2021.04.10 (Sat)
DOLL (ドール) 8
翌日、出勤するといつもは朝一番に出社しているはずの季実子さんの姿がなかった。
出社時間を大幅に過ぎても出勤してこない。
どうしたのだろうかと俺は先輩に尋ねた。
「さあ?どうしたんだろうな。昨夜、あれから季実子を車に載せて家まで送り届けたときは具合も悪くなさそうだったんだけどな」と言った。
その頃、季実子はまだ自宅のベットから起き出せないでいた。
手鏡を覗き込んで自分の顔を見てみると
頬が腫れ上がり目の回りに青アザが出来ていた。
『こんな顔じゃ会社に行けないわ…』
それでも無断欠勤は良くないと、お昼前に事務所に体調が悪いのでしばらく休むと連絡した。
昨夜、欲情に負けて先輩に体を開いた。季実子は頬を濡れタオルで冷やしながら昨夜のことを思い出していた。
先輩に体を許したのは好きなタイプの男ではなかったがムラムラした気持ちを抑えることが出来なかったからだ。
いいムードだったのに、先輩は季実子の中に射精したのだ。
妊娠したらどうしてくれるのと彼を責めたことで先輩の態度が豹変した。
「うるせえ!好き者の女のくせに上品ぶりやがって!
男だらけの職場に就職、どうせ男を物色に来たんだろうが!
俺はわかってるんだぜ、パンツが見えそうなミニスカートを履いてるのも男を誘ってるんだろ?」
ひどい!そんな目で私を見てたの?と
力一杯、先輩の頬をぶった。
「この女(あま)何しやがる!」
男の平手打ちは強い。
往復ビンタで季実子の意識が飛んだ。
気がついたときには服を脱がされてスマホで写真を撮られていた。
かなり近くからの接写で女性自身にフラッシュを浴びていた。
「おっ、気がついたか。丁度いい、四つん這いになれ!」
言うことを聞かないとまた殴るぞと脅された。
仕方なく四つん這いになると、今度は尻の穴を撮られた。
「お前はヤリマン女だからどうせここも経験済みだろ?」
そう言って先輩は季実子のアナルに指を入れた。
「ダメ!そこはやめて!」
季実子は拒んだが、中だしされたザーメンが流れ落ちていて肛門を濡らしていたので先輩の指をすんなりと受け入れた。
一度射精して萎んでいたペニスもすでに回復していた。
先輩は「ちんぽが汚されるのはかなわないからな」と言って
ホテルに備え付けられているコンドームを装着して季実子のアナルを奪った…
その後も散々おもちゃにされた。
おまんこにも口にもザーメンをこれでもかと注ぎ込まれた。
満足すると先輩は一万円札を数枚季実子に握らせた。
「それでホテル代を支払ってタクシーで帰れ
くれぐれもこの事は会社に言うなよ
言えば恥ずかしい写真をバラまくからな
おっと、警察に言っても無駄だぜ、ここへ来たのは合意の上だからな」
そう言って先輩は一人でさっさと帰ってしまった。
頬の腫れが引いても会社には行きたくもなかった。
もう二度とあの男の顔を見たくなかった。
。。。。。。。。。
正午過ぎに会社内が騒然となった。
季実子さんからようやく連絡があったものの
突然に辞職を申し出たというのだ。
所長は頭を抱え込んでいた。
なにせ、事務関係は全てを季実子さんに任せていたからだ。
「西嶋、お前、ちょっと彼女を訪ねて理由を聞いてこい」
季実子さんと仲の良かった俺に所長は命じた。
先輩が居たら先輩に命じたのだろうが
あいにく先輩は粗大ごみの出張見積もりに行ってしまっていた。
所長から季実子さんの住所が書かれているメモを受け取り、
