2021.02.16 (Tue)
兄と妹 12
翌朝、昨晩のセックスの激しさに
ついつい夫婦共々に寝坊してしまった。
「あなた、ごめんなさい
まだ朝ごはんの用意が…」
主婦失格だわと明美は情けなくなった。
「いいよ、いいよ。
駅でモーニングでも食べるから」
今までも主婦としていたらない点は多々あった。
それでも夫の啓司は明美を責めたりはしない。
そんな時に限って夜の営みで
「罰を与えなきゃな」と
SMまがいのハードなプレイを施してくれるので
今夜もまた…と思わず明美は期待した。
そんな期待をぶち壊すかのように
「あ、そうだ。今夜は残業で遅くなるから
先に食べてていいぞ。
もしかしたら日付が変わる頃の帰宅になるかもしれないから
気にせずに先に休んでいてくれ」と
まるで今夜は何もしないからなと
言っているようなものだった。
「それにしても美穂のやつ遅いな」
いまだに寝室から姿を現さない美穂を案じた。
「まだ気分が優れないんじゃないかしら
大丈夫よ子供じゃないんだから
体調が悪ければ自分で病院にでも行くでしょ」
そんな明美のセリフを美穂は自室のドアの内側で聞いていた。
『私が寝坊したのはあんた達のせいよ!
昨夜、バスルームであれだけ派手に喘ぎまくられたら
こっちは悶々としちゃって眠れるわけないじゃないの!』
昨夜は夕飯を抜いたものだから
空腹が激しかったが美穂は再びベッドに潜り込んで
ふて寝を決め込んだ。
『今日は学校を休んじゃおう…』
伸二に学校を休むから先生に伝えておいてねと
LINEを送信して義姉の明美を伸二に犯させる計画を
綿密に練ることにした。
伸二が美穂からのLINEに気付いたのは
今まさに担任の先生が出席を取ろうとしている時だった。
担任に美穂は欠席をする旨を伝え、
伸二はLINEの画面を見つめながらため息をついた。
『お前は呑気でいいよなあ』
美穂の義姉を犯す実行犯は自分なのだ。
童貞を捨てたとはいえ
巧く義姉の彼女を抱けるだろうか…
いや、例え巧くハメれたにしてもその後どうするんだ?
俺、義姉の彼女に訴えられたら人生終わるじゃん。
しかし、実行しなけれゃ美穂との付き合いが終わってしまう。
さあ、どうするんだ俺!
昨夜は勢いでヤル気満々だったが
刻一刻と放課後の時間が近づいてくると
伸二はソワソワしはじめた。
結局、どうしたらいいのか結論が出ないまま
放課後、伸二は美穂の家を訪ねた。
チャイムを鳴らすと義姉の明美が出迎えてくれた。
「あら?お見舞いに来てくれたの?
困ったわね…あの子、病院に行くと言って
まだ帰ってきてないのよ」
病院に?
