自我に目覚め、こうして動けるし話すことも出来るようになっていたんですから」
本当の事なのだろう、
彼女の目には涙が溢れてウルウルとしていた。
もしかしたら一流企業が極秘に作成したITロボットなのかもしれない。
どこかにコンピューターを仕込んだユニットがあるのかもしれないと、俺は彼女をバスタブに立たせて調べてみた。
しかし、どこにも継ぎ目とか見当たらない。
残るは股間だけだ。
でも、童貞の俺は女の股間を覗き込むのに躊躇した。
俺の視線は彼女の股間を凝視していた。
「セックスをなさいますか?」
俺の視線に気づいて彼女が腰をくねらせながらそう言った。
『くそっ!素性はどうあれ、色っぽいじゃねえか』
萎れていたちんぽが少しだけ反応し始めた。
「よ、よしっ、じゃあ体を拭いてやるから風呂から上がれ」
何だか命令するってドキドキするけど
妙に気持ちいいもんだ。
「かしこまりました、ご主人様」
ご主人様だなんて呼ばれるとメイド喫茶の女の子をお持ち帰りしたような錯覚になる。
俺はバスタオルを手にして躊躇した。
如何せん童貞野郎のチキンが顔を覗かせて
スマートに体を拭いてやる行為に慣れていないので
咄嗟に彼女にバスタオルを投げ捨てた。
「自分で拭け!」
そう命ずると彼女はバスタオルを体に押し当てて水滴だけを拭ってゆく。
『そっか…男みたいにゴシゴシと拭かないんだな…』
一つ一つの動作が色っぽい。
機械仕掛けとわかっていてもそんじゃそこらの女よりも気品があってセレブなお嬢様みたいだ。
俺は、そんなセレブなお嬢様に命令できる立場なんだ…
くぅ~♪なんと言う優越感!
「ではどうぞセックスなさってください」
彼女はそう言うと万年床の布団の上に大の字に寝転んだ。
「バカ!そんな色気のない事をするな!」
良くできてはいるが、肝心なところは幼いというか
男をがっかりさせやがる。
俺が注意すると、彼女は怪訝な表情を浮かべながら
素直に脚を閉じた。
でも俺は脚を閉じる前に
大の字に寝た彼女の股間だけはバッチリ見てしまった。
初めて見る女の股間…
黒い陰りの陰毛からの割れ目…
生身の体じゃないから濡れたり匂いを発する事はないんだろうな…
いや待てよ、さっきは瞳に涙さえ浮かべていたじゃないか!
もしかしたらアソコだって本当の女みたいに…
そう思うと俺のちんぽが瞬く間に反応し始めた。
俺が彼女の足元にひざまずくと今度こそ脚を開く場面ですよねばかりに彼女は膝をたててM字に開脚した。
自然と俺は前傾姿勢をとって彼女の股間に吸い寄せられた。
『うわっ!すげえ!本物みたいじゃん!』
そこにはネットの裏サイトで何度も拝見していた『おまんこ』が息づいていた。
「ご主人様、ご自由にどうぞ」
彼女はそう言って自ら陰唇を押し開いて、ぱっくりとおまんこをさらけ出した。
「おい!そりゃねえだろ!そこは男にさせるもんだ!」
楽しみを奪われて俺は少しばかり本気で怒った。
「ごめんなさいご主人様…以前のご主人様には私がこうして自分の指で弄れと命じられていましたから…」
以前のご主人様?
そうか、そうだよな。
あの場所に棄てられていたんだから誰かに棄てられたと言うことだよな。
そして棄てたのが以前のご主人様って訳だ。
それに、そのようにしなさいと命じられていたのを覚えていたということは学習能力はあるって事なんだよな。
2021.03.24 (Wed)
DOLL (ドール) 2
「今…声がした?」
俺は辺りを見回した。
だけど、狭いユニットバスなのだからもちろん誰もいない。
『疲れているのかな…』
そう呟いてみたけれど、言葉とは裏腹に
股間のイチモツはガチガチに勃起している。
それに湯で温めたからだろうか、彼女がどんどん柔らかくなって(おっぱいは元々柔らかかったけど)ボディはしっとりしてきて
手に吸い付くようなまさしく餅肌になっていた。
「さあ、大事なところを洗おうね」
いよいよ彼女の股間へと手を伸ばす。
なんだか本当に人間の女を抱いてるようで
生まれて初めて女体の神秘の割れ目に触れるんだという興奮で
冗談抜きで鼻血が出そうだった。
- 焦らさないで -
まただ!