Googleマップを頼りに俺は季実子さんの家に向かった。
ピンポーン…
チャイムを鳴らしてみたが応答はない…
「季実子さん、俺です。西嶋です」
ドアをノックしながら俺は名乗った。
これまた反応がないので諦めて帰り書けたその時、
カチャと鍵が開く音がして、一気に老けてしまったかのような季実子さんが顔を覗かせた。
「ちょ、ちょっと季実子さん、どうしたんですか?」
季実子さんは何も言わずに俺の手を取ると中に引きずり込んだ。
「季実子さん…」
ドアを閉めて心配になって声をかけると、
季実子さんは俺に抱きついてきた。
これは只事ではないと俺は彼女に問いただしました。
あまり話したくなさそうな季実子さんでしたが
少しずつ昨夜の俺の部屋から帰った後の出来事を
ぽつりぽつりと話してくれました。
俺は話を聞き終わってから手がブルブルと震えてしまった。
『あの優しい先輩が?何故…』
にわかに信じられませんでしたが
季実子さんの腫れた頬が真実を物語っています。
「警察に行こう、会社にも報告しようよ」
そのように促しましたが彼女は「もういいの、全てを忘れるから」と拒みます。
翌日、俺は会社に辞表を出した。
先輩と一緒に仕事をしたくなかったからです。
俺が辞めると聞き付けて先輩が荷物をまとめている俺のところにきました。
「驚いたよ。季実ちゃんもお前も辞めるだなんて…」
何食わぬ顔で話す先輩にムカムカしてきました。
俺は季実子さんから預かった1万円札を3枚、先輩に投げつけてやりました。
「あの夜のことは黙っててやる!だからあんたもリベンジポルノなどせずに画像を消去しろ!」
苦虫を潰した表情を浮かべて先輩は画像を消した。
俺と季実子さんは、その日のうちに部屋を引き払って
別の部屋を借りた。
同棲というか、今流行りのシェアハウスってやつだ。
要は次の仕事が見つかるまでの仮住まいかな。
今までの部屋でもよかったが、
先輩にお金を突き返した時の苦々しい顔を思うと
部屋のドアに悪質な嫌がらせのチラシでも貼られそうに思ったからだ。
部屋に荷物を運び込む時に季実子さんは俺の大きな段ボールに目を止めた。
「西嶋くん…やっぱりソレを持ってきたのね…」
図星だった。
箱を開けなくても中には貴美子が入っているのを気づかれた。
「やっぱり捨てれなくて…」
捨てれるわけなかった。だって、貴美子は生きているんだから。
、
2021.04.08 (Thu)
DOLL (ドール) 7
先輩と季実子さんが、そんな関係になっているとは露知らず、
俺は人形の彼女と戯れ始めていた。
「季実子なんていう名前はイヤだわ」
彼女はそう言ったが、なんとなく雰囲気が季実子さんに似ていたので、俺はその名前を気に入った。
「いつまでもお前と呼んでいたらムードがないじゃないか
じゃあこうしよう、同じ名前でも漢字を変えよう。
貴美子ってのはどうだ?」
あまり気乗りしていない様子だったが、
なにせご主人様がそうしろというのだから彼女は受け入れるしかなかった。
「さあ、貴美子。
今夜はどんな風に俺を楽しませてくれるんだい?」
貴美子は妖しげな微笑みを浮かべながら
「ご主人様がシテくれるのなら
私はどんなプレイでも受け入れますわ」
どんなプレイでもいいんだな?
俺は貴美子の尻を撫でながら
「じゃあ、今夜はここで楽しませてもらおうかな」
そう言って貴美子の尻穴に指を突っ込んだ。
「あうっ!」
人形であっても痛みを伴うのか
貴美子は苦悶の表情を浮かべた。
『いいぞ、貴美子!