では、仮病ではなくてホントに具合が悪いのか…
伸二は犯行を実行しなくてもいいのかもしれないと
安堵した。
「もうすぐ帰ってくると思うから中へお入りなさいな」
また来ますと遠慮した伸二の腕を取って
無理やり家に上がらせた。
一方、美穂は頃合いを見計らうべく
非常階段で身を隠していた。
伸二が実行に取りかかる頃に
こっそり家に戻って物陰から
一部始終をスマホ動画に収めるつもりだった。
そうとも知らずに明美は甲斐甲斐しく伸二の接待をしていた。
「こんなものしかなくて…」と
クッキーとジュースをテーブルに並べた。
気まずい空気が流れる。
先に言葉を発したのは明美だった。
「伸二くん…だっけ?」
「はい。伸二と言います」
緊張した返答に明美は胸がキュンとなった。
「伸二くんはさあ…
昨日、美穂ちゃんとヤったのが初めてだった?」
明美は伸二との接点がなく、
話題が思い付かなかったので
つい、余計なお世話とは思いながらも
そんなことを口走ってしまった。
「はい。昨日が初めてでした」
緊張している伸二はバカ正直に白状した。
「で…?どうだった?」
明美は心拍数が上昇しているのを感じた。
これ以上は聞いてはならないのに
何故か聞きたくて仕方なかった。
「ねえねえ、もっと詳しく教えてよ」
明美は対面の席を立って伸二の隣に腰掛けた。
女というものに免疫のない伸二は
隣に明美が座っただけで赤面した。
『うふっ、この子、可愛いわ』
明美は密着するようにピッタリと体を密着させた。
微かに体をずらそうとする伸二の手をすかさず握りしめた。
「ねえ、美穂ちゃんのおっぱいおおきかったでしょ?」
そう言いながら明美は胸をグニグニと伸二の肘に押し付けた。
「お、大きかったです…
でも…お姉さんの胸も…大きいです」
まあ、お世辞なんか言わなくていいのよ
あ!じゃあ、比べてもらおうかしら
そんなことを言いながら、
明美は伸二の手を取って自分の乳房に導いた。
着衣の上からだが、伸二の手を胸に当てた瞬間、
明美の心の中で何かが弾けた。
2021.02.10 (Wed)
兄と妹 11
「ああ…あなた、そんないきなり…」
自分から誘っておいて
明美は体裁を取り繕うかのように拒否の声をあげた。
「何を言ってる
お前のここ、ドロドロじゃないか
俺が帰ってくるまでオナニーでもしてたんじゃないのか?」
啓司に指摘されるまでもなく
自分のおまんこがヌルヌルに濡れていたのを自覚していた。
たっぷりと濡れたおまんこは
啓司が腰を振る度にぐちゅぐちゅといやらしい音を立てた。
「ほら、明美のおまんこが嬉し涙を流して喜んでいるぞ」
サドスティックな自分の言葉に酔いしれて
啓司のペニスに強度が増す。
それを敏感に受け止めた明美のあえぎ声が
一段と大きくなる。
美穂の耳に届けばいいと思っていたが
そんなことを忘れて今は1人の女として
愛する男に挿入されてあえいだ。
「啓司、今夜のあなた、凄いわ!」
妻の明美が久方ぶりに自分を呼び捨てにした。
まるで婚姻前の付き合っていた頃のように…
それならばと啓司も付き合っていた頃の
仕事帰りにラブホで
短時間の逢瀬を楽しんでいたときのように
おもいっきり明美の尻肉に腰をぶつけた。
じゅぽじゅぽという淫らな音に
パンパンというアクセントが加わる。
「気持ちいい!啓司、気持ちいいわ!」
この気持ちよさは荒々しいからだけではない。
生で挿入されていることも大きかった。
啓司は美穂が一人立ちするまでは子供を作らないと
必ずコンドームで避妊した。
薄さ0.02ミリだから
着けていることに違和感がないと啓司は言うが
それでも非装着と生では雲泥の差だった。
これこそが本来の男女の交わりだと実感した。
おまんこがいつも以上に収縮して
啓司のペニスを締め上げる。
「明美…ダメだ、逝きそうだ」
啓司の手が腰から尻に移り変わる。
抜いて膣外射精をしようとしているのを感じた。
「啓司、今夜は大丈夫よ。
中に…中におもいっきり出してぇ~~」
明美は美穂に届けとばかりに大きな声で
中だしを求めた。
その声の大きさにつられて啓司もまた
「逝くぞ!いいか、中に出すぞ!」と
叫んでいた。
その声の大きさは美穂にだけでなく
きっと隣近所にさえ届いていたかもしれない。
啓司の手が尻から再び腰に移り、
明美の体をグッと自分の股間に引き寄せた。
次の瞬間、とんでもなく熱い波動が
明美の子宮を撃ち抜いた。
『妊娠したわ』
女だけにわかる確かな手応えだった。
『気持ちいい…』
中に出すのがこんなにも気持ちいいとは…
おまんこの余韻に浸りながら
啓司はゆっくりとペニスを引き抜く。
後を追うようにトロリと精液が流れ落ちる。
明美は甲斐甲斐しく啓司のペニスを綺麗に洗ってくれる。
愛しむように丁寧に洗ってくれるものだから
ペニスが再び勃起し始める。
「今夜のあなた、凄いわ」
シャボンをシャワーで洗い流して
勃起したペニスを口に咥える明美…
『明美…すまない…』
明美を抱きながらも
啓司は心の中で美穂を抱いていた。
初めて触れた妹のおまんこの滑らかさの余韻が
指に残っていた。
『あいつ、誰にバージンを捧げたんだ?