また色っぽい声が…
「誰だ!」
俺は立ち上がってユニットバスのドアを開けた。
濡れた体のまま一通り部屋をチェックした。
ドアも窓もちゃんと鍵がかかっている。
「ここか!」
誰かが飛び出してくるのを覚悟しながら
俺は勢いよくクローゼットを開けた。
しかし、そこには見慣れたくたびれた服が
ハンガーに掛かっているだけだった。
『まったく…これが幻聴って奴なのか?』
体が冷えて来たので
俺は再びユニットバスのバスタブに足を踏み入れた。
湯が動いたせいか彼女の体がスーッと近づいた。
見ようによっては勃起しているイチモツを
彼女の鼻先に押し付けているようだった。
不思議なことに、さらに彼女が俺に近づいて
亀頭の先っぽに唇を押し付けた。
『うわっ!めちゃくちゃ興奮するじゃん』
俺は散々見飽きたアダルトビデオの1シーンのように
「ちんぽ好きなんだろ?
舐めたきゃ『舐めさせてください』って言ってみな」
人形が答えるわけないかと呟いて、
俺は彼女の頭を押さえつけてちんぽを口にねじ込もうとした。
そして彼女が上目使いで俺を見上げているのに気づいた!
「えっ?」
驚く俺に、さらに追い討ちをかけるように
彼女がさらに近づいて
勃起しているちんぽを深々と呑み込んだ!
「ひゃあ~!?」
フェラしてもらった喜びよりも
俺は少し怖くなってしまい、ちんぽが萎れ始めた。
「ど、どうなってるんだ!」
俺は腰を引こうとしたが彼女の手が動いて俺の尻を掴んで
逃げようとするのを阻止した。
「怖がらないで…
貴方が好きなんです」
間違いない!さっきからの声はこのダッチワイフだ!
「まさか?!君は生きているのか?」
昔から人形に命が吹き込まれるというのはよく聞く。
ピノキオやトイ・ストーリーのようなファンタジーから
チャイルドプレイや
髪の毛が伸びる市松人形のようなホラーなど…
彼女はファンタジータイプか?それともホラータイプか?
「君は生きているのか?」
恐る恐るもう一度聞いてみた。
「ドールですから正確には生きていないと思いますよ
でも、ちゃんと心もあるし、ほら、こうして動けるんです」
彼女は頭を振って俺のちんぽを咥えてじゅぽじゅぽと
フェラチオを施した。
「あひぃ~♪」
俺は背を仰け反らせて悶えてしまった。
この際、ファンタジーであろうが
ホラーであろうが関係なかった。
初めてのフェラチオに気持ちいいというだけで満足だった。
「くそっ!気持ちいいじゃねえか!」
俺は彼女の頭を掴んで
自ら腰を振って喉の奥まで咥えさせてやった。
人形のくせに彼女は
「うごっ!うぐぐっ!」と苦しそうな声を漏らした。
俺は自分のちんぽを咥えている彼女を見た。
『くそっ!いい女じゃねえか!
あああ!たまんねえぞ!!』
目の前がスパークして
俺は彼女の口の中におもいっきり射精してしまった。
彼女はゴクリと喉をならして俺のものを飲み干し、
もっと欲しいとばかりに尿道に残っている雫を
ちゅうちゅうと吸い取る。
2021.03.23 (Tue)
DOLL (ドール) 1
俺たちは未舗装の山岳道路を軽トラで登っていた。
「おっ!冷蔵庫見っけ!」
助手席から先輩の三村崇が嬉々とした声を上げた。
俺たちはリサイクルショップに勤めている回収班だ。
時々こうして山道を軽トラで走って
不法投棄されている家電を見つけては故障箇所を治して
店で高く売りつける。
ほっておけばただのゴミだが、まだまだ使えるやつが
イヤというほど棄てられている。
最近ではリサイクル料金を支払うのがイヤなのか
テレビや冷蔵庫がかなりの確率で棄てられている。
「おい見ろよ、こいつなんかキズはないし、
とりあえず動けば高額で売れるぞ!」
路肩に軽トラを停めて俺たちは冷蔵庫を持ち上げた。
「うわっ!!」
俺は危うく手を滑らせて冷蔵庫を落としかけた。
「バカっ!しっかり持てよ!」
先輩が叱責したが手を滑らせかけたのには理由があった。
「せ、先輩、これっ!?」
冷蔵庫の下からゴミに埋もれた女体が現れたせいだ。
「えっ!?」
先輩も驚いていたが、やがて大声で笑い始めた。
「アハハ!よく見ろよ。人形だよ。
ダッチワイフっていうやつかな。リアルだよな」
ダッチワイフ?