すんなり受け入れてもらえるより、
こうして痛がるお前の表情を見たかったのさ』
俺は指を付け根まで突っ込んだ。
尻の穴は単なる飾りですぐさまシリコンゴムの壁にぶち当たるのではないかと思ったからだ。
だが、予想に反して指先の奥まで穴は続いているようだ。
「何から何まで精巧だな。
人形とは思えないよ」
感じているのか乳首までちゃんと勃起してやがる。
「人形だなんて言わないで…
ご主人様の前では私は生きている女よ」
指を尻の穴に突っ込んだお返しだとばかりに
貴美子は俺のちんぽを強く握りしめてくる。
力加減を教えられてあるのか、それは絶妙に俺のちんぽを勃起へと導く。
「くそっ!たまんねえな」
俺はローションなんてものは持っていなかったので
整理棚の引き出しからオロナイン軟膏を取り出した。
何も塗らないよりはましだろう。
俺はチューブから軟膏を絞り出して貴美子の尻の穴にに塗りまくった。
それは意外にも効果があった。
尻の穴はたちまちヌルヌルになって俺を受け入れる準備が整った。
俺は急いで貴美子を四つん這いにさせた。
「いいか、痛かったら痛いと言うんだよ」
亀頭の先が尻の穴に触れると、挿して欲しいとばかりに
キュッと萎んでいた尻の穴が、少しだけ弛緩した。
『よしっ!』
ワクワクとした期待感にまみれながら俺は貴美子の尻の穴を貫いた!
ローション代わりのオロナイン軟膏は実に役に立った。
貴美子のアナルはすんなりと俺のちんぽを受け入れてくれた。
女性に縁がなく童貞だった俺が二晩でフェラチオからおまんこ、挙げ句の果てにはアナルセックスまで経験してしまうなんて貴美子を拾うまでは想像もできなかった。
「お前は俺の天使だ!もう、どこにもやらないからな
ずっと俺の傍にいろ」
そう言ってやると嬉しかったのか、
貴美子の尻の穴がキューっと俺のちんぽの根本を締め付けた。
「ダメだよ…そんなに締め付けられたらイってしまうよ」
そう命じると尻の穴が少しだけ弛緩してピストンがしやすくなった。
とはいえ、もともと狭い穴に無理やり突っ込んでるのだから
おまんこ以上の締め付けにはかわりない。
ただ、おまんこのようにペニス全てを包み込むような締め付けではなく、根元だけが異常に締め付けられるのでいささか面白味に欠けた。
それにいくら精巧でも貴美子はシリコンゴムで作られているのだから、いつまでも尻穴に硬いちんぽをハメていて元に戻らなかったら?という不安もあった。
いくら美貌の顔立ちをしていても尻にポッカリ穴が開いたままではシャレにならない。
いや、もしかしたらすでに元に戻らないのではないかという不安で俺は恐る恐るちんぽを引き抜いた。
不安は杞憂に終わった。
抜いた瞬間こそポッカリと大きく尻穴が開いていたが
しばらくするとゆっくりと元の菊のつぼみに戻ってくれた。
『よかった…どうやら形状記憶があるみたいだ』
それでも使用しているうちにガバガバになる不安は拭えなかった。
『アナルはたまにだけ使うようにしよう』
気を取り直してダッチワイフの本来の目的であるおまんこへ
アナルから引き抜いたペニスを後背位で深々と沈めた。
貴美子もこちらの方が気持ちいいのか「気持ちいい!」と喘いだ。
貴美子のおまんこはオロナイン軟膏などを使わずとも自然にヌルヌルし始めた。
『やっぱり貴美子は生きているんだ!人形なんかじゃない!』
愛してるよと囁きながら腰を打ちつけてやると
「私も!私もご主人様を愛しています」と乳房を揺らしながら
リズムにあわせて腰を振る。
手を前に回して陰核を探ると、クリトリスはプックリと膨れ上がっていた。
指でコリコリしてやると貴美子の声のトーンが上がり「もっと!もっと!!」と催促する。
普段の会話とは違う声で喘ぐのを聞くと俺の欲情も最高潮に達した。
俺は思いっきり奥まで挿して子宮のグリンとした刺激を亀頭にいただくと、そのまま大量の精液を流し込んだ。
2021.04.02 (Fri)
DOLL (ドール) 6
俺と彼女が今夜の甘い時間をスタートさせたころ、
先輩と季実子さんはと言うと…
「なに膨れっ面してんだよ」
先輩はハンドルを握りながら助手席の季実子に目をやった。
走って帰ろうとする季実子を車で追いかけ、
追い付いて「歩いて帰れるわけねえだろ!」と
嫌がる季実子を助手席に連れ込んだのだ。
「別に拗ねてるわけでもないし、怒ってる訳じゃないわ」
季実子は助手席の車窓から外を眺め、
先輩とは目を合わそうともしない。
「そういう態度が怒ってる証拠だろうが」
やれやれと言う意味合いで先輩はボソッと嘆いた。
「じゃあ言わせてもらいますけど、
あなたも西嶋くんも変態よ!