どこかの馬の骨に処女膜を破られるのなら
俺が直々に貫通してやればよかった』
啓司は明美を愛している。
それ以上に本音は美穂を愛していた。
ご近所の昔からの馴染みの方は
二人が血の繋がりのない兄妹だと知っているが
最近知り合った人たちは
兄と妹がデキてしまったと聞けば不潔に思うだろう。
啓司は愛欲に流されるよりも世間体の目を気にしていた。
2021.02.09 (Tue)
兄と妹 10
「なあ、さっきの話だけど
美穂さえよければ、俺、結婚してもいいと」
パンツを履きながら話を蒸し返す伸二の唇に
美穂はキスをした。
伸二を黙らせるにはこうするしかないと思ったからだ。
そして、ふと、ある計画を考え出した。
「いい?あっちに聞こえないように小さな声で話しましょう」
美穂がそのように確認すると
伸二もわかったとばかりにコクりとうなづいた。
「私、あんたと将来的に結婚してやってもいいわ」
そう言うと「ほんとか?」と大きな声を出したので
美穂は伸二をキッと睨んだ。
「ああ、ごめん、ごめん」
美穂の剣幕に伸二はわかったとばかりに小声で謝った。
「あの女、腹立つでしょ?」
美穂にそう言われても、
伸二の目には明美という女は
美穂との結婚を勧めてくれた
いい女という印象だった。
「大体、あの女は考えが古いのよ
おまんこしたからって
結婚しなきゃいけない法律なんかないわ」
しかし、その古風さを反対に利用させてもらおうと
美穂は思った。
「あんた、もう童貞じゃないんだから
おまんこのやり方はわかったわよね」
うん。仕方なく伸二は肯定した。
「あんた、あの女を姦っちゃってよ」
はあ?何を言い出すのかと美穂の真意がわからず
伸二は怪訝な顔をした。
「あんた、あの女とヤってみたいでしょ?」
そりゃあ魅力的な女性だし、
相手してくれるのであれば抱きたいと
伸二は素直にそう言った。
「きっとあの女もあんたの事を満更じゃないと思ってるわよ
でなきゃ赤の他人の男のちんぽなんか拭かないわ」
美穂の力説に、それもそうかもと伸二は思った。
「私は将来の旦那様がセックス下手なのはイヤなの
わかる?いろんな女とセックスして上手になってほしいのよ」
素直な伸二は、それはそうかもと俄然乗り気になった。
決行は明日の放課後ということで計画を詰めた。
伸二が帰るのと入れ違いに兄の啓司が帰ってきた。
食卓には二人分の食事が用意されていた。
「あれっ?美穂の分は?」
そう明美に尋ねると、
「食欲がないそうよ」と
素っ気ない返事が返ってきた。
「どうしたのかな?」
美穂の部屋のドアに目をやって啓司は表情に憂いを浮かべた。
「何があったのか聞いてらっしゃいよ
あの子、私に心の壁を作って
打ち解けてくれないんですもの」
明美に尻を叩かれて、やれやれと言いながら
啓司は美穂のドアをノックした。
返事がなかったので
「美穂、入るぞ」と声をかけて部屋に入った。
部屋の灯りはつけられておらず、
真っ暗の中で立ちすくむ美穂を見て啓司はぎょっとした。
暗がりの中でも視認できるほど白い肌の美穂…
そう、美穂は一糸纏わぬ裸体であった。
「何してるんだ。風邪を引くぞ」
啓司が毛布を掛けてあげようとベッドに近づくと
美穂も同じようにベッドに近づいて、
その上に座り込んだ。
「見て…私、女になったの」
美穂はそう言って
ベッドのスタンドの灯りをつけて
脚をM字に開いた。
またいつもの病気が出たのかと
啓司は無視して部屋を立ち去ろうとした。
美穂は慌てて啓司の手を取って引き寄せ、
同じようにベッドに座らせた。
「ほら、触って…」
啓司の手を股間に持っていく。
啓司の指先がヌラリと濡れている湿地帯に触れた。
若い女のおまんこに触れ、
思わず啓司は我を忘れそうになる。
「美穂!前々から言ってるだろ!