俺の知っているダッチワイフってのは
口をポッカリ開けた空気人形なんだけど
そいつは、その、なんというかめちゃくちゃリアルだった。
「綺麗だけど、いくらなんでもそいつは店で売れないしな…
かと言ってこんなのを持って帰ったら女房に変態扱いされるしな」
勿体ないけどそいつはそのままにしておこうぜと
先輩は言うが、俺をじっと見つめる瞳が俺に何かを訴えているようで…
「これ、俺が貰ってもいいっすか?」
何だかこのまま野ざらしにしておくのが可哀想で
俺は先輩にお伺いを立てた。
「お前も物好きだなあ。
まあ、彼女もいない独身男には重宝するかもな」
持って帰れよ、黙っていてやるよと
先輩は快諾してくれた。
俺は西嶋健介、24歳の独身だ。
ミュージシャンを夢見て都会にやってきたが
鳴かず飛ばずで気がつけばしがないリサイクルショップの廃品回収係に落ち着いた。
もちろん安月給だし、イケメンでもないこんな俺には彼女なんていない。
風俗に行く金もないから恥ずかしながらいまだに童貞だ。
そんな童貞野郎がダッチワイフを持ち帰りたいと言ったんだから
使い道はただひとつ…
そんな俺の心を見透かすように、先輩は終始ニヤニヤしていた。
でも、男の気持ちは男にしかわからないというやつで
先輩は深夜までダッチワイフを倉庫に隠してくれて
深夜にこっそり俺の部屋まで届けてくれた。
「昼日中にこんなのを運んでたら死体でも運んでいると思われちゃ困るしな
まあ、今夜はソイツでゆっくり楽しめ
あ、誰が使っていたかわからねえし、よく洗って使うときはゴムをつけろよ」と
ご丁寧にもアドバイスまでくれた。
洗うといっても、ほぼ等身大だから流し台では洗えない。
俺は風呂を沸かして裸になるとダッチワイフと混浴することにした。
「それにしても最近のはリアルに出来てるよなあ」
おまけに手足が可動するので俺は手足を曲げて一緒に湯船に浸かった。
抱いてみると本当に人間の肌のようで…
思わずおっぱいを揉むときは「失礼します」と断りをいれてしまった。
彼女(もはや人形とは思えないので、あえて彼女と言わせてもらう)のおっぱいを揉んで、その柔らかさに俺は射精しそうになった。
『や、柔らけえ!』
生身の女の乳の柔らかさなんて知らないけど
まさしくこれがおっぱいの柔らかさと俺は感激した。
湯の中の彼女の股間に目をやるとデルタ地帯には
ちゃんとそれなりに毛が生えていた。
髪の毛だってカツラじゃないし人間の髪の毛そのものだった。
植毛かなあ…俺は彼女の髪の毛を撫でながら唇にキスをしようと思った。
何故か人形が相手なのに俺はドキドキせずにいられなかった。
『これが俺のファーストキスだ』
意を決して俺は彼女の唇を奪った。
- あんっ! -
気のせいか女の甘えた声がした。
。。。。。。。。
PS. 作者からの一言
昔から人形に命が吹き込まれるお話はたくさんあります
童話では「ピノキオ」、
アメリカ映画では「マネキン」や「チャイルドプレイ」なども有名ですね
日本にも是枝監督で「空気人形」という作品もあったかと思います
私なりのダッチワイフと童貞ボーイとのラブコメを書けたらなあと思います
よろしくお付き合いくださいませ
2021.03.20 (Sat)
カクテル好きな女たち 10
後ろ手に縛られた婦警の相川良美が
私の体の上でせっせと腰を振っていた。
「いいんですか?こんな朝っぱらからスケベな事をして」
婦警は勤務中なのだろう、警察の制服を身に纏っていた。
「大丈夫よ、上司の巡査長には
管内パトロールと言って派出所を抜け出してきたから…」
彼女が非番の日は必ず先客がいて、いつもお預けを食っていた。
何度も訪問してきてくれては空振りをさせてしまうので
「よければ明日、特別に午前中に店を開けますから
来ませんか?」と
一応言ってみたのだが、
まさかこうして本当に来るとは思いもしなかった。
「あなたが悪いのよ…