特に西嶋くんなんて、
あの人形を相手に…アレをするんでしょ?不潔よ!」
おまんこ、セックス、そのような言葉を使いたくないのだろう
季実子さんは「アレ」という言葉で表現した。
「俺は別に不潔だとも変態だとも思わねえけどなあ
お前だってローターやバイブでオナニーぐらいするだろ?
それとおんなじだ。あれは単なるオナニーグッズだ。
人の形をしたオナホでオナニーするだけさ
健全な男の証拠だろ」
見つけたときは汚れていたからあいつに譲ったけど
あそこまで綺麗になるのなら
俺がもらえばよかったと彼は思った。
おまけにふざけて人形の胸を揉んだが、
あんなに本物に近いとは…
きっと、おまんこさえも精巧に出来ているに違いない。
『あ~!くそっ!おまんこしたいぜ!』
先輩は助手席の季実子さんの胸をチラ見した。
シートベルトがたすき掛けになっているものだから
パイスラになって一段と胸が大きいように思う。
車を運転しながら先輩のペニスはあっという間に勃起した。
「なあ、セックスしないか?」
先輩は早口でそう言うと、
季実子さんが拒絶の言葉を発する前に
彼女の手を取って己の股間に導いた。
いきなり固く勃起したペニスを触らされたものだから
季実子さんは驚いた!
「バカっ!何させるのよ!」
手を振り払いたかったが、
暴れて運転ミスを誘って事故でも起こされてはたまらないと
季実子さんは拒否の言葉を投げ掛けながらも
じっと先輩の股間に手を添えたままにした。
実は季実子さんもムラムラしていたのだ。
不潔だ、変態だと言いながら
あの人形を相手に裸で抱き合いセックスする西嶋を想像して
彼はどんなセックスをするのだろうかとドキドキしていた。
そこに追い打ちをかけるように
「なあ、いいだろ?」と前方を指差した。
そにはラブホのネオンが瞬いていた。
『ええ、かまわないわ』そう言う意味合いで
季実子さんは先輩のペニスを強く握りしめた。
ラブホの部屋に入ると先輩の態度が豹変した。
季実子さんの背を押してベッドに押し倒した。
「ちょ、ちょっとやめてよ!乱暴なのは好きじゃないわ!」
抵抗の声を出したが、興奮している先輩の耳には届かない。
季実子さんの胸の上に馬乗りになると、
ズボンのジッパーを降ろし、カチカチになっている己の分身を季実子さんの口に捩じ込んだ。
淫らな気分になっていた季実子さんも、まさかレ イ プ まがいに抱かれるとは思っていなかったので先輩の腹を掻きむしって抵抗した。
「おとなしくしゃぶれ!」
先輩は季実子さんの髪の毛を鷲掴んで頭を枕に押し付けた。
ビチビチという音が側頭部に響いた。
髪の毛が引きちぎられた音だ。
『こんな男の誘いに乗るんじゃなかったわ』
先輩は季実子さんをダッチワイフのように荒々しくフェラチオさせた。
先輩の陰毛が季実子さんの鼻をくすぐる。
おまけに一日中汗をかいて動き回っていたものだから
先輩の鼠径部からは労働者の饐えた(すえた)臭いがムンムンしている。
「せめてシャワーを浴びてよ!」
そう訴えた声はモゴモゴと響き言葉にならない。
一心不乱に腰を振り続ける先輩は、あっという間に季実子さんの口の中へ射精した。
喉の奥まで突っ込まれて射精されたものだから吐き出す間もなく
精液は胃袋へ落ちて行く。
射精したからといって興奮状態の先輩のペニスはカチカチの状態を維持していた。
「そらっ!今度はまんこにぶちこんでやるよ!」
