2018.09.27 (Thu)
ペニクリを愛して…
大杉京平は思春期真っ只中の 高 校 1 年 生。
そんな彼の悩みはもっぱら下半身と心の悩みであった。
中 学 3 年 生 の初夏、
ずっと楽しみにしていた修学旅行で京平はショックを受けた。
あれは入浴時間の事だった。
クラスメートの何人かは立派な陰茎を晒し
脱皮を済ませ見事に亀頭を膨らませ隆々としたカリを誇示していた。
かなりのクラスメートは未だに包茎であったが、
太さは引けを取らぬほどに成長していた。
京平はというと…
陰毛は蓄えてはいるものの、その大きさは幼 児 並みで
包茎であることはもちろんのこと、その先は皮が余り過ぎて
まるで花が開く前の朝顔の蕾のようであった。
恥ずかしさのあまり咄嗟にタオルで前を隠そうとしたが
その前に悪友に見つかってしまい
「おい、みんな見てみろよ!京平のちんこ、めちゃくちゃ小さいぞ!」と
タオルを奪われてしまった。
好機の目に晒され泣き出したいほどであったが、
なぜかみんなに見られる事に異様に気分が高揚し、
ちんこが勃起してしまった。
「勃起してそれかよ~」
一人が大声で笑い出した。
それもそのはず、しっかり勃起するものの
その大きさは人差し指ほどだったのだから…
「みんな、やめてやれよ!」
親友の翔太がみんなの嘲笑を詰った。
「心配すんな、アソコの成長なんて個人差があるし、
そのうちちゃんとした大きさになるさ」
そう言って肩を抱いてくれた。
翔太に肩を抱かれて、ますますちんこはガチガチに勃起した。
おまけに心臓が早鐘のように打ち始め、
京平の目は翔太のペニスに釘付けとなった。
翔太も何か危うさを感じたのだろう、
京平から離れるとそそくさと湯船に飛び込んだ。
あれ以来、ペニスの大きさに悩むと共に、
自分はもしかして男性が好きなのではないかと思うようになった。
かと言って女性に興味がないわけではなかった。
グラビアの水着アイドルを眺めればちゃんと勃起するし、
何度もヌードのグラビアでオナニーもした。
だが男性ヌードにも興味を持ち、
立派なペニスを舐めてみたい衝動にも駆られた。
『私って男も女も好きなのかな?…』
自分自身、頭がおかしくなりそうだった。
将来、ちゃんとした結婚が出来るのだろうか?
いや、それよりもこの大きさのペニスで子作りが出来るのだろうか…
勉学に勤しまなければならぬ年齢だと言うのに
京平はずっと下半身のことで頭がいっぱいだった。
「そんなに悩むなよ」
放課後、ハンバーガーショップでシェイクを飲みながら
翔太が励ましてくれた。
悪友の翔太とは学力も同じだったので同じ高 校 に進学した。
「わかってはいるんだけど…」
「おまえさあ、もしかしたら女に生まれてくる予定だったのかもな」
「えっ?」
「気づいてないか?お前、どんどん女らしくなってきているぞ」
そう言って翔太は京平のシェイクを持つカップに指を指した。
「ほら、小指が立ってる」
「やだ…ほんとだ…」
慌ててカップをしっかりと握る。
「それだけじゃあないぞ。お前、なんだか色っぽいし、
話し方も女っぽいからこうしてツルんでいても
俺、なんだか女とデートしてる気分になっちまうしさあ」
何バカな事を言ってるんだよ
そう突っ込まなくてはいけないんだろうけど
何故か翔太に告白されたようで心臓がドキドキした。
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