私に緊縛の喜びを目覚めさせちゃったんだから!」
まあ、制服姿というのは一種のコスプレだと思えばいいのだが
腰ベルトに装着されているピストルが
どうにも気になって仕方ない。
「それ、暴発しませんよね?」
恐る恐る尋ねてみると、
「たぶんね…
あ、でも安心して。一発目は空砲だから」と言った。
そんなことよりも、もっと突き上げてよ!とわがままを言う。
『まったくスケベな婦警さんには困ったものだ』
そら、早く逝きやがれとばかりに、
かなりのスピードで腰を突き上げた。
「ああん…そうよ!激しいのが好き!」
手を縛られて自由がきかないのも興奮するのだそうだ。
彼女の希望としては
縛り上げられて天井から吊るして欲しいのだそうだが、
こちらは緊縛に関しては素人に近いので
複雑な縛り方がわからない。
まあ、お客様の要望なのだから
そちらの方も勉強しなくてはと思う。
「あっ!逝きそう!ねえ、逝きそうよ!!」
彼女は深く腰を落とし、前後に揺すり苦しそうな表情をした。
私は彼女の制服の上から胸の膨らみを
これでもかと握ってやった。
かなりの痛みがある筈なのに、
それが気持ちいいのか「逝くっ!」と呻いてぐったりした。
かなり感度の良い女性で助かった。
お陰でこちらは射精せずに済んだのだから
夜の営業にスタミナを温存できた。
お互いの局部をティッシュで拭っていると、
店の固定電話が鳴った。
受話器から聴こえてきたのは
オーナーの家に居候している珠代からだった。
彼女は取り乱していて何を言っているのか要領を得ない。
「とりあえずそっちに行くから落ち着け!」
ただ事ではないと婦警の良美が
「何かありました?」と心配げに声をかけた。
オーナーに何かあったみたいだと言うと
「ミニパトで送ります」と
二人してオーナーの隠居宅に向かった。
オーナーは全裸で事切れていた。
珠代も半裸であった。
良美が肩の通信マイクを使って救急車を要請してくれた。
暫くすると救急車が到着して慌ただしい一日が流れ始めた。
。。。。。。。。
葬儀の手配やら何から何まで婦警の良美の世話になった。
「人間の命なんてあっけないものね」
亡くなったオーナーの隠居宅に遺骨を祀り、
線香をあげながら良美がポツリと呟いた。
「彼女、珠代はどうなるんですか?」
珠代は警察に事情聴取されていた。
「直接の死因は精力剤などの多量摂取による心臓発作だけど、
彼、前立腺がんで余命幾ばくもなかったと思います、
彼はかなりの資産家で、
つい先日に珠代さんだっけ?彼女に不動産の数々が、
名義変更されてたのよ。
だから警察は不動産搾取の疑いを掛けてるみたい」
聞けばバーのある周辺のビルの数々が
彼の持ち物であったということだ。
「死期を悟って身よりのない彼が
今まで世話になった彼女に
全てを譲ったということではないですか?」
珠代が不動産搾取を企む女とは思えなかった。
「たぶんそうでしょうけど…
なにぶんにも遺言状の類いがないので
怪しまれているんだと思うわ」
まあ、一通り事情を聴かれて
無罪放免というところだと思うわと良美は言った。
婦警の良美が言うように、珠代はほどなくして帰ってきた。
「これからどうすればいいのかしら…」
バーで秀一とお酒を酌み交わしながら珠代は呟いた。
「私でよければいつでも相談に乗りますよ」
そう告げると、その言葉を待っていたかのように
「じゃあ、あの屋敷で私と一緒に暮らしてください!」
彼女は一人だと心細いのだろうと感じた。
私は妻にも捨てられた風来坊だし断る理由はなかった。
オーナーの喪が開けて私たちは夫婦になった。
それは自然の成り行きだったが
二つだけ私はわがままをきいてもらった。
ひとつは夫婦になってもあのバーで働らかせてもらうこと、
もうひとつはバーに寂しい女が来たら
幸せを与えてあげるということだ。
そんなわけで、今夜も俺は女性客が来るのを静かに待っている。
完
。。。。。。。。
いかがでしたでしょうか?