先輩はショーツを脱がす間も惜しいとばかりに
ショーツのクロッチ部分を、ぐいっと横にずらすと
顔を覗かせた季実子のおまんこにペニスを突き立てた。
「ああっ!イヤよ!!」
季実子さんは拒絶の声を上げたが、
意に反しておまんこはびしょびしょに濡れそぼり先輩のペニスを易々と呑み込んだ。
「やめて!やめてよ!優しく抱いてよ!」
そう言いながらも季実子の腰は嬉しそうにヘコヘコと蠢いた。
「おいおい、なんだお前、イヤだって言いながら感じてるんじゃないのか?」
抜き差しするペニスがヌラヌラと濡れて光輝いているので
先輩は意地悪く季実子さんを責めた。
危うくあえぎ声が漏れそうになる口を手で押さえ
『違うわ!感じてなんかいないわ!』とばかりに
季実子さんはイヤイヤをするように首を振った。
「へえ~そうかい、じゃあ、この音はなんだい?」
先輩はわざとゆっくりとペニスを出し入れした。
その度に、ぐちゅぐちゅといういやらしい音が…
卑猥な腰使いといやらしい音を響かせられると、
感じてなんかいないという鍵が外れた。
季実子さんは先輩に抱きついて思いっきり喘いだ。
「気持ちいい!気持ちいいの!
だからお願い、もっと激しく!!」
女にそのようにせがまれたら男冥利尽きると言うものだ。
先輩はアクセル全開で腰を季実子さんの股間に打ち付けた。
ぐちゅぐちゅという音に混じって時たま、ブブブという膣おならも鳴り出す始末だ。
『たまんねえ!たまんねえぞ!!』
先輩は「膣(なか)に出すぞ」と宣言して、
ありったけの精液を膣内に注ぎ込んだ。
、
2021.03.30 (Tue)
DOLL (ドール) 5
結局、俺はその夜に6発も彼女に抜いてもらった。
翌朝、俺はかろうじて寝坊することなく起きることが出来た。
それと言うのも、上手そうな匂いに起こされたと言っても過言ではない。
食卓にはハムエッグとトーストが並べられていた。
そして彼女は素っ裸でコーヒーを淹れている最中だった。
「これ…お前が作ったのか?」
そう尋ねると、彼女は少しだけ顔を赤らめて
「はい、お口に合うかどうかわかりませんけど」と言った。
『か、可愛い~!』
朝勃ちで元気なちんぽを今すぐにでもハメたくなった。
だけど、遅刻するわけにはいかないので
そこはグッと我慢した。
職場に行っても昨夜から今朝にかけての出来事に
自然と顔がにやけてしまう。
「昨夜はお人形を相手に楽しんだんだな」
彼女を持ち帰ったのを知ってる先輩は
昨日と同じように廃品回収の軽トラを走らせ、
ハンドルを握りながら、どうだっんだ?良かったか?などと
執拗に聞いてきた。
「彼女、最高っす!」
俺は昨夜から今朝の出来事を詳細に先輩に話した。
「はあ?人形が生きてる?
お前、頭は大丈夫か?」
あまりの気持ち良さに幻覚でも見たんだろうと
信じてはもらえない。
「信じてもらえないなら、今夜、うちに来てくださいよ
ちゃんと彼女を紹介しますから!」
そんなことを言い合っているうちに車は会社の倉庫へ着いた。
軽トラの停車する音を聞き付けて
倉庫業務の紅一点である柳沢季実子が軽トラの元へ駆け寄ってきた
「今日は回収品がなかったのね」
掃き溜めに鶴というか、
ガサツな野郎の吹き溜まりのような倉庫業務にあって
何故か美人の季実子さんが配属されていた。
「ああ、今日は空振りだ
あ、そうだ!季実ちゃん、今夜時間取れる?