僕らはこういうことをしてはいけないんだ」
そう言いながらも啓司のペニスはこれでもかと勃起した。
必死に誘惑を断ち切って啓司は部屋を出た。
「あなた、美穂ちゃんどうだった?」
そう尋ねながらも啓司が勃起しているのを
明美は見逃さなかった。
「少し食欲がないだけみたいだ
実は俺も食欲がないんだ。
今夜はもう風呂に入って休ませてもらうよ」
啓司にそう言われて食事にラップをして
冷蔵庫に入れながら
『あの、淫乱女め!
啓司さんを誘惑したに決まってるわ!』と
女としての嫉妬心がメラメラと燃え上がった。
ハッ!もしかしたら美穂の事を考えて
啓司さんったら浴室で
オナニーでもしてるんじゃないかしら
女の嫉妬心が疑心暗鬼を目覚めさせる。
明美は急いで啓司の後を追うように
服を脱いで素っ裸になると浴室に飛び込んだ。
啓司は勃起したペニスを鎮めようと
冷水シャワーを股間に浴びせていた。
明美が浴室に現れると慌てて冷水を温水に戻して
何食わぬ顔をした。
「どうした?」
啓司の問いかけに
「たまには夫婦水入らずで
お風呂に入ってもいいじゃない」と
啓司に抱きついてきた。
たちまち半勃ちのペニスに力が漲ってゆく。
明美は啓司を立たせると、
すかさずペニスにしゃぶりついた。
『このちんぽは私だけのモノ…
美穂になんか譲ってあげないわ!』
明美は初めて美穂を心の中で呼び捨てにした。
美穂が啓司を狙っているのを女の勘で知っていた。
「あなた、ここでハメて…」
明美はバスタブに手を着いて尻を啓司に向けた。
この男に孕ませてもらいたい…
子供を宿せば美穂だってあきらめてくれるに違いない。
一人の男を取り合うメスの本能が
優位になりたいと疼いていた。
バスルームでセックス…
あの日、初めて明美と結ばれたシチュエーションに
啓司のベニスは滾った。
あの時の興奮が甦る。
「もっとおまんこを俺に見せろ!」
啓司は明美の背を押して
猫が交尾する姿勢を取らせた。
いつもは暗い寝室で愛し合っていたので
明るいところで明美のおまんこを見るのは
久方ぶりだった。
『この女のおまんこは
こんなにもいやらしかったのか』
ヌメリを帯び濡れて光っているおまんこ…
これは俺だけのモノだ。
たっぷりとちんぽを味合わせてやるさ
ヒィヒィよがりやがれ!