何十年も前に「ミスターグッドバーを探して」という洋画がありました。
公開された当時、私はハナ垂れ小僧だったので
見向きもしませんでしたが「スクリーン」だったか「ロードショー」だったか映画の専門誌がありまして
従兄弟の兄がそういう雑誌を買っていて
無断で拝借して読んでいたのですが
「ミスターグッドバーを探して」のグッドバーというのは
良い肉棒にかけているらしくヒロインが自分の体にマッチする男を酒場を回って探すというものだった。
(なにぶん幼少期の記憶なので曖昧ですが…)
下戸でほとんど飲めない私ですが
洒落たバーで男女が出会いひとときの肉体関係を持つというシチュエーションにはかなり憧れます。
なお、登場してくる女性陣にはモデルはいませんが
皆さまのブログを拝見してインスピレーションを頂いたのは否めません。
『私のことかしら?』と思われても
それは創作の中の私の妄想だとさらりと水に流して頂ければ幸いです。
2021.03.19 (Fri)
カクテル好きな女たち 9
あの店を任されて半年、
私は初めてオーナー宅にお邪魔した。
この半年、不休で働いてきたが
近頃はアチラの勃ち具合が芳しくなく
2,3日の休業をしてもよいかお伺いをたてにきたのだ。
「久しぶりですね
なかなか繁盛しているのは
人づてに聞いておりますよ」
オーナーはにこやかに私を迎えた。
「まあ、繁盛と申しますか客は来ますが
売り上げが伸びないのが玉に瑕ですが」
恐縮すると
「いやいや、儲けなどなくてもいいんです
世の女性が幸せを感じてくれればそれでいいのだから」
そうこうするうちに一人の女性がお茶を運んできた。
「いい機会だから紹介しよう。
彼女は珠代と言って私の身の回りの世話をしてくれてます。
珠代、こちらの男性が店を引き継いでくれた太田秀一君だ」
私は居ずまいを正して「太田です」と挨拶をした。
娘さんだろうか?左手の薬指にリングがないところを見ると
未婚なのだろうと思えた。
「この子は私が女にしてやったんだ
以来、ここに住み着いて私から離れようともしない」
自慢なのか嘆きなのかオーナーは自嘲気味に笑った。
つまり…内縁関係ですか?
彼女が下がった後、
不躾だと思いながらストレートに聞いてみた。
「ここに来た当初はな…だが今じゃ80手前の老いぼれの世話をさせる介護員みたいものさ…
私はあの子が不憫でならない。
だって、そうだろ?あの子は脂の乗りきった女だ。
セックスがしたくてしたくて堪らない筈だ。
たまに夜中にあの子の部屋からモーター音が聞こえる。
たぶん、玩具で自分を慰めているのだろう…」
どうだ、あの子を抱いてやってくれないか?