こいつ、彼女が出来たそうだから紹介してくれるって言うから
こいつの家にお邪魔するんだけど、あんたも来ないか?」
先輩が季実子さんにそう言うと
「西嶋くん、彼女が出来たの?」と顔を曇らせた。
その後、季実子さんは終始機嫌が悪かった。
渋る季実子さんを車に押し込んで
俺は先輩と季実子さんを部屋に迎え入れることとなった。
部屋のドアを開けると彼女は穏やかな微笑みを浮かべてソファに座っていた。
「おい!起きろ!お客さまだぞ」
少しだけ部屋が散らかっているが今さらどうしようもない。
「さあ、どうぞ、俺の彼女を紹介します」
俺は先輩と季実子さんを招き入れた。
「おっ!洗ってやったんだな。
昨日より綺麗になってるじゃないか」
先輩はそう言って彼女の隣にドカッと腰を降ろした。
「西嶋くん、間違っていたらごめんなさい
もしかして、この人形があなたの言ってる彼女?」
状況を飲み込めないのか季実子さんは呆然と立ちすくんで彼女を眺めている。
「人形じゃないです!彼女は生きているんです!」
失礼なことを言う女だとばかりに
俺は季実子さんを睨んで言ってやった。
「そうそう、人形じゃないよな~♪
今夜も西嶋はこいつのおまんこにちんぽをぶちこんで腰を振るんだよな~♪」
人形じゃないと否定してくれたのか、それとも小バカにしているのか、
そんなことを言いながら先輩の顔は今にも吹き出しそうにヒクヒクしていた。
先輩は彼女の口元に鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅いだ。
「臭え~っ!お前、こいつの口でフェラチオさせて射精しただろ?ザーメン臭いぞ!」
そう言って彼女の口を開いて
「おっ!生意気にも舌まであるじゃん。そうか、そりゃあ気持ちよかったろ」と
指で彼女の舌を引っ張った。
「やめてください!彼女、いやがってるじゃないですか!」
俺は慌てて先輩から彼女を引き剥がした。
「悪い、悪い。しかしなんだなあ、こいつに名前をつけてやらないとな…。
そうだ!季実子って名付けようぜ!」
そう言って先輩は俺の手から再び彼女を引き寄せ、
おっぱいを揉みながら「デカイなあ~♪こりゃあ本物の季実子もタジタジだな」と笑った。
「勝手に人の名をつけて遊ぶのはやめてください!」
季実子さんは顔を真っ赤にして怒った。
そんなことはどこ吹く風と言った具合で、さらに先輩は
「今夜も西嶋に可愛がってもらいなよ~♪
季実子、愛してるよ~なんて言われながら腰を振ってもらうんだよ~♪」と悪のりした。
「不潔!あんたたち二人とも変態だわ!」
季実子さんはカンカンに怒って部屋を飛び出して帰っていった。
「冗談のわからねえ女だ」
先輩は、そうポツリと呟いて「じゃあ、俺も帰るわ」とドアを出ていった。
二人が帰った後、俺は彼女を叱りつけた。
「なぜ喋らない!なぜ動かない!
おかげで俺は変態扱いされたじゃないか!」
たちまち彼女の瞳が潤んで涙が頬を伝い落ちた。
「私はご主人様のものよ。
他の誰にも私の正体は明かさないわ!
ご主人様と二人だけの時しかこうして話さないし
こうして動かない!」
そう言って俺に抱きつき股間をまさぐってきた。
2021.03.26 (Fri)
DOLL (ドール) 4
『前のご主人ってどんな奴なのか…』
女の扱いに慣れてこいつをヒィヒィ言わせてたのかな…
そいつに比べたら俺なんか童貞で
股間を覗いたのはいいけど、
この先どうすりゃいいのかわかんないし…
そんなことを考えていると頭がパニックになって
ちんぽがどんどん萎れていく。
『そうだ!こいつは何でも言うことをきくんだろ?