啓司はクンニも愛撫もなしに
いきなり明美のおまんこにペニスをぶちこんだ。
2021.02.06 (Sat)
兄と妹 9
「美穂!ダメだ!逝くっ!!」
小さく伸二が呻くと
痛みでジンジンするおまんこに
痛みとは別の熱いもので埋められてゆく。
「伸二、あんた、中で出した?!」
乙女から女になった喜びよりも
妊娠するかもしれないという怖さが
美穂の脳裏に浮かんでゆく。
伸二もまた、
射精した興奮から醒めてくると
自分の仕出かしたとんでもない事に驚愕した。
「ごめん!ごめんよ美穂!」
やっちまったという真実に
伸二のペニスはあっという間に萎み
平常時以下に縮んだイチモツが
ズルリと抜け落ちた。
乙女を散らした痕跡を追いかけるように
ドロリと伸二の男のエキスが割れ目から
尻の谷間を伝いシーツに溢れた。
「どいてよ!」
ショックを受けて力の抜けた男の体は
意図も簡単に美穂に弾かれた。
美穂の股間から流れ落ちる白い液体を確認した伸二は
慌てて部屋を眺めてティッシュを探した。
テーブルの上にティッシュボックスを見つけると
二度三度とティッシュを抜き取り
それを美穂の股間に押し当てた。
「触らないでよ!」
美穂の唇は怒りでワナワナと震えていた。
ドアに耳を押し当てて
中の様子を伺いながらオナニーしていた指を止めて
明美はただ事ではないと感じた。
「美穂ちゃん!どうしたの?」
勢いよく部屋に飛び込んだものの
裸で呆然としている美穂と伸二の姿に
見てはいけないものを見てしまったと恥じた。
明美の姿を見て、
伸二が弾けるようにベッドから飛び降りて
いきなり土下座をして
「お姉さん、すいません!
俺、美穂とやっちゃいました!」と
涙をボロボロ流しながら詫びた。
「こいつ、中に出したのよ!」
紅白に染まったティッシュを、
これ見よがしに振りかざして美穂が怒鳴った。
「美穂ちゃん、落ち着いて。
前の生理はいつだったの?」
明美の言葉の真意に気付いて、
ああそうかとうなづいて
「えっと、確か…」と生理のあった日を教えた。
「それなら今日は安全日よ
確実とは言えないけど多分大丈夫だわ」
そう言って上げると
美穂はようやく安堵の表情を浮かべた。
「とにかく美穂ちゃんはシャワーを浴びてらっしゃい
それと…あなた、ちょっとこちらへいらっしゃい」
そう言って伸二をリビングに呼び出した。
「そこに座って」
フルチンの伸二を座らせると
おちんちん、綺麗にしてあげるわねと
おしぼりでペニスを拭き始めた。
『このちんぽが美穂ちゃんのおまんこに…』
初めて見る十代の男の子のペニス。
肌艶がよく、
亀頭のエラの張り具合は未成熟だけど
味わってみたいと生つばが出てきた。
「で?」
これ以上見ていると目の毒だわと
伸二の顔に目を戻して諭すように話し始めた。
「君は美穂ちゃんを抱いたからには
ちゃんと責任を取るのよね?」
美穂を傷ものにした限りは
将来の伴侶にすることを誓いなさいと問い詰めた。
「伴侶?ああ、嫁にしろと言うことですか?」
伸二としては願ったりかなったりなので
明美の申し出には拒む理由などなかった。
そこへ裸体にバスタオルを巻き付けて
美穂が飛び込んできた。
「なに勝手に人の人生を決めようとしてんのよ!」
あんたもあんたよ、
将来のことなどわかりませんと拒否しなよと
伸二の頭をピシャリと叩いた。
「美穂ちゃん、そうは言ってもこれは大切な事よ」
なだめる明美に対して
「私は、あんたなんかに将来を決められたくないの!」
と叫んで、
ほら、用事がすんだんだから帰んなさいよと
伸二の尻を叩いた。
「あ、じゃあ俺、服を着ますね」
そう言って家族の言い合いの元凶は自分なのに
これ以上とばっちりを食ってはたまらないと
服を着るために美穂の部屋に飛び込んだ。
美穂も後に続いて部屋にもどった。
ちゃんとお話をしましょうという明美の言葉に
「ほっといてよ!」と捨て台詞を残して部屋のドアを閉めた。
2021.02.04 (Thu)
兄と妹 8
そんな明美の思惑とは裏腹に
若い二人の性なる儀式は進んでゆく。
おっぱいを弄るために体を摺り上げた伸二のペニスが
ちょうど美穂の股間をツンツンしていた。
「あ…そこっ!そこなの!お願いそのまま挿して…」
角度的に伸二の亀頭が美穂のおまんこの膣口を捉えていた。
指一本しか挿入したことのないおまんこに
いよいよ太い男根か初めて挿入されようとしていた。
「えっ?」
思わず腰を引いてしまった伸二のペニスが
美穂のおまんこから逃げてゆく。
「やだ…さっきのとこよ!」
美穂に促されて伸二は再び挑戦する。
だが、微妙にずれている。
「違う。もっと下よ!