そうお願いされては勃起の勃ちが弱くなってきたから店を暫く休みたいと切り出せなくなった。
今夜はお店を開けなくていいから、あの子を頼むよと
私は会話の流れでオーナー宅に泊まることになった。
食事の世話は彼女がしてくれた。
なかなかの腕前だった。
どこに嫁に出しても恥ずかしくはない。
ここを離れて新しい男を見つけるべきだと私は思った。
就寝前に湯を頂くことになり、湯船に浸かっていると
「お背中を流さして頂きます」と
彼女が浴室に入ってきた。
男とは情けないもので咄嗟の事で私は前をタオルで隠した。
下着姿の彼女であったが、汗と流す湯がかかってしまい、
すっかり透けパン状態になった。
ほとんど裸同様なのだから、この際、脱いで一緒に湯に浸かりましょうと誘うと案外素直に言うことをきいた。
大きな湯船だったが、それでも肌は触れあう…
自然な成り行きで私は彼女の胸を揉んでいた。
「気持ちいいわ…やっぱり自分で揉むより男の人に揉んでもらうのが一番ね」
それほど器量が良い女ではなかったが、
私は彼女がいじらしくて思わず抱きしめた。
最近は不調だったアソコが水を得た魚のようにピンピン跳ねていた。
暴れん棒は彼女の尻をツンツンと突っつく。
「元気なおちんこは久しぶりだわ」
彼女に握られると欲望が抑えきれなくなる。
「ここで…ハメさせて欲しい」
そうお願いすると彼女は立ち上がって後ろを向いて尻を突きだした。
私は彼女の腰を抱いて狙いを定めた。
嬉しいことに久々にカチカチになったペニスは手を添えずとも
腰を微調整することで陰唇を割り開くことができた。
亀頭が陰唇を割り開いた瞬間、彼女は体をぶるぶる震わせて喜んだ。
一気に貫いた瞬間、「あうっ!!」と一声大きな声をあげ、
オーナーに聞かれたくないのか彼女は慌てて手で口を塞いだ。
『オーナー公認なのだから声をあげて喘いでもいいのに』と思ったが、快楽に耐えている姿がまた色っぽくて、私はがむしゃらに腰を振らせてもらった。
以前、お店に来た客で『蛸壺』の名器を持つ女がいたが、
彼女の生殖器は男を包み込んで四方八方から締め付け蠢いた。
これは俗に言われる『ミミズ千匹』ではなかろうか。
あまりの気持ちよさに私はあっという間に吐精した。
しかも抜く間もなく、ありったけの精液を彼女の中に注いでしまったのだからバツが悪い。
すまないと謝ると、彼女は私にしがみついてきて
キスをしながら「いいの、いいのよ」と甘えた。
私は射精しても満足できず、もう一発彼女に入れたくなった。
「今夜、あなたの部屋に行ってもいいか?」と尋ねると
「ええ、待ってます」と言って顔を赤らめた。
オーナーからは自由にしていいと許可をもらっているので
さて、どのように愛してやろうかと
ペニスを勃起させながら彼女の部屋を訪れた。
部屋に入って私は驚いた。
いくつもの玩具が布団の上に並べられていた。
私はその中からギャグボールを選んで彼女の口に装着した。
「これならば声を出してもさほど響かないから
遠慮しないでいいだろ?」と言ってあげた。
キスが出来ないもどかしさはあったが、
ボールの穴からこぼれ落ちるヨダレを舐めとるのも
これまた美味だった。
ローターでクリトリスを責めると
彼女は身悶えながら私のペニスを擦りあげた。
浴室と同じようにバックで挿入して
アナル用のバイブがあったので
ローションを垂らしてぶちこんでやると
直腸と膣を隔てた薄い肉壁を通して
私のペニスを振動させたのには驚いた。
彼女は口枷を施されながらモゴモゴとなにかを訴えた。
どうやらアナルセックスを望んでいるようだったので
いつもは玩具に被せてるであろうコンドームを
ペニスに装着させて
バックの横ハメでアナルを貫いた。
痛いのか、それとも気持ちいいのか
彼女はヨダレと共に涙を流していた。
玩具の中にクリップがあったので、それで乳首を挟み、
頃合いをみてそいつをおもいっきり引いてあげると
アナルが痛いほど締まり
彼女はおまんこから大量の潮を吹いた。
最後はやはり正常位で逝かせてもらおうと
アナルから抜いてコンドームを外して彼女に覆い被さった。
普段は器量の良くない顔だが、
こうして抱いてやると
なんとも色っぽい表情で悶えてくれるので、
私は数回腰を振っただけで逝かされてしまった。
翌朝、にこやかな彼女の表情を見て
オーナーはウンウンと頷いた。
「ねえ君、どうだろう、店の方は定休日を儲けていいから
その夜はここへ来て彼女を慰めてやっては貰えないだろうか?」
仕事を与えられている者としては断るわけにはいかない。
こうして週に一度はお店を休むことになったが
反対に私のペニスは年中無休を強いたげられることとなった。