なら、こいつに教えてもらえばいいじゃん!』
俺は彼女の横にゴロリと横になった。
「萎れてきたから勃たせろよ」
そう命じると「はい」と可憐な声で返事をして
体を反転させて俺に覆い被さってきた。
『わお!』
彼女のおまんこが俺の超至近距離で蠢いていた。
ちんぽをいれて欲しそうにヒクヒクしている。
こんなものを見せられたら助けてもらわずとも
俺のちんぽは再びカチカチに勃起した。
「ご主人様、すでにカチカチに復活されていますけど…」
ふにゃちんを勃起させろと命じられたのに、
すでに勃起しているものだから
どうすればよいのか戸惑っている。
臨機応変に対応出来ないのが玉に瑕というところか。
「いいから、しゃぶれ」
わかりましたと彼女はちんぽにしゃぶりつく。
不思議と体温などあるはずもないのに
俺の体の上に覆い被さっている彼女の体は温かく
口の中も温かいのかヒヤリとした冷たさは感じなかった。
『じゃあ…ここも温かいのかな』
俺は人差し指を恐る恐る彼女の膣(なか)に射し込んだ。
「うっ!」
指を挿した途端、彼女は背を仰け反らせて喘いだ。
『すげえ!ちゃんと感じるようになっているんだ!』
センサーなのかな?
まあ、そんなことはどうでもいいや。
とにかく俺はおまんこの中に指を入れたんだ!なんて
指は、ほどよく締め付けられてなんとも心地好い。
指でこんなに喘ぐんなら、舐めたらどうなるんだ?
いや、それ以上にちんぽを挿入したら…
「ゴクリ…」
生唾を飲み込んで、おまんこを舐める意思を固めた。
「いいか、今からお前のおまんこを舐めるぞ
本当に舐めるからな!」
わざわざクンニすることを宣言するなんて
我ながらトンマだと思ったが
黙っていきなり舐めるのも失礼かと思って俺は宣言した。
「ああん…舐めてください、
私のいやらしいところをペロペロしてください~♪」
クンニされることを期待しているのか
彼女は尻をプリプリと振った。
おまけに、おまんこからは透明な雫が
トローリと流れ出ているじゃないか!
『これ、絶対に人形じゃないよな!
こいつは生きているんだ!
こいつは神様からのプレゼントだ。
女に縁のない俺を哀れんで神様が女をプレゼントしてくれたんだ!』
顔を近づけると、とてもいい匂いがした。
ペロリ…
俺は生まれて初めて女のアソコを舐めた!
『うめえぇぇー!』
なんて美味しいんだ!
極上のアワビを舐めたみたいだ。
(いや、アワビ自体舐めたことも食ったこともないけど)
彼女は俺の舌の動きに併せるかのように見悶えた。
もう我慢できない!
いよいよ童貞とオサラバだ!
「69はもういい。
挿入するぞ!お前が上になって俺のちんぽをハメろ」
はい、わかりましたと
彼女はクルリと体を反転させて俺の腰の上に股がった。
彼女はちんぽに指を添えて、
おまんこの入り口をくちゅくちゅと探った。
『ヒャア~!気持ちいい!』
俺は今すぐにでも射精したくなった。
やがて、ここだとばかりにポジションが定まると
彼女はゆっくりと腰を落とし始めた。
ちんぽが柔らかくて温かいヒダヒダに包まれていく。
俺は出来うる限りに首を持ち上げて
挿入されて行く様を見届けた。
だが、半分ほど埋没した時点で
俺は背を仰け反らせて悶えてしまった。
「うひぃ~♪気持ちよすぎるぅ~!」
こんな快楽は生まれて初めてだった。
やがてちんぽの全てが彼女の膣(なか)に収まった。
誰にも教えられていないのに本能というやつか
俺は腰をヘコヘコ動かして彼女を下から突き上げていた。
この気持ちよさを永遠に感じていたい…
そう思ったのも束の間で
次の瞬間、俺は今夜二発目の射精を中だしで終えた。