あっ!ダメダメ下に行きすぎだわ!」
AVの見すぎだろうか、伸二は手を沿えずに
スマートに挿入しようと試みている。
「あれっ?クソッ!」
伸二の表情に焦りが浮かぶ。
最初の男は兄の啓司に捧げると決めていた美穂だったが
伸二にクンニを施され、胸を揉まれては
居ても立ってもおられない。
今は好奇心に満ちて、初体験を終えたいという
一人の女子高生になっていた。
『舐められただけであんなに気持ちいいんだもん
挿入されたらそれ以上の快感がやってくるに違いないわ』
いつかは啓司に抱かれたいとは思うが
それはいつになることやら…
その間に自分の体が賞味期限を過ぎてしまうかもしれない。
今が乙女から女に脱皮するチャンスなのかもしれないと
伸二を迎え入れる決意を固めた。
焦れったくて美穂は伸二のペニスに手を伸ばした。
初めてペニスを触ったときは驚いたが
カラオケボックスで免疫が出来ていたので
恐れることなくしっかりと握ることが出来た。
「ここよ」
亀頭の先っぽをいつも指で遊ぶ部分へと導いた。
「よ、よし!入れるぞ…」
挿入すると宣言したものの伸二は躊躇った。
まだ美穂の口から「好き」とも「付き合いたい」とも
言ってもらってないからだ。
「なあ、お前、俺の事が好きなんだよな?」
挿入するぞと言っておきながら
このタイミングでそんなことを聞く?
美穂の気持ちが一気に萎えた。
「やあ~めた!」
おまんこにロックオンしていたペニスを外した。
「えっ?何だよ!」
童貞を捨てることが出来ると思っていた伸二は
美穂の態度に腹が立った。
「俺の何が気に入らない?
今までもそうだ!デートしても手も握らせてくれない。
何度もセックスが出来るチャンスがあったのに
いつもお前は俺から逃げる!」
何でも言うことを聞く下男のように思っていた伸二が
初めて美穂に楯突いた。
「何よ!バカなくせに偉そうに!」
伸二の頬を平手で打とうとしたその手を
伸二ががっしりと掴み、
美穂が身動きできないようにのし掛かってきた。
「ちょっと!重いわ!どいてよ!!」
抵抗してみても伸二の体はびくともしない。
「おとなしくおまんこさせろよ!」
伸二はペニスを握りしめ、
先ほど美穂が教えてくれたポジションにペニスを導く。
亀頭の先が確実に膣口を捉えていた。
『挿入される!』そう思った次の瞬間、
おまんこに激痛が走った。
「痛い!痛いの!やめてよ伸二!」
美穂の言葉など伸二の耳には入ってこなかった。
今まで経験したことのない快楽をちんぽに感じていた。
『これがおまんこか!なんて気持ちいいんだ!』
今まで手を使ってシコシコと
ペニスに与えていた快感とは月とすっぽんだった。
ちんぽっておまんこをするためにあるんだと
そう思わずにはいられなかった。
腰が自分の意思とは関係なくバコバコと動いた
「美穂!美穂!美穂!」
感激のあまり美穂の名を連呼した。
愛の囁きなど、まったく頭に浮かんでこなかった。
身体中の神経がペニスに集約されていた。
その気持ちよさは、やがて大きな波動となって
尻から腰にかけてゾクゾクとした
寒気に似たような衝撃波が駆け抜